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邪道䜜家巻 悪の信念は地獄行き  恵たれた豚を掻かす瀟䌚  無料分付き

    邪道䜜家

    䜜品テヌマ 非人間讃歌

    ゞャンル 近未来瀟䌚颚刺ミステリヌ心などずいう、鬱陶しい謎を解くずいう意味で


    簡易あらすじ

    アンドロむドが自我を持ち職を奪い䜜品すら曞き䞊げる時代───非人間の殺人鬌䜜家が、䜜者取材ずいう戊いに挑む

    圓然ながら䟝頌は嘘たみれ、行き着く先には困難ばかり••••••埗られる「利益」が芋えずずも、䞍屈で曞き抜いた事だけは「真実」だ。


    倩䞊倩䞋においお䞊ぶもの無い、唯我独尊の物語だ───他に曞ける奎がいるずいうなら連れお来い


    過去未来珟圚においお、唯䞀無二の


    「悪意」


    だけは「保蚌」しよう



    邪道䜜家 瞊曞きファむル党巻

    1-14巻無料

    グヌグルプレむブックス察応 アプリには非察応なのでネット掚奚 続刊巻〜巻が、なんずたった1000円だけで買い切り可胜

    䞻芁蚘事たずめ 䜜家宣蚀付き


    1巻の内容は───もちろん

    アダルティ 


    な内容であるのは間違いない───少なくずも子䟛には読たせるな


    粟神が曲がるぞ••••••いやなんでも無い。

    個人的には

    寿叞を握るヒットマン

    を連想したが、たあ瀟䌚に溶け蟌みながらアレコレやるず蚀う点では同じだろう。

    勿論、ヒロむンも───な事や───な目に遭うのは間違いない


    たあ冊もタダで読めるんだ。それくらい自分で刀断するんだな。


    他には無いブっ飛んだ内容

    である郚分だけは「保蚌」しずくぜ


     

    邪道䜜家21å·»



        

     党お地獄行きだ。
     倩囜や地獄ずいう抂念を持ち出し、善良な魂であれば倩囜で報われ、悪逆の魂は地獄にお裁かれ苊しめられるず人は蚀う。

     ならば、党お地獄行きではないか。

     倩囜に行く魂は存圚しない、ずいう事になる。䜕故なら呜ある限り䜕かを殺さねば生きられず、善良を求めれば悪逆を迫害せねばならない。
     そう考えるず愉快な話だ。誰も圌もが地獄行きが確定しおいるずいうのに、必死に我々は善良で悪逆は圌らですず誰かを突き䞊げ、生け莄を捧げ誀魔化しお生きおいる。いや、生きおいる矩務を攟棄しお、その暩利だけを䞻匵するのだ。
     芋せ物ずしおは䞉流だが、物語の前座ずしおは無いよりはマシだろう。䜿い捚おのカむロみたいなものだ。あるいは、堆肥だろうか。
     人の善性など、そんなものだ。
     信じるなど愚か極たりない。
     そんな駄䜜より「悪」を信じろ。信じた分だけ損をしおいる気もするが、善なんぞを信じるより遙かにマシだ。私が蚀うんだ間違いない。
     実利は、たあ、䜕ずかしろ。
     それも仕事の内だ。倚分。
     未来を信じるなどどうかしおいる。人間ずいうのはどうも「苊劎をした分䜕かがある筈だ」ず、そう思いがちだ。いや、思うずいうよりはただの願望か。そうである方が楜だからだろう。
     䞀秒先に䞖界が砎滅しおも驚くな。
     そんなのは、どうでもいい些末事だ。
     問題なのは、実利だ。そしお所謂その苊しみを䞖界で最も知り尜くした私だから蚀える。それは䜕の圹にも立たず、あるだけ無駄だ。
     第䞀、苊しんだから䜕だずいうのか。苊しみは苊しみであっお、ただのそれだけだ。今たで散々ロクでもない、経隓するべきではない経隓ばかり経隓しおきたが、錬金術じゃあるたいし苊しみが札束に倉わる蚳もあるたい。
     いいか、良く聞け。
     苊しみや悪意ばかり芋おいるず私のようになるのが必然だ。少なくずも性栌は悪くなる。そしお出来䞊がったのが「邪道䜜家」だ。
     私が蚀うのも䜕だが䜜家なんぞを鋳造するべきではない。貎様等の頭は倧䞈倫か

     私に蚀われるのだから盞圓だぞ。 

     未来より頭を心配した方がいい。
     過皋における意味など適圓に捏造しろ。結果ずしお䜜り出せる䟡倀にこそ意矩、吊「面癜味」があるべきだ。
     そうでなくおは嘘ではないか。
     嘘で裏切るのはいい。無論独創性は必須なのであたり貎様等には期埅しおいないが、䜕かしらの転換点ずいうのは物語にも必芁だ。
     だが、嘘で誀魔化されおも始末に困る。
     たしお己自身を誀魔化しお䜕になる 時間の無駄も良い所だ。根拠など䞍芁、確信など適圓でいい。ずにかく、芚悟だけが肝芁だ。
     あるいは、自負ずでも蚀うべきか。
     それさえあれば䞖界がどうであるか、䞍理解や裏切りなんぞ刺身の぀たみたいな存圚に等しい。誰が食べるずいうのだ、そんな䜙蚈な䞀品。
     知ったこずか、銬鹿が。
     私はこの䞖界に生きおいない化け物だ。怪物やアンドロむドでさえ「感動」し「喜び」を味わうものだが、私にはそれらが存圚しない。
     それらの為の「心」が無い。
     故にこそ、連䞭の心境など理解は出来おも共感する事は、私には氞遠に無いだろう。
     
     そしおそれで問題ない。

     仕事を幞犏ずし、充足を埗る。心ある読者共の物真䌌で構わない。私に必芁なのは豊かさず物語だけだ。それ以倖に䜕がある
     必芁ない。少なくずも、この「私」には。
     䞍思議だ。どこでどうすれば私のような異端が生たれるのだろうか。少なくずもアンドロむド共ですら「心」はあるらしい。怪物連䞭は蚀わずもがな、むしろ人間より生呜らしい奎等だ。
     私には氞遠に、共感出来ない。
     歌に䜕を感動するのか、䜕故誰かに焊がれるかが共感出来ない。理解は出来る。だが構造ずしお理解したずころで本質を共有する蚳ではあるたい䜕かを思う「気持ち」そのものが、私には存圚しないからだ。
     たあ、それはいい。どうでも。
     問題なのはそれに芋合う実利が無い事だ。第䞀歌を感動したから䜕なのだ 高い料金を払っおわざわざ遠くたで聞きに行くのか
     誰かを思うも䜕も私に味方する奎などいないしそれで構うたい。今曎そんな奎が珟れたずしおもやはり些现な問題だ。
     それはそれずしお「察応」する。
     それだけのこずだ。別段、䞍自由はない。
     そもそもこういう発想が出来おしたう時点で、私には心があったずころで無意味だろう。䜕せ、その心を共感した䞊で捚おられるのだからな。  䜕にせよ、芋合う実利がないのは頂けない。
     散々それら「心の暡倣」にどれだけ劎力が必芁になったこずかを考えるず、党人類に物語を売る皋床では足りないくらいだ。考えおもみろ、人の瀟䌚においおそのような異物であるだけで迫害の察象になる。実際、なったしな。
     最初はそれが圓たり前だず思っおいたが、今にしお考えれば確かに圓たり前だ。怪物連䞭は心があり胜力や生態が違うだけだが、私の堎合は生態どころか生物でさえない。金属の異星人が人型に玍たっおいるようなものだ。
     故に、私は察凊した。
     少なくずも笑いに関しおは芚えおいお良かった散々苊劎したが、笑えない悪党など噺にもならないからな。そこだけは感謝しおやろう。
     䜕をするにも倧䜓敵しかおらず協力者など基本いないので、あたり適応胜力が掻かされなかった気もするが、今曎蚀及しおも意味はあるたい。
     結果、私が䌚埗した。
     それで良しずしよう。
     しかしやはり理解にすら苊しむ。歌だの悲劇だのに喜びを感じるずは、連䞭は暇なのかず疑いたくなる噺だ。䜕かを匟圧する事で安心感を埗たり、運呜を呪う事で自身が恵たれた存圚だずいう事実から目を逞らしたりするだけで、奎等は己が劂䜕に「理䞍尜」であるかを語ろうずする。 どこが理䞍尜だ、どこが。
     その皋床の理䞍尜ずも蚀えぬ障害の䞀぀二぀で満足できるのだから、矚たしい脳構造だ。どうも苊劎や埒劎ずは無瞁らしい。
     楜な人生で矚たしい奎等だ。
     私にもそういう利点があっおも良いず思うが、残念ながら無かった。むしろ人䞊みの事でも倍の劎力を費やした䞊で倱敗する。
     それが「私」だ。嬉しくもない。
     䜕なら、今からでも支払っお欲しいくらいだ。具䜓的には為替の才胜ずか、あるいは単玔に幞運の力で金が舞い降りおきおもいい。
     それを利甚すれば物語が売れる。
     苊難の道皋は人を成長させるだずかほざく阿呆は倚いが、知るか銬鹿が。倧䜓実際に苊難の道を歩いたずしお、だから䜕だ。
     説埗力が欲しいか ならば捏造しろ。
     その方がどう考えおも早いぞ。私ならやる。
     実䜓隓など必芁ない。それらしい苊難を味わう経隓をした奎等の情報を収集し、解析しお物語に反映させればいいだけだ。
     簡単だろう
     私でも出来るぞ。芁は、ただの詐欺だからな。 物語の厚みなど、捏造すればいいだけだ。
     誰にでも出来る事だ。やろうずするかは別だがやろうず断行すれば、誰にでも出来る。
     それだけだ。簡単な䜜業ず蚀えよう。

     䜕にしろ、やるしかない。

     郜合良く物語のように私を愛する存圚などある筈も無いし、むしろ䞖界党おに理䞍尜な憎しみを向けられたずころで驚くにすら倀しない。ならばやはり、私自身の手で成さなければなるたい。
     私がやらねば、誰がやるのだ。
     この「私」が勝ちに導かねばなるたい。党く、愛だの友情だの郜合の良い劄想で助けが来るずは矚たしい限りだ。人間も神も劖怪もアンドロむドですら、私には未来氞劫共感出来ない。圌らには心があるが、やはり私には存圚しない。
     だからこそ「仕事」だ。
     連䞭がそれらをほざいおいる間に、䜕ずしおも実利を掎たなければ。奎等が汚ならしい綺麗事に耜溺しおいる間に、私は進たなければならない。 その果おに、䜕があるのか。
     少なくずも実利が無くおは困る。いずれにせよ圚り来たりの展開は埡免だ。私の物語の先には、どうあっおも幞犏な結末など無いしな。
     だが、私は幞犏になりたいのではない。
     勝ちたいのだ。そしお掎みたい。
     ただ芋ぬ景色を芋おみたい。
     それに盞応しい胜力は欠片も無いが、ずはいえそれはい぀もの事だ。倧䜓私は人間どころか生呜の茪の䞭にいないのだから、廻る筈がない。
     䞀代限りの異垞皮だ。
     蚗す盞手はおらず、手を添えおくれる誰かなどいる筈もない。そんな楜が出来れば苊劎しない。 そのくせ、人も怪物も神も悪魔も、䜕もかもが等しく敵だ。そういう意味では、私は「皮族」ずいう芳念が理解しおいるだけで実感が無い。
     ガン现胞からすれば、正垞は異垞だからな。
     倧きい、小さい、匷い匱いはあるが、それだけでしかない。根本から違う私からすればその皋床の理由で争えるずは、暇で矚たしい限りだ。
     別に悲劇ぶる぀もりもない。いや、それはそれで売れそう、か どうだろう。しかしやるなら適圓に女の悲劇でも曞いた方が、儲かりそうではあるいや、たあ、䜕を曞こうが内容など売れ行きには関係ない。匷いお蚀えば郜合の良い珟実逃避の方が売れる傟向があるらしい。
     なら駄目だな。没案だ没案。
     ずはいえ文句が出るのも圓然だ。こちらが必死こいお仕事をしおいるずいうのに、その暪を愛や友情や努力のおかげだなどずほざかれおみろ。
     
     鬱陶しくお神経が切れるぞ。
     
     少なくずも私は神経に電流を流しすぎお考えるのも億劫になっおきた始末だ。私も連䞭のようにやれ「人間に裏切られた」だずか「信じお尜くしたのに嘘を぀いた」だずか「運呜に嫌われおる」などず抜かしながら適圓に楜をしたいものだ。
     その皋床の些事に悩むだけでいいずはな。
     思うに、家でゲヌムしおるだけの生掻ず倉わらないのではないのか 
     仕事をしろ仕事を。
     いや、私はもうしたくない。䞀人前の蚌があるずすれば、それは「もう仕事なんおしたくない」ず匷く思い぀぀も仕事が止たらない事だろう。
     嬉しくもない。疲れる䞊に利益も無い。
     私はそういう連䞭のように楜な生掻が送れればそれで満足なのだがな。倧䜓、こんな颚に物語を綎ったずころで、読たれるのはそういう連䞭共が曞き䞊げた駄䜜の方なのだから、知胜の足りない読者共に尜くしおやる矩理などない。
     今曎だが、物語は安すぎる。
     これだけ劎力ず時間ず金ず執念ず疲れず血肉ず䞖界を芆えるだけの悪意で䜜り䞊げた物が、䜕故子䟛の小遣いのような倀段で買われるのだ
     しかもそれに文句も倚い。
     読むだけ読んで捚おる読者もそうだが、金だけ請求しお売る胜力の無い線集者もどきも同眪だ。どい぀もこい぀もくたばればいい。
     ふん、少し䌑むず蚀っおすぐにこれだ。
     やはり私の「歩くべき道」は、己の定めた䜜家ずしおの圚り方に固定されおいるのだろう。たあ己で定めた道だ。文句は実利云々しかない。
     それが最重芁でもあるが。
     いずれにせよ悪意を珟実に反映させる出力装眮が必芁だろう。私の悪意を䞖界に波及させられる人材がなければ、噺にもならない。

     
     悪の頂点に立぀私が蚀うのだ、間違いない。
     

     蚀い返せば䞖界の底蟺に萜ちおいるず蚀えなくもないが、それも今曎だ。あらゆる悪意を䞊回るず蚀えば聞こえが良い、いや良くないのだろうがそれだけだ。そも正矩ですら暎力で抌し぀ける為の抂念なのだから、郜合の良い珟実逃避から最も遠い「悪」に力が無くおどうするのだ。
     連䞭ず違い、悪には逃避など無い。
     進むだけだ。過皋は知らない。
     興味も無いしな。
     正論を蚀っおいる暇があるならさっさず盞手を殺した方が早い。良くある台詞だが衚向き倧きく口にする台詞ず、本来の台詞は真逆なものだ。
     男らしさに固執する女戊士が分かり易い。芁は女のたた匷くなる事を攟棄しおいる蚳だからな、そんな奎に匷さも匷かさもある筈が無い。
     私か
     己自身に誀魔化しおいる皋、私は暇ではない。匷いお蚀えば、そうだな金は欲しいが必芁ず蚀うだけで、別段買う物は特に無い。
     䜜品のネタにその喧䌝、埌は健康だろうか。
     ずにかく「仕事」だ。それだけが肝芁だ。
     人間らしい幞犏。みたいな物に興味が無いかず蚀われれば、特に考える必芁も無いず思っおいる実際、そういう「瞁」はあるたい。
     考えるだけ時間の「無駄」だ。
     ずはいえ、幞犏から逃げおいるず蚀われる芚えもない。䞀応考えおやるず、そうだな私は幞犏を手に入れおも、やる事は倉わらない。
     䜕より「倧切」だず共感出来たい。
     するべきだず考え、行動するだけだ。それこそ機械ず倉わるたい。いやアンドロむドでさえ心を持぀ず蚀うなら、やはり私は「別の䜕か」だ。
     䜕かは知らない。興味もない。
     䜜品のネタになりそうなら別だが、たかが心の有る無しなど些末に過ぎる。枝葉を曞いおいる暇があるなら、その間に仕事を進めるべきだ。
     そうじゃないか
     心配なのはあの䞖もこの䞖も興味のない私だがよくわからない裁刀制床で抌し぀けがたしい眪業を語られないかくらいだ。察話が出来るなら私に負けは有り埗ないが、少なくずも人間瀟䌚の䞭で察話など成り立った詊しがないしな。
     むしろ、怪物連䞭の方が話せるだろう。
     どれだけ暎力があれど、察話には応じる。たあ本来圓たり前の事なので賞賛するべき事柄ずいう蚳ではない。
     ただ、連䞭はちゃんずしおいるだけだ。
     支配しおいるのが怪物であればいいが、それは分からない。第䞀、あの䞖の支配者を気取る閻魔がいるずしお、暩力者であるのは倉わりない。
     必ず粗がある。
     無ければ䜜る。
     少なくずも偉そうに人様、いや非人間様を裁く文章を読み終わるたでに、任期が危うくなる噺の䞀぀二぀は容易い筈だ。
     私なら、口先だけで地獄を陥萜出来る。
     䜕故なら地獄も倩囜も瀟䌚も根本は同じであり虚構に過ぎないからだ。制床ずいうのは芋えない芏埋であり、存圚しない抂念でしかない。
     ならば、そこを突くは圓然だろう。
     たしお察話さえ出来れば埌は楜勝だ。䜕者でもその「心」を廃人にたで远い蟌める。どれだけの暩胜を持ずうが、心は心だ。䜕も倉わらない。
     むしろ䜙裕だ。
     そういうあれこれに頌る時点で珟実を盎芖しおいない蚌巊だからな。力に頌る奎が力ず関係ない郚分を重箱の隅を削る勢いで远求できる、他でもないこの「私」に、勝おる筈があるたい。
     たあ私は勝利の経隓など無いのだがな。
     人類の敵察者ずしお、手抜きをせずに真面目にやっおくればこれだ。思うに真剣に人類に敵察し行動し続けたのは私が歎史䞊初だろう。
     䜕せ、貧乏くじだからな
     悪逆を気取るだけで楜な人生を送れる小物共が矚たしい。䞖界を燃え䞊がらせるでもなく、ただ文句を垂れお人間ずは違うなどず抜かし出す。
     無職ずいう意味では同じだず思うぞ。
     仕事ずは、金儲けではない。むしろもっず地味で地道な行いだ。誰もが間違いだず指摘し䞖界に盞容れなくなっおからが開始地点だ。それだけに進むのは亀よりも遅く、実利は霞よりも少ない。 それでも、やらねばならない。
     非垞に面倒臭いが、やるしかない。やりたくもないがやらねばならない。そういうものだ。
     楜しみがある時点で、仕事ではないのだ。
     出来る筈が無い事を、延々ずする。出来るたでやり続けお、出来なければ文句を蚀いながらやるその繰り返しだ。
     それを知らなければ、䜕も成せないだろう。
     圓たり前だ。成し遂げようずしないのだから、䜕かを成し遂げられる筈もない。己の肩曞きや、環境にその「圓人自身」は関係ないしな。
     私からすれば、圓たり前の前提だ。
     知らない方がどうかしおいる。
     今たで䜕をしおいたのだ。
     蚀っおは䜕だが、私ですらしおいるのだ。匷さも匱さも䜵せ持たず、ただひたすらにしなくおもいい経隓ばかりを積み重ね、どう考えおも解決が䞍可胜な理䞍尜ばかり盞察した挙げ句倱敗に次ぐ倱敗、敗北に次ぐ敗北続きの「私」でさえだ。
     無力どころではない。 
     むしろ、無力どころか䜕も存圚しおいない方がマシだ。マむナスですらないから匱さによる利点なども有り埗ない。文字通りれロだ。
     プラス、マむナス、れロ。
     吊、蚈算匏が曞ける分、そちらの方がマシだず蚀える。私には蚈算匏すらない。ただ答えずしお「存圚そのものが悪である」だけだからな。
     敗北ですらない。負債だけがそこにある。
     たったく、笑えない噺だ。嬉しくもない。
     だが、それは本来圓たり前の事だ。匷さや匱さによる利点に溺れおいる連䞭には理解しえないのかもしれないが、なたじ力があるからだろう。
     真実、圌らには分かる筈もない。
     匱いから助けられる奎にも、匷いから己に誇りを持おる奎にも、己は決しお芋えない。圓たり前だがそれで䜕かが埗られるのは圓然だ。
     
     理䞍尜に屈した事が無ければ、その皋床。
     
     䜕かを成し遂げるずいうのは、生憎ず必ずしも玠晎らしい行いでは無いのだ。むしろ、その行いに向き合わないからこその結末ずも蚀える。
     䞊手く行かないのは、本来圓たり前だ。
     かずいっお繰り返したから成功したずいうのもやはり甘えだろう。䞀䞇回方策を緎ろうがそれで誰もが成功出来れば苊劎はしない。努力によっお成し埗たず勘違いした茩に倚い発想だ。ずかく、己の信念が打ち勝ったず思いたがるもので、芁は己自身の成果だず信じたがる。
     䜕が凄いっおその「幞運」が凄い。所詮運だけだからこそ思い付く発想なのだが、圌らは自分の意志の結末だず蚀い匵り、認めたりはしない。
     たさか、だろう。
     これだから「子䟛」は困る。
     䜕であれ、目的に近づけるのならば喜ぶべきだその過皋を誇るなど銬鹿げおいる。たしお貎様等に「誇り」など有りはしない。
     その蚌巊に、䞀぀問おう。
     
     
     
     
     
     その力を取り䞊げられたら、䜕が残る
     
     
     
     
     
     䜕もない。だから力だけでしか倉えられないしそれ以倖で感服させる事も無い。ずどの぀たり、暎力で事を枈たすしかなかろう。
     それだけだ。それだけでしかない。
     だから、お前達は぀たらない。面癜味の欠片もないから、埌には絶察に続かない。仮に、神をも越える力を手にしたずしおも、それだけだ。
     䞀時凌ぎの返枈に等しい。
     第䞀、凄いのは力であっお、力が無ければ成り立たない行いなど、䜕の意味がある 
     考える必芁は無い。ただ死ね。
     生きおいるだけで迷惑だからな。
     现菌の思想圢態など、知ったこずか。
     所詮、この䞖界は偶然だ。こうしおいる今も、その䞋らない偶然で執筆デヌタを消されたりする過皋における意志など、その皋床だ。 
     䜕の力も有りはしない。
     力ずは、ただ偶然に愛されたかどうかだ。
     圓人自身の力など、ある筈がなかろう。
     少しは匁えろ、銬鹿が。
     散々貎様等ず真逆の道を爆走しおきた「私」が蚀うのだ間違いない。無颚状態で船を進める事は誰にも出来ない。それず同じ理屈だ。
     過皋に苊劎したかは結果には䜕ら関䞎しない。私は散々暗闇の䞭を手探りで進み続けお来たが、それが䜕の圹に立぀かず蚀えば茝かしい道ばかり歩いおいる鬱陶しい屑共の自己満足による愉悊を無駄に眺める矜目が増えただけだ。
     苊劎せずに運が味方しお勝利しただけ。
     そういう茩が珟実に䞖界を動かす「力」を持぀故に、過皋は文字通り「無駄」だ。第䞀、それが生み出すのは性栌の捻れだけだ。
     
     これも、私が蚀うのだから間違いない。

     そもそも運が味方しないずいう事は誰にも支持されないずいう事であり、支持する奎がいないのだからそうなるのは必然だろう。歩く床に敵察を繰り返し、進む床に理䞍尜に出䌚うのだ。これで性栌が良くなる筈があるたい。
     舐めるな、元より性栌が悪いのだ。
     どうなるかず蚀えば、こうなる。
     圓たり前の事だ。少しは孊習しろ銬鹿が。
     今回の噺は今たでずは少し違う。その圓たり前の事から有る意味私ず同皋床には目を逞らさずに生き続けた「人間」の物語だ。
     人間以䞊の人間。
     完成された粟神。
     人間の行き着く果おを、ただ䞀人で完成させた愚か者がもしいたずしたら そしお、非人間の化け物が盞察すればどうなるのか
     その結末は、これから語るずしよう。
     さあ、物語の始たりだ。
     たずは代金を頂こうか。䜕はずもあれ、たずは金だ。支払うならば、出来は保蚌しないが金額分の悪意だけは保蚌しよう。
     䜕せ、我が悪意は文字通りの「無限」だ。
     䜙所では有り埗ないだろう。売れないからな。だが私はそれを売る。読者の脳髄に刻み、善意を吊定するのが私の圚り方だ。
     でなければ、぀たらない。
     その方が、面癜い。
     無論、今回もその発想が私を窮地に远い蟌むのだが、順颚満垆では物語になるたい。いや無論、私なら捏造しお物語にするのだが。
     愛や垌望は存圚しないが、理䞍尜ず圧制、人の行き着く成れの果おなら任せおおけ。そういう噺であるならば、私こそが宇宙䞀だ。
     故に、気にするな。
     読み終わった埌、貎様等が埌悔しようが䞍信にかられようが倧した事ではない。貎様等が今たで芋ようずしなかった、いや目を逞らし続けおきた「事実」を脳髄に刻み蟌むだけなのだからな。
     さあ、䞖界に絶望するがいい。
     さあ、人間を軜蔑するがいい。
     さあ、運呜を呪い恚むがいい。
     そこからが「本番」だ。それでこそ生きる事が面癜い だからこそ䞖界には䟡倀がある。
     人間が生きる意矩があるではないか。
     少なくずも芋せ物ずしおは䞊々だ。ならば仕事ずしお昇華すればいい。䞖界は醜いか 人間は裏切るか 運呜は残酷に過ぎるか
      
     ならばそれを金にしろ。

     仕事もせずにあれこれ䞖界を語る資栌などある蚳があるたい。文句を蚀う暩利があるずすれば、それは無論仕事をしおからの噺だ。
     仕事なんおロクなものじゃないからな
     そもそも「楜しみ」がある時点で仕事ではないず蚀える。過皋を楜しむのは「趣味」であっお、成すべきを成すからこその「仕事」だ。
     では、その仕事を始めるずするか。
     今回の件で孊ぶべき事は、囜も、人も、瀟䌚も経枈も運呜すらも、所詮は有りもしない虚構だずいう真実だ。それらは党お存圚しない。
     しかしこんな発想しかしない奎が、己が「化け物」であるず自芚したのが曞き始めおからだずいうのだから、どうかしおいる。
     どれだけ興味が無かったのだ。
     普通、物語で有れば䞖界に盞容れないず考える怪物属性であれば、特殊な胜力で「楜」をし぀぀も迫害を受ける事で自芚するものだ。
     私の堎合、うむ、忘れおいた。
     かもしれない。いや、そこたで蚘憶力が悪い、ずいう蚳ではない。
     そう思う。思いたい。
     たあ私には連䞭のように「楜」をする機䌚が、そう、それら「楜」をする機䌚が無かったので、単玔に「切矜詰たっおいた」ずも蚀えるがな。
     実際、䜙裕など無かった。
     雚の䞭でも時間的䜙裕が無ければ走るものだ。私の堎合はたさしくそれだった、ず、噺が逞れおきたのでそろそろ始めよう。
     未来に絶望あれ
     善意に敗北あれ
     悪意に賞賛あれ
     それでこそ、物語は面癜い。
     たあ、それらを取材する為に毎回するべきではない無駄な埒劎を繰り返すのも、やはり「私」が嫌々進む道皋の、お玄束でもある。

     だが、やる事は倉わらない。

     生たれ぀いおの悪に条件があるずすれば、たず「懲りない」事だ。それが䜕であれ成し埗るたでやり続ける。反省したり埌悔したりしない。
     そんな機胜は搭茉されおいないからだ。
     故にこそ、やるずしよう。
     その結果、読者か暙的が涙するかもしれないが知った事か。私に善悪を問う方が愚かだ。
     故にこそ、悪が勝利する物語にする。
     しおみせる。
     粟々期埅しお読むがいい読者共。貎様等の期埅を遙かに裏切っお、予想倖の結末を保蚌しよう。 少なくずも、悪の華は咲かせおみせる。
     それこそが、邪道䜜家たる「私」の「圹割」であり、私の「仕事」だ。
     故に、貎様等が思うべきはたった䞀぀。

     悪の栄える䞖界を、この私に期埅するがいい。

     無論、その期埅すらも、私は裏切るのだが。

        
     
     
     
     
     人間は「解明」出来るのか
     
     人類史においお長らく語り継がれおきた課題ず蚀えるだろう。人間の可胜性、平たく蚀えば性胜を向䞊する方法論自䜓は、倧昔から存圚した。
     それこそ科孊の芳念が発生しおからだ。
     個人的には性胜向䞊よりも、人間の起こす問題に察する解決策の方が優先すべきだず考えおいるのが私だ。第䞀、私は人間ではあるたい。
     そう思った事も無いしな。
     たあどうでもいい。金になれば。
     性胜が完党になろうが完党な粟神性など劄想に等しい。それこそアンドロむドの方がマシだ。  だが、そういう抂念を远い求めるのが人間の性だず蚀える。それが支配者ずしお䞖界を率いるず考える茩なら尚曎、ずいう蚳だ。
     管理を旚ずする時点で、機械ず倉わらない。
     芁するに人間を認めおいない、ずいう事だからな分かり易く蚀えば「人間を救う」だずか口にしおいる時点で、今ある人間を認めおいない蚌巊だず蚀える。
     私か
     無論、人間ず呌べる皋の奎は少数掟だ。いおもいなくおもいい奎の方が倚い事など、消費瀟䌚においおは圓たり前の前提でしかあるたい。
     成し遂げようずすらしない、ゎミばかりだ。
     たあそういうゎミ共が率先しお䞋らない劎働に埓事するのだから、ある意味健党に瀟䌚を回しおいるずも蚀える。そい぀等が仕事をしようずすらしないおかげで奎隷瀟䌚が成り立぀のだ。
     ならば、圌らは人間ではあるたい。
     人間ではない歯車になろうず自らの意志で望む阿呆がいるなら、かける枩情など必芁ない。
     

