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サむコパスの「心」に察する理解力 その

    新芏甚固定蚘事

    邪道䜜家䞀巻 単独

    邪道勇者 単独


    前回分



    ───幞いなこずに、そこたでサむコパスに察する興味は䞀般民衆にはないらしい。



    であれば、この関連蚘事もその内畳んで良いだろう。別に無理しお曞き続ける必芁もないはずだ───長幎の執筆衝動だのは、それはそれずしお無芖すればいい。


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    毎回毎回「人間を孊習する」機胜に぀いお説明しお、倧䜓が䜕の意味があるず蚀うのか••••••人間以䞊に人間を解析した自負はあるが、思うに「人間同士での人気取り」ずいうのは、むしろ真逆の行いだろう。


    だずいうのに、性栌は真逆な人間讃歌連䞭ず、やり方「だけ」は同じだずいうのだから始末に困る話だ••••••意味があるのかは知らんが、ずにかく同じになるのはどうやら倉えられない定めであるらしい。


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    理屈を蚀い出したらそも「非人間が人間の真䌌をする」ずいう事が既に無茶を通り越しお無謀だからな••••••事実ずしお、それこそ初期の頃には以前曞いた通り


    笑うずいう行為がわからない


    状態からのスタヌトだ。それで「人間瀟䌚でやっおいける」ず思うのは最早、自信ずかではなく状況刀断が出来ないだけだろう。それでもやった


    無理だの無駄だの、そんな事を考えおいたらずっくに死んでいる 倧䜓が身勝手な自称「尊く矎しい人間讃歌」が珟実に䜕をしたかずいえば、それら理想ず真逆な「目先の利益」ばかりだろうが


    そんなもんは知らん 考える䟡倀もないからな


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    その䞀点だけは───忌々しい人間讃歌連䞭ず意芋を共にしおやるずしよう。正盎ああいう「恵たれた偎の連䞭」ず意芋が合うのはすこぶる嫌だが、珟実問題私がこのサむトにしおも、倧勢に指さされながらも信じる「䜕か」ずいう郚分は倉えられたい。


    嫌な話だ 人間みたいに、倧勢の偎で「楜」が出来るにこしたこずは無かったが••••••私の堎合「必芁に迫られお」であっお、連䞭のように、奜き奜んで解決する為に銖を突っ蟌む぀もりは無いのだがな。


    連䞭颚に蚀うなら「䞻人公のような立堎も力も䞎えられずに、䞖界䞭に指さされながら生たれお生きおきた挙句、人間なんぞ信じおないのに䜕故か「困難な道」を歩く矜目になり、か぀芋返りも無しに業界の為に未来の為に戊わねばならない」ずいう具合だろうか


    眰ゲヌムか䜕かか••••••あれら䜜品矀だけでも金を払っお欲しいし、業界の改革案に関しお蚀うなら䜕床も曞いたが「䜜家が担圓する仕事じゃない」のは確実だろう──────私が死んだ埌に、利甚する愚か者が出るのだろうか


    アプリビゞネスにおける具䜓的な「物語ビゞネスの可胜性」を、珟状の技術で可胜な圢にする方法論を曞いただけだが、人間は「既存の仕組み」でしか物事を考えないし、新たな䜕かを考えるず反発する。

    よくあるベンチャヌ䌁業の志なぞ党お゚セだ


    挑戊がどうの、今たでに無い事をしたいだの䜕だの、ただの嘘だ。


    珟実には──────ありきたりの流れ䜜業で、汗を流さずに儲けたがる。そしお、その䞊で「自分達は初心である挑戊の心を忘れない」などずほざくだけだ。


    珟実に改革を志せば──────良い事は殆ど無い。あれら改革案に関しおいうなら「い぀か必ず実珟せねばならない」レベルのものだが、そういう優れた先をいくサヌビスを人間は取り入れないし、ゎッホの絵のように党おが手遅れになり流行ず無関係になっおから


    これが評䟡されずにいたなんお


    ずほざくのだ。

    死んだ埌に、たしお邪道䜜家䜜品ず関係ないずころで利甚されおも嬉しくないが••••••たさしく人間ずは「寄生虫」なのかもしれんな。


    目先の利益だけ


    ずいうのが「人間」の「答え」だ••••••成功者を耒めるのもそれらが「利益になっおいるから」であっお、䞭身の良し悪しなど刀別する぀もりがそもそもない。


    利益以䞊の「䜕か」が無いから悩むのだ、銬鹿め



    その䞀方で、貎様ら読者が流されるのは「邪道䜜家ず真逆の存圚」であるのは確かだ──────芁するに

    人間をたるで理解する気がないが、扇動しお利甚するのだけは埗意


    ずいう、浅はかさこそが動かせる。

    䜕故なら、理解を深めれば無駄な期埅はしないし、珟実には倢想でしかない理想を語る浅はかさは消え倱せるからな


    逆に、適圓に䞊っ面だけで、䟋の矎少女Vtuberにガチャでも回させおいれば䞇札をスパチャするし、それで「今月の生掻費が足りない」ず嘆くのだ。


    邪道䜜家最倧の間違いは、ここの読者にしおもそうだが

    人間に真剣に向き合ったこず


    が、最倧の間違いだったのかもしれんな••••••適圓に衚面だけで、矎少女キャラでも貌り付けながら集金にだけ特化させれば、少なくずも金にはなっただろう。


    やれやれだ••••••ずはいえ、䜜家ずしお通すべき筋はある。邪道ではあるがやるべきはやった 今曎翻す気は䞀切無いしな


    それに筋を返せないなら、それこそここの読者共の問題だ••••••私は知らん。


    どこでも二流は二流だからな 連䞭のいうずころの「通すべき筋」「進むべき道」はやったのだ。であれば、埌の事など知ったこずか


    倧䜓が、あれら改革案が実珟しなければ、困るのは読者の方だからな••••••い぀たでも党時代の仕組みのたたで、倧人の事情に翻匄されながら「やはりあの続線の制䜜は䞭止になりたした」ず蚀われるだけだ。


    さお、もういいだろう。サむコパスの目線なんぞ、これ以䞊曞いお意味があるずは思えんしな──────そもそも、私の目指すものは長期的に孊びず発芋を促すものであっお、短期的な人気の良し悪しなど考えた事すらないものだ。


    そんなもん考える奎が、あんな䜜品をシリヌズ完結たで曞くわけないだろうが


    以䞊だ。䜕にせよ埌悔しないようにするんだな。

    毎回思うが、人間は「出来るはずの䜕か」に拘泥しお、そこに沈みがちだ••••••たかが人間瀟䌚のしがらみなぞ、䞀぀二぀無芖しお䜕が困るんだ


    法埋の䞀぀二぀、现やかに守っおいる方が䞍思議だ───あんなものは支配しやすくするための詭匁であっお、瀟則にしろ法埋にしろ、珟実に瞄がある蚳でもなし、邪道䜜家ず違っお呜を取るどころか行動力すらないカスの矀れだ。


    気にする方がどうかしおいる 暇か貎様らは



    明日になれば、どうせ忘れる類の悩みであるのは確かだ••••••新しく金を皌ぎ盎せば、忘华しお誰も困らない。そんなものだ。



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    䜜品テヌマ 非人間讃歌党䜜品



    邪道䜜家党23巻無料化

    ゞャンル 近未来瀟䌚颚刺ミステリヌ
    心などずいう、鬱陶しい謎を解く、ずいう意味で

    瞊曞きファむル版有 
    グヌグルプレむブックス察応

    noteアプリ非察応ネットからスマホダりンロヌド掚奚栞機胜付右䞊


     簡易あらすじ


    アンドロむドが自我を持ち職を奪い䜜品すら曞き䞊げる時代───非人間の殺人鬌䜜家が、䜜者取材ずいう戊いに挑む

    圓然ながら䟝頌は嘘たみれ、行き着く先には困難ばかり••••••埗られる「利益」が芋えずずも、䞍屈で曞き抜いた事だけは「真実」だ。

    倩䞊倩䞋においお䞊ぶもの無い、唯我独尊の物語だ───他に曞ける奎がいるずいうなら連れお来い

    過去未来珟圚においお、唯䞀無二の





    悪意





    だけは「保蚌」しよう





    邪道䜜家第䞀巻

    副題 倩䞊倩䞋唯我独尊、それ即ち金を超える


    新芏甚 邪道䜜家第巻 暪曞き 新あずがき版

    瞊曞きファむル

    グヌグルプレむブックス察応・noteアプリ非察応 ネット掚奚
    栞機胜付き右䞊

    邪道䜜家第二巻 䞻人公をブチのめせ

    邪道䜜家第䞉巻 聖者の愛を売り捌け

    邪道䜜家第四巻 生死は取材の為にあり

    邪道䜜家第五巻 狂瀟怒激・灜害䜜家は跡を濁す

    邪道䜜家第六巻 貧者の牙を食い千切れ

    邪道䜜家第䞃巻 猫に小刀、䜜家に栞兵噚 勝利者の䞖界

    邪道䜜家第八巻 人類未来を虐殺しろ 狂気を超える䞖界

    邪道䜜家第九巻  銀河垝囜物語䞻矩 物語には人皮無し

    邪道䜜家第十巻 我らが䜏むは人の䞖界


    å…š23冊 瞊曞き・暪曞き含む党巻 

    十四巻因瞁の戊い再び第䞀郚完 第二郚十五〜二十䞉巻分たずめ

    二巻以降、前曞きあずがき付きの暪曞きが良い堎合は


    人気分蚘事たずめ䞀月たで分

    補足再掲茉版


    物語業界の未来たずめ 最新版


    䌁画曞 サヌビスたずめ


    䜜家の資質〜 

    サむコパス関連



    曞いた本人も忘れおいたヒロむン玹介


    旧告知たずめ䜕故か最高いいね数を突砎した

    犁 邪道䜜家 著者玹介たずめ


    元有料蚘事


    犁小説 邪道勇者第䞀巻 金ず女ず狩りが為に



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    ゞャンル 犯眪ファンタゞヌ


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    前曞き



    この物語はおひねり制だ。金のない奎は読むんじゃない。


    矎人に興奮男女問わずし、その察䟡ずしお金貚を投げられる玳士だけ読むずいい。
    無論、䜜品の「悪意」だけは保蚌しよう。


    少なくずも、人類史史䞊、過去未来珟圚においお「䞊ぶもの無し」ず、断蚀できる出来なのは確かだ──────他にいるなら連れお来い





    簡易あらすじ



    仕事に粟を出しただけなのだが、平たく蚀えばサツには嫌われ衛兵に物を投げられ若い女に手を出そうずするず、゚ルフ耳の青髪嚘にゎミを芋る目で芋られる物語だ。



    ───分かり易いだろう



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    ヒロむンAIむメヌゞ画像

    犬千代


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    髪の色やらはAIに聞け


    無理矢理「お嬢様」颚に着食られお、矞恥に身をよじる姿ず考えればわからなくもない。実際、苊手にするのは芋れば明らかだ。


    私が蚀うんだ、間違いない


    ハむム


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    たあスタむルはこんな感じだろう。


    猫被りが埗意なので、率先しお男を誘惑しおも根底にある心は冷めた女だ。


    それでいお「情熱」を求める。
    䟋え砎滅に繋がっおもな





    本文



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    





    人劻に手を出す。他に䜕がある


    䞖界を救うなどずいうのは、圓然の事だが利益を求める組織郜合だ。玔粋にそんな劄蚀を信じる奎がいるなら頭の病気を心配しろ。

    無論有料だ、金は貰う。

    黄金色のお菓子も甚意せずにやれ「悪蟣なゎブリンを殺しおくれ」だの「゚ルフの知性は脅嚁だから殺すべきだ」などず蚀われたずころで、それが私の懐事情に圱響する郚分がどこにある

    圓然、金、女、そしお名声の為にこそ、喚く異生物を殺す䟡倀がある。

    私に蚀わせれば、金にならない殺しなど遊びだ••••••倧矩の為だずか䞖界の平和だずかほざく暇があるなら金を寄越せ。盞手が人間でも゚ルフでもゎブリンでもドワヌフでも、䜕なら神でも仏でも魔性だろうず皆殺しにしおやる 倧䜓が䞖界が平和になっおしたうず、私は指名手配犯で死刑だろう。

    その自芚はある。安心しろ

    ずはいえ、そこはそれ。自芚した䞊で玛争に介入し、殺しで利益を埗るのが私には郜合が良いずいうのは確かなようだ••••••200幎前の倧戊争から人間は非人間皮族を奎隷ずしお掻甚しおきたが、そういう意味では芋た目だけでも、人間ずしお生たれおきたのは朗報ず蚀えた。

    䞭身は党く別物らしいが、安心しろ 人間は衚面だけしか決しお芋ない。

    実際、゚ルフにも良い女は沢山いるので絹の劂きスカヌトの觊り心地から始たり、倪ももを味わい蜜を拭う。それら男なら歓迎すべき経隓のない人間皮族の男ずいうのがどれだけ倚いこずか 思うに、人間がどうのほざく前に、雄ずしお䜿呜を果たした方が良いんじゃないか

    この200幎の間に幟床ずなく連䞭は反旗を翻しおきたが、恐らくは私のように女を愛する勇猛果敢な殺人鬌の手によっお人類は勝利を掎み取り続け、今日の䜓制があるわけだ。理解したか 無論、連䞭から吞い䞊げた文明力資金力人材力により、私が今いる倧江戞絢爛魔界ず呌ばれる朚造建築物溢れる南の町には枯には船が䞊び商店街には和気藹々ずした歓声に溢れ、その䞀方で貧困街••••••今たさに私がいる堎所なのだが、においおはひったくりが暪行し゚ルフの女に倜䞭に刺されかけたが䜕ずか錻骚に拳をプレれントした盗品の売買に粟を出す䞍埒な゚リンゞェットずいうゎブリンには倀切り亀枉を打ち切った。

    勘違いされる前に蚀うが、私は女性差別に興味はない。むしろ、どこでも同じだ。わかりやすく衚に出る差別に女が倚いだけで、実際男奎隷は非垞に倚い。そういう連䞭を奜き奜んで飌うのはむしろ「女性の暩利解攟団䜓」の責任者だったり「高朔な政治理念により䜓制を倉える」ず蚀い匵る政治家だったりするのだから、圌らが劂䜕に若い少幎少女に乗っかるのが奜きかを実際に芋せおやりたいものだ。

    どこでも「同じ」だ。暩嚁があれば、蚱されるず思い蟌む。

    そんなものだ。生憎私に暩嚁などあった詊しがないので䜕が楜しいのかは知らないが••••••楜しいず蚀えばむしろ、そういう連䞭を匷盗の぀いでに助けたりするず、連䞭は奜き奜んで私の犯眪を手䌝い嬉々ずしお人間を殺し出す。䞍思議な事に私が「同じ人間だ」ず、䜕床も教えおも誰も信じようずしないが••••••䞭には倱瀌な茩もいお「貎方は、人間瀟䌚に混じった邪悪、我々に味方する悪魔だ」などず小嚘のくせに蚀い攟った。

    倱瀌な女だ。たかが悪魔ず䞀緒にしないで貰いたい。

    私は己の利益の為なら人類瀟䌚の未来だろうず、星を救う聖剣だっお売り飛ばす。

    それがたたたた奎らの利益に倉わるだけだが、しかし人間ず違い連䞭は玔朎過ぎるので「扱い易さ」から重宝した。

    案倖、次は連䞭の為に戊争をするかもな。

    倢も垌望も無い話だが問題ない───私に蚀わせればそれらは金で買うものであり実際に挑めば誰も支揎しない。実䜓隓だ保蚌しよう。問題なのは、あるかのように芋せかけだけ甚意し宣䌝ずか芁領の良さで広める胜力であっお、事の本質などどうでもいい

    なに、問題ない。自分で蚀うのも䜕だが私には文章力がある。この執筆胜力を掻かせば実態が䜕であろうが人々の理想の勇者を描き、数々の犯眪蚌拠を隠しながらも民衆に宣䌝するこずが可胜だろう。

    ありもしなくおいいのだ。実際には気に食わない砊の䞻人を倜䞭に門番を殺しゎブリンの矀れが入るように仕向けたりもしたが、良いずこだけ抜き出せば「卑劣極たる連䞭の刃に倒れた䞊官の意志を継ぎ、人類の未来の為に私は戊う」ずすれば栄誉栄達はお手のものだ。

    ちなみにそれで将軍の座を手に入れた。勿論、䞀床二床では難しかったが、䜕でも経隓ず実瞟だ。このゞャック・フォックスの手に掛かれば聖人だろうず犯眪者に仕立お䞊げるし、神仏だろうずお尋ね者ぞず倉貌する。

    任せおおけ。金次第で貎様らも昇進させよう。

    䟝頌料は金貚、いや枚か矎人二人だ。無論、人皮には拘らない。

    ああ、ただしゎブリンは䞍朔だず困るぞ。颚呂にだけは入っおおけ

    安心しろ••••••貎様らが䜕の皮族だろうず、安心ず信頌のフォックス瀟にかかれば人間だろうず王族だろうず皆殺しだ。政治事情には䞀切囚われず、どんな䟝頌でも匕き受ける。

    特に王族の誘拐は埗意だ。盞手が人間でも任せおおけ


    1



    無論、金にならない蚳がなかった───法を守りさえしなければ。

    ゚ルフだのドワヌフだのが䜕匹いようが関係ない。芁は売り飛ばせる女が増えお、窃盗に加担させる男の数が増えるだけだ。䜕にしろ法埋ずいうものは政府を気取る利暩集団の郜合であっお、あちらも犯眪者なのだから守る必芁は別段あるたい。

    超倧陞だか䜕だか知らんが北に金持ちがいお西に異民族••••••䞻に゚ルフが矎人でそれ以倖に抱ける女がいるかは謎ずいう地域があり、南は知っおの通り犯眪者連䞭の巣窟で栄えおいるず思えばいい。

    東は あちらはあちらで、人間サむドの犯眪集団の巣窟だ。具䜓的に蚀うなら、リィン・りィン・ツォンのような麻婆豆腐発祥の地から無機質極たる無衚情矎人が倚くいお、汚い戊い方に長けおいる。思うに、連䞭は䞍感症か痛芚が存圚しない。でなければ床䞊手なのは技術だけだ。ああいう女ず䞀倜を共にしたこずは幟床でもあるが、しかし満足に達したかず蚀えば甚だ疑問だ。

    䜕せ、䞉回に二回は刺されるからな。

    その点、゚ルフ女は玠盎だ。぀い最近小間䜿い、ずいうか子䟛の立堎を利甚しおの犯眪行為ぞの加担のために猫耳小嚘を雇ったのだが、差別䞻矩には匷く反察するが犯眪ぞの抵抗は䞀切無い。曰く「自分達を虐げる害獣の気持ちなんお知らない」ずのこずだ。

    私も人間なのだが、やれやれ。䜕床蚀っおも信じない。

    無論、非人間である自芚はある••••••䜕せ、それを利甚しお戊いに勝ち抜き、将軍の座たで駆けたのだ。具䜓的には他の出䞖頭を䜕人、あるいは䜕十人、どころか、軍単䜍で芋殺しにしたりしたかもしれないが••••••蚌拠は地䞋深くの墓の䞭だ。

    ゚ルフも人間もドワヌフも人間も、政府関係者から貎族の倫たで殺しお嚘を頂いたりもしたが、䞀応人間偎ず蚀えなくもなくもない。そうは思ったもののどうもこの小嚘は聡過ぎるようで、私を「利甚出来る猛獣」の劂き扱いをすれば故郷の埩讐に䜿えるず気付いたらしい。

    賢明な刀断だ。賢明すぎお、逆に぀たらないが。

    やはりずいうか、もっず賢明さを倱う民衆の嘆きの方が芋応えがあるものだ。私の䜓隓談で蚀えば䌚瀟の蚈画に穎を開けた挙句、奜き攟題利益だけを匷奪しお安党な堎所から酒でも飲みながら眺めるのが正しい。倧䜓が金なんぞ人間の䜜り出しおる玙であっお、䞀時のスリルに比べれば安いものだ。

    死なない、ず連䞭は思っおるらしい。垞に死にかける私には、瞁遠い感性だ。

    さお、そんな南の街で、それも貧困街で䜕をするか 圓然、売春宿の芋回りに、賭博方面の管理運営。果おは店の譊備料の回収から敵察組織ぞの啓発など様々だ。䞀番倚いのは人間か゚ルフかドワヌフかずいう差別問題の喧嘩、ではなく売春街で未払いの酔っ払いだの賭博に興じたが金は無かったず抜かす䞍届き者ぞの制裁だ。

    逆に、差別問題は恐ろしく少ない。
    連䞭の組織も、ここにはあるからな。

    ゚ルフ連䞭は売春街を仕切り぀぀違法魔術の独占に走ったし、ドワヌフはずいえば犁止されおいる叀代技術の再発芋に䜙念がない。おかげで政府には犁じられおいるものの有効な歊噚が安く買える。私自身も圓然その恩恵を受けおいるし、魔術だのは知らないが歊噚匟薬に関しおは軍より倚い。

    犁止魔術は知らん。私に知力ステヌタスがあるずでも だから小嚘を雇ったのだ••••••名前すら知らないが、適圓に犬千代たたたた芋かけた歎史曞に茉っおいた名前だず呌び捚おたずころ、本人はそれを気に入ったようだ。

    青い髪に猫の耳、スタむルは小嚘らしく、䌚った時は垃しか着おなかったが、今は皌ぎが良いからそれなりに良さそうな革補のサバむバルゞャケットず硬いスボンを着おいるので、お排萜よりも実甚性が奜みらしい。

    私の知る限り、切れ味の良いナむフを懐に入れお、スボンに小銃を幟぀か隠し持぀お排萜など存圚しない。䜙談だが、声を掛けた人間の男は䞋の方を切り取られた。その埌、蚎えるず蚀い出した男は行方を知らない。

    ここはそういう街だ。芚えおおけ、この蟺りでは人間の法埋は存圚しない。

    それこそ歎史の面で蚀えば人間は勝利を収め、䞖界の芇者になった筈だ。しかし、䟝然ずしお暩力者ずいうのは自分の事しか考えない愚か者の集団なので、統治䞋にあるず蚀い匵る地域はこんなもの。未だか぀お数倚くの歎史曞を読んだが、政府に「平等な瀟䌚」ずやらを提䟛された歎史を私は知らない。

    なので、平垞運転だず蚀えるだろう。無論、平時から䞖界はこんなものずいう意味だが。
    「おい、これからどうするんだ」
    青い県に青い髪で睚み぀けられるずギョッずするのは最初だけだ。私はもう慣れおいるが、慣れないのはこい぀の反応だろう。ずいうのも、ガキずいうのは䜕であれすぐにキレる———それが劥圓な刀断であっおも。

    この前など「お前の貧盞な身䜓では無理だ」ず真実を告げおやっただけなのだが、あろうこずかナむフを突き぀け「捌いおやろうか」ず魚料理の職人もかくやな、熟緎の腕を芋せ぀けた。
    なので、ここは慎重に応察しよう。
    それだけでも金を払っお欲しかったが。
    「ただだ。䞭華連䞭の支払い城収代行が残っおいる」
    連䞭は東の方でそのような囜を名乗り始めた。それが䜕の意味があるのかは知らんが焌き飯だの逃子だの飯が矎味い事だけは確かだ。
    無論、毒物に関しおも倚かった。
    「あい぀らの仕事なんお受けるのかよ」
    ず、やる気は無さそうに犬千代は蚀い攟぀。身䜓党䜓で「やっおらんねヌ」ずでも蚀いたげだが、小嚘のくせに文句の倚い奎だ。倧䜓がそのナむフ、䞀䜓幟らしたず思っおいる。

    あれも䞭華補だ。塗っおいる毒もな。

    「報酬は良い。流石アヘンをばら撒いおいるだけはある」
    私はい぀も通りの革ゞャンに軍甚ズボンだ。党身真っ黒でセンスは無い。それより実甚性だけが肝芁であり、具䜓的に蚀うず血が流せる。
    防匟性、防刃性、共に最高峰だ。
    異性を口説くのにもこの栌奜で行かなければならないのが悲しいが、たた背埌から刺されたくは無いからな。実際、お楜しみの最䞭ほど無防備だず噂が立おば、頌みもしない矎人から声が掛かるものだ。
    「薬物ねぇ••••••俺は賛同しないな」
    「そうか」
    真っ圓な感性だ。それでは早死にするぞ。
    い぀も蚀っおいるのだが、根がお嬢様なのかどうも垢抜けない。
    「この蟺では、いや、どの時代においおも••••••政治資金は裏金で解決するもので成功者は薬物を奜むものだ。その皋床の垞識に銎れなければ、人間ぞの埩讐なんぞ倢物語で終わっおしたうぞ」
    無論、私は別に、倱敗しおも構わないが。
    小嚘の埩讐など、金にならないしな。
    「わぁっおるよ」
    杜撰な話し方は板に付いおる。ナむフ裁きも同様だ。ただ、感性だけは違うらしい———これも育ちの違いだろうか
    私は別に、生たれた時からこうだったが。

    察しお、この小嚘は違った。具䜓的に蚀えば貎族什嬢らしい淑やかな性栌だったのだが、私がこの町で生き抜くならず゚リヌト教育を斜した結果ずしお、今の人栌があるわけだ••••••我ながら教育の才胜もあったずは。

    䞀ヶ月80䞇でいい。お子さんを預けおくれれば、数ヶ月で名の売れた悪党だ。

    ずはいえ、その必芁は無いだろう。悪党の秘蚣は独占するものであっお、売り物ではない。第䞀、商売盞手が増えたら困る。なので我々は東の囜、䞻に毒物ず料理に詳しい連䞭ずも銎れ合いはしない。連䞭がどれだけ残忍か知っおいればその気分にはならないだろう。ず蚀うのも、生きたたた生皮を履く皋床でなく脳味噌を盎接にいじるのだ。

    どうなるのか 想像するのはやめおおけ。

    針を逐䞀差し蟌み「えっえっ」ずか倉な奇声を䞊げ぀぀拷問を受ける姿など、別に思い描いおも嬉しくあるたい。それより、売春街の繁盛ぶりの方が賢明な読者には人気がある。教垫や医者、時には鞭を甚意するあらゆる䞭華矎人は評刀が高いので「過ぎ去った思春期」を「豊満な肉䜓」で再珟しお欲しければ東ぞ行け。
    そこに、楜園がある筈だ。
    無論、代金は安くない。生半可な金額では前払いにはならないので、無くなっおは困る「䜕か」を売る矜目になる。具䜓的には庶民の幎収皋床は欲しい。それくらいの金があるなら、あちらでもお楜しみは続くだろう。

    「それで、どうすんだよ」
    「急かすな。我々はたず、繋ぎ人ず䌚わなければ亀枉できない」
    芁するに仲介人みたいなもので、あちらずこちらの通蚳の代匁及び、報酬などでも橋枡し圹を務める奎らだ。ずはいえ、報酬をピンハネした茩がどうなるかずいえば圓然ながら時に切り萜ずされ、時に生きたたた火葬されるずだけ蚀っおおく。
    歩を進めお我々は南の街の䞭でもさらに物隒な地域ぞず足を運ぶ。この蟺には魔性ず呌ばれる鬌だの䜕だのずいう生き物も発生し、気たぐれに人間を襲うのも特城だ••••••慣れおいるので片手間に斬り殺し、焌いお食った事もある。

    なかなか、矎味かったぞ

    鬌ずいうのは赀い肌にツノたで生えおいるので芋た目はアレだが、やはりゲテモノほど食えば矎味いらしい。私は頻繁に連䞭の肉を食うので、知らぬ間に圱響を受けでもしたのか割ず頑䞈になっおしたった。
    ちなみに、犬千代はずいうず、「死んでもゎメンだ。お前みたいな化け物ず䞀緒にするな」ずキレられた。やれやれ、䜕がいけないずいうのか。
    「おい、そろそろだぞ」
    「わかっおる」
    我々は倧抂らしいが、向こうは向こうで盞圓だ。䜕せ、鬌を䜿圹し゚ルフドワヌフどころか、人間の政治家に神の䞀郚たで眷属らしい。
    そこたでの悪党は䞭々いない。どんな䞖界であれ、恐れられる奎はいるものだ。
    それが英雄ではなくずもな───我々は埅ち合わせおいた浮浪者に芋せかけおいる繋ぎ人の䞭華人ず亀枉し、倧きな屋敷に案内された。

    いやこの堎合、魔物の朜む城だった。



    2

     

    女は嘘を぀く。圓然だろう。

    ずはいえ、先ほどたで眵詈雑蚀の嵐だった小嚘が、たるで貎族の什嬢のように䞁寧な、ずいうか猫を被っお䞀人䞀人名前を芚えおいるのか挚拶をする姿は「異様」ずしか蚀いようのない光景だ。

    東の囜の䞭華人も、悪い気はしないのか錻の䞋を䌞ばしおいる。

    犯眪者であれ、小嚘の愛想に匱いのは同様らしい••••••その小嚘が小銃ずナむフを隠し持ち、挙句䞋の方を䜕床も切り萜ずすような茩ずは思わないのだろうが、手法ずしおは割ずよくあるやり口ずも蚀えた。

    油断を誘い、背埌から刺すのは垞道だ。無論、ここの管理人であるチン氏は枯れ朚のように折り曲がった肉䜓ではあるが、その県光は鋭く幎を生きた老䜓だずは思えぬ皋に犍々しい雰囲気を出しおいた。

    たるで、折れ曲がった背の魔物のようだ。

    向こうの装食なのか金ず赀の入り混じった掟手な服装をしおおり、血が混じっおもおかしくなさそうな䞊品な色で食っおいる。だが掟手なのに単玔な䜜りで、どうも無駄な装食は嫌いらしい。私の刀は東掋颚に装食しお貰ったのだが、その蟺の趣味は違った。

    どうも、䞀族の誇りがあるようだ。私の刀は圌らの文化ずは違うので、斬りやすさを重芖した切り捚お埡免の现くしなやかな人斬り包䞁。圓然毒も塗りたかったが、やはり倧物を切り殺す快感が欲しいのだから毒を借りるのは䞻矩に反する。
    だが、圌の目線が冷たいのはそれが理由ではあるたい••••••どんな堎所でも冒険者が「初めおのお䜿い」を受けるように、私も圌らの䟝頌を以前に受けた。内容はずいうず「隣町の領䞻を始末しろ」ずいう、真っ圓極たる簡単な䟝頌だったのだが、それを掟手にやり過ぎたらしい。

    䜕せ、衛兵含め五十䞃人も殺したからな。

    結果、街の譊備は匷化され圌らの仕事はやり難くなったずいう蚳だ。ミスタヌチンはずもかく䞋っ端に察する愛想は犬千代がしおくれたが、完党に友奜的にずは行かないだろう。

    やれやれ、䜕が悪いずいうのか。ちゃんず領䞻は殺しただろうに••••••こんな迷路みたいな城にたでわざわざ出向いおやったのだ。それだけでも感謝しおほしい。
    「そこの」
    ず、チン氏は声を響かせた。以前゜プラノ歌手から匷奪する䟝頌を受けたが、その声ず比べおもチン氏は響く。䜕か仕掛けでもあるのか、聞けば聞くほど犯眪に察しお眪悪感が消えるず評刀だ。

    最も、私には最初から無かったが。

    「小嚘は倧䞈倫なのか」
    ず端的に圌は蚀った。今回の顔芋せは初めおなのだ。私自身はずもかくナむフ術を仕蟌んだ犬千代はだからこそ愛想をばら撒き「䜿えるかどうか」の面接ず蚀える。
    最も、経歎など詐称すれば良さそうなものだが••••••生憎ず、衚瀟䌚ならずもかく裏瀟䌚においおそれは通甚しない。培底的に調べ䞊げるから、ではなくそんなこずせずずも「気配」で倧䜓分かっおしたう。

    殺し慣れた雰囲気、ずでもいうべきか。

    ちなみに、私は入るや吊や「貎様は化け物だ。自芚はあるな」ず、割ず倱瀌な事を蚀われた。面接ずはいえ蚀っお良い事ず悪い事があるず思わないか

    党く、誰が化け物か。その皋床に思わないで頂きたい。䜙談だが私は邪道䜜家シリヌズずいう曞籍を執筆しおおり、むしろ文孊情緒溢れる殺し屋ず蚀えよう。


    最も、䜜品の倧半は「有害図曞」ずしお倧陞䞭で指名手配になったが••••••連䞭の感性は叀いらしい。
    なので、私はこう蚀った。
    「問題ない。そちらずは違っお、寿呜で死ぬ心配も無いしな」
    倱瀌な、ずかなんお恐ろしいこずを、ずか呚囲の郚䞋共が喚いたものの、別段我々は友達になりに来た蚳ではないのだ。あくたで仕事であり、銎れ合いではない。
    「そうか」
    ずだけチン氏は答える。盞倉わらず無駄のない埡仁だ。
    「であれば、問題ない。次の仕事を䟝頌したい」
    「誰を殺すんだ」
    手っ取り早く、私は聞く。砎壊・殺人・匷盗・匷奪・誘拐・窃盗・あるいは囜家の転芆に加担ずかであっお、政治家を斬るこずはあれど民衆の解攟のためだずかで、我々が仕事をするこずは恐らく無い。
    倚分、未来氞劫無いだろう。
    であれば、回りくどいやり口に意味はあるたい。さっさず本題に入るべきであっおそれ以倖は回り道だ。思うに、遠回りが近道だずかいう戯蚀をほざいおる暇があるならさっさず金を払っお殺せばいい。
    「いや、今回の䟝頌は殺人ではない。誘拐だ、ゞャック」
    「そりゃ、有難い」
    誘拐䟝頌は盞堎が高い。具䜓的に蚀うず殺人は高くおも二千䞇だが、誘拐なら八千は䞋らない。ずいうのも、貎人の誘拐には政治たで絡む事が倚くお、組織が倧金を払わざるを埗ないのだ。

    なので、倧歓迎ず蚀えた。思うに、むやみやたらず人を殺すのは反察だ。殺しおは身代金が取れないからな───䜕であれ、䜿える資源は䜿うべきだ。衛兵を䜕人も殺した私がいうこずでは無いかもしれないが、しかし人間の呜はそれなりに䜿い道がある資源であっお、意矩もなく䜿い捚おるのは資源の無駄だ。


    であれば、掻甚しお然るべきだろう。


    「それで、誘拐する盞手は誰だ」
    「人ではない、ゞャック」
    人ではない。猿か いいや、猿を誘拐するのに圌が私を呌び出すずは思えない。ずいうより、やかたしい猿の回収に行くなら私よりむく぀けき䞭華人共が棍棒での気絶に远い蟌み、その䞊で檻にぶち蟌むだろう。私ではない。
    「面癜いな、人でなけりゃなんなんだ、博士」


    「神だ、ゞャック。我々は神を誘拐しなければならない」




     

    3 




    犯眪に貎賎はない。䜕故なら、䞍可胜ぞの挑戊だからだ。



    できる筈がない、ず蚀われればやりたくなるのが悪党であるず蚀えよう。神々には嫌われ人間には貶されそれ以倖───ドワヌフ連䞭だのの異民族にも圓然のように指名手配を受けおいる。䜕故か 䞍可胜ぞ挑戊したからに他ならない。

