
バックアップがあるのに、なぜ会社は止まるのか?

みなさまこんにちは。
今年の夏は本当に私の体に堪えました。
そんなに暑い夏でもなかったと思うんですけどねえ。
実は夏バテではない?
まあ、今度の月例通院の時に聞いてみましょう。
では、本題に入ります。
「バックアップはあります」と言われたときに考えること
私は、いろいろな方から「バックアップはちゃんと取っています」というお言葉をいただきます。
そして、これはこちらから申し上げるときもそうでないときもあるのですが、気になってしまうのが
「リストアテストはしているのかなあ?」
ということです。
私はWindows95の時期からバックアップの担当になったことはこれまでにも何度となくお話ししてきましたが、そういうときに大損するか否かの瀬戸際に立たされていたお客様たちのことをいまから思い返しますと、リストアテストをやっておけば、少なくとも「損」の方向に落ちてしまう可能性だけは潰せたのかなと思います。
Windows 95時代のバックアップソフトの経験
この時代のバックアップソフトはねえ…。Windows95が極めて不安定だったことに乗じたちょっと阿漕な製品であったことは、正直否定しがたいと思います。
何と言っても、バックアップを取得したその環境にしかリストアできなかったわけですからね。HDDの寿命だから交換しようという需要にすら応えることができなかったというものでしたから。
「正常終了」と「復元できる」は違う
多くの方は、バックアップソフトが「正常終了」と表示したらそれで安心してしまいます。しかし、それはあくまでもそのソフトウェアが「正常に終了したと自称している」に過ぎません。
ですので、本当に大丈夫なのかどうかはリストアして確認してみるしかありません。リストアテストが不可欠である理由ですね。
まあ、私がWindows95時代にサポートしていたバックアップソフトは、OSがクラッシュしたときに、元のままの環境にリストアするしかありませんでした。ここがこのソフトのひどいところだったとは思います。Cドライブしか使ってない場合、システムとともにデータも最悪諦めるしかないわけですからね。
ですので、当時のPCに関しましては、システムとデータをたとえばMasterとSlaveということで別ドライブに毅然と分けておいて、データはドラッグ&ドロップでバックアップすることが可能ですのでそのようにしておいて、システムはバックアップソフトでバックアップしておき、HDDが寿命を迎えた時には、バックアップからのリストアが難しければ、3日ぐらいの完徹を覚悟して環境の再構築からやると、そういう方法しかなかったように思います。
データを復旧できても業務が再開できないケース
これは様々考えられると思うのですが、やはり一番大きいのはデータを復旧できてもシステムを復旧できないというケースが一番大きいのかなと思います。
個人のPCと違い「システムはリストアできなかったから3日完徹で復旧」なんて悠長なこと言ってられませんよね。
ですので、最近のバックアップはシステムをバックアップする機能ってだいたい持っているように思います。そういう機能を使用して、システムに新しいソフトウェアを導入したときなど大きな変更があった場合、およびある一定の間隔で、業種にもよると思いますが最低でも年1回ぐらいはバックアップを取っておくべきじゃないかと私は考えています。
そのシステムを含めたバックアップは、オフサイトバックアップとして弊社でお預かりして、管理を行うとともにリストアテストも弊社で代行いたします。
大災害などオンプレミスで保管していらっしゃるバックアップだけでは復旧できない場合の最後の砦としてご利用いただけると確信しております。
災害時にはデータもシステムも持って行かれてしまいますから、弊社で管理しております「最後の砦」に関しましてはオフサイトバックアップ+リストアテストという形で信頼を担保すると同時に、いざというときにはポータブル電源+最低限の代替機材をお届けに行くという方針で業務を行っております。
電源・通信・PC・周辺機器まで失われる可能性
大災害ということになりますと、電源・通信などのインフラも利用が不可能になります。
このことは東日本大震災で日本人は十分認識したはずなのに、その後クラウドで遠隔地のバックアップができるとなったら大災害の教訓を忘れてしまうんですね。日本人というのは「災害慣れしている」と言いますか、割と大きな災害でもあっという間に忘れてしまうんですね。
ですので私がこの業務を始めたときにも「遠隔地バックアップってクラウドとどこが違うんだ」と笑い飛ばされたこともありましたよ。通信回線が使えるか使えないかという大きな違いがあるんですが、ご理解いただけなかったようで。
繰り返しになりますが、大災害なんかが起こりましたら
ポータブル電源+最低限の代替機材+オフサイトバックアップ+リストアテスト
で、お客様の業務の中核だけはとにかく早く復旧することに努めてまいります。
だからDR/BCPでは「復旧」ではなく「再開」まで考える
以上のようなことがありますので、DR(災害復旧)およびBCP(事業復旧計画」では、データの復旧だけで済ませるわけにはいかないんですね。優先順位はあるにせよ、御社の業務が順次再開していき最終的に全ての業務が復旧できて初めて我々の任務が完了なのです。
「何があっても事業を止めない」の意味
「何があっても事業を止めない」という我々の理念は、上記したこと全てを含めています。「クラウドがあるから大丈夫」ではないということをご理解いただきたく思います。
「いま大災害が起こったら、復旧は?」という疑問
これに関しては常々頭の隅に置いておいていただきたいのですが、我が社がいま大災害に襲われたら、復旧の手順はどうなるだろうということがあります。
通信・電気・ガス・水道、全てのイさほど関係ないかも知れませんが、通信・電気は大問題でしょう。
対策は立っていますか?
というわけで今日はこの辺で
あとはいつもの宣伝なわけですが…。フォームのご紹介です。
5分でわかる DR/BCP体制 危険度チェック
バックアップの取得状況や復旧体制などについてご回答いただくことで、
現在のDR/BCP体制を簡単にセルフチェックできます。
「バックアップは取っているけれど、本当に十分なのだろうか。」
そう感じられた方は、ぜひ一度お試しください。
また、より詳しいご相談をご希望の方には、お困りごと相談フォームもご用意しております。
こちらは基本無料、人間による回答となります。
バックアップ運用、リカバリテスト、データ復旧、DR/BCP体制の構築など、お気軽にご相談ください。
このnoteの質問箱からのお問い合わせも歓迎いたします。
LinkedInなんかもぼちぼちやっております。
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時々ご覧いただければ幸いです。
配信もやっています。基本、日曜夜8時を目指します。
https://www.youtube.com/@%E6%9D%91%E5%B3%B6%E5%94%AF%E6%9C%97
もしよろしければご覧下さい。しかしYouTube配信って、結構手間がいるんですね…。
目次を貼っておきますので、他の記事もご覧になってください。
では今日はこの辺で。