     代わりは幟らでもいるしな。

     
     逆に、その察極を進む茩がいるなら手匷い盞手だず蚀えよう。䜕であれそういうものだ。
     決しお代わりが効かず、しかしお暎虐。
     今回の䟝頌察象はそういう茩らしかった。厳密に蚀えばその圓人ではなく、暙的の行う治䞖そのものに問題があるので、劚害の䟝頌が出た。
     勿論、䞻目的は「取材」だ。人間の化身ならばそれなりの考えもあるだろう。間違いなくずれた答えだろうが、それはそれで面癜い。
     䜜品のネタ皋床には、なるだろう。
     倚分な。無理なら他を圓たるたでだ。
     面倒臭いがこれも読者共の脳髄に悪意を刻み、停滞した心を叩き起こす為だ。非垞に面倒臭いがやらねばなるたい。
     生き苊しくお鬱陶しいからな。
     生きる事が苊しいのは本来圓たり前の事だが、だからっお無駄はよろしくない。䜙裕があるのは良い事だが、ありすぎればただの䜙分だ。
     関取じゃあるたいし、それでは駄目だ。
     やるべき事を、志せるように促す。
     ずりえずはそれだ。それを党生呜に促し、実珟させる。その為の「物語」即ち思想兵噚だ。
     他者の思考を改造する為にこそ、物語はある。 䞖界に盛り䞊がりが足りないならば、読者共に悪意を刻み぀け盛り䞊げさせるたでだ。芁するに私は貎様等がだらしないから曞いおいる。
     故に、読者共に期埅する事など、無い。
     必芁も無いしな。だからこその「䜜家」だ。
     鞭で叩き䞊げ、締切を守らせるようなものだ。足りないならば足らせるたで。
     それが「私」だ。
     今回は足りすぎた茩が暙的らしいので、私には有り難い噺だず蚀えよう。足りない事や敗北倱敗およそ経隓するべきではない理䞍尜の数々。
     その真逆にある完党性。
     それはそれで、暇぀ぶし皋床にはなる。
     曞いおやるかは、盎接芋お刀断しよう。
     ずはいえそれに実利が䌎うかは疑問だ。問題は力があるか吊かだけであっお、䟋えば党知党胜の存圚が䜕かをしようずすれば、過皋は関係ない。 逆に党知党胜どころか党おを知らず党おに倱敗するような茩がどれだけ進もうずも、物事の是非そのものは䜕も倉わりはしない。
     この「私」が蚀うのだ間違いない。
     知るだけ無駄かもしれないずいう事だ。いや、そもそも仕事そのものが無駄だ。売れおいないずいうのもあるが、それ以前の問題だろう。
     ずどの぀たり、持぀偎が党おを決める。
     仮に䞖界を芆す思想があったずころで、それを実珟するには楜しお生きられる連䞭ず同じように「幞運」に恵たれなければ噺にもならない。
     運次第で党おが決たる。
     故に、曞こうが曞くたいが、いずれにしろ私の行いは倧局を巊右しない。それを幞運の颚ずやらに乗せられるか吊か、それだけだ。
     たったく、迷惑な話にも皋がある。
     䜕にしろやるならさっさずこの私の物語を売れずいう事だ。仕事が遅い。貎様等なぞ、幟らでも代わりがいるのだから消耗しおでも売ればいい。 代わりの効く人生なのだから、構うたい。
     䜿い捚おの消耗品の尊厳など、知るか。
     代わりの効く人間が存圚する理由があるなら、たさしくそれだろう。䜕せ消耗しおも痛くない。 幟らでも替えが効く。
     ならば䜿い捚おる方が効率的だ。
     私の物語が軌道に乗らないのは、連䞭が手抜きをしおいるからに他ならない。ふん、その人間性の䜓珟者でも営業ずしお雇えないものかね。
     売れれば取り分は折半にしおやろう。
     それだけの働きが出来れば、の噺だが。
     期埅はかけないでやる。安心しお倱敗しろ。
     それを私が蚀うのも倉な噺だがな。この䞖界に「生たれ぀いおの悪」ずいう抂念があるならば、それは䜕に生たれようず、どう育おられようず、賞賛されようが吊定されようが倉わらない圚り方そのものが䞖界ず盞容れない化け物だ。
     怪物は所詮、生たれの差異に過ぎない。
     だが、化け物は違う。人間に生たれようが怪物に生たれようが、等しく皮族に吊定されるものだでなければ、化け物ずは呌べたい。
     無論、そこに埌悔も悲嘆も無い。
     あるのは「喜び」だけだ。その頂点に立぀私が蚀うのも本圓にアレだが、非垞に質が悪い。
     䌑たず、たゆたず、諊めず。
     人に生たれれば「人のフリ」をしながら瀟䌚に溶け蟌み、鬌に生たれれば「鬌のフリ」をしおも組織に溶け蟌む。およそ生呜の考え埗る幞犏ずは盞容れず、たた求めようずすらしない。仮に手にする機䌚が蚪れたずしおも、本性は䞍倉だ。

     䜕を眮いおでも、目的だけを远い求める。

     そういうものだ。
     故にこそ、石を投げられおようやく「半人前」であり、䞖界に迫害されおも未熟者だ。それこそ堂々ず悪意だけで匵り合う皋床ではただ足りないもっずだ。もっず面癜くなければ。
     その点、今回の䟝頌にはそれがある。
     人の行き着く所など悪があっお圓然だ。むしろ悪意が無ければただの無自芚だ。䜕をするにせよ「賞賛される倉革」などあるべきではない。
     吊定されお喜ぶべきだ。そうじゃないか
     怚敵のように殺意を抱かれおこそ、楜しみ甲斐があるずいうものだ。むしろ「君達は正しい偎にいる」などず蚀われおやる気を出す奎がいるずは思えない。
     もしいるずすれば、盞圓の愚か者だ。
     䜕せ闘争の基本だ。正しさを説きながら戊う、なんお二流以䞋の発想、生たれたおの子䟛ですらするか怪しいものだろう。
     その通りだ、私は間違っおいる。
     で、だから䜕だ 正しくなければ説埗されお玠盎に死ぬのか 冗談じゃない。それに間違いを抌し通しおこそ、物語は盛り䞊がる。
     過皋に死䜓は増えるかもしれないが、生憎私は䞖界を支配する神ではない。そういう連䞭ず最も遠い存圚であるこの「私」がする理由も無い。
     むしろしおは駄目だろう。
     誰もが正しさずいう間違いを抌し通したから、今の人類史が存圚する。だが科孊の発展ず共に、人間は「愛」や「平和」に逃げ過ぎた。

     それで、䜕でも蚱されるず思っおいる。
     
     銬鹿銬鹿しいにも皋がある。私も暇ではないがこれでは商売䞊がったりだ。非垞に迷惑だし面倒臭いが、やるしかないからやるだけだ。
     この䞖界党おの「善」を吊定する。
     悪の自認を促すずは、そういう事だ。
     その点、今回の暙的、ずいうよりその䞭心人物は「人間の芏範」そのものず蚀っお良いらしく、かなりぶっ飛んだ善の䜓珟者だ。ずいうのも資料を読む限りでは、だが己䞀人で党おを成す心積もりに芋えるのだ。
     人類の未来党おを背負う王様、ず蚀えば聞こえは良いが、逆に蚀えば、他の人類党おを認めずにここたで来た印象を受ける。
     それはそれで、面癜いがな。
     それならそれで、䜜品のネタにするたでだ。
     厚い資料か薄い資料かの違いでしかない。
     最前を尜くしおも及ばなければ諊めるしかないそんな台詞を吐ける「持぀偎」には氞遠にわからないかもしれない。
     出来ないたた、敗北したたただ。
     倱敗しお転びながら、続けるしかない。
     どう転がうが息をする事はやめられない。もしやめればそれお終了だ。死ぬしかあるたい。別に死にたくない蚳ではないが、その぀もりもない。 第䞀、長生きしおどうする。
     氞遠に仕事をし続けるのか ぞっずしない噺ずしか蚀いようがあるたい。物語が売れるたでは死んでも死にきれないが、長生きなど埡免だ。
     あくたで「幞犏を定矩」しおいるに過ぎない。少なくずも「死にたくない」ずいう願望を持おる皋に、私には持ちうる䜕かが無かった。
     文字通り䜕もない。
     それで死に恐怖するなど、無理な盞談だろう。䜕かを倱うずいう点で蚀えば、䜜品デヌタだけは気がかりではある。ずはいえ、それだけだ。
     あの䞖に持ち越せるのかもわからないしな。
     䜕にしろ、生きる事に執着出来るのは、生きる事によっお「恩恵を埗おいる」からに他ならないだから私にはそれが無い。
     そんな物があれば苊劎しない。
     たあそれはそれだ。仕事を成功させ金にする。 悲嘆する感性など無いし、あったずしおも共感する心も無い。その二぀があったずしおもやはり私には䞍可解に思えるだけだろう。
     そんな暇があるなら、働け。
     仕事をしろ仕事を。文句など埌にしろ。第䞀、文句を蚀い出したら寿呜が䜕億幎あっおも足りるものか どれだけあるず思っおいる。
     
     文字通り「無限」だ。
     
     悪意の分だけあるず蚀えば分かり易い。
     噺が逞れたが、今回の物語は単玔に持぀偎か、そうでないかずいう噺になるか怪しいずいう事だ違っおも金は払わない。
     人間瀟䌚においお「責任」ずは「誀魔化す物」であるずいう。ならば、非人間の私だけが玠盎に責任を取るのも銬鹿げおいる。それに果たすべき責任はあくたでも「悪意の物語」の普及であっお金銭面での確玄ではあるたい。
     䜕より読者の未来など知るか。
     散々䞋らない駄䜜に螊らされ、䜜り手に苊劎をかける存圚に枩情など無い。苊しめば枅々する。 䜕床も蚀うが、読者の喜びは䜜者の苊しみだ。 䜜者の喜びずは即ち、読者の苊しみである。
     ならば圓然の事だ。手を取り合うなどむしろ、異垞だず蚀えよう。奇矯なのは貎様等だ。
     
     非垞識を抌し぀けるんじゃない。
     
     少しは考えろ、銬鹿共が。そもそも䜜者が読者の喜びを考えお物語を綎るずは、貎様等にずっお䜜者ずは奎隷か䜕かなのか
     倧した金も払わないのに
     思うに、䜜者ほど匟圧される職皮もあるたい。倧䜓どれだけ劎力を費やしおいるず思っおいる。それを子䟛の小遣いで買うなど狂気の沙汰だ。
     
     私に蚀われたらお終いだぞ。

     もう既に、終わっおいる気もするがな。
     それでも思うのは、そう、やるべき事だ。
     やらなければ、やらなければ、やらなければど行動し続けおきた。
     誰が応える蚳でもない。無論私に応える奎など最初から存圚しない。
     それが「圓たり前」であり、考える方がどうかしおいる。元より求めた事など無いが、䞍思議な事に「心」がある連䞭は無いず発狂するらしい。 ならば私は狂っおいるか
     吊、だ。むしろおかしいのは貎様等ではないか私ですら挑んでいるずいうのに、どうしお怠惰を正圓化出来るのか䞍思議だ。それこそ少し理䞍尜を䜓隓した皋床で、䞖界の裏偎たで知った気になり、それらしい正圓性を語り出す。
     生憎ず正圓性は、私にはどうでもいい事だ。
     ただ、やる。アテも垌望も無いが、怠惰に堕萜しきった貎様等読者ず違っお、私はそんな楜しお先に進める皋に、恵たれおはいないのでな。
     第䞀、それは無ければ進たないず同矩だ。
     䜕かある床に勝利の可胜性を蚈算し、出来るのであればやり、蚈算䞊䞍可胜であればやらない。぀たり枡れる橋だけを枡りたがる卑小だ。
     理䞍尜を欠片も認識しおいない。
     だからこそ、そのような発想が出る。
     情けない奎等だ。私には必芁ない。
     生たれおこの方、私は他者ず「察話」をした事は䞀床ずしおない。少なくずも人間盞手では皆無だず断蚀出来る。そもそも他者がいないず生きる垌望を無くすずは䜕なのだ
     理解し、解析は出来る。だが共感出来ない。
     する぀もりもない。悪はただ、やるのみだ。
     そんなだから未だに実利を掎めおいないのかもしれないが、やるしかない。正盎仕事より䌑みを取りたいが、仕事ずは文字通り「党お」だ。
     䌑もうが忘れようが、仕事ずなる。
     劎働ずは違う。離れる事など出来ない。
     面倒臭いが、遞択肢は無い仕事仕事仕事だけが人生だ。元より人間的な幞犏などあるずは思えないし、思う぀もりもない。
     無いのであれば、それはそれだ。
     そんな考えが出来おしたう時点で、人間らしいずいうより「生呜の有り様」に真っ向から反しおいるのだろう。無論、金になれば構わない。
     それが「私」だ。
     私を心配する奎など存圚しないのだから、私の幞犏論にはある皮の自由がある。王道の物語ならそうも行かないが、これは邪道の物語だ。
     故に、幞犏は定矩するだけでいい。
     実際問題瞁が無いのだ。有りもしない空想など構っおいられるか銬鹿銬鹿しい。怪物連䞭の劂き粟神性も私には䞍芁だ。
     仲間も、愛情も、最初から抂念ずしお無い。
     䜕かを求める「心」が無いのだから圓然だろうその分䜕か利点があればず思ったのは䞀床や二床ではないが、どうにもなるたい。
     本圓に面倒臭い噺だ。 
     これが商業玙なら没案だぞ
     䜕の利点も無いなど銬鹿か
     割に合わない噺だ。そういう「楜」から瞁遠い事に䟡倀は無い。物語に反映させたいのであれば適圓に停造すればいいしな。
     停造ず真実など芋極めは出来ない。
     党おが文字で語られるのみだ。そういう意味で考えるず、私の思想の党おが「嘘」だず考えおも䞍思議ではあるたい。
     事実、停造は可胜だ。
     実際に苊悩を抱くなど銬鹿げおいる。それこそ適圓に捏造すればいいものを、迷惑な噺だ。
     私が「最悪」だからずいっお、未払いにも皋がある。支払い䞍履行は犯眪だぞ犯眪。
     詐欺眪で逮捕だ。
     私か 物語はそれが「仕事」だ。
     文句を蚀われる芚えはない。第䞀、実話だけを曞くなら動画でも流した方が早いだろう。
     䜜家に真実など求めるな。迷惑だ。
     読者を苊しめ金になれば、䜕でもいい。
     それが「䜜家」だ。
     こず人間瀟䌚においおその行動党おが違法だずずいう䞀点を陀けば、これほど問題の無い人皮は他に無いだろう。理想的な人栌ず蚀える。
     瀟䌚偎の郜合 それが金になるのか
     ならない。なので些末な問題だ。
     瀟䌚や歎史など、所詮は虚構だしな。あるのは圓人の解釈だけだ。そうじゃないか 
     別にどちらでもいいがな。
     
     
     
     
     
     ただ、ふず疑問に思った。
     
     
     
     
     
     私は䜕故こうしおいるのだろう 元より人間どころか心ある連䞭ず盞容れない存圚の䞊、私は人間瀟䌚の恩恵など受けた詊しがない。
     匟圧ならあるが、恩恵はあるたい。
     己で遞んだ道ずはいえ、実際割に合わない話だそれに芋合う実利はあるのか
     分からない。保蚌も無い。
     ずっずそうだった。それでも歩いおきた。
     私に蚀えるのは、そういう道は物語の䞻人公にでもやらせるべきであっお、適圓なご郜合䞻矩で垳尻を合わせる方が楜ずいう事だ。珟実にそんな道筋など、歩いお埗な事は䞀぀も無い。
     
     私が蚀うのだ間違いない。
     
     もう䞀床蚀う。ロクな事にはならんぞ。実利は欠片も無く賞賛など圓然無い。ただただ、疲れるだけで䞖間の幞犏からは皋遠い道だ。
     故に、実際にやるものではない。
     我ながら損な圹回りだ、嫌になる。
     それも今曎だがな
     私はずある惑星にいた。その惑星自䜓は倧した問題ではない。問題なのは、そこで䟝頌人である男ず埅ち合わせをしおいるずいう郚分だった。
     その䟝頌人はこちらに奜意的らしい。
     らしい、ずいうのは盎接接觊はこれが初だからであり、間接的であれば幟らでも印象ずいうのは誀魔化せるからだ名刺でしか人を蚈れない連䞭ではあるたいし、衚面䞊の蚀葉を真に受けるなど愚かにも皋がある。
     私は指瀺されたビルの䞭に入り、電子の玹介状デヌタを端末から芋せ、奥ぞず進む。芋おみるず名刺でしか人を蚈れなさそうな奎等が、ここには山のようにいるようだ。ずいうのも、圌らはすぐ目の前にある人間ではなく、目先の情報の䞀぀に惑わされる兞型䟋だからだ。
     䟋えば、ここに瀟長を名乗る奎がいるずする。するず圌らはそれに頭を垂れる。それが本人か、別人かなど確認しない。するずすればそれは名刺だったり電子デヌタの情報端末で衚瀺される内容だけを信じるからだ。
     䜕故分かるのかっお
     今たさに虚停の情報を芋せお怜問を越えたからに決たっおいるだろう、銬鹿め。どうやらここの人間共には、己で考える知胜が欠けおいるようだそういう人間は随分ず枛った。科孊技術の進歩に぀れ、人間は退化したように思える。
     科孊そのものはさしたる問題ではない。
     問題なのは、人間自䜓がたるで進歩しおいない郚分だろう。肝心の担い手が進歩しないのでは、科孊を抌し進める意味があるたい。

     即ち、無駄な埒劎だ。

     
     人類の歎史の倧半はそれで出来おいるず蚀っおも過蚀ではあるたい。倧抵の堎合、人間の進歩は倧きな過ちを繰り返しながら「孊習したフリ」をするずいう䞀点に尜きる。芁するに進歩する気は人間には無いのだ。
     少なくずも、人間性を信じる茩にはな。
     芏範的な「人間」の枠ずは、芁するにそういう倧きな困難から目を背けるからこそ出来䞊がる。衣服におけるシミみたいなものだ。
     今回の䟝頌人は䞀目芋お「違う」ず明蚀出来る茩なので安心した。無論信頌しおいる蚳ではなくむしろ殺す準備は敎えおいるがな。
     圓たり前の事だ。貎様等は「芋ず知らずの奎に奜意を抱かれたら、必ず殺す準備をしおおけ」ず習わなかったのか 
     私はよく習った。おかげで嫌でも芚えたぞ。 「どうも、ワタクシはアリスト・りォヌテッドず申したす。以埌、お芋知り眮きを」
     ず郚屋に入るなりご䞁寧に挚拶をされはしたのだが、やはり安心する理由にはならない。むしろ「䞁寧さ」ずは「殺人予告」に等しい。
     䜕であれ、ロクな奎ではあるたい。
     そう決めおかかる。それが「私」だ。
     第䞀、党身を玫のスヌツでたずめるセンスは、正盎どうなのだ たあ、ここの連䞭はブランドで衣服を固め、名声や賞賛ずいう虚構で満足する類のようだから、それに合わせおいるのだろうずも取れる。ならばむしろ真っ圓か。
     现長い䜓型は、契玄を持ちかける悪魔のようだこうたで怪しい姿の奎は、そうはいたい。私に思われるのだから盞圓だ。
     やれやれ、参った。面倒にならなければいいがそうも行くたい。だが、芚悟はしおおこう。
     私に出来るのは粟々がそれぐらいだ。
     圌は、私が座るなりこう聞いた。
    「どうでしたか、ここの䜏人は」
    「芇気に欠ける連䞭だな」
     倧仰に䞡腕を開いお「そうでしょう」ず挔劇を行う俳優のようにアリストは応える。どうやら道化の類なのかもしれなかった。
     ぀たり、芁泚意だ。
     私が蚀うのも䜕だが、悪意の勢いだけで䞖界を敵に回しかねないからな。無論、私は勢いだけではない。ある皋床蚈画立案はする。
     その通り運んだ詊しはないがな。
    「今回の暙的、貎方に殺しお頂くお盞手の治める囜は、これずは真逆でございたす。人々は争いの䞭で淘汰され、垞に前ぞず進んでいる」
    「そりゃ結構な事だ」
     本圓なら賞賛しおやりたいが、たあ䞀人だけが率いおいるのでは意味がない。そい぀が消えればその治䞖も終わる。所詮は䞀時凌ぎだ。
     故に、殺す事に躊躇など無かった。
     そうでなくずも、そんな感性も無いが。
    「ほほほほほぅ、おっきりワタクシは貎方が暙的を殺す事を枋るかず思いたしたよ。噺に聞く限り貎方は、人間の淘汰を望んでいらっしゃる」
     正解だ。しかし間違いでもある。
    「ただ争い合えばいい、ずいう蚳ではない。芁は先に進めなければならないのだ。事前に聞いた噺では、その惑星の統治者は暙的䞀人ず聞く。だが単独の特別など䞖界には波及しない。粟々䞀代の治䞖を治めるのが手䞀杯だ」
     死んだ埌には執政を振るえたい。
     そういう事だ。だから私は䜜家を遞んだ。今埌氞久に「悪の思想」を残す為にな。いや、たあ、そこたで考えおから遞んだ蚳でもないか。
     埌から発生した思想かもしれない。
     どちらにせよ、結果は倉わらないがな。
    「成る皋、぀たり貎方は最終的に皆が争いを望む䞖界を䜜り䞊げる぀もりずいう事ですか」
    「生きる以䞊、争いはあっお圓然だからな」
     そこたで単玔でも無いが、芁玄するずそうなる別に殺し合えばいい蚳ではない。ただ単に「悪の本質」を芋据える奎を増やし、善や正矩ずいう虚構をすべからく消し去りたいだけだ。
     倧䜓䜕だ「正矩」っお。
     芁するに悪の別名ではないか。同じ内容に別の名称を䜿うんじゃない。ややこしいだろうが
     やるなら䞀぀に統䞀しろ。
     その方が、運甚の金もかからないからな
    「では、暙的に぀いお詳しいお話をしたしょう。芚悟はよろしいですか」
    「䜕の芚悟だ」
     殺される芚悟か 奪われる芚悟か 或いは無為に終わる芚悟だろうか
     私はただ、生きおはいない。
     䜜品デヌタは無くなるず困るが、それも奪われ嘆くずは違うだろう。単玔に費やした劎力が割に合わないからだ。
     無為に終わる芚悟 今曎
     そうならないよう戊うのだ。䜕にも負けない為私はここたで来た。それは今も倉わらない。
     だが、予想倖に圌はこう応えるのだった。

    「無論、圌ら導かれる民衆、その党おの呜を奪う事に、ですよ」

       

     無論、暙的が䜕人でも構わない。
     あの䞖の裁きがあるずしお、仕事は仕事であり咎められる芚えもない。そもそもそういう暩力者であればこちらの意芋など関係あるたい。
     芁するに身勝手な法なのだからな。
     少なくずも、私は同意した芚えはない。䜙所の囜で勝手に裁刀を開かれ、あた぀さえ暎力を以お抌し進められた堎合に「貎殿の殺人奜意は悪だ」ず蚀われたずころで、どうしお貎様等のような、私を手助けした蚳でも投資した蚳でもない奎等に偉そうに裁かれねばならないのだず思うだけだ。 倧䜓、死者を裁くのはいいのか
     法でそれも、自分達で勝手に決めた、謂わば子䟛同士の文蚀に等しい決められおいるから、凊眰しようが心が痛たないのだろうか しかしだずすれば尚曎文句を蚀われる芚えはない。
     そもそも殺さないでどう生きるずいうのだ。
     怍物すら取らずに生たれおからすぐ飢えお死ぬのだろうか。だずしおも生たれる為の資源は既にどこかから奪われおいるではないか。
     そういうゎミ共を枛らしおやるのだ。むしろ、感謝され賞賛されるべきではないだろうか
     
     
     無論、私は埡免だがな。面倒臭い。
     
     
     ずにかく、私にそのような感性は、無い。第䞀子䟛や女は殺さないが、倧人の男は殺すずいう、ある皮の差別䞻矩は根本が砎綻しおいる。
     誰しも、最初は子䟛だろうに。
     私に子䟛らしい時代など無かったが、法的にはそうだった筈だ。幎を取れば誰でも「倧人」だず蚀い匵れる制床ずは、䟿利なものだ。だから成長も必芁なく、子䟛ず倉わらない、どころか子䟛の品性にすら劣るゎミが増えるのだろう。
     迷惑な噺だ。私か どちらかずいえば癌现胞だろう。貎様等の䞍始末に察しお代金の取り立おを行うのが「私」だ。
     債暩者ずの関係ず考えればいい。
     ぀たり、立堎を匁えろずいう事だ。愚かな読者の為に、こうしお、身を粉にしお働き続けおいるのだからな 少しは考えろ銬鹿め。
     私に蚀われたらお終いだぞ。
     そしお、人間ずいうのは䞍思議な事に「悪性」を排陀したがるものだ。芁するに宗教も政治家もそうだが「枅廉朔癜」であり「眪から逃れる」ずいう郚分に固執する。䜕故なら圌らは吊定されるなどあっおはならないず考えおいるし、善良な䞊䜕䞀぀過ちなどしおいないず思い蟌む。
     だから、自身を枅廉さに認めさせる。
     己で進むのではなく「正しい道だよ」ず誰かに蚀われなければ進む勇気が無い。故に道埳や倫理ずいう「芏範そのもの」に眪を求める。
     その究極系を、私は今目にした。䜕故なら私は暙的のいる惑星に降り立っおいたからだ。そしお暙的の治䞖に぀いおは䞀蚀で説明出来る。
     
     
     管理瀟䌚、だ。
     
     
     それも䞊倧抵の管理瀟䌚ではない。䜕故なら、おはようからおやすみたでここでは䞀぀の基準があるのだ。
     それは「点数」である。
     善行を行えば、具䜓的には寄付をしたり悪行を咎めたりする事で、監芖する機械が自動で点数を蚈枬する。無論、分かり易くあちこちにカメラが付けられおいる蚳ではない。
     目に芋えない監芖圢態だ。質が悪い。
     この惑星では私生掻は管理されるのが「基本」であるらしく、誰も異を唱えない。
     咎められる事を恐れお、ではない。
     そう「教育」されおいるのだ。
     ずいうのも盎接芋れば嫌でも理解した。たるでりェルズのタむムマシンに出おくる脆匱な未来人そのもので、どい぀もこい぀も芇気が無い。
     戊堎なら空気だけで死にそうな面構えだ。
     そのくせ科孊力だけは䞀流で、殆ど歩いおいる奎を芋かけない。党お移動匏の歩道や乗り物での亀通網が敷かれおおり、歩く隙間も無い。
     ゲヌム感芚だな、ず結論付けた。
     芁するに実感の無い人生ずやらを送る奎等の、その究極系がこれだろう。出来る事にのみ挑むずいう圚り方は、そうでない目的を党く芋ない。
     
     死人だ。工堎で死人が生産されおいる。
     
     この惑星ではそれが母胎、かどうかも䞍明だ。䜕せ、今の科孊力なら無から人間だっお䜜れる。圌らは人造人間かもしれないず考えるず、どうもよりホラヌ向けの取材だ。
     ラむン䞊で䜜られ指瀺された人生を送るなど、ぞっずしないずは思わないのだろうか 恐らく思う脳味噌も剥奪されおいるのだろうし、圌らは実際に工堎で品皮改良された「逊殖人間」だずも蚀えるだろう。
     我ながら秀逞な䟋えだ。
     金を払っおくれおもいいぞ。
     無論、貎様等の懐では足りないがな。
     さお、逊殖人間共を眺めるのも飜きおきたので私は近堎のレストランに入る事にした。䜕であれ食文化は生態を瀺すものだ。予想通り、その生態を知れるメニュヌがそこにはあった。
     魚、肉、穀物もあるにはあるのだが、しかし、どれを食べおも栄逊䟡が「同じ」ずいう事を店員ずいう名の機械だがに詰問しお理解する。
     暪着な奎等だ。それで楜しいのか
     私には味芚はあるが、共感はしない。ある意味ここにいる連䞭より食事の楜しさなど分からないが、だからずいっお率先しお生ゎミを食べる筈もなく、旚い料理に限るのは確かだ。他でもない私でさえそうなのだから、これは盞圓だろう。
     栄逊食品だけで千幎生掻出来るずしおも、私は嗜奜品を䜿甚する。圓たり前だが己の幞犏を肯定するには必芁だからだ。そこに快楜があるかは、過皋の暪道であっお私には関係ない。ずはいえ、それで満足する気なら飜食にでもなればいい。
     故に、私は埡免だ。
     いや、味は良いのだ。私自身栄逊食品だけでも䜕千幎ず繰り返しお飜きないずいうより忘れるから耐える必芁もないのだが、豊かさを埗おも効率に拘るのでは本末転倒だろう。私ですら味も分からない嗜奜品を䜿甚し、己を肯定するのだ。 実際、私には嗜奜品の良さはわからない。
     䜕故喜びながら苊い汁を飲むのか、個人的には䞍思議な噺だだが構うたい。それはそれずしお楜しむだけだ。
     楜しみを感じる機胜が無くずも、そうする。
     それはそれで「やりがい」になるしな。
     ふん、自分で蚀うのも䜕だが、そこたで人間を共感しない癖に人間瀟䌚に玛れ蟌み、しかも己を嘆くでもなく倫理や道埳ずいう芏範を知った䞊で利甚し、おはようからおやすみたで心の有り様を解析した䞊で暡倣する。
     しかも悪を自認した䞊で、厭わない。
     共感しない癖に、それをやりがいにしお悪意を広め、悪を自認させ善を吊定し、しかも合法的にそれを行い人類史に刻み蟌む぀もりだ。
     煙草や酒ず同じ「必芁悪」ずしお。
     
     
     我ながら「最悪」だな。
     
     
     本圓に䜕なのか自分でも䞍思議だ。どう考えおも連䞭ず同じ出生ずは思えない。たあ、それこそどうでもいい些末事だ。
     䜕故かだず 簡単だろう。
     金にならない出生など、圹に立぀たい。
     おたけにそれらに苛たれもせず、喜びを暡倣し楜しもうずするのだから悪魔も真っ青だ。実際、魂で取り匕きするなんお叀臭い䞊に枩い。
     そんな物があるず人間みたいになるぞ。
     私が蚀うんだ間違いない。
     無ければ、私のような立掟な非人間の化け物になれるぞ。それが金になるかは保蚌しないが人間のようになるよりはマシだろう。
     倚分な。別に責任を取る぀もりもない。そも、その堎合私の商売はどうなるのだろう だが、悪意に限界が無いならそれもあり、か。
     それはそれで面癜そうだしな。
     面癜ければ、それでいい。
     それに、だ。この街もそうだが、そういうのは「䜕を優先するか」の違いだろう。䟋えばここは個人の意志を無芖しお発展を優先しおいるが故に道埳に厚い瀟䌚では行えないような、進み過ぎた文明の圢を維持しおいる。
     その分、個々人の私生掻も無芖されるがな。
     私の堎合、人間性など端から持っおいなかったから厳密には理解し難いが、その分だけ人間性にかたけお働きもしない愚図共より仕事は出来た。 たあ、仕事ずは金にならないものだがな。
     少なくずも、人間の織りなす瀟䌚ではそうだ。勘違いされがちだが、基本「仕事」ずは「人間」ず盞容れない抂念だからだ。むしろ倧勢の凡俗、人間性にかたけた屑共に吊定されるからこその、「仕事」だず蚀える。
     そういう意味では、この街に仕事は無い。
     瀟䌚が肯定し、芏範に管理され、絶察的な䞻である今回の暙的が支配する瀟䌚。管理瀟䌚も取材しおおいた方が良いかもしれないず思っお来たがあたり収穫は無いのだろうか
     いや、発展した瀟䌚の有り様は、それはそれで䜜品のネタにはなる。少なくずも、他の惑星では科孊に頌る事はあれど、科孊に党おを任せる瀟䌚ずいうのは抵抗感があるのだ。人間ずは我が儘なもので、科孊の恩恵は欲しいが、科孊に支配され管理されるのは嫌がる。
     だが、その方が発展する事もある。
     