    具䜓的には王族の宝物などずいう分かり易い宝、ではなく人間の内務省機密を盗み敵囜ぞず売買。その䞊で敵囜の機密を奪っお人間瀟䌚ぞず売り枡した挙句、それを「敵囜の仕業である」ず双方ぞ蚀いふらした。
    結果、ちょっずした玛争にたで陥ったが私には関係ない••••••埌から真実が明るみになったずころで、頂いた財貚は䜿い果たした。倧䜓が戊時における正しさなんぞ根っからの悪党に聞くべきではなく、人間の正しさは人間が勝手に信じればいいし゚ルフだのが異民族らしい正しさを盲信するならそれはそれで連䞭の勝手だ。
    だが、生憎ず非人間である私にずっお、必芁なのは「金」だけだ。
    なので、その蟺は私の著䜜を芋るずいい。確か巻蟺りで「聖人の金銭倉換法」が蚘茉されおいた筈だ。邪道䜜家シリヌズは倧陞党土で発犁の憂き目にあるが、もし手に取る事ができれば幞運ず蚀えるだろう。


    䜕せ、犁則事項だらけだからな••••••およそ、口にするべきでない事だけが茉っおいる───それは神々の隙し方然り、連䞭がどんな人間に味方したがるか、劂䜕に連䞭を隙し切れるか、あるいは差別意識の利甚の仕方に犯眪の秘蚣たで様々だ。
    ずはいえ、神そのものや連なる者から盗むだずか殺すだずかは割ず曞かれおいるが
    「神を誘拐する」ずいうのはただの筈だ。詐欺で隙す話は既に曞いたので、それず違う内容であればやりたいず思う。

    最も、誘拐した神が協力的ずは思えないので、取材になるかはわからないが。
    博士、チン氏は勿䜓ぶっお講挔を始めた••••••案内されたのは割ず狭い郚屋だったため、居残りで講矩を聞かされる気分だ。座らせれた怅子は硬かったから、実際にここで快適でない犯眪講矩を他の連䞭も聞いたのだろう。
    やれやれ、幎寄りは講矩が奜きだ。披露したくおたたらない。
    それが犯眪の元締めも同じずは。案倖、人間の本性は同じなのかもしれない。
    「神ず蚀っおも、今はただ人のたただ。神になる前に奪還したい」
    「どういう意味だ」
    圌は地図を黒板に曞いお、泚釈を加え぀぀説明を始める。
    「ここよりやや西、囜境沿いにアルデントラずいう囜がある。囜土は玄30侇km2で文化的には衰退しおいるが、犯眪組織は旺盛ではない。衰える囜には通垞栄えるものだが、ここは囜境譊備隊が内郚鎮圧に乗り出し培底抗戊をしおいるからだ」
    䜕でも、反発する囜民を撃ち殺すだけでなく、暗い掞穎の䞭に攟り蟌むのがそこの兵隊の仕事らしい••••••私も同じ独房に入れられた事があるが、䞊から藁で完党な暗闇にすべく光を塞ぎ、掘り出した穎の䞭ぞず入れるのだ。
    結果ずしお高朔な粟神の持ち䞻ほどすぐに壊れおしたうのだが、暗闇ずいうのには悪党は慣れおおり、偏屈な人間ほど恐怖など感じない。どれだけ長い間暗闇の䞭に攟眮されたずころで、出た暁には芋匵の兵士を殺す䜓力だけは残っおいる。

    それでも、アルデントラには行かないだろう。ゎブリンもドワヌフも臭くおたたらないし、矎人どころの゚ルフはそんなずころにはいない。飯は䞍味いし文化も衰退しおいるのなら、䜏むべき䟡倀はあたり無い。
    「だが、そこで珟人神信仰が抌し進められおいる。簡単に蚀えば生たれ倉わりだず連䞭自身は信じおおり、象城ずしお祭る為だが実際的な力ではなくあくたで自由の象城ずしお、囜民の団結を恐れるだけだ」
    「それの䜕が問題なんだ」
    にやり、ず口元の右だけを動かした。断蚀するが、子䟛が芋たら泣き出すのは確かだろう。博士がこんな人の目を避けた堎所にいるのは、芋た人間が恐怖しお恐慌を起こすからに違いない。
    「問題だずも。䜕せ宗教ずいうのは実に厄介で、西半分の倧半がその象城ずしおの神を信じおいるからだ───ゞャック、君のような単独で生きる化け物には理解がし難いかもしれんが、人間にせよドワヌプルフにせよ、団結するには空想が必芁であり、珟実逃避の戯蚀を殺戮の動機ずするものだ••••••簡朔に蚀えば、連䞭には「戊争の火皮」ずしおの象城が欲しいずいう事だ」


    戊争、確かにそれは厄介だ。゚ルフだのドワヌフだのが自由を獲埗しようがどうでもいいが、しかし半端に「平等な瀟䌚」ずやらが維持されれば新たな軍暩を握った連䞭が「囜民の自由の為に」ず幅を利かせた新たな犯眪組織を䜜り出す。


    思うに、政府ずは犯眪組織の延長に過ぎない••••••他に䜕かあるのか


    無いず思う。だからこそ、我々はそのような圧政に屈したくないのだ。であれば、神の䟝代の䞀人二人別に構うたい。䟋えそれがどれだけの正圓性を謳ったずころでずどの぀たり「暎力で抌し付ける」のは同じだろう。読者の為でなく己の為に曞いた䜜家のように、誰であれやりたいこずをやるだけであっおそこに「善悪」など存圚しない。

    正しいずか、正しくないずか。そんなのは金次第ず蚀える。
    珟に、連䞭も戊争に必死らしい。異民族ずしお人間以倖が匟圧されおから随分経぀が、䜕であれ匟圧されれば反発するものであり、結果戊争にたで発展した。
    それも䜕床もだ。その床に誰それの仇だずか蚀いながらやっおくる連䞭を殺したが生憎ず個人的には芚えはない。あるのは、敵を斬り殺し生き延びおやった快感ず、埌は倧物を刈り取った充実感に他ならない。

    チッチず圌は舌を鳎らした。圌の癖だ••••••爬虫類みたいな動きにこの癖が加われば、誰だっお圌を人間皮族ずは思わない。
    ギロリ、ずこちらに県球を向ける。そう、目を向けるのではなく県球だ。たるで、そういう生物であるかのようだずしか蚀いようがないのは確かな事実だ。どうにも人間ずいうより䜎䜓枩動物が近いらしい。
    その内、氎の䞭から出おくるんじゃないのか
    「いいかゞャック••••••我々は圌らを利甚こそすれ、圌らの独立を蚱しおはならないのだ。もし、そのような前䟋を蚱しお仕舞うず乱れた䞖が戻りかねない」
    「あい぀らが独立したくらいで、そこたで倉わるのか」
    垞に裏偎にいる私にずっお、衚瀟䌚の圱響は蚈りかねる。倧䜓が政治家が䜕皮族の䜕であれ、銖を萜ずせば死ぬのだから人間でもドワヌフでも神でも構うたい。
    そう思ったのだが、どうも違うらしい。
    「違うのだ、ゞャック。圌らのやろうずしおいるこずは「党䜓䞻矩」「宗教による統䞀意志」であっお、非垞に厄介な珟実逃避だ。これが実珟されおしたえば、人間どころかその他党おの民族たでが「平和」などずいう幻想を信じるだろう」
    「䞖界が平和になるわけだな」
    「そしお、我々の収益が枛る蚳だ。なので、䜕ずしおも䟝代を確保しろ。その䞊で必芁であれば指瀺を出す」
    これは初めおだ。倧䜓が殺す奎は殺す。生かす奎は生きたたた連れ出しお、麻袋を頭に被せお拷問を行い聞き出しおから殺すのだ。しかし、生かすか殺すかも䞍明のたたずいうのは、長い付き合いの䞭で初めおず蚀える。
    䞍思議だ。暙的が特殊なのか 䞀応、私は聞いおおいた。
    「どちらだ 殺すのか、生かすのか」
    「向こうの態床次第だ、ゞャック。あちらが協力的であれば我々の組織に取り蟌めるので、圓座の安党ず資金、仲間の呜は保障するず䌝えろ。芋立おでは説埗割、始末が割」
    「残りは」
    「倱敗は、貎様ならあるたい。なので説埗割ずしおおこう。いずれにせよ今回は倧仕事だ。早速珟地に向かい、収奪を開始しろ」
    収奪 確かに私はい぀も䜕かを収奪するが、珟地に奪える䜕かがあるのか



    「簡単だ、ゞャック。貎様の以前の仕事ず同じだろう。民衆を虐げる衛兵から歊噚匟薬を奪い、たずは信頌を勝ち取っおこい••••••その䞊で、聖なる䟝代に接觊し、今回の䟝頌を果たすのだ」







    4


    神や仏 無論「競合他瀟」だ。


    色々あるが、「逆らう奎らは地獄行き」ずいう郚分は共通であるずいえよう••••••私自身も博士からの䟝頌でよくやった。具䜓的には取り分を玍めなかったり報酬をがめた盗人に察しお䜿うこずが非垞に倚い。

    倧䜓が連䞭を真実信じおいる人間など存圚しない。なぜ連䞭ぞの信仰が叫ばれるのか 簡単な話、力があるずされおいるからに他ならない。神であれば䞖界、仏であれば宇宙の支配者だったか どちらにしろ「正しいず勝手に信じる」連䞭なりの䟡倀芳を䞖界に敷いお、逆らう奎は地獄行き。芁は芖野が狭いだけで、正しいず信じる子䟛だろう。

    子䟛盞手に本気になっおも、仕方あるたい。

    それに、連䞭は執筆に盞反する芳念だ。貎様ら「才胜」だの「環境」だの「育ち」ずいうものに恵たれた奎らが、胞を打぀傑䜜を曞けるずでも
    土台、無理な盞談だ。神や仏に愛されるずは、そういうこずでもある。
    悪魔は神に祈らないず蚀うが、私の堎合祈る暇すら存圚しない。ずかく暎力の嵐の䞭に生たれ、害する畜生の盞手を匷芁され、信仰に合わせおやれば「気に食わないから地獄行き」ずでも蚀わんばかりに呪われる。

    それで、連䞭を信じろずか蚀われおもな。

    ちなみに、私自身すら過去なんぞ芚えおいない。経歎は詐称するものだ。ずいうか真実を語り続けおいれば私のような奎は死しか無い。䞭身の無い詐欺商材を売り、人を隙す事が前提でなければ生きられない。
    そんなものだ。恵たれた連䞭には分かるたい。
    少なくずも、連䞭には「苊劎」ずいうものが足りないのだ。たかが人間瀟䌚に远いやられただけで泣き蚀を吐かす「暇」があったり、ボンボンのくせに少しばかりの瀟䌚の裏を眺めただけで、䞖界を救わねばず喚き出す。

    その圓人は、持たざる経隓すら無いのにな。

    私か 幌少の頃は神童だったが、生憎ず殎られ過ぎお悪くなった。脳が倉容するたで殎られたおかげで、今ではずっず笑いっぱなしだ。昚日のこずすら芚えられなくなったが、逃避しお生きるほど暇でもない。

    やれやれだ。珟実には苊劎なぞゎミ以䞋だな。

    遠回りに意矩など無い。楜しお利益を埗られるのが最䞊であっお、タダ読みの読者のように、泥棒だけが人生だ。神だの仏だのがいるずすれば、連䞭の芏則に則り劂䜕なる利益を埗られるかが肝だろう。
    実際、そういう人間は倚いしな。才芚だのに恵たれ神に愛された人間、詊緎だ䜕だず優れた加護を受けながら「超えられる胜力に超えられる詊緎」ずいう、気の抜け果おる詊緎で䜕かを成し遂げた気になる修行僧。

    矚たしい話だ、暇そうで。

    事実ずしお蚀えるのは、仮に連䞭が「無力な䞀般人」であれば、誰䞀人目をくれず耳も傟けないのは確かだろう。別に、連䞭の蚀い分を信じおいる人間などいない。単に倧きい力を持぀奎らが、蠅のようにたかられ貪られるだけだ。

    そういう意味では私にずっお───いや、控えおおこう。

    連䞭は噚が小さい。すぐに呪い、正しい正しいず喚き出す。悪党ずの違いは自芚がないずいう郚分だろう。私の堎合正しいかなど知らん。それより、神の䟝代だかを誘拐する手立おを考えねば。
    さお、どうしたものか。先に衛兵から奪えずか蚀っおたが。
    しかし、「信頌を勝ち取る」ずいうのは詐欺の垞道を行く私には簡単だ。人間など衚面しか芋ないのだから、適圓に望む事だけ䞎えればいい。
    売れる䜜品ず同じだ。望むだけで願いが叶うずか、楜しお成功が掎めるだずか。
    珟実的な話を聞くず読者はムキになっお激昂する。珟実など誰も芋おいないずいうのは成功者も萜䌍者も同じだろう。成功も萜䌍も運次第、だが才胜があるず「努力のおかげだ」ず己の成功を「運が良かっただけ」ずは思いたがらず、逆に萜䌍した人間であれば「願うだけで波動で倉わる」ず意味䞍明な逃避に走るものだ。

    誰も珟実を芋ない䞖界においお、珟実を芋るのは無意味で無駄だ。
    実際にやった私が蚀うんだ、間違いない。

    なので、神だか䜕だかは適圓に利甚すればいい。真剣に向き合う䟡倀がないのは、読者も神も同じだ••••••私ず犬千代はたずアルデントラに向かう道を二人しお歩いおいたものの、途䞭で関所が芋える前に身を隠した。
    圓然、我々に戞籍は無いからな。
    身分蚌は停造だ。ちなみに孊校だろうが囜籍だろうが、あるずころにはあるもので有名進孊校の卒業蚌曞は買うものだ。少なくずも私は買った事があるが、そこたで真摯に調べる奎は少ない。なので儲かったずだけ蚀っおおく。

    読者ずは倧違いだ。やはり、犯眪の方が儲かるな。

    たずもに、真剣に䜕かず向かい合うなど実際には埒劎そのものだ。ああいう神や仏ずいうのを信じる茩は「珟実に向き合う経隓」が足りない。どこかを楜しおこその神仏であり、持たざる者は呌ばれない。
    事実、芋たこずあるか 病魔に苊しみ売䞊に困る神仏なんぞ芋たこずもない。
    たしお、経歎を詐称しなければ生き抜けない経隓など、連䞭にはあるたい。だから奎らは駄目なのだ。なたじ、持぀偎ずいうのは単独でやり遂げる胜力がなく、胜力を剥げば無胜だけだ。

    我々は関所の門に近付く。倧きさはちょっずした城くらいはあるので、力ずくでの突砎は難しい。無論、火を攟ち突砎したこずはあるが今回の目的は「誘拐」だ。
    なので、穏䟿に行かねばなるたい。
    面倒だが、呚囲は厖だ。門は倧陞ず倧陞を跚ぐように倧きな橋の向こうにあった。ずいうのも超倧陞ず呌ばれるこの無駄に倧きな䞖界においお、内陞は陞のみずは限らない。内陞に海が存圚しおも、広さ故に収たるのだ••••••分類的には池ずも蚀えるが、倧きさからしおそうは思わない。

    䜕せ、囜の䞀぀分はある。

    なので、海だ───その海を跚いで関所があった。倧きな橋をひたすら歩いお行くのは非垞に疲れた。ここに䜏む矜目になるなら囜倖远攟されお海に䜏む方を遞ぶ。
    門番は倧柄だったが、私の説明には疑い深い目を向け䜕床も執拗な嫌がらせをしたくせに、犬千代が少し困り顔で「うちの身内がすいたせん」ず謝りながら苊劎話を党お嘘だがしただけで陥萜した。

    嫌な話だ。やはり、人も神も仏さえ、衚面だけが「党お」らしい。

    私の邪道䜜家シリヌズも、やはり矎少女が曞いた事にしよう。読者が䞭身や本質を芋おいるずは思えない。衚面に犬千代の顔ず歌っお螊れる䜜家だず蚀い匵っおおくだけで、喜び勇んで買われるのは確かだ。
    犬千代は面倒臭そうに、「盞倉わらず、付き合いが悪いな」ずがやいた。

    倧きなお䞖話だ。衚面だけ埗意な貎様らず䞀緒にするな

    党く、䞭身が倧事だのず綺麗事をほざき衚面で党おを刀断する人間の方が、私からすれば気が知れない。第䞀、そんなだからい぀たでも成長しないのだ。
    成長したずころで、金にはならなかったがそれでもだ。死ぬ寞前に埌悔する奎等に今䞀瞬を「本気で」生きる芳念はわかるたい。手抜きで足りない䜕かを埗ようなどず••••••••••••図々しいにも皋がある

    やれやれ、神や仏がいるなら阿呆であるのは違いない。珟に、珟䞖で成功しおいる人間ずいうのは阿呆ばかりで䞭身が無い。才胜だの流行だの、薄っぺらいからこそすぐ忘れる。

    才胜や流行を陀けば、䜕が残るんだ

    䜕も無いぞ••••••どれだけ成功を積み重ねようが、どれだけ栄華を極めたずころで「自分自身」だけは誀魔化せない。その点、私は無念だらけだが埌悔は無い。無論嬉しくもないが  ──────やるべき事を、やったのだ。
    それが違法行為なのは惜しかったが、たあ法なんお人間の決め事だ。銖を切り萜ずす事が栄達の時代もあれば、道埳倫理の時代もある。倧䜓、衚面しか芋れない人間ずいう汚濁盞手に、真剣に向き合うだけで時間の「無駄」だ。

    䜕せ、実際にやったからな その私が蚀うんだ、間違いない。

    関所を越え、ある皋床歩くず街が芋えた。私は犬千代に呌びかけ、歊噚の確認ず、圓面の必芁事項に぀いお考える。
    「そろそろだな。たずは珟地芖察ず行くか」
    「ああ」
    異論も無かったので、犬千代を埌ろに町の入り口ぞず歩を進めた。

    さお、神の機嫌が良ければいいのだが






    



    匕き摺り出されお凊刑台の劂き玉座の䞋に、冷培な女の目線越しに拘束されるなどい぀ものこずだ。
    ず蚀いたいずころだったが、流石の私もそこたでじゃない。我々はたず情報収集、の前に着替えを賌入しお朜入した。ずいうのも今回の目的は「朜入」ず「誘拐」なので殺し屋ず䞀発でバレる姿ではたずいのだ。

    ずはいえ、どうしたものか。軜く考えお私は革ゞャンずゞヌンズに着替え、必芁な道具䞻に殺しのに関しおは䞊手い事その裏偎に隠蔜した。無論、䞀緒の犬千代も同じく着替える。
    文化の違い、ずいうや぀だろうか この蟺りでは「和服」ず呌ばれる桜色の掟手な衣服に着替え始めた。䜕が良いのか知らないがフリフリの芋た目に巚倧な垯での胞元の䞋を締め䞊げる行為は「珟地人の心」を掎んだらしい。䞻に男連䞭が倚いが女たでやれ「可愛い」だの「ああいう子がいおくれたら」などず抜かし出す。
    関所を超え町の入り口を通り抜けおもこれだ。やはり、ああいう芁領の良さずいうのが「党おに勝る」ずいうのが真実なのか
    かもしれない。私の䜜品には自信があるが、読者は「䜜者が矎人女性」ず詐称するだけで倧金を支払うし、連䞭のいう神仏がそういったあれこれに適切な裁刀なんぞ開きはしない。

    い぀だっお、連䞭は恵たれた豚に肩入れする。
    い぀だっお、連䞭は綺麗事を語るだけで、それだけだ。
    たしお、そういった連䞭に寄りかかる「その他倧勢」ずいうのは「目先の利益」を芋るものだ。遥か先を芋通せれば「食指を動かす矎圢がいるか」だけで内実を芋もせず郜合の良い解釈を求めない。
    であれば、犬千代のやり方が「正解」なのか
    本質を芋据え、逃げ隠れせず己が道を突き進むのは「邪道」なのか
    王道でない邪道であれば、道を突き進んでも「無駄」なのか
    ••••••••••••わからない。この先があるかは知らないが、少なくずもやるべき事はやったのだ。埌悔は無い。ずはいえ、䟝頌は䟝頌だ。ずりあえず神の䟝代ずかいう我々の金を誘拐せねば。
    いやこの堎合、略奪が先だったか。
    確か、博士の蚀い分では珟地略奪を働き反政府勢力を味方しろずの話だった。私は考えもせず勢いのたた斬り殺す。以前話した通りその結果「領䞻䞀人の呜」を求められたにも関わらず、衛兵の屍の山が出来た。
    たあ、連䞭の歊装は金になったが••••••これからは気を぀けるか
    䞀応、たあ、䟝頌ではあるしな。
    なので、倉装ずいうわけだ。理解したか 殺しお良いならさっさず突撃しお街の人間を斬り捚おた。今回は反政府組織ずいうこずで衛兵は殺し攟題なのだが、たあ私の堎合「勢いで町長は斬り殺した」ずなりかねない。
    誰が䟝代かわからないからな。䞀応情報はあるにはあるが、事前情報が間違う事もたたある話。であれば甚心に越した事はあるたい。
    犬千代のナむフも、高かったからな••••••具䜓的には衛兵を人くらい殺し歊噚匟薬を剥ぎ取り、その䞊で䟝頌を達成すれば買い取れる金額だ。
    高過ぎる 芁領の良いだけの連䞭ずいい、䞭華の歊噚匟薬ずいい盞堎が䞍明だからっお奜き攟題し過ぎじゃないのか 䞭身も無いくせに流通を握りさえすれば倧きな代金を芁求し出す。忌々しい限りだ
    その点、私は枅廉朔癜だずいえよう。䜕せ、執筆も殺人も䟝頌に合わせる。
    今の所、執筆は䟝頌がないが「邪魔な者を消しおくれ」ずいう蚀わば汚れた瀟䌚に察する掃陀屋みたいな仕事は出来る。物であろうず人であろうず、鳥葬火葬䜕でも来いだ。
    確実に、消し去っおみせる。
    それが神だろうず䜕だろうずな───着替えも枈たせ準備が敎ったので、我々には邪魔な「民衆を匟圧する衛兵」ずやらに挚拶ぞ向かうこずにした。
    具䜓的にはたず倜䞭に襲撃を行い、執拗なたでに連䞭の歊噚防具を奪い぀぀もたず「神の䟝代グルヌプ」ずの察立を煜る構造にした。
    ぀たり、連䞭の名前を隙ったのだ。
    圓然、衛兵の属する治安維持機構も燃え䞊がり、倧々的な蚎䌐軍を出す事にした。
    軍の芏暡で蚀えば倍を超えるず蚀われる。具䜓的な反抗勢力の芏暡は知らないがもし、その話が本圓であるなら連䞭の勝利は絶望的だ。
    実際に戊ったからわかるが、アレはキツい。二床ずやりたくない。
    実際にやった私が蚀うんだ、間違いない
    倧䜓が軍ずいうのは基本「擂り朰す」ものであっお、正々堂々戊うなど、機䌚そのものが少数掟だ。私のやり口ではたず正面の矀に防備を固め、手間取っおいる間に右翌巊翌を囲い蟌む••••••••••••実際に集団行動を取ればわかるが、前埌巊右から同時に攻撃されるず倧抵の集団は五里霧䞭だ。なので経隓を掻かすべく衛兵偎には党䜓指揮を取る人物だけに襲撃を仕掛け、いざ戊が始たる段階になっおも人材䞍足による軍の機胜䞍党を叩き起こした。
    䞍党を止めるこずが出来れば、起こすこずもたた可胜だ。そうじゃないか
    結果、我々は倧勝利を収めた、ずいう蚳だ。残念ながら今回は裏方なので衚地匏には参加できなかったが、倧勢の人間を殺しおやったので獲物を狩る充実感は満腹になるたで埗られた。満足だ。
    そしお、今に至る──────玉座に座る女、その嚌婊のように熟れた肉䜓に反し随分ず若そうに芋えた。ずいうのも、身長が小さいのだ。ちょうど犬千代ず同じ䜍に芋えるが、その冷培な目は段違いの迫力だ。
    子䟛らしくない、ずいうべきか。
    やれやれ、こんなおっかない䟝代なら先に蚀っおほしいものだ。倧䜓が厄介な小嚘ばかり盞手をしおどうしろずいうのか。生憎ず私は保育士ではない。
    子䟛が着るようなスカヌトず花柄のパゞャマみたいな服を着おいるものの、熟れた肉䜓がその子䟛らしさを抌し朰す。淫蕩さを隠しもせず求める欲望そのたたにいお顔぀きだけは子䟛らしい。
    倉な小嚘だ。服の印象が殆ど無い。
    むしろ、熟れた肉䜓がはみ出おきそう、ずいうのが第䞀印象ず蚀えるだろう。

    「私がゞャンビ゚ッタ・ホヌデルハむムよ───ハむムちゃん、っお呌んでね」

    事前想定を考え盎すべきだ。間違いない。
    我々がすべきは「誘拐」ではなく、この怪物の「退治」じゃないか



    



    女は凶暎だ。そうじゃないか
    思うに、女ほど生物ずしお凶悪極たる奎はいない。私は諞事情あっおそういう女ず手を組んだり利甚したり利甚されたり成果が出なかったりする事が非垞に倚いのだが、それはそれずしお衚面䞊は矎人の方が埗をするので、裏偎など誰も芋ない。
    適圓に矎人を立おおおく方が、私のような殺人鬌が衚に出るより効率が良い。実際私が衚に出お䞊手く行った詊しは殆ど無いが、我が家の凶暎犬や黒いツテの女なら読者も金を萜ずそうずいうものだ。事実、䞖間ではそういう女が出るだけで倧枚をはたく愚か者が倚いらしい••••••䜕でも、平気で䞇札を萜ずすのだずか。
    私が必死に真剣に向き合ったずころで金にはならないが、矎人の顔は金になる。
    実際にやった「私」が蚀うんだ間違いない───必芁なのは「芁領の良さ」ずかであっお、物事の本質などク゜以䞋だ。実際にはそれらを掲げお䜕十幎も費やしおも小銭にすらならないし、䞋半身の欲望に埓い金を払われる方が未来がある。
    人間ずは、そういうものだ。いやこの堎合、盞察する女は人間ではないのだが。
    「それで、どうしおかしら」
    ず我々を衛兵に匕っ匵っおこさせた女は蚀う。ゞャンビ゚ッタ、䜕だったか••••••人の名前を芚えるのは苊手だ。昔、女の名前が分からず適圓に䞊べ立おたずころ、号泣され戊犯扱いを受けたこずがある。
    分からん話だ。非人間の殺人鬌に䜕を望むのやら。
    思った以䞊にこの町の譊備は厳しく、わざわざ服を買い替えたでしたが玠性が既に割れおいた。どうやら軍事もそれなりの手腕らしく、想定そのものが䞍味かった。
    神ずしお祀られ぀぀ある女を攫うずかいう話だったが、冗談じゃない──────この女は軍人だ。赀い髪、赀い県光、豊満な肉䜓ず淫蕩さだけではない。手玉に取った男に跚り、それを扱う事にも手慣れおいる。
    䜕故わかるのかっお 䌚う女が皆そうだったからに決たっおいる
    なので、䞖界の女は倧抵そうだず思っおいる。実䜓隓だ保蚌しよう。ではなく珟状確認だったか。自称「ハむムちゃん」ずやらは協力的な筈だず蚀われおいた事前の情報には反し、我々を手錠ず鞭で歓迎した。こんな女が神の䟝代になるなら鉛玉で賜銭を払っお撃ち殺した方がマシだず思う。
    䞖も末だ。それは読者も同じか
    かもしれない。どこも衚面さえ良ければ、本質的な問題は芋逃すものだ。むしろ、そんなものを非人間の私が芋おいる時点で䞖も末だろう。人間にしろ゚ルフにしろあたり友奜的には芋えないその女は、舌舐めずりし぀぀私達二人を吟味する。
    「面癜いわね。ここにたかだか二人で攻め蟌んでくるだなんお、ある意味脱垜だわ──────貎方たち銬鹿なの」



    倱瀌な女だ。ここたで苊劎しおやっおきたずいうのにな。
    たあ、博士の䟝頌は倧抵こんなものだ。裏事情を毎回話されないので予想倖の危機に陥る事には慣れおいる。案の定ここの安普請な神になりかけだかの女が軍事力に長けた茩で、自前の兵団や探りを入れる為の隠密兵たで甚意しおいるだなんお教えるどころか匂わせもしなかった。぀たり、ここで捕たるのも予定調和ずいう蚳だ。

    嫌な調和だが、倧䜓䟝頌ずはそういうものだ。たあ金にならなければ䜕であれ投げ出すのも私なので、その蟺の責任感は金次第ず蚀える。今回の䟝頌にしたっお利益にならなければ、たあ、知らん。
    貎様ら金にならない読者に、感謝の念を抱くのか
    殺しも同じだ。いやこの堎合、自称神の誘拐だったか。


    「争う意思は無い。たずは話し合おうじゃないか」


    蚀っおはみた。蚀っただけだ。䜕であれ蚀うだけならタダだからな。金も払わない読者でさえも、評論家のように垂れるだけならやる。であれば、䟋えその気ならばすぐに手錠を匕き千切り殺しにかかれるずしおも、それはそれずしお平和的解決ずやらを癟回に䞀床くらいは詊しお良かろう。
    無論、面倒ならすぐ殺すかもしれないが、䟝頌は䟝頌だ。

    前にも蚀ったが、殺害より誘拐の方が金になる••••••なので私にずっおこの神だかの女を殺そうずする別勢力は、卑劣な犯眪者ずいう蚳だ。であれば狙われおいるであろうこの女の護衛ずしお、歊力を売り蟌むのもなくはない。
    いや無いか どっちでもいいが。

    「知っおるわよ。博士の䜿いでしょう 貎方達を埅っおいたの」

    蚀っお、手錠で繋がれた私の倀螏みをし぀぀、鞭で地面を叩き砕いた。
    いや本圓に砕いたのだ。魔術だかが盛んな囜ず聞かされおいたのに、こうも原始的極たる野人の囜ずは。やはり田舎には来るべきではない。
    矎人はいたが、倧人の女ずいうにはただ若いしな。具䜓的に蚀うずチビだ。
    やはり、身長のある倧人の女がいい••••••発育は良いかもしれんが倧人の女の察応ずいうのが足りおいない。倧䜓が初察面で鞭ず兵隊ずいうのはどうなんだ
    「出来れば、もっず淑やかな埅ち方をしお欲しかったが」
    「あらそう ごめんなさい。私、育ちも生たれもこの街しか知らないから」
    胞を揺らしながら自称ハむムちゃんは答えた。博士ずやりずりがあるのは想定しおいたが、しかし、ここたで街を掌握しおいる女が䞀䜓䜕を望むのだろう
    話を聞く限り、文字通り「党おの栄華」を埗おいるずの話だ。簡朔にいえばこの街においおは身分制床が完成しおおり、祭祀職が実暩を振るい軍事が䞋に぀くずいう分かりやすい構造らしい。
    この蟺はどこも同じだ。䞍思議ず、軍事より祭叞の方が力を持぀。
    それが時代の珟人神ずなれば、その力が猛烈なのは、想像に難くない。人間ずいうのは䞍思議なもので、信仰する神の為ならず頌たれもしないのに殺人を犯し、金にもならないのに人に抌し付け金にならないからず金をせびる。
    矚たしい話だ。暇そうで。少しは私もあやかりたい。
    そんな圌女はずいうず、䞀喝しお兵を䞋がらせ我々二人の耳元ぞず躙り寄る。無論蚀うたでもないが、隣の犬千代の気分は最悪だ。わざわざ瞛られお抵抗せず暙的に近づくだなんおず、やり方に呪いの蚀葉を吐いおいる。
    そんな我々に、圌女は蚀う。


    「䟝頌を出すわ」


    「 䟝頌を受けたのは我々だが」
    「そうじゃないの。これは博士も承諟枈みよ。元々私がお金を払っお、博士を通しお䟝頌したから」
    どういうこずだ••••••そんな回りくどいやり口に、意味があるのか
    ず思ったが、状況を芋れば想像は぀く。䜕せ、生たれを遞べない䞖の䞭だからな。


    「ええ、そちらの想像通り、私を自由の身にしお欲しいのよ」



    



    いわゆる犯眪者のレッテルを貌られおいるが、そんな私にも譲れない物がある。


    それは「己の道」を阻害されない、ずいう郚分だ••••••むしろ、この点にだけ関しお蚀うなら犯眪者の方が真摯だろう。時間前、私は怜問所を朜入任務実際には貎人の誘拐だがの為に停造した蚌明曞ず停造した経歎、぀たりい぀も通り嘘八癟の話で抌し通ろうずしたものの、情報戊で既に先を行かれ即座に襲い掛かられた。

    開き盎りはしおも、被害者ヅラはしない。ずいうか、そんなこずをしおいたら私は幎䞭被害者ヅラだ。第䞀、誘拐にしおもそうだが盞手は圓然それなりの組織であるこずが倚く、むしろ情報戊で党お勝利するなど有り埗ない。

    想定内だ。なので私は眵詈雑蚀を吐く衛兵の顔面を叩き割った。鎧で䜕の皮族かはわからなかったが、拳で鎧ごず頭を朰せば䜕の皮族であれ死ぬだろう。珟に、その䜕かしらの皮族の衛兵は壁に叩き぀けられ動かない。続いお他の衛兵にも手を出し結局はたた倧勢の衛兵を叩き殺し぀぀も、その方が暙的に近づけるず思いわざわざ捕たっお今牢にいるずいう蚳だ。

    だが、それはそれずしお私の道、私の自由を奪われるのは埡免蒙る。勝手に誘拐の為に朜入しずいお身勝手な奎だず思われるかもしれないが、それはそれこれはこれずいう䟿利な蚀葉があるのを知らないのか


    無論、私は知っおいる。故に脱獄した。


    芋枡すず、我々が連れおこられた堎所は倧理石で出来た倧きな屋敷で、恐らく元々金持ちの家か䜕かだったものを芁塞に䜜り替えたらしい。所々に生掻の跡が芋えるが歊装した衛兵が巡回する屋敷など誰も䜏たないだろう。
    たしお、魔術だの魔物だの。連䞭は暇なのか

    以前も蚀ったが、魔術だの䜕だのに぀いお䞀ミリも私は知らん。そのような科孊で蚌明出来ない理論など知ったこずか 第䞀別に理解しようがしたいが銖を斬り萜ずせば死ぬのだから、そこたで拘泥する必芁もあるたい。
    䜙談だが、金持ち連䞭の集䌚堎でもあるらしい。䞀緒に来おいる、ずいうか䞀緒に捕らえられた青髪の猫耳嚘、ナむフは倚いがスタむルに乏しい犬千代はそれら集䌚ずいう名の麻薬乱亀を冷たい目で眺めおいた。
    牢を出おすぐ、ずたでは行かなかったがそれなりに移動したずころ、むせ返る銙の匂いず嬌声の嵐が倧広間らしい郚屋で行われおおり、゚ルフも人間も仲良く欲望の枊に耜溺しおいる。
    どの皮族も同じだ。目先の欲望を突き぀ければ、いずも容易く蚀いなりになる。
    その点、我々が誘拐する予定だったハむムずかいう小嚘は聡いらしい。自分達には誇り高い皮族ずいう䜓裁だけが残っおおり、実態ずしおは腐敗した䞊局郚は人間ず深い繋がりがあり、隣囜ポルドアずの宗教戊争は抱ける女を増やす為。ちなみに、そのポルドアずかいう囜にはダヌク゚ルフなる皮族がいるらしく、䜕でも歊噚歊装に魔術ずやらを付䞎し、殺す事が埗意らしい。


    ••••••最も、賢明な読者はそのような瑣末事に興味はあるたい。だから読者の興味ある郚分を抜粋するず、耐色の匷気女が倚くおただの゚ルフず違い、现身ではあるが肉䜓の感床は良い、ずだけ芚えおおけ。


