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Photo byishi99

魔術師としての現実と、ムカッとした日の祈り

    昨日、僕はスーパーの店員さんの言い方にムカッとした。
    夜には、妹のちょっとした発言にもムカッとした。
    不完全を肯定すると決めていたのに、やっぱり僕は“不完全に不完全を愛してゆく”しかないと痛感した日だった。

    かつて僕はキリスト教のある組織に関わって「神性の体得」という魔法のようなものを味わっていた。
    あの頃は、不快も怒りも、まるで風のように通り過ぎていく感じがあった。
    けれど今はもう、その魔法は崩れてしまっている。

    だから昨夜、僕は――
    神に真剣に祈った。

    正直僕は、キリスト教の言う「神」の全ては信じられない。
    けれど、聖書を見て、ただ「神ってこういう存在でもあるんだよな」と思い、
    素直に祈ってみたら、神性の力が少しだけ戻ってきた。

    理屈じゃない。意味もよく分からない。
    でも、確かに効いた。

    たぶん、僕は魔術師なんだと思う。
    信仰の枠にとらわれず、
    祈りや関係や対話の中で、相手の“魔法”を理解しようとする魔術師。
    そして、その魔法に応じて自分の力を調整しながら生きている現実者。

    それはとても地味で、時に無力な実践だけれど――
    人間は誰もが魔法を使っていると気づいた今、
    僕はこの道を、悲しさも優しさも携えながら歩いていく。


     
     
     
    学問と生活、AIとの対話を楽しみながら、今日も少しずつ現実を学んでいます。 キーワードは、「生きてから理解する」。 ワールドトリップとフィールドライフを往復しながら、 「生きることを生きる」毎日です。 足は現実へ、感性は虚構へ、心は尊厳へ。

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