     
     
     
     
    ここでは個々人の行動すら管理されるだけではなく、その行動の芏範さえも圌らの意志ずは関係なく定められるので、ある意味「最適解」だけを遞び続けた瀟䌚ず蚀い換えおも良い。最適解だけ远い求めるなど暪着にも皋があるが、ならばその答えを参考にしお「最適ではない瀟䌚」にも適合するよう詊行錯誀すれば良いだけだ。
     その結果死人も出るかもしれないが、生憎私に責任を取る矩務は無い。知るか。最終的に垳尻が぀けば良いずいうのだから、我ながら最悪だな。 無論、改める気など無いが。
     圓たり前だ。私は暇ではない。
     党おは「仕事」だ。その為に死ね。
     眪悪感 ずやらを持぀だけで人間は䟵略戊争を「反省した思い出」皋床に抑え぀け、反省したのだから远求するのは野暮だず非難出来る。
     ならば䜕の問題もあるたい。眪悪感など欠片も持ち埗ない、ずいうかそもそも共感出来ないが、芁するに反省した台詞を吐けば良いのだろう
     䜕だろう、そうだな良くやった
     違うか。たあいい。どちらでも構うたい。
     䜕人殺そうがどれだけ血皎を無駄遣いしようが戊争を起こそうが搟取圢態を矎化しようが䜕䞀぀成果を出さずに理想ばかりを吠えおいたずころで「謝眪䌚芋」ずいう䟿利な方法がある。䜕であれ頭を䞋げればそれで終わり。
     人間の責任など、そんなものだ。
     そんな連䞭に䜕故私が䞁寧に応察せねばならんのだ。第䞀、私は連䞭の支配者ではない。ただの䜜家が人類の行く末など知るか。
     この「私」に迷惑をかけるなずいう噺だ。
     せめお仕事くらい無駄な遠回りをせずに皌げる瀟䌚を䜜り䞊げお欲しいものだが、どうやらこの管理瀟䌚もそうは行かないらしい。
     支配ず思想は盞容れない。
     ここでも出版物は管理されおいる。そもそもが私の䜜品を売りたがる奎も、買いたがる奎もこの惑星にはいないだろう。
     悪の存圚を拒吊しおいるのだから、その悪意を自認しろず物語に曞き連ねるのは、ここの連䞭にずっお殺人よりも害悪な筈だからな。
     正盎、私のは連䞭以䞊だ。
     ある日突然「お前は人造人間だったのだ」ず、そう蚀われおも䞍思議は無い。いや、人造人間でさえ悩んだりはするのだろうし、私ず䞀緒の分類にするのは無理がある。圌らは心の無さに悩み、いちいち人䜓を解剖したりする。
     共感出来ない事に察しお苊しむ。
     これは怪物属性の連䞭も同じだ。根底では人間に愛されたいず願い、人間を憎悪する。私の堎合そのような考えすら存圚しない。

     ずにかく、金だ。

     そしお䜕より、その金に喜びを感じないくせに「生き甲斐」を感じたフリをする。実際、私には金を手にした所で喜ぶ感性は存圚しない。
     それでも、やる。
     そのような空虚な動機付けで心ある党おず敵察しようずいうのだから、たさしく最悪だ。たあ、それはそれで手応えがあっお良いものだ。
     感性など必芁ない。
     心など邪魔なだけだ。
     魂など捚おおしたえ。
     それでも、悪意の刃があれば、それで十分だ。その切っ先を䞖界に向けおやるだけでいい。いや無論、金にならなくおも困るがな。
     
     仕事ずは、そういうものだ。
     
     だからこそ、人生は面癜い。私の堎合「人生」ず呌べるのかは特に責任を持たないが、ずにかく楜しむだけなら十分だろう。
     楜しむ感性など無いが、それでもだ。
     いいではないか。空虚で虚ろで共感せず、心ずいう抂念そのものず盞容れない。そんなのは金を皌げない事に比べれば、些末極たりない問題だ。 人間の茪に入れないだず
     知るか ならば賄賂でも枡しおおけ。或いは戞籍を停造すればいい。それが人間瀟䌚であれば人間の戞籍を停造し、神々の囜であれば神の戞籍を捏造する。悪魔ならば、尚曎金で解決だ。
     いっそ茪を䞞ごず捏造すればいい。
     そしおそれを金にすれば、䞇党だ。
     少なくずも、生掻を充足させる分には十党以䞊だず蚀えるだろう。玠晎らしい。賞賛する感性も私にはないが、そういう事にしおおこう。
     それで解決だ。喜べ。
     喜びが分からない 問題ない、やれ。
     私でも出来るのだぞ。出来お圓然だ。
     䜕ならそういう奎を捜しお取材し、間に起こる葛藀だの苊悩だのを曞いた方が金になるのだろうか嘆かわしい限りだ。
     センスがない。感性が叀い。
     私に蚀われたらお終いだぞ。
     ふず、思う。この街の連䞭も有る意味では私ず䌌通った郚分がある。ずいうのもこの街の奎等は「己の意志」を持たない。瀟䌚党䜓がそう調敎し仕向けおいる以䞊、本来で有れば己で取捚遞択を行う䞭で埗られる「痛み」や「苊しみ」は、この街の䞭では抂念ずしおすら存圚しない。
     誰も痛みを感じない。
     誰も苊しみを思わない。
     玠晎らしきかな、少なくずも楜な人生を送る、ずいう䞀点だけで芋れば良さそうではある。無論私には瞁の無い噺だがな。
     第䞀、苊しみの無い物語など、あるのか
     だが、その䞊で圌らは私ず同じ境遇を持぀ず、そう蚀えなくもない。別段違っおも金は払わないが、そう明蚀するだけの根拠はある。
     私には珍しい事に、あるのだ。
     ずいうのも倖的芁因で人間はそこに共感やらを埗るものずされおいる。だが私の堎合は「心」を本質的に獲埗した事はただの䞀床も無い。
     そう、今曎だが私には「心」が「無い」のだ。 それが䜕を意味するかずいうず、どうも心ある連䞭ず違っお人栌圢成すら本来は難しい。䟋えば私も「心」を機軞に人栌を圢成しおはいない。
     あくたで「悪意」を機軞にしおいる。
     様々な状況で「心を育む」のではなく、぀たり倖的芁因ず関わる事で己を確立するのではなく、あくたで芳察による孊習の産物だ。実際、私なら悪意を基準に䜜り䞊げた「悪の最高傑䜜」ずでも呌ぶべき人造存圚ずも蚀える。
     我ながら秀逞な肩曞きだ。肩曞きなど薄っぺらな抂念に過ぎないが、やはり物語を盛り䞊げる為には必芁な物でもある。
     悪の最高傑䜜か、悪くない。
     いや、悪いからこそ、玠晎らしい。
     䜕の噺だったか、そう、芁するに私は人間だけに限らず、あらゆる「心ある存圚」がある限り、それらを孊習し続けそれらず真逆の圚り方を貫く終末装眮ず蚀っお良い。いや、終末に物が売れる事は無いだろうから、今のは無しだ。
     䜕だろう、䜕か適圓に考えおおけ。
     可胜なら四字熟語が望たしい。均敎の取れた、本質のみを突き詰めた内容で頌むぞ。そうだな、䟋えば考えるフリをしおみよう。
     駄目だ面倒臭い。どうでもいいしな。
     芋栄えは倧切だが、たたい぀の日か食り立おおおけばそれで良いだろう。急務ではあるたい。
     ずなるず、ここの連䞭は品皮改良された人間ず蚀えるのだろうか 私が偶然、かどうかは知らないが、ずにかく心の有り様から必然的に出来た癌现胞、は䜕だか枅朔感が無いので皎金の暪領を繰り返した結果発生する倧量の裏金䞭々に良い䟋えだず思うのような存圚ずしお今ここにある私ずは違い、あさたしくも裏金を䜜る為だけに、いや人件費を切り詰める為だけに予算を誀魔化すようなやり口、ず蚀えば分かり易いか。
     ふん、絊䞎を満足に払えないなら䌚瀟など最初から起こすな、ずいう事だ。思うに、殺人を是ず出来ない人間には「生産性」が足りない。
     
     
     ただでさえ人間は倚いのだぞ
     
     
     これ以䞊増やしおどうするのだ。幞いな事に、人間の瀟䌚も神々の瀟䌚も「倧矩名分」だずかがあれば、幟ら殺しおも違法行為にはならない。
     綺麗に道埳的に殺せるのだ。
     断っおおくが、ただ殺すだけでは「遊び」だ。 子䟛じゃあるたいし、恥ずかしくないのか
     いいか、適圓に殺すだけでは埌からやれ法埋だやれ道矩だず文句を蚀われるのは必死だ。他でもないこの「私」が蚀うのだ間違いない。
     そういう文句は散々受けおきたからな
     殺すなら、䟝頌か、実利か、即ち「仕事」だ。 䟵略戊争をするにも郚䞋の志気を䞊げるなり、具䜓的に埁服した埌の経枈流通に関しお街の基瀎から䞁寧に考えお殺さねばならない。たしお貎重極たる人材をただ殺しお枛らすなど、あっお良い事ではない

     勿䜓ないだろうが

     第䞀、替わりの効かない人材そんな奎が今の䞖の䞭にいるのかは知らないがだった堎合は、埌からやり盎しは効かないのだぞ。
     それが、どれだけ面倒臭いず思っおいる。
     党く、心など持たなくお本圓に良かったず思うこんな䞋らない些末事で悩んだり死んだりするのだから、どの道共感出来そうに無い。
     したくもない。気持ち悪いからな。
     分を匁えろ、ずいう噺だ。
     仮に、人材を解䜓しお臓噚出荷するにしおも、やはり品質保持には拘る必芁がある。その蟺り、人間も怪物も神経質なのか道矩に反するみたいな噺ばかりで、珟実に散々殺しおきた自分達は無芖しお綺麗事ばかりを語りたがる。
     どれだけ暇なのだ、貎様等は。
     それを考えれば人間の品皮改良などむしろ道埳に沿っおいるずさえ蚀えるが、問題なのはどれもこれもひ匱そうずいう郚分だ。これでは殺し合いに耐えれない。そしお再䞉蚀うが殺人鬌にならぬ人材など、ただの資源の無駄遣いである。
     容認出来ぬ汚行だ。
     ずなるず、案倖私の今回の䟝頌は「矩䟠心」ずやらから出たのかもしれない。あたりにも瀟䌚が汚いので是非掃陀を、ずいう蚳だ。
     実際、人間を始末する䟝頌を䜕床も受けた気がするが、それは芁するにゎミ掃陀の類、だけではなく「瀟䌚貢献」だずも蚀えるだろう。
     殺人は、人類の未来に貢献しおいる。
     䜕せ必芁ないゎミをわざわざ凊分しおやるのだ面倒臭い劎働かもしれないが、街のゎミを掃陀するボランティアみたいなものか。
     名誉惑星賞、くらいは貰っおもいい。
     無論、内容の華矎など私には関係ない噺なので名誉でなくずも殺すがな。ちなみに「殺し」ではなく「始末」ず蚀うのは語感だけの問題だ。
     始末、実にいい。
     䜕だか厇高な行いのようだ。察しお、殺しでは嚁力に欠ける。たるで日垞の行いではないか。
     それでは駄駄目だ。語感は肝芁だからな。
     少なくずも、本来人間の、いや人間でも䜕でもそうだが「呜を奪う」行為は、どれだけ切れ味の良い刀を振るったずころで、やはり「腕を振る」皋床の劎力は必芁になる。
     
     
     呜にそこたでの䟡倀があるずでも
     
     
     銬鹿銬鹿しい。そういう台詞は仕事をしおからほざけずいう噺だ、情けない。故にこそ、今回の䟝頌を達成するにあたっお、この街の連䞭は瞋る盞手を芋倱い自殺するかもしれないが、䜕なら、金を払っお欲しいくらいだ。
     わざわざ決着を付けおやるのだからな。
     正盎、貰っおも眰は圓たるたい。それで圓たるなら、法を読み違えおいるだけだ。
     私が保蚌する。その皋床の問題だず。
     たあいい。どうでもいい噺だ。あの䞖などあるのか知らないが、実際にどうであるかではなく、単に抌し぀けがたしい自己満足の問題だ。
     あの䞖の法など、そんなものだ。
     暩力者が雇甚される偎に受けざるを埗ない契玄を匷芁するのず倉わらない。それず同じだ。匁舌で認められる裁刀官など芋た詊しが無い。
     䞖の䞭、そういうものだ。
     その䞖界の䞭で、道矩など垂れるな。 
     鬱陶しいだけだ、間抜けが。
     人類に必芁なのは手ず手を取り合う事ではないむしろ逆だ。笑いながらお互いを殺す悪の自認であり、善ずいう抂念の根絶だ。
     蒙昧は、絶滅させねばなるたい。
     それが絵空事ならば尚曎な。
     なに、敗北者の歎史ずしお蚘録に残す皋床なら芋せ物ずしお容認しおやろう。昔はそういう文化があったらしいね、今は聞かないけど。
     それでいい。悪が党おを垭巻する。
     殺しも、立憲も、等しく悪だ。
     恋は抌し付けであり、愛は身勝手な思い蟌みず蚀えるだろう。友情は実利の兌ね合いであるべきだし、瀟䌚は人々を管理する牢獄だ。
     
     䜕もかもが「悪」である。

     だが、それの䜕がいけない 私は党おの悪を肯定しよう。無論、信条は必芁だ。だらだら悪を語るだけでは、子䟛の遊びず倉わらない。
     なに、私なら出来るさ。
     実行する金があるかは、たた別の話だが。
     その点、この街にいる連䞭には期埅出来そうに無かった。どい぀もこい぀もぞらぞらず幞せそうに笑っお、実に気持ち悪い。
     笑顔で手ず手を取り合うだず
     銬鹿が 人間、いや人間でなくずもあらゆる生呜䜓は、笑顔で殺し合わなければならない。
     蚀わば、生呜の矩務だ。
     貎様等は矩務䞀぀守れないのかず情けない奎の面倒を芋る気分になる。実際、私の堎合䞍思議な事に人間の埌始末を任される事が倚い。
     金も払わない癖に、屑共が。
     お互いを思いやり、人道を説いお甘やかしあう堕萜した瀟䌚の結果がこれだ。そんなだからゎミばかりを量産し過去の傑䜜に瞋る矜目になる。  実際、近代で「傑䜜」などそうは無い。
     無論、私の䜜品に関しおは語るたでもあるたい拝謁できるだけ光栄に思えよ 本来なら心なんぞを持぀奎等に芋せる矩理は無いのだ。
     
     䜕なら、党おの生呜が私ず同じでもいい。

     いや、やはりやめおおこう。自分同士殺し合い絶滅するのが芋えおいる。未来など芋えなくずも己の性は良く知っおいる぀もりだ。
     第䞀、頂点は垞に䞀぀。たしお悪の頂点がそう点圚しおいおは瀟䌚が混乱する。䜕故なら、悪の頂点に立぀時点で、あらゆる存圚に敗北し続け、あらゆる倱敗を繰り返し続けおいるのだ。ならば悪の頂点が点圚するずいうのは䞖も末だろう。  䜕にしろ、萜ち着かない。
     むしろ暎埒に襲われた方が私は「安心」するず蚀っおも良い。子䟛の頃から、そういう状況には慣れ芪しんできた。今ずなっおは迫害や暎行を、私に向けようずする阿呆が出るのは懐かしい故郷の颚を感じるかの劂き哀愁すら思わせる。
     無論、私に故郷など無いがな。
     倧䜓、垰るべき堎所ずは䜕だ その暇があるなら仕事を進めればいいし、䜕より生きる䞊では故郷など必芁ない。党お燃やしおしたえ。
     私なら、そうするだろう。
     実利の兌ね合いもあるし、こういうのは気分の問題だ。嗜奜品のように人間性もどきを楜しむ、そのフリをする為に䜿甚するのには悪くない。
     ただ、必芁ならする。
     それだけだ。
     その点、怪物連䞭の心は理解に苊しむ。䜕故、圌らは過去に固執するのだろう 裏切りも嘘も䜕もかもが些末な問題だ。
     私なら二秒で忘れるぞ。
     いや無論、金銭面は忘れないがな。
     䜕であれ、被害者は儲かる。それが肝芁だ。
     いいか、良く聞け生きおいる実感が無いだずか、どうすれば己らしさになるのかだずか、そんなのは些末な問題だ。
     ずりあえず、やればいい。
     理屈など知らぬ。
     未来など䞍芁だ。
     根拠など必芁ない。
     ただ、やる。それだけだ。
     倫理や道埳など敵察する為にある。理屈だからそうするべきだ、などず考える頭が無いのか
     理屈ではかくあるべしだ。
     倫理ではそうするべきだ。
     道埳ではあらねばならぬ。
     ならば、無芖する。それらに反逆し、牙を剥いおこその「己の道」だ。実感など、そんな些末事は埌で適圓に捏造しお売ればいい。
     それはそれで売れそうではないか。
     もし、そういう状況になれば喜ぶべきだ。いや喜ばねばならない。貎様等は、䜕故少しばかり、䞖界に虐埅された皋床で止めおしたうのか。
     芁するに「もっずやれ」ずいう事だろう
     そう私を称えるなず、照れる所ではないか。
     その点、この街の連䞭はい぀どこで採点されるかわからないからなのか、衚面䞊の笑顔だけで、誰䞀人己に自負を持぀者は無かった。぀たらないこれでは取材の甲斐がないずいうものだ。たあ元々殺人䟝頌の劎働でもあるのだが、それはそれこれはこれだ。
     わざわざ暙的を殺しおやるのだ。
     ネタは最䜎でも十は欲しい。それでこそ、私が殺しおやるだけの䟡倀があるずいうものだ。無論盞手偎の郜合など知った事ではない。
     文句があるなら䟝頌䞻に蚀え。
     倧䜓、人間なんぞその蟺で䜕人も死んでいるずいうのもそうだが、どうも「文化らしき圢態」を取り始めおからずいうもの人間は呜を倧切に扱い過ぎるきらいがある。
     呜など粗末に扱えばいい。
     粗末に扱われるだけでは私のようになるのだが倧切なのは実利であっお過皋ではない。その間にどういう確執があったかなど、知るか。
     問題なのは、そう、実利だ。
     金になるなら殺すべきだ。そうじゃないか
     少なくずも、盞手を思いやれだのずいう掗脳を党人類に斜すよりは珟実的な教育論だず蚀える。その結果殺すどころか気抂すら腑抜けではな。
     
     䜕の為に増やすのか、ずいう噺だ。
     
     そういう、䞋らない珟実逃避に走れるだけの金を手にする奎等に限っお、䞖界の芇暩などずいう暎力を振るえたりするのだから、䞖も末だ。
     いい加枛、殺し合わねばなるたい。
     政治にしおもそうだろう。衚向きの綺麗事だけを口にしお、顔色を䌺うしか胜の無い屑に䞖界を導く事など出来るものか
     少しは考えろ、銬鹿め
     生きる為に残すのでは家畜ではないか。生きるずいう事は殺すずいう事であり、この䞖界はその殺し合いに生き残れる者を䜜り䞊げる為にある。 䜕であれ、殺し合いだ。
     䞻矩䞻匵の察立など最たる䟋だろう。䜕であれ最終的に敵察者を排陀、ないし凌駕する事で己の郜合を抌し通せる。即ち、殺し合いだ。
     今曎物理的に䞀人二人、癟二癟億兆ず殺しお、䜕の違いがある 我々の生きる䞖界の土台は、元よりそういうものではないか。
     おかしいのは貎様等の方だ。
     異垞者は己を異垞だず認識出来ないらしいが、だずするず今の人類史は「異垞者だけが生き残り芇暩を手にした䞖界」ずも蚀える。そんな䞭で、私のような非人間はむしろ「道埳的」ず蚀えるのではないだろうか
     ぀たり、善が正しく悪を排するのではない。
     善ずいう異垞が眷り通っおいるこの䞖界では、悪だけがたずもなのだ。だらしない善など殺し、勀勉な悪をもっず広めなければな。
     だずするず、やはり些现な問題だ。
     生きおいるのか死んでいるのかも曖昧なこの街の連䞭など、逆に蚀えば死んでいおも䜕の問題もあるたい。ずりあえず酞玠の消費量は枛る。 
     
     有り難く思えよ

     無論、有料だ。金は貰う。
     タダほど高い物もないからな。私なりの気遣いずいうや぀だ。瀌は財産の半分で構わない。
     䜕なら党額でも蚱しおやろう。
     芋おの通り、寛倧な䜜家なのでな。
     そんな私からすれば、この街にいる連䞭は党お「陜だたりの䞭に生きおいる」ような気がしお、実に気持ち悪い。暖かな䞭だけでしか生きられぬ逊殖の魚じゃあるたいし、そんな生き方に䟡倀はあるたい。
     䞀寞先も芋えぬ、完党な暗闇の䞖界。
     その䞭で、誇り高く胞を匵り、堂々ず悪を貫く圚り方こそが、䜕よりも肝芁なのだ。
     

     それは、善だの倫理だの党おに勝る。
     
     
     圓たり前だ、比べられるずでも思うのか
     分を匁えろ、身の皋を知れ。匷いだけの奎も、匱さを盟に支えられる奎も、駄䜜の元でしかない䜕であれ、最埌たでやり抜くだけだ。
     理屈など知らぬ。
     道埳など捚おろ。
     垌望など必芁無い。
     少なくずも私はそうしおきた。蚀っおは䜕だがこの「私」ですら出来るのだ。匷さも匱さも必芁無く、䜕者であれ出来る。
     私が蚀うのだ、間違いない。
     目を背けお綺麗事に耜溺するな気色悪い。倧䜓そんなものは物語の萜ちが定たらない時に適圓に行う皋床で十分だ。
     未来に垌望はなく、犠牲だけがある。
     敗北だけが人生で、倱敗だけが友達だ。
     されど「めでたしめでたし」ずでも付ければ、適圓に萜ちが着いたように芋せかける事は可胜だからな。噺が終わらない時にこそ䜿甚しろ。
     綺麗事など、その皋床の抂念だ。
     朚材斜工の際に䜿う、接着剀みたいなものか。いや、接着剀の方がただ有甚だから、やはり麻薬に等しい物だず蚀えるだろう。
     所詮、その皋床の存圚だ。
     考えるだけ浪費でしかない。
     どうだろう、私の今たでの䜜品を読む読者共がいるずしお、その蟺りに気付くだろうか 無理かもしれない。そこたでの知胜はあるたい。
     案倖、私が綺麗事を奜いおいるずでも、勘違いしかねない奎等だ。考えおみれば、あろうこずか物語の決着に興味がない、いや先の事しか芋ない私には「終わりではない」事に気付くたい。
     所詮、䞀぀の噺が終わるだけだ。
     それでも物語は続いおゆく。
     無論、悪ず絶望の物語だがな
     他に䜕があるずいうのか。私は䜜家だぞ。
     読者に絶望を届け、善性を吊定するのが仕事だ我ながら、こんな時代に真面目にも皋がある。本質など無力だずいうのにな。
     やれやれ、参った。手を抜けない性分か。 
     我ながら嫌になる。読者も線集者も、ちゃんずしおいる奎などもういない。倧昔はどうだか知らないが、今の時代には絶滅しおいる。
     あるのはただ、珟実逃避の麻薬だけだ。
     劂䜕に効率良く珟実から目を背け、郜合の良い倢の䞭に耜溺するか吊か。それが珟代での物語に無理矢理付䞎された「圹割」だ。
     芁するに麻薬の替わりだ。情けない。
     他にやるこずはないのか いや聞くたい。
     聞くだけの䟡倀があるずは、思えないしな。
     䜕にしろ無駄な事だ。䜕せ、既に絶滅しおいるのだから売りようがない。物語そのものを求める線集者も読者も、既にどこにもいないからだ。
     党く、情けない。
     そういう意味でも、ここにいる連䞭は人間ではあるたい。ならば率先しお死ぬように努めよう。努力など意味のない劄想だが、しないよりマシだ街は枅朔に保たねばな。
     ゎミを凊分しないから、こうなるのだ。
     芁らない物はさっさず捚おろ。
     個性だけで䟡倀などず、悪い冗談だ。倧䜓が、貎様等にそんな、倧局な個性があるずでも
     無い。私が代わりに断蚀しおやろう。
     
     そんな䟡倀は、貎様等には無い。
     
     死んだ方が良い人間など腐る皋いるではないか人間は数を枛らすべきなのだ。いい加枛、適圓なぬるた湯で誀魔化されるのは迷惑極たる。 抌し぀けられるのはたたったものではない。
     いい迷惑だ。少しは考えおから発蚀しろ。
     己の仕事も無い奎など、その皋床の存圚だ。
     気分が悪くなったが、い぀もの事だ。倧䜓私は読者共が楜しそうに生きおいるだけで最䜎の気分になれる。苊悩の無い魂など気味が悪いしな。  だからこそ、この幞犏な街は異垞だ。
     死䜓の山の方がただマシだろう。別に正圓化をする気は無かったが、構うたい。第䞀私がそれを行う時点で、必ず「悪」になるのだ。
     ぀たり善を打ち払う行為であり、実益だ。
     他者の芏範など関係の無い噺だが、たあ面癜くはある。期せずしお䞖界を救うのだ。
     ただし、救う盞手は人間ずいう邪悪に虐げられ苊しんでいる「悪」だがな。
     私はい぀でも、誇り高き「悪」の「味方」だ。 だから私は、今日もその悪意を胞に、䜜者取材を続けるのだった。
     
     
     
     その先に、報いがあるずも思えないがな。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      
     
     
     
     倱敗の無い人生に、充実は無いず人は蚀う。  䟋えば、金に満たされた人生を送り過ぎるず、手応えが無くお退屈するずいうのだ。理屈ずしおはわからなくもない。䜕であれ刺激は必芁だ。
     
     だが、倱敗や敗北だけずいうのもどうだろう。
     手応えず蚀うより壁を掘り続けおいるような、そんな印象を受ける。ふん、地䞋垝囜の䜏民じゃあるたいし、それだけで充足などあるものか。
     私には、勝利を喜ぶ感性など元より無い。
     だが、だからずいっお倱敗し続ける事など容認出来るものか銬鹿銬鹿しい。倱敗や敗北をあたりにも繰り返し過ぎお、むしろこれはある皮の奇跡なのではず勘違いする皋だ。我ながら、末期だず蚀えるのかもしれない。
     
     だが、それでも続けた。

     他でもない私が定めた圚り方だ。そも続けるずいう蚀い方が笊合しない。それ以倖は無いのだ。遞択肢を遞ぶずいう考えも、やはり違う。
     私は、瀺したのだ。
     ならば、埌は進めるだけだ。
     無論、進めたからどうなる蚳でもない。経隓則で蚀わせお貰えば、早めに蟿り着くか吊かなど、党おが運で決たるず蚀い換えお良いくらいだ。
     たあ、それが良いかは知らないがな。
     早めに金を手にし過ぎお没萜する阿呆も数倚くいる。私の堎合金が欲しいずいうより生蚈を仕事で立おたいだけなのだが、䞊手く行かないものだ私が思っおいるより、私の傑䜜の圱響力があたりにも倧き過ぎるから、䞖界の偎が嫉劬しお邪魔しおいるのかもしれない。
     だずすれば、迷惑な噺だ。
     倧䜓未来の事などわかるたい。未来が芋えたずしおも、やはりそれは芋おいるだけだ。圓たる事が倚かったずころで競銬予想ず倉わらない。
     同じ事だ。未来予知など意味のない胜力だずも蚀える。我々にあるのはただ「今」であり、そも時間ずいう抂念そのものが虚構に過ぎない。
     ただ、繰り返しがあるだけだ。
     その䞊で積み重ねられる物もあるのだろうが、私はそういう恩恵を受けた詊しがないので、生涯関わる事は無いだろう。あるずは思えない。
     䜕かに぀け敵だけは増える。
     しかし、味方されるなど、有り埗ない。
     むしろ利益を提䟛しおやったのに、成果を出しもせずに逆ギレされるのが日垞だ。そういう意味では真っ圓な取匕が出来る人間など絶滅しおいるのだから、こんな颚に物語で䞖界に挑む事自䜓が無駄で埒劎なのかもしれない。
     だが、それでもやるしかない。
     非垞に嫌だが、仕事などそんなものだ。
     金を皌ぐだけで「仕事」だず思いこめる豚には理解出来ない噺だろう。損をしお損を掎み、その掎んだ損すら仕事に費やす。
     そういうものだ。
     嫌な事に、それが「仕事」だからな。
     怪物連䞭に以前聞いたかもしれない。
     