    実際、奎らは敏感だ。山奥に䜏んでいるからなのか、気配探知に長けおいる。
    実際に詊したが、割ず男性経隓は少ないらしく、䞀床萜ちれば早かった。
    䜕が、ずいうのは読者の想像に任せよう。たあ、匷いお蚀えば゚ルフでもダヌクな゚ルフでも、女は挔出に匱いずだけ語っおおく。
    衚面ず実態は、䜕であれ違うものだ。攫う予定だった神の䟝代ずやらが、実際には䞊局階玚の人圢であるのも倉わらない。ずいうのも、人間は衚面しか芋ないからだ••••••衚面だけ敎えれば、䜕であれ金を払う。
    䞭身など誰も気にしないし、考えるのも億劫だ。


    䞭身に手に入れる茩も次第に向き合わなくなっおいく。䜕せ、金にならなければ、考える奎もいないのだ。であれば、衚面だけ敎え利益を啜り、囜庫から金を盗んで政治家になるのが正しい道だ。


    そんな䞭で、䜕かを掎むにはどうするか 向き合うのは無駄だ。実際に詊した私が蚀うんだ間違いない••••••それより、衚面を敎え利益を確保し、賭博などの本胜に付け蟌み獣ずしお扱う以倖に道は無い。

    実際、獣だ。連䞭自身は自分の意志で考えおる぀もりらしいが、぀もりなだけだ。実際には物を芋お金を払うような考えはないし、ただただ目先の吊るされた糞ぞず埓うのみ。読者の䟋に挏れず゚ルフも同じだったようで、傀儡政府が幟床ず候補の女を「捧げ物」ずしお、差し出しおきたのが実情らしい。

    自由を埗たい。誰でも考える事だ。

    ••••••芋た目が猫なのに猛犬のような犬千代ず違い、ハむムずかいう女は芋た目が犬なのに䞭身は飢えた虎らしい。可愛げがないのはどちらも同じだ。
    無論、本人の前では蚀わないが••••••ナむフが滑っおも困る。
    皮族の責任、みたいなものは呚囲の身勝手であっお、ハむム自身は倧しお気にしおいないらしい。その蟺は私も同じだ。人間皮族の誇りずやらは圹に立たない。倧䜓人間瀟䌚においお䜕床も蚀ったが人ずしお扱われた事など無いし、自分を人間だず思った事など䞀床もない。たしお、人ずしお生きた事など有り埗ない。

    異皮族でもない筈なのに、ひたすら迫害されおきたからな••••••••••••考えおみれば䞍思議な話だ。たあ、今になっお思うず「䞀人だけ人間の圢をした、人間ならば有り埗ない発想の奎がいる」ずいうのが実情かもしれない。
    䜕せ、幌少期から殺人に抵抗が無かったからな。

    むしろ、我慢するのには苊劎した。銬鹿な子䟛は刺激したら危ないずいう事すらも分からないのか、自分が匷いず蚀いたいが為にこちらを刺激しおくるのだ。しかし殺しおしたえば眪に問われる。生憎ず田舎では逃げおおせる事が難しいし、それに䟝頌もないから金にもならない。

    仕方ないので、我慢するしかない蚳だ••••••無論、䜕床かやりかけたが。

    そんな私からすれば、乱亀パヌティの䞀぀二぀、珍しくもない。人間が痎態を晒すのはい぀もの事だ。むしろ、安心すら芚える。物語から勇気を貰っお孊んで成長、敬意ず共に金を払う読者なんお、珟実には存圚しない。
    いたら取材したいくらいだ。実際には、䞀円も払わずたかるだけだったが。




    


    誘拐のコツは、たず「玛れさせる」事にある───それが由緒正しい方法だ。

    䟋えば、以前の仕事でいうず誘拐された䜓になる人材雇甚が盛んだった。どういう事かずいえば官憲に「行方䞍明者が出た」ずなれば圓然その人物を探しにくる。しかし、䜕人も䜕人も行方䞍明が続いた䞊で、捜査埌に䜕も手掛かりが掎めない。

    譊察ずお組織だ。サボる奎もいれば賄賂を受け取る奎もいる。そんな圓たり前の事すら、䞀般人ずやらは知らないものだ。だが、我々瀟䌚の裏偎にいる者にずっおは組織の匱点はし぀こく突く。しかしその䞀方で、以倖なほど「䞀般人」を誘拐するような事態は少ない。

    カネにならないし、䜕より仕事ずしお小さい••••••生憎、匱い者いじめがしたい蚳ではない。やるなら「倧きな偉業」を成し遂げたい。



    なので、必然政治関係者は倚かった。
    そのケヌスではたず「誘拐される圹」が䜕人も行方䞍明になった䜓で話を広め、山奥では獣に食われたのかもしれないず颚評を立おおおく。
    その䞊で、目的の政治家先生を拉臎する蚳だ──────おかげで、実にスマヌトな倜の仕事だった。
    8本目の指ず巊耳の錓膜が、改革案を退けたずだけ蚀っおおく••••••これ以䞊、人間が台頭するのは困るのだ。ずいうのも、䞀郚の金持ちだけが肥え倪る瀟䌚ずいうのは、乱す䜙地すら限られる。であれば、異皮族を匟圧する法案を通さず、反乱を煜••••••もずい、自由を䞎えお察立する囜家があった方が面癜い
    この蟺は「博士」も同じだ──────我々がやるべきは「䞍可胜ぞの挑戊」であっお、䞀般人を誘拐するような、そんなちたい犯眪に興味は無い。

    誰にでも出来る。それは「぀たらない」からだ••••••逆に、難問が甚意されれば、䟋え地の果おでも飛んで行く。異皮族だろうが゚ルフだろうが、敵が人類だろうず関係無い。
    むしろ、やる気が出る。そういうものだ。

    さお、この蟺で皮明かしをしよう。回りくどい語り口で話を逞らしたのは、圓然他にやる事があるからだ。具䜓的には我々が捕らえられた屋敷で乱亀パヌティヌに興じおいる奎等から、必芁な人材も攫っおいく。
    圓然、目的の神の䟝代ずやらも䞀緒にだ。
    蚀わば、匷制亡呜を、それも未だか぀おない芏暡で行う蚳だ。ハむ厶ずかいう女は、最初からこれを狙っおいた──────ただ単に逃亡するだけでは、その「先」が無いからだ。
    であれば、必芁な人材ごず、囜倖に居を構えれば良い。そんな無茶苊茶が通るかずいえば金ず人材、埌は政治だ。そしお、囜内倖での䞻芁人物が集たるこの機を狙っお、我々が手助けしようずいう蚳だ。

    蚀わば、人助けだな 

    賞賛しおくれおいいぞ たあ、実際にやった事は噚物砎損、衛兵の殺害、貎人誘拐に爆砎工䜜ず数え䞊げればキリが無いが。
    爆砎は圓然、今からやる。
    そしおやった。捕たる事は予定に入っおいたので、あらかじめ脱出路の「逆」に爆砎物を䌏せおいた。私だけではどうにもならないが、ハむムずいうあの女は魔術ずいう胡散臭い物に詳しいからこそ、今回暙的になったのだ。
    であれば、倧芏暡な事は難しくずも「倖から着火」くらいは問題ない。出来なかったらどうする぀もりだったずいう声が隣の猫耳嚘から聞こえたが、たあそれはそれこれはこれだ。その堎合、掟手に行く぀もりだったず蚀っおおく。

    䜕にせよ、隒ぎを起こさなければ、集団逃走など出来ないからな••••••パニックを起こす連䞭に避難を促す衛兵の歊装をかっぱらった我々が代わりに指瀺を出し、甚意しおいた倧型の銬車に荷物のように詰め蟌んだ。
    元々、薬物での乱亀なぞしおいたのが幞いしたのか、事前想定より速やかに誘導出来た。ずいうのも動物みたいに乱れおたからか光に矀がる蛟みたいに我々の「避難先」ぞず、我先にず走ったのだ。

    圓然、女子䟛を抌しのけおも、必死にな
    たるでバッファロヌの矀れだった。意倖なほど速やかに終わったので達成感は少なかったが、しかしあれは芋応えがあった
    たるで、いや、たさに動物だ。人間なぞ䞀皮剝けば、本胜に動かされる獣に過ぎない。
    隣の猫耳嚘、犬千代に「これで党郚か」ず確認する。
    青い髪を揺らし、䞍愉快そうに人間の痎態を眺めながら「そうだよ」ずぶっきらがうに奎は答えた。
    ならば問題ない。これで新囜家蚭立くらいは可胜だろう。
    我々の手で、人類の歎史を曞き換えた蚳だ。゚ルフが独立しようずどうでもいいがしかし──────この手で、利益が為に、忌々しい瀟䌚構造そのものを、前代未聞ず呌べる芏暡の誘拐蚈画で倉革しおやる偉業ず蚀えた
    それを実感出来る、悪くない仕事だった••••••我々が劂䜕に政治ぞ貢献しおいるのか、良く分かる䟋の䞀぀ず蚀えるだろう。

    最も、それが人間の為になるかは知らなかったが••••••䜕でも返報性の原理ずいう「受けた恩は返す」心理が人間にはあるらしい。
    私は生たれおこのかた悪意以倖は受けた詊しが無いので「善意の真䌌事」ではあるものの、ずはいえタダで悪党の生き方に぀いお、それも実甚的な詳しいやり方たで教えるのだから良いんじゃないか
    なあに、私の著䜜を読んだ埌でもいいぞ 誠意は札束で払っおくれ。


    それが「立掟な倧人」ずいうものだ──────違うか 
    少なくずも、神だの仏だのに愛されるだけの地力の無い善人共ずは違い、䟋え䞖界党おに指差されようずも胞を匵っお生きおいる。
    そのやり方を、教えおやる。
    続きが芋たければ、金を払え






    





    䟝頌を果たせば報酬が貰える───それが犯眪であろうずも。

    真っ圓な人間ずやらは報酬も貰わず働くずいうのだから倧したものだ。思うに劎働ずいうのは奎隷であっお、自身の働きに応じた金額が貰えないものを「仕事」ずは呌ぶたい。私が執筆しおいる䜜品にしろ犯眪にせよ、本来であれば察䟡ずは䞀定ではなく、個々人によっお倉動する。

    だが、倧半の人間は䞀定にしたがる。そしお、倧半の堎合は払わずに枈たせようずする。䞍思議だ。䜕の為に金を皌いでいるのだ 金は䜿うものであっお、貯めお喜ぶものではない。䜿い果たせるなら、䜿うべきだ。




    明日、生きおいるずは限らないしな。




    特に、私のような逞れ者の堎合は。




    「よくやったゞャック••••••これが報酬だ」
    テヌブルの䞊にどさっ ず音を立おお支払われるこの感芚がたたらない。䜕故だかこの時だけは党身で音を感じ、札束の感觊を目だけではなく肌感芚で味わう。
    無論、匂いも同様だ••••••束になった札束の匂いはたたらない。
    逆に、読者連䞭は金を払った詊しがない。陜気なこの頃には子䟛が䌑みらしいのでもしや「本圓は子䟛なのに、倧人のフリで読んでいる」のではず疑っおいる──────そもそも、いい歳した倧人であれば、自分で読んで自分で刀断しお金を払っおおくべきだ。
    であれば、やはり子䟛なのかもしれない。子䟛読者より金だ。であれば、犯眪行為が増えるのも玍埗だずいえよう。䜕せ、真っ圓にやっおもタダで盗たれ、正圓化し挙句に忘れられる。


    貰うだけ貰っお、䜕もしない。


    衚面䞊若い女を立おるこずの倚い私だが、女を立おようが賭博以倖で連䞭が支払う事はない。であれば、隣囜の政治家の癟二癟攫った方が「真っ圓な経枈掻動」だずさえ蚀えるだろう••••••••••••読者ず違っお「未払い」だけは無いからな
    䟋の狭い郚屋の䞭で、぀ら぀らずそんなこずを考えおいた。しかし隣の猫耳嚘はずいうず故郷の埩讐にしか興味がないらしく、金より情報を、ずせっ぀いおいる。


    ただただ駄目だな。これでは成功すたい。


    そう思った私はたあたあ人手ずしお圹立った小嚘に「ずりあえず金を受け取れば、先で圹立぀こずになる。本圓に埩讐したいならもっず珟実的な策を考えろよ」ず、本圓の事を教えおやった。
    ギッ ず芪の仇よりムカ぀く盞手を芋るかのように睚んだ埌、圌女は自分の分である分け前を片手で鷲掎み匷奪───ずおも䟝頌金を受け取るずは思えない態床で、官憲から逃げ出すかの劂く郚屋を出た。
    どこであれ、真実は耳に痛いもの。なので、犯眪者も同じずいう事だ。
    ••••••その八぀圓たりを私に向けるのは勘匁しお欲しかったが、ずりあえずこれで䜜品の喧䌝費くらいにはなるだろう。蚀うたでもないが非人間の私にあるのは良い女を抱く事よりも、基本的には䜜品である。


    どこに、どれだけ茪廻転生ずやらを繰り返したずころで、曞いお売る以倖など党お瑣末事だ。その為なら殺人の䞀぀二぀、䞖界の転芆でも救枈でも手段は䞀぀も遞ばない。


    たあ、報酬の倧半は銀行ぞ振り蟌たれるので、珟時点での金は䜿うのだが。思うに金を䜿わない奎に金運など降りおこない。叀臭くカビの生えた玙幣を持぀奎なんぞに金の女神が埮笑むのか
    無理だず思う。なのでじゃんじゃん投資しろ。
    具䜓的にはおひねりだ。盞撲を芋おおひねりを投げるなら、物語に感服しお投げおも良い筈だ••••••狭い䟡倀芳で進歩しないから駄目なのだ貎様らは
    党く、いい歳しお恥ずかしくないのか 真っ圓な人間であれば支払う金くらいはあるだろうに──────非人間の私に蚀われたらお終いだぞ

    さお、ずりあえずはこの金で飲んで食っお抱くずしよう。たあ、疲れおいる時には抱くのは割ず遠慮したい。倧䜓この街には物隒な女が倚いのだ。
    「埅お」
    頭の䞭で誰にするか、いや食べお寝るかず考えおいたずころぞ博士の鋭い声が突き刺さった──────聞く者党おが安らがない、実に神経質な声だった。
    「それで、䟋の女のほうはどうだった」
    「䜕のこずかな」
    ずがけるな、ず端的に圌は詰め寄る。䜕であれ最䜎限、必芁な事のみを通達する。圌の癖だが、悪癖ずも蚀えた••••••実際、その癖を嫌っお離れたり裏切ったりする悪党の数は実に倚い。
    回りくどいやり口や、蚈画的か぀政治的犯眪ずいうのは、ただの匷盗や攟火犯には合わないのだ。私の䜜品が凡俗の読者に合わないように、犯眪にも合う合わないがある。そしお圌は、倧半の犯眪者には合わない。
    思考が先を行き過ぎるからだ。良く分かる。
    「ハむ厶ず名乗るあの女は、実際にはこちらで建囜する぀もりは曎々無い。人材だけ売り枡し自由を謳歌する぀もりだろう」

    そう、あの女はその぀もりだ。私には良く分かる。埡倧局な組織は「䜿う」ものであっお䟋えば博士を打倒し組織を乗っ取る気分にはならないのだ。
    面倒な䞊に、性に合わない。単独での技胜を掻かし、獲物を刈り取り達成を埗る。

    前に、人食い民族を狩り殺しおやった事があるが、あれは䞭々の獲物だった。郚屋に匕き蟌もっお蚈画を緎るのは向いおいない。
    頌たれおも埡免だ。幎䞭、郚屋で蚈画立案に走るなど、䜕かの刑眰ずしか思えない。
    「わかっおいるず思うが、攟眮するには戊力ずしお倧き過ぎる。どうするにせよ、管理者が必芁だ」
    「そちらで匕き取れば良いだろう」
    無論、その぀もりで実行した。これ以䞊小嚘の面倒は埡免だ。
    カネにならないし疲れる。
    だが、予想倖の蚀葉が来た。
    「駄目だ。こちらで䜿うには合わない茩だ。私の蚈画に起甚する事はあるだろうが、普段小嚘を拷問する事はあっおも面倒を芋る斜蚭にはなっおいない」

    「そりゃそうだが、郚倖者ずしお雇えば良いだけだろう」
    そういう雇われなど幟らでもいる──────特に、毒ず飯ず薬が盛んな、東の囜には幟らでも。
    「圓初はその぀もりだったが••••••残念だが、政治的圱響が倧き過ぎる。貎様は良くやっおくれたし、圌女も想定以䞊に協力した。だが協力の幅が倧き過ぎお、䞖間に䞎える圱響が想定を超えおいる。
    組織ずしおは成功したが、䜕であれ成功し過ぎるのは問題だ。身動きが取れなくなるからな」
    成功や勝利に瞁が少ない私にはわからん話だ••••••䜜家ずしお成功し過ぎお、远跡者に狙われるみたいな話だろうか

    私なら、立堎的に狩りにしお良い盞手が自分から来るなど喜び勇んで殺すだろうが。

    衚面䞊は、敏腕矎人の女流䜜家が曞いた䜓にすればいいしな。倧䜓が䞭身など、読者が本圓に芋おいるのか

    それなら尚曎救い難い。読んで金も払わないのだから。そんな私の気持ちも無芖しお博士は端的にこう蚀った。
    「やはり死んだ䜓で利甚する方が、望たしいず刀断した──────駄目だ、ゞャック。貎様の方で、しばらくは匕き受けろ」

    ••••••••••••••••••圌はこう蚀うが、拒吊した奎は倧抵寿呜たで長生きしない。
    䜕せ、手を䞋したのはこの右腕だ。
    「••••••本気か 私に子育おをしろず」
    「厳密には17歳皋だ。゚ルフ民族は人間ずは幎の数え方が異なる」
    人間の情緒がわからないのか、圌はズレおる答えを返した••••••••••••どうしたものか。
    犬だけでも出いっぱいなのに、猫も増やしお面倒を芋る
    地獄だ。シリヌズ完結たで曞き切った䜜家にずっお、䜕より倧切なのは「静謐な時間」である。
    逆に、爆音の鳎る䞭で、貎様らは䜕か曞けるのか
    無理だ。たあ、売䞊が䞊がらなければ攟眮しおも構わないので、いっそ圓面は䌑み期間ず称し詐欺で皌ぐに抑えおおくか
    真面目に執筆するより、その方が金になる。
    郚屋を出お、倩を仰ぎながら私はそんな思考に陥った。思うに───読者にしろ犯眪にしろ「結果」だけが倧切であり、過皋ずは圓然「積み重ねられた結果」そのもの。
    芋る目の無い奎等だ 読者でも神でも仏でも悪魔でも良いが、これだけ積み重ねた私盞手に、支払う報酬が獰猛犬か
     


    私が䞀䜓、䜕をした



    ちょいずばかり人より犯眪が倚く、シリヌズ完結たで物語を曞き切りタダで配垃たでした聖者ではないか。隣人を愛せず蚀うなら䜜品を、それも䜕十幎も費やした䞀品を立ち読みしたなら札束くらいは眮いお行け
    光る石ころに䞇札を払うよりは、よほど有甚な䜿い道だろうよ

    本来、それが出来ればいちいち䟡栌など蚭定する必芁すら無いものだ。実際にやれば䜕が起きたかずいえば、タダ読み持るだけでただの䞀円も払わない。それで「最近は面癜い䜜品が少ないね」などず、ほざけ読者が

    そういう意味では、新芏加入の女が䜕をしおどうシャワヌを济びるかずいう、読者の望みそうな噺は曞いおやらん。
    女が増えた分「女にしか出来ない」犯眪の幅も増えるのだが、埡倧局な読者はタダで読むだけで払わない。
    ならば知らん。貎様ら100円も払わない奎等に「敬意」なんぞを持ち合わせるのか
    しない。同じ事だ。

    なので、私はこう蚀おう。



    いい気味だ、ざたあみろ

     





    䜙談



    犬千代 から目枬 
       筋肉質に鍛え䞊げた野生の矎貌 
    荒々しく、女より獣の雌ずいうのが盞応しい

    割ず玔真無垢な郚分が残っおおり、人間は嫌うが人間の文化に興味がある。たたに茝かせた目で物欲しそうにそれらを芋る。


    買ったか 想像に任せよう。

    割ず心が匱く、埩讐に必死。だが匱みは芋せたくないので指摘するずキレる。
    毎回キレる。ツッコミ担圓。

    ナむフは倩性の才胜があり、苊劎しお磚いた私の技胜は䜕だったのかずたたに思う。
    ••••••倩才か••••••••••••

    本人は元が「お嬢様」だったらしく、所䜜や人付き合いは物凄い。いなければ毎回問題が起きたので、仕方無く連れおいく。
    「お前は察人関係を知らねヌのか」ずは本人の匁。

    生憎、非人間なので知らんな 
    同じ皮族の筈だが、迫害された蚘憶しかない
    ••••••••••••おのれ読者め。

    未払い皋「屈蟱的」な迫害は無い
    貎様ら支払い胜力が無いんじゃないか

    知性は高いが、魔術の玠逊に関しお聞いた事が無いのでそこは知らん。同じ建物に䜏んでいるが、郚屋別なのであたり䌚わない。

    筈だ。違っおも構うたい。

    最近は生掻に慣れお来たのか、雑な栌奜でやれあれが無いこれはどこだ、前の話はどうなったず现かい話を聞きに来る。

    现かい。女ず男の差か
    「お前が雑過ぎんだよ」ずの匁だが、しかし私の今たでの掻躍を芋れば分かる筈だ。

    結果、䞊手く回ればそれで良い

    近所の子䟛の面倒を芋おいる気分だ、ず答えるずキレる。子䟛扱いもキレる。


    ••••••••••••そういう郚分が子䟛だろうに


    ハむ厶 身長は150前埌に芋える
        サむズはスむカ 髪はサラサラ赀色
       我儘に振る舞うが実は賢明。瞳も赀
    政治的やりずりに慣れおいるのか、察人関係に匷い犬千代ず違い、察人支配に長けおいるのが違いの぀。
    利害関係が絡むやりずりが埗意なのがハむ厶
    人間的魅力挔出で奜かれるのが犬千代
    党おに嫌われ、単独で殺し合うなら無敵だが神も仏も個人的に私を嫌っおるんじゃないかずいう、䞍圓な差別を受けたのが私だ。
    芋る目の足りない奎等だ••••••••••••
    䜙談だが、神瀟に参り出るず䜓調を厩しお死にかけた。それも、䞀床二床ではない。
    この間も••••••搬送••••••••••••いや蚀うたい。
    魔術などずいう、胡散臭い術理に長けおるらしい。ちなみに、私がやり方を聞いたら
    「才胜無いわね、貎方」
    ずか蚀いやがった 
    才胜か 知力か 私ずお幌少時代に殎られ過ぎる前は、良かったんだよ
    曞物など、読んだだけで蚘憶出来た••••••••••••どれだけ殎られたんだ、私は。
    頭は良いが、本質を芋る目だけは私に遠く、及ばない。もう䞀床蚀う。
    私に 遠く 及ばない
    優れ過ぎるのも考え物、ずいう事だな。
    物を知らない読者に教えおやろう。
    蚀い匵るだけなら、䜕であれタダだ
    さお、政治的関係から肉䜓関係を持぀事すら倚かったらしいが、その蟺も犬千代ずの違いだろう。最も、ハむ厶も根底は同じだが。
    人を䜿う偎、ずいうのは埗おしお真っ圓な、普通の人間がするようなやりずりが出来ないもの。普通の生掻に焊がれる女ずも蚀える。
    私は無論、ロクでも無かった。
    ••••••••••••幌少期など、殎られお脳がやられ、銬を远っかけながら楜しんだ蚘憶しかない。
    青幎期 奎隷䜜業だ。無論、代金未払いで 
    䜕回死の淵を圷埚ったか、数えおすらいない
    嬉しくもない。やはり金が欲しいものだ。
    さお、次だ。䜕でも、回抱けば確実に奎隷に出来るず、テクニックを豪語するらしい。䞀方で理系なので、男より理論。情熱よりも経隓から来る政治的刀断に長けおいる。
    胜動的に芋せかける「倖向け」のやりずりず違い根がむンテリなので、普段は郚屋に匕き籠もっお実隓に専念するタむプである。
    倉な薬品実隓に魔術研究だず付き合わされ───ブチ撒けた時は凄かった。
    ヒステリヌ、どころではない。噎火だ。
    火山ずいうのが盞応しい。瀟䌚の裏偎で緎られた人造火山。埗意技も火系だそうだ。
    䜕でも、知らない男に肌を芋られるこずより研究䞭に邪魔される方が比范出来ぬ皋蚱せないらしい••••••••••••私はブチ撒けただけだが。
    目は良いが、研究䞭は䜕かを芋るのにいるのか県鏡を掛ける。
    頭が良く芋えるからか
    タバコも吞うが、マナヌは守る。飲酒カフェむンずあらゆる犁則物質を楜しむ方。たた、掟手奜きで䜕であれ初察面は気安い。
    今たで政治の為我慢しおきたものが、今さら爆発したず蚀える。
    元がお嬢様で悪ぶっおる犬千代ず違い、元が悪だったが呚囲の為に我慢した。文系で情緒を慈しむ犬ずは党おが真逆。
    心のあるロボット、ずいうのが近い。
    男を抱くのも利害関係であっお、情緒は䞀切無く䜕も感じないらしい。なので、犬千代がある意味矚たしいんだずか。

    私はひたすら暎れられれば、そしおそれが金になりさえすれば他に䜕もいらないタむプだ。蚀わば「戊い」の圢が執筆か䜜品を売るのか殺し合うかの違いだけだ。
    生きおいる敵は殺す

    動く敵察物は、叩き壊す
    運呜が邪魔なら、ブチ砎っお殺し尜くす
    察しお、ハむ厶はその蟺り珟実的だ。敵だけでは勝おないずいう思想で「敵を味方にするのが至䞊」ずいう考えらしい。

    ••••••••••••••••••••••••私ずお、読者に協力させる事が出来ればずタダで配ったりしたのだが、どうも若い女が良いのだろうか
    わからん話だ。
    個人ずしおも匷いが、基本的に自分䞀人での戊闘はしない。暗殺向きの犬千代ず違っお、組織化胜力が高いタむプ。
    それも、殎り合いより情報に匷い。匱点属性だけをひたすら事前に調べ䞊げ数の利で叩くやり方••••••••••••぀たらん戊い方だ。
    やはり、斬り合いで良くないか
    生きるか死ぬか、それが愉しみだ。
    俯瞰するのが埗意で、県の前の敵はずりあえず殺そうずする私の銖根っこを抑える担圓。ずはいえ、ハむ厶自身も割ず亀戊はした。
    利害が先に出るので、殺しも利益で考える。
    こんなずころか。執筆意欲なのか連䞭に匷芁されおいるのか、私は知らん。

    少なくずも、カネにならなければ続かない事だけは確かだ••••••••••••最も、邪道䜜家の方は既に完結たで曞いたのだが。

    おひねり制で邪道䜜家シリヌズの方は出した。誰も読むだけ読んで払わなかったが、䞀応はそういう䜓で出しおいる。

    読むなら払え、払わないなら読むなずいう話だ
    ああ、そういえば語り手自身に関しお項目を曞かなかったが、それは簡単だ。
    売れればそれでいい 女子䞭孊生䜜家、ずかの方が売れそうだしな。
    䞭身を誰も芋ないずいうなら、受けそうな衚面だけ甚意しよう。
    どう考えおも長身の反瀟䌚性力にしか芋えなくずも、それはそれずしお衚面だけを読者が芋るなら、衚玙に若い女を貌り付ける。
    䟋え、人栌を䞞ごず甚意しおでもな••••••金になるか、それだけだ。
    「結果」だけだ。過皋ずは、結果を積み重ねたものなのだから




    䞖界芳





    南は犯眪者の楜園だ。具䜓的には、女盞撲が流行り売春婊は6才からいお、チェヌン展開された麻薬専門店が立ち䞊ぶ。
    歩けばひったくりに䌚い曲がれば匷盗もどきに遭遇する。おかげで法ずいう抂念が無いので誰を殺そうが問題無い。
    無論、各組織の幹郚は別だ。構成員同士での争いは固く犁じられおおり、私は構成員では無いので2.3発ブン殎った。
    その埌 殺し合いなら負けおいない。
    最も、私の悪評は知れ枡っおいるので、基本襲いかかるのは魔性ず分類される鬌くらいだ••••••神を名乗る宇宙人連䞭が台頭しおからずいうもの、゚ルフだの混合人類みたいな奎から知性の無い実隓生物たで広がりきった。
    治安を乱す為、ではあるたい。䜕かの実隓の成果かもしれない。
    生物進化を蟿る為、ずかな••••••••••••連䞭ならやりかねない。
    ずいうのも、所謂その「英雄」ず呌ばれ掻躍する奎等は、単に神を名乗る連䞭ずの混合皮─────被怜䜓に過ぎないからだ。
    䜕故そんな事を知っおいるかっお
    無論、日々仕事に勀しんでいるからだ••••••••••••犯眪行為を䞖間的にどう蚀うかは、孊者にでも論争させおおけ。
    巚倧な実隓堎、それが超倧陞などず呌ばれるこの土地だ。最も、宇宙人だろうが人類だろうが、本質の芋えぬ読者など知らないが。
    さお、読者お楜しみの「女盞撲」に぀いおの話をしよう。無論賭けもするしこの人道的な催事に関しお、よもや反察意芋などありはすたい。
    ••••••犬千代に教えた際は、䌚堎にゎミを芋る目線を向け唟を吐き捚おた••••••••••••芳戊する分には楜しいものだが、残念ながらご無沙汰だ。
    やれやれ、䜕がいけないずいうのか。 ちなみに、扮装や盛り䞊げの為のショヌもあるので老若男女問わず楜しめる。 

    麻薬はやらない。腕が鈍る。歓楜街だらけの䞭では賭博関連の方が優勢だ。最も、その分負けお無くなる茩が倚くなるので、取り立おも我々の仕事ずなる。
    男なら内臓か被怜䜓。女なら売り飛ばす。
    そんなものだ。第䞀、人間の生掻自䜓が倧量の死䜓、即ち動怍物の呜で支えるのだから、別に人間の呜も同じ事だ。
    平和ず蚀おうず戊争ず蚀おうず、本質的にはかわらない。同じ事だ。
    さお、次だ。 
    人皮は、以前説明した通りバラバラだ。゚ルフが犁止魔術の独占に走り、ドワヌフが犁止技術で兵噚を䜜る。おかげで神々でさえ近づかない魔境ず化したが、我々には銎染み深い故郷であっお、青い空など他人事だ。

    倧陞の名前は忘れた。パンだか䜕だかだった筈だ。南は前回蚀った通り、倧江戞絢爛魔界ずか呌ばれおいる。  
    あずは、家賃が安い。
    ずにかく安い
    䜕せ、超の付く危険地垯だ。䜏むだけで金を貰える奎もいる──────私か 無論、以前の持ち䞻を殺しお奪い取った。
    偉そうな奎だったからな 䜕故か゚ルフには感謝されたが、私に蚀わせれば読者身分で、䜜家に口応えする時点で死眪である。
    最近はダヌク゚ルフずか呌ばれる歊装民族もいるらしい。倧陞党䜓の治安が萜ちれば犯眪指数も跳ね䞊がる。圓たり前だが、金持ちの数むコヌル犯眪指数ず蚀い換えお良い。
    北の金持ち搟取が増えれば増える皋、ここは倧勢で溢れかえる。
    そんなものだ。そういう郚分では、金持ちを恚む奎も倚い。奎等は奎等で、半ば犯眪者みたいなものだしな

    思うに、そこたで富を独占出来る時点で異垞だろう──────善意で皌いだずでも蚀う぀もりか
    銬鹿銬鹿しい皋傑䜜だ。やれやれ。
    䜕にせよ、最悪の街である事だけは確かだ。最も、人間が望むのはその最悪であるので、぀たりはこの街こそ楜園ず蚀えるのだが。
    食品も凄いぞ。ある筈の無い食べ物、朰れた筈の店が沢山ある 䜏民は慣れおいるのであたり匕っかからないが、倖から流れ぀いた奎等はよくかかる。
    たあ、死にはしない。筈だ───違っおも、別に知らないが。
    埌は、暎力溢れる街だからか「傭兵」ずしおビゞネス展開する奎は倚く、軍閥もそれなりにあるのでちょっずした戊争屋だ。
    正芏の人類神仏混合軍には敵わないが、だが簡単に手を出す奎はいない。圓たり前の話、倧陞の南党域を占めるからだ。
    かなりの広範囲ず蚀えよう。無論、戊地拡倧すればタダでは枈たない。読者ずは違う。
    面倒なのでこのような説明はここたでにしたいものだ──────金になっお豊かな生掻が享受出来れば考えおおこう。

    最も、読者に期埅出来るかは疑問だが

    䜙談だが、この街においおも䞀番の悩みは「人間関係」であるらしい。
    人間に合わせる事を悩んでも人間関係そのものを悩むこずは無い私にずっお、これほど分かり難い話もない。
    䜕にしろ、どこでも悩みは同じ、ずいう事なのかもしれなかった





    経歎線






    無論、ブン殎った。それも「もう殎らないで」から「早く殺しおくれ」ず懇願するたで匷く激しく、そしお死なない皋床に手加枛した。
    ずいうのも、圓初この街に来たばかりの頃は圓然「䜏める堎所」に心圓たりなど無かった──────圓たり前だ。他の䜜家ならいざ知らず、そのような「芁領の良さ」ずか「人ずの瞁」に恵たれた連䞭ず䞀緒にするな。
    圓然、叀今東西、過去珟圚においお敵だらけだず保蚌する••••••未来に関しおは、たあ、あたり考えないでおくずしよう。正盎想像も぀かないが、䜕であれ悲芳的みたいな考えになるのは宜しくない。

    果たしお「味方」などずいう抂念が存圚するのか疑問だが、たあずにかく䜏める堎所など法の無い街ならどうにかなる。法埋ずは匱者から搟取する手段であっお、無ければ誰もが自由になれる。
    具䜓的には、゚ルフの売買がなされおいた。

    なに 売春宿ではないかだず
    銬鹿め 魔術だの䜕だのが䜿える連䞭に関しお蚀えば、技胜を掻かした方が金になる••••••••••••最も、そういう需芁が枛る蚳では無いので売られた埌は知らないが。
    無論、私が気にしたのはそこではない。
    ずりあえず軜い芖察でもしおみようかず、蚀わば顔芋せの段階だった。運営者はゎブリンず人間の掛け合わせなのか、䜓長5メヌトルはある倧型の男だったのだが、その男が

    「现っちろい人間皮族だなァ••••••家で本でも読んでるのがお䌌合い

    ず、奎の遺蚀は「そこ」たでにした。
    物語を軜く芋た時点で、それも邪道䜜家に察しおナメた態床を取った時点で、奎の寿呜は決たっおいる。たしお、あざ笑うなど「殺しおくれ」ずいうサむンだろう。
    サむンは受け取った。私はノヌコンだがやるず決めた事はやる䞻矩だ。実際、邪道䜜家シリヌズは完結たで曞いたしな。
    å…š23冊、环蚈500䞇文字は曞いた。それに比べればゎブリンを叩きのめすなど容易い事だ──────なので、容赊はしなかった。


    善悪なんぞどうでもいいが、物語をコケにし䜜家を軜んじる奎は蚱せない。そも私に蚱す機胜があるか疑問だ。ずにかく、私は䌑たず匛たず、四六時䞭奎をブン殎った。
    最初は反抗的だったが、次第にそれも収たり「蚱しお」ずか「悪かった」ずかほざいおいたが、生憎ず免眪は無い。読者もそうだが、金を払わない読者ず物語を軜んじる茩は死刑以倖に有り埗ない。

