「おいしい」の先にあるもの。食べることは、言葉を育てることとつながる?
🍞 🥖 𓂃 ☕️
「おいしい」のその先にある言葉は
何があるのかな、
と考えていました。
食べることと、言葉を育てること。
一見、別々のことのようですが、
どこかでつながらないかなぁと思って。
🥄「おいしい」のあとに、もうひと言🍴
ごはんを食べて、「おいしい」と言う。
それだけでも、もちろん十分。
でも、ほんの少しだけ立ち止まってみると、
どうでしょう。
何がおいしいんだろう。
どんな香りがするんだろう。
ひと口目と、ふた口目では何か違うかな。
そんなふうに考えてみると、いつもの
食事が少し違って見えてくるかもしれません。
🍞注意を向けると、楽しさが変わる🍞
ある研究では、参加者の一部に、
レーズンをじっくり味わう課題をして
もらいました。これは、五感を使って
食べ物に注意を向ける「マインドフルな食べ方」を体験してもらうための課題です。
そのあと全員に、アンチョビやわさび豆、
プルーンなどを試食してもらったところ、
課題をしたグループのほうが、
試食した食べ物をより楽しいと感じる
傾向が見られました
(Hong ら、2014年、Mindfulness)。。
同じものを食べても、どこに注意を向けるかで、楽しさは変わるのかもしれません。
たとえば、焼きたてのパン。
「パンがおいしかった」と書くと、
そこで終わってしまいます。
でも、表面のサクッとした食感や、
割ったときにふわっと広がる香ばしい
香りまで言葉にできたら、
読んだ人にもそのおいしさが届きそう!

同じものを食べても、感じ取ることは
人それぞれだと思います。
だからこそ、それを言葉にするには、
ほんの少し観察してみるのがよさそうです。
🍎日常の中に、言葉の種は落ちている🍎
作文が苦手な子に「もっと詳しく書いてね」
と言っても、なかなか難しいものです。
そもそも、何を詳しく書けばいいのか、
わからないのかもしれません。
そんなときは、いきなり書いてもらう
のではなく、まず感じたことに
気づくところから、一緒に始めてみては
どうでしょう。
今日のごはんは、どんな味だった?
何が一番印象に残った?
どうして、おいしいと思ったのかな?
答えを探しながらお話ししているうちに、
自分の感覚を言葉にする練習になっていきそう。
これは子どもだけでなく、大人にも
当てはまりそうです。
そして、食事に限った話でもありません。
道端で見つけた花。
雨が降る前の空の色。
猫が気持ちよさそうに眠っている姿。
読んだ本の中で、なぜか心に残った一文。
何気ない日常の中にも、言葉に
できるものはたくさんあります。
ただ、気づかずに通り過ぎて
しまうことも多いんですよね、きっと。
🌼書くことは、感じることから始まる🌼
文章を書くというと、語彙力や文章力の
ことをつい先に考えてしまいます。

でもその前に、自分が何を感じたのか
を知ることが、はじまりなのかもしれません。
「悲しかった」という気持ちの中に、
寂しさや悔しさ、がっかりした気持ちが
混ざっていることがあります。
「楽しかった」というひと言の中にも、
夢中になった瞬間や、誰かと笑い合った
時間があります。
そんな違いに気づくと、言葉は
少しずつ具体的になっていくように思います。
自分の感じたことを表現できるようになると、
誰かの文章を読むときも、その人が
伝えたかったことを想像しやすくなりそうです。
書くことと読むこと。
どちらも、言葉の向こう側にあるものを
見つける作業なのかもしれませんね。
🏠いつもの暮らしを、少しだけ丁寧に見る🏠
作文のために、特別な体験は必要ありません。
毎日のごはんだって、見方をちょっと
変えれば、小さな発見があります。
立派な感想を書こうとしなくても大丈夫です。
感じたことを、そのままにせず、
少しだけ確かめてみる。
それだけで十分だと思います。
「おいしい」。
そのひと言の先に、どんな感覚が
隠れているのでしょう。
そう考えてみると、いつもの食卓が、
小さな学びの場所になっていくかも😃
そんな小さな気づきの積み重ねが、
いつか自分らしい言葉になっていく
のかもしれません。
明日のごはんの、ひと口目から。
ちょっと試してみたいと思います🥹

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