
「奇跡の推し活」制作日記 Day18|最初のファンは自分だった
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は18ページ目。
「未来の自分を今日から応援する」
美咲の言葉をきっかけに、じゅんやはついに最初の一歩を踏み出します。
■ YouTubeを始めた

じゅんやはYouTubeを始めた。
最初の動画を投稿する。
何度も再生数を確認した。
結果は――
12回。
しかもそのうち1回は自分。
さらに2回は
動画を確認するために自分で再生したものだった。
登録者数は3人。
1人は友人。
1人は会社の後輩。
そして残りの1人は誰なのか分からない。
■ 「向いてないな」
「向いてないな」
じゅんやはスマートフォンを置いた。
やっぱり四十四歳から始めても遅かったのかもしれない。
そんな考えが頭をよぎった。
そのときLINEが届いた。
美咲だった。
《推しの最初の動画が12再生だったら、ファンをやめる?》
じゅんやは思わず笑った。
そして返信した。
《やめない》
すぐに返事が来た。
《じゃあ続けて》
■ 小さな数字
翌週。
じゅんやは2本目の動画を投稿した。
再生数は21回。
3本目は19回。
数字だけを見ればまだ何も起きていない。
それでも不思議なことに
昔ほど恥ずかしくはなかった。
再生されなくても。
誰かに評価されなくても。
以前のように
すぐ「向いていない」と決めつけることもなくなった。
■ 最初のファン
なぜなら。
じゅんやには
少なくとも一人だけ――
毎回必ず応援してくれるファンがいたからだ。
失敗しても離れない。
数字が伸びなくても見捨てない。
何者でもないころから
未来を信じてくれる。
そのファンは――
自分だった。
18ページ目では、じゅんやの「自分推し」が実際の行動に変わります。
結果が出たから応援するのではなく、結果が出ていないときこそ応援する。
かつて推しにしてきたことを、じゅんやは少しずつ自分にもできるようになっていきます。
次回もどうぞお楽しみに。