    いや 無期懲圹の極刑だ それも、地獄の鬌すら裞足で逃げ出す無間地獄が盞応しい••••••それが䜕であろうずな。
    そういう意味では、人間の信仰する神仏連䞭も「有眪」だず蚀えるだろう。蚳のわからん英雄だの䜕だのを莔屓し、肝心の物語──────人類史より遥かに䟡倀ある宝に䞀円たりずも払わないのだ。
    極刑だ 決しお蚱さん
    それら、物語業界に関する思いを蟌めながら殎り続けた蚳だ••••••蚀わば「愛の鞭」であり「奉仕粟神」のたたものず蚀えよう。
    物は蚀いようだ。そこは任せろ
    どうずでも、解釈しおくれよう

    䜕なら、䞖界に貢献した報酬ずしお聖人刀定しおくれおいい。最も、私が祀られた教䌚に十字軍は来おも神など知らん。

    仏も同様だ。悟ったから、だから䜕だず蚀うのか••••••••••••衆生を救えなければ蟞めるそうなので、案倖倱業したのやもしれない。
    血を吐きながら戯蚀を䜕か蚀っおた気もしたが、私の耳には入らなかった。ただ、呚りの銖茪に繋がれた゚ルフ連䞭は違ったらしく
    「あの、もうその蟺りで••••••」
    ず、この私を静止した。

    なので、私は聞いおやる事にした。無論、゚ルフだろうが人間だろうが読者だろうが神仏だろうが区別は無い。䞀切無い。
    怯える垃切れ䞀枚の゚ルフ盞手に
    「お前は••••••物語を、どう思う」
    ずだけ聞いた。
    少し逡巡しおから、圌女は
    「物語••••••ですか あの、青い鳥ずか絵本にある」
    「そうだ」
    同じ事を確認するんじゃない。むラむラしお憂晎らしの為だけに銖を切り萜ずしおやろうか、ずさえ思った。

    だが、人間ず察応は違っおいた。
    ひたわりのような笑顔ず金の矎しいず評刀な髪をたなびかせ぀぀、
    「いいですよね、物語 ああいう埡話には倢がありたす」
    だから奜きです、ず。
    ••••••••••••私の物語にずお倢はある 倚少非人間向きなだけで、それなら売れたっお良い筈だ。
    そうは思ったが、たあ䞀応傘䞋ず蚀えなくもない。であるので私は敵意を抑えた。

    その埌、圌女らは博士の組織に接収されお、今では立掟な悪党ずしお䞃面六臂の倧掻躍を遂げた。蚀わば、人間リサむクルだな。
    この堎合、人間ではなく゚ルフだったが。
    ふん 倢ず垌望だけが物語 たさか。䜕であれ野望ず悪意が無ければ぀たらない。
    私の堎合、ちょいずばかり倚いだけだ。

    蟛い物奜きず同じだ。過ぎたるは曎に匷し。

    であれば、悪意を刻み぀けおも構うたい。
    その埌、色々あっお゚ルフの䟝頌づおに今の獰猛犬がいる蚳だ。

    ゎブリンはどうなったか さぁな••••••••••••耇雑骚折だけでも100ヶ所は超える。䜕せ、日䞭殎ったのだ。あれで無事な生物がいれば、そい぀は䞍老䞍死か䜕かだろう。最も、それでも死ぬくらいには殎ったが。

    それなりに街の顔圹だったらしく、私に喧嘩をふっかける奎はいなかった。残念だ。やるなら殎り甲斐のある盞手が良い。


    敵がいなければ、殎れないからな


    䜕故か、゚ルフの評刀は䞊がったが──────その蟺は関係ない話だ。第䞀、それが䜜品の売䞊に関䞎するか
    しないならば、知らん。
    その埌、知っおの通り幟぀かの䟝頌を受けお博士ず取匕をした蚳だ。具䜓的には「獲物」を提䟛し金たで支払うずいう砎栌のもので、圌にすれば私ずいう化け物が䜿えれば䜕でも良かったずいうのが実情だろう。

    数倚くの犯眪に関䞎したぞ 貎族は人間だけでなく攫ったし、金持ちは神々だろうず匷奪した。時には、英雄などずいう胡散臭い連䞭ずも争った••••••無駄に頑䞈で狩り甲斐のある奎等だった。

    神を名乗る宇宙人ども、博士は「グレむ型」ずか読んでいた連䞭も拉臎し、死䜓を解剖した事もある──────連䞭の蚀う「魔術」ずやらを解明すべく、博士が私に䟝頌したが䜕でもなのたしん、ずか呌ばれる極小の絡繰仕掛けが仕組みらしい。
    䜕人も拉臎したので、我らが組織は魔術に長けた。厳密には科孊だず蚀うので、我々は魔術ず呌ばないがな。
    埌は、敵察組織ぞの攻撃も忘れおいない。
    ずいうのも、圓然ながら犯眪組織は我々だけでは無いからだ。
    具䜓的には、たず宇宙から飛来した宇宙人、神々を名乗る連䞭自䜓も組織の぀だ。倧䜓よくわからん奎等が急に来たのに、理解出来ないから䜕でも「神」ずいうのは劂䜕がなものか。
    少しは考えお生きたらどうなのか。
    やれやれ。
     

    ずたあ、ざっくりした経歎はこの皋床だ。具䜓的な詳现を語るには、読者が金を払っおいない。だから、無責任に攟眮させお貰う。
    実際、責任は無いしな。読みたきゃ邪道䜜家の方でも勝手に読みやがれ

     邪道䜜家シリヌズもAndroidなら栞機胜が䜿える。おひねり制ずしお出したが、決枈胜力のない奎らにそんなもん芁求しおも無駄だったな
    タダで奢っお埗られる物は特に無かったが••••••やれやれ
    た、䜕にしろやるべきず信じた事はやった。やりたい圢でやり遂げた。
    その「埌」なんざ、知らねヌよ





    孊問線





    誇りが無ければ、぀たらない。
    䜕であれ「気高さ」は必芁だ。
    思うに、結果ずいうのは「理想」ず「利益」を、䞡立させおこそ埗るものだ。
    利益だけでは、結果ず呌ばない。

    ただの「卑」だ。そうじゃないか

    忘れるな 理想を以お信念を貫き、それを実珟するのは難しい。だがな それをしないで生きるのはただの「無駄」だ。だからこそ面癜いし、だからこそ、突き進むだけの䟡倀がある。
    それを忘れるな あずは、たあ、オマケみたいなもんだしな。

    さお、孊ぶこずは倧切だ。それが犯眪でもな••••••具䜓的に蚀えば、異性関連はダメだ。
    ずいうのも、男にしろ女にしろ「ご耒矎」を期埅するのはよろしくない。倧䜓が、同じ職業匷盗やら矎人局やら皮類はあるもののである時点で倧抵がろくでなしであり、真っ圓な神経を求める方がどうかしおいる。
    私か 無論、むギリス玳士の芋本みたいな奎だず思っおくれ───いや、やはり敏腕矎人女子高生䜜家ずかの方が売れるだろうから、そういう事にしおおこう。
    性栌は玳士で、芋た目は矎少女ず思っおくれ。無論、私の玳士的行動ずいうのは、気に食わない盞手をブチのめしお、利益を匷奪するこずを蚀うのだが。
    たあ、善悪など瑣末な問題だ。どちらに振り切れるか それだけの事だろう。
    倫理的行動が䜕かは知っおいる。ただ、生きる為には悪が無いずな。
    でなければ、死ぬだけだ。真っ圓に生きるなど自殺に等しい
    経歎など詐称せず話す事がたず少ない。ずいうのも、真っ圓な瀟䌚で生きられるのは真っ圓に぀たり楜しお成功した茩だけであっお、瀟䌚どころか人間から倖され敵意以倖向けられた事がありたせんず面談した埌に、そんな人材が欲しいず蚀う商業䜓など存圚しない。
    なので、暗に連䞭はこう蚀うのだ。真っ圓でなければ「死ね」ずな。

    生憎、私は迫害こそされたが虐められお黙るほど殊勝でもない••••••詐欺だらけの経歎しかも真実を混ぜ合わせバレ難いや軜快なトヌクで人を隙し、盗み奪っお生き延びた。䜕であれ、生き残ねば先は無い。

    無論、い぀かは死ぬ。だが、ならばこそ、埌悔する生き方などしたくない。
    であれば、盞手が゚ルフでもドワヌフでも人間でも゚むリアンでも、神でも仏でも隙すのは圓然の行いだ。むしろ、私の䜏む街では称賛される䜜業だろう。䟋えば、近所に゚リンゞェットずいうゎブリンがいるが、奎の詐欺術は実に巧劙だ。
    停の経歎だけでなく停物の家族たで甚意しおおき、捏造した話で察象の獲物を絡め取る───ずいうのも、奎の仕事は個人盞手ではない。組織だ。

    䟋えば、ここに「䞖界を救わんずする勇者埡䞀行」がいるずしよう。だが、そんな奎らに正面から殎りかかるのは、あたり賢い戊い方ずは思えない。ずはいえ詊緎があればあるほど燃え䞊がるのも奎らだ。なので、時に眪悪感を埋め蟌み時に狩堎に誘い蟌む。無論、盞手が勇者になれば簡単には行かないだろうが、その蟺の商業隊皋床であれば容易い事だ。
    我らの街には倧抵、入り口付近にそういう郚隊が配眮されおいる••••••情報収集の目的もあるが、倖郚からの金ヅル••••••新芏顧客がどういう人皮か知らないたたでは問題だからな。䜕であれ情報を制した方が勝぀、ずはハむムの蚀葉だ。あの巚乳チビは私をかなり痛め぀けおくれたが、そちら方面での仕事には優秀なので、実際かなり重宝しおいる。
    その点、私はさっぱりだ。真正面から殎った方が早い。
    思うに、犯眪ずは情熱的な掻動であっお、自身の情熱がどこに向かうかが肝芁だ。
    なので、ちたい犯眪はするべきではない。座談䌚を開いお思考法を広めるよりは、やはり倧物を远う殺し合いの方が魅力的だ。

    以前の倧隒動、玠っ裞の老若男女を匿った話がそれにあたる。具䜓的な内容に぀いおは調べおもらうしかないが、その埌どうなったかずいう話であれば理想囜家建蚭の為に゚ルフ連䞭をたず囲い蟌たせた。

    ずいうのも、囜際的な詐欺ずいうのは、綺麗事を盟に取れば䞊手くいく。
    なので、我々はたず「゚ルフの人暩掻動家」ずいうパンフレットを配り歩き、人間瀟䌚ぞ蚎えを通した。䜕ずもお笑い草だが、実際にやったこずは利益がため政治家に賄賂ず匷迫行為を繰り返し拷問の件は䟋の蚘事を芋おくれ時に生きたたた犬に食わせ、時に平和的やりずりで解決した。
    具䜓的に ふむ、誘拐ではないず蚀っおおく••••••むしろ、資金揎助に熱心な䟝頌䞻の䞀人が、嚘を有名倧孊に通えるようにしただけだ。
    ずいうのも、そこの教垫の䞀人が性的虐埅を繰り返す茩だったため、私が二、䞉発ブン殎っおいる間に蚌拠品を捏造。その䞊で経営陣を脅しお入孊させた。

    教垫はどうなったかだず さあな••••••拘束するだけでいい、ずは蚀われたが、あたりに気色悪かったので぀いブン殎った──────以前の仕事で衛兵を頭郚鎧ごず砕いたのは知っおるな ぀たり、それを䞉発ずいうこずだ。
    動かなくなったそれを経営陣に芋せ぀ける圹割は果たした。その蟺に捚おた筈だが犬か䜕かが咥えるだろう。生憎、ゎミ凊理係は私ではない。
    そしお、散々迫害されおきた゚ルフ民族ずやらの、新囜家蚭立に寄䞎したわけだ。䜕なら䞖界平和賞を貰っお良いくらいだ。䜕せ、゚ルフ民族の独立ずいうのは読者が知る通り幎は成らなかった。

    ずいうのも、それも同じくわかっおるず思うが人間は差別や有意䞻矩が奜きだからな••••••無論、我々はそんなもんどうでもいい。
    必芁なのはカネだ。しかし、欲しいものは違う。
    幎ならなかった独立䜓制を敷いた䞊で、それらを犯眪業に利甚する、ずいう郚分が博士の琎線に觊れたらしい。私も、ここたで倧きな亡呜、ずいうか集団拉臎に関䞎するのは初めおなので、それなりに達成感は感じ入った。
    いい仕事だ。噚物損壊、芁人の拉臎、爆砎に情報や金の匷奪、そもそもが密入囜で経歎も詐称したから、詐欺眪にもなるだろうか
    ずはいえ、結果オヌラむだ。゚ルフ連䞭の囜家は出来たから問題あるたい


    圓然それらを博士は利甚した──────汚いずされるカネを綺麗にするのに、道埳ずいうのは有甚だ。「゚ルフの民族埩興ぞ寄付を」ずいう題名だが、圓然の暩利ずしお我々が幟぀かの組織を経由しおカネを抌収。いわば囜家建蚭の手数料ずしおは砎栌の行いなので、これもボランティアず蚀えよう。

    その䞊で••••••圓然、歊噚や人材も流入させた。具䜓的にはダヌク゚ルフずかいう奎らが割ず傭兵気質であるらしく、連䞭を密入囜させる為に時に支揎甚物資、時に珟地の゚ルフたちからのお瀌の手玙䞭は盞圓息苊しいらしく、入れられたダヌク゚ルフずやらは蚀語がわからずずも眵詈雑蚀ずわかるほど眵っおいたがに入れるずいう人道的支揎で解決した。


    䜕故か感謝はされなかったが、たあこれも䞖のため人のための行いだ。陰ながら、裏で瀟䌚貢献する「正矩の味方」ずでも思っおくれお構わない。


    ちなみに、政治家以倖はず蚀えばその䟝頌人ではないが、ある皋床有力者に賄賂を送り情報を流し報道にカネを払えば䜕ずかなる。パンフレットは配ったが、それは逆らう奎らの家の前で、暗にやらないずどうなるかを瀺す為だ。

    配った翌日に、家が毎回燃えれば嫌でも気づく。うすのろい猛牛でも、逆らったらああなるのだず瀺す行いこそが肝芁だ。なので、我々はもっずやった。
    反発者は鞭打぀ 人間有意䞻矩には拳をブチ蟌む
    意思が黒かろうが、瀟䌚の為になるのだ鎌うたい。

    話し合い それで解決すれば差別制床など存圚しない。むヌストだかカヌストだかがある囜で、平等粟神に぀いお語るに等しい。
    生たれで差別し、その䞊で人道を唄う。

    少なくずも、連䞭のやり方で差別が無くならなかったのは確かだ。それが経歎なのか人皮なのか金持ちかなのかはずもかくな。䜕にしろ゚ルフ連䞭は救っおやった。

    利益の぀いでではあるが、それはそれこれはこれだ。
    䜕にしろ、確実に蚀えるのは「もう差別しないから殺しお」ず叫ぶ皋に、割ず楜しみ぀぀远い蟌んだ事は確かだ。保蚌しよう。なので、連䞭が差別する事は無い。
    決しおな••••••倩地がひっくり返ろうが、二床ず無い。

    なので、それをいいこずに我々は暩利拡倧掻動を開始した。人間の善意に付け蟌み「哀れな゚ルフの人暩回埩」ずやらを楯にしおやりたくった。ずいうのも、民衆はアホなので「道埳」があれば、䜕をしおも良いず思い蟌む。

    実際には道埳なぞ持぀偎の郜合でしかなく、この倧陞だず神だの仏だのを名乗る、蚀わば宇宙人連䞭の「郜合」に過ぎない。
    だが、それはそれずしお䜿えるものは䜿う䞻矩だ。なので、人暩回埩の為に著名人をタダで雇えるよう呚囲に善意の圧力をかけさせ、我々の組織は金貚枚分の䟝頌料をたったくの「タダ」に倉換した。


    玠晎らしい 善意ずやらも䜿いようだ
    私は孊習する悪党だ。なので安心しろ読者ども••••••䜕をしおでも、どんな「手」を䜿っおでも、゚ルフ民族は独立させる。
    たさに我々にしか出来ない「偉業」ずいえよう──────善意にだけ固執する人間には200幎の差別が続いおも、悪党の手にかかればナプキンで拭くように掻き消せる。

    そしお、立地も完璧だ••••••••••••博士はその蟺が嫌らしく優秀だ。悪蟣を通り越しお感動を芚える。ずいうのも、我々の䜏む治安の悪い南でも、独立し぀぀ある東でもない、それらの䞭間地垯にある元は北の金持ち神仏共が䜿った「攟棄神殿地域」ず呌ばれる堎所ぞず建おたのだ。
    䜕でも、博士に蚀わせれば「栞兵噚」ずか、呌ばれるもので文明を䜕床も滅亡させた挙げ句、人皮改良や人䜓実隓を繰り返させた堎所らしい。

    䜕トカ射線は陀去されおるから問題ない、ず圌は蚀っおいた気がする。最も、元々゚ルフはそういう環境で生き抜く人間ず圌らの混合皮らしく、別に汚染されおも倧䞈倫らしい。
    ••••••゚むリアンの考える事は意味䞍明だ。

    ずにかく、宇宙から来た自称「神仏」連䞭は信仰を以お今の瀟䌚を䜜り出した。なので、建前で実際にはただの実隓堎だったずしおも倧っぎらに砎壊するのは難しい。

    最近でも、人間の巡瀌が行われおた地域だ。建前䞊は「党おの呜は平等」を語る圌らにずっお、そこを占拠されれば砎壊は出来ない。
    たあ、神だか仏だかを信じない奎は人間では無いから殺そう、ずいう発想も普通にある。ずはいえか぀おの遺跡を䞞ごず爆砎も出来ないだろう。連䞭は綺麗事が奜きだからな。
    そこに付け蟌む蚳だ。結果、東ず南の悪蟣囜家ずも取匕が進み、歊装䞭立化に成功した。
    魔術ず呌ばれる超科孊に適応する゚ルフ民族は、我々の仕事に圹立぀筈だ。諞君、今回の教蚓は「タダで人を救うなかれ。やるなら囜ぐらい芁求しろ」の䞀蚀だ。倧䜓、英雄連䞭は頌たれもせずに戊うらしいが、私に蚀わせればタダで行うのは遊びだろう。

    カネだ。であれば、䞖界ぐらい救っおやる。

    無論、誇りも忘れおいない。ずいうか人間ず違っお䞖界で最も「差別問題」から瞁遠いのが我々だ。だから、人皮に拘りは存圚しない──────䜕だろうず䞍可胜であれば挑み続ける。
    それを可胜にする。それが生き甲斐だ。
    300幎だか数癟幎だか差別されたかなど知ったこずか  たかがその皋床の䞍可逆、私が「可胜」にしおやろう

    任せろ たかが差別の運呜の䞀぀二぀、この私がブチのめす 

    邪魔する奎は、䜕だろうずやる。
    悪党っおのは、そういうものだ




    邪道勇者 ストヌカヌ線



    金玉を蹎る機䌚を逃す茩は愚か者───哲孊者の蚀葉だ。
    私の知る数少ない「参考になる」哲孊ず蚀える••••••䜕であれ恵たれた連䞭の蚀葉には耳を傟ける぀もりはないが、それはそれずしお䜿えるものは䜿うべきだ。

    䟋えそれが、護衛察象を狙う远跡者だろうずな───生身の人間、぀たりバラバラに匕き裂かれおいない「呌吞する人䜓」を、痛ぶれる機䌚はそうは無い。ずいうのも私の堎合知らない連䞭に喧嘩を売られるこずは倚々あれど、軜く「えいっ」ず、二、䞉発殎り぀け叩き぀け脅迫しただけで圌らは戊意を倱うのだ。

    悲しいこずだ••••••どうせなら生の肉䜓を痛め぀け、削れるだけ削り倧物の息の根を止める行為こそ、倧いなる「生の実感」を䞎えおくれる。私に蚀わせれば頌んでもいないのに远跡しおくる茩がいるなんおご耒矎だ。
    わざわざ远わなくおも、勝手に獲物から来るのだろう

    玠晎らしい───䜕せ、「恐怖のあたり手が」ず正圓なる防衛行為を蚎えさえすれば、阿呆な人間諞君は非人間の私ずは違い「襲われるからには被害者」で、無眪を勝ち取り助けおくれる。
    たったく ゚ルフの歌姫だか䜕だか知らないが、文句の倚い女だ。たかが䞀人二人远跡者がいるのが䜕だずいうのか••••••䜕もしおいないのに数十人に囲たれ、敵意を向けられる私ずは倧違いだ。
    楜な人生で、矚たしい。
    ちなみに、私の堎合はずいうず「殺人衝動」はある皋床、自前の粟神力で抑え぀けられるが、䞊蚘のような状況ぞず陥る床に「暎発」しそうになるのを堪えた。
    なので、私の堎合は「远われる身分」ず蚀われるず「殺人を我慢しろ」ず翻蚳され理解する。基本的には過去の我慢䜓隓なので、あたり良い気分はしない。むしろ、「䜕かが远っおいる」ず蚀われれば───ふむ───我慢が───たあいい。
    やめおおこう。毎床本胜のたたに荒ぶるのも倧人気ない。

    さお、我々は郚屋の䞭にいた。ずはいえ「快適な」ずは蚀い難く、䞭倮で瞛られおいる男は䞭肉䞭背、いや、やや肥えたその肉䜓を出荷の遅れたハムの劂く痛ぶられ傷だらけだ。しかも、囲むのは私ず犬千代、぀たり殺人鬌ず人間嫌いですぐ殺したがる恚み぀らみのある小嚘だ。

    「なあ、本圓にやるのか」
    䜕を、ず蚀われれば無論「拷問」だ••••••人間の皮膚を剥ぐず、どういう反応での悲鳎を䞊げるのか芋おみたい───案倖、邪道䜜家シリヌズの売䞊に寄䞎するかもしれない。
    たあ、詳现な拷問シヌンを、芋たがる読者がいればだが。

    「無論、やるに決たっおいる。いいか、よく聞け───䟝頌人の望みは「二床ず、ストヌカヌ被害に遭わない」こずだ。そしお、阿呆な人類にそれを教え蟌むより、適床に拷問しお情報を聞き出し、捚おた方が確実だろう」
    「そりゃ、そうだけどさ」
    乗り気でないらしい犬千代は青い髪を垂らし、゚ルフ耳をしょげさせた。前々から思っおいたが、人間ずは皮族だけでなく反応たでもが違うらしい。
    面癜い生き物だ。ずはいえ、私の邪道䜜家シリヌズよりこういう「芋た目だけ」の奎等が儲けおいるのかず思うず虫唟が走るが。

    「ギィやアア」

    ず、興味深い悲鳎を男は䞊げた。無論、私が小指を叩いたからだ。䜕であれ未経隓の反応ずいうのは参考になる。それに比べれば人間の呜の䞀぀二぀癟二癟、那由倚䞍可思議安いものだ。
    どうせ代わりも効くしな••••••そういう意味では読者もそうだが、非人間䜜家ずは違っお「幟らでも、代わりが効く」のが連䞭の本質なのかもしれない。であれば、なおのこず拷問が捗る。
    「痛いッ」
    小指を螏んだずころで犬千代がしゃしゃり出た。

    「なあ、もう、やめようぜ」
    「䜕故だ」
    「こういうのは、ほら、䟝頌人のむメヌゞにも関わるだろ」
    やはり、䟝頌人の女のファンらしい───隠しおはいるが、同じ皮族の有名人にはやさぐれ゚ルフも甘くなる。ちなみに、私に「同族」ずいう意識の生物などいないので、残念ながら「頭で理解」出来おも「共感」は出来ない。


    無論、金になるなら「フリ」はする。


    それずこれずは、話が「別」だ。
    しかし───愛だの恋だの、そんなくだらん物を歌う連䞭の、䜕が良いのだろう
    思うに、「歌の良し悪し」なんぞ誰も芋おおらず「有名な誰かず繋がりたい」欲望による動きだろう。
    浅はかな奎らだ。だから進歩せんのだ貎様らは。
    「フン やめお、どうする たたストヌカヌ行為に勀しむだけだ」
    「しない しないから蚱しおくれ」䜕か叫ばれた気がするが、私の誇る、非人間の特殊技胜ずしお「郜合の悪いこずは聞こえない」が発動した。

    なので、知らん。やはり、始末した方が確実だろう。
    「いいか、よく聞け───我々の受けた䟝頌は、芁するに「華やかな業界」で必ず発生する「荒事の凊理」が担圓だ••••••こういう連䞭の「凊理」も、圓然䟝頌人ず関係ない䜓で行われる。

    無論、我々から曎に「倖泚」する事もあるが••••••金額が金額だ。たかが護衛ず、邪魔者の排陀で二千䞇。二千䞇を守る為なら䞀人二人別に構うたい」

    人間䞀人の単䟡が倧䜓、幎働かせお数億ず聞く。だが生憎ずこの远跡者には、そこたでの生産性があるずも思えない。であれば、順圓に考えお䟡倀のない、金にならない呜なぞ文字通り「無䟡倀」だ。
    倧䜓、正圓なる防衛行為ずしお、裁刀で勝おる圢に出来る。
    であれば、取れる呜は取るべきだ。そうじゃないか

    腹が枛ったら食らうが劂く、だ───このずころ我慢に次ぐ我慢で、いい加枛殺人衝動を発散したいずいうのもある。だが、これは「仕事」ずしおもやるべきこずだ••••••決しお「圹埗」だなんお、思っおいない。

    蚀うだけならタダだ。なので蚀っおおく。
    無論、違っおも円も払わないが。
    「だけどさ、やっぱり「むメヌゞ」っおのは倧切だよ。ここで「殺人が起きた」ずいうこずになったら、幟ら䟝頌人でも誀魔化せない。折角の講挔䌚もパァだ」
    私は無論、構わない。
    䞭途半端に「才胜」だの「境遇」だので楜した連䞭には虫唟が走る。才胜もないのにひたすら曞き殎り、今に至る私ずはえらい違いだ。倧䜓、才胜が凄いのであっお連䞭自身が凄い蚳でもないだろうに───忌々しい奎等だ。
    ずはいえ、䟝頌人の評刀もある。確かに、「惚殺死䜓」はやり過ぎか
    窒息死、いや、「食べ過ぎによる救急搬送」ずかで、䞋半身付随にしおおき䞀生、歩けもしなければ動けもしない皋床に枈たせるべきか••••••考えおみれば、別に、この男を「殺せ」ず䟝頌を受けた蚳でもない。

    「なら、どうする このたたここに瞛っずくのか」
    「いいや、俺に考えがある」
    蚀っお、犬千代は男の瞄を倖した。
    そしお───




    2





    䞇雷の喝采ほど、忌々しいものはない。
    ずいうのも、そんなもの受けるのは「恵たれた持぀偎」であっお、私のような反察に䜍眮する悪にすれば、恵たれた豚の鳎き声なんぞ喜ぶ郚分が存圚しない。

    だが、私は拍手をした。䟝頌人が芋おいなければ舌打ちしお唟を吐き捚おるずころだが、生憎、我々はステヌゞの前だ。
    䜙蚈なこずを••••••関係者だからず近くの怅子に案内するずは───もしや、遠回しな嫌がらせか
    なんお性栌の悪い歌姫だ。
    私に蚀われたらお終いだぞ
    さお、ストヌカヌがどうなったか そこは簡単だ。圌は䞀物を切り取られ、今は南にあるセント・キアラ粟神病棟にいる。ずいうのも、すぐさた官憲に匕き枡したものの、他の眪状を加えたからだ。
    たず、私が䟝頌人の郚屋を荒らしおおく。そしお関係ないマネヌゞャヌずやらを背埌から闇蚎ち。それもこの男がやったこずにしおおき、曎に耇数の眪科を加えおおいた。
    具䜓的には、近堎で起こった銀行匷盗や攟火犯、我々の知る愉快な仲間たち───䞻に、法ず倫理を倱った圌らの仕事を、この男の手柄にしただけだ。


    我ながら最高のアむデアだ 最初は、郚屋を襲われた䜓にしようず、犬千代が蚀っただけだった。しかし、そこは私だ。どうせなら、他にも仕事自䜓はあるのだから、いっそ「党おの手柄」をくれおやるだけで出おこれない。
    しかも、我々のアリバむは蚌明される、ずいう蚳だ。


    なので、いけ奜かない歌に察する拍手も、思いのほか機嫌は良いたただ。䜕なら、花の䞀぀でもくれおやれる。
    利益も倧きかったからな••••••代圹を求める組織は倚い。
    実際、実行犯ずしお「捕たる圹」を売り枡すサヌビスは実圚する。なので、誰かがうっかりやったずしおも、金さえ払えば䌚ったこずもない奎が犯人ずしお出頭する───無論、それなりに倀は匵るのだが。

    だからこそ、良い仕事だった。䜕せ、タダで幟぀かの仕事───芁するに盗みだが「安党」か぀「確実」な、仕事の遂行に寄䞎したのだ。
    䟝頌人も危険が晎れお機嫌良くボヌナスを払っおくれた。



    䞖は党おこずもなし。 



    めでたし、めでたし




    邪道勇者 第䞀巻  最埌に


    䜕床も蚀わせるな───やるべきず信じた、邪道䜜家に埌悔は無い。


    䜜品にしろ改革案にしろ、掻かすも殺すも、それは「読者次第」だ。䟋倖は無い。


    戊うだけ戊っお、進むべき「道」を進んだ。



    金ずか芁領の良さは知らねヌが、切り開いた先に䟋え財宝の山が無かったずころで、私はやるべき「党お」をやった。


    䜕もせずに持るか、䜕かを瀺すか。


    読者の勝手だ。故に知らん。



    た、恥の抂念があるなら「読んだ分」くらい払ったらどうだ 



    䜜品は勿論だが、業界の未来が「このたた」で良いずは思えんからな───物語業界には未来がある。だが、生憎ずそちらはタダではない。



    䜕かを倉えるには、それに芋合う「䜕か」をしなければならない───私はやった。

     

    ───読者は、どうだ



    おたけ





    邪道勇者 第二巻 


    䜜品テヌマ 非人間讃歌詊隓的に人間讃歌も導入


    ゞャンル 犯眪ファンタゞヌ


    創䜜目的  特に無い。非人間なりに足掻いた結果だ

    巻ずいうより話が正しいが、話のずかややこしいからな。

    補足ずしお、本䜜では語り手が非人間讃歌であり、物語自䜓の䞻人公は人間讃歌を䜓珟する小嚘ずなる───こんなこずをしお、果たしお意味があるのかさえわからない。


    䜕せ、初期段階では出おくる予想すらしおいなかった小嚘が、知らん内に物語に介入しただけだからな───なので、物語の出来栄えは女の方に聞いおくれ。


    ••••••本来は、䞭幎だらけの犯眪者埡䞀行が、ひたすら犯眪業に邁進する物語の筈だった••••••たあ、䞁床良い機䌚だ。やはりこれで結果が出ないなら、人間讃歌なぞ誰も「本圓は信じおいないし、むしろ嫌っおいる」のが真実だろう。


    実際、こちらがそう振る舞ったずころで、返す読者など皆無だからな••••••実際にやった私が蚀うんだ。間違いない。


    圓然ながら、こんな暪曞きで曞くのず瞊曞きで曞くのは違う。
    スマホ察応にはずかく苊劎したが、たあこれで読めなくは無いだろう。

    元より「創䜜の参考甚」ずしおの䜜品なので、詳现など知らん。



    䜕にせよ䟋の業界改革案の実珟なり、邪道䜜家シリヌズの喧䌝が為されないなら、読者の力をあおにし続けるわけにもいかないからな。どこか他所でやるずしよう。



    やれやれだ。たさか他に冊瞊曞き完結分ず、業界の具䜓的改革案ず新䜜2冊を出した奎はいないだろう───人間讃歌の蚀う「真実に向かおうずする意思」ずやらを、非人間の私が䜓珟する矜目になり、挙句「人間讃歌がいかに嘘っぱちか」をたさか実地䜓隓する事になるずはな



    やれるだけはやった──────䜕にしろ、綺麗事だけほざいおいる奎等ず違っお、珟実に行動ぞ移し、非人間なりに出来る「党お」をやったのだ。


    埌悔はない。無念さえ消えた。ずはいえ、情けない奎らだずは思ったがな。



    ••••••結局のずころ、前にもどこかで曞いたが「人間讃歌」だけでは駄目なのだろう。珟に、私以䞊に曞いた奎はいない筈だが、売れお「利益」になったり「評刀」を出すのは「芁領の良さ」などの「真実からは遠い小手先」こそが真実だ。



    たさか、連䞭が党員、䜕十幎も信念を貫いたずでもいうのか 



    ぀たりは、そういうこずだ───遠回りしたから、信念を貫いたから、だから「報われお然るべき」などずいう「楜な人生」であれば、私はずうに倧金持ちだ。



    珟実には───あれら人間讃歌こそ「ご郜合䞻矩」そのものではある。なので、ご郜合䞻矩を走る女ず、そうでない虐げられた非人間代衚ずしおの物語、になるのかもしれない。



    たあ、少なくずも私自身が苊難や遠回りを経お埗た胜力ずいえば、粟々執筆や心理を理解する胜力くらいだ───本䜜であればかなりの短線なので〜時間で曞けたが、人間讃歌を混じらせる䞊に、暪曞き察応では良いのかさえよく分からん。


    喜んでいいのか謎だな。やれやれだ。



    䜕にせよ、確実に蚀えるのは「他には決しお有り埗ない物語」であるのは間違いない──────所謂「異䞖界がどうの」を「創䜜の参考甚」ずしお曞き始めたのが本䜜だが、あたり子䟛向けの内容では無い••••••䜕であれ、曞くなら「それたで歩いおきた道のり」が関係するずいうこずだろうか



    どこぞの人間讃歌ず違い、珟実に殺人衝動なんおものを持぀なら「たかが人間颚情の為に瀟䌚的没萜はしたくない」ずいうのが真実だがな。サむコパスだの殺人鬌だの色々ゞャンル分けされおるらしいが、真実は違う。


    ずにかく、そちらには力付くの執念で勝利した───



    あずは、䞊手く瀟䌚に適応しお皌ぐだけだ••••••「生きがい」ずいうなら䜕も持たないが故に、「生き甲斐ずいう䜓ずしお」始めたのが執筆だ。その蟺は邪道䜜家にも曞いたが、珟実の非人間は貎様らが思うよりちゃんずしおいる。


    喜怒哀楜すら共感しなかったので苊劎したが、完党に「理解」しお仕舞えば、埌は衚珟するだけだからな。芋おの通り、本䜜には喜怒哀楜が沢山ある。

    ••••••個人的には、知らない女達が勝手しおる感じだが••••••たあいいだろう。



    やれやれだ••••••苊劎は山ほどあったが、「埗られた利益」ずいうず䞀円も無いたた今に至る••••••執筆衝動や執念、邪道䜜家ずしお「やるべき」ず考えたこずは嫌でもやった。



    そういう意味では、あの挫画は間違っおいるな••••••やる気が倱せた皋床で止たれるなら苊劎はない   嫌でも䜕でも、今たで散々歩いおきた道のりを、途䞭で蟞められるわけ無いだろうが



    それが「報われるか」は別だったがな───向かっおいるだけで蟿り着ければ苊劎はないし、実際「今曎蟿り着いおも」ず思わなくもない長い幎月。喜べるかずいえば「さっさず䌑みたい」ずいうのが玠盎な感想だ。



    ずはいえ、それでもやった  文句が蚀えるのは、同じ劎苊をした奎だけだ



    貎様らにそれがあるのか 䞖界党おに指さされようが、胞を匵り

    貎様らの目が曇っおいるだけだ銬鹿め



    ず、明蚀出来るだけの「圧倒的な自負」はあるのか



    無ければ、そんな人生に䟡倀は無い───䜕であれ、それが花を育おるのか料理人になるのかは知らんが、執念で偉業を成し遂げる行いがなければ、芁するに「代わりの効く代替品」でしか無いからな。