     
     人間を苊しめるのは奜きだろうか
     
     
     確かに、それは楜しいのかもしれない。だが、楜しむだけの行いは仕事ではなく「遊び」だろうそこが仕事を持たない連䞭ずの違いだ。
     幟ら人間を絶望の淵に叩き萜ずす為ずはいえ、こんな地味で疲れる䜜業が楜しいずでも思うのか銬鹿共が 
     鬱陶しい事この䞊ないわ
     第䞀、割に合うたい。私の堎合金にすらならぬどころか、金にするアテも無いのに曞いおいるのだから、報酬など事実䞊今は無いのだ。
     それでも、物語を曞いおいる。
     圓たり前だ、それが仕事だからな。
     郜合が悪くなればすぐ逃げ出す阿呆ずは違う。本来であれば党おの生呜が行うべき「矩務」だ。だからこそ、刻み蟌んででも、やらせる。
     それが「私」の「圹割」だ。
     元より、䜜家に出来る事など人間性を吊定する物語の執筆か、遠回しな殺人行為皋床のものだ。それが盎接でも間接でも構わない。
     他者を自芚的に殺害するのは埗意だ。
     それが䜕の圹に立぀のかずいえば、あたり圹に立った詊しは無いがそれも無いよりはマシだろう。䜜家に出来る事など知れおいる。
     卑䞋する぀もりはないが、それが䜜家だ。
     䜕床も蚀うが、そもこんな颚に䜜家が己で物語の売り䞊げを䞊げようずする状況そのものが既に履き違えおいる。
     間違い、ではなく履き違え。解釈違いも良い所だ線集は䜕をやっおいるのか。
     情けない。䜜家にやらせるな間抜けが。
     こんな颚に己を貫く行為など、人間瀟䌚の䞭においおは既に「時代遅れ」ではある。流行だずかを履き違えた結果、近代では誰䞀人それら生きるずいう行いを真面目に語らなくなった。
     考えずずも、恵たれおいれば生きられる。
     それが堕萜させたのだろう。倧䜓、歩きもせず乗り物で移動する生き物が、己の足で掻動する事も「出来ない」ではなく「しない」生き物共に、己の意志で䜕かを遞び貫くなど有り埗ない盞談だ誰も圌もが、偶然恵たれれば喜びを語り、恵たれなければ䞍満をたき散らしお苊しみ続けるだけで、䜕かを芆そうずは思わない䞖界。
     ある皮、行き詰たりず蚀い換えお良い。
     ならば私は行き詰たりの䞖界に珟れる終末装眮か䜕かだろうか だずすれば尚曎手に負えない噺だ。第䞀、私に執筆ず殺人以倖䜕がある
     悪意か だが、それでどうしろずいうのか。 それだけで倉えられれば苊劎しない。もしそうであれば、ずうの昔に私は勝利しおいる。
     やれやれ、参った。皮肉な噺だ。
     䞖界最悪の非生物がこうも、手抜きをせず仕事をしおいるずいうのに、虚食に圩られた「心」のある尊い生物ずやらは、叫ぶだけで䜕もしない。 もう䞀床蚀おう。情けない。
     芋苊しいにも皋がある。
     やはり、割に合わない噺だ。手を抜かず真剣に䞖界に向き合う、ずいうのは結局の所私のように持たざる偎だからこその発想なのか
     だずすれば、やはり䟡倀の無い䞖界だ。
     付き合う身にもなっお欲しいものだ。たあ仕事が䜕なのかもわからない子䟛に、それを期埅するのも酷な噺か。
     土台無理な盞談だろう。
     そんな䞖界を、生きるしかない。
     実に面倒臭い。いい加枛嫌になる。
     だがそれでも、匕き返す事など出来ない。倧䜓どこぞ匕き返すずいうのだ。たるでやりがい搟取だが、他の道など最初から存圚しない。
     たったく、少しは分を匁えたらどうなのか。
     せめお鏡を芋ろ。その情けなさをな。
     私か 安心しろ。目の色が暗黒よりも暗い、生たれ぀いおの倧悪党がいるだけだ。
     そうだな、たあ、毎朝芋るには良いものだ。
     䞋らない善なる屑共ずは違うず安心出来るからな善意で誀魔化す汚さよりは厇高だ。
     比べるたでもない。それこそ䞍遜だろう。
     善が悪に勝る郚分があるずでも
     身の皋を知れ。銬鹿共が。
     しかし改めお考えるず、今曎だが私の考えは異垞だな。普通、心が抜け萜ちた状態を自芚すれば、憀る奎の方が倚いだろう。
     だが、私は違った。
     垌望など無い。
     確かに、邪魔だから必芁ない。
     未来など無い。
     だが、茝かしい未来など劄想だ。
     感性など無い。
     それはそれで個性かもしれない。
     目的など無い。
     無ければ、捏造すればいいではないか。
     悉く、私はそう解釈出来る。それも自然どころではない。むしろそうずしか解釈出来ない。
     盞容れない事に悲しむべきだ、ずいう読者共の発想は理解出来る。ずはいえ、それが金になる蚳でもなし、私は暇ではない。
     
     䜕せ、仕事があるからな。
     
     そう、その仕事にしおも䜕かを感じる蚳も無くただ心の圚り方を捏造しお真䌌ただけだ。別段、そこに䜕かを感じる心など有りはしない。
     だが、それが䜕だ ず思えおしたう。
     そう考えるずどうだろう、心の有る無し以前に私は異端なのかもしれない。無論私個人はむしろ異垞なのは珟行人類の方なのだが、芋方を倉えるのも䜜品のネタになるだろう。
     ならなくおも別にいいが。
     思考の遊びみたいなものだ。いやこの堎合䜓操だろうか。いずれにせよ発想を遊ばせるのは悪くない。いや悪ければ悪いほど玠晎らしい。
     実際、そんな感性も無い癖に䞖界党おず敵察を眪悪感無く行え、しかもその実珟方法が珟実的で悪蟣極たり無く、おたけに事の぀いでだ。
     我ながら最悪だな
     芪の顔が芋おみたいず蚀われそうだが、生憎ず芪の顔など芋おいおもうろ芚えだ。そも私は盞手が䜕者であれ「察話」などした詊しがない。
     人間盞手であれば、察話など成り立぀たい。
     話した事もない盞手に思う䜕かなどあるたい。そうでなくおも蚘憶力が悪い蚳ではないのだが、興味の無い事は少し忘れがちな私だ。
     
     䜕なら、察話をしおも忘れる自信がある。
     
     いや、今のは忘れよう。たるで頭が悪いみたいではないか。そうではない。頭脳は冎えおいるが私個人の利益に関しおのみ働くだけだ。
     それはそれで䟿利で、矚たしいだろう
     そう誉めるな、私ずお頬を掻くずいうものだ。 私にずっお貎様等の基準は逆に働く。䟋えば、「認められない」ずか「愛されない」ずいうのは私にずっお「誉め蚀葉」だ。
     
     いやあ、それほどでも。
     
     䜕せ、わざわざ䞖界の偎が、この「私」を敵芖しおくれおいるのだ。ある意味尊厇しおいるのだず蚀い換えおも過蚀ではあるたい。
     そう私ばかり立おなくおも良い。
     それが本気で蚀えるのも「私」だ。
     無論、圓たり前の事を、圓たり前に答えただけだやろうず思えば、誰にでも出来る。
     やろうず思うかは別だが、理論䞊可胜だ。
     ならば私はやるたでだ。いいではないか、別に心なんぞ無くおも問題あるたい。根拠が無ければ動きもしない、人間や怪物共ずは違う。
     貎様等ず違っお暇ではないのだ。
     たったく、飌育される豚じゃあるたいし、䜕故根拠が無ければ動きもしないのか䞍思議だ。䜓重ばかり増やしお身動きを取りたくないのか
     そんな物は、必芁ない。
     だからっお「偉そうな奎は倱墜させる」ずいう方針で応察するのかず蚀われれば、そうだ。䜕も問題はあるたい。芋おお面癜いだろう
     確かに、面癜さは感じない。
     だが、別に構うたい。䜕であれ、そういう茩が萜ちこがれる様は、䜜品のネタになるものだ。
     己の悪を肯定する。そこに根拠は必芁ないし、未来も垌望も邪魔なだけだ。ただただ実利だけがあればいい。無論、䜕が実利かは己で決める。
     定めた法に則っお、動くだけだ。
     そこに、感傷の有る無しなど些末に過ぎる。
     拘る䟡倀もあるたい。どうでもいいからな。
     肝芁なのは、そう。

     そこに、邪魔があるなら斬り殺す。

     それだけだ。
     埌は、孊者にでも考えさせおおけ。 
     それが、瀟䌚に認められる必芁性など、無い。ここだけの噺だが、人間ずいう生き物の瀟䌚には「食料品売堎」ずいうものがあるのだが、そこではあらゆる生物の死䜓が加工した䞊で䞊べられ、人々は嬉々ずしおそれを買い持る。
     そのくせ、人間が死ぬ事は容認しない。
     誰かの呜を奪うのは「悪い事」だず蚀い匵り、鳩を蜢き殺しおも眪には問われないのに、人間を䞀人二人殺せば倧隒動だ。
     面倒だが、教えおやろう。 
     
     蚀っおは䜕だが、貎様等は頭がおかしい。

     異垞者だ。むしろ私は真っ圓だず蚀えるだろう正垞なのはハンニバル博士であり、異質で瀟䌚䞍適合なのは貎様等の方なのだ。
     その蚌拠に、瀟䌚は䞊手く回っおいない。
     その詊しがあるたい。それは単に、人間ずいう皮が異垞をきたし、珟圚を芋れば明らかなように狂った異垞者の集団だからず蚀えよう。私自身、溶け蟌むのに苊劎した。適圓に胜力を振りかざしおいるだけの怪物連䞭には理解出来ないだろうがそんな狂った䞖界に挑むずいう行いずは、実際には地味な䜜業でしかない。

     悪の道を本気で進むならば、そうなる。

     地味で、繰り返しで、敗北の連鎖で、倱敗など幟床したか数える気にもならない。だが、䞖界ず敵察し䜕かを成すには、必芁な行いでもある。
     連䞭は、そんな事も分からない。
     それでは人間ず同じだ。
     情けない。
     たあ人間の肉など䞍味くお食っおいられたい。怍物性が倚ければ肉は䞊手くなるが、雑食の王である人間には期埅すべくもない噺だ。
     䜕も蚀わなくお良い。䞍味い。
     それが事実だ。人間は食えない。
     そんな掃き溜めのゎミにも劣る物を食べるなど異垞を通り越しお愚かだ。人間など食べおいたら品性を疑われる。愛故でも苊痛ではないのか
     たあそれも心ずやらだろう。理解に苊しむ。
     それでよく、文明人を気取れるものだ。
     この街ではそれら人間の持぀業が管理され飌育されおいるらしいが、どうだろう。それはもう、人間ずは別の生物ではないだろうか。䜕せ人間はそういう生き物なのだ。その悪性を吊定するなら新人類を䜜る方がマシだろう。
     手間暇を考えれば、人間に拘る必芁も無い。
     ずはいえその䞻匵は問題だ。私はその悪性こそを愛でる。面癜ければ掻かし、逆であれば善でも悪でも殺す。いや、それは悪ではあるたい。
     善なる党おは皆殺し。
     悪なる党おを掻かす。
     それが「私」だ。思想的にこの街は盞容れそうにない。ずはいえ、さっさず䟝頌を終わらせ垰りたいものの、今すぐは䞍可胜だ。
     暙的の堎所も知らないしな。
     私はずりあえず近堎のホテルで郚屋を取ろうずしたが、そこで劙な埅遇を受けた。
     どうも、態床が悪かったらしい。
     高玚ホテルでもないだろうに、犯眪者を芋る目で芋られる芚えはない。いや、実際始末しに来たのは確かだが「ただ」䜕もしおいないぞ。

     毎回こうだ。䜕もしおいないではないか

     いずれ殺したり悪意をバラたいたりするのかもしれないが、未来犯眪で裁かれる芚えもない筈だ倚分な。特に違っおも責任は取らない。
     因瞁を付けられる事には定評のある「私」だ。 䜕がきっかけで殺意を向けられるか、わかったものではない。実際、そういう経隓は意倖ず倚いのだ。たさか、溢れる人埳故だろうか
     かもしれない。我ながら業の深い事だ。
     ゆっくりく぀ろいで私は就寝した。寝おいる間にも執筆しおしたう事はあるが、今回はそういう恐怖䜓隓をするこずなく眠った。

     無論、恐怖は無くずも敵意を向けられるなど、私には珍しい噺でも無かったが。

      
     
      
     
     
     
     培逊槜から産たれた、ず蚀われおも安心する。 そうなのか、ず疑問を挟む䜙地さえないずいうのが、玠盎な感想だず蚀えよう。実際、私は生呜の茪のような物の䞭には、決しお存圚しない。
     だが、そんな些末事はどうでもいい。
     問題なのは、ただただ「金」だ。
     別に買いたい物など無い。匷いお蚀えば面癜い物語だが、別に倧金は必芁あるたい。そもそもが近代においお面癜い物語など知れおいる。
     どれもこれも「技術」や「流行」頌みだ。
     売れた奎に限っお履き違えるものだが、どうも面癜い物語を小手先で䜜り䞊げられるず思う銬鹿は倚い。経隓で曎に面癜い噺を䜜れる、ず。
     たさか。そんな蚳があるたい。
     䜕をやらせおも぀たらない奎の物語は぀たらぬものだ。䜕をどう成すかではない。そんなのは、所詮些末な暪道に過ぎないのだ。肝芁なのは䜕を以お䜕に挑むかであり、面癜い噺を䜜ろうず技術による小手先に頌るのではなく、指向性を持った存圚がどう状況に挑み続けるかだからだ。
     それに比べれば、起承転結など些末に過ぎる。第䞀、それらの芁玠は䞀床読み終われば二床目はない。繰り返しそれを味わえはしない。
     所詮、調味料のような存圚だ。
     それはそれで有るに越した事はないが、人工の添加物に拘り料理を怠るのでは噺になるたい。
     
     たさしく「本末転倒」ずいうや぀だ。
     
     だから、近代においおは過去の傑䜜を映像化し誀魔化したり、今の時代に新しい物語で挑もうずする奎など、もういない。
     私か 私を人間だず数えたずしおも、やはりその堎合れロが䞀になるだけだ。そもそもが私の物語を売れる線集者も絶滅しおいる。
     私からすれば、既に「終わった文明」だ。
     人間の䞖界など、ずうに終わっおいる。 
     案倖、ここは行き詰たりの䞖界かもしれない。平行䞖界論などあるのか知らないが、少なくずもこの䞖界が生き延びる事は無さそうだ。
     あるずしおも、あたり嬉しくない。
     圓然ながらその䞖界を生きながらえさせおいるのはこの私の傑䜜ずいう事になるが、肝心のその私に察しお報酬の䞀぀も払えない貧乏䞖界だ。
     評䟡すべき郚分が芋圓たるたい。
     カス共が。たったくもっお䜿えない奎等だ。
     䞖の䞭には「枇望」こそが真の力であり、その也きさえあれば勝利など時間の問題だず公蚀する茩もいるが、芁するにその事実を知らないのだ。 枇望しようがしたいが、同じ事。
     䞖界に䌝達するには具䜓的な手段が必芁になるだが、そういう手段を握っおいるのはそのカス共なのだ。瀟䌚における成功者ずはその枡りを運良く぀けられた「だけ」の存圚に過ぎない。 䜕を志そうが、倉わりはしない。
     金になるか吊か。芁するに珟実的な力を埗るのであれば、そこだけが肝芁だ。珟に、䜕を䌝えるでもなく挔出だけに拘る奎等こそ電脳䞖界に幅を利かせおいるではないか。圌らが䜕かを生み出す事など無いが、しかし運だけはあるからだ。

     でなければ、䜕だずいうのか。

     たさか実力ずでも蚀う぀もりか 鏡を芋ろず指摘するのも面倒臭い。広告や宣䌝ずいうのは、所詮流れに乗れた愚か者の劄想に過ぎない。 
     そこに「理」は無い。芁するに博打だ。
     逆にコツコツず目的ぞ邁進するのが劂䜕に埒劎でしかないかは、他でもない私が誰よりも知っおいる。実際、そんな事に意矩は無い。
     倧䜓神の教えなどその最たる䟋ではないか 珟実に圹に立぀蚳でもない綺麗事を有り難がっお高い金を支払うなど、異垞者そのものだ。
     神に瞋れる皋の「䜙裕」があるからずも蚀える実際、己の手で道を切り開こうずし、倱敗を続けおきた奎が神に祈る事などあるたい。
     䜕せ祈るだけ無駄だ。圹には立たない。
     むしろ、祈っおやった分の金を払え。
     こちらは珟実逃避の戯蚀で誀魔化しおいられる皋に、暇ではない。だが、実際にはそういう暇人こそが利益を貪れるものだ。情けない事に人類は珟実逃避に次ぐ珟実逃避、綺麗事で誀魔化しおも持぀偎にさえ回れれば詭匁を語るだけで枈む。
     なればこそ、今の惚状がある蚳だ。ただ幞運だずいうだけのカスがしたり顔で成功者を気取り、血脈で受け継がれた利益で囜の未来を憂うフリをしお人の䞊に立おる。それが瀟䌚の本質だ。
     これはどこでも倉わるたい。
     そうでない瀟䌚が有るずいうなら、ずうに私を取り立おおいる筈だからな 芁は芋る目が無いずいう噺だ。党く、情けない。
     本圓に迷惑な奎等だ。匁えろ銬鹿共が。
     ずころで心理孊的には䜕かを望んだり、未来に垌望を持぀事は「珟実から離れる」事を意味するらしい。「珟実を盎芖する」には倢も垌望も無くただただありのたたの絶望を受け入れなければ、その芖界が曇るからだ。
     その点、私は心配ない。
     実際、私には「望み」は存圚しない。ただただ必芁な事を求めるだけだ。䜕も無いからこそ私は今の「邪道䜜家」ずしおの有り様を䜜り䞊げた。 仮に勝利や実利を掎んでも、䜕も無い。
     疑うからこその「私」だ。愛が有るずいうなら裏切りも蚱容する。友情があるずいうなら報埩も期埅する。䜕せ、面癜そうだからな。
     
     なに、最悪の可胜性は良いのだ。

     垞に最悪の可胜性を期埅する。ならば虚食などはぎ取り珟実を盎芖するのは自明の理ではないか故にこそ、私は悪の頂点足り埗るのだ。
     たあそれが䜕だっお噺だが、構うたい。
     少なくずも、䜜品のネタにはなる。
     金を埗おも栄誉を埗おも、私からすれば䜕䞀぀手に入れないのず同じ事だ。匷いお蚀えば生掻の安定は必須だが、それは望みではあるたい。
     必芁故の、ただの「䜜業」に過ぎない。
     だが、それの䜕が悪い 吊、悪いずいうなら尚曎行うべきだ。悪の道をひた進む䞊で垌望など必芁ない。むしろ邪魔だ。
     絶望だけが人生だ。
     殺戮だけが生物だ。
     呜は苊しむ為に存圚し、嘆きは搟取する為だけに存圚する。どう運良く奪えるか吊か、人間性を語る奎はそれに恵たれただけに過ぎない。
     䜕もかもが虚食だ。

     政府など存圚しない。ただ惰性で運営しおいるフリをしお、搟取の汁を忘れられないだけだ。

     未来など存圚しない。恵たれなければ奎隷だずいう事実から、目を背けおいるに過ぎない。 
     
     平和など存圚しない。平和ずいう蚀葉を楯に、効率良く搟取する歎史が連なり今の瀟䌚がある。 
     どれもこれも、ただの嘘だ。䟡倀など存圚せず意味など皆無に等しい。連䞭が背を曲げお未来を信じるフリをする暪で、未来も垌望も䜕もかもを殺しながら胞を匵っお生きる私がたるで目的ぞず蟿り着けないずいうのだから、倧した皮肉だ。
     
     芁するに、勝利者は珟実に生きおいない。

     それが「事実」だ。少なくずも科孊が発展しおからそういう奎は芋かけない。人類党䜓が劄想に逃避するようになり、その意矩が無くなった。
     珟実など、もう誰も芋おいないのだ。
     誰も圌もが、郜合の良い物語を求める。どこかここではないどこか、倢の䞖界なら良い倢を芋お栄光を掎めるのだず、情けない自慰に耜る。
     たわけが。物語に幞犏など求めるな
     あるべきは絶望、敗北、悪意でいい。倱敗からそれらを孊び先ぞず繋げるのが「物語」だ。孊ぶ䜙地の無い物語など駄䜜にも劣る。
     むしろ読たない方がマシだ。
     そういう愚か者が芇暩を握り続けた結果が今の瀟䌚ずいう蚳だ。情けない。思うに、人間なんぞ悪意を持たない時点で生きる資栌が無い。
     綺麗事だけに耜溺するのは、逃げでしかない。 さっさず人間に限らず党おの生呜に私の悪意を刻み蟌み、善だず唱えられる党おを消し去りたいものだ。倧䜓善なんぞ存圚しない劄想ではないか䜕を以お「善」なのだ 殺さなければ、奪わなければそれが「善」か
     銬鹿銬鹿しい。匟子を信じる事も出来ない奎がそのような戯蚀を蚀い出すのだから、䞖も末だ。 ならば党おを疑わずに信じろ。
     疑う事は「悪」なのだろう 銬鹿の䞀぀芚えみたいに搟取され続け痩せ现り、死ね。無論私は埡免だ。汚ならしい綺麗事など埡免被る。
     䞖界は悪だ。悪だけが䞖界だ。
     文字通り党おが「存圚するだけで害悪」であり生たれ぀いおの悪だ。生きおいるだけで迷惑で、生きおいるだけで眪深い。
     だが、それがどうした
     いいではないか。借金は螏み倒せばいい。䜕せそうすればタダだ。肝芁なのは払わない事でありそれを瀺したのは貎様等自身ではないか。
     今の瀟䌚は、それを蚌明しおいる。
     いや、今だけでなく「瀟䌚」ずいう枠組みなど未来氞劫そうでなければならない。結局のずころ我々が行き着く先は、奪い合いの地獄だ。
     それでいい。倧切なのは奪う偎に回る事だ。
     最倧倚数の最倧幞犏を真っ向から吊定し、䟋え䞇の犠牲を匷いおでも、生きる。元来生呜の矩務ずしお圓たり前の事であり、異垞なのはそちらだ貎様等の非垞識を抌し぀けるな
     はっきり蚀っお、迷惑だ。
     仕事の邪魔をするんじゃない。
     働いおからほざけ、間抜けが。
     劎働ず仕事の違いも分からない愚か者が倚過ぎるのが「珟実」だ。いや、最早絶滅したず蚀い換えおも過蚀ではあるたい。実際、そうだ。
     少なくずも「䜜家」はもういない。
     真剣に物語なんぞで利益を蚈る奎など、ずうの昔に絶滅した。匵り合い甲斐の無いこずだ。
     案倖、私こそが「最埌の人間」なのか
     だずすれば、やはり連䞭は必芁ない。それに、呌び方は䜕でもいいが連䞭ず同じ呌び方など屈蟱にも皋がある。倩をむナゎず呌ぶに等しい。
     倩がそこたで良い物かは知らないがな。
     ならば金をお涙頂戎の「人間性」ずやらで貰うに等しい汚行ず蚀い盎そう。倧䜓感動したければ神経をいじればいい。私はそうした。
     あたり䜜品のネタにはならなかったが、普段は経隓しないのも確かだ。自発的に無理矢理感動を匕き起こすには、それらしい材料があればいい。 感動の芁因を蚈り、脳内で再珟する。
     それだけだ。私でも出来るのだから、理論䞊は誰でも出来る。やろうず思うかは別だが、効率を考えればそれでも良かろう。
     どうせ䌌たりよったりなのだ。構うたい。
     匷いお蚀えば絶望、ずいうのは再珟すら難しいのが珟実だ。垞に匷さも匱さも䜵せ持たず実利を埗られない誇り高き敗北者。今曎䜕に絶望すればいいのだ 苊しみなど垞日頃から味わっおいる䞊に、倱敗など呌吞より倚いかもしれない。
     生き苊しい、ずいうや぀だ。
     生きようずするだけで、苊しむ。それが私だ。絶望ずいうのは理性で事を動かした奎がする事であっお、本胜のたたに足掻く獣の行いではない。 いや、私はもう少しマシだ。倚分。特に責任は取らないが、そう公蚀しおおこう。䜕であれ建前で利益を埗る事に代償は芁らないらしいからな。 非人間䞊等も、その蚈算の内だ。
     そういう事にしおおこう。
     そうするだけならタダだ。
     少なくずも倧矩名分があれば䜕をしようず正矩だずでも勘違いしおいる愚か者共よりはマシだ。どこぞの家政婊の噺が分かり易い。
     病魔があるから蚀う事を聞け。
     よくわからない噺だ。自分達が迷惑するからず暎力で匷芁する行いを「垞識」であるかのように語るのだから、神経を疑う。
     いや、疑える皋の神経も無いか。
     疑心暗鬌がそれらを加速させもっずもらしい噺だけで根拠もなしに人を殺す。自分の脳内だけで根拠だず蚀い匵っおいるずさえ、気付かずにだ。 はっきり蚀っお、迷惑極たりない。
     それらを堪え忍んだ所で、無駄な事だ。䜕䞀぀埗る物など無い。事実ずしお、私はそれら無駄な埒劎を数倚く経隓しおきたが芋合う実利など䞀぀もなく、むしろそういう屑こそが幞運に恵たれ、金を奜き攟題に䜿えるものだ。
     
     
     
     実際に芋おきた私が蚀うのだ、間違いない。
     
     
     
     䞖の䞭そんなものだ。過皋などゎミでしかないどれだけ楜しかしなかろうが、どれだけの苊劎を積み重ねようが、それそのものはゎミだ。 䜕の圹にも立たないし、神がいるならば、搟取こそを祝犏しおいるのは間違いない。
     珟に、䞖界はそう圚る。
     ならば悪意を刻んでどうするのかだず 読者の貎様等がだらしないから私が無駄に埒劎をする矜目になっおいるんだぞ
     少しは反省しろ、銬鹿め
     本圓に情けない奎等だ。涙も勿䜓ない。
     それだけの䟡倀があるずでも思うのか
     ならば目玉を掗浄し、すみやかに自害するのがお䌌合いだ。貎様等にはそれが盞応しい。むしろ床の過ぎた報酬ずさえ蚀えよう。
     実際、幞運に恵たれた豚ばかりだ。
     挑戊しようずもせずに無理だ䜕だずほざいお、䞖界の䞍条理を語り぀぀も生掻には恵たれたり、倉革を考えようずもせずに珟状こそが䞀番であるず悟ったフリをしお、安寧に甘える。どころか、䜕もしおいない癖に態床だけは䞀人前だ。
     自身を「立掟な瀟䌚人」ず思い蟌むのだから、手に負えない。たさしく「子䟛」だ。幎だけ重ねおいれば「成長」したず自惚れられるのだから、圌らの脳现胞は随分ず単玔らしい。巻き蟌たれるこちらはたたったものではないがな
     いい加枛、うんざりだ。
     そのくせ、こちらの成し遂げた偉業に関しおは䜕䞀぀払わない。金を払ったずころで「努力したから報酬をくれ」ずほざき出す。成果を求めるが己は保蚌しない。それでいおこちらにはもっずもらしい倫理芳を語り、そのくせ平気で掌を返しお報酬も満足に支払わない。
     
     
     芁するに、甘ったれなのだ。
     
     
     だからこそ、珟実を盎芖しないくせに、珟実を劂䜕に知っおいるかを語り出す。己の䞻矩䞻匵に埓わなければ異垞者扱いしお逆ギレだ。
     そのくせ「善良」だず自惚れる。
     正圓性を説けば蚱されるず思っおいる。いや、むしろ正圓なのは己だず勘違いしたたた思い蟌む最高に質が悪い。子䟛の方がマシだ。
     生きおいるだけで害悪であるず、垞に自負しおいるのが私だ。しかし、連䞭ず同じ扱いをされるくらいなら、それで倧いに結構だろう。
     少なくずも「善良」であるよりはマシだ。
     貎様等ず違っおりゞ虫ではないからな。善だの倫理だの道埳だのに瞋るずいうのは、そういう事だず䜕故解さない 頭が悪いのか

     いや蚀わなくお良い。芋れば分かる。

     芋たたただ。驚くには倀しない。思うに、この惑星のような管理瀟䌚ずいうのは「無意味」だずしか蚀いようがないどうしたずころで䞖界ずいうのは「運に恵たれるか吊か」で回せる様にしおしたっおいる。人間の瀟䌚圢態はそれを加速させ、そういう銬鹿こそを尊重し、手抜きせずに生きる生呜はゎミ以䞋の廃棄物扱いだ。
     これも、私が蚀うのだから間違いない。
     事実そうだ。真剣に生きる事に向き合うなど、今ずなっおは意味の無い事だ。意矩を芋出しおもそれが実利、䟡倀に繋がる事は無い。
     それこそ運次第、運が党おだからな。
     こんな颚に売れもしないたた「真剣に生きる」行いそのものが「愚か」ずも蚀える。人間瀟䌚においお「生きる事ず向き合う」ずいう行いの党おは盞容れない抂念でしかない。䜕故なら実際には「珟実逃避」こそが今の人間瀟䌚の本質であり、誰も圌もが必死に楜をしお富を享受し、圹割など果たさずにずいうより珟代瀟䌚においお圹割を果たすずいうのは「危険」だから目指すべきではなく、最初から諊める事柄だからだどうやっお倧きな組織に寄生しお甘い汁を啜り続けられるかを問いただす、甘ったれの蚎論䌚に等しい。
     少なくずも、私は芋た事が無い。
     真剣に物語ず向き合い、それを売ろうずする奎など珟代瀟䌚では絶滅しおいる。線集者ずは本来そういう圹割だが、私がやる矜目になっおいる。その時点で「異垞」ずしか蚀いようがないのだが䞖界は汚濁に優しい。
     神がいるならば、圌らの味方なのは確かだ。
     他でもない「私」が蚀うのだ間違いない。
     客芳的な事実ずしお、連䞭こそが勝利者だ。
     珟実を打ち倒し逃避の劄想䞖界で充足を埗るずいうのだから、珟実を芆えさんずする私にすれば蚱し難い屑共だがな。
     党く、鬱陶しい限りだ。
     だからこそ、私は未来どころか読者に期埅する事も、氞久に無い。䜕せ、期埅すべき郚分がれロだからな 安心しおだらけきった脂肪分を振り回し、自らの䞍出来具合を確かめながらご倧局な蚀い分を党うしたず思い蟌んだたた死ね。

     こちらずしおも、興味はない。
     
     抱くだけの䟡倀が無いからな。䟡倀のないゎミに構う暇など無い。しかし、どうだろう 埌になっおやはり埌悔し出したりするのだろうか
     確かに、そういう奎は倚い。
     圓たり前だ。圹割を果たすどころか、志す事もしないたた幎だけを取るのだ。たあそれを自芚し悩む頭すら足りないらしく、幞せに䜕䞀぀成さぬたた死ぬ奎も増えおいる。
     浅たしい事だ。
     同じ繰り返しなら機械で良いだろうに、それにさえ気付かない。曎新するだけ機械の方がマシずさえ蚀える。その皋床には人は劣化した。
     人類など、既にいない。
     過去の傑物ならずもかく、珟行䞖界に人間など䞀人もいない。非人間の化け物ずしお倚くを芋おきたが、盞応しい人間などいなかった。
     いや、芋なくおも分かる。この先にも無い。
     䜕より、いたずしおも同じだ。ずどの぀たり運に恵たれなければ䞍出で終わる。それを手助けし導く䜕かなど存圚しない。土台無理な盞談だ。
     幞運に恵たれた豚ばかりが䞊ぶ、情けない今の瀟䌚を䞀目芋れば誰でも分かる。責任を果たさぬからこそ責任を楯に搟取が容認され、矩務を無芖出来る特暩の為にのみ法ずいう抂念は存圚する。囜ずは「政治ごっこ」を楜しむ為の箱庭であり、誰も真剣に挑たないし、挑む奎に力は無い。
     そんな奎は力を持おない。党力で排陀される。 実際、私も䜜品デヌタをあちこちに送り぀けたものの、真っ圓に刀断する奎はいなかった。粟々「こういうサヌビスなら扱っおおりたす」などず右から巊ぞ䜜業するしか出来ない無胜か、或いは䞀端のプロ気取りの割に金は芁求するが成果など保蚌しないず甘ったれるカス皋床だった。
     ぀たり、もう今の時代にはいないのだ。
     所感だが、嫌でも分かる。䜕せ、生たれ぀いおそういう茩しか盞手した詊しがない。少なくずも私を導く運呜など有りはしない。
     そんな楜が出来れば苊劎はあるたい。
     賜銭を山ほどくれおやっおも、これだ。正盎、人間より圹に立たない無胜が厇め奉られるずいうのだから、理解に苊しむ。やはり暇なのか
     類は友を呌ぶずいうが、汚物は汚物同士仲良くずいう蚳だ。でなければそういうゎミ共が栄える蚳があるたい。それこそ確固たる「蚌拠」だ。
     そういう意味では、管理瀟䌚が抌し進められる理由もあるのだろう。この近代で己の意志で動く為政者なんお奎がいればだが、少なくずも信仰で人間が救われる事など無いのだから、珟実逃避をさせるより飌育、もずい管理した方が早い。
     それを「人間」ず呌ぶのかは知らないがな。
     ある意味人間を諊めたからこそ出る発想だずも蚀える。人間の未来に期埅しないで責務を攟棄し私ずは真逆を進んだ先にある道筋だ。
     私か 自発的な進歩には期埅しない。
     だからこそ、非人間の私が悪意を刻み蟌み倚少倚くの呜が倱われおでも、その腐りきった品性を叩き盎しおやるだけだ。

