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現実で直面する困難は、自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

    読書三昧とはいかないけれど、この4連休は、薄味のデジタルデトックスをしながら、まったりと本を読むことにしている。

    夕方に読み始めた、
    『「小さな私」の癒し方』
    (心理カウセラーmasa、KADOKAWA, 2023年6月)
    は非常に興味深く、一気に読み終わった。


    現実で直面する困難は、
    自分自身の潜在意識にある何かの「投影」だ。

    僕は最近、特にそう思って行動を振り返っている。

    この本でも同じことを、だけど、超具体的な物語の姿を借りて伝えていた。

    今も何度も繰り返す《困難》は、
    「小さな私(リトル・ミー)」
    からのメッセージだ。

    過去の自分と向き合う方法を、
    この本は優しく教えてくれる。

    いつからだろう。
    僕はよく「話し方がおだやかな人ですね」と言われることが多くなった。

    僕は、20代の後半くらいまで、
    カッとなったり、
    イライラしたり、
    いろんなことが上手くいかなくて悩んでいた。

    でもね、
    結婚式で父が挨拶している姿を見たときが、
    あれだけ苦手で嫌っていた父を「受け入れ始めた」瞬間だったんだ。

    たぶん、ここが分岐点だったのだろう。

    僕の中に、昔からいる、もう一人の「僕」。
    この本では、「リトル・ミー」と呼ばれる「僕」が、
    それ以降、僕の中で、穏やかに座るようになった。

    本を読みながら、
    「そうそう、そうだった。
     あの幼い頃のトラウマを、
     自分なりに少しずつ克服してきたんだ」
    と納得した。


    ページをめくるごとに、
    過去の自分と向き合い、
    今の自分を再確認する、ひとときの癒しを得ることができた。

     
     
     
    教室のいちばん後ろの席からの物語を。|現役高校教師の小説家|『くじらの部屋』シリーズ/SF短編「伊藤大志は、今日も。」/新シリーズ『音の見える物語』|創作大賞2022中間選考突破|元不登校の子の親|好きなものは紙の本と餃子カレー

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