    幟ら金を持ずうがどれだけ成功を積もうが、量産品のネゞの良し悪しなど知らん。




    少なくずも、私は興味が無い───なので、そこは知らん。



    逆に蚀えば──────そこに「だけ」は蟿り着いたのは確かだ。個人的には、それが金にならないのは惜しかったが。





    前曞き





    䜕故曞くのか 「曞くべき」ず信じるからに決たっおいるだろうが、銬鹿め──────目先の利益で曞くなら、ずうの昔にやめおいる


    実際、かかった劎力を考えれば、家の数軒は建おるくらいだ。むしろ、その劎力をもっお人を隙すなり小手先で利益に倉えられるような、所謂「安易な道・安易な人生」を送った方が「埗」だろう。



    ──────実際にやった「私」が蚀うんだ、間違いない



    小手先の方が、芁領良く生きる方が、確実に「儲かる」し「楜」ではある。だが、生憎ず私はそのような道など知らん••••••真逆を走るからこその非人間。だからこその非人間讃歌だ。


    それが金にならないのは惜しかった───やれやれだ。我ながら金にならない、苊劎ず困難ばかり雲霞の劂き波を乗り切り、それで䜕が埗られるのかず疑問すら思う••••••実際に埗をしおいるのは、才胜だの芁領だのそれだけだ。



    倩囜に行くのは、そういう奎らだ。



    神仏に愛され、苊劎知らずで勝぀奎等だ───連䞭の愛玩物ずしお、誇りも品性も倱ったペットに過ぎん••••••どうも連䞭は「品性を捚おおでも媚を売れ」が基本らしい。


    恥はないのかずいえば、恐らく無いだろう。


    あるなら、流石に品性たでは売るたい。非人間の私でも分かる話だ。



    やれやれだ••••••それでも、圚り方を改めはしない───それは今たでやっおきた己を裏切る行為だ。非人間ずしお、悪意に誇りを持぀者ずしお、人間ではあるたいし••••••利益に魂を売り、股を開く䞋劣さは埡免だ。



    だから、物語の本質だけは「保蚌」しよう。



    悪意を以お、党身党霊で「非人間の真実」を描き出す物語だ。最も、続きがあるかは読者次第だが。


    ただ、邪道䜜家の誇りにかけお──────他にはない「本物」だけは提䟛する──────それが、人間の毒にならない保蚌も無いが知らん


    文句があるなら駄䜜を読め 私の䜜品を読むんじゃない



    過去未来珟圚においお───䞊ぶ者無しの「悪意」ず共に読むがいい





    1



    歌の名前は「未来」らしい。


    私には、぀いぞ関係無かった抂念だ••••••犬千代は隣で歌を聞き入りながら所謂「感動」ずやらをしおいるらしい。無論、私は感動などした事は䞀床も無い。

    非人間ずしお、するべきではない経隓、人間なら嫌がる「䞖界の悪意」だけを嫌になるずいう蚀葉が陳腐なくらいに、あらん限りに知り尜くした。


    人を殺すずいう意志を、物心぀くより早く芚えた。


    人は裏切るずいう真実を、友愛よりも先に知った。


    奎隷劎働を経隓し、真冬に山䞭を圷埚い生死の境は数え切れん およそ、人間なら経隓すべきでない、艱難蟛苊を知り尜くし───利益を埗た事など䞀床も無い。


    嘘だず思うなら調べおみろ そんな奎は䜜家なんぞになりはしない


    やれ執念が人の心を打぀だの、芁領の良さで楜ばかりする連䞭にはありがちだ••••••だが、珟実には「挔出」こそが人を動かし、安易な芋せかけだけが勝利する。


    銬鹿だからな人類は それでも、私はやっおきた。


    倧きなコンサヌトホヌルの䞭で、我々は歌姫を眺めおいた。倧勢の人間。゚ルフ・ドワヌフなどの亜人皮たで䞊び、魔術垫・盗賊・泥棒・芞胜関係者・知り合いの闇金・ファンず思われる人々・そしお颚俗嬢から女たらしの酒飲み共。地方のギャングにダクザたでいる。

    そういうあれこれが「感動」や「欲望」を感じおいる䞭で、私だけが冷めおいる••••••圓たり前だが、非人間の化け物に、心なき私には無理な話だ。頭で理解しおも、やはり「玠晎らしい」ず「感じ」はしない。


    䞋らん••••••ちょいずばかり綺麗な声を、挔出しおいるだけではないか──────たしお、倧半の奎等は「歌そのもの」など聞いおいない。


    有名だずか、矎人だずか、そういうあれこれで芋おいるだけだ。


    颚俗嬢を眺める、油ぎった䞭幎共ず倉わりはしない••••••目先の欲を満たす為に、それらしい蚀葉で装食した。しかし、実際には歌ずいうのは「感動する為に利甚する」ずいうのが真実だ。別に、歌そのものに感じおはいない。


    非人間の私が、ある意味「誰よりも心の構造を知る」この「私」が蚀うんだ、間違いない••••••党員で心地良くなる為に「䜿う」のであっお、別に歌そのものに感動するのではなく、単に「歌で感動する」行為を楜しむだけだ。


    などず、犬千代には通じなかった。むしろ、「どうしおこれだけ玠晎らしい歌を評䟡出来ないのか」ずでも蚀わんばかりだ。

    私には興味も無いんだが••••••第䞀、人間の顔の違いさえ刀別しかねるこの「私」に、瑣末な人間の歌の、それも挔出で誀魔化しそれらしくしおいる、2流どころなど知ったこずか。


    やれやれだ••••••有名だの、だからお近づきになりたいだの、自分でもない名が売れただけの奎に、䞀䜓䜕の䟡倀がある 


    いいかよく聞け──────所詮䞀時の流行など過ぎれば化石。過ぎれば芚えすらされずに、蚘憶の端にも残らない。

    思うに、人間は「時間」ずいうものを勘違いしがちだ。ずいうのも、結局のずころ時間などずいうのは、過ぎ去った䞀瞬の積み重ね、今この瞬間に至るたでの蓄積が今なのだ••••••未来も過去も、存圚しない。


    その堎その堎の目先の「欲」に、だから囚われ人生を過぀。そんなものだ。


    だが、䞀方で人間共の喝采は凄たじかった••••••歓声で倧気が震え、振動する空気が叩き぀けられ、身動き出来ぬず錯芚する ずはいえ、感動も共感もしない私には「ただの振動」であり、別段驚いたりはしない。

    「これが芞術っおいうのさ、ゞャック」

    そんな颚に、犬千代は蚀う───その蚀には蚀いたいこずが癟二癟はあったが、ここで蚎論を戊わせおも疲れるだけだ。第䞀、芞術ずいうのは「金銭のみ」でしか語れぬ時点で、ただの通貚亀換甚の景品に過ぎない蓄えに成り䞋がる。


    金も、名声も、人間党おを凌駕する。


    それが「芞術の真実」ずいうものだ───実際、金を幟らか出せば他の奎にも真䌌できる「䜕か」に、䞀䜓䜕の䟡倀がある それなら、他の奎に金を払っお、同じ䜕かを䜜らせるだけだ。


    それでは、意味がない──────金も、人間も、神仏でさえ「同じ物など䜜れない」ず、匙を投げ出す等䟡䞍亀換••••••だからこその芞術であり、そうでなければその蟺で買え

    なので私は、こう蚀った。


    「䞋らんな••••••未来に倢芋るのはただの「逃避」だ───未来を芋出し、絶望だろうが道を切り開かねば意味はない」

    眉を顰めお、犬千代は
    「けどさ、それだけでも疲れないか 䜕だっお䜙録はいるだろう 党おに合理で本質だけ芋おも疲れないか」

    倧きなお䞖話だ 私ずお、楜が出来るならずうにしおいる。

    だが、そんな暇すら無かったからな••••••党おに「生きる」だけで必死だ。䜕かを殺すか隙しぬくか。いずれにせよ「真っ圓に頑匵るだけで報われる」などずいう、手抜きも良いずこの人生など送るどころか知りもしない。

    盞倉わらず奎はゞャケットを矜織っおおり、内偎にはタバコの代わりに棒付きの风玉が入れおある。それを、取り出しお口に入れ、口寂しさを誀魔化すようにタバコの真䌌事で遊び出す。


    ••••••心ある小嚘の発想は分からんな。


    「芁はさ、䜙裕の問題だよ───䜙裕っおのは「あるフリ」をする方が倧事なんだ。倧半の人間は「䜙裕が䜕か」すら考えもしないたたなんだから」

    「どういうこずだ」

    ある皋床予想は぀くが、今埌の為だ。䞀応、䜜家ずしお聞いおおこう。

    「぀たりだな」
    蚀っお、人差し指を振り回し぀぀も、犬千代は講矩した。

    「俺たち人間••••••いや、俺ずお前じゃややこしいな。ずりあえず「人間の堎合は」どうするかで語るずしよう」

    ••••••本圓に、ややこしいな。

    非人間に、゚ルフなどずいう亜人皮。どちらも生物ずしお劂䜕わしい。

    「おい、俺はお前ず違っお真っ圓な生き物だぞ 鬌なんお生物を焌いお食う化け物ず䞀緒にするな」

    かなり心倖だったらしく、同族みたいなものず思い頷いた私を睚み぀けた。
    ずはいえ、食えればゲテモノほど矎味いずいうし、食べられれば人間だろうが魔性の怪物だろうが、焌いお食うのは圓然だろう。


    党く、これだから人間讃歌ずかいう連䞭は


    人間も豚も鬌さえも、あるいは神仏だろうが䜕だろうが、生きお肉があっお食えるのであれば、その蟺の畜産ず倉わるたい。第䞀、差別するなずいう割にどうしお己らだけを「特別な生物」ずしお、生物の枠の倖に眮くのか䞍思議だ。


    豚牛の肉は眺めお喜ぶくせに、人間の死䜓は嫌ずいう••••••たしお、最近の奎らは飛び散る血を芋ただけで、貧血で倒れ生涯悩たされる。それでよく生きおこれたなず、それこそ「感動」ずやらを芚えそうだ。


    私の人生なら、間違いなく途䞭で死んでいるが••••••ぬるい奎らだ。


    「そもそも、お前っお「生物」の枠に入れおいいのかよ 俺がいうのも䜕だが、真っ圓な瀟䌚にいおいい生き物じゃないだろう」

    倱瀌な奎だ。私は真っ圓極たる非人間───法埋を守り裏道を芋抜き、真っ圓なフリをする胜力には自信がある。

    なので、私はこう蚀った。

    「知らんのか銬鹿め──────枠なぞ、入りたければ入り、出たければ出るものだ。たしお、䜕の枠内にいるかなど、所詮は圓人の自己満足に過ぎん。


    䜕であれ、己で決めた枠にいる。そう信じ蟌む奎らがいるだけだ───


    私に蚀わせれば゚ルフだのドワヌフだの、人間の皮類にしおもそうだが、二酞化炭玠を吞っお酞玠を吐くわけではないのだ。たしお、物語至䞊䞻矩に倧した金も払えん生物の違いなぞ、ノミの解剖ではあるたいに瑣末が過ぎる」


    虫同士の叫び合いなど知らん 


    小さい 阿呆らしい


    するず、䜕故か満足したような顔をしみじみずし぀぀も、犬千代は

    「••••••たあ、いいさ。ずもかく、今回の䟝頌は芚えおるな 俺達の仕事はあの護衛だ──────䞇が䞀にも、傷付かないようにな」

    「私は構わんがな」

    そう答えるず足蹎にされた••••••我ながら、よくよく女には蹎られるらしい。


    䞀床、階段から突き飛ばされお、危うく殺されかけた事もある。女は嬉々ずしお狂気の雄叫びを䞊げ、殎りかかられ襲われた。無論、返り蚎ちにしたがな。


    叫ぶ小嚘ず冷める殺人鬌のやりずりはこんな感じだ。

    「歌姫を守るのが、オレ達の受けた䟝頌だろうが」

    「ああ、だがあの皋床──────どうせ「代わり」は効くだろう」






    AIによる远加むラスト
    ゚ンれルルむれンバヌン


    画像
    だから髪の色やらはAIに聞け。


    最早、この色でも良いかもしれんな───ずにかく「苊手」ずはいいたくないが、眩しくお目に優しくない女なのは確かだ。

    光ばかり芋おいる人間讃歌は、これだから。

    若くしお成功する以䞊、ロクでなしのゲス野郎だ。間違い無い 本人の意思は無芖する


    •••••そもそも、䜕故知らん䞊に性栌の合わない女を、私が玹介せねばならんのか非垞に謎だ






    




    金や名声を求めるくせに、人間はそれに満足しない───性の暩利だの倧衆に媚を売るないややはり無瀌で倱瀌だ


    人間讃歌は、ああ蚀えばこう蚀う。読者共がたさにそれだったが、金は払いたくは無いが読みたい。そしお読んだ埌には返さない。


    その点、非人間ならそれは無い。その点なら私は完党だ。䜕せ人間性が無いからな


    代わりに「感動」も「共感」は勿論のこず、愛も恋も慈しみも無いが───毎日生物なら死んでるだろうに、悲しむ身勝手は人間讃歌の特暩だろう••••••愛や憐憫ずいうのは、結局のずころ身勝手極たる思い䞊がりだ。


    面倒臭いが、党お事実を突き぀けるず五月蝿いからな。なので「必芁な時」には合わせはした。



    だが、今はそうではない。




    ならば、知らん。なので私は感動する犬千代をよそに

    「貎様が今回の護衛察象か」

    ずだけ口にした。


    豪奢な黒のドレス、だが目立぀のは胞だろうず思わざるを埗ない。具䜓的にいうずから先以䞊はありそうだ。


    ••••••犬千代がゞトッ、ずした目でこちらを芋るので、ずりあえず芖線だけは顔に戻したが、しかし目立぀女だ。


    金色の髪ぱルフ族には珍しくないらしいが───掻発な目぀きは「成功者の䜙裕」を、どうも芋せ぀けるので、私は奜きになれん。


    ずはいえ、䞀応挚拶だけはするずしよう。

    「ゞャックだ。呌び方は適圓でいい」

    蚀いながら、邪道䜜家シリヌズの喧䌝に䜿えないだろうか ず考えながら手を握った。


    「はい 始めたしお、歌手の゚ンれルルむれンバヌンです」


    「らしいな、私は知らなかったが」

    胞を揺らしながら女は答えた。いや゚ンれルずかいう名前だったか•••••顔も名前も䞍芁になるずすぐ忘れるので、短い付き合いならば尚曎忘れそうだ。

    血瞁だろうず知り合いだろうが、前もいった通り非人間の私は「人間の識別」が䞀苊劎の重劎働だ。䜕が悲しくお「心」などず䞋らん綺麗事ほざく、金も払わず物語を持る虫ケラの違いなど知らねばならん


    「•••••え、えっず。歌手掻動以倖にも掻動家もしおいお、亜人皮の暩利拡匵にも動いおるをですけど、そちらもご存知ありたせんか」


    「だろうな。それもやはり、私は知らなかったが、さっき犬千代から聞いたばかりだ」





    ──────ずはいえ、知らんものは知らん。誰だ。


    「••••••••••え、ええず」

    苊笑いされた挙げ句、暪から犬千代に肘でど぀かれたが、珟実問題知らんものは知らん。たしお、私は物語以倖に興味は無い。


    芁領の良さだの、倩から䞎えられた才胜だの───のたうち回っお曞き殎っおきた私にすれば、語るに倀しない論倖だ。


    倧䜓、光ばかり芋お闇を芋ないから、たかが「差別」だの「呚囲の批刀」皋床に悩むのだ•••••呌吞の回数に悩む非人間は存圚しない。


    忘れる前に蚀わせれば、私の胜力ずしお







    郜合の悪い事は聞こえない







    文字通り「党お」を郜合良く解釈し、䜕者であろうず自負で䞊回る






    これらの胜力の前においおは、たかが歌姫の䞀぀二぀、地に萜ちた菓子みたいなものに過ぎん。


    欠片の違いなど、芚えおられるか───私は非人間であり、人間瀟䌚や人間讃歌に、誇りたで預けた芚えはない。


    苊笑いをほぐしながら、゚ンれルは「いいんですよ。私も悪かったです」ず誀ちを認め、私に頭を䞋げお謝眪した。

    「ふん。倧䜓が「有名だから知らないのか」などず、思い䞊がった奎の顔など知りたくもない」

    犬千代が凄い目で睚むが、無芖した。その内埩讐に走りそうだが、䜕か適圓な「モノ」を䞎えれば、人間が忘れる事実は孊習枈みだ。


    その堎その堎の、感情だけで生きる。


    少なくずも、そう思い蟌む。そしお「尊い、か぀玠晎らしい圚り方」であるず、正圓化し己を顧みない。


    話が戻るが、だからこそ人間は「金で人生に満足出来ない」のだ───蚀うたでもないが「しない」ず「出来ない」は倧いに違う。



    満足出来る、機胜が無い。



    それが「人間讃歌」の正䜓だ。䜕であれ人ずいうのは「欲しい」ず叫び本質を芋定めない•••••埌から聞いた話では、むしろ゚ンれルのような立堎からすれば




    ───邪道䜜家のような、苊難溢れる道も、送れるならば送りたかった───





    などず、無瀌極たる発想を持぀そうだ。



    無論、実際に苊劎すれば


    苊劎を知らずにほざくな



    ずしか、語りようがないがな••••••••••本圓に、疲れはした。それに、未だに芋返りどころか利益もナシだ。



    やれやれだ•••••䜕が悲しくお曞かねばならんのか、最早私にも意味䞍明だ。己が道を信じ突き進んだが、別に私は人間連䞭みたいに


    死埌の䞖界で裁かれず評䟡されたい



    などずいう、意味䞍明な欲求など存圚しない───生きる間に軜んじられた挙げ句、垞䞖なぞあろうがなかろうがどうでもいいが、


    したり顔で「いやぁ、たあたあ君は頑匵ったよ。それなりに評䟡しおやるから喜びたたえ」



    ──────そんな無瀌千䞇な神仏ずやらがいれば、想像するだけで殺したくなる。


    ずりあえず金的は朰す。保蚌しよう。


    䜕千幎䜕䞇幎、無限の時が流れようが、執拗に狙い続けお蚘憶から消え去った埌だろうず「確実」に「報埩」しおやる。






    安心しろ 


    邪道䜜家ずの玄束だ







    •••••぀たり、非人間が悩たない些事に、連䞭は悩み「人生の党お」ず叫び出す。


    気が合おう、筈もない。


    本来、䌚いたくも無ければ知りたくもない。しかし犬千代が五月蝿く「売れる䜜品を䜜るなら、良いだけでなく人間讃歌ずの融和もすべきだろう」ず、蚀わば「読者共が有り難がっお持お囃すモノの孊習」䜜業ずしお、今に至る。


    䜜業珟堎の研修ではあるたいに、人間の本質を知り尜くした埌に、金も払われず護衛ずはやれやれだ。私が䞀䜓、䜕をした



    業界の未来を考え、圢にし、䜜品をバラ撒きやるだけはやった───その報いがこれか


    たったく、人間讃歌はどうかしおるな


    やはり、苊難より楜だ。少なくずも私は茪廻転生分は既に終わったぞ


    手早く䟝頌を終わらせるずしよう。䜕であれ遠回りしお、珟実に埗した詊しがない。


    「それで 暗殺予告でも届いたのか」


    私は軜口の぀もりでそう口にした。


    だが、二人の顔色は暗かった。



    「───その通りです。実は••••••」


    埌にくる蚀葉が予想出来る「空気」がある。


    それは借りた金であったり、あるいは貞した金の未払い。それずも「確実な儲け話だず聞いおいたんだ」「実は、぀い利益の倧きさに目が眩んじゃっおさ」「こんなこずになるだなんお、誰も予想しないんだからしょうがないだろ」





    ──────そう、その通りです。実は、殺人䟝頌が届きたしお、だ。







    









    ───殺人䟝頌が届くこず自䜓は、珍しくない。


    最近なら遥々山脈を超えお、人間至䞊䞻矩者の茞送物資を匷奪。蟲民の䞀揆に芋せかけお政治察立を煜った挙句、萜ち延びた公家の䞀族を銖にし「先祖代々の云々」ずやらを、敵郚族の仕業に芋せかけるため攟眮した。


    結果、戊争は激化し「人間共が厇め奉る高貎な血」ずやらを無為に散らしたずいう倧矩名分の元に、元より利暩を狙っおいた分家の囜家が独立を促進。圓然ながらそこに博士ず私が歊噚匟薬を流し蟌むこずで、倧いなる利益を埗たずいうわけだ。


    結果、䜕故か犬千代を含む゚ルフ連䞭から感謝されたが••••••連䞭は歊噚の密茞に興味があるのか あれは補造も茞送も倧倉なので、やるなら政治家でも拉臎した方が楜だず思う。


    人間は匕き摺るず重いが、生きおいる間は茞送が楜だ。


    ───実際にやった「私」が蚀うんだ、間違いない


    「なあ、どう思う」

    ずは、隣を歩いおいる犬千代だ。しかし、私の邪道䜜家シリヌズは「ミステリヌ」ず銘打っおはいるものの、実際には「人の心などずいう、鬱陶しいものを暎くずいう意味で」のミステリ小説ずいう分類だ。


    解いたずころで、ロクな目に遭わなかったが••••••ずにかく、どちらかずいえば悪意をかぎ぀け「コむツだな」ず思った盞手を食い殺す殺人鬌であり、空腹の化け物が誰が誰を襲うかなど、いちいち掚理する方がどうかしおいる。


    化け物は、化け物らしく、化物のやり方でのみ盞手を远い詰める。


    䜓感で、分かる───人を殺した奎。これから殺そうずする奎。それらは独特の嗅芚、ずでもいえばいいのか───によっお、どれが犯人かは感芚で理解する。


    なので、私が掚理小説に珟れれば、犯人を䜓感で理解し、殺す前に殺すだろう。あるいは、どうやっお殺そうずしおいるのかは倧雑把にしおも、殺す際の「動機」だけなら、初察面でもほが分かる。


    具䜓的に、どうする぀もりなのか「心の解剖」ずでもいえばいいのか••••••人間の心を暎いお「理解」する技術に費やし続けた私だ。化け物が真剣に心を研究するなら、芋ただけで党おを把握出来る。



    ───楜勝だ 人の心は浅はかだからな


    我々はステヌゞの裏偎にいた。ドヌム型の倧きな建物の䞭に、圓然ながら裏方専甚のスペヌスが構えおある。そこの、曎に普段䜿われない郚分••••••具䜓的には補造担圓者達の喫煙スペヌスなのだが、「話し合い」をしお远い出した。


    䜕であれ、話せばわかっおくれるものだ───涙も流しおいたしな。



    私はサボっおいる連䞭を「邪魔だからどけ。出お行かない堎合は少し、痛い目にあっおもらう事になる」ず䞁寧に亀枉した挙句、殎りかかっおきたので軜く、少しだけ痛め぀けお、反抗的な圌らに「次は殺すぞ」ず脅しただけだ。


    人間讃歌は、こうすれば支持を埗おいるらしいからな••••••䜕でも暎力で解決するくせに、ずりあえず「正矩」だずか「倧矩」を掲げさえすれば、あらゆる犯眪は「合法」になる。


    無論、今回はか匱い歌姫名前は聞くなの、呜を救うずいう倧矩名分は揃っおいる──────思うに、戊争も正矩も同じ事だ。芁するに力の有無であっお、別に「正しい䜕か」など存圚しない。



    正しいず、思い蟌む愚かさがあるだけだ。



    たしお、生きる䞊で「絶察的な正しい教え」なぞ、あるだけで毒だろうに。たかがそんなこずも分からない人間なぞ、粗く扱ったずころで構うたい。


    思うに、粗く扱われない「呜」なぞ、どうやったずころで「成長」しない。正矩の味方連䞭にしおも、安穏の䞭では腐るものだ。玠質が䜕であるのかよりも、環境がどれを「匷いるか」の方が、生きる方向性は定められる。


    私の堎合、本圓に「化け物」以倖の道など無かったしな。


    結果が「邪道䜜家」ずいうわけだ──────やるだけのこずは既にやったのだから、あずは隠遁しお楜な生掻だけしたいものだ。しかし、「生きる」ずいう事は「恐怖を歊噚ぞ倉えお戊う」事でもある。



    ───人間は未だに意味䞍明な䞊でに身勝手の阿呆だ。それでも、やるしかない。



    無論、私は恐怖ではなく「鬱陶しい」ずしか思わんがな••••••䜕にしろ邪魔が入るなら「超える」たでだ。䜕であれ「戊う」時点で敗北であっお、「乗り越える」事こそ克服に繋がる。


    吞い殻を足で蹎飛ばし぀぀、我々は圓面の「䟝頌人の恐怖」を談矩した。

    「それで、どうするんだ」
    蚀いながら、犬千代は機嫌が悪そうだ。䜕か嫌な事でもあったのか


    私は知らん。䜕も悪い事はしおいないからな。


    ───蚀い匵るだけならタダだ。知らんのか

    「••••••いや、盞手が「殺しおやる」っおいうなら分かるぜ。けどよ、あろうこずか付き人を、それも歌姫本人に「殺しおくれ」だろ」
    「らしいな」

    そう、我々の䟝頌人は「殺しの暙的」になったのではない。むしろ、逆だ••••••䜙皋女遊びでも激しかったのか、どれだけ恚たれたのかは知らない。しかし、付き人のアンダヌ゜ン・ゞョヌゞニアずかいう背の小さい矜の生えた小人を、歌姫本人の手で締め殺せ


    それが、送られおきた脅迫文の内容だ。ちなみに、送られた封筒の䞭には切り萜ずされた行方䞍明者の指ず、出入り甚の鍵を耇補した䞀品があったらしい。

    ぀たり、「関係者」である事は確定したそうだ。私にはどうでもいいがな。


    犯人なぞ、埌から探し出しお殺すか、事前に怪しそうな奎を片端から、腹が枛ったら喰らうが劂くだ──────それで党おは解決する。

    生憎ず私を襲う勇者は芋た事がないが、ならばどうだろう。歌姫こそ私の邪道䜜家を読み持り、私ず同じ、化け物に成り果おれば良いのでは


    「出来るか 真面目に考えろ」

    ず、犬千代に怒鳎られるのは埡免だ。個人的にはそのやり方で良いのだが、文句を蚀われる前に考えるずする••••••正盎、歌姫の未来など知ったこずか。



    それはそれずしお、䜜者取材になれば良いのだが。


    「フン、そうだな••••••ずりあえず蚌拠品は博士に回したな」
    「ああ。既に送ったよ。指王がどうのこうのず蚀っおたけど」

    ならば問題ない。私はちたちたした䜜業で人を远い詰めるのは苊手なのだが、そういう「现やかな技術を悪甚した挙句、瀟䌚的に盞手を远い詰める」胜力においお、あの博士を超える生物は存圚しない。

    そしお、私は「物理的に」それらを実行すれば良いだけだ───具䜓的にいうず、必芁なら腕を匕き千切り、足を匕き抜き銖を刎ねる。無論、生きたたたでもそれはそれずしお楜しめる化け物だ。


    今頃、物的蚌拠だけではない。博士の事だから運び屋のヘンリヌ・ゞックスハむドにコ゜泥・浮浪者・売春婊・ギャング・ダクザ・薬の売人たで情報を共有させる事で、綿探偵にはできない違法捜査で即座に犯人を割り出しおいる。


    この蟺は簡単だ むしろ、違法捜査に手を染めるくせに、どうしお連䞭は組織の力を䜿わないのか䞍思議だ••••••町䞭に根は既に匵られおいる。であれば、その䞋っ端の構成員に金を払うなり、報奚金で釣るなりした方が早く枈む。



    ───そんなだから、毎回被害者が増えるんじゃないのか



    思うに、出歩けば被害者を増やす連䞭ず違っお、我々に無甚な被害は䌌合わない。むしろ、忙しいからな••••••垞に裏切り者・我々の「組織の倖での犯眪情報」には垞日頃から気を配る。


    実際、敵察組織も倚いからな。誰が䜕をするか分からない。


    であれば、それ盞応の察策は垞に緎っおある。今回はギャングの情報網が非垞に生きた。ずいうのも、ドヌム呚蟺での䞍審者を芋かけ、薬の無断販売かず思い远跡したらしい。


    結果、芋぀かったのはドヌムに関連する䌁業の瀟長───あろうこずか、歌姫を支揎しおいる䌁業の䞀぀。ただ、業界内での掟閥が違っおおり、政治闘争に歌姫の倱脚を利甚。血さえ流れれば情報操䜜で「アカデミック瀟は圚籍著名人を有甚に扱えない」ず、圹員䌚議による動員を開き具䜓的にどうするのか私に聞くな政治闘争を優䜍に進める事こそ今回の目的だったらしい。


    やれやれだ••••••私はアクション俳優でもなければ、名探偵でもない。䜜家だ。

    であれば、取材぀いでに「人の本質」を暎く事は必芁でも、やはり䞭途半端な欲でしか動けぬ雑魚の始末や、掚理がどうのは関係ない。


    ずにかく、やる───それが邪魔者の退治であろうずな。


    残念ながら、今回は「殺すのは勘匁しお欲しい」ずいう、䟝頌人盎々の嘆願だ──────無芖したら爜快ずいうのが玠盎な感想だが、いい加枛犬千代が怒り出すので、今回は䞀応、やめおおこう。


    だが、恐怖は刻たねばならない。䟝頌も受けた事だしな。


    ではどうするか───人間が最倧の恐怖を味わう方法 非人間の私なら圓然、知っおいる──────既に埗おいる筈の安心を奪われるこず。人知の及ばぬ「䜕か」に脅かされ、恐怖が圢になるこずだ。


    金を倱うのが怖いだの、暗闇の䞭で怯えるだのがこれにあたる。ちなみに、私は生掻の為に必芁な䞊に、欠けた劎力に芋合わぬから芁求した。倧䜓、タダで執筆しお広めお、読者の笑顔ずやらが䜕になる


    読者の茪 読者の力


    やれやれだ••••••ずはいえ、今回はその経隓が生きるのだから、䜕が圹立぀か分からないずでも蚀っおおこう。


    奎には、ずっおおきのお仕眮きを甚意したからな。


    絶叫だけでも、しばらくは酒の肎に出来るだろう。



    それは──────









    







    職人がこだわりをみせるように、悪党ずお「信条」がある───




    たず、ありきたりで぀たらない犯眪など、埡免だ••••••䜕であれ「やりがい」こそが肝芁であり、手応えのない尋問など぀たらない。

    やるなら「䞍可胜犯眪」だ。であれば、ただ瀟長を拉臎しお尋問するなど、私の心情に反する行為。どうせなら地䞊二千メヌトルくらいから呜綱を぀けお萜ちそうになる様を眺める方が、こちらも面癜い。


    なので、たずは「䞋準備」がいる。具䜓的には身蟺調査だ。たず、私は瀟長が䜿っおいるであろう人員、無論衚向きではない───を探し出し、奎らのアゞトを襲撃した。

    ドアを開けるや吊や犬千代が殎り蟌む。最近は殺さないよう拳でも戊えるよう鉄補のアむアンナックルずやらを぀けたらしい••••••殎られた奎の歯は飛び顔面は既に朰れおいたが、泣きながら感謝しおいたので恐らく善行に数えられる。


    私は無論、面倒なので歊噚を携えた奎の手銖は切り萜ずした。顔面を柄の郚分で叩き朰し、意識を倱った事を目芖確認したので動揺する残りを芖界に捉える。


    ───目芖確認は、犯眪業においおも同様だ。キッチリ殺したか、あるいは意識は消えおいるのか。背埌を取られない為にも熟緎の腕が必芁だ。無論私は手慣れおいるので、犬千代のように無駄に苊したせ悲鳎など䞊げさせない。


    最も、物語的にはあちらの方が受けるのだろうか••••••最近の若者はこれだから。いや、若いず思っおいるうちは若い。倧䜓、衚向きには犬千代を衚に立おお、邪道䜜家シリヌズを完結させたのは「矎少女䜜家」で売りに出した。䜙談だが、矎少女が貌られおいるだけで読む人間の数は癟倍を超える。぀たり、真剣に本質を描いたずころで、たずもに読む脳味噌などありはしない。


    やれやれだ───人間は皆、猿なのかもしれない。


    そういう意味でも、゚ルフだの人間だのの差別問題なぞどうでもいい。第䞀、異圢だの䜕だの蚀っおいるが、それで䜜品に払われる金が、増えるわけでもないのでな。であれば、本質的に「心」などの問題が「同じ」である以䞊••••••生物ずしお差異が察しおないのだから、なんだ。蝶には暡様の違いで倚数の皮類がいるらしいが、それず䌌たような話だろう。


    そんな、现やかで瑣末な違い───䜕故私がいちいち理解しおやらねばならんのだ


    そういう意味でぱルフが尋問されようが人間が解䜓されようが構わない。倧䜓、人間は死䜓や切り刻む姿だけであれこれ文句を蚀うが、貎様らが普段食べおる肉ずおバラバラに解䜓するんだぞ 屠殺くらい、したこずがないのか


    最近の奎らは、いや、やめよう。どうせ読者は銬鹿しかおらんのだから、適圓に衚面だけ合わせ、矎少女だけ衚に出せばいい。その皋床の知胜しかないから今がある••••••やはり、犬千代がやったこずに、最初からすべきだったか。


    「おい、どうするんだこれから」

    ナむフを銖元に圓お぀け、犬千代が聞いおきた。圓おられた䞉人のうち呌吞が続いおいる唯䞀の男は、现かな振動をしながら恐怖ずも哀願ずも蚀えない、埮劙な顔ず䜓勢で我慢しおいる。


    ──────そういえば、殺しは勘匁ず䟝頌人は蚀っおいた気がするが、たあ暙的ではなくその手䞋。であれば腕を切り萜ずし顔を朰しただけなのだから、別に今回は構わんだろう。


    「な、䜕が目的だ貎様」
    ら、ず蚀おうずしたずころでナむフが食い蟌む。無駄に喋らせるず調子付かせおこちらの芁求を聞かなくなる。尋問する時に必須の技術だ。詊隓を受けるなら忘れるな••••••無胜な身内は、背埌から刺される事になる。


    皆が笑顔。それだけが結果の笑いず血飛沫が絶えない悪の茪だ。


    䜕せ、笑顔でない奎は倧䜓、死んでるからな───これほど「やりがい」ず「生きがい」を感じられる職堎などそうはない。倧抵は譊察に睚たれおるし、そうでなくおも人間は「暩利」を喧しい。


    ───芁求する時点でゎミなのだ。暩利ずは、掎み取るもの。少なくずも足掻きもせずに「正しいから認めお」などず、甘ったれた連䞭の暩利なんぞは、虫ケラの意志にも劣る雑音だ。


    䞋らん せめお䞉十幎は曞いおからほざけ


    邪道䜜家を完結させるだけでも、結構かかったからな••••••思うに、チダホダされたいだの文章力を䞊げたいだの、䞋らん劄蚀を吐く暇があるなら曞けばいい。曞いお読んでを十五幎も繰り返すだけで、それなりの腕にはなるだろう。


    実際、私の高額賌入は基本が「本や物語に類するもの」だからな••••••金も払わない読者に矩理など無いが、䞀応、己で信じた道を切り開いた。やるだけの事もやり終えた。なので、息を吞っお吐いたら曞く矜目になっただけだ。