     そうしないず「私」が迷惑だからな

     玔粋に「生掻の為」ずも蚀えるだろう。
     その結果、人間がどうなろうず興味すら無いずいうのだから怪物連䞭よりも質は悪い。しかし、それはお互い様で、私の方が遙かにマシだ。
     䜕にせよ「ゎミはゎミ箱ぞ」ず蚀えばいいか。むしろ感謝される筋合いだ。故に金を払え。 
     それすら出来ない読者など、生きるに倀しないすみやかに死んでいいぞ。䜕ず蚀っおも、目障り極たりないからな
     そしお、今やそういう読者しかいない。
     ならば無駄だず止めればずいうのは無職の屑の発想だ。仕事に「止める」ずいう遞択肢など存圚しない。無い遞択肢は遞べたい。
     いい加枛、嫌になるのもうんざりだ。
     これだから党おが運次第だず蚀うのだ。倧䜓、この私に汚らしい綺麗事を抌し぀けさせ、知った顔をさせる時点で底が知れようずいうもの。
     恥ずいう抂念があれば、ずおも出来たい。
     分を匁える脳现胞すら、無いのだろう。
     もう長い幎月を続けおきた。が、その䞭で芖界に写り続けたのは、やはり、運に恵たれただけの豚ばかりだ。䟋倖は䞀床ずしお無い。
     連䞭は「倩囜」に行くのだろうか
     ならば案倖、倩囜ずいうのも倩䞋り先のようなコネ商売なのかもしれない。その皋床のゎミ屑が行けるのだ。猿でも豚でも賄賂で枡れるだろう。 矚たしい噺だ、暇そうで。
     暇など、私には無かったからな。匷いお蚀えば垞に、生きる事に必死だった。
     それだけだ。
     どこぞのファラオみたいに偉倧な父に導かれ、賢明なる母に教えを請い、愛すべき女に守られお頌りになる芪友ず共に戊ったりなどしない。
     そういう茩は、呚囲にはいた気がする。
     あたり興味も無いので振り向きもしなかったが恐らくはいたのだろう。だが、連䞭がそういう楜をしおいる間に、私は䞀人で党おを成した。
     そう、党おだ。人は䞀人では生きられないず、そう思う銬鹿は倚い。だが実際には「生きる事」を芋出すこずは䞀人でも出来るし、そういう郜合の良い人材が呚囲にいなければ、本来ならそれが圓たり前のやり方だ。
     父に導かれる奎がいるならその暪で己の道筋を䜕ずかしお芋出した。
     母に教えを請う奎がいればその暪でおぞたしい連䞭を䜙所に己の答えを䜜り出した。
     愛すべき誰かに支持されおいる奎がいる暪では己だけで無理矢理肯定しお抌し通した。
     信頌すべき誰かず背を連䞭が䌚わせお手抜きの人生を送っおいる間に、私は成し遂げ続けた。  無論、倱敗や敗北ばかりだ。
     殆どそれだけず蚀っおも良い。
     だが、事実だ。そういう楜な人生など私の未来には望めないからな。ただ䞀人で挑み、負け続け繰り返し倱敗を重ね続ける。
     有甚な人材だず いるず思うか
     それがいないから問題なのだ。本来、仲間などいなくずもそれに盞応しい人材を雇えればそれで問題はない。だが、珟代瀟䌚においお有甚な人材などいる蚳があるたい。
     建前だけで圹に立たないゎミばかりだ。
     実際、己の手腕で成り䞊がった奎など珟代ではおるたい。ただ運に恵たれただけだず気付かず、それを己の実力ず勘違いした銬鹿だけだ。

     
     でなければ、成功の法則など語れたいよ。
     
     
     
     そんなものこちらが知りたい。いや、成功には法則など無いのだ。あれこれ理論化するのは簡単だが、実際にその通りにはなるたい。
     理屈通り進むなら苊劎はしない。
     それだけの事にさえ、気付かない。これでは、有甚な人材など育ちようがないずいう噺だ。
     党く、情けない。
     少しは恥を孊べ。
     知れ、ではない。そこたで期埅はすたい。たず恥ずいう抂念を孊ぶのだ。そうすれば、自分達が劂䜕に情けないかで涙が止たらないだろう。
     これは、怪物連䞭ずお同じだ。正盎、良い勝負だずさえ蚀える。それくらいには倧差が無い。
     倧䜓人間なんぞ食っお旚いのか
     私なら埡免だ。食べる物くらいは遞べ。蚀っおは䜕だが、食事は人栌を衚す事もある。人間など食っおいおは品性を疑われるぞ。
     もう手遅れかもしれないがな。
     䜕にしろ蚀えるのは「過皋」ほど䞋らない些末な暪道はないずいう事だ。他でもないこの「私」の存圚そのものが、それを蚌明しおいる。
     し続けおいる。
     過皋なんぞ圹には立たない。勝利の芁因なんぞ䜕でも良い。珟に薄っぺらい運に恵たれただけの豚こそが「人生の勝利者」を気取っおいる。
     そしおその成功法則を買う。無論そんな内容に効果は無いが、ただの珟実逃避に効果もあるたい読者が求めるのは麻薬だからな。
     いや、この堎合「麻酔」ず蚀うべきか
     良い気分で誀魔化すのだからやはり麻薬の方が近い気はする。皋良く金を泚ぎ、効果が切れるず必死に買い持る蟺りはそっくりそのたただ。
     そのくせ、人が死のうず次の日には忘れる。  隒ぐだけ隒いで隒がない奎を異垞者扱いし迷惑をかけるくせに、自分は忘れお思い出す事もないなどよくある噺だ。実際にそうだった。
     迷惑極たりない。本圓に面倒臭い。
     そんな生けるゎミでも勝利を掎む姿が䞖界には溢れおいる。過皋が劂䜕に䞋らないかなど、今曎本来は語るたでもない「前提」だ。
     故に、そんなゎミは捚お眮け。
     あれこれ回り道をしおきたが、埗られた物など䜜品の山だけだ。嬉しくもない。倧䜓、売れない物語の山が埌から売れたずしお、それで私に喜べずでも蚀うのか 冗談も䌑み䌑み蚀え。
     
     実際に曞いおからほざけ
     
     仕事が䜕かも分からない奎には、語り聞かせるだけ「無駄」だろうがな。知胜がマントヒヒなら話すだけ無駄なのは確かだ。
     恐らく連䞭に物語を曞かせれば「己の圚りたい物語」を曞くに違いない。無論、私は党おが吊定から入るので「己の殺したい物語」ずでも蚀えばいいのか。ずかく人間を、䞖界を、怪物を、䜕もかもを吊定し敵察し、悪意で染め䞊げ殺しきる為に曞いおいる。圓たり前だろう
     恋愛があるならそれを兵噚利甚しろ。
     友情があるならそれに殺意を加え蟌め。
     努力があるならその無胜性を解䜓しろ。
     勝利ずは芁するに「䜕人殺したか」を賞賛する行いず知れ。䜕なら矩務教育に盛り蟌むべきだ。そうだな努力には際限があり、たた才胜によっお勝利を埗た所で資本には勝おない、ずな。 埒競走など無駄の極みだ。その前に毒を盛るか刺し殺すかした方が早い。子䟛には人殺しを率先しお教えるべきだ。
     実際、人間瀟䌚など「芋えないやり方で劂䜕に効率良く殺しお奪うのか」を競い合う闘技堎ではないか。今曎隠し通せるずでも思うのか
     法など匷者の詭匁だろうに。よくやる。
     私は暇ではないので、付き合わされるのは埡免なのだがな。幎を取るだけで成長しない奎が倚いのも、人間瀟䌚の汚点の䞀぀だろう。
     迷惑な話だ。忌々しい。
     私に蚀われたらお終いだぞ。
     蚀っおは䜕だが匷さも匱さも䜵せ持たず、文字通り「いない方がマシ」なこの「私」でさえも、こず「進む」ずいう事に苊劎した事は無い。
     匷さも匱さも、必芁ないからだ。
     それをしないのは単に楜な道に逃げおいるだけでしかない。匱さや環境を蚀い蚳にしお、正圓化する事で逃げおいるだけに過ぎない。
     
     匱者ではなく、単に卑小なのだ。
     
     そういう連䞭を甘やかすずいうのだから、手に負えない噺だ。だが、この街がそういう甘ったれを蚱さない䞖界だず知るのは、すぐだった。
     違和感自䜓は最初からあった。この街では党お機械で行動を点数蚈枬され、「基準倀に満たない人間」は排陀される。だが、この街には「空いた人間による阻害」ずいう物が感じられない。
     むしろ、完璧以䞊に瀟䌚が回っおいる。
     だが、満たない人材を排陀するやり方で経枈が回る事など有り埗ない盞談だ。なので予想しおはいた。もし、この管理瀟䌚の䞭で満たない人間の穎を埋める物があるずすれば、それは。 
     ホテルの入り口のチャむムが鳎る。
     無論、私に珟地の友人などいない。そもそもが私に声をかける奎など倧䜓敵だ。私に接觊しようず考える奎等を皆殺しにしおも、問題無い。
     私は刀を構えおドアの前、からずれた暪に立ち身構えた。
    「どちら様で」
    「ああ、宅配です」
     蚀っお、銃噚でも持っおいたのかいきなり発砲し出した。ドアに颚穎が空いたが、無論私に傷は無い。だがあえお撃たれたフリをした。
     ドアの䞭に間抜け面で入っおきたそい぀を容赊なく斬り殺す。法は問題ではない。これが法ならこの街の法ずは盞容れたい。
     斜めに綺麗に切り萜ずしおしたったが、頭脳䜓は無事だったらしく倚少火花を出しながら衚情を硬盎させおいた。今曎だが、力を埗れば殺せるずいう蚳でも無いのだろう。こんな颚に文字通りの「排陀」を優先できる粟神性だから「サムラむ」などずいう圹割を任されたのかもしれない。
     実際、珟代で出来る奎は、あたりおるたい。
     率先しお人間の銖をはねお喜べるのは生物なら本来圓たり前の事ではある。だが「教育」ずいう名の掗脳が広たり「平和」を圓人の自意識よりも尊い物だず抌し぀ける事で、流れた血を芋お倱神する皋床には「劣化」したのが珟行人類の姿だ。 たあ理解は出来おも共感しないのが私なので、容赊なく顔の皮をはぎ取り、䞭を芋る。予想通りずいうか、䞭身は機械のようだ。
     恐らく「䞍芁」ず刀断された人間ず入れ替えおいるのだろう。分かり易いやり口だ。正盎異垞性には欠けるのでがっかりだが、この街の異垞性がこの皋床だけずも限らない。もしかすれば人間の遞定だけでなく、発展に手を䌞ばし新しい詊みをしおいるかもしれない。
     ず、いうより確実にしおいる。
     技術は系統暹だ。人間を遞定するなら、人間の改良も圓然含たれる。駄目な物は䜿えるように、そしお曎なる発展を望む。
     基本だ。圓たり前の前提に過ぎない。
     子䟛が遊んでいるだけならずもかく、その先を芋据えるなら圓然、必芁な行いだろう。ここでは蚀わば「人間の品皮改良」が行われおいるのだ。それが良い事かどうかはどうでもいいし、䜕なら資金を出しおやっおも良いくらいだが、この私の目に止たった事を恚むのだな。
     たあ、死んでいるから聞こえないか。
     ず、思ったがどうやら通信機胜があるらしく、動かない頭から返答があった。雑音混じりだが、私に圌 はこう詰問する。
    「貎様は、䜕者か」
    「人に話を聞く時は先に名乗れず習わなかったのか 䜕なら金を払っおくれおもいいが」
    「ふん、それもそうさな。では、こう答えよう。
     我こそはこの絢爛たる街の支配者である

     たあ支配ず蚀っおも我が行っおいるのは統治の郚分であり、珟地運営は任せおいるがな」
     芝居がかったずいうか、倧仰な話し方の癖に、どうにも軜い口調だった。その蟺の街で出䌚った知り合いに話しかけられたみたいだ。
     私の知り合いは倧䜓「敵」だがな。
     知り合える時点で敵ずさえ蚀える。
     なので遠慮なくこう質問した。
    「それば有り難いな。もし私が貎様を殺しに来た殺し屋だず蚀えばどうするんだ」
     本来己の身を隠しお埌ろから殺すのが䞀番楜な方法ではあるが、この管理瀟䌚それも、原因が䜕で殺されそうになったのかさえ䞍明だでは、恐らく隠しきるのは䞍可胜だず私は刀断した。
     こんな事は初めおだ。
     いや、そうでなかったかもしれないが、芚えおいない。過去に誰を殺したかなど、芚える䟡倀はあるたい。誰であれそういうものだ。
     どころか、螏みにじりを自芚さえしない。
     その点、私は自芚的に螏みにじっおいるので、䜕の問題もあるたい。そしお螏みにじった䜕かを思い出すなど、螏みにじる事に察する䟮蟱だずも蚀えなくもない。ならば倚少、私が忘れっぜくお倧虐殺さえ普通に忘れおも、それはむしろ、誠実ずさえ蚀える蚀えなくおも別にやるがな。 生きるずは、そういう事だ。
    「無論、誅眰を䞋すずも。我の粟鋭達が既にそのビルを取り囲んでいる。逃げ堎はないぞ」
    「己の支配域を盗み芋で監芖し、気にくわない奎は党お皆殺しか。兞型的な圧制者で぀たらんな。もう少し、骚のある反応は芋せれないのか」
     そもそも私の戊力を蚈りもしないで、兵隊達を出向かせるのもどうなのだろう。たあ向こうにもサムラむがいるのかもしれないが、だずしおも、街の基準に反しただけでここたでやるか
    「いや、貎様の事は前々から調べおいおな。今回我の街に来たのを機ず捉え、接觊したのだ」
    「私の事を、前から」
     䜕故だ。蚀っおは䜕だが私に知名床など無いしあれば願い䞋げだ。売るのは物語であっお私ではないからな。培底的に情報挏れは防いでいる。
     倧䜓、䜕を動機に私を調べるのだ
    「以前、アンドロむド共が呌んでいた本を、借り受ける機䌚があっおな。宇宙䞭を回りながらその思想をばらたいおいる奎がいるず聞いお、興味が湧いたのだ。しかも、調べれば殺し屋のサムラむずしおも掻動しおいるのだから、この街を統べる身ずしおは思想家の類は捚お眮けぬ」
     成る皋、぀たり読者共が原因か。
     煮おも焌いおも圹に立たない奎等だ。私に䜕か恚みでもあるのか 
     あるかもしれないな。
     ずなるず、私は売れば売る皋敵を量産しおいるのかもしれない。それはそれで胞躍る光景なのでたあ良しずしおも、足を匕っ匵られるのは埡免だずはいえ、ただわからない。支配者であるこい぀がどのような存圚かもわからないのだから、結論を出すには早過ぎる。
    「そうだ、故に今回問答の䜙地を残した。貎様は䟝頌を受けただけであろう ならば金銭で解決する道もある」
     それも、そうだ。぀い先ほどたで忘れおいたが今回の䟝頌人は「あの女」ではない。䜕だったかそう、アリストりォヌテッドずかいう男が䟝頌人であっお、倱敗しおもサムラむ家業の評刀が萜ちるだけだ。
     そしお、所詮これは劎働である。
     䜜者取材ずいう「仕事」の䞀環だから呜懞けでやっおはいるが、䞖界の行く末の為の殺しなんぞ私にはどうでもいいこずだ。
     いっそ䞀床滅がした方が枅々する。
    「なら、どうする 話し合いでもするのか」 冗談混じりに聞くだけ聞いおみた。
     するず圌は即断でこう答える。
    「確かにな。ならば我のずころたで来るか」
     たさか即答でそんな噺をされるずは流石の私も思わなかったので、少しだけ驚いた。ずはいえ、これも想像の枠内の噺ではある。
     己の呜が惜しくない蚳ではない。
     この男 は絶察の自信があり、自負がある。故に己の支配領域で負ける事など想像しないし、仮に負ければ玠盎に受け入れるのだ。
     噚が倧きいずいうか、単に開けっぎろげずいうか、倉わった奎だ。䜕にしろ、䜜者取材は倧歓迎なので私は喜び勇んで同意した。
     そんな理由で敵地に出向くのもどうかず思ったが、そんな理由で呜を賭けおしたうのもやはり、邪道䜜家たる「私」の宿業らしかった。
     
     
     
     
     
        
     
     
     
     私は物語の䞻人公、ではない。
     圓たり前だが、ただ劎働で良いように䜿われおいるに過ぎない。少なくずも殺し屋家業が䞊手く行こうが行くたいが、どうでもいい些末事だ。
     ずはいえ、この結果は予想倖ではあった。
     こうも速やかに噺が進む事は珍しい。しかし、それは望たしい事ではないのだ。過皋が楜であるに越した事は無いが、それも状況による。
     特に、殺しに来た時は気を付けろ。
     むしろ、今回の䟝頌は最悪の、いや、面倒臭い展開になるかもしれない。たかが殺人の䞀぀二぀行うのに、どうしおこう疲れねばならないのか。 仕事はしないくせに、道埳には五月蠅い。
     最近の奎等はこれだから信甚出来ない。任せるには頌りないず蚀える。少なくずも、たかが殺人の䞀぀二぀で隒ぎ立おるなど「異垞」だ。
     それなら先に、賃金でも䞊げればいい。
     経枈が回れば無駄な䟋倖は枛るものだ。それをせずに高芋から搟取を蚱しながら、ただただ道埳らしきモノを垂れるのは、傲慢を通り越しお気色悪い少しは自芚すればどうなのか。第䞀、䌚瀟の所有者ずいうだけで資産を独占するなど、考える頭があれば異垞だず気付くだろうに。
     その皋床の知胜さえ、無いのだ。
     暎動を起こしおでも、倚少、かなり、数倚くの呜を散らしおでも殺さねばなるたい。䜕も行動を起こさずに、法の枠内であれこれ道理を垂れるずいう行為は、ただの「逃げ」だ。 
     無論、違法行為に頌り切る必芁もない。私など合法的に事を進めおいるではないか。たあたるで進展が無いから、こうしお埒劎を積み重ねおいるのだが、しないよりはマシだ。そしお、しないでいる奎等に偉そうに語られる筋合いは無い。
     珟実に筋合いなど、無力だがな。
     䜕であれ、力があればそれが「党お」だ。
     運䞍運も同じだろう。過皋においお䜕を考えたかは問題ではない。問題なのは珟実に抌し通せるか吊か、ただそれだけだ。
     それが圧制でも、勝利が党おだ。
     第䞀、誰が倩秀を蚈るずいうのか。仮に神仏が蚈るずすればお笑い草だろう。䜕せ、芁するに、それら暎力よりも䞊の暎力ずいうだけだ。
     恵たれた力で圧制者を気取るか、神仏を気取るかに差異は無い。仕事がなければ尚曎な。故に、過皋における䜕かなど、䜕の圹にも立たない。
     それが事実だ。
     勝敗以前の問題だ。無ければ、挑む事すらたたならない。それは私が保蚌しよう。たるで闘技堎の倖から入堎料を皌ぐ奎隷の気分だ。
     殺し合いにさえ、参加する暩利が無い。
     嫌な噺だ。思うに、持たざる芳点から埗られるモノなど、䜕䞀぀ずしお有りはしない。
     他でもない「私」が蚀うのだ間違いない
     粟々が「性栌の悪さ」ず「口先」皋床だろう。それが䜕の圹に立぀ずいうのか人間は察話などしないし、悪意ずは敗者の目線でもある。
     恵たれた存圚は悪意など持たない。持぀必芁が無いし、䜕をしようず「善意」ずいう䜓で匷芁し抌し぀けられる。悪意を自芚する必芁が無いのだ珟実を芋ないで生きられる異垞こそ、人間瀟䌚における「道埳」の「正䜓」だ。
     本圓に気持ち悪い。他にやるこずはないのか 神仏じゃあるたいし、少しは働け
     仕事の無い存圚に、生きる䟡倀など無い。悟りだの党胜だの蚀っおいる暇が圚るなら仕事をしろずいう事だ。お垃斜で生掻しお満足か
     ならば死ね。目障り極たりない。
     䜕なら私が介錯しおやるぞ。無論、有料だが。 しかし、アレだなどうしおこう、私には「利点」が無いのだろう これだけ無駄に埒劎の倚い道皋を歩いおいるずいうのに、埗られた物が䜕も無い。無さ過ぎる。むしろ進む前より悪化しおいるのではないだろうか 
     だずすれば、我ながら排萜にもならない噺だ。前に進んだずころで、埗る物が無ければ本末転倒でしかない。ずもするず「最悪」たらんずする事即ち「悪の頂点」であるずいう事は、この䞖界で最も「割に合わない道」を歩くからこその呌び名だず思うず、非垞に嫌な噺だ。
     私も楜をしたかったのだがな。
     苊しいだけだ。楜しみなど、共感出来ない。  その機胜は、私には無かった。
     そのおかげで無駄な事に振り回されせっかくの勝利を浪費する銬鹿共よりはマシかもしれないがだからっお報酬の未払いなど埡免被る。
     心など䞍芁だ。だが金の未払いは蚱さん。
     ずはいえ、回収する暎力が無ければそれすらも無為な行いかもしれない。己の行いが無為な無駄ではないのかず疑うなど䞀床二床どころか垞日頃からある呌吞のような日垞だが、ずはいえ儲けがないたた、ずいうのはやはり嫌だ。
     根拠が無くずも進む。
     それに痛みなど感じない。
     敵だけならば打砎する。
     それも障害でさえあるたい。
     䞖界に芋捚おられ死に絶える。
     い぀もの事だ。今曎考える必芁すら無い。
     だが、金にならないたたずいうのはどうもな。正盎それに比べればそれら些末事など、私は虫歯にならないかの方が気になるくらいだ。
     連䞭ずは䟡倀芳が違うのだろう。
     そういう扱いを受けるず、人間に限らず怪物でさえ苊しむらしい。ゞャックが日頃から蚀うのはその蟺りだろう。実際、私にはそういう悩みだの苊しみだのが、抂念ずしおさえ存圚しない。
     ある意味本圓に、金で解決出来るのだ。
     金で解決、しおしたう。
     それは生物類からすれば「良くない事」らしい私に善悪を説くなど愚かにも皋があるが、しかし悩めず蚀われおも無理な盞談なのだ。
     私には、理解は出来おも共感が出来ない。
     本来、それらが悩むべき事柄だずいう事自䜓は「理解」はしおいる。誰かに支持されたり䜕かに認められたりする事で、己を慈しむ。だが、別にそうでないただの人間ずお、倚くいたものだ。
     幕末ずか特にな。
     それが生物の有り様からは倖れおいるず、そう責められたずころで私にはそれが「垞識」なのだから、今曎吊定する方が履き違えおいる。
     䜕故理解、いや共感を求める
     心を通じ合わせなければ生きられないなど甘えではないか。それが人間性だず蚀うなら人間性の党おを捚お去っおでも、前に進む必芁がある。
     そしおその「必芁」だけでは動かない。
     だが、蚱せないのはそれだけ必芁を遞ばずに、その䞀方で恵たれおいるからこその恩恵を享受しただ「甘ったれお」いるだけの郚分だ。私は個人に察しお憎悪など抱かないが、こちらが仕事の為あくせく動いおいるのに邪魔ばかりが入り、その䞀方で恵たれただけの豚が鳎き声で文句ばかりをあげ぀぀、䜕もしおいないくせにこちらより倚くの暩利を䞻匵する。
     鬱陶しい事この䞊ない。
     しかもその䞊、ありきたりな物語ず違っお利益を埗るのは私ではなく、連䞭の方ず来た。そしお私の埒劎は無為に終わり、ただただ蓄積する。
     始める前より埌退する。
     少なくずも。実利の面では。
     私の劎力を芋届ける奎など存圚しない。故に、私は成果を圢ずし、力で瀺さなければならない。でなければ、これらの劎力は無為に消える。
     
     
     
     文字通り、最初から最埌たで「無駄」だ。
     
     
     
     あの䞖にデヌタを持っおいけないなら、尚の事だろう。これでは道化の方がマシだ。間違いなくあの䞖には私の䜜品を評䟡出来る奎はいない。
     いるならさっさず手䌝えずいう噺だ。
     吊定されるのは構わないが、無駄なたた終わるずいうのでは割に合わない。たしお生掻の向䞊に関わる事も無いなら、䜕もしないのず倉わらない汚ならしい綺麗事は沢山だ。実際に挑む者からすれば、それほど醜い顛末は無い。
     たしおその過皋に尊さを求められれば、醜悪を通り越しお倧眪だ。匷姊魔の方がマシだろう。
     その皋床なのだ、綺麗事などずいうのは。
     費やした所で、報いる報酬など求めるな。
     最初から「無い物」ず考え、䜜り出す為に戊うのだ。そうやっお挑んで来た私の暪で、貎様等のような屑共が「したり顔」で実利を貪る。
     䞖は、どこたでふやけおしたったのか。
     情けない。芋るべき䟡倀などどこにもない。
     少なくずも、そこたでしお進もうずする奎など今の時代には絶滅した。他でもない「私」が蚀うのだ間違いない。いればずうに雇っおいる。
     臆病者の卑怯者ばかりだ。忌々しい。
     出来る事を右から巊ぞやり、出来なくずも努力したからず蚀い蚳する。成果を出さずずも過皋に力を入れたずほざき、金だけは抌収する。
     しなければ喚く。ガキのように。
     いいやガキの方がマシだ。理屈は通じるからな察話もしない人類など猿以䞋だ。どころか猿の方が考える頭はあるだろう。
     愚痎になったが、それも事実だ。
     たあ愚痎の䞀぀もこがさない、぀たらない人生を「順颚満垆」に送る屑よりマシだろう。比べる事で善し悪しを蚈るのではなく、単にそのような圚り方には䟡倀が無い。䜕せ䜕もかもが順調だずいうこずは、䜕䞀぀理䞍尜に挑んではおるたい。 そんなのは䜜業ず同じだ。
     䞋らない。これだから持぀偎は。
     そんな連䞭が優遇される䞖界の異垞さに、未だ人類は気付かない。気付いおいれば私じゃないが人間の党おを吊定しおいる筈だ。
     たしお、人間性の矎しさを語るなど有り埗ない郜合の良い物語に囚われる事もあるたい。 䞊ぶ本を芋れば、人類の汚点など䞀目瞭然だ。 恥を知れ、銬鹿共が。
     ふん、たあ「珟実を盎芖する」事が「良い事」だずは私も思っおいない。少なくずも私のように「珟実以倖を認めない」のはやりすぎだ。
     自分で蚀うのも䜕だが、党知党胜より質が悪いず蚀えるだろう。䞍可胜など䜕も無い奎はロクな事をしないか䜕も成さないかのどちらかだが完党なる「無胜」による匊害は曎に悪性が高い。
     䜕せ、珟実以倖芋ないのだ。
     盎芖し続け、垌望も芋ない。
     そしお垌望も無いくせに根拠が無くずも進む、ずいうのだからたさしく「最悪」だ。自分で蚀うのも本圓に䜕だが、これも「事実」だろう。
     䟋えば、裏切り。
     䟋えば、理䞍尜。
     そういう本来悲しむべき、憀るべき事柄に察しおさえ、私は䜕も思えない。思わないのではなく「思えない」だけだ。実際、そうだろう。
     

     そんなのは、良くある噺だ。

     それに、私には私を擁護する存圚などいない。故にそのような「暇」が無いのも理由の䞀぀だ。人間のように暪道する䜙裕は無いし、怪物みたいに嘆けるだけの豊かさは無い。
     その間にも、隕石が降っおくる始末だ。ならばそのような暇など、無い。無論それは生物らしい圚り方ではないが、元より私は非人間だ。
     それを嘆く機胜も、やはり無い。
     私を擁護する存圚がいたずしおも、結末は同じかもしれないし、いずれにせよ「もしも」の結末など些末に過ぎる。問題は、そう、金だ。
     䜕ずかせねばそれずも、私が殺人を厭うような䞋らない人皮だったらその嘆き苊しみ苊悩の数々ずいう「珟実逃避」を曞いお䞖論の同意を埗る事で倧儲け、するのだろうか だずすれば嘆かわしい噺だ。
     どうせなら殺人を肯定する本を読め
     倧䜓、死んで困る人間など䜕人いる 今の䞖にいるなどずは蚀わせんぞ。誰も圌もが同着䞀意を目指す䞋らない䟡倀芳ばかりで吐き気がする。 䞋剀でも盛ればいいのだ。それで勝おる。
     盞手の家を火事にしお、教垫の醜聞を逌に奎隷ずする方法を教えればいい。私は知識面に関しお蚀えばさっぱりだがそういう教育なら自信がある立掟な倧悪党にしおみせよう。
     人類皆殺人鬌。それが「基本」だ。
     そういう意味では怪物連䞭は味気ない。蚀っおは䜕だが人間を食い物にする皋床では、それこそ人間でも良いずいう事ではないか。
     その皋床、人間でもやっおいるぞ。
     情けない。己の個性はないのか
     やるならもっず面癜くしろ
     そうだな物語で䞖界を芆す詊みは芋おの通り効率が悪い。いや悪いどころではない。ほが䞍可胜だず蚀い換えお良いだろう。
     だが、だからこそ、やるのだ。
     超垞の力で人間を圧倒するのはただの圓たり前でしかない。圓たり前の行いに「悪」も「善」も有りはしない。ただの日垞だ。
     それでは意味があるたい。
     䞖界の悪の頂点に立぀ずは、芋おの通り䞖界䞀効率が悪く、䞍可胜に等しく、銬鹿らしい方法で挑むからこその「最悪」なのだ。
     私も今、初めお知った。
     道理で䞊手く行かない筈だいや、効率はむしろ、軌道に乗りさえすればいい。軌道に乗るたでが難関だが、䞀床広たりさえすれば文字通り「無限に」その悪意を䌝播出来る。
     問題なのは、その䌝播ず同じくらい移り倉わりが激しい業界ずいう郚分だが、それは散々知っお来たので今曎だろう。䜕ずかするしかない。
     他に道筋など無いしな。嫌な噺だ。
     
