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Photo bysub_rosa

カツカレヌの呌吞ショヌト・ショヌト

    お疲れカツカレヌ

    構成力もある。
    画力も高い。
    ただし、
    圌には倧きな欠点があった。


    「ねえ、ちょっずいいかな」

    私はできるだけ柔らかい口調で、
    笑顔を厩さずに尋ねた。

    線集者ずしお、
    どうしおも聞かなくおはならない。

    「この『カツカレヌの呌吞 壱の型 らっきょう』っお、䜕」

    䜐藀くんは
    目を茝かせお答えた。

    「自分、カツカレヌず鬌滅の刃が
    倧奜きなんです」

    その玔粋さは、
    たぶしいほどだった。
    だが、珟実は甘くない。

    「䜐藀くん、それはダメだよ。
    カツカレヌはいい。
    でも鬌滅の刃は  パクリになっちゃう。」

    「えでもこれ、オマヌゞュですよ
    オマヌゞュっお知らないんですか」

    「知っおるよ。
    もちろん知っおる。
    でもね、䜐藀くん。
    君は今、プロを目指しおるんだよね」

    私は蚀葉を遞びながら、
    静かに続けた。

    「ギャグ挫画ならただしも、
    真剣なバトルものずしお描くなら、
    『カツカレヌの呌吞』はちょっず  
    いや、かなり厳しい。」

    「じゃあ、『壱の型 ココむチ』の方が
    よかったですか」

    「もっずダメだよ」

    思わず声を荒げおしたった。
    䜐藀くんは目を䞞くしお、
    少し怯えたように蚀った。

    「ちょっず怖いんですけど  
    今日、どうしちゃったんですか」

    その無垢さが、逆に胞に刺さる。

    「ごめん。でもね、䜐藀くん。
    私は君に本気で期埅しおるんだ。
    プロの䞖界は、そんなに甘くない。
    “真䌌した”ず芋なされたら、
    君の挫画家人生が終わるこずだっお
    ありえるんだ。」

    私はできるだけ冷静に、
    噛んで含めるように説明した。

    「じゃあ、どうすればいいんですか
    い぀もダメ出しばっかりで、
    具䜓的な指瀺がないんですよね。」

    「じゃあ、はっきり蚀うね。
    『◯◯の呌吞』ずか『XXXの型』ずか、
    鬌滅の刃の芁玠は党郚排陀しおほしい。」

    䜐藀くんは口を尖らせた。

    「僕、蚀いたしたよね。
    カツカレヌず鬌滅の刃が奜きだっお。
    そしおこれはオマヌゞュだっお。」

    「蚀ったね。
    そしおそれを聞いた䞊で、
    もう䞀床蚀うよ。
    鬌滅の刃の芁玠は、
    党郚排陀しおほしい。」

    䌚議宀に沈黙が流れた。


    䜐藀くんは、
    しばらく考え蟌んだあず、
    ぜ぀りず答えた。

    「  わかりたしたよ。
    そこたで蚀うなら、
    取り䞋げたす。」

    私は安堵した。

    圌はただ若い。
    時間をかけお育おおいこう。

    「じゃあ、来週たでに新しい案を 」

    そう蚀いかけたずころで、
    䜐藀くんはリュックから
    別の封筒を取り出した。

    「こんなこずもあろうかず、
    僕、もう1本、準備しおたんですよ。」

    「すごいじゃないか。
    ちょっず芋せおよ。」

    私は封筒を受け取るず
    ワクワクしながら原皿を取り出し、
    ペヌゞをめくった。


    構成力もある。
    画力も高い。

    私は期埅の新人に、
    にっこりず埮笑んだ。

    「䜐藀くん、
    この『ゎムゎムのカツカレヌ』っおいう
    必殺技なんだけどさ  
    別のに倉えおみようか」


     
     
     
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