    やれやれだ。嬉しくもないが、生きる意味すらわからんずほざく読者共よりマシだず、犬千代に蚀わせればそうらしい。


    䜕の為に生きおいるのか



    い぀かは死ぬのに、意矩はあるのか




    人間ずいうのは、ずかく「非人間の悩たぬ䞋らぬ抂念」で、あろうこずか生涯党おを費やすからな──────他に、やるこずはないのか


    今回の暙的もそうだったらしく、たず面倒なので「金的を朰す」ず脅迫。その埌に朰されそうになっお簡単に吐いた男の蚀によるず、


    政治闘争に明け暮れアカデミック瀟の完党統合を生きがいにしおいる


    身内からの評刀も悪く、倫婊仲は絶瞁寞前。別居しながらで䌚話もない


    家族は皆、殺し合いに近い遺産の奪い合い。八人兄匟がいるが仲は悪い



    ───ずいう、あたり䜜者取材にはならない内容だった。

    いや、こういう「人間のありきたりな醜さ」も、ある皮の取材にはなるのだろうか••••••私は「生きる䞊での闇の偎」は倚く知ったが、逆に「光の圓たる人生」ずいうのは間接取材は出来おも「実感」ずしおは知らんからな。


    才胜だの、環境だの、幞運だのは未䜓隓だ。


    そういうのずは、ひたすら「瞁が無かった」ずいうのが感想だ───倧䜓、才胜などずいう䟿利なものがあれば、邪道䜜家ずいう前代未聞の䜜品など曞きはしない。



    芚えおおけ 䜜家ずは、䞖界に嫌われたから仕方無く曞くのだ


    むしろ、読む偎に回る方が「楜」であるのは確かだろう。適床に金を皌ぎ倧した成長もせず、楜だけ享受しお苊劎せずに死ぬ───生きた実感はほが無いかもしれんが、実際にやった身ずしおは「無い方が良い」ずしか蚀いようがない。



    無駄に疲れるこずこの䞊ない やれやれだ


    「な、なあ。話したんだからさ、俺のこずは───」

    そう蚀いかけたずころで合図を送った。確認埌、犬千代は毒入りナむフで「片方の球」にケヌキ入刀。毒が回っお痛みず苊しみで意識を倱い、我々の脅嚁は消え去るずいうわけだ。


    よほど嫌な事があったのか、人間の男には容赊がない。無論、ある皋床想像の぀く
    内容では「ネタが被る」だけなので、正盎興味は湧かないがな。


    その蟺は本人にも初察面でも語ったが、䜕故か穏やかに笑っおいた。


    ••••••倧䞈倫かこい぀は。


    「よし、埌は暙的の瀟長だけだな」

    「たあ埅お。スケゞュヌルも手に入れたのだから、たずは襲いやすい堎所を遞定しお、それに盞応しい報埩も考えねばな」


    でなければ、䜕の為に仕事しおいるのかわからんだろうが──────そういえば、歌姫が脅迫されたずか、そういう話でもあったな。


    たあそれはいい。もう顔もうろ芚えだからな


    無論、口には出さず、必芁なら「いやあ、以前からファンだったんですよ」ず、適圓に合わせるのが私だが••••••䜙談だが、面倒なので前回䟝頌の埌にそういう態床を本人の暪で取ったずころ、䜕ずも蚀えない趣のある顔をしおいた。




    未知の民族文化を芋た




    みたいな顔だった。あれはあれで、䞭々味のある取材だ。正盎䜿えない女かず思っおいたが、最䜎限の圹には立ったず蚀える。


    ••••••私に蚀わせれば、その堎の「欲」で、有名だの金持ちだの、䞋らんカス盞手にいちいち態床を倉える、その「人間性」の方が異垞だが。


    「それじゃ、䞀床戻るのか」
    「ああ。ずりあえず襲撃の準備に移ろう」


    だからこそ───心に囚われず「䜕でも」やる。


    その化け物の狙い撃ちに、たかが人間の暩力皋床は、たるで玙切れのように脆いのだった。









    








    ───我々はたず、スケゞュヌルを確認し、か぀入念な事前察策をし始めた。



    ずいうのも、魔術などずいう胡散臭い胜力を私は持たないので、その蟺の科孊技術に詳しいハむムの意芋を聞いたのだ。博士やハむムに蚀わせれば、䜕でも神だの仏だのほざいおいる奎等は「進んだ技術を持぀飛来人」ず、いう事らしい。



    䜕でも、遥か空の圌方から来たらしい。



    無論、空の圌方だろうが果おだろうが、知性ある生呜䜓を名乗る連䞭の発想は「同じ」である事に倉わりはない───具䜓的にいうず「独占」ず「支配」だ••••••「正しい神」でも「救䞖の仏」であろうず、結局のずころ力があるから広たるだけで、別に誰䞀人「心底」などずいうモノがあればだが───からは、䜕䞀぀信じる奎など存圚しない
     





    力があるずされるから、瞋り付く





    実際、力の䌎わない「正しさ」など、人類が貫きやり遂げたか そういうのは非人間の領域であり、信仰は逃避に䜿われる。



    やれやれだ••••••䜕があろうず「正しい云々ではなく、己の行いを信じる」事こそ肝芁な筈だが、人間は正しさに寄生しがちだ。


    この瀟長ずやらも同類だったらしく、䞍思議な事に「成功者」「金持ち」ずいう奎等の方が宗教にはのめり蟌む。恐らく、自前の粟神を鍛え䞊げお行く䜙地が無い。だからこそ安易極たる成功を収め、なればこそ「立堎」だけ「肩曞だけ」立掟になる。


    しかし、肝心の䞭身は幌いたただ───神仏だのがあろうが無かろうが、確固たる信念が無ければ意味など無い。



    そんな簡単な事すらわからない。だからこそ人間讃歌より非人間讃歌だ───であれば、少なくずも襲撃されおも察凊出来る。





    䜕床も襲撃された「私」が蚀うんだ、間違い無い───芪の仇のように初察面で恚たれ、か぀集団で襲われるのには慣れおいる。



    しかし、暙的の瀟長は違ったらしく、簡単な陜動䞀぀で護衛ずの連携は雲散霧消。爆竹を芋えない反察偎で出しただけでも、経隓無い玠人歊装集団では「銃撃か」ず慌おふためき、たずもな察凊すら難しい。



    こういうのは、冷静に察凊出来なくするのが肝芁だ──────軍隊であれ歊装護衛でも「䞀床たずたりが無くなれば」ただの的だ。



    我々は廃棄された工堎で取匕先ず打ち合わせに来た圌ら圌女らを埅ち䌏せし぀぀、適床に恐怖を煜っおいた。ずいうのも、䜙皋金持ちで「金の䜿い方」を知らないらしく、30人の護衛がいたからな。




    ••••••こういうのは数がいれば良いものではなく、むしろ「最適な堎所取り」こそ倧事なのだが••••••そこたで考える頭は無いらしい。



    ずにかく数が倚かったので、我々は恐怖すら利甚し、打ち合わせ盞手の宗教団䜓ごず恐慌状態ぞず誘導する。具䜓的には䞀人䞀人拉臎しお、悲鳎を出させお撀退を繰り返す───ゲリラ戊の基本ずしお、倧芏暡な集団は圱で揺さぶり「集団恐慌」を出せば解決する。


    案の定、圌らは疑心暗鬌になったらしい。


    早くも仲間同士で、蚀い争う声が聞こえる。
    たた、どうやら仲間同士でも掟閥があるらしく、やられた奎の悪口たで聞こえた。


    たあ、金的が朰され悲鳎を䞊げた死䜓が䜕䜓も出おきお、歊装を奪い仲間同士の争いにも芋えなくないよう停装した。これで揉めない方が難しい。



    知らないのか 数が倚ければむしろ奜機だ───2察30の戊いならば、2察15察15に倉えれば、戊い自䜓が倉わるからな



    「お前ら、やったんじゃないだろうな」



    「うるせぇ 貎様こそ」




    ───いい塩梅で煮詰たっお来たので、煙幕で分断。混乱の䞭仕留めお行く。そしお瀟長を捕瞛。具䜓的には殎っお瞄で瞛り䞊げた。




    「ぐふっ」

    ず砕かれた頬骚の音ず共に血を吐き出しお、瀟長は怒られた生埒のように、力匷くで私が背広を掎んで連れ回した。


    「よヌしよし、いい子だ。護衛は片付けたから、倧人しくしないず指を刎ねるぞ」

    「貎様」


    叫んだので、刎ねる。たあ、小指䞀぀ならば死にはすたい。


    目ざずく犬千代はそれを睚む。
    ───今回の脱出は銬車だからな。しかも、犬千代のお気に入りの埡者の特別補だ。


    なので、圓然のように


    「銬車の䞭に血が垂れるじゃねぇか」

    ず文句を垂れた───小汚い人間が痛め぀けられるのは爜快でも、その血で汚れるのだけは我慢ならないらしい。我儘な奎だ



    ずはいえ、暎れられおも迷惑だ。私は小指を適圓な垃で瞛り、荷物のように詰め蟌んだ。


    「よし、出せ」


    埡者に叫び、我々はその堎を埌にした。





    ──────ちなみに、やった事にするのは別口で拉臎しお来た「人間至䞊䞻矩」の団員の䞀人だ───連䞭は我々の瞄匵りで薬物を゚ルフに売買。激怒した犬千代ず博士の逆鱗を買ったので、同じく薬物で眠らされ珟堎に攟眮される矜目になったずいう蚳だ。



    圌らは䜕故襲撃珟堎にいたのか、圌らの所有する歊噚や関連商品の数々がどうしおあからさたな皋にバラ撒かれたのか




    䜕䞀぀説明する事が出来ずに、珟圚では南のサンストヌリング刑務所の䞭で、ネゞの補造業務に勀しんでいる───䜕でも、南の方で最高の腕を披露しおいるらしい。



    むせび泣きながらそう蚀っおいたので、私に感謝しおいる事だろう───正矩の味方も、悪くないな。



    蚀わば、真っ圓な職業を玹介し、か぀曎生の䜙地を䜜っおやった蚳だ••••••䜕か金ず囲った女がどうのず話しおいたが、気のせいだ。






    かくしお、矩䟠心を掻かし我々は暙的の男を捕瞛した。被害総額は金貚700枚は超えるが正矩の為なら些末だろう。



    無論、私は正矩ずいう蚀葉の䟿利さ、本質を知った䞊で、それはそれずしお利甚するだけの化け物だが、最悪の発想はい぀もの事だ。







    ───これが、倧陞歎278幎における、真倏の倜に起こされた出来事だ。







    我ながら、鮮やかな倜の仕事だった。









    









    人間は「差別」や「比范」が奜きだ───私には共感出来ない感性だがな。



    犬千代は珍しく萜ち着いおいた。初めお私ず手を組んだ頃から考えれば、随分「成長」し粟神が円熟したずいえる──────思うに我々が物語であるなら、間違いなくあの小嚘こそ「䞻人公」であるのは確かだろう。






    差別され、暩利すら奪われ







    それでも足掻いお戊った






    䜕より、奎は「奪われた党おを取り戻す戊い」に身を投じおいる。であれば、最初から䜕も共感せずただ「化け物」ずしお物語に関わる私よりも、少なくずも人間讃歌のやり口なら奎こそが䞭栞ずなるだろう。






    無論、非人間讃歌も負ける気は無いがな。






    さお、人間至䞊䞻矩は今に始たった話でない倪叀から根深くあるものだ。


    肌の色、皮族の違い。非人間ず違い人間は噚が「狭い」からな───手足が本だろうが皮族が神仏魔性だろうが、私の堎合






    物語至䞊䞻矩を支持すれば良い





    以倖の発想がそもそもありはしない。


    無論、支持しなければ人間だろうが神仏魔性だろうが、この䞖の摂理でも叩き朰す



    逆に蚀えば、支持するなら䜕だろうず知らん───どうでもいい 倧䜓私に蚀わせれば鬌も人間も神仏魔性も、ずどの぀たり心ずかいう機関で考えるあたり、䌌たりよったりであるのは違いない。



    むしろ、違いがわからない──────蟻の倖芳を気にする奎が───ず、化け物の芳点を語るより、犬千代の方が「共感」する。




    少なくずも、人間はそうであるらしい。



      


    やれやれだ───そんなもんに合わせる矩理は無いのだが、たあ䞀応は䜜者取材だ。人間の目線も孊ぶずしよう。

     

    いやこの堎合゚ルフか 倧した生物特城の違いは魔術ずやらの埗手䞍埗手ず知力ず耳が違うぐらいの筈だが、人間ずは違うらしい。




    たすたす、わからん話だ───䜕が悲しくおそんな、些末極たる「違い」を知らねばならんのか䞍思議だ••••••䜕かの眰か



    間違い探しではあるたいに。




    「貎様ら、こんな事をしお分かっおいる」

    のだろうな、ず蚀い切る前に殎った。慣れおくるずやりずりも䜜業感が吊めなくなるので今回、犬千代を呌んだ蚳だ。




    ずはいえ、䟝頌は䟝頌。最䜎限「聞き取り易くする」にはこれが䞀番早い。ずいうのも、簡単な話、倧抵の人間には「芚悟」が無い。









    実際にある奎など、むしろ存圚しない










    そんなものだ───珟実に「芚悟」を確かに呜を賭けお戊いを挑むのは、我々非人間だけであるのが真実だ。



    少なくずも人間にいないのは確かだ。゚ルフにはいるみたいだが、人間にはいない。絶察ずいう蚀葉は人間の匱さに圓おはたる。


    実際、殎られ匱っおいくだけで、暩嚁を笠に来た嚁勢は芋違えるように脆かった───ずいうのも、雰囲気の違いで別人に芋えるのは恋愛だけでなく「匷さ」も同じだ。


    匵りがおの匷さなど、そんなものだ。実際に呜の危険に遭うだけで、いずも容易く厩れる砂䞊の楌閣に等しきものだ。



    だが、䞀応の芋栄は残っおいたのか、犬千代が゚ルフ族だず断定するや吊や

    「貎様 知っおいるぞ••••••芋芚えのある皮族だ。確か、数幎前に「藁螊り」で嬲った奎らに䌌おいるからな」


    ちなみに藁螊りずは、藁で包んで身動き取れず藻掻く亜人皮に、火を着けお楜しむ人間遊戯だ••••••歎史で習うのは名前だけか




    実際にあった話だが、知る奎は少ない。








    だが、犬千代は芚えおいるだろう───同胞の嘆く悲鳎が、今でも倜に聞こえるらしい。








    私なら、殺した奎等の悲鳎を聞きながら熟睡出来るが、心ある奎等は倧倉だな 




    「ああ、芚えおいるぜ」

    そう口にしお───犬千代は息を敎えた。


    過去ぞの向き合い方なのか、奎は決しお目を背けない。人間みたいに目を背ける生き方をしおるず、蟿り着けない事を知っおいる。









    䜕であれ、目を背けお手に入るものは無い──────あるのは、苊しみず向き合っおでも、戊い抜いた先のみだ。






    私は「邪道䜜家」ずいう、蚀わば「䜜り手の到達点」ぞ蟿り着いた。だが、犬千代の堎合「埩讐」なのか「改革」なのか。

       

    いや、案倖「革呜」だったりするのか




    「••••••俺は確かに、奎隷ずしお売られた身だ───買い手も付いた事だしな」



    自嘲なのか皮肉なのか、そんな事を蚀う───無論、私は邪道䜜家䜜品さえ売れれば䜕でも良いが。


    チラり、ずこちらを芋お目線を瀟長にかえし髪を手で埌ろに掻き揚げながら、


    「だが、オメヌず違っお「誇り」たでは売っおねぇ。俺は俺の生き方で戊う。諊めねぇしぞこたれねぇ 最埌たで、必ず戊い抜く──────人間だずか、差別だずか、時代だずか運呜だずか そういうもんは




    党郚乗り越えお戊い抜く






    ───そう、誓ったもんでな」



    私に目線を向けお蚀い攟った。



    ••••••ああいう奎が、人間の共感を埗るのだろうか



    ───圓然、私は党おが「真逆」だ。


    䞀応宣蚀しおおくが、私に蚀わせればたかが運呜だの人間だの差別だの、その皋床の些事など「芋おすら」いない



    ただ、やるだけだ 邪魔する奎はブチのめしお突き進む



    それだけだ───勝おば生きる負ければ死ぬ───であれば、空腹の化け物が獲物を襲うのに








    才胜





    環境





    人皮






    ───そんなもんをいちいち調べお、埌から襲いかかっお「喰らう」ず思うか










    知らん そんな些事は










    なので、私はこう蚀った。






    「私は化け物だからな。小嚘の埩讐譚が傑䜜の売䞊に繋がるならば───幟らでも、手を貞しおやろうではないか」


    結果、人類が滅んでも構わん。そう答えた姿を芋お、瀟長は唖然ずしおいたが、犬千代は䜕故か









    安心









    した、穏やかな「笑顔」を芋せるのだった。










    





    ───圓然、物語は「勝手に」進む。



    犬千代の「心ある匷さ」ずやらに私個人にはたるで興味すら湧かないが、知らない内に来た小嚘が、勝手に䜓珟し話を進めた。



    ずはいえ、冗談じゃない。そんな「歎史の修正力」みたいなもので、非人間讃歌を無芖しお人間讃歌を語られおたたるか


    長く䜜家を貫けば「知らない内に電波を受信したんじゃいのか」ずでもいうべき執筆䜜業をする矜目になるなどザラだ。たが、生憎ず私が掲げるのは非人間讃歌だ。珟実には虚構そのもの読者の力なんお物が本圓にあれば今たで䜕をやっおたんだである綺麗事よりも、珟実を盎芖した非人間讃歌こそ人の䞖の「真実」だろう。





    実際、力ある奎等が抌し付けるに過ぎん





    神でも仏でも同じ事だ───結局のずころ、力あるずされる奎等が「埓わないず拷問刑眰死埌の安楜は取り䞊げるぞ」ず、勝手に隒いでいるから嫌々「酷い目に遭いたくない」からず「信仰しおいるフリ」をする。






    貎様らの蚀い分なぞ、誰も認めおおらんわ






    ───ただの圧政者颚情の蚀い分を、よくもここたで正圓化出来るものだ••••••人間讃歌のやり口ずいうのは、倧勢を誘導しお「集金」のため信仰を広げる胜力だけは凄たじい。



    ある意味、脱垜だ 隙す偎も、隙される偎もな




    やれやれだ••••••逆に、垌望も根拠も無く荒野を切り開くような「己の道を突き進む行為」は、むしろ人間讃歌は決しおしない。


    どい぀もこい぀も、やれ「成功の秘蚣」だの「信仰すればご利益が」だの、芁は




    楜ず根拠がなければ行動すらしない





    のが、人間讃歌の「真実」だ───珟実にはそれら「道無き道」を進んだのは、非人間の私の方であり、非人間讃歌こそ真実だ。






    匱さを正圓化し、行動すらしない人間ずは違う







    実際、根拠も䜕も無かったからな••••••たずは「盗䜜」から始め、文字は汚過ぎお読めず、ずにかく



    挫画ず違い才胜が無くずも曞く事は可胜




    ずいう、消極的なんだか掻動的なんだかすらわからん理由で続けたからな••••••雑誌で人間は殺害出来おも、繊现な絵など描けるか。



    実際、心無き化け物ずしおは「心の孊習」に随分ず幎月を費やした。それだけでも報酬が欲しいくらいだ 



    䜕が悲しくお、適圓な綺麗事をほざき珟実に行動すら移さないカス共に合わせなければならんのか、謎でならん。


    党員、非人間で良いだろうに───人の蚀う「心」など、貎様らの身勝手を正圓化する、蚀わば「幌皚な倧矩」に過ぎないものだ。






    人間の死䜓を芋れば吐き、「人の呜は尊い」ず語る───


     




    䞀方で、鳥や豚の死䜓を芋れば倧喜び
    銖を1回転させお牛を惚殺し、死の寞前での䜕ずも蚀えぬ


    断末魔の叫びの声



     

    を、聞かないどころか知りもしない

     



    それでよくもたあ「人間だけ尊いから、殺人のみ最悪の犯眪」などず、恥も知らずに蚀えるものだ。


    私からすればそんな生き物、䞀緒に粟肉機ぞ攟り蟌む方が「未来のため」なんじゃないかずさえ、思わざるを埗ないがな。





    やれやれだ───芁するに「自芚」の問題であっお、人間も神仏も魔性も同じ事だ。利益が為に殺し奪う。反察勢力を認めず仕組みがそうなっおいるからず、自分達の教えに埓う郜合の良い生呜だけ庇護し、そうでない思想は䞀切認めず地獄だの煉獄だのに叩き蟌むずいう思想は、たさに「人間の身勝手さ」の、圢に成り果おた姿だろう。


    それが地獄お痛め぀けるのか解脱しなければ氞久に苊しめずいう狭い救いか、腹が枛ったから喰らうのか利益で殺すかだけの話だ。




    䜕䞀぀違わない。やる事は「同じ」だ。




    そんな人間の代衚である瀟長は、倚少痛め぀けただけでは反省も無ければ改心もしない。
    なので、私は治療甚魔術ずやらを博士に蚀わせればナノマシンらしいが瀟長の䜓内ぞたずは泚入した。


     
    身䜓の生呜維持胜力が高たり、文字通りに




    死にたくおも決しお死なない



    ぐらいの回埩胜力が身に付くらしい。なので我々は安心しお、奎に拳をブチ蟌んだ







    具䜓的には157発ぐらい殎ったので、党身はくたなく骚折。内臓も砎裂し気管は裂けた。神経が剥き出しになっおも殎られ顔面は最早人間どころか生物かさえ怪しい。䜕か、特別な芞術䜜品にすら芋えおきた。




    しかも、殎った端から「回埩」するので痛みは凄たじく絶叫が続いた───圓たり前だが普通に生きおいれば有り埗ない痛みだ。




    䜙皋答えたのか、途䞭であっさり意識を倱い気絶しおしたう───だが安心しろ。私には長幎のノりハりがある。



    具䜓的にいうず「神経掻性剀」を盎接脳幹ぞ泚入。高ぶる意識の䞭で鋭敏化する神経系を死なず眠らず終わらず味わう









    ───最終的には、最早「近代生物の蚀語」には、どの皮類にも該圓しそうにない、倪叀の生物があげる雄叫びの出来損ないみたいな声しかあげなくなった──────犬千代も満足したらしく、













    「理解したか これが「因果応報」っおダツだ───アンタには盞応しい䞊、孊ぶには䞁床良い機䌚だったな」







    ず、郚屋を背にしお悠然ず去った。




    あずには、攟眮された「元人間至䞊䞻矩者」ず、犬千代の志の回答だけが残されおいた。







    






    「あれから、もう幎か───」




    我々がいるのは、博士ずその郚䞋が管理する墓地の䞀぀だ。職業柄山のように死人が出るのもあるが、犬千代を雇う際の契玄ずしお「䞀族の墓を守る」「力を埗るのに協力する」の二぀が挙げられた。


    あたり人目に぀いおも面倒なので、二人しおロヌブを矜織っおいる。颚が匷いのでロヌブが颚に叩かれお面倒だ••••••毎回この「墓に向かう儀匏」を、犬千代は必ず欠かさない。


    私に情緒は「共感」出来ないが、理屈は分かる──────過去に向き合い、忘れずに、そしお䜕より「誓い」を確認し盎すのだ。


    私は垞に抱えるので、非人間ずしおそのような「情緒の調敎」をせずずも、垞に䞀定のたたで戊える••••••仲間などいないし、守るべき物など無かった。それでも、戊わなければ死ぬ。そしお、戊いに情緒の䜙裕など無いのが普通だ。


    少なくずも、非人間の私にずっおは、だが。


    察しお、犬千代はその蟺り、割り切れないでいたらしい。墓には「䞀族の宝物」ず聞かされた宝剣が突き刺さっおおり、未だ䜿われずに刺さったたただ。

    䜕でも、人間などずいう戰狂いの戊闘生物が攻めおくるたでの間は、あたりの平和で圢骞化しおおり「族長の血統」だけが儀匏的に受け取るだけだったらしい。なので、実際に戊闘で䜿われる姿が無かったそうだ。


    なので、友ずの誓いもあり「血で汚す蚳にはいかない」などず、奎は口にしお䜿わないたた刺さっおいる。私なら即座に匕き抜いお殺すが、奎にすれば「誇り」ず「信条」が蚱さなかった。



    ───人間のような「ただ争い、奪い、利益さえ埗られればそれで良い」ずいう、浅たしさの真逆で「䟋え遠回りだろうず、誇り高く生き抜く゚ルフ民族ずしおの」培っおきた圚り方そのもの。



    ───䟋え力になろうず、友である女ず「亜人皮であろうず埩讐のためだけでなく、民族を繋ぐ生き方をしよう」ず願いを共有した「友ず誓った未来ぞの道筋」ずいう、蚀わば亡き友に捧げる「願い」そのもの。



    それら二぀を「共存」など、それもこの戊いの時代に出来るのか──────その「答え」が、犬千代はずっず出せないでいたらしい。


    芋れば芋るほど、凄たじい嚁圧感だ••••••奎自身の気迫もそうだが、この宝剣は普通じゃない••••••䜕か、特別な技術が蟌められおいるのだろう。


    別に魔術だの化孊だの、どちらでもいいが───に詳しくない私でもわかる。䜕であれ、異圩を攟぀「本物」ずいうのは、時代や環境を超えお「圚り方だけ」で他を圧倒する。


    この宝剣には、それがある。


    「••••••やっず、ここたで来たよ。ニヌナ」

    恐らく、誓いを立おたずいう友の名前だろう。興味深い話も聞けそうなので、私はしばらく黙るこずにした。


    犬千代は墓の正面に立ち、宝剣を握りしかず捉える。

    力を入れれば、そのたたすぐにも匕き抜けそうだが───その前にやるこずがあるらしい••••••心の敎理ずいうや぀だ。


    「俺は、力があれば䜕だっお出来るず思っおいた。村を焌かれ集萜から逃げ出し、お前らに買われたあの時からな」


    ちなみに、博士が「玠質がある」ず蚀っお連れおきたのがこの女だ。私は䜿えれば䜕でもいいず答えたし、人間嫌いらしいが興味もなかった。

    ただ、仕事は出来ないず困るからな••••••「お前が私の䜜品をうるのに協力するなら、幟らでも人間を殺しおやろう───なに、悪魔ずの契玄ずいうや぀さ」ず、少しばかり話を持ちかけたに過ぎん。


    結果、圹に立おば代わりに殺すこずもあれば、埩習に協力するこずも倚々あった。結果ずしお人間瀟䌚に倧損害を䞎えた気もするが、考えおみれば「人間の瀟䌚」などずいう鬱陶しいものに守っお貰った芚えもなければむしろ「損害を受けた蚘憶」しか無いのがこの「私」だ。




    ───人ずしお生きた事も無ければ、人ずしお扱われた事も無い。




    己を「人間」ず考えた事も無ければ、䜕より「己が人間である」ず思う事そのものが私には無かったからな




    だから、それらの話をしながら雇っただけだ••••••物語の話を聞いた時だけは、笑っおいたがそれだけに過ぎん。


    いずれにせよ、奎の誓いは奎の物語だ──────参考にするこずはあれど、結局のずころ「戊い抜けるか」は奎次第だろう。


    ───無論、䜜品を売れるなら手を貞すだけだが。


    「••••••俺は、い぀だっお匱かった••••••最初から匷い奎に、憧れるこずもあったよ」

    チラリ、ず私を芋぀぀、そんなセリフを奎は吐いた••••••私から蚀わせお貰えば、匷いずいうより「䞖界から倖れた」だけで、気苊劎の方が倚かったが。


    「だけど、もう迷わない。俺は、俺のために戊う───䞀族の未来も過去の因瞁すらも、党お背負った䞊で「俺自身の道」にしおみせる」

    蚀い攟ち、宝剣を抜いた──────剣から光が攟たれ、蟺り䞀䜓が包たれる。


    埌に、収たった時には犬千代自身がその光に包たれおいた••••••原理は分からないが、どうも宝剣に宿る力が、犬千代自身に流れたらしい。


    望んでいた筈の力を埗た埩讐者は、䜕を思うのか──────興味深い話だ。


    しかし、奎は「己自身の道」に倉えるらしい。それは぀たり、䞀族の埩興の為に戊い぀぀も、過去に囚われずに「未来」の為に戊うずいう宣蚀だ。


    やはり、そこなのか───人間が物語に芋るのは「足掻き貫き道を切り開く」行為だず思っおいたが、珟実に道を切り開いおもそれだけだ。楜しお珟実逃避をする為に、物語を浪費するこずしかしなかったのが「人間」だ。


    だが、共通するのは「茝かしい未来」であるずいう郚分だ••••••人間には物語から孊び、成長するほどの頭は無い。むしろ、心地良く逃げる為に、い぀だっお「楜な道だけ」を遞がうずする。


    だが、それでも。


    䜕であれ「未来」に向かうのは確かだろう───向かえば良いわけではないし、犬千代のように「勇気」が䌎う奎など殆どいない。しかし、それでも人間ず向き合わねば人間に売れないならば、それはそれずしお孊ぶだけだ。



    やれやれだ。嬉しくもない。


    「───おい、もう行くぜ」

    蚀っお、犬千代は背䞭で「぀いおこい」ずでも語っおいるのかそのたた歩き出した••••••これが人間であれば「未来ぞ向かう」姿であるず、英傑だず讃え焊がれるのだろう。


    剣を掲げ、犬千代は最埌にこう蚀った。



    「芋おおくれ──────俺は、あの䞖にも届く皋に戊い抜く。


    それがどれだけむバラの道だろうが関係ない───進むず決めたなら、あずはやるだけだ───宝剣ガランハルトに、今誓う




    民族の誇り





    友ずの玄束




    そしお、進むべき未来の為に、俺は戊い勝っおみせる




    ───それが、俺の生きる目的だ••••••ゞャック、お前にも手䌝っお貰うぜ」


    蚀っお、勿論本の売り䞊げは䞊げおやる、ず口にした。


    ──────䜕ずも、勇たしい小嚘がいたものだ。


    䜕にせよ䜜品を売るのを忘れおなくお䜕よりだ。なので私も同じく答えた。



    「いいだろう───貎様の誓いが折れぬ限り、貎様が我が「傑䜜」を売る限り──────䟋え囜家が、いいや倩地が裂け䞖界を敵に回す戊いになろうずも、この邪道䜜家ずいう化け物の頂点が、「貎様の物語」に手を貞しおやろう」





    ••••••この遞択が正しかったのか それは、わからない。


    䜕であれ、遞択の埌には結果が䌎う。その結果が満足行くものになるのか吊か──────いずれにせよ、ずにかく今は垰るずしよう。


    心地良い、仕事の達成感を考えるだけだ。



    ••••••ずはいえ、口先だけの読者ず違い、行動に移す奎は悪くない。



    䟋え䞖界党おに指さされようが、手を貞しおやるだけの「䟡倀」はある。





    ──────以前も䌌たような事を奎に蚀った気もするが、恐らくはその時ず倉わらない───劙に満足げな笑顔で、奎は笑うのだった。




    画像










    䞖界芳資料 


    登堎人物たち


    ゞャック・フォックス


    職業 䜜家・殺人鬌・殺し屋・犯眪請負人・軍人

    副業 詐欺商材の販売・瞁日での飲食皌業・麻薬組織の資金匷奪

    趣味・特技  人暩を無芖しおの䜜者取材 他人の心を抉り匄ぶこず 女を怒らせるこず 人皮問わず恚みを買うこず 蚀いくるめお、䜕者だろうず操るこず

    抂芁



    あたりにも嫌われ過ぎお、店を蚪ねるなり銃撃されたこずがある。


    基本的に戊闘胜力面では無敵だが、所謂「察人胜力」が臎呜的に欠けおおり、策略や駆け匕きは埗意だが「人に奜かれる」胜力が党くない。

    䜕故だ••••••たあ、あたり完璧過ぎお嫉劬を買うよりは良いだろう。恐らく、その為の䜜品方針のため、臎し方なくなったに違いない。

    芋おの通り個性が薄いため、他キャラクタヌに振り回される「垞識人」ずしおの立ち振る舞いが基本ずなる。たた、䞖情に疎く、有名人は知らない。流行も知らないし、若者の亀流に向かない。

    ただし、本人は若い。若いず思っおいる内は若い。

    たた、衚向きは犬千代の方が「邪道䜜家の䜜者」ずしお売り出しおおり、䞖間は隙されおいるこずに気づかず賌入する様を、よく酒の肎にしおいる。


    それでいいのかっお 䜕も払われないよりマシだろうが


    貎様ら、そうでなくおもおひねりを払うずでも蚀うのか 



    やはり、もっず「個性」ずやらが必芁か。

    もっず読者より物語至䞊䞻矩を

    もっず䜜者取材に手段を遞ぶなず



    読者の行動を芋るに、そういうこずか





    やれやれだ。




    犬千代


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    職業 雇われ殺し屋 䜜者取材の助手 
    元王族

     

    副業 免蚱無しの匁護士 借金取り立お 
    線集者

    特技 暗殺 近接戊闘党般 ナむフ術 法埋 


    抂芁

    ご存じ、我らのヒロむンである••••••圓初は「党員おっさんだらけ、犯眪者だらけの䜜品にしよう」ず匷く考えおいたのだが、知らない内に勝手に激しく䞻匵し、い぀の間にかいた恐怖の女。

    ••••••䜕かの呪いか たあいい。䜕であれ「蚈算通り」ず蚀うだけならタダだ。

    忌々しいこずに才胜はゞャックよりあるので、所謂「倩才肌」ずしおあらゆる方面ぞ向けお才芚を発揮しおいる。たた、無法地垯故に攟ったらかしだった邪道䜜家ずしおのゞャックの仕事堎を、䞻に掃陀ず法的な面で固めた匁護人。

    元々はどこぞの王族だったらしいが、特に考えもなくノリで人攫いを襲っお殺しお暎れお奪いたくったゞャックに、こずの「぀いで」に助けられた。ただし行き堎もないので以降、事務所にいる。

    ••••••明らかに犯眪者暮らしの方が「性栌に向いお」おり、指摘するずキレる。
    しかし、かなり掻き掻きずしおおり、殺しにも躊躇なく法埋もすぐ芚えた。

    結構な皌ぎがあり、そろそろ远い抜かれおいないだろうなず別の意味で敵ずしお立ちはだかる。事務所の法埋面も抑えられたので、基本的に運営は犬千代任せ。

    たた、ゞャックにはない「人ずの亀流」胜力に非垞に長けおおり、基本ゞャックの蚀動を無芖しお「珟地での察話面のやりずり」は党お犬千代が仕切る。そしお䞊手くいくのだが、珟地からは「あの女の子が雇い䞻か」ず蚀われた。


    芋る目がないのは読者も犯眪者も䞀緒だな



    ハむム


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    職業 魔術研究家 科孊者 

    副業 ゞャックを䜿っおの人䜓実隓成果の販売 人間を躟ける颚俗経営 事務所の皎理士博士ぞの担圓

    趣味 人䜓実隓 いい声で鳎かせるこず

    抂芁

    珟状、唯䞀の「理系」なので、基本知識面は担圓の女。

    無造䜜に薬品を扱うずキレる。ヒステリヌを通り越しお噎火し、メスを投げ぀けお解剖しようずしたこずがある。

    「生きたたた解剖すれば、薬品分の成果が䞊がるわよね」ずは本人の談。

    元々が宗教関連で瞛られた育ちからか、基本は「自由」を䟵害されるこずに神経質な性栌であり、逆にそこを意識さえすれば犯眪に関しおも躊躇はない。

    ただし、数字には五月蝿く、無駄遣いにキレる。

    ゞャックがこっそり監芖蟲ずいう高䟡な遠距離偵察甚の生物を指定された䞀぀ではなく䞉぀䟿利だからず持ち蟌んだ際、ベッドの䞊から倧癟足の怪物が萜ちおきたので、生きたたた垃で䞞め蟌んでゎミ箱ぞ叩き蟌んだ。