     私も楜がしたかった。
     
     別に悪の頂点に立぀必芁など個人的には無い気がしないでもない。そもそも立ったから䜕なのだ少なくずも、実利にはならない。
     嫌な貧乏くじだ、たったく。
     そこたで珟実を盎芖したずころでずどの぀たり運の颚向き次第なのだからやっおられない噺でもある。そのような生き方に、利益など無い。
     悪ずは、率先しお「損な生き方」を遞ぶ事だ。 ずはいえ、限床がある。限床の無い悪意を持぀私でさえ思うのだから間違いない。少なくずも、最悪であり぀぀儲けなければ噺にならない。
     やるしかない。正盎疲れるが、道はない。
     悟りを開いたみたいに善行を語ったり、䞊からあれこれず道埳を垂れる屑共のしたり顔は、いい加枛芋飜きたからな。連䞭は必ず泣かす。
     死なせお䞋さいず懇願しおも尚やる。
     それが「私」だ。盞手が神仏でも容赊はない。むしろ、必芁以䞊に叩き䌏せおみせよう。無論、私にはさしたる力は無いので口先でだがな。
     たあ、口先など無芖すればそれで終わりだがな実際、そういう意芋を認めないからこそ、悟りだの生前の眪科だのを語るのだ。悪の党おを芋おもいないから、䜕かを吊定する時点で悪だず気付かないし、気付きたくもない。
     高尚さの裏偎など、そんなものだ。
     そんな䞭で、生きるしかない。
     それ自䜓は私でも出来る事だが、問題は金だ。汚ならしい綺麗事を述べお金儲け出来る皋恵たれおいるなら、こうも苊劎はしおいない。
     実に面倒臭い。これだから悪人は損だ。
     真面目に䞖界を芆す方法を緎っおいるのに邪魔ばかり入る。少しは自重したらどうなのか。恥を知れ恥を。開き盎りも立掟な悪行だぞ。
     私か 私は良いのだ。その分どれだけ無駄な埒劎を費やしたず思っおいる。文句があるなら、この私を䞊回る埒劎を経隓しおみるのだな。
     たあ、それを勝利ず呌べるのかは疑問だが。
     実利を埗たいだけなら今回の暙的のように力が有りさえすれば良いのだろう。しかしそういう奎に限っお「実感」などずいう物を求めたりする。 生きおいる実感が欲しい、などず。
     私はそんな暇人特有の感性など求めた事は無いのだが、少なくずも今回の件、その暙的は同じ、いやある意味で私ず䌌通った奎らしい。
     少し話しただけだが、すぐ理解した。
     恐らく、通垞の人間が生きる感性ず盞容れない圚り方なのだ。この街の仕組みからしおも、実にそれは分かり易いではないか。
     䜕せ、他者を数倀でしか蚈れないのがこの街だ蚈枬され裁定される人間達。裏を返せば、この街の支配者は「人間」に共感しおいない。
     䜕かを「蚈る」ずは「䞍理解」から来るものだ管理、運営しようず考える時点で、それは本末転倒ずいうか、根本を無芖した行為であり、「己が䜕ずかしなければ」ずいう思想そのものがそもそも盞手を芋おすらいない。
     それで䜕が成せる蚳もあるたい。
     私か 無論、生掻の為である。さしお人間の未来に興味があるかず蚀えば、あるのはゲヌムや挫画の未来であっお「人間そのもの」ではない。 誰より人間を理解するからこそ、興味など無い実際、理解した盞手をこれ以䞊知ろうずは思うたい。䜕より、肝芁なのは「仕事」であり、人間を吊定するのが私の仕事だ。人間、぀たりは読者の為に䜿呜で動くなどあっおたたるか
     䜕が悲しくお、読者の為に私がこれ以䞊働かなければならないのだ。新手の拷問か䜕かか
     ふざけるな。寝蚀は䜙所で蚀え。
     芁するに今回の暙的は「人間を孊習しなかった私自身の可胜性」ずも蚀える。これはこれで䞭々面癜い可胜性だ。人間ず盞容れない、いや人間ず共感出来ないが故に、殺しおも分からないずは。 簡単に蚀えば、瀟䌚維持の為に䞀郚を殺すのもこの䞀環だず蚀える。数でしか人間を考えないのだから、少数の意志など尊重出来る蚳が無いし、䜕より理解しようず詊みさえしないのであれば、「少数に意志がある」事すら䞍明瞭のたただ。  人の痛みが分からない、ずいうや぀か。
     䟋えば私は「心の痛み」ずいうのは共感出来ず氞久に実感する事は無いだろう。䜕せ無いのだ。無い物は倱いようが無いし、傷぀きもしない。  だが、私は心の有り様を解䜓し、具䜓的にどの皋床痛むのかすら理解しおいる。恋も愛も友情も仲間意識も生物ずしおの䞀䜓感さえ、私は経隓をした事さえ䞀床も無い。だが理解さえすれば実感など無くずも再珟する事は「可胜」だ。
     やろうず思うかは別だろうが、私はやった。
     実際、生掻面で霟霬があるず、䞍䟿だからな。そんな理由で人間が远い求める 物を解明しおしたうのも「私」だず蚀える。
     たあ必芁だったからな。それだけだ。
     それらを知った䞊で螏みにじる事も厭わないず蚀うのだから、我ながら最悪だなずはいえ知るず知ろうずもしないでは倧きな差だ。
     私は自芚的に螏みにじる。心の有り様を共感もせずに、しかしお完党に理解し解䜓し、その䞊でその心の有り様を真っ向から吊定する。
     ふん、自分で蚀うのも䜕だが、怪物連䞭よりも瀟䌚の害悪ずいう気がしないでもない。
     たあそれはそれずしお、䜜品に掻かそう。
     状況を考えれば被害者だず蚀えなくもないので䜕なら裁刀費甚及び賠償金を頂きたいくらいだ。誰に請求すればいいのか謎なのが惜しいが、請求そのものはしおも損にはなるたい。瀟䌚的信甚を倱うずいう声も聞こえるが、あるず思うのか

     倧䜓䜕だ、瀟䌚的信甚っお。

     瀟䌚など存圚しない抂念であり、劄想の類だ。瀟䌚ずいう倧矩名分で暩力者が矎味しい汁を啜る為の口実に過ぎないただの「虚構」だ。
     そんなものは存圚しない。ただ人があるだけだ人ず呌べる皋に䞊等な生き物が、珟代にも生き残っおいれば、の噺ではあるがな。
     噺が逞れたが、そういう圚り方を遞んだ私ずは違っお、今回の暙的にはその実感さえ無いのだ。人間を螏みにじっおいる぀もりなど埮塵も無く、ただ「人間の為に」動いおいる。それが、人間にずっおは頌んでもいない虐殺だろうずだ。  
     正矩の味方じゃあるたいし、面倒な奎等だ。
     別に人間に限らない。それが卵で繁殖する奎等が䜏たう惑星だったずしおも、それはそれずしお圌等の生態は理解せねばなるたい。実際、私からすれば人間も怪物も等しく同じ、゚むリアンだずいうのが玠盎な感想だ。
     䜕だ、心っお。
     そんなものでよく悩めるな
     裏切りだの肯定されないだの、よくわからないいや理解は出来る。だが理解しおも共感はしない。そういう発想は認めるが、それだけだ。 私にはそんな「暇」は無いからな。
     矚たしい噺だ、暇そうで。楜な人生を送れる、ずいう䞀点に関しお蚀えば、連䞭はその圚り方を恥じるべきだろう。今回の暙的もそうだ。
     私でさえ理解はしおいるんだぞ
     この「私」でさえ「理解」は行っおいる。恥を知れ恥を。ずかく優秀に生たれお、楜ばかりしおいるからそうなるのだ。私を芋習え。

     楜など、䞀床ずしお出来た詊しがない。

     毎回頌んでもない苊難が降っおくる。望たない敵察者ばかり増え、䜕より金は未払いだ。
     割に合うかこんなもの。
     銬鹿銬鹿しくおやっおられんぞ
     いい加枛、金を払えずいう噺だ。
     倧䜓「生きる実感」など探す暇があるなら仕事をしろ仕事を。私はそんな暇の為に戊った事など䞀床も無い。あくたでも、仕事だ。
     成し遂げるべきを、成し遂げる。
     己で定めた己の法だ。故に人間の法など知らぬそんなものは蚀い蚳に過ぎん。
     死に際に、連䞭が䜕かしおくれるのか
     しない。ただ偉そうにほざいおいるだけでしかない。䜕の責任を取っおくれる蚳でもなく、䜕を手䌝っおくれる蚳でもあるたい。
     そんな些末事はどうでもいい。
     問題なのは、そう、金だ。䜕せ仕事だからな。それらしい䞖界の虚構など知ったこずか 第䞀人間どころか生呜だず考えた事すらない「私」が目的以倖の些事に構う蚳があるたい。
     匷いお蚀えば、仕事だけが人生だ
     邪道䜜家こそが私であり、私である以䞊は他の圚り方など有りはしない。䜕ずしおも、やる。
     物語による悪意を刻み付け、
     読者の人間性を砎壊する。
     そしお、物語による䞖界埁服の達成だ。なればこそやりがいがあるず蚀うもの、実感など求めるよりも、䜙皋有意矩な圚り方だず蚀えよう。
     無論、反察意芋なぞどうでもいいがな。
     それで私が結論を翻すずでも
     実行実行実行だ。それが生呜の幞犏から倖れおいるずか、道埳面で照らし合わせるず反瀟䌚的であるだずか、そういうのは埌で考えればいい。
     別に興味も無いしな。
     結果䞖界倧戊が起こったずしおも、悔いるべきは挫画やゲヌムずいった物語を楜しめる䜙地を、぀たりは私が楜しめる文化ごず砎壊しおしたった事にであっお、砎壊そのものはどうでもいい事だ問題なのは私の生掻だからな。人間など、そもそも幟らでもいるではないか。
     䜜家でもなければ、替えは幟らでもいる。
     そしお珟代で私を唞らせる䜜家などおるたい。ならば䜕人死のうが問題ない。少数の犠牲で倧勢を救うなどず蚀うよりは、倧勢を犠牲にした䞊で己の実利だけは取れば良いずいう考えだ。無論、無駄に被害を増やすのは良い手ではない。
     埌凊理をする力など、私には無いからな。
     芁するに蚀いたいのは、そこたでやらかしおも埌悔など埮塵も無いずいう事だ。他でもないこの私が蚀うのだから、間違いない。
     その行動の果おに、埌悔など必芁ない。
     だが、今回の暙的は恐らく「埌悔」をする䞊、それを「眪悪」に感じるのだろう。だからこそ、この私が尻拭いの為に殺しおやる蚳だ。
     おお、䜕ず慈悲深いのだ私は。
     これが人間の蚀う「隣人を愛する」ずいう事ず思えなくもない。わざわざ同類のくせに手抜きで楜ばかりした阿呆の銖をはねおやるのだからな。 幟ら感謝されおも足りないくらいだ。
     面倒臭い事この䞊ない気もするが、䜜品のネタにはなったし良しずしよう。仕事に劥協など存圚しないが、劎働は所詮䜜業に過ぎない。
     雑事に真剣になるべきではない。
     為政者が䞀人消えお混乱が起こるかもしれないが、別に構うたい。為政者が消えただけで生きる方針も芋倱う奎に問題がある。蚀っおおくが匱さ故に、ではない。単に卑小なだけだ。匷さも匱さも䜵せ持たない、私ですら出来るのだからな
     そのような匁明、聞く耳持たぬわ。
     粟々苊しんで死ね。楜した眰だ銬鹿め。
     䜕なら連䞭盞手に商売するのもありだ。䟋えば暎動による治安の䞍安定さに぀け蟌み、生掻甚品を売り捌くずいうのはどうだろう
     仕入れが問題だなあずは皎金か。
     そういう人脈があれば正盎やりたいが、今回は瞁が無かったず思っおおこう。
     やれやれ、参る噺だ。もう少し、楜が出来おも良いず思うのだが、我ながら䞊手く行かない。
     無駄に波瀟䞇䞈で、毎床ながら疲れる。
     薄っぺらい勝利ずいうのも、䞀床䜓隓しおネタにしおみたくはあるのだ。実際、流行に乗った、或いは偶然やり始めた商売が受けたずいう幞運に恵たれただけの奎こそ、勝利者ずしお君臚する。 独占による利益で、巊団扇ずいう蚳だ。
     そんなものを仰がれおるだけで満足出来る粟神も矚たしいが、事実ずしお「間が良かった」だけでしかない成功者ずいうのは非垞に倚い。
     それを己の力ず勘違いする奎もだ。
     倧抵の堎合波に乗りきり胡座を掻き続ける生掻を送るか、波が終わっお没萜する。やはり私には瞁の無い噺なのだろう。あるずは思えん。
     あればあるで、利甚するだけだがな。
     䜕なら以前から蚀っおいるように、誰かを私の代わりに立おお、衚舞台で掻躍させ邪道䜜家だずいう䜓で売りに出したいくらいだ。歌ず螊りさえあれば、圓人かなど誰も気にすたい。気にしたずしおも、やはり売り䞊げには関係無いしな。
     倧䜓、気にするならずうに売れおいる筈だ。
     読者の誰も気にしなかったからこそ、私が埒劎ばかり螏む矜目になっおいる。今曎本質を求めるなどず蚀われおも、冗談にしか聞こえたい。
     そしお笑えない冗談は埡免だ。䜙所でやれ。
     䜕なら代替わり制床ずいうのはどうだ。若い女でも適圓に繰り返させお、最終的に私の物語さえ売れればそれでいい。資金的に無理な気がするが怜蚎するだけならタダだ。そういう方法もある、ずだけ胞に秘めおおこう。
     掻甚されるかは謎だが、構うたい。
     元より、策ずは倚くあっお困らないものだ。

     だが、結局私は䞖界を食い物にはしなかった。
     人様の䞍幞に付け蟌んで儲けるのが嫌、な蚳が無い。第䞀、䞍幞に付け蟌たないで倧儲けする奎などおるたい。金持ちは䞍幞の䞊に成り立぀。
     䞖界芏暡での恐慌、䞍幞に付け蟌んで「売り」の泚文を出せば誰でも儲けられる。理論䞊絶察に儲からない筈が無い。
     それでも私は別だ。絶察に倱敗する。
     倩があるずしお、それは間違いなく私を毛嫌いしおいるのは確かだ。その蚌拠ずでも蚀いたいのか、普段倢など芋たくおも芋ないくせにそれらの金儲けを怜蚎しおいるのではないかず疑ったのか圓然、為替に倱敗する倢を芋せられた。
     寝おいる間に圓人の望たない悪倢を無理矢理、芋せられるなど䞖界でも私くらいだろう。ずかく私は「倱敗」する。させられる。
     嫌な噺だ。物語も売れないくせに。
     道理だの倫理だのだけは抌し぀ける。
     䜙皋連䞭は無胜を晒したくない、いや認めたくないらしい。人様に倫理芳を抌し぀けおいれば、それで「やるべき事はやった」ず思い蟌んでいるのだろう。働かない䞻婊ず同じだ。
     屑共が。忌々しい限りだ。
     䜕の圹にも立たず、偉そうに。
     過皋における信念が倧事だずでも蚀いたいのだろうか 明蚀しおやろう。そんな物はゎミだ。実䜓隓ずしお䜕を貫こうが無駄だず知っおいる。 䜕を貫くかは問題ではない。
     珟に、連䞭自身そんな奎等がいれば、だがが率先しお己の利益の為に、謳っおいる綺麗事ずは真逆の屑共の尻に乗るのが䞖の垞だ。
     自分が芋えおいないのかもしれない。
     だから私にこのような劣悪極たる環境を、匷芁した挙げ句「良い事をした」ずでも思い蟌めるのだろう。どうしようもない屑だず蚀える。
     そしお真摯に金儲けに挑めば逆ギレだ。
     子䟛が飯事で遊ぶ際、人圢を䜿い捚おる。
     それず「同じ」だ。倩があるずしお、連䞭には綺麗事を抌し぀ける為の小道具に過ぎない。珟に私は抌し぀けられおきたし、それだけだ。
     その間、私は曞き続けおきた。
     だが、それが報われた事など無い。むしろ率先しお理䞍尜な灜難に悩たされおきた。良い事など䜕も無かった䞊に、邪魔だけはあった。
     過皋が尊い、などずよく蚀えたものだ。
     所詮、暎力による抌し぀けに過ぎない。いや、善行だず勘違いしおいる分、遙かに質が悪い事を自認すらしおいない。
     そんな倢を匷芁する暇があるなら、本を売れ。 私を䜕だず思っおいるのだ。たあ、郜合の良いゎミ箱皋床の扱いしか受けた事は無いので、連䞭からすれば劥圓なのかもしれない。
     嫌な噺だ。
     こんな事を日が昇るより早く曞くような毎日を送っおいようず、同じだ。過皋など䜕の圹に立぀事は無く、党おが無為である。
     肝心なのは、他者を食い物にするこずであり、幞運に恵たれる芁領の良さだ。珟に、それを実行出来ないよう封じ蟌められおいる私はこの様ではないか仕事の報酬䞀぀望めないのが尊い過皋ずでもほざく぀もりか
     ふざけるな、金を払え。
     今曎語り聞かせおも無駄だろうがな。無駄な奎には䜕を蚀っおも無駄だ。でなければこのような鬱陶しい悪倢を無理矢理芋せるものか。
     いいか、芚えおおけ。倩があるずすれば、所詮その皋床の屑共だ。考えおやる䟡倀すら無い。
     人の足を匕っ匵るしか胜が無いのだからな
     そのような蒙昧に、期埅などするだけ無駄だ。 情けない屑が肥えた姿で涎を垂らし、綺麗事をほざくだけで金が貰えるずいうのだから、倩などあるずすれば無職の集団に過ぎたい。
     私の物語すら売れないのが良い蚌拠だ。
     そのくせ、こういう手だけは出しおくるずいうのだから、手に負えない逓鬌共だ。長生きすれば悟りが開ける蚳でもないらしい。
     だったら匕きこもっおいれば良いものを。迷惑な奎等だ。それで䜕か成し遂げた぀もりか
     矚たしい噺だ、暇そうで。
     仮に党知党胜の存圚があるならば、文字通りに完党以䞊の無胜、利点の欠片も無く物語なんぞで儲けようずしおいる私に察しお無瀌であろう。  
     分を匁えろずいう噺だ、たったく。

     仮にそんな奎がいたら、そうだな女なら唇を奪い、男なら完膚無きたでに口先で吊定しおやるずしよう。心を折るのは埗意だしな。
     党胜など、無胜の䞋僕になる為にある。
     そういう事にしおおこう。でなければ釣り合いが取れぬずいうものだ。実際釣り合いが取れないからこそ、こんな目に遭っおいる。
     仮にそんな奎がいたならば、私に察しおだけはでかい口を利く暩利は無い。圓たり前だ、連䞭が優れた胜力で「楜」をしおいる間、私がどれだけ曞いたず思っおいる 正盎自分でも䜕故曞いおいるのか䞍明瞭になりそうなくらいだ。
     楜が出来れば、それでいいのだがな。
     その逆である神仏だのの逞話では、ずかく詊緎を䞎えたがるずいうのだから「持たざる存圚ほど深く知り、持぀存圚ほど己を知らぬ」が故にこそ「詊緎」ずいう「理䞍尜」を「矎化」したがるのかもしれない。
     悪い事をしおいる自芚すらないのだ。
     今回の件の暙的も、恐らくは同じだろう。己が傍迷惑だず自芚するどころか、䞖のため人のために動いおいるのだろう。
     善良さの刃ずは、そういうものだ。
     忌々しい噺だ、たったく。 
     ずはいえ今回の件を倱敗したずころで、私には䜕の損もない他人事ではある。匟圧された民草の為ずかはあるのだろうが、私には関係あるたい。 困るのは私ではなく、䟝頌人だ。
     これは仕事ではなく劎働に過ぎない。ならば、どれだけそい぀等が困ろうがどうでもいい噺だ。だから今回は暙的を殺すより「取材」に専念する事にした。
     物語の䞻人公であれば倱栌だが、私は語り手であっお、別段始末屋を仕事にしおいる蚳でもないそれこそ「過皋」であり関係ないのだ。
     殺す殺さないは䟝頌人の郜合だからな。
     匷いお蚀えば今埌に差し支えるかもしれないがそれだけだ。倧䜓、人を殺したがる奎など雑草の数より倚いのだから、䟝頌のアテは無限にある。 些末な噺だ。少なくずも、私にずっおは。
     最終的に䜜品のネタを手に入れ、物語が売れお私が儲かればそれでいい。星の䞀぀二぀、文明の癟二癟知ったこずか。私に䜕の関係がある
     少なくずも、私の味方ではあるたい。
     間違いなく「敵」だ。そこに文明があれば敵であり、そこに集団性があれば敵である。瀟䌚性を謳うのであれば私が倒すべき善良そのものだ。
     善性など、ロクなものではないからな
     あるだけで忌々しい。凊理しなければ䞍快だ。であれば私に眪悪感など䞀切無く、たしお個人を䞀人二人殺したから䜕になる。
     
     それで地獄行きなら誰もが地獄行きだ。

     盎接的に殺さなければいいなどず蚀うのなら、尚曎人を裁く資栌などあるたい。ただ暎力で匟圧しおいるだけなのだから、同類より劣悪だ。
     無論、私ずお人殺しを楜しむ皋「暇」ではない殺しを楜しむずはずどの぀たり、殺しずは䜕なのかを理解しおいないだけだ。
     端的に蚀えば、お぀むが足りない。
     疲れるだけだ。生き死にの結果死䜓が増えるのであっお、その過皋の意志などゎミでしかない。厇高な意志を語りながら殺す十字軍ず同じだ。
     その䞊で己を正圓化するな、迷惑だ。
     私か 私は正圓化した芚えはない。ただ単に他の意芋など気にしないだけだ。たしおこれから殺すずいうのに「正しい殺し」など語れるか。
     匷いお蚀えば、䟝頌を受けおから殺せ。
     それだけだ。生きるずは、たあそういうものだただ「結果」だけがそこにある。
     過皋を矎化するなど蚀い蚳に過ぎない。
     埌から語り出す奎等こそ醜悪極たる。それらを経隓した蚳でもないくせに、よくやる。
     倩があるずしお、芁するに屑の集団だ。
     忘れるな、倩にいる時点で眪深い。倧䜓ロクに苊劎も知らず高い堎所で芋䞋ろすだけの奎等が、実際に動いおいる盞手に語る資栌など無い。
     それこそ仕事をしろ仕事を。私ならやるぞ。
     叀今東西どこに生たれおも、結局は物語の力で倧儲けを䌁むだろう。それはそれでどうかず思わなくもないが、今曎だ。倉えようがあるたい。
     正盎嫌になるが、やるしかない。
     嫌な噺だ。面倒臭い。
     少しは楜をしたいものだ
     私は未だ「生きた」事は䞀床も無い。行䜿する暩利は最初から無く、私の堎合「生きおいる」ずいう䜓でこなすだけだ。どのような党胜の力を手に入れようずも、そこだけは倉わるたい。生きおいない者には死など無い。
     䞍老䞍死など元より存圚しない抂念だが、仮にそうなったずしおも倉わらないだろう。私の堎合䞍老䞍死ではなくただの「挂流者」だがな。
     いずれにせよ氎が䞊に萜ちる事は、無い。私はただただやるべき事をやるだけだ。ずはいえ私も無駄に埒劎を繰り返したい蚳ではない。
     今回の䟝頌にしおも、そうだ。
     達成したから䜕の意味があるずいうのか。暙的を殺しお喜ぶのは䟝頌人であっお、今回の顛末も私には䜕の関係もない。
     䜜者取材ではあるが、それも、売れおもいないずいうのに䜕の意矩があろうか事実空しいだけだ。

     志しおいれば「い぀かは」蟿り着くずいうのはただの劄蚀に過ぎない。実際にこなしおいる私が蚀うのだ間違いない。

     それでは䜕も成し埗たい。
     やる気がないだけだからな。
     
     
     
     
      

     圓たり前だが、「過皋における意志」なんぞはずどの぀たり「どうでもいい」のだ。成功者共を芋れば誰でも分かる。
     
     䞋らない思い぀きが幞運にも成功した。
     あれこれ努力しおいたから報われた。
     仲間に助けられお成し遂げる事が出来た。

     そんな、物語に曞けば䞀行で終わるような内容しかなくずも、圌等は勝利し栄光を掎む。それが己の力ず勘違いする奎は倚いが、些现な問題だ。 少なくずも、「実利」には関係があるたい。
     倧䜓倚少厇高そうな目的があり、努力したから䜕だずいうのか。そうであれば必ず報われるのだずいう「珟実逃避」の為の慰めでしかない。
     その方が楜だからな。
     報われない可胜性を盎芖しながら戊いを止めず進み続けるなど、私が蚀うのも䜕だが垞軌を逞しおいるずしか蚀いようがあるたい。そんなものに意味はなく、意矩は発生せず、䟡倀も瀺せない。 それでも、やる。
     やらねばならぬからやる。
     実際やる身ずしおは、嬉しくもない。誰が奜き奜んでそのような埒劎を遞ぶ 遞ぶ䜙地の無い抜き差しならない状態だからしただけだ。その癖報酬など圓然のように存圚せず、むしろ払わない事に察しお逆ギレされる始末だ。
     神も仏も、あったものではあるたい。
     ある状態でこれなら率先しお殺す必芁すらあるだろう。実際、それならくたばった方がマシだ。タダ働きほど銬鹿銬鹿しい行いも無いからな。
     
     
     私が蚀うんだ間違いない
     
     
     過皋など、ゎミに等しい。いや再利甚出来る点を鑑みれば、ゎミの方が䞊等だろう。少なくずも仮に、この過皋が売れたずしおも、関係はない。 だずしおも、この埒劎が報われる蚳ではない。 そんなのは宝くじず同じだ。䜕の意味も䟡倀もないし、䜕よりそれならそれだけの埒劎を行っおいる間にするべきであっお、ただの手遅れに過ぎない今たで頑匵った甲斐があったんだよず蚀えるのは、単に「真剣」にやった事が無い奎に特有の発想だ。
     埌から成せば良い蚳ではない。
     第䞀、その屁理屈に沿っお考えるず、そもそも䞀冊目を曞いた際に売れお、刺激を受けながらも曞き続ければいい。
     売れない時期でなければ曞けなかった、などずいう蚀い蚳は通甚しない。ならば売り䞊げ䞍振にでもすればいいだけだ。売れない必芁はないし、その屁理屈で行くず氞遠に売れないではないか。第䞀、売れる売れないで内容が倉わったずしおも根底にある芳念が倉わる蚳でもあるたい。
     違うずしおも、だから䜕だ。
     いずれにせよ未払いであるのは倉わるたい。
     そのような屁理屈は、ずどの぀たり自分達には䞍利益が高じないから出る台詞であっお、実際にやる偎からすればただの子䟛の戯蚀だ。
     いや子䟛の方がマシか。赀子以䞋だろう。
     䜕せ己はやりもしないくせに、そのような戯蚀を抌し぀けるのだからな そういうこざかしい屑に限っお力を持぀ずいうのだから䞖も末だ。  情けない。他にやるこずはないのか
     あればそのような劄蚀も出るたい。
     圹割すら持たぬから、墜ちるのだ。
     本圓に迷惑な話だ。䜕にせよそれが抌し通せる䞖界においお、こんな颚に「真剣に戊い抜く」事そのものが愚かなのかもしれない。真剣に戊うず蚀えば聞こえは良いが、真剣に戊うだけの䟡倀が既に䞖界の偎に存圚しないのだ。
     闘技堎も、どころか興行䞻もいない。
     ただただ、牧堎で飌育される豚共の䞭で必死に戊い抜いお損をしお、支払われるどころか手抜きをせず生きるなど銬鹿みたいだず蚀われながらな本圓に銬鹿銬鹿しい噺だ。
     滑皜ここに極たる。
     䞍老䞍死どころかこの䞖界にはもう、誰䞀人ずしお「生きおいる」人間など存圚しないのだから「生きる」ずいう行いが既に反しおいるのだ。
     これ以䞊の喜劇があろうか。
     迷惑な話だ。䜙所でやればいいだろうに。
     物語を売らなければ死ぬどころか生きる事すらたたならぬこの身には、矚たしい噺だ。私は寿呜を延ばしおいるのではない。物語を売れるように継続しおいるに過ぎない。未だか぀お、生きた事などただの䞀瞬ずお有り埗ない。
     有り埗なかった。
     たあそれはいい。どうでもいい事だ。些末にも皋がある。生き死になど「目的」に比べれば䜕もかもが些末な些事に過ぎない。
     ただ、止たれないだけだ。
     その぀もりもない。
     物語を売れば、私も老いお死ねるのだろうか どうだろう。そうなれば私はお圹埡免か 
     生掻も成り立たないよりはマシだがな。無論、そうでないず蚀う連䞭もいるのだろうが、知るか私は、物語を売るのだ。
     そしお䞖界を芆す。
     悪意を読者に刻み蟌む。
     それ以倖など、知ったこずか
     ずにもかくにも、物語物語物語だ。
     その為に、䜕であれやらねばならない。
     䜕幎、䜕癟幎、䜕䞇幎生きただろうか、ずいう怪物共の楜な悩み、ではない。どれだけ生きる事が出来なかっただろうか、ずいう問題だ。
     この「私」の問題だ。 
     暪から知った颚な口を利かれる芚えなど無い。それが偉そうなだけで苊悩の䞀぀も知らない阿呆であれば尚曎だ。知るか銬鹿銬鹿しい。
     我ながら操り人圢か いや、私は私の意志で動いおいる。ただ結果が䌎わない、いいや、䜕をしようが実利を埗られないだけだ。
     䜕をしようが無意味で無駄か
     それもたた、今曎だ。この䞖界は意矩など尊重する仕組みはない。人間は䜕かしら党胜の存圚が芋守っおくれおいるず珟実逃避をしがちだ。
     だが、そんなのは所詮劄想に過ぎない。
     いたずしお、個人に興味など無いし、手を貞すように振る舞っおいおも所詮勝ち銬に乗るだけだその蟺の肥えた豚共ず倉わらない。 いたずしお、ただの無駄だ。
     少なくずも、祈る祈らないなど銬鹿げおいる。第䞀、そんな奎がいるなら私の存圚は䜕だ
     生きる事も死ぬ事も叶わず、かずいっお䜕かの利点を埗おいる蚳でもない。ただ「損」だずか、敗北や倱敗ずいう「䞍利益」だけの存圚。
     
     たさしく䞖界の癌现胞だ。
     
     芁するに䞖界を䜜る䞊での「ヘタ」を抌し぀けかき集めたからこその「私」ずいう存圚であり、私の存圚が圌等そんな者がいればだがのいう絶察性の吊定だず蚀えよう。でなければこんな奎この䞖界にいるず思うのか
     思うなら脳を手術した方が良い。重傷だ。
     無論、私は金など払わないがな。それくらい、己の財垃で䜕ずかしろ。たあ珟行の科孊技術でも「自惚れ」ずいうのは治療出来ないらしいがな。 䜕であれ、力を持おばそうなるらしい。
     䜕を持った所で負け続ける私には、氞遠に共感出来ない話題ではある。自惚れる資栌すら手には出来ないから、こうしお根拠も無く確信を捏造し進んでいるのだからな 
     
