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「僕には鳥の言葉がわかる」を読んで

    カンナ
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    鈴木俊貴「僕には鳥の言葉がわかる」



    絶対おもしろいという予想はしていたけど、こんなに爆笑するとは思いませんでした!

    シジュウカラの言葉を研究し続けて、ついに「動物言語学(Animal Linguistics)」というまったく新しい学問を立ち上げた鈴木俊貴先生の研究人生について書かれた本です。

    私は ”研究者" のヘンタイぶりを知るのが好きで、今までに前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」や、藤井 一至「土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~ 」などの本を面白く読みました。

    他の ”研究者" と比べて、鈴木俊貴先生は圧倒的にほのぼのしています!
    本文中のイラストも鈴木俊貴先生ご自身で描かれているのですが、学会の発表で「イラストもかわいくてわかりやすい」という感想をもらうほど、本職イラストレーター並みに上手くてかわいいです。

    先生のご両親のエピソードもほのぼのしています。
    私は鈴木俊貴先生のX(Twitter)をずいぶん前からフォローさせていただいていますが、季節になるとご実家のお庭に設置されたシジュウカラの巣箱内のヒナの様子がお母さまから送られてきた、とアップされます。
    そのお母さまが、隣家で毛虫が発生した庭木を切ろうをしたところ『今うちの巣箱でシジュウカラが繁殖していて、お宅の木から毛虫を運んでいる』から待ってほしい、とお願いしていたというエピソードなど、隣家の困惑ぶりが伝わってほんわかします。

    動物の鳴き声は感情表現のみで、言葉を使うのは人間だけとずっと信じられてきました。鈴木俊貴先生の研究で、シジュウカラは感情表現ではない名詞や文法を使うことがわかったのです。

    先生が目標とされているように、これから動物たちの言語が解き明かされることで、人間だけのものではない世界の解像度が上がっていくことを望みます。



    近所のシジュウカラ♡

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