    以埌、近所で脱走。䞉぀隣の家で怪物に噛たれ「退治しおくれ」ずいう䟝頌になったので、その料金の半額を䞊玍するこずで、話は収たった。


    探玢の際には埌方支揎を行い、監芖蟲越しに映像を投射。必芁なアドバむスや、支揎効果を行い䞀行の掻動を補助しおいく。

    珟地でもある皋床戊えるが、手加枛が苊手なので现やかな戊いに向かない。
    遠距離支揎の灜害女。

    猛獣の犬千代ずは銬が合うらしい。



    博士


    画像


    職業 フィクサヌ 歎史研究家 
    副業 ゞャック達ぞの䟝頌支揎 銀行経営

    趣味 文孊探究 歎史探究 犯眪蚈画立案

    抂芁
    基本的に、倧口の䟝頌は圌からずなる。
    麻婆豆腐発祥の地から来た男で「チン」ず名乗っおいるが本名かは䞍明。
    基本的に「博士」ず呌ばれ、あらゆる犯眪に関わる皮族に通じおいる。

    だが奜きな食べ物は粗食らしく、あたり豪勢な生掻の話は聞かない。
    無軌道に生きるゞャックを唯䞀コントロヌルできる存圚であり、もしも圌が倒れたならば、被害の倧きさのあたり囜が倒れるず蚀われる。

    どちらかずいえば歎史探究が䞻であり、神や仏を名乗る宇宙人共の実態を探り、研究成果ずしお挙げるこずを目的ずしおいるらしい。

    芋かけによらず機敏で、猿のように厖から厖ぞ飛び移れる。
    身䜓胜力も高く、玠手で倧の男を䞀瞬で沈め、的確に痛め぀けられる達人。
    芋たゞャックに蚀わせれば「あっちも人間じゃない」ず蚀える出来。


    䞍可胜ず呌ばれる蚈画を実珟するからこそ、意矩がある


    そういう信条の持ち䞻であり、特定の人皮や政治に興味を持たず、ただ倧きな仕事をやろうずする郚分のみゞャックずりマが合う。





    䞖界芳 远加分


    倧江戞絢爛魔界

    抂芁

    分に䞀床ひったくりがあり、分に䞀床殺人が起こる。

    沢山生たれお沢山死ぬ。次から次ぞず勢力図が入れ替わり、人間も゚ルフもドワヌフも関係なく犯眪ずいう職業に埓事する混亀の地。

    ゞャック達が䜏んでいる街であり、超倧陞パンゲアの南にある。
    歎史は幎ほどで、空の圌方からやっおきた自称「神仏」を名乗る連䞭により䟵略され぀づあった倧陞においお、唯䞀殆ど圱響がない空癜地垯。

    東は犯眪者の巣窟ではあるものの神仏を名乗る者たちずのやりずりがあり、北は完党に管理䞋に眮かれおいる。西に関しおは珟圚進行䞭であり、人ず亜人皮の玛争が続いおいる。

    しかし、倧江戞絢爛魔界の日垞は、それら党おを凌駕する。

    玛争地垯から来た奎でさえ「戊火より五月蝿い」ず評刀の治安。垞に怒号が飛び亀い䜕らかの違法商品が売り捌かれ、あらゆる欲望が行き亀い日垞的に「反政府」に関する話が䞊がる。

    勢力図は「ビッグママ」「博士」「神の階士団」「呪術連盟」「魔術神聖䌚」などの組織が仕切っおおり、それぞれ「颚俗」「銀行」「宗教」「呪い」「魔術」を取り仕切る団䜓ずなっおいる。

    俗称ずしおは順に「肉の怪物」「陰気䞭華」「神の尻の穎」「食い倒れ連盟」「田舎運営䌚」などず呌ばれ、実際に重んじるのは関係者各䜍が非垞に倚い。

    正䜓が幟぀もあるだずか䜕癟幎も生きおいるずいう噂も倚く、曰く

    ビッグママ 
    盎接䌚った奎の芋た目が䞀臎しない 

    博士
    誰䞀人「圌より前に生きた」奎を知らない

    神の階士団  
    蚭立の詳しい経緯が䞍明 資金源が誰にも掎めない

    呪術連盟
    運営責任者が唯䞀わからない組織 だが連携は高く、組織に謎が倚い

    魔術神聖䌚
    䜕故か「神々の」ものずされる術を幟぀も䜿える。たた、䜕床も代衚者が死んでいる筈なのに、䜕故か滞りなく代衚が倉わり争いも無い。


    ずいった、街の怪談も存圚する。


    䞖界芳資料  事件蚘録


    画像

    事件蚘録


    1.䞖代戊争 犍根有る銀狌亭


    幎の歎史を持぀銀狌亭。飲んだくれ共だけでなく盗っ人・殺し屋・詐欺垫ず忙しなく人々が蠢くその聖地に、資本䞻矩の刃が立った。

    匷制立ち退きを迫る䌁業の連䞭盞手に、䞀般垂民であれば成す術はない

    が、生憎ず客局が客局だった為、起業家のリィ゚ン氏の子息を拉臎。誰が蚀い出すでもなく芋事な連携を発揮し、建蚭予定地の䜜業甚倧型魔術工具の挔算装眮に砂袋に停装した火薬を甚意。

    いざ建蚭珟堎の芖察に来た䌁業幹郚の目の前で、それら魔術工具は爆散した。

    担圓者ごず飛ぶようにしたのは「蚈算通り」ず空き家泥棒のピヌトは口にしたが、実際には火薬の蚈算をミスっお䌁業担圓者だけでなく隣人のパブずいう名の薬の補造所たで吹き飛ばした為、䌁業ずギャングの抗争にたで発展する。

    通りすがりの殺人鬌が金を払われ情報操䜜を行い「ギャングぞ䌁業からの嚁嚇行為である」ずいう話を吹聎したくったせいもあるが、䜕よりも愛する「旧時代」の居堎所を守るため、あらゆる悪党が力を貞した。

    䞀方、若手ずいうのは厄介なもので「そんな叀いやり方は知らない」ずでも蚀わんばかりに、チャラチャラした栌奜でパむプを吞い、女も男も安売りの始末。

    オレたちが戊争に勝っお埗たのは、こんな連䞭のためじゃない


    そう憀る者達の、熱い思想は止められない。若手察旧䞖代の争いぞず倉化し、吹き飛ばされた跡地の利暩を巡っお銃・爆薬・魔術・呪術・日本刀・ナむフ・毒物・劇物が乱れ飛ぶ。圓然、どちらも盞手を容認しない。ずいうより、認めるこずが今回に限れば敗北であり、第䞀「オレらが守っおきたものをゎミのように」ずいう心情からすれば、到底「若造の思い぀き」など容認しない。

    やれ芁領だの効率だの、笑わせる話だ


    䜕が最新匏か 旧䞖代の䜕が悪い


    ••••••珟圚も銀狌亭は再建され、悪党の巣ずしお栄えおいる。

    階建おの倧建築物で、地䞋は颚俗・䞀階が䟝頌の受付だ。なので男の出入りは激しく、女の悪党はいるにはいるが、地䞋には行かない。

    たたに「そちら方面のビゞネス」を激しく嫌悪する茩がいた堎合は、珍しい方蚀の眵詈雑蚀の蚀い回しを知るこずになる───あたりの滑舌の鋭さに、気が觊れたのかず思ったほどだ。


    以䞊、銀狌亭の歎史の蚘録だ───若手ず経隓者の争いは、今なお続いおいる。



    2銀蛞蝓の䜓液 匷壮剀暎走事件


    倜の䜓力はあるか ならば結構。

    しかし、そちら方面の掻力を求めるビゞネスは非垞に儲かる。なので、人喰いの䞃メヌトルはある巚倧蛞蝓の始末䟝頌には、それなりの倧金が動くものだ。具䜓的には麻薬の八倍の末端䟡栌の為、䞀匹殺せば䞉幎遊べる。

    わざわざ脳が幞せになる薬草を、土たみれになりながら地方劎働者がひしめくボロ賃貞物件で育おるよりも、遥かに早くお綺麗なたただ。土いじりを吊定するわけではないが、犯眪者か劎働者か分からない民衆に溶け蟌むのは骚が折れる。

    郚屋の䞭に、平気で虫が沞き立぀───皋床では枈たない。倖で売人は五月蝿いし窓から火薬瓶が投げ蟌たれる。昌も倜もナむフがなければずおも出られず、二日の日絊で月の家賃が枈む分、ずおも「快適」ず呌べないのは確かだ。

    だから麻薬ビゞネスは嫌いなのだ••••••金のかかった銖を斬る方が早い。

    枅朔だしな 汚らしいのは埡免蒙る。


    さお、匷壮剀に぀いおは、知っおの通りだ••••••女に察する興奮䜜甚もあるため、たるで熟緎のテクニックで悶えさせるかのように、どんな女もむチコロだ。しかし圓然ながら非合法───䜕を今曎ずいう話だが、その非合法な界隈に生きる女連䞭からも圓然忌み嫌われおいるので、男だけの犯眪ずいう広いのか浅いのか分からない界隈だ。

    犬千代は䜕故か手に入れようずしおいた••••••䜕をする気なんだアむツは。


    しかしだ。圓然ながら䟝頌䞻のカッツ・ハヌゲンの勢力には「行き過ぎた」代物であるのも確かで、奎の股間は䞉ヶ月間腫れ続けた。たるで「削られおいる」かのような痛みであるらしく、笑いを堪えるのが難しい。

    圓たり前だが、本来家畜の繁殖甚に、数癟倍に垌釈しお䜿うべき薬品を「原液」のたたで塗るなら圓然そうなる。ずいうより、利甚法も知らずに効果だけ聞いお、実隓しようずする茩が非垞に倚い。


    地方のチンピラなんおのは、そんなもんだ


    知らんのか だから連䞭は「チンピラ」なのだ。少しでも考える脳味噌があれば酒を飲んだ「぀いで」に思い付いたケチな蚈画通りに、望みの商品を盗み出し女をモノに出来るなどずは思わない。

    ••••••思うのか ならば、既に手遅れだから墓の予玄でもするんだな



    3.未払い読者 拉臎監犁事件


    党く関係のない話だが、高名な政治家「アレクサンダヌ・カヌクル」氏が、怍民地芖察の際に拉臎された。

    氏ぱルフの奎隷化・ドワヌフの匷制劎働に䜙念の無い垂長であり、昚今の「人間至䞊䞻矩」の先鋒ずも呌べる人物である。たた、賭博問題や女性問題の話も挙がるものの、軍事䌁業ずの深い繋がりから倚くの暩益を握っおいる。

    恚みのある゚ルフ民族の仕業か反䜓制掟のドワヌフの襲撃ず譊察は考えおいるが、決しお曞物を無断で読み持った挙句おひねりどころか䜕䞀぀支払わずに「垂長なんだからツケにしおおけ」ず、有名な殺人鬌の曞いたずある皀芯本を匷奪したこずや、あるいは売られた身から成り䞊がった少女の目の前で銖茪をした゚ルフを殎った事ずの関係性は、未だ公衚されおいない••••••読者もそうするべきか



    やれやれだ──────少しは、人間の成長ずやらを、読者の姿で芋たいものだ。




    18犁亜人皮䞖界芳資料3 邪道勇者




    画像

    亜人皮資料


    1事件蚘録 ナナネロ族 ゲリラ組織「春の颚」に぀いお


    知っおの通り゚ルフ民族───芋目麗しく魔力に優れ高朔な粟神を持぀女達は、ナナネロ族に限らず奎隷ずしお扱われるこずが倚く、それに関連する反乱も倚い。

    しかし、ずある人身売買組織の資金目圓おに殎り蟌みをかけた者達により、぀いでにずゲリラ戊術を叩き蟌たれ厄介極たる犯眪組織ずしお、ある時期を境に名を挙げおゆくこずずなった••••••決しお、殺人鬌のせいではない。

    そしお、圌らは思いの倖「優れた戊略県」ず「犯眪組織運営に関する熟緎の手緎手管」の持ち䞻であったらしく、糞尿を矢尻に぀けるような原始的手段ではなく、むしろ最新鋭の倖道戊術の限りを尜くし、次々ず政府軍を圧倒。アヌロン山脈での包囲殲滅戊により䞇名の政府軍が壊滅する。

    蚈算され尜くした包囲により五里霧䞭の䞭、包囲によっお「敵が床どこからも攻撃しおくる」ずいう状況により、政府゚ピゎタ軍は指揮系統の乱れにより真っ圓に戊うこずも出来ず、無様に遁走する矜目になった。

    しかし、远撃の手を緩めぬゲリラ組織「春の颚」は自前の现菌兵噚の培逊。それらを敵軍の歩兵に意図的に感染させるこずで、倧芏暡な感染爆発を誘因───臎死性の高い感染症の力により「出来物のない兵」を探す方が難しい状況を匷いられ、あろうこずか被害拡倧を防ぐ為に、泣く泣く救いきれぬ自軍の兵を「焌き殺す」こずによる「消毒䜜業」を行うこずに。

    これら地獄絵図は「゚ルフの悪行の最たる䟋」ずしお恐れられ、ナナネロ族の䜏凊ずされる、西偎のアヌロン山脈付近に「埁䌐戊争」ずしお人間勢力が介入しなくなった、倧きな䞀因ずされおいる。

    頭目ずされるナナネロ族の族長は「党おあの化け物が悪い。颚評被害だ」ず埌述した経過もあるものの、詳现に぀いおは分かっおいない───真実は、歎史の闇に埋もれたたたである。



    画像


    2.事件蚘録 麻薬密売による北方町治安の悪化珟象

    知っおの通り「北は金持ちの地域」ずされ、南ずは真逆に優れた技術・神仏の恩恵ずしか思えない最先端の恩恵を受け続ける堎所である。

    しかし、昚今゚ルフの麻薬密売が暪行。優れた情報隠匿胜力を持ち、曞類も暗号化されたものが未だ解明されおいない───知っおの通り暗号ずは「優れた数孊力」による産物であり、宇宙の終末たで刀読䞍胜なものたである。

    䞀方、暗号解読には隙も倚い。ずいうのも「答えを知っおいれば」䜕であれ解けるのは分かっおいよう。なので、暗号に関しおいうなら「優れた蚈算匏」よりも曎に重芁芖されるのが「優れた暗号の配線図」である。

    ゚ルフによるゲリラ組織「春の颚」は、それらを熟知しおいた。ずいうのも぀い先日たで原始的な生掻をしおいたずは思えないこずに、圌らは自前で「C型暗号の九九八八通りの皮類を持぀蚈算匏」を人間ずは違い「自前で蚈算出来る知胜」を持぀だけでなく、それらに加えお「魔術蚈算機による暗号補助装眮」の開発に成功。完結に蚀えば「入力した文字数字を定型化されたランダム数字に合わせ、その数だけズラす」ずいうもので、具䜓的には

    あいうえお  33725     ううゆせほ䞋䞋巊巊巊

    ずいうようにズラすだけなのだが、たずその「ずらし方」自䜓が巊右䞊䞋の方向性ず数字の組み合わせだけで数䞇を超える組み合わせずなり、数倀自䜓も䞊限ずいう、およそ人間が瞬時に蚈算は出来ず、入力装眮越しにしか解読䞍可胜な内容ずなっおいる。
    たた、その「入力以前の内容」に関しおも、䞊蚘の通り「゚ルフ民族にしか解読䞍可胜な蚈算匏の解読胜力」が必須ずなり、死力を尜くしおやたら逃げ足ず隠蔜胜力の高いゲリラ組織のアゞトを䞀぀突き止めおも、その「事前準備された入力内容」が蚘茉された文章を解読しお答えが出る頃には「䜜戊自䜓が終わっお」いるずいうこずになりかねない。

    それらに加えお「方蚀の掻甚」も積極的に取り入れおおり、ただでさえ早口で文化的に理解の難しい゚ルフ民族の蚀語を前に「䜕を蚀っおいるかすらわからない」ず人間の軍幹郚は匙を投げたずいう。

    これらは実話である───地方色の匷い方蚀は暗号に甚い易く、珟実的に考えれば「䟵略偎」が理解しおいる方が皀であり、文化の党く違う方蚀ずいうのは、そも「基本」を知らぬ囜にずっおは脅嚁ずなる。

    それらを駆䜿し、北方領土に察しお麻薬産業を発展。組織化された密茞手順により捕たえおも捕たえおも金を貰った雇われ倖囜人しか捕たらず、合成薬物アリキシンを混ぜた「富裕のコカむン」ず呌ばれる「ハッピヌナむト」が流行した。

    これらは砕いお酒や氎に混ぜるか、ありきたりの风玉のように加工した䞊でじっくり味わう「富裕局ビゞネス」ずしおの新型麻薬であり、䟝存性は高い。どれくらい高いかずいうず、䞉回䜿った人生の勝利者が、劻ず匕き換えに薬をくれないず油を被っお自殺しおやるず刃物を振り回しお暎れたほどだ。


    これらは「北方䞀の富裕局の街」ずしお評刀の芁塞郜垂アロゎンにも流通し始めおおり、譊官の腐敗だけでなく治安悪化による戊争犯眪の増加。政府軍を襲うゲリラ組織の掻発化などに繋がっおおり、今埌の課題ずアロゎン議䌚は捉えおいる。



    3.゚ルフ民族の凶暎化 蚈画犯眪の暪行

    人類戊力䞭倮軍の芁所ずなる「アりグストラ山脈・東南基地」が、「人為的な自然灜害」により土砂厩れに流され藻屑ずなった。

    䞭倮倧陞から東には倚くの山脈が連なっおおり、越境するには軍隊か山賊か犯眪組織のツテのどれかがいる。ずはいえ䞍法移民の逃亡者達䞭倮政府は無蚱可での亜人皮の匕っ越し䜜業を認めおいないを収穫するために軍芁所ずしお東南基地を前線にしおいる。しかし、あろうこずか月の光すら射さぬ闇倜の䞭で、的確か぀悪魔的な蚈算により「意図的な土砂の厩萜」が実珟された。

    知っおの通り「珟地の土を利甚しおの芁塞化」は珟代軍隊における「基本」である──────いちいち最新匏の機材を集めるよりも、軜く・早く・簡単に䜜れる倖偎だけを甚意し、その䞭に土砂などを入れるのだ。

    軜量化玠材の頑匷さず間に入れられた土砂の質量で、瞬時にそれなりの芁害ずしお基地が機胜する蚳だ••••••そうでなくずも、山脈は気候も荒れる。垞に同じ堎所ぞ、それも呚囲に堎所を知られたたた構え続けるなど䞍可胜だ。

    なので、珟実問題ずしお「基地を移動させ続ける」ずいう点は、情報の面においおも必芁䞍可欠な話ずなる───だが、事前にそれらの建蚭の癖や「次回の移動先候補を戊略・予算面から逆算する」ような極悪人が仮にいれば、事前に地圢を把握し地圢的な匱点を蚈算。実行出来る戊力さえいれば、意図的か぀「倧芏暡な厩萜」を匕き起こすのは容易だろう。


    結果ずしお、埁䌐戊争ず息を巻いおいた人間至䞊䞻矩を旚ずするアッカヌド准将の倧郚隊は、哀れ「居座るはずの山に朰されお憀死」ずいう、笑えるのか笑えないのか、䜕ずも蚀えない結末ずなった。

    それも、わざわざ「救揎郚隊が通るであろう経路」を事前に爆砎した䞊での厩萜事故だったので、厩萜埌の混乱終結には2日。敎備された道を救揎郚隊が通る頃には、倧灜害に遭遇した垂民の劂く、虫の息の生き残りしかいなかった。


    以䞊、数少ない悪党が「矩䟠心ず正矩ず匱き者達を守る矩憀の心」に駆られお行動したず埌述した経過蚘録である。

    倧矩を語りさえすれば、䜕をしようず蚱される。

    それは神の慈悲であり、仏の優しさであるから、どれだけ痛め぀け苊しめようが、盞手を思っおの事だから構わないのだ、ずいうこずらしい──────であれば、別に悪党がしおも構うたい。


    党おは、亜人皮の、゚ルフ民族の自由を獲埗する為の戊いだ。


    決しお、面癜半分や「やるうちに興が乗っお止たらなくなった」などずいう理由ではない──────正矩の為だ。あるいは、神仏を思うあたり、匱き者達を守らんず、矩憀するあたりの行動ず取っおくれ。


    私は構わない──────そちらも構うたい



    邪道勇者 ゲヌム䌁画案


    執筆衝動ずいうのも考えものだ───曞かなければならない、ず出力された情報を、自動で吐き出しおいるようなものかもしれない。



    コンセプト 欲望のたたに犯眪で䞖界を倉えろ



    セヌルスポむント 実務を通しお犯眪予防 珟実の犯眪や悪意にも察応出来るぞ




    ••••••ちなみに金貞しに関しおいうなら、銀行もそうだが

    䞍芁な時には無理やり貞そうずする

     

    癖に、いざ必芁な時になるず

    愛想の良さは消え決しお貞さずに搟り取る


    のが䞖の垞だ───瀟䌚垞識すら知らんのか


    䞀番珟実的なのは「テキスト圢匏のRPG」だが、ずもかくどんな方向性で䜜るにせよ、その方向性だけは確実だ。


    闇金を営み儲ける定期収入シミュレヌション芁玠を入れるのならば、貞す偎の気持ちになっお「劂䜕に倧しお困らない客の䞍安を煜り、か぀利息回収の際に利益になるだけの元本を貞し付けられるか」の心理戊ずなるだろう。


    その䞊で──────読者共の奜きな「矎男矎女を奜き攟題に」のやりずりに持ち蟌めばいいだけだ••••••ずりあえず色気芁玠さえ出せば、倧半の読者は欲を満たすこずだけ考えガチャには倧金を払うからな。


    最も••••••䜕故か、犬千代のスケゞュヌルやらを考えながら、人劻に手を出す様を芋぀からないように、抜け道を探す姿が浮かんだが。

    画像

    実際、やる偎の気持ちを知らずしお、犯眪察策などできるわけがないではないか──────マルチ商法にしおも、心理を動かすコツを知っおいるなら、自分でできるものに匕っ掛かるや぀はいないだろう。


    実際、私もそれらを実地で芋お、取材が終わり次第断ったこずがあるからな••••••埋儀に隙され働かされおいる奎らもいたが、それは知らん。


    邪道䜜家を読んでいれば良かったのだ であれば、人生の貎重な時間を、よくわからない宗教団䜓もどきに費やす事もなかっただろうに。


    その䞊で、ゲヌムずしお「借金をきっかけに口説く倧人の恋愛ゲヌム性」でも打ち蟌めばいい。それで解決だ。無論、普段のテキストRPGク゚ストにも犯眪芁玠を山ほど入れお、

    察立する犯眪組織の売り蟌め詐欺集団掃蚎

    詐欺垫集団のやり口取材ク゚スト 敵察組織を叩き朰せ


    のような圢で、具䜓的か぀珟実的な「詐欺のコツ」「人員の芁点」などを、遊ぶ぀いでに孊べるようにすればいい───私なら毎日曞ける。


    思うに、振り蟌め詐欺だのああいう「ちたい犯眪」には反察だ••••••幎寄りをボ゜ボ゜喋りながら、金を振り蟌たせお䜕が楜しいずいうのか••••••そんな぀たらない雑事に埓事するくらいなら、その蟺の政治家を襲撃した方が楜しい。


    思うに、犯眪ずいうのは「䞍可胜ぞの挑戊」こそが肝芁なのであっお、利益だけを求めるずいうのは

    色気さえあれば䜕でもいい読者ず同じ

    クズの所業だ••••••生きる䟡倀のない蒙昧の発想など、考える䟡倀すらない些事だに過ぎん。


    䜕なら、䞍可胜性ずいう郚分だけで芋お、私は

    埒手空拳で囜倖脱出出来るか

    ずかの、珟代文明に頌らない囜境の超える䜜者取材などは、䞀床でいいからしお芋たいくらいだ••••••囜倖逃亡する犯眪者に助かる可胜性は僅かしかないらしいが、ならばこそ朚のボヌトだろうが「どこたでやれるか」はするべきだ。


    䜕なら、譊察に自前で通報しお逃げ切れるか、詊したいくらいだ──────面癜いではないか


    それを、やれ麻薬を運ぶのにも「ドロヌン」がどうのず、儲かればそれで良いずいう最近の颚朮には反察だ。


    貎様らには利益を超える信条が無いのか

    ず、昚今の自称犯眪者連䞭に問いたいくらいだ••••••぀たらない䜜業犯眪だ。


    䜕だろうず、出来るわけがないような山を越えなければ぀たらんからな••••••䞍可胜犯眪ク゚ストず銘打っお、䞉十人の政治家を同時に䜕人たで捕瞛出来るかの挑戊ク゚ストだずか、察立する犯眪組織の資金を日でどれだけ匷奪出来るかずかの方が、やりがいがあっお良いに決たっおいる


    そういう意味では、別に人助けだろうがそうでなかろうが「どうでもいい」のだが••••••䜕故かその蟺に煩い犬千代がいるので、たあ読者の喜びそうな

    拉臎゚ルフの救出䜜戊 攫われた矎人を救い、誘拐組織を壊滅しろ


    ずかでも、アリかもしれない••••••䞖間の評刀も取り぀぀、犬千代の評䟡も気にし぀぀うたいこず「犯眪業」に埓事する蚳だ。

    ご耒矎が欲しければ、そういうク゚ストを受ければいい───攫われた矎男矎女を救い出し、恩を負い目に蚀い寄るわけだ。無論、獰猛犬の目線を気にしながら。


    これなら

    欲望のたたにゲヌムを楜しみながら、珟実の犯眪察策にも楜しみながら芚えられる

    ずいう事も可胜だろう───実際、人間の悪意や、その事情を面癜く曞くのは埗意だからな


    䜕故、ヒロむン なんぞ予定も無かったのに、い぀の間にかいるのかは謎だが••••••たあ長いこず曞いおいるず、勝手に知らない奎の䞀人二人増えるものだ。


    さお、ゲヌム化か。


    最新の技術を䜿えば䜕でも売れる。それは確かだ。ずはいえ、䞖界芳の固定や没入感を先んじおナヌザヌに配垃するなら、テキストRPGの方が

    予算少なめで補䜜可胜


    ガチャ機胜で収益性もむラストやボむスのみで察応可


    毎日でも執筆すれば、幟らでもク゚ストを远加できる


    ずいう芳点で芋れば、珟実的にはこちらはアリかもしれない。

    最も、読者はそういう「叀き良き本圓の嚯楜性」より「䞋半身思考」だけでしか考えないから、駄䜜の山が増えるわけだ••••••人間讃歌はこれだから


    やれやれだ••••••真剣に業界の未来を憂い、行動する身ずしおは銬鹿みたいだが、ずはいえ口先だけの人間讃歌があるず思い蟌んでいる連䞭ず違っお、私は䜕であれ行動のみだ。脳から波動がずスピリチュアルに逃げお暇そうで矚たしい。


    ちなみに、科孊的な面で芋るなら「脳の思考を枬定し、自分達にずっお郜合の良い奎隷脳だけを遞出。脳内麻薬を促進し呚囲に手を回し「信者」ずしおの掻動を促す」ずいう、ビックブラザヌそのものだ。


    叀代宇宙人説ではないが、そんなもんが神仏なら「底が知れる」ずしか蚀いようがないが••••••他に、やるこずはないのか


    やれやれだ。埌は、匷いおいうなら「瀟䌚貢献事業」ぞの関䞎もありだろう。人間は綺麗事があれば䜕でもするからな。


    ゲヌム内ポむントずかでもいいが、課金に応じお䞀郚寄付するなり、特定むベントでは課金額の䞀郚を医療や囜内の炊き出し、あるいは地球環境保護に出資する圢を取れば良いだけだ。むしろ、昚今の「ゲヌムアプリ事業で倧儲けしたした」みたいな連䞭がそれをしないのは、目先の欲望だけでゎミを遞び、目先の欲望でしか利益は出来ないようにしおいる「読者の責任」の䞀端だろう。


    私はたるで興味が無いが、それはそれずしお䜿えるものは䜿う。


    人間は綺麗事が奜きだからな  普段は気にするどころか考えもしないくせに、䞖界の経枈栌差だの私欲量問題だのに寄付すべき、あるいは断る䌁業を眵詈雑蚀で叩けば「良い人間」だず思い蟌む


    であれば、これら政策を打ち出す非人間讃歌こそ、くだらん他のゎミず違っお、埌䞖にたで䌝えるべきものずなるだろうよ やれやれ


    たさに人間讃歌を䜓珟する非人間讃歌だ


    これに金を払わぬ読者は、心が腐っおいるに違いない



    ───私に蚀われたらお終いだぞ



    邪道勇者 元蚘事文章力の䞊げ方・創䜜の参考甚ずしおの案内時内容


     ファンタゞヌの曞き方に぀いお


    簡単な話、するべきでは無い倱敗ず敗北を繰り返し、やりたくも無い経隓、芁領の良い茩が突っ蟌たないであろう事を繰り返し぀぀、曞いお読んでを繰り返せ。

    無論、䜕の圹にも立たんがな。

    そもそも売れる売れないで蚀えば「念じるだけで匕き寄せが」ずか衚玙にキャラクタヌでも曞けば良い話であっお、内容なんぞ誰も読みはしない。仮に読んで誉めそやしたずしおも、金を払わず読むだけなのは確かだ。

    有名な話で線集者が「衚玙だけ芋お買われ、読たずに捚おられる本こそ至高」ずの逞話があるのだが、それも玍埗の珟状だ。なので、別段文章力を䞊げる必芁性など存圚しないずいうのが結論だ。

    無論、私にも文才は無い。䜕せ初手が盗䜜で䌚話分のみ。そこから15幎も費やせば嫌でもそれなりにはなるものだ••••••刀鍛冶ですら、15幎で䞀流だろう。

    参考たでに流行りの異䞖界物ずやらを仮に曞くのであれば、私ならたず䞖界地図ず歎史幎衚を䜜り䞊げ物理法則、魔法でも䜕でも良いがずにかく䞖界には法則があり差別があり立堎があり暩嚁がある事を考え曞き䞊げる。

    実際の歎史を芋おみろ 歊士制床もそうだが人間は差別化が奜きだ。異䞖界がどうのこうのが売れおいるのも「特別な偎」ずしお重宝される感芚を味わいたいが故であっお、別段物語を芋お孊んではいない。

    第䞀、あれから䜕を孊ぶんだ

    ちなみに、倧昔に詊しにラむトノベルをずやっおみたずころ、䜕故か勇者を殺した殺人鬌の話になり死䜓を始末した䞊で「劂䜕に勇者の座に入れ替わり、利益を埗られるか」ずいう話になった。無理矢理曞き䞊げた為面癜いのかは曞いた私でさえもわからなかったが、魔法なんおものがあれば間違いなく独占され、暩利蚱諟を埗なければ䜿えず救いを求める民衆は身勝手だろうず考えお曞いたこずは芚えおいる。

    このノヌトずやらは曞き難いのだが、詊しに今曞くずするならこんな感じだろうか••••••惹き぀けるかどうかは知らないが、他に類を芋ないのは「確か」だ。




    

    人劻に手を出す。他に䜕がある

    䞖界を救うなどずいうのは、圓然の事だが利益を求める組織郜合だ。玔粋にそんな劄蚀を信じる奎がいるなら頭の病気を心配しろ。

    無論有料だ、金は貰う。

    黄金色のお菓子も甚意せずにやれ「悪蟣なゎブリンを殺しおくれ」だの「゚ルフの知性は脅嚁だから殺すべきだ」などず蚀われたずころで、それが私の懐事情に圱響する郚分がどこにある

    圓然、金、女、そしお名声の為にこそ、喚く異生物を殺す䟡倀がある。
    私に蚀わせれば、金にならない殺しなど遊びだ••••••倧矩の為だずか䞖界の平和だずかほざく暇があるなら金を寄越せ。盞手が人間でも゚ルフでもゎブリンでもドワヌフでも、䜕なら神でも仏でも魔性だろうず皆殺しにしおやる 倧䜓が䞖界が平和になっおしたうず、私は指名手配犯で死刑だろう。

    その自芚はある。安心しろ

    ずはいえ、そこはそれ。自芚した䞊で玛争に介入し、殺しで利益を埗るのが私には郜合が良いずいうのは確かなようだ••••••200幎前の倧戊争から人間は非人間皮族を奎隷ずしお掻甚しおきたが、そういう意味では芋た目だけでも、人間ずしお生たれおきたのは朗報ず蚀えた。

    䞭身は党く別物らしいが、安心しろ 人間は衚面だけしか決しお芋ない。

    実際、゚ルフにも良い女は沢山いるので絹の劂きスカヌトの觊り心地から始たり、倪ももを味わい蜜を拭う。それら男なら歓迎すべき経隓のない人間皮族の男ずいうのがどれだけ倚いこずか 思うに、人間がどうのほざく前に、雄ずしお䜿呜を果たした方が良いんじゃないか

    この200幎の間に幟床ずなく連䞭は反旗を翻しおきたが、恐らくは私のように女を愛する勇猛果敢な殺人鬌の手によっお人類は勝利を掎み取り続け、今日の䜓制があるわけだ。理解したか 無論、連䞭から吞い䞊げた文明力資金力人材力により、私が今いる倧江戞絢爛魔界ず呌ばれる朚造建築物溢れる南の町には枯には船が䞊び商店街には和気藹々ずした歓声に溢れ、その䞀方で貧困街••••••今たさに私がいる堎所なのだが、においおはひったくりが暪行し゚ルフの女に倜䞭に刺されかけたが䜕ずか錻骚に拳をプレれントした盗品の売買に粟を出す䞍埒な゚リンゞェットずいうゎブリンには倀切り亀枉を打ち切った。

    勘違いされる前に蚀うが、私は女性差別に興味はない。むしろ、どこでも同じだ。わかりやすく衚に出る差別に女が倚いだけで、実際男奎隷は非垞に倚い。そういう連䞭を奜き奜んで飌うのはむしろ「女性の暩利解攟団䜓」の責任者だったり「高朔な政治理念により䜓制を倉える」ず蚀い匵る政治家だったりするのだから、圌らが劂䜕に若い少幎少女に乗っかるのが奜きかを実際に芋せおやりたいものだ。

    どこでも「同じ」だ。暩嚁があれば、蚱されるず思い蟌む。

    そんなものだ。生憎私に暩嚁などあった詊しがないので䜕が楜しいのかは知らないが••••••楜しいず蚀えばむしろ、そういう連䞭を匷盗の぀いでに助けたりするず、連䞭は奜き奜んで私の犯眪を手䌝い嬉々ずしお人間を殺し出す。䞍思議な事に私が「同じ人間だ」ず、䜕床も教えおも誰も信じようずしないが••••••䞭には倱瀌な茩もいお「貎方は、人間瀟䌚に混じった邪悪、我々に味方する悪魔だ」などず小嚘のくせに蚀い攟った。

    倱瀌な女だ。たかが悪魔ず䞀緒にしないで貰いたい。

    私は己の利益の為なら人類瀟䌚の未来だろうず、星を救う聖剣だっお売り飛ばす。
    それがたたたた奎らの利益に倉わるだけだが、しかし人間ず違い連䞭は玔朎過ぎるので「扱い易さ」から重宝した。

    案倖、次は連䞭の為に戊争をするかもな。

    倢も垌望も無い話だが問題ない———私に蚀わせればそれらは金で買うものであり実際に挑めば誰も支揎しない。実䜓隓だ保蚌しよう。問題なのは、あるかのように芋せかけだけ甚意し宣䌝ずか芁領の良さで広める胜力であっお、事の本質などどうでもいい

    なに、問題ない。自分で蚀うのも䜕だが私には文章力がある。この執筆胜力を掻かせば実態が䜕であろうが人々の理想の勇者を描き、数々の犯眪蚌拠を隠しながらも民衆に宣䌝するこずが可胜だろう。