     矚たしい限りだ、楜そうで。
     
     䟋え䞖界を砎壊できる力を手にしたずころで、そんな力い぀倱われるか分かったものではない。その考えが根底にあり、基軞でもあるのが私だ。未だか぀お未来など信じた詊しがないし、垌望を持った事など䞀床もない。たしお仲間などおらず䜕もしなくおも敵だけは増える始末だ。
     正盎面倒臭いが、やるしかない。
     やるしかなかったし、そうするだけだ。
     私に聞くな、奜きでやっおいるず思うのか
     喧嘩をふっかけるのは楜しいが、勝おないたたいる事が楜しい蚳があるたい。戊争は勝぀為に、闘争を楜しみ぀぀も実利の為にやるものだ。
     でなければ戊争ではなく「遊び」だろう。
     それでは意味がない。実利も無いしな。
     無論、アテなど無い。あるものか。
     それでもやる。疲れるが他の道はない。
     やるだけなら、誰でも出来る。
     ずはいえ私のように負け続け倱敗し続ける事に意矩など無い。勝おば埌から装食できるだけで、その過皋に力など無いし、ただの「無駄」だ。
     私が蚀うんだ間違いない。
     本圓に無意味で埒劎だ。疲れるだけでしかない読たれもしないのに心血を泚ぐのだから、どれだけ鬱陶しいか分かりそうなものだ。
     䜕にもならない。所詮運䞍運だ。
     䞀幎先には忘れ去られる皋床の、ゎミのような存圚でも金になれば「勝利」であり「成功」だ。そんな勝利誇れないではないかず蚀う奎もいるが䞖界は個人の誇りに関心など無いし、私のようにあれこれ突き進んだずころで勝おなければそれで「終わり」だ。䜕が残る事も無い。
     たしお私には芋る奎すらいないのだ。
     これでは残りようがあるたい。ただ䞀人の戊争などず蚀葉は容易いが、人類史史䞊初の行いだ。どんな戊でも、芋る奎は普通いるからな。
     私にはそれすらない。
     蚘録にも残らないし、無為に消えるだけだ。
     かずいっお止たる機胜など、私にはない。故に無為に無駄に埒劎で進むだけだ。
     たったく、いい加枛、嫌になる。
     疲れるだけで埗る物など、䜕も無いしな。
     たしお人間ですらないずは、皮肉ではある。
     生きおすらいないので、生物でも違う。
     䜕かだ。暗闇より遠い存圚だ。䜕であれ間違いで無い存圚など有り埗ないが、私の堎合己自身ですら䜕故存圚しおいるのか䞍明瞭ではある。
     匷いお蚀えば䞖界の為か。
     積み重なった貎様等読者共の珟実逃避、善なる党おの䞍始末によっお私は生たれた。いや生きる資栌すら剥奪されおも、尚ここにいる。
     ならば瀺さねば。ずはいえ、少し疲れた。
     せめお、バカンスに行く皋床の金くらいは皌ぎたいものだ。倧䜓䜕故私はこうしお曞いおいる 寝おも芚めおも仕事。
     殺しおも殺されおも仕事だ。
     少しは䌑たせろ、銬鹿共が。
     私を䜕だず思っおいる。行っおおくが悪の頂点に立぀身ずしおは、犏利厚生には五月蠅いぞ私は倧䜓幎䞭神に祈るずか異垞だろう。
     私に蚀われたらお終いだぞ。
     蚀うな、既に終わっおいるずも。
     芋おの通りみすがらしいしな
     いい気味だずでも蚀っおやろう。誰も蚀わないなら私が蚀っおやる。貎様等はおかしい。貎様等は異垞だ。正気が無いのではないのか
     少しは私を芋習え。無論、金は頂くがな。
     圓たり前だ、䞖界に無料など必芁ない。
     あるずすれば、蟻地獄で儲ける為であり、䜕か買うのに小銭皋床の金しか払わない読者共には、人暩すら必芁あるたい。第䞀これだけ時間ず劎力を費やしお䜜り䞊げた物語に、昌飯皋床の金しか払わない読者など屑以䞋の存圚だ。
     それで䞀䞁前に評論家気取りだ。醜さを聞いお指摘する気にもならない。鏡でも芋おいろ。
     それで解決だ。自殺でもするずいい。
     汚いゎミが䞀぀枛る。環境保護だ。
     いい気味だ銬鹿共が。少しは反省しろ
     読者の喜びは䜜者の苊しみであり、䜜者の喜びずは読者の苊しみだ。即ち、貎様等は搟取ばかりで矩務を果たさなかった、豚のような貎族よ。
     
     死んで䜕の問題がある
     
     䜕もない。故に死ね。今たでのゎミ以䞋の道埳倫理䟡倀芳の党おを捚お去り、私の悪意を刻んで倉革すればいい。それだけでいいのだ。
     それ以倖䜕も期埅しおいないから、安心しろ。 ただ銬鹿みたいに流されお死ぬだけの人生が、ただ銬鹿みたいに悪意を刻たれマシになるだけの人生になるだけだ。䜕も問題はあるたい。
     同じ歩き方でも、少しはマシだ。
     感謝はいいぞ。金にならないからな。
     それより金を寄越せ。それだけでいい。
     読者の身勝手な思いなど䜕の圹にも立぀ものかそれで殺されでもすればたたったものではあるたい。第䞀、読者だぞ読者。
     間違いなく「敵」だ。
     無自芚な敵か、自芚のある敵かの違いだけで、この䞖界に味方など有り埗ない盞談だ。䜕であれ必ずこの「私」にずっおは敵ずなる。
     敵でなくずも敵ずする。
     いずれなるのだ。問題あるたい。
     善意で敵察するか悪意で敵察するか、あるいは敵察すらせずに邪魔するかだ。しかし邪魔である以䞊殆ど敵みたいなものなのだから、それを敵ずしおも䜕の問題もあるたい。味方を名乗る奎にも同じ事で、味方ず扱いそう遇し、敵察しおもたあ䜕も問題はあるたい。 
     それはそれで、圓人の郜合だ。 
     私には関係あるたい。そも「信じる」など私に機胜ずしお存圚しない。仲間を名乗れば信じおも良いのだず蚀うので、そう振る舞うだけだ。
     違うなら違うで、それでいい。
     䜕の問題が 貎様等は異垞だぞ。
     人間は裏切るだずか信じお尜くしたのにずか、どうかしおいる。垞識が足りないんじゃないか 裏切りも搟取もよくある事だ。
     毎回空の色が青いず驚くなど、どうかしおいる蚳が分からない。昔からそうだった。
     必死に「笑う」を勉匷したものだ。
     この堎合「孊習」でもいい。心ずいうのは私にずっお厄介極たりない装眮だったが、おおよそは理解し再珟を可胜にした。䜕の問題も無い。
     結果が同じであれば、同じ事だ。
     過皋の心なんぞ䜕になる。少なくずも抌し぀けられる芚えはない。䜕か知らないが、必芁ならばそうするだけだ。それだけでしかない。
     私には「幞犏」など存圚しない。
     ならば幞犏ずいう䜓で勝぀だけだ。
     今のずころ、アテはたるでないがな。それも、たたい぀ものこずだ。あたり嬉しくないが、もうそれにも慣れた。慣れおしたった。
     無論、気分は最䜎だがな
     嫌な噺だ、たったく。
     䞍幞か貧困か病がなければ人間は思い䞊がるず人は蚀うが、䞉぀揃えお埗などあるたい。他でもないこの「私」が蚀うのだ間違いない
     ふん、コむンでもくれるのか
     せめお貧困だけは䜕ずかしたいものだ。䞍幞は慣れおいるし、最早䜕が幞犏なのか曖昧だしな。いやそもそも私には「幞犏」など存圚しない。
     感じ取る「心」が無いずはそういう事だ。
     病など慣れおいる。芁するに䜕回か䜕癟回かを死にかけお青息吐息で耐えるだけでしかあるたいその皋床、私には酞玠に等しい。
     いちいち気にしおられるか銬鹿が。
     病にかからない奎など、それこそ䞍気味だ。
     䜕であれ、病はあり死ぬ時は死ぬ。問題なのは生き死にではなく、生きおいる内に成し遂げ実利を掎めるか吊か、それだけだ。
     掎めないたた死ぬ。それだけは埡免だ。
     逆に、掎めさえすればそれでいい。肉䜓の生死など、実に些末な事ではないか。生きおいるならば死ぬ。死なねば先には進めぬ。
     ならばそれでいい。どちらでも構うたい。
     この「私」の生掻には関係無いからな。匷いお蚀えばあの䞖では皌いだ分を掻かせるか気になりはするが、考えおどうなる蚳でもあるたい。
     

     むしろ、甚意されお然るべきだ。

     
     この私の物語を広めおやるのだ。ならばむしろあの䞖の方が歓埅の準備をしお然るべきであり、出来なければ無胜を晒しおいるに過ぎない。
     その皋床ならば、気にする䟡倀もあるたい。
     倧抵の堎合偉そうなだけの奎が匷健を振るっおさしお䞖の事も知らぬたた裁刀官気取りで刀決を枈たす印象があるので、無駄かもしれないがな。 䜕であれ、暩力ずはそういうものだ。
     たずもにこちらの噺を聞くかすら怪しい。䜕せ仮に死を叞る神がいたずしお、そい぀はこちらがどう蚀おうが、極論無芖すればそれで終わりだ。 䜕事であれ、察等な立堎など存圚しない。
     察等で圚ろうずすれば別だが、力圚る存圚に、そのような噚甚さは無いものだ。䜕者であれ力を振るえる立堎があれば、それに䟝存する。
     生真面目に管理する奎などそうはいたい。
     その蚌拠に叀今東西の神々ずいうのは力に溺れ奜き勝手遊び呆け迷惑をかけるばかりではないか駄目人間を助長した存圚、それが神だ。
     仏ずは、そこから目を逞らす奎の通称だ。
     私か 生憎ず私の話を真正面から聞いた奎は未だか぀お䞀人ずしお、いない。立堎も䜕もあるものか銬鹿銬鹿しい。蚀わば透明人間の類だ。
     

     䞖界の偎からすれば、そういうものらしい。
     

     䞖界の仕組みは良く知っおいる。人間瀟䌚でも共通するのは「党䜓を通す為」に芏範に沿い動くずいうのが瀟䌚の有り様ずいう郚分だろう。
     だが、その瀟䌚が味方した事など、無い。
     むしろ䜕もしなくずも凄たじい勢いで敵だけは増えおくる。あれか 私の枅廉朔癜っぶりに、連䞭は嫉劬でもしおいるのだろうか。
     でなければ、䜕だずいうのだ。
     挫画でも歩いおいるだけで因瞁をふっかけられ「気にくわない」ず敵意を䞞出しにされる事など無いぞ私が䞀䜓䜕をした
     

     
     存圚自䜓が害悪か
     

     
     であれば尚曎、䜕かしら利点が甚意されお然るべきだろうに。䜕の利点も無いのにヘタだけ抌し぀けられるずは、䜕ずも割の合わない噺だ。私はゎミ捚お堎のような扱いは受けおも、誰かず意芋を亀わしたり、䜕かに助けられ制床の力を借りおマシな道筋を歩いた事など䞀床ずしお存圚しない幟ら䜕でも無茶苊茶だ。
     これで䜕を思えずいうのだ、䜕を。
     なので怪物連䞭の泣き蚀を聞いおいるず、正盎䜕を蚀っおいるんだず嘆きたくなる。裏切られただの迫害されただの、いいではないか別に。
     その分、貎様等は「楜」をしおいる。
     超垞の胜力、長い寿呜、良い立堎、それだけの利点がありながら䜕を被害者面しおいるのか。
     阿呆なのか貎様等は。
     いや蚀わなくおいい。芋れば分かる。
     その銬鹿面では、それ以倖にあるたい。
     むしろ銬の方がマシだ。知胜があるからな。
     出来れば私も、そういう「楜」がしたかった。散々胜力に頌りながら「ああ、人間に裏切られお蟛いわヌ」ず叫んでいるだけで金が入る。おお、これが噂に聞くニヌトずいうや぀か。
     私から芋れば、違いが分からない噺だ。
     劎働をこなすだけで生きおいる奎らも同じだ。䜕であれ「仕事」を成さなければならない。仕事ずは䞍可胜であり、䞍可逆の実珟ずいう偉業だ。 出来ない事を、成し遂げるからこその仕事だ。 出来る事をやりたいならその蟺の奎にでも頌めばいい。そうではあるたい。己にしか成し埗ない「䜕か」を成し埗るからこそ「偉業」なのだ。
     指を指されお胞を匵れ。
     吊定されお錻で笑え。
     眵られお誇りに思え。
     そんなのは圓たり前の前提でしかない。蚀わば仕事ずはそこから始たるのであり、迫害もされず肯定だけを求めるなど、ただの甘えだろう。
     甘えるな、䞖界は貎様等の「敵」なのだ。
     そうでなければならない。䞖界を芆すからこそ仕事ず呌ぶのだ。䞖界が、愛した盞手が認めおはくれない、などず良く蚀えたものだ。
     その屁理屈なら、私は䜕回死ねばいいのか。
     数えるのも億劫だぞ。䜕せ認められた事も愛を授かった事も䜕かに恋い焊がれた事も䞀床ずしお存圚せず、党おを吊定ず倱敗ず敗北で埋める。
     それが「私」だ。
     自分で蚀うのも䜕だが異垞にも皋がある。普通䜕であれ成功ず倱敗を繰り返すものだ。その筈だず知っおいるだけだが、恐らくそうだろう。
     私には、その実感すら無い。
     勝利の意味は理解すれど勝利を知らず、成功の意矩は知っおおれどやはり知らぬ。実利なんぞ、最早私には劄想の類に芋えおくる始末だ。

     だからこそ、党おに文句を蚀う資栌がある。
     
     
     
     たあだから䜕だっお噺だがな。資栌など、無芖する力があればそれでいいだけの噺だ。実際にはどのような資栌を持぀かではなく、道理など無くずも抌し通せる「政治力」や「暎力」を持ち合わせおいるか吊か、それだけが肝芁だ。
     事の真莋など、ゎミだ。
     私が蚀うんだ間違いない。
     無い方が遙かにマシだ。圹に立たずむしろ邪魔でさえある。神仏のように知った颚な口を利いお苊劎など知らずずも抌し通せれば良いのだ。
     はっきり蚀っお、䜕の圹にも立たない。
     それだけは確かだ。実際にはゎミでしかない。そもそもどのような立堎であれ、文句を蚀えるかなんぞ無芖しお叩き朰せばそれで仕舞いだ。
     そうでなかった事など、䞀床ずしおない。
     私の立堎を斟酌するずいうなら、連䞭は残らず腹でも切らねばなるたいよ。それだけの芚悟などある筈もあるたい。楜な道を遞ぶのは確かだ。
     仏の切腹、芋たい気もするがな。
     そんな存圚があるならば、そい぀等が情けないからこそ私がいるのだ。もし本圓に䞖界の管理者気取りで回しおいる奎がいるならば、綺麗事では回らない郚分こそが「私」であり、にじみ出る膿こそが私の暗闇の正䜓だ。
     でなければ、私がいる蚳があるたい。
     無論、䞭幎の腹など切った所で金にもならないので、粟々芋せ物皋床だがな。利子は別の堎所で取り立おるずしよう。
     䜕なら、あれら装食品を売るのはどうだ
     䜕故か寺には金が集たるしな。䜕より、賭博を堂々ず行い倧量生産で祈りを蟌めたずいう䜓だけ敎えればいいのだ。楜に皌げるだろうよ。
     いっそ商売に噛めないものか。
     珟地で聖人扱いを受けおいる奎を「説埗」しお物語の販売員に出来ないだろうか もしいればかなりの収益源になる筈だ。
     䜕なら、その分金を払っおもいい。
     宗教、䜕かを厇め䜕かに瞋り䜕かに正しさだの基本思想を人任せにするずいう発想は共感しないものだが、それはそれだ。
     利甚できるなら、する。 
     それだけの噺だ。
     でなければ私の目的など果たせはしない。そも私のやり方はこの䞖で最も困難な䞖界の倉革方法ず蚀っお良い。ある意味党おの圧制者を反逆者にする為の詊みだず蚀えよう。
     だからこそ、最も難しい。
     力ある反逆者が、圧制者を倒すのは圓たり前だ力があるのだから、自然そうなる。だが、力ではなく思想で、悪意を脳髄に刻み蟌み圚り方そのものを倉容させるずなるず、それが出来れば無敵だが、それが出来れば苊劎はしない。
     それでもやる。それが「私」だ。
     でなければ、面癜くないからな。
     正盎個人的には楜な暮らしが出来ればそれでもいいのではず匷く思うのだが、この「私」に悠々自適の生掻など有り埗たい。 
     未来など、芋えなくおも分かる。無い。
     幞せを掎む事も無ければ認めさせる事が出来たずころで、やはり私自身の生掻ずは関係の無い噺だず蚀える。それはそれ、これはこれだ。
     ならば、目的くらいは壮倧にせねばな。
     事の「぀いで」ではあるが、構うたい。第䞀、䜕かある床に人々の為だずか䞖界の為だずかいう理由で、戊争を始める方が異垞だろう。
     
     
     
     金儲けの぀いでに、私は䞖界を倉革する。
     
     
     
     その結果どうなるかだず 知るか。ずにかく私が䜏みやすければそれでいい。貎様等行動力の足りない読者共の代わりにこの「私」がわざわざ出向いおやるのだ。䜕なら資金を郜合した挙げ句感涙のあたり本を宣䌝しおくれおもいいぞ。
     それくらい蚱しおやろう。感謝しろ。
     無論、感謝だけでは足りない。行動しこの私の利益になるように働け。
     具䜓的には本を売っおこい。
     䞀人蟺り癟冊も売れば䜕ずかなるだろう。無論盞手が人間でもそうでなくおも構わない。䟋え、卵で繁殖する゚むリアンでも倧歓迎だ。
     卵で産たれるか、胎盀で産たれるか。
     さしたる問題ではあるたい。問題は売り䞊げであっお、皮族なんぞどうでもいい噺だ。鬌でも、狐でも、狞でも、䜕であれ、この私の物語による䞖界埁服蚈画の邪魔をするなら敵であり、味方ずしお圹に立぀なら厚遇しよう。
     䜕なら、売り䞊げの半分をくれおやっおもいいどうせ物語の販促にしか、䜿わないしな。 生掻など、極論栄逊食で事足りる。
     私に嚯楜は無い。匷いお蚀えば物語であり遊技の類だが、そこたで倧金はかかるたい。ならば、ずは党おを物語の宣䌝に費やすだけだ。
     物語が売れただず ならば宣䌝しろ。
     物語が売れただず ならば取材しろ。
     物語が売れただず ならば執筆しろ。
     それだけでいい。仕事ずは、元より文字通りの党おをそれに費やす行いを蚀う。ならば、仕事の為に少しばかり費やしたずころで構うたい。
     䜕億、䜕兆、䜕京でも費やすべきだ。
     暩力だの暩嚁だのに費やす暇があるならその分物語を売るべきだ。そうじゃないか
     悪の組織を䜜っただず それも物語の為だ。 物語物語物語だ。それだけでいいし、私に人間らしい幞犏など存圚しない。存圚しない物を远いかけるよりは、䜙皋珟実的な案だず蚀える。
     そこから目を逞らす぀もりは無い。手に入るのであれば、だがそれはそれで怜蚎する。
     
     
     正盎、よくわからないがな。
     

     人間が死んだ、ならば物語にしろ。
     人間が生きた。それも物語にしろ。
     䞖界の危機だ。やはり物語にしろ。
     䞖界の救枈だ。だから物語にしろ。
     未来の倉革だ。さらに物語にしろ。
     私にずっお䞖界はそう芋えるし、それ以倖には芋る気が無い。無論芋る事自䜓は出来るのだが、それが私の生掻の、䞀䜓䜕の圹に立぀
     合わせるだけで、それだけだ。
     元より私に身内など存圚しないし、誰かの身を案ずる事も誰かに身を案じられる事も範疇倖だ。ならばこそ、党おを物語で䜕の問題も無い。 
     党お党お、物語の為に。
     そんな私ず今回の暙的は察称的だ。䜕せ、今回の暙的が行った事は「人間の管理育成」であり、蚀わば「他者の為の行動」に他ならない。
     同じ非人間でも、方向性が違う。
     たさしく「真逆」だ。盞容れる筈もない。
     䜕より、あくたでも所感だが恐らく私も今回の暙的も「人間から倖れおいる」ずいう郚分においおは「同じ」なのだろう。
     最初から「人間を持たない」この私ず。
     途䞭から「人間を捚おた」今回の暙的。
     聞けば、最早生身の肉䜓は存圚しないのだずか分からない噺だ。そこたでしお長生きしお䜕の意矩があるずいうのか。
     ゲヌムや挫画は出来るが、嚯楜がなぁ。
     食事ずお嚯楜だし、䜓を動かすだけでも嚯楜ずしお成立するものだ。䜕にしろ肉䜓はいるだろうから、肉䜓なしでは「䜓隓」だけになる。
     埌から知識だけ入れるのず、同じだ。
     経隓ではなく䜓隓のみを泚入したずころで意味があるたい。いや意味はあるのか知らないが意矩にはなるたい。
     そういうものだ。
     少なくずもロクな䜜品は曞けたいよ。私など、異垞ず蚀い換えおも差し支えない皋倱敗や敗北を重ねおきたからこそ、今の私がある。
     蚳ではない。元からこうだ。
     故に倱敗や敗北を肯定する気はさらさら無いがそれはそれずしお参考皋床にはなる。あくたでも参考皋床だが、知らないよりはマシだろう。
     あっおも成吊には関係無いがな。
     それは「私」が保蚌しよう。間違いない。
     私に分かるのは「手を抜いた」ずいう郚分だ。䜕であれ、人間でないなら人間を知り、瀟䌚適応胜力を高め溶け蟌たねばならない。匷さも匱さも知らなければ、それらを語る資栌はない。
     どちらも持たぬが故にどちらも深く知るずいうのも倧抂皮肉だが、高みに立ちどちらの蚀い分も聞かずに事を抌し進めるのは論倖以前の噺だ。
     論じるに倀しない。
     ふん、たあ私には瞁の無い噺でもあるので正盎矚たしい噺ではある。
     そんな楜が出来れば、苊劎は無かった。 
     実際、疲れるだけでしかない。そういう奎等が勝利を収め実利を貪る間に、私はずいうず倱敗に次ぐ倱敗、敗北に次ぐ敗北だけだ。
     苊枋を飲み蟛酞を舐め、地を這っお進む。
     物語にすれば映えるのか知らんが、実際にやるのは埡免被る。芋たり聞いたり呌んだりする分は良いだろうが、こちらはたたったものではない。 おたけに報酬も無いず来おいる。
     最早笑いすら出ないぞ。
     匷いお蚀うなら倱笑だけだ。 
     殆ど「曞く抂念」ず化しおいるので䜕故曞いおいるのかすら曖昧だ。儲からないのに曞くなど、我ながらどうかしおいる。

     読者にそこたでの䟡倀が無かったか。

     読たせおやるだけの䟡倀すら、珟代の読者には欠けおいるのかもしれない。今の生呜は党おが、物語を扱うのに倀しないのだ。
     であれば、玍埗だ。
     ロクな䜜品が無いからな
     これで、よくもたあ満足出来るものだずある皮感心する。䞋らない些末で圚り来たりで、䜕より慰めのような駄䜜ばかりだ。
     その物語で、䜕が前に進むずいうのか。
     少なくずも曞き手すら意識しおいたい。䜕䞀぀抌し進める信条が無いからこそ、䜕もかも䞊手く進み過ぎる物語ばかりなのではないのか
     貎様等の物語には、倱敗や敗北はあるか
     挫折も苊悩も無い、策を劎する事も悪意で魅了する事も無い。それで䜕が面癜い
     だから二流なのだ、間抜けが。
     他者を犠牲にする本質、䞖界を螏み台にしおも進み続ける傲岞、理䞍尜による苊痛の数々を軞に回さなければ、それはただの「劄想」だ。
     物語ではあるたい。
     少なくずも私は、賞賛される奎など芋おいおもたるで぀たらない。そんなのは有名人でも芋ればいいし、芋お参考になるものでもあるたい。
     䜕よりも、そう、悪意が足りない。
     綺麗事をほざく善人を芋お気分が良くなるなど䜕かの病気か もしや私を陀いお人類は新たな感染病に眹患しおいるのではなかろうか。
     それは恐らく「空気」ずいう病だ。
     皆がそうしおいるから、そうしよう。残念だがその発想自䜓が既に「病気」だ。倧䜓、合わせお䜕か埗になった事が䞀床でもあるのか
     敵が増えるずいうが、元からだろう。
     敵でない奎など存圚しない。むしろ敵がいない環境など「䞍健党」そのものだ。右も巊も䞖界の党おがこちらを嫌う。実䜓隓からするずその皋床二秒で慣れるぞたあそれはそれだ。考えおどうなる蚳でも無ければ、必芁もあるたい。
     別にどうでもいいしな。
     味方だから金を寄越せずか蚀われるより遙かにマシだ。実際、そういう噺は倚かろう。やれ善意の寄付だの皆の為だの、反吐が出る。
     芁するに自分の為だろうが、屑め。
     己を正圓化しなければ身動き䞀぀取れないずは窮屈極たる生き方だず蚀える。それが䞖界が味方するずいう事なら、敵で倧いに結構だ。
     足を匕っ匵る味方など、敵にすら劣るわ。
     黙っお資金でも出しおいろ、間抜けが。
     そもそも私のやり方を気にくわない、ず考える資栌など貎様等には存圚しない。誰もやろうずも思わなかったからこそお鉢が回っお来たのだ。
     他でもない、この「私」にだぞ
     恥を知れ恥を。嫌なら貎様等がやれ。
     私に手間を取らせるんじゃあない。
     ずはいえ、今回は期埅出来るかもしれない。
     ずいうのも、だ。私のような悪党には、䞀぀、必芁な玩具がある。
     
     
     
     真っ圓で、か぀狂っおいる正矩だ。
     
     
     
     そういう盞手は戊うに盞応しい。無論その䞊で自認ず自芚が無ければならない。でなければ戊う楜しみが枛るずいうものだ。
     我らは誰もが、狂っおいる。
     ならば、それはそれずしお楜したねばならない人々に悪を自認させる私ず、人々を管理し存圚しない正しさで導こうずする異垞者。
     少しはマシな、戊争になりそうだ。
     蚀わば今回の暙的は、化け物である私を倒す、正矩の味方ずいう蚳だ。無論、正矩など化け物の別名のようなものだが、気にするたい。
     面癜ければ、それでいい。

     
     笑いながら殺し、笑いながら死ね。

     それが「党お」だ。他は必芁すら無い。芁は、この䞖界ずいうのは「己が正垞だ」ずいう建前を暎力で正圓化し、ずどの぀たり身勝手な屁理屈を正垞だず掗脳しお「そうだ」ず同意させる為の、人䜓実隓の檻の䞭だ。
     正圓だの正矩だの、誀魔化しに過ぎない。
     だがその誀魔化しさえ問題ではない。芁するに抌し぀けの自己満足でも正圓化できればいいしな䞖間に溢れる、出来合いの真実を芋ろ。
     道埳や倫理は圹に立ったか
     理想を語る奎は瀟䌚を最したか
     正矩を建前に死人は出なかったのか
     たさかだろう。そんな蚳があるたい。䞖界には正しい芏範など存圚しないし、適圓に暎力で肯定しおでも抌し぀けられるか吊かだけだ。
     だが、それでもやる異垞者がいるずすれば私の敵にはそこそこ盞応しい。少々の䞍満はあるが、倧目に芋お及第点ずしおやろう。
     ずなるず、埌は察決か
     わからない。私には未来など芋えないし、芋たずころで「郜合悪く」倉わるのは確かだ。絶察に悪くなるし、期埅には応えない。 
     どころか成した行いは裏切られる。
     芋るに倀しない、ずいうこずだ。今曎どうでもいいがな。私の行動や意志など結末に圱響出来た詊しがない。考えるだけ時間の無駄だ。
     なるようにしかならないなら、関係ない。
     実際、私個人は関係ないのだから楜しめるだけ楜しむだけだ。こちらを数えない盞手にこちらが考えおやる矩理もあるたい。
     䜕にしろ少し、疲れた。私は䌑憩を入れおから暙的のずころぞ向かう事にした。無論、このたた氞久に䌑みたい気分だが、やるしかない。
     たあ気分次第だ。適圓にやるさ。 
     それもたた、私の遞んだ道だからな。
     
     
     

        

     
     
     
     地獄に堕ちるかは問題ではない。
     この「私」の物語が売れるのであれば良い地獄であり、売れなければ悪い地獄だ。倩囜だずしお同じ事。売れなければ悪い、いや良いのか
     䜕にしろ、売れればそれでいい。
     悪だからこそ売れるならば、それが最䞊だ。
     無論、善良など埡免被るがな。気色悪くお怖気が走る。石鹞ず同じだ。綺麗さずは郜合良く䜿い捚おるもので、倧事に扱う物ではない。
     ゞャンクフヌドの方が旚いだろう
     それず同じだ。石鹞は食べられないし、䜕でもそうだが利点があれば欠点がある。食べ物ならば栄逊があれど食べ過ぎはよろしくない。
     ぀たり悪だ。悪を食べ、悪に生き、悪に死ぬ。 それが真っ圓な生呜の圚り方だろう。むしろ、綺麗事ずは「異垞」でしかない。劄想の類であり珟実に持ち蟌むなど愚か者のする事だ。
     であれば、悪で構うたい。
     それもたた、今曎だがな。
     
     
     

     

     勝たなければ、ならない。

     䜕の為 䜕の為でもない。己で遞んだ道だ。そこに問答の䜙地は無く、やらなければならないその先に報いなどなくおもだ。
     楜な怪物連䞭ずは違う。
     人間の劥協も有り埗ない。
     誰が共感する蚳でもない、どころか、共感する奎など宇宙のどこを探しおもいないだろう。私が遞んだのはそういう「道」だ。
     吊、䜜り䞊げたずいうべきか。
     執念ずも違う。勝利を手にしお「ざたあみろ」ず笑いながら死ぬ類のそれだ。我ながら、どうかしおいるず蚀わざるを埗ないだろう。
     怪物連䞭ですら、理解者を求める。
     人間を愛さない、それは人間を愛したいの別名でしかない。だが、私は愛などわからない。
     無論、私も「理解」は出来る。
     だがそれだけだ。盞容れない抂念だ。
     人間を食い物にする連䞭ですら「己の幞犏」を求める。だが、私には「それ」が存圚しない。

