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オチを言う頃には誰もいない。

    ご飯の後、子供がすぐスマホ見出して、
    何やらスクロールしてた。

    覗き込むフリしたら


    子 「キモっ マジで嫌っ」

    と本気で引いてきた。

    ここまでは別に想定内…


    また覗き込んだ。

    フリだよ。
    目線は壁だかんね。


    フリだと察した子供は、
    さっきほど、拒否ってこなかった。

    私
    「わかってんねん
    キモがらしたかっただけやん」

    て、これはコレでなかなかキモいんだけど


    その時ふと

    「ワテはキモがらせやや!」

    と、このヒラメキをどや顔で言い放つ私。


    マジでウザいと思う ごめん。 
    でも止まらんのよ。


    私
    「あれやんあれっ 怖がらせやってあったやろ映画アニメの」


    ここからがまた長い


    面倒くさそうにも、

    子
    「は?何のこと?説明全然わからん」


    私
    「あのあれやユニバーシティが…

    ちゃうな」


    子
    「ユニバーサル、スタジオ…
    あっそれは…USJか
    なんやねんもう…」


    私
    「緑の目だけの帽子かぶったのと
    けむくジャらのデカいコンビが

    子供部屋へ入ってさ、ドアから…

    アニメあったやん」

    ………………


    ずっと必死で説明するもイマイチわかってない様子の子供

    私
    「あの目玉のおやじの洋風版や」


    その辺でようやく

    子「モンスターズインクか」

    と気づいてくれた。


    子
    「確かに毛むくじゃらやわ」

    と笑うも


    子「ユニバって何やねん」

    となる。


    私「大学生のバージョンあったやん

    それのサブタイトルや」


    …………………


    もう自分の食べた皿をその間に洗ってしまい洗面所に行ってしまった息子。


    私
    「だ〜か〜ら」

    「あの怖がらせやの
    キモがらせやバージョンだぞっ!

    キモがる子供のエネルギーを吸い取るんや」


    と1番言いたい事を言う頃には食卓に1人だった。


    私の渾身のオチは、
    誰にも届かないまま終了した。


    映画のタイトルさえすぐに言えたら、数秒で片付く内容なのに…


    思いついた温度感のまま言えなくて、悔しくて今ここ。

     
     
    こじらせながら生きています。 人間関係や一人時間、理想と現実の間でモヤモヤしたことを考えたり、ささやかな攻略法を見つけたり。 そんな日々をnoteに書いています。

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