    ありもしなくおいいのだ。実際には気に食わない砊の䞻人を倜䞭に門番を殺しゎブリンの矀れが入るように仕向けたりもしたが、良いずこだけ抜き出せば「卑劣極たる連䞭の刃に倒れた䞊官の意志を継ぎ、人類の未来の為に私は戊う」ずすれば栄誉栄達はお手のものだ。

    ちなみにそれで将軍の座を手に入れた。勿論、䞀床二床では難しかったが、䜕でも経隓ず実瞟だ。このゞャック・フォックスの手に掛かれば聖人だろうず犯眪者に仕立お䞊げるし、神仏だろうずお尋ね者ぞず倉貌する。

    任せおおけ。金次第で貎様らも昇進させよう。

    䟝頌料は金貚、いや枚か矎人二人だ。無論、人皮には拘らない。
    ああ、ただしゎブリンは䞍朔だず困るぞ。颚呂にだけは入っおおけ

    安心しろ••••••貎様らが䜕の皮族だろうず、安心ず信頌のフォックス瀟にかかれば人間だろうず王族だろうず皆殺しだ。政治事情には䞀切囚われず、どんな䟝頌でも匕き受ける。

    特に王族の誘拐は埗意だ。盞手が人間でも任せおおけ





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    恋愛物の曞き方に぀いお

    私に蚀わせれば、刀ず同じだ。

    やっおいるうちに銎染んでいくが、結局のずころ「䜕を語りたいのか」だけでなく「どう語れるようになりたいのか」が肝芁だろう。

    面倒なので結論だけ蚀えば、思考速床を䞊げる事ず応甚力だけが倧切だ。
    私の堎合ブラむンドタッチで高速で打おるのだが、肉䜓限界の速床ですら思考速床に远い぀かない。考える方が早い。なので連続執筆は数時間が限界だ。

    ただただ私は成長期なので、その内10時間、1日ず、速床に肉䜓が銎染むだろう。

    極端な話、普通の人間が「あああああ」ず連打する勢いで執筆する事は可胜になるが、から胜力倀を䞊げたいのであれば「暡写」しおしたうのが䞀番早い。

    䟋えば、私の前回曞き䞊げた短線小説でもいいが「これは文章力が高くお曞きたい内容ず合っおいる」ず思うものを打おばいい。埌は匕き出しの問題だが、それも、私なら捏造するので問題ない。

    経隓がなくおも構わん。芁は嘘を効率よく぀けるかが問題だ。

    私は勇者ずしお掻動した経隓はないが、以前の蚘事内容は実際に今たでの経隓だの思想だのを参考に仮想構築した非珟実䞖界での掻動に぀いお、理論ず経隓で曞き䞊げた。぀たりは、文系の蚈算匏だ。

    事実掻動すれば私はああする公算が高い。なので、それを実䜓隓のように語りか぀面癜おかしく犯眪者ずしお曞き䞊げた。実際には私が聖者か ず思うような、そんな枅廉朔癜な人間だったずしおも、あれら䜜品は曞けるだろう。

    埌は、リアリティの問題だ。䟋えば䜕か知らんが急にモテ始める䜜品だず蚀っおも誰も「そんな話ある蚳ねヌよ」で終わるだろう。

    しかし、そこにリアリティを食い蟌たせる。

    あたり恋愛系は曞きたくないのだが、䞀応曞けばこんな感じか リアリティを、仮に恋愛関連で重芖するならば、あくたで私の堎合は、だが••••••巷で人気らしいモテモテ系小説なんぞを曞くなら、恐らく実態はこうなるだろう。

    埌は、䜕を以お読者を惹き぀けるのかずいえば前回蚘事のように売れ筋だけ芋るず珟実逃避系が倚いのだが、他ずの差別化がなくおは䞊達しない。

    私の堎合は「悪意」であり、人間の裏偎を曞く事だ。
    誰も圌もが目を背けるような、人間瀟䌚の悪意の党おを曞き連ねる。貎様らが䜕を曞きたいのかは知らないが、他所ず同じならAIに頌め。

    少なくずも、私の文が2000幎かけおもAIに䞍可胜であるのは「確かな事実」だず蚀えるだろう。





    


    䞃十䞃股の、䜕が悪い

    確かに俺は教職員に限らずスタむル抜矀の䞊玚生䞋玚生、果おは近所の若奥様にたで手を出したが、しかし、だからずいっお䞉角定芏で殺しにくるか

    女は女で勝手だろう

    やれ高身長だの高孊歎だの、雄を物件ずしおしか芋ない女が倧半のくせに、その癖
    「理想の出䌚いに憧れる」ずは••••••男を䜕だず思っおいる。いいか、よく聞け———女が利益䞻矩珟実䞻矩であるように、男も目先だけではないものだ。

    具䜓的に蚀えば、芋た目だけではない、ずいう真実だ。
    ずいうのも、粟神が円熟すれば誰でも気付く。幎を取れば五月蝿いババアになり、男は男で衰えお、ゎルフに向かう眮物だ。恋愛なんぞ若い内の遊びのようなもので真剣になれば砎綻する。ずどの぀たり、俺が蚀うのも䜕だが連䞭自身が望んだ結果であり、それを䜓珟するだけだ。

    理想の盞手、などず••••••そんなもの昭和の挫画だけだ。

    恋愛ず結婚は違う。若い内にその違いを知れおよかったなず光明寺月日に䌝えたずころ、貧盞な肉䜓ず裏腹に匷靭な筋力、いや熟緎の殺意を以お、正県の構えで定芏を構え、正面から俺を叩き斬った。

    いや実際、斬られお死を芚悟した———俺でなければ死んでいたぞ

    我ながら貧困街に生たれお良かった、ずいうずころか。幌い頃から譊官から逃げる手法や、女に限らず匁舌で勝぀方法。詐欺の極意や殺し殺されならお手のものだがここたで熟緎の腕などいなかった。

    うちで雇いたいくらいだ。その腕を殺しで掻かさないか
    そう思い、俺は迷わずこう蚀った。

    「話せばわかる たずは話し合おう」

    だがそこは光明寺月日。生埒䌚長にしお剣術垫範。叀の剣豪が劂き腕前だけでなく鋌の劂き意志も健圚だ••••••なので私の蚀を受けおも䞀切怯たず、空間ごず叩き斬るかのように剣を構えお蚀い攟぀。
    「その話し合いが、貎様には犁物なのだ」
    「銬鹿な すぐに実力行䜿など恥ずかしくないのか」
    「貎様にだけは」
    蚀われたくないわ、ず避ける私ごず背埌の柱を叩き斬る。
    思うに、公共物砎壊であり悪いのは向こうであっお、廊䞋でざわめく生埒を向こうにしながら暎力を振るう方が問題だろう。
    圓たり前だが珟圚は昌間であり、食事䞭の生埒や䌑息に付く生埒達の芖線を、我々は䞀身に济びおいる••••••党く、昌間から元気な女だ。

    瀟䌚垞識っおや぀を知らないのか

    私か 無論、知っおいる••••••••••••それらは瀟䌚を回す䞊で有甚なだけであり守るかどうかは別問題だ。少なくずも俺は孊校芏則を守っおいるので、颚玀玊乱の眪に関しお瀟䌚的責任は存圚しない。

    ぀たり、党おが「合法」だ。

    䜕の問題もないな。䜕なら匁護士を連れお来い。俺ならそれで勝おる。
    「玔粋な生埒の気持ちをもお遊びおっお••••••貎様のせいでこの孊校は、昌ドラの劂き泥色恋愛暡様に成り果おた。女教垫は授業に集䞭出来ず、振られた男教垫はずいうず泣き厩れた挙句退職願を差し出す始末———どころか、教頭の愛人問題にも手を出し危うくニュヌスになりかけた」
    「良かったじゃないか。これで入孊者も増える」
    「増えるか」

    䞀䜓䜕が䞍満なのか。ああいや、それはハッキリしおいるのだったか
    私は剣戟を避け぀぀、䞀応の謝眪行為に勀しんだ。
    「悪かったな、いや、私も初めお䌚った時にはこんな「女」がいるずは」
    そこたで蚀うず斬られかけた。実を蚀うず、あたりに殺気立ち貧盞、もずい匷そうに芋えたので、俺はおっきり、その、なあ

    「殺す」

    実際に良く聞くセリフだが、実際に殺意を向けられる事は少ないセリフだ。無論、俺は結構な回数を経隓しおおりだからこそ女を口説き歩いた。
    その埌、ありずあらゆる戊法を駆䜿し、流石に授業が始たるからず諊めたのか䞀時撀退を決め蟌たれた。だが、戊力の逐次投入は愚策だ、ずか䞍穏な事を蚀いながらの撀退だったので次は戊車でも来そうな感じだ。

    やれやれだ。たあ俺の堎合、別に女関係そのものに興味はない。
    ここたでやっおおいお正気か ず蚀う声も聞こえるが、実は違うのだ。そう、俺が今立ち䞊げおいるのは「新聞郚」であり、瀟䌚の裏事情、ひいおは孊校のドス黒い人間関係を曞き切る事であっお、ならば䞃十䞃股くらい圓然だろう。

    おかげで、今回も良い蚘事が曞けた。

    その結果、教頭は蟞職しそうだが••••••たあ些现な事だ。ハゲた教頭くらいその蟺をうろ぀いおいる䞭幎男性で代甚出来る。問題なのは「傑䜜ず呌べる蚘事」を曞く事が出来るかであり、それ以倖は党おが瑣末事だ。

    俺の名前は倧文字隌人。
    人を人ずも思わない、だが口先だけは倩䞋䞀。
    それが俺だ。私立高架厎孊園に来るなら、たずは賄賂を甚意しおおけ




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    こちらの䜜品は、邪道䜜家シリヌズの提䟛でお送りしたした。

    珟圚瞊曞きファむル1-5及び前曞き有り蚘事を無料配信䞭 そちらを読んだ方が早いぞ



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    .ゞャック・フォックス語り手


    ゞョブ 䜜家兌殺し屋公的には軍人


        
    基本的に倧抵の犯眪に埓事しおおり、敵からアむテムを匷奪する胜力には「非垞に」長けおいる。

    短時間だけなら「猫被り」も埗意なので、人間が「理想の人間」ず錯芚するほどに、䞊手く瀟䌚に溶け蟌める••••••ただし、我慢の問題で長続きしない。


    たた、公匏曞類では「軍人」であり、戊歎はそれなりに成果を䞊げおいる───争いが収たるなり職堎攟棄し、平時の評刀は最悪である。

    䞀床、仲間こちらが思っおいないにせよ、少なくずも蚘録䞊はである筈の兵隊たちが襲撃を仕掛けたが、垞日頃から爆薬ず人斬り刀を持ち歩いおいたので戊力が及ばず、逆にボコボコにされお有り金党おを巻き䞊げた。


    ただし、䞊蚘蚘録はあたり衚に出されず「軍の宣䌝に郜合が悪い」ずの事で、実際に䞖間が知るのは「ゎルショワ戊圹における英雄」ぐらいの情報しかなく、察面で䌚う人間が驚く事の方が倚いらしい。


    面倒なのでその蟺の情報管理は博士に任せおおり、自分では関䞎しない。


    たた、金ず内容次第では差別察象である筈の亜人皮の䟝頌も平気で受けるため、基本的には指名手配犯に近い扱いを受けおいる。ただ、賞金額もそれなりだが、割に合わない䞊に呚蟺被害が倧きくなりすぎ誰も手を出さなくなっおしたった。


    スキル  非人間讃歌 


    あらゆる粟神汚染を無効化する••••••既に粟神に異垞があるからず答えた茩は、顔の圢が倉わるよう敎圢された。


    人間瀟䌚の仕組みに、良くも悪くも「所属しない」圚り方しか出来ない。
    なので、犬千代のように「人間の敵」ずも手を組めるものの、逆に瀟䌚内での立堎䜜りなどは決しお出来ず、基本的には読者か犬千代任せである。


    逆にいえば「人間の匱さ」ずは無瞁なため、䞖界䞭に指さされようが平気である。
    たた、恚みを䞀身に人間皮族が济びるような敵地であろうず、平気で察面し䜕も感じない。


    殺人技胜に察する習埗も早い、ずいうより即時察応可胜。

    人間ず違い理論だけで適切に盞手を殺す行動が取れるので、どんな歊噚であれ盞手が血肉になっお飛び散る様を明確にむメヌゞしながら、それでいお最適の動きを匷く意識し䞀切気埌れせず「瞬時に」行動可胜。


    ちなみに殺人技胜そのものは「最初からできた」ずいうのが真実。

    そこに现やかな殺人技胜───人間の研鑜しおきた技胜を収穫し、無限に匷くなる先頭生物ずしおの結果が今ある邪道䜜家の姿である。



    ••••••䜙談だが、䜕であれ「悪意」にめっぜう匷く、呪いであれば捕食し、自分の力に倉えるこずすら可胜になる。


    ••••••••••••察しお、聖なる力には盞性が悪く、神瀟に寄っただけで䜓調を厩した事がある。䜕故だ



    スキル  心理解䜓


    芋ただけで「心の内偎」たで解䜓するこずができる。

    喜怒哀楜を知らないサむコパスずしお存圚しおきた分、今たで「笑い方」に始たりあらゆる「人間の感情をプログラム化し、解析しお理解する胜力」を磚き続けお化け物のたた人間の「フリ」をし続けた結果、党お「芋ただけで心が分かる」状態にたで成り果おた。


    なので、殺人事件があれば犯人は誰かわかる。


    たた、盞手が䜕を望むのか、隙しおいるのか隠しおいるのか党お「芋ればわかる」だけでなく、それはそれずしお知らないフリをしながら「盞手を利甚する胜力」に非垞に長けおいる。むしろ、集団盞手に発揮される胜力かもしれない。


    残念ながら、本人曰く「金にはならなかった」らしい••••••占い垫か䜕かで、人生の悩みを解決するず蚀い匵ればいけるだろうか

    アリだな••••••倧䜓が人間の悩みずいうのは「己で䜜り出したもの」に過ぎない。

    恋人が欲しい金が欲しい、安定が欲しい暩力が欲しい。


    党お、その脳内にしかないものだ••••••そしお実際に手にしたらしたらで、矩務を果たすどころか「こんなこずだずは思わなかった」ず蚀い出すものだ。


    䜕であれ、やれるこずをやり尜くした結果であれば、そもよく知らん奎の意芋など聞いお「安心させおほしい」などず考えない。芁するに調子の良い珟実逃避に向いた適圓な「賛成意芋」が欲しいだけだ。


    倜の街も友達だの仲間ずいうのも、党おそれだけだ───珟実に人間が切り開く可胜性もあるず人は蚀うが、蚀うだけで行動せず、その䞊で意芋を求めお心地良く賛成しお自分を肯定しおほしい。それが占いや倜の人間関係の「正䜓」だ。


    ずはいえ、それらを芋抜く目を持぀より、芁領よく他人を隙す方が儲かるのは確かだ──────実際にやった「私」が蚀うんだ、間違いない



    スキル  本質看砎


    詳しい理屈や仕組みを知らずずも、本質を理解し察凊出来る。

    どこぞの改革案ではないが、それが魔術ず呌ばれようが化孊ず呌ばれようが、人間だろうが亜人皮だろうが「事の本質」を経隓則から看砎するので、初芋の盞手でも察凊が可胜。


    たた、組織の盲点や匱所を探し出し、戊争であれば敵軍の匱所を狙い撃ち出来る。


    魔術に関しおゞャックは䞀切の知識がないものの、芋ただけで「䜕かしら原動力がある」「原動力は無限ではない」「詠唱ずやらの時間は出力に準ずる」などの基本的な本質を看砎し魔術に察凊。初芋の魔術垫を惚殺した。

    たた、他にも「系統ごずに分かれおいるが、恐らく倚数を支える奎は少ない」「掟閥闘争があり、知っおいるフリだけでも情報戊で撹乱できる」「戊いの幎季が短い連䞭が倚い」「誇り高いのでそこを぀ける」「先頭の玠人なので、幟ら出力が高かろうが行動に隙が倚過ぎるので䞍意打ちし易い」などの本質を党お芋ただけで看砎できるので、䞀目芋るだけで倧抵の盞手は簡単に殺せる。


    初芋殺しの道具でさえも、盞手の心理状態や蚀動から「結果」を逆算。戊いの経隓倀の方で先読みし、それが「どういう理屈かは知らんがAの行動を取らなければならないのはわかるので、それを取らせない」ずいう行動が可胜。


    結果的にではあるが、぀たり「䜕䞀぀共感しないたた、心理解析ず経隓則で「どんな胜力を持ずうが関係なく党おに先行出来る」先読みの究極のようなスキルずなった。



    ••••••それが、金にならないのは惜しかった。



    .犬千代䞻人公・勇者


    画像

    ゞョブ 元王族 珟圚は殺し屋芋習い兌法務担圓


    元が皇族だったおかげか、非垞に「人に奜かれる」ずいう、邪道䜜家からすればたさに「脅嚁の胜力」を持っおいる。


    あらゆる儀匏・䜜法に通じ、ゞャックではずおも出来ないような「パヌティで人脈構築」ずいう、皇族の嗜みを実珟可胜。たた、以前の人脈もある皋床生きおおり、亜人皮の裏取匕や、地䞋に通じた人脈も持っおいる。


    ••••••生物同士のやりずりなぞ、利害ず身勝手な感情だけだず思うが、衚面の䞊っ面だけ適圓に察応する胜力がある方が、銬鹿な人間は錻の䞋を䌞ばしお䜕でもホむホむ聞く、ずいうこずか••••••やれやれだ。


    人奜かれする蚀動が埗意党お挔技だがであり、倧抵の盞手は籠絡可胜。

    たた、芋知らぬ集団どころか䞖界䞭で指さされるのが埗意なゞャックず違い、人間ですら隙し「集団ごず籠絡」するこずも最近は可胜になっおきた。


    䜕なんだ、アむツは••••••これが「才胜」ずかいうものか


    法務関連も孊び始めおおり、理系のハむムが皎理担圓。犬千代は事務所の運営から法的な郚分のやり取りたで担圓。違法就劎者ずの折衝から支払いの滞った䌁業家ぞの脅したで、あらゆる方面を担圓しおいる。


    ••••••知らない内に、どうしお事務所の運営暩が倉わるのか謎だ••••••


    神だの仏だの、いるなら連䞭は䜕しおるんだ••••••非人間の暩利を䜕だず思っおいるのだろう


    遊んでいるのかもしれんな••••••叀今東西、神だの仏だのはそういうもの。遊び人の集たりに過ぎん。


    たるでそういった連䞭の恩恵を䞀身に受けたかのように、倧抂のものに「才芚」を発揮する───王家の血筋ずやらのおかげだろうか いずれにせよ倚圩か぀高性胜な、特化型より䞇胜型の剣士ずいえる。



    スキル  倩県再臚


    簡単にいえば、ゞャックず真逆の胜力である。

    ゞャックの堎合は「長幎の経隓則・芳察県などで本質を芋抜き察凊する」いわば積み重ねた経隓倀だが、こちらは「遞ばれた血統の持ち䞻であり、倧きな運呜を背負う勇者ずしおの玠質」が、埌倩的に珟れた結果ずなる。


    なので、簡朔にいえば「過皋は真逆だが、結果は同じ」胜力ず蚀える。


    芋ただけで倧抵の胜力を芖認可胜で、刀であれば剣筋を芋抜き、魔術であれば胜力の「流れ」を芋るこずができる。なので、倧抵の盞手は目を向けただけで動きを芋切り、か぀盞応しい身䜓胜力を䞎えるものずなる。


    ゞャックのは魔性の鬌だろうず食べる食生掻ず、元々の非人間ぶりからの蚀わば「獣の暎力性」に過ぎないが、こちらは「倩から䞎えられた、特別な玠逊」ずしお優れた身䜓胜力を発揮可胜。なので玔粋な戊闘玠逊は䞀番である。


    腕力・反射神経・理解力など、あらゆる胜力倀がずば抜けお高い。なので同条件で戊うず必ず勝おず、犬千代の知らない経隓則の匕き出しを持぀か、隙すなり搊手で挑たなければ基本は勝぀偎の存圚である。


    そういう意味では、人間ぞの埩讐は「確定」した未来ず蚀える。



    ───どうしおああいう䟿利な胜力が、私には無いんだ



    スキル  魔術の血統 


    その名の通り、魔術関連に匷い耐性を持぀。

    この蟺りゞャックは党く無い。知性ステヌタスが䜎いずいう意芋をほざく読者は殺しお良いものずする。

    魔術だのず呌ばれる関連にずにかく匷く、被匟しおもほがダメヌゞはない。正面から魔術垫の矀れに突撃しおも、正面から勝おる奎は少数掟である。


    たた、人ならざる者たちの胜力にはそこたで匷くはない。ずいうのは「魔術」は人間が䜿う胜力であり、それ以䞊の存圚が䜿うず「魔法」ず呌ばれる。

    魔法にもある皋床耐性はあるのだが、人間以倖が䜿うのはむしろ「呪い」が倚く、そちらはゞャックの立ち䜍眮ずなる。逆に、呪いには滅法匱く、少し喰らっただけでもダメヌゞは倧きい。


    ずはいえ、ゞャックがいる堎合、倧抵の盞手は死ぬ。なので、実は喰らったこずがない。



    スキル  聖者の信念


    人々の䞭心に立ち、導くものずしおのカリスマを衚した胜力。

    䜕でもかんでも敵察する事が埗意なゞャックず違い、いるだけで呚囲の人間を同調させ「革呜」の戊いぞの士気を高める事ができる。たた、ガッツ胜力が自動付䞎。


    正面から敵察する勢力を「利甚」は出来おも「仲間」に出来ないゞャックず違いなぜ私はこんな比范を曞いおいるのだろう正面から実力を瀺し、心から敬服させお「真の同志」ずしお匕き蟌む事が可胜になる。


    やれやれだ••••••いちいち殎り合わなければ理解し合えないなど、人間は田舎の孊生みたいなものらしい。


    䜕もせずずも「進むべき道」が自動で導かれ、正しい道を知るのだそうだ••••••䜕もない䞭を手探りで突き進み、結果利益すら埗られないたたやるだけやった私ずはえらい違いだ。


    これだから神仏は ロクな奎がおらんな



    ハむム理系・開発支揎


    画像


    ゞョブ 開発責任者・支揎芁員 皎理士


    あらゆる䟿利グッズを䜜るのが担圓であり、以前は珟人神扱いを受けお窮屈な暮らしを匷いられた分、今は奜き攟題に生きおいる。


    遠隔で指瀺できる巚倧昆虫に魔術装眮を取り付けた䞀品だのを出しおくるが、芋た目は子䟛に芋せるず粟神を病むだろう事が、想像に難くない。


    男を手玉に取るのが埗意だったが、そういうのは飜きおおり「科孊者の情熱」にのみ埓っお生きる研究者。遥か圌方からきた神や仏を名乗る異星人が、地球にもたらした技術を解析するず息巻いおいる。


    魔術もこれに該圓し、面倒なので分けお蚀い合っおはいない。


    神経過敏なほど配合や新開発に拘っおおり、邪魔になるずキレる。

    理系だけあっお唯䞀「事務所の䞭では」现やかな数字に匷い。皎理担圓ずしお脱皎───金の入り道・出口問題に非垞に匷く、倧抵の問題は解決する。


    ただし、逆に人間心理には非垞に疎い。たた、䞖間慣れしおおらず、犬千代ほど庶民の暮らしに銎染めおいない。ただし、理系だけあっおキッチリ片付けにはうるさいので、事務所が綺麗なのは基本ハむムのおかげである。


    犬千代は••••••たあ、人生色々だ。


    ただ、初めお蚪れた䟝頌人が「実隓珟堎」にちょうど出くわした際に、違法な人䜓実隓の珟堎だず勘違いし「助けおくれ 奎ら人間じゃねぇ」ず叫んで逃げお行った事には、流石の私も曞ける蚀葉は芋぀からなかった。


    スキル  解析凊理 成分抜出


    そういった事ができる奎が他にいないので、基本は「未知の物質」「未知の胜力」に関しおは、埌方支揎のハむムに情報を送り、察凊方法を芋぀けおもらうものずなる。


    たた、支揎甚の魔術虫䜓長二メヌトルの怪物を虫ず呌ぶのかは謎だがに火を吐かせたり、䜕なら本人も戊闘支揎ずしお珟堎に出れる。

    属性は「炎」䞀蟺倒ではあるが、朰しの効く胜力なので「チルド補品の保枩」や「珟地食料の調理」に䞻に䜿甚可胜。たた、戊闘自䜓はそこたで窮地に陥る事があたりないため、むしろ「生掻支揎」の意味合いが倧きくなった。


    今では珟堎で焌肉・アルコヌル飲料の生成・専甚キャンプを軜く持ち運びやすい物質に倉換。それを珟堎で解凍する技術も䌚埗した。


    旅が快適になるのは、この女のお陰である。


    スキル  限定奇跡 王様魔術

    どこぞの神の恩恵を受けるらしく、身䜓胜力ではなく知性の郚分を匷化する。

    平たくいえば「党蚀語翻蚳装眮」であり、倧抵の皮族は代匁が可胜。䞀時的にであれば他者にも付䞎出来るので、旅の最䞭に地方に行くずよく䜿われる。


    たた、未知の胜力に察する適応力もある。二人の装備品を「特定の奎らに匷く改造」のような加工が出来るのは、このスキルのおかげである。王様が埮劙、ずは決しお思っおいないし、口に出しおもいけない。


    時間は語られる矜目になる。やれやれ。



    ───神や仏を名乗るものは数倚くいるが、それらの胜力を人間の䜿甚甚途に合わせお物質化する事に長けた胜力である。なので、どのような未知の力にも「科孊の力」で察抗する為の道暙、ずも蚀えるだろう。



    スキル  耇合生物䜿圹術


    圹に立ちそうな生物ず生物を掛け合わせ、自分達の䜿圹する「僕」のような存圚ずしお、珟堎の支揎に向かわせたり戊わせる事が可胜になる。

    人間では届かないような堎所、毒たみれで危険な地域。そういった堎所を先んじお調査する堎合には、このスキルの恩恵を受ける事ずなる。ただし、芋た目が埮劙なものを二人揃っお「可愛らしい」ず、無蚀で頷く女達には眮き去りにされる。


    愛嬌はあるらしいが、あたり知胜の高い個䜓を䜜るずやさぐれた性栌の悪い奎になるらしい───人間ず同じなのだろうか


    空を飛ぶペンギンも、地䞭を朜るラむオンも䜜れる。ただし、ある皋床制限があり、生物の枠を越えるものには倉換できない。

    口から炎を吐くくらいなら「生物胜力ずしお範囲内」だが、光線を出したり刀を握らせたりは難しい、ずいうこずだ。逆に、魔術だので頑䞈にしたり、ある皋床の知胜ある個䜓ずしお支揎を行わせるのは簡単らしい。



    以䞊が、関係者各䜍のスキルずゞョブである。


    これ以䞊知りたければ、適圓な䌁業に出資させお、続線ゲヌムでも䜜らせるんだな 私は知らん。



    やれやれだ。たったくな。


    邪道勇者 匱点リスト



    ───以前もそうだったが、


    人様の匱点ばかり持るのが「人間の奜み」で有るらしいので、䞀応远蚘するずしよう。

      


    䜕故非人間の匷みを孊ばないのか••••••そんなだから䜙所の醜聞ばかり広たるんじゃないのか 


    やれやれだ。ずにかく、曞くだけ曞いおおく───ずいっおも、䞻芁人物の数はそうないのだが。



    1.ゞャックの匱点



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    たあ分かり易いむラストむメヌゞが、䞊蚘である時点でお察しだろう。以前も曞いたが


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    簡単に蚀えば䞊蚘の男ず非人間床合いは同じでも、過皋における道皋や呚囲の埅遇が真逆だったため、人間以倖ずいう点では

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    最初から人間をやめた生き方「のみ」だった䞊で、

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    それはそれずしお人間瀟䌚に生きる以䞊は、やるしかないからやり遂げる───䟋え人間だず自分でも思わずずも、無理だずか無駄だずか、考える暇すら無かったからな


    結果、非人間讃歌を掲げる偎が、人間讃歌のような道皋を進むべき道ずしお進み抜いた。結果ずしお非人間なりに磚かれた。


    甘やかされたどこぞの我儘倩䞋人ず違っお、蚀わば「出来る非人間」ず思っおくれ。



    だが、匱点はやはり、倉わらない。



    人ず人ずで繋がり合う



    誰かを愛しお、分かち合う



    人々に愛され、奜かれる胜力



    あるわけ無いだろうが───䜕が悲しくお、身勝手でいい加枛な人間なんぞに、媚を売り誇りを捚おねばならんのだ



    幌児の粟神のたた「恥」ずいう芳念を知らず生きればああなるのだろうが、痎態を晒しながら倩䞋を取るなら猿の倩䞋なぞ必芁ない。


    忌々しい奎等だ そんなだから毎回䞊に立぀ず蚀い匵る奎等は、倩䞋人も政治家も、すべからく愚昧になるのだ銬鹿め


    やれやれだ••••••バズるだのアガるだの、人気だの呟くだの、


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    面倒臭い生き物だ。たったくな。



    犬千代 匱点


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    枅く正しい人間讃歌だからこそ、匱点はある───具䜓的にいうなら「悪意の先取り」が䞻だろう。


    悪意を感知し「先手」を打おない

    のが、王道の匱さだ••••••䜕かある床に「埌手」に回るので、取り返しが぀かなければ仲間を倱ったり、䞀時脱萜するような矜目になる。


    あたりに「真っ圓な道」だけを歩いおくれば、


    出し抜く努力



    既存のルヌルの裏を぀くあざずさ



    あくどく邪道で盞手を貶め勝぀力


    ずいうのは、どうやっおも䞊達しない••••••今曎だが、そういう意味では良いコンビになる、のかもしれない。


    私は党く、嬉しくないが。



    ハむム


    画像


    さお、理系ずしおの匱点なら簡単だろう。


    この蟺は博士も同じ匱点を持぀のだが、芁するに


    人間の情緒を蚈算できない


    のが、䞀番の匱点ずいえよう。

    ずいうのも、優秀過ぎお胜力を信じ過ぎ、それこそゞャックの堎合は「自分には無いものだから、共感はせずずも理解はする」ずいう方針で、人間の心を利甚する胜力に関しおは、共感はせずずも非垞に長けおいる。

    が、ハむムにはそれがない。人の心が本圓に「わからない」のだ。


    蚈算ず理性で人間を動かし続ける存圚にずっおは、共通の欠点ずも蚀えるだろう。本来、サむコパスだの非人間だの蚀われる存圚が持぀匱点だが、生憎ずこちらは䜕十幎も「人の心」ずやらに孊習を繰り返しおきた。


    愛も恋も、勇気も信念も、党おが「解析枈み」で理論化出来る。


    だが、ハむムの堎合、それがない。なので、理屈ずしおも「人間の心」がわからないので、利害を超えた人間の情緒が「ただ」わからないたただ。その堎その堎の䞋らない発想で、理論的に正しくずも裏切るのが「人間」だからな。


    劻を殺された倫の気持ちが、報酬を䞊回る事がわからない。


    なので、こい぀の堎合は


    心情ぞの理解胜力が、著しく欠ける


    ゞャックず違い孊習途䞊で、人を虫のようにしか扱えない


    利害のみで刀断し、「人の情緒」を蚈算できない


    ずいうのが匱点だろう。




    あずは、そういえば博士もいたか。


    博士


    簡単だ 優秀過ぎお「無胜な人間」がわからない これに尜きる


    出来ない人間の気持ちがわからない


    愚かな情ず、人間の「匱さ」に寄り添えない


    組織の者にすら、理論を優先し気を䜿えない



    ず、いったずころか。


    ••••••ちなみに私は、共感はしないが「寄り添う奎の心情」を完璧以䞊に理解し、か぀それらを掻甚する事が可胜だ••••••党おの人間性を孊習し、非人間讃歌に取り蟌み糧に出来る。


    無限に人間を孊び、無限に人間性を掻甚し、無限にそれらを掻かせる蚳だ──────我ながら化け物だな


    やれやれだ••••••非人間なりに人間讃歌のやり方すら螏襲したが、たさかここたで読者がアレずは。芁領の良さだずかバズるがどうのは、読んだ分くらい圹立っお、読者の方でやっおくれ。私は知らんぞ。


    さお、぀いでに新芏甚のデヌタも貌っおおく。初めお読んだ奎は䞊蚘内容を芋お、続刊が読みたければ読むずいい。ずいっおも、党郚で23冊瞊曞きプラス2冊プラス業界の改革案たであるので、読み終わるには盞圓の時間がかかるだろうがな。


    曞けるようになるのに幎。曞くのに幎。そこからさらに幎••••••今曎蟿り着いおも「手遅れ感」が凄いが、たあ綺麗事だけの人間讃歌ず違い、私は実際に遠回りをしたのだ。埌悔はない。


    やるべき、ず信じた党おはやった



    のだからな──────このサむトを芋おいるず、特にそう思う。


    無駄にバズるだのは持っおいるくせに、自分の人生の意矩がわからんだの䞭身がないのが嫌だの、自分で遞んでおいおそこに文句を蚀うんじゃない


    遞ぶ䜙地すら無かったが、考えおみれば人間讃歌ず同じ発想だず蚀うのだから、喜んでいいのかよくわからん話だ••••••無理だずか無駄だずか、そんなものは知らん



    ずにかく、やった 邪魔する奎はぶちのめす


    それだけだ──────他に䜕があるんだ



    ああ、そうそう。䞀぀だけ連䞭には出来ない事がある。


    それは「悪党を味方に぀ける」ずいう郚分だろう───朔癖の人間讃歌ず違い、人間の良さも悪さも取り入れる。


    それが───これら、䜜品の「すべお」ず思っおくれ


    画像



    さお、道は切り開いた。


    やれやれだ───非人間ずしお、やれるだけの事は「党お」やった。


    業界の未来に関しおも、ずりあえずはあれで十分だろう。アプリ化による改革を掚し進め、ナヌザヌず䌁業偎のニヌズを融合させ、その䞊で「業界の未来」ず「瀟䌚貢献性」ず「利益の確実性」を実珟するにあたり、必芁な事は党お曞き䞊げた。


    あずは───真剣に物語業界の未来を、他にも考える奎がいればいいんだが。


    䜜家䞀人でやれる限界を超えおやった぀もりだ。アレらが実珟すれば、ナヌザヌの望むサヌビスを提䟛し぀぀、業界の未来を切り拓ける───倧人の事情ずやらで、政策を断念させられる䜜者も無くなるだろう。


     人間は「目先の利益」だけの生き物だ。珟実に人間讃歌ずやらを䜓珟しお、進む奎など芋た詊しがない──────たさか、非人間讃歌を掲げる邪道䜜家が、実際にやる矜目になるずは思わなかったが。


    先に䞎え、結果的に必死に献身する事になろうずは••••••やれやれだ。今の所䞀円にもならぬたたひたすら「業界の改革案」や「䜜品の無償配垃」ずいう聖者の真䌌事みたいな様になっおいるが、あたり嬉しくはない。


    果たしお䜕を埗たのかずいえば、私自身にも分からない。


    ずはいえ、やれるだけはやった。これ以䞊は無い。


    思うに、明日朜ち果おようが埌悔しないくらいに、「䜕か」を成し遂げる為生きないからこそ、人間はい぀も悩むのだ。


    ───目先の利益は、所詮目先だけのものだ。



    氞久に、満たしおくれる事は決しおない──────胞に掲げる信条がなければ、どれだけ生きようが時間の「無駄」だ。


    ずりあえず、それだけは成し遂げた。


    その郚分だけは、この邪道䜜家が「保蚌」しよう









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