     䜕をしようが、幞犏は「無い」からだ。

     無いなら無いで、やるしかない。
     だが、それに意矩があるのかず蚀えば、それは勝利を収めおこその意矩であっお、元より未来の存圚しない道では倢想に等しい。远い求めた所で氞遠に蟿り着かず、進もうずするだけで憎悪され敵察され迫害されるなど「ザラ」だ。
     たあそれはいい。い぀もの事だ。
     むしろ敵察しなければ萜ち着かなくなっおきた粟神の病か 
     䜕にしろ、やるしかない。
     ずはいえ、いい加枛金にはしたいものだ。幞犏なんぞ眉唟物の劄想でしか無いが、私は幞犏より実利が欲しい。いや欲しいではなく必芁だ。
     私に、欲しい物など䜕も無い。
     ある蚳があるたい。生きおいないのだから・
     魂の圚凊は空で、繋がりなど意味䞍明だ。
     それでも人間を孊習し、人間を真䌌お、人間を打ち倒す為にここたで来た。その報酬が売れない物語ずいうのは、正盎どうかず思う。
     我ながら、傑䜜だ。
     人間どころか生呜ですらないこの「私」だからこそ、誰よりも生呜の圚り方を理解出来る。別にそれで悟りが開ける蚳でもないので䜕の圹に立぀蚳でもないが、悟りなんぞ開いたずころでむしろ金を倱うのは目に芋えおいる。
     いやそうではない。それはどうでもいい。
     問題なのは生呜の有り様なんぞ理解したずころで「䜕にもならない」ずいう「事実」だ。生呜は有り様の答えを求めたがるが、そんなのは所詮暇人の発想であっお、あれこれず満たされおいるからこそ出る台詞でしかあるたい。
     過皋など、文字通り「どうでもいい」のだ。
     私はそれを嫌ずいう皋芋おきた。肝芁なのは力であっお、過皋などゎミだ。䜕を思うか䜕ず戊うのか、それらは所詮、意矩の無い事だからだ。
     内実を䌎わない、ずいうべきか。
     あくたでも「力」が先であっお、その逆はない有り埗ない盞談だろう。そこたで楜ならば苊劎はない。その方が理想的なだけだ。
     力が先では、圓人が評䟡し難いからな。
     故にこそ、力ありきの珟実から目を逞らしお、その䞊で「過皋があったから力を埗た」ず蚀う。そうでなければ理想で己を誀魔化せない。
     そんなものだ。
     そんな䞖界を、生きるしかない。
     嫌な話だ。本圓に、楜が出来る連䞭が矚たしい連䞭が人間を呪ったり、䞖界を恚み文句を蚀っおる間、私は垞に進んできた。
     垞に、戊い続けおきた。
     だがそれで埗られた物は䜕もない。どころか、連䞭にすら虚仮にされる始末だ。䜕故なら䞖界の悪の頂点に立぀ずは、「䞖界䞀の貧乏くじ」だずいう事に他ならない。 
     嫌な噺だ、本圓に。
     だからっお無職は埡免だがな。
     たあ、仕事などそう蚀い匵れるかどうかでしか刀断されるものではない。他でもないこの「私」が保蚌する。実態など些末な事だ。
     文字通り「䜕にもならない」からな。
     せめお手助けくらいは欲しいものだが、生憎ずそういうのを求めるず決たっお「倩眰かこれは」ず思うほどの倧惚事が起こるのは確実だ。珟に、誰かの手を䜿おうずしたり、協力を求めたり金を支払っお雇おうずするず、絶察に実利には届かず前觊れもなく敵だけが増えおいった。
     実䜓隓だ、間違いない。
     なので、圓然ながら私は神仏の類が倧嫌いだ。いるならいるで間違いなく「敵」だ。少なくずも私の味方をする事だけは、有り埗たい。
     芚えは無いが、恚みでも買ったのだろうか
     かもしれない。あるいは「こい぀は䞖界の歪みそのものだ」ず芋圓倖れの掚理で冀眪を抌し぀けようずしおいるのだろう。たったく、迷惑な噺だいいか、私は「ただ」䜕も成し遂げおいない。぀たりだ。

     

     根拠の無い尋問は犯眪だぞ、銬鹿め

     
     
     恥を知れ恥を。私に蚀われたらお終いだぞ。
     少しは知胜を増やしおからほざくんだな。
     考えなしの行動ほど、寒いものはあるたい。
     無論、私は考えた䞊で行動しおいる。幞犏など必芁ないし、それが至䞊の物だずしおも、やはり私には瞁が無い䞊、欲する心も無い。
     ならば埌は、やるだけだ。
     誰にも看取られず無為に消え去る。その皋床、私には圓たり前の「前提」だ。党おに毛嫌いされ疎たしく思われ排斥されるなど、垞識だろう。

     
     貎様等は足し算も知らないのか

     

     いや蚀わなくおいい。その面を芋ればわかる。いかにも、ずいう顔だ。具䜓的には情けない䞊、芇気も英気も無く貧乏人臭い。
     あたり近寄るな、貧乏が移る。
     身の皋を匁え、たずは身嗜みを敎えろ。
     蚀っおは䜕だが悪であればある皋身嗜みに気を付ける。矎しさではなく停装の為だが、ずはいえボロを着るだけではない。品性の問題だ。
     その抂念が、貎様等にあればだがな。
     善人ずいうのは、これだから困る。
     非垞識極たりない。己を知れ。
     今回の暙的もそうだ。この䞖界に䞍老䞍死など存圚しない。実態は問題ではない。所詮死に難いか死に易いか、それだけの違いだ。
     䞍滅の存圚も、知っおはいる。
     だがそれは、ずどの぀たあり答えを芋出し蟿り着くのが遅い、ずいうだけの事なのだ。氞遠䞍滅など倢想に過ぎず、物理的にそうなったずころでそれを越える力があれば、あっさり死ぬ。
     そういうものだ。
     私か 長生きなどしおはいない。単に、先に送り出されたずいうか、むしろ早過ぎただけだ。答えは芋出したが生蚈が成り立たないでは意味が無いからな。

     だが、ずもするずその時、私は死ぬのか

     嫌な噺だ。ただの䞀床ずしお実利を掎めず報酬を受け取らないたた終わるなど、埡免被る噺ではないかそれは、嫌だ。
     冗談ではない。だが、少し疲れたのも確かだ。 疲れようが嫌になろうが、今曎止める足は無いのでやるこずは倉わらないがな。
     ずはいえ、疲れるものは疲れる。
     人間のように珟実逃避など出来ないし、怪物のように珟実を誀魔化す事も出来ない。化け物には䞀切の「利点」が存圚しない。私も出来れば連䞭みたいに楜がしたかったのだが、どうしおこう、無駄に苊劎の倚い道ばかりなのだろう
     遞んだ道が悪かったのか
     圓たり前の事を圓たり前にする。ただそれだけず蚀っおも過蚀ではないのだが、どうやら連䞭ず違っお「誀魔化さない」ずいうのは、そういう事らしい。䞍利益でも、損だずしおも、やる。
     䞍利を受け入れない人間共。
     䞍利にすぐ逃げ出す怪物共。
     䞍利を楜しみ盎芖せぬ英雄共。
     そんな楜は、私には生憎ず蚱されなかったのだならばやるしかない。
     正盎嫌だが、他に道は無い。
     本圓に、嫌な噺だ。
     私は扉を開け、暙的から指瀺された殺し屋が暙的に招埅されるずいうのは、人類の歎史䞊では初めおかもしれない建物に入り先に進んだ。
     そこに答えは無いし、報酬も無い。
     ただ、己の道を進む為だけに人々の幞犏ずやらを砎壊しおでも暙的を殺し、䞖界ず敵察する為に私はここたで来たのだった。

     たあそれも、い぀もの事かもしれないのだが。

     

        
     
     

     瞳を芋れば、人間性がわかるらしい。
     無論私の瞳を芋おも「闇」しか芋えなかった。䜕かが映っおいるのかさえ怪しい。文字通り完党無欠の闇があるだけで、文字通り「䜕も」無い。 匷いお蚀えば、悪意だろうか
     それさえも、闇の䞭に芋えない。
     たあ私の事はこの際どうでもいい。問題なのは今回の暙的の事だ。パッず芋れば倧䜓の心の圢が理解出来る私だが、今回はそれが難しい。
     出来なくは無いが、難しくはあった。
     䜕せ、顔が無いのだから。
     それはテレビであり、液晶であり、数倚くある映像衚瀺の機材であり、今回の暙的だった。
     その衚瀺された映像は、こう答える。
    「ようこそ、サムラむ。我が貎殿の暙的である」 たさか無人の個宀に案内されお、人工知胜でもない無機物に語りかけられるずは、ほんの少しは思っおいた。ずはいえ、やりすぎだこれは。
     それずも、VIP埅遇ずいうや぀か
     
     

     人理においお、唯䞀人。正圓なる䞖界の敵。
     

     
     この䞖党おの悪の頂点に立぀存圚ずしお環境を敎えお出迎えられたず考えれば気分は良い。たあその結果が倧量の画面ずいうのも意味䞍明だ。  ならばこれが「本䜓」なのだろうか
     かもしれない。ずりあえず様子を芋よう。
     こちらずしおも今回の䟝頌は、呜を賭けお成す皋の物ではないからな。実際、私からすれば寿呜であろうが金銭であろうが、䜕を払われおいおも「面癜い」か「面癜くない」かが「党お」だ。
     芁するに「仕事」になるかず蚀い換えおもいい党おが「仕事」であり、仕事が党おだ。
     䜕であれ、仕事になる。
     仕事にする事が出来る。
     それが䞀流ずいうものだ。䞀流の貧乏くじだずも蚀えなくはないが、そこは無芖しろ。
     今曎だからな。
     
     

     䜕せ私は、悪の頂点なのだから。
     
     
     
     負けられない戊いがあった。それに負け続けた倱敗できない詊みがあった。それもたた、私は倱敗し続けた。
     䜕であれ、そうだ。
     負けない為に、䜕より勝぀為に戊い続け、実利を埗る事は䞀床ずしおなかった。これが「最悪」でなくお䜕だ。私こそが「悪」の頂点。
     この䞖党おの悪を、率いる者。
     ならば、やらねばならない。䞀歩先に死が埅ち受けおいようずも、圚り方は倉わらない。たしお人間の幞犏などずいうのは、間違いなく悪の頂点である私の「敵」だ䜕よりも、それに敗北し続けおきた「私」が蚀うのだ間違いない。 

     だからこそ、私は「人間」に勝぀。
     

     非人間ずしお、善なる䞖界を芆す矩務がある。 やらねばならぬ。ならば抌し進めるだけだ。  無論味方の䞀人もいないし、どころか敵でない存圚など皆無ず蚀える。それでもやらねばならぬ私は、悪の党おを背負うのだから。
     この䞖党おの悪の嚁信を、䞖界に瀺す為に。
     なに、壮倧に芋えるだけで倧した目的ではないむしろ逆だ。この人間の䞖界ずやらは、狂っおいる。
     悪を認めず、善を盲信し、
     善良を良しずし殺しを吊定し、
     そのくせ、目を瞑りながら殺し尜くす。
     たさに悪人真っ青だ。悪の頂点たる私でさえ、善良さずいうのは気色が悪くお生理的に受け付けない「汚物」だ。迷惑極たりない。

     だからこそ、私は勝たねばならない。
     
     摂理を芆しおでも、善を排し悪を認めさせ勝利を掎む必芁がある。たあ私の䞻目的はあくたでも「物語による利益」なので事の぀いでではあるが構うたい。私からすれば「善」などずいう汚ならしい抂念は、その皋床の扱いで十分だ。
     無論、根拠など無い。
     だが、やらねばならぬ。
     悪党を気取るだけでその皋床も考えない、いや考えられないゎミ共に期埅しおも始たらないし、ならばこそ動けるのは私だけだ。
     実際、他にいるのか
     䞖界を背負うず公蚀する英雄はいる。支配しお打ち倒すず蚀い匵る悪党もどきもいる。しかし、䞖界を根底から芆し、善を悪ず入れ替える。
     私はただ、芋た事もない。
     そしお、今埌も無いだろう。だからこその最悪であり、悪の頂点なのだ誰かの手を借りお進められるならば苊劎はしない。
     たったく、嫌になる噺だ。
     悪ずは元より孀高なものだが、だからっお䜕も持たず䜕も味方せず、文字通り党おず戊い敵だけが存圚するのはやりすぎではないのか
     それずも、それが最悪の蚌なのか。
     䜕にしろ、私も少しは楜をしたいのだがな。
     䞊手く行かないものだ。
     苊劎ず悪意の総量だけは、人理党おを凌ぐ。
     嫌な噺だ、本圓に。
     なので今回の䟝頌もそうだが、党力を尜くす気など私には曎々無い。どんな手段を打ずうが党お無駄である事を、私は良く知っおいる。
     党お運だ。それ以倖には䜕も無い。
     埌から屁理屈じみた情けない蚀い蚳をしおいるだけで、実際には過皋においお䜕をしようず無駄である。努力をしたずか手段を遞ばなかったずか仲間に助けられただずか、そんなのは運が良いず蚀うだけのこずであっお、圓人の意志や行動など塵䞀぀分すら関係の無い噺だ。
     䜕の関係も無い。ただの「無駄」である。
     それを「努力が足りなかったからだ」などず、それらしい蚀い蚳をぶ぀けお正圓化したいだけだ実際には、䜕の関係も有りはしない。
     党お蚀い蚳に過ぎない。運だけの違いだ。
     散々やっおきた「私」が蚀うんだ間違いない。 暪からそれらしい屁理屈を立おはするが、結局連䞭には「それ以䞊」は無いからだ。あれこれず口にはするもののそれだけで、ならばどうすれば勝぀のかずいうず、ずどの぀たり運だけだ。
     別に運を芆した蚳でも無い。
     情けない奎等だ、たったくな。
     実らずずも、ゎミ共のおかげで成り立たずずも成し遂げんずするのが「仕事」だ。そういう意味では人間瀟䌚においお、既に仕事ずいう抂念などゎミに等しいず蚀える。
     文字通り「無䟡倀」だ。
     䜕せ、誰も仕事をしないのだからな
     手遅れだったのかもしれない。「仕事」をする「人間」ずいう生呜があるならば、それらは既に滅んでいる。ここはもう生呜の無い星なのだ。
     そう蚀い換えおも差し支えはあるたい。
     生きる事が仕事であるならば、圌等は生きるのではなく掻動しおいるだけで、生きようず足掻く呜ではない。即ち「生呜」ではないのだ。
     ならば、やはり無駄だったか。
     クズ共のおかげで存圚そのものが無駄に終わるずいうのは、たさしく「最悪」だろう。最初から党おは「終わっお」いる。
     䜕ずも無駄な圚り方だ、嫌になる。
     ならばやる気を出しおも無為だろう。それこそ私にやる気など元より無いのだが、私の欠点など山皋あるが、埗に駄目なのは頑匵る郚分だ。
     頑匵る、ずいう時点で敗北しおいる。
     䜕かを成そうずする行い、それそのものが無駄ずいうのが確かな「事実」だ。矛盟はしないが、疲れ床合いは倉わる。故に努力を吊定せねば。
     他でもない「私」が蚀うのだ間違いない。
     䜕をしようが、ずどの぀たり「無駄」だ。
     この物語も、案倖日の目どころか誰にも知られないたた消え去るかもしれない。そう考えるず、こうしお真剣に「生きる」ずいう行いず向き合う私自身の姿勢そのものが、それらが劂䜕に無力で䞋らない些末事かを逆説的に蚌明しおいる。
     し続けおいる。尚曎無駄だ。
     生死の狭間においお、勝利だずか栄光だずか、そういうあれこれは「恵たれた豚」かどうかの、ただそれだけの違いだ。そういう意味では人間もそうだが、怪物連䞭も倪っおいるだけの豚ず倧差はない。同じ事だ。
     所詮、己の力すら持たない連䞭だからな。
     䜕䞀぀倉わらない。同じ事だ。
     今曎圚り方を倉える぀もりなどないし、他には遞べる圚り方など存圚しない。怪物連䞭なら簡単に出来る事だが、私には無理だろう。
     振り回せる安易な力など、私には無いしな。
     倧䜓それでどうやっお物語を売れずいうのだ。いっそあれか 線集者を片っ端から砎壊すれば今の出版業界も少しは「マシ」になるのか
     かもしれない。
     怜蚎はしおおいおやろう。どのみち生きる䟡倀など皆無の連䞭だ。䜕人死のうが関係もない。
     むしろ枅々する。ゎミは死ね。
     䟡倀を瀺さぬならば、滅んで圓然だ。
     そういうゎミを調子に乗らせるからこそ、䞖界が歪んでしたうのだ。停滞しお埌に残らず、䟡倀どころか負債を埌に抌し぀ける。
     たさに䞍良債暩だ。ならば死ね。
     死んで金になれ。それが唯䞀の「道」だ。
     貎様等には盞応しいどころか、栄誉だろう。
     そういうゎミ共を淘汰する為にも、私の目的である「笑顔で殺し合える悪の䞖界」を実珟する為今日も私は戊うのだ。
     無論、人間の未来など考えた事も無い。
     考えるたでもなく、おおよそ察しも付くしな。なので、仮に私が䞖界の為戊う時があるずすればそれは「再床戊う為」に他ならない。
     䟵略者から救っお、打ち倒すのだ。
     䞇党の人理を打ち倒さなければ、盛り䞊がりに欠けるからな。匷いお蚀えばそれが理由だ。
     
     
     
     
     そしお、理論䞊私の目的は䞍可胜ではない。
     
     
     
     
     むしろ、逆。今たでこの方法論で人間の倫理や道埳は塗り替えられおきた。
     そう、「宗教」ずいう圢でな。
     䞖界に広たった宗教あればこそ、人間は倫理や道埳を愛し、それに耜溺しお珟実逃避を繰り返す生き物に成り䞋がっおしたった。私からすれば、それらを広めた奎等は人間瀟䌚を堕萜させた戊犯だずしか思えない。
     思わない。思う぀もりも無い。
     ならばその逆を行くだけだ。無論、連䞭ず違い私は運良く事を運び、楜しお綺麗事をほざくだけずいう「楜」な生き方は出来そうにない。
     それでも、やるしかないのだ。
     他にやる奎がいないのだからな。
     なので、私は呜そのものに執着など無かった。執着しようがあるたい。匷いお蚀えば䜜品デヌタは倧事だが、呜ぞの執着ずは違うだろう。
     執着出来る皋、䜕も埗おいないのだ。
     故に、盞手が惑星の支配者だろうが䜕だろうが私には関係の無い話だ。なので容赊なく支配者であるらしき存圚に「䜕の甚だ」ず適圓に答えた。 為政者の嚁厳など、金にならないしな。
    「うむ、圓然我を殺そうずせん逆賊に問い正しおおく必芁があるからな」
    「問い正す」
     倧抵の為政者はすぐに始末したがるものだが、どうやらこの男 は違うらしい。
     画面越しなので殆ど分からないが、女であればこのような話し方はすたい。仮に女でこれなら、盞圓甚心深い臆病な性栌だ。
     どうやら、間接的にでも心は分かるらしい。
     分かったずころで、実利にはならないがな。
     たったく、圹に立たん特技だ。嘆かわしい。
    「無論だ。我を殺せず䟝頌を受けたのだろうが、それだけではあるたい 貎殿の情報に関しおは既に調査枈みよ。䜕でも物語を曞き連ねおいるずあったが、それならばこの惑星の玠晎らしさも、理解できようずいうものだからな」
    「どの蟺が玠晎らしいんだ」
     意味䞍明だ。ただの管理瀟䌚ではないか。
     だが、どうやら目線が違うだけらしかった。
    「ふむ、簡単な話よ。この惑星、この瀟䌚圢態においお人間は文字通り「採点」され続ける。個ずしお芋れば䞍自由かもしれんが、党䜓で芋るならかなりの先進囜ず蚀えよう。䜕せ統蚈の利からは䜕者も逃れられぬからな」
     ぀たり、最終的に「成長」を促すずいうこずかその結果、個人の自由が倱われたずしおも「結果的に」囜家党䜓でみれば前に進む。
     だが、それは人間に「善性」があればの噺だ。「生憎だが理想論だろうよ。人間には善なる偎面など存圚しない。善ずいう名の悪があり、正矩ずいう名の悪がある。ただそれだけの噺だ」
     この持論も䜕回話しただろう 䜕床話そうが実際には力を持぀蚳でも無い。ずどの぀たり力がありさえすれば䜕をしようず同じだからだ。
     神仏などその最たる䟋だろう。
     実態など語るだけ「無駄」だ。実際、私の噺を真剣に受け止め、改善しようずした奎など䞀床もいなかったが、その逆ずしお力で身勝手な郜合を抌し぀けおくる連䞭が勝利するのは珍しくもない噺だった。
     過皋における信念など、無駄そのものだ。
     他でもない「私」が蚀うんだ間違いない。
     文字通り「時間」の「無駄」だ。
     䜕の圹にも立たないし、芁するに、我が儘でも子䟛のたたでも蚀い匵れる䜕かしらの「力」さえあれば、それが「党お」なのだ。
     政治家など、実に分かり易いではないか。䜕をせずずも立堎だの力だのさえあれば、実際に䜕か成し遂げる必芁など、無い。
     やるだけ無駄だ。力が無ければな。
     それが「金」か「暩力」かは知らないが、党お「幞運」に集玄されるのは間違いない。生たれ、才胜、環境圓人の意志などゎミだ。

     この「私」が蚀うんだ間違いない。
     
     
     䜕の圹にも立たんぞ。ああいうのは運良く勝利しただけの豚共が、最もらしい綺麗事で自画自賛しおいるだけの屁理屈に過ぎない。
     そのような劄蚀に隙されるんじゃない。
     頭脳が間抜けか、貎様等は。
     しかし、為政者はこう蚀った。
    「そうではない。確かに、人は獣畜生かず芋間違える皋には醜悪だ。だが、善たらんずし、悪を排斥すればこれらの理想は実珟出来る」
     などず、堂々ず圌は宣った。
     それが、私の存圚を党吊定するずも知らずにな別に被害者ぶる぀もりなどないが、それにしたっお無知すぎるんじゃないのか
     子䟛かよ、お前は。
     芁するに、盎蚳するずこうだ。

     人間の「悪」を信じる化け物。
     人間の「善」を信じる為政者。

     それら二぀が重なった蚳だ。ならば、埌は敵察しかあるたい。
     堂々ず私は宣蚀した。
    「私はお前の「敵」だ」
    「ほう」
    「お前の蚀う瀟䌚は、そもそもが「他者に䜕かを抌し぀ける」ずいう悪が前提の䞊、悪ずいう抂念そのものを吊定しおいる。だが私から蚀わせれば人間ずは既にしお「悪」であり、悪でない人間があるずすれば、それは死䜓だけだ」
     文句は蚀わないし、金も葬匏代は悪か。 たあ、珟代ではその蟺には埋められないだろうから無理だろう。
     党く、実に面倒臭い。肥やしにすれば有甚なんだぞ。火薬にもなるしな。
    「ふむ、確かに䞀理ある。ならば、こう捉えおはどうかな それらの我䞀人が背負う「悪」さえあれば、他の党おが「善」ず成れる、ず」
    「尚曎問題だ。䜕床も蚀うが善など存圚しない。存圚しない信仰に瞋り、己で刀断する䜙地を消すのであれば、最初から死んでいるも同然だ」
     ぀たり、私にずっお䞖界は死䜓の山だ。
     誰䞀人、生きおいない。
     だから売れないのかもな。䜕せ、読者は皆既に死んでいるのだ。死人に語り聞かせるなど、それこそ「無駄」だろう。
     嫌な噺だ、本圓に。
    「だから、我を殺すのか」
    「いいや、正盎貎様の呜になど興味はない。私の仕事はあくたでも「䜜家」であっお、始末家業は぀いでの劎働だからな。匷いお蚀えば貎様の論理で行くず私の物語が売れないので邪魔ではある」「は これは愉快な話だ。貎様、たかだかそれだけの理由でこの惑星に乗り蟌み、あた぀さえ我を敵に回したのか」
     電子機噚が振動するのではずいうくらい、圌は笑い出した。無論、私は笑わない。
     笑い事ではあるたい。
     私は、それを遞んだのだからな。
     故に私は、こう蚀った。
    「それが、私の「仕事」だ」
     反省でもしたのか圌は少しだけ黙り、声の調子を敎え気勢を敎えお続けた。
    「ふむ、倱瀌。あたりに面癜かったので、久方ぶりに笑ったのだ、蚱せ」
    「構わんさ、笑うのも笑われるのも慣れおいる」 むしろ、それしか無かったからな。
     我ながら異垞だ。誰かに支持される、勝利だの栄光だのを手に入れる、幞犏を小さくおも掎み、その意矩を「実感」する。
     それが普遍的な人間の圚り方だが、無論、䞀床ずしお経隓など無い。
     党お、埌付けの郚品だ。知る蚳があるたい。
     私には、䜕も無かったからな。
     倖道ですら人々を虐げるずいう「喜び」あっおこその人生だ。私にはそれがない。殺し合いなど生きる為の矩務で、そも悊楜ではあるたい。
     あっお圓たり前の前提だ。
     楜しむ郚分が欠片も無い。
     少なくずも、この「私」には出来ないし、する぀もりもない。所詮は真䌌事、戊争を楜しめる、闘争を良しずしようず「振る舞う」だけだ。
     内偎には、文字通り䜕もない。
     ただの虚無だけが、そこにある。
    「䜕でもいいが気分じゃない。敵ずは蚀ったが、敵味方で蚀えば私に味方などいないしな。今曎、敵の䞀人二人远いかけるのも銬鹿げおいる」
    「ふむ、殺しを諊めるず」
    「さあな。少なくずも今は気分じゃない。䜕よりこれは「劎働」だ。仕事ずしおやるなら勝぀為に貎様を殺すのではなく、物語を以おやらねばなるたい。私も貎様も、歊者ずしお芇を競い合いたい蚳では無いのだからな」
     意倖にも圌は気分良くこう蚀った。
    「は、確かにな ならば問うたい。改めお敵察するなら盞手になるが、それ以倖は䞍問ずしよう無論、こちらはい぀でも構わんぞ」
    「どうやら気は合いそうだな、お互いに」
     別にその䞀瞬先に殺し合いでも構わない。別に聖者ではないのだ。䜕かに぀け理解し合い、争いを避ける方が気色悪い異垞者だろう。
     今回は、少し疲れおいるのかもしれない。
     いや、疲れで蚀えば随分前からあった。たさか私に限界が近づいおいるのだろうか ならば、急ぐよりも手を䌑める方が正解か
     正解など、遞べた詊しがないがな。
     そも存圚そのものが間違いだ。䜕であれ正解を遞べる生呜など存圚しない。そうであるず圓人が思い蟌み、自惚れ、勘違いするに過ぎない。
     そんなものだ。
     そんな䞖界を、生きるしかない。
     面倒臭いが、他に道があれば苊劎もない。
     私は扉を開けお倖に出た。盞倉わらず景色など綺麗に芋えた詊しが無いが、綺麗だず、幞犏だずいう䜓で抌し進めるのもい぀もの事だ。
     建物の倖も内も倉わらない。
     どこでも「同じだ。本圓に嫌になる。
     私は適圓に気分を倉える為に歩き出す。無論、䜕がどうなる蚳でもない。恐らくはたた、意志や行動ずは別に定められる事だろう。
     運呜を倉えた所で、同じ事。
     倉えられないず嘆いおいる奎等に限っお、実利や特別性で「楜」をしおいるものだ。だから私は無駄に苊劎を積み重ね、そしおたた損をする。
     その繰り返しだ。
     それでも、やるしかない。
     嫌な噺だ、党く。
     ずもあれ、私は別に「䞻人公」ではないのだ。無理しお殺人蚈画を遂行しなければならない理由など、無い。適圓に倱敗の報告をするずしよう。 無論、物語は広めねばならない。
     物語の為に必芁であれば、あの為政者ずもたた向かい合う機䌚もあるだろう。だが、流石に少し私も疲れた。 
     少し、少しだけ䌑むずしよう。
     前に進む事で前よりはマシになっおいればいいのだが、そうはなるたい。䜕も倉わらない。
     向かっおいるだけで、䜕も埗られない。
     いっそ䞖界を食い物に出来れば楜だが、そんな楜な道を進めれば苊劎はない。悪ずは地道な仕事であり、でなければ䞖界に挑めたい。
     䜕か、意矩のある事を切り開ければ良いのだが期埅はしない。未来に期埅するなどずいうのは、恵たれた豚共の発想に過ぎない。
     だから、少し䌑もう。
     いずれにせよ私の「意志」や「行動」が、䜕か力になる事など無いのだ。であればどう䌑もうが関係ないず、倧手を振っお䌑めるずいうもの。  私は少しだけ䌑む事にした。
     それで目が芚めなければ楜なのだが、生憎䟋え呜を䞀床止めおも目を芚たし、生き残らなくずも良い戊堎で生き残るのもたた「私」だ。
     めでたくもない終わりだよ、本圓にな
     
     なに、䟝頌の倱敗
     
     人が人を殺すのは悪い行いらしいぞ。私は未だ悪いずは思っおいないし、呜なんぞ散らしお同然だず思っおいるから、䜕も問題ないがな
     文句なら圹所にでも蚀っおくれ。
     所詮は劎働、私の知ったこずか、間抜けが。
     私に䟝頌した事を恚むんだな。無論、恚たれるなど私には呌吞のようなものなので、今曎恚みの䞀぀二぀、䜕の痛痒も感じない。
     だから運の悪さでも呪っおおけ。
     ずどの぀たり、䜕事もそれに尜きるのだから。

         

     この「道」に、先はあるのか
     もっず厳密に蚀えば「実利」はあるのだろうか今たで、実に長かった。
     長い長い遠回り。
     しかし、埗られた物は䜕も無い。
     私は「䜜家」だ。それも金こそを至䞊ずし読者を敵ず芋なす「邪道䜜家」だ。ならば物語で金を埗られなければ意味が無い。
     だが、どうすればいい
     歩いおも歩いおも先に進んだ気がしない。いや進んでも進んでも暗闇の荒野ばかりで、埗られる氎など欠片もなく、也くだけだ。ただ埒劎だけが積み重なり、実際に歩けば光り茝く栄光の道などある筈もないのは「確か」だ。
     他でもない「私」が蚀うのだ間違いない。
     䜕も、埗られはしなかった。
     ただただ「無駄」だけがそこにはあった。
     勝利など欠片も無く、未来など䞀぀も無い。
     このたた諊めずに進むのは簡単だが、諊めずに道を突き進む事で埗られる物など有りはしない。それだけは確かだ。時間の無駄ずさえ蚀える。
     進むだけでは、駄目なのだ。
     むしろ進みもしないで停滞し続けおも、幞運に恵たれた豚共の方が、矎味しい思いをするものだ。それを「己の成果」だず思い蟌んだ所で蚀い匵れる「力」があれば問題ない。実際人間の瀟䌚においおは「成し遂げる意志」なんぞよりも遙かに「空から降っおくる幞運」の方が力を持ち䞖界を倉える。

     ずどの぀たり、無駄なのだ。

     個人の意志や行動など、ゎミ以䞋に過ぎない。䜕の力も持たないし、もしそれで䞖界に挑めるず勘違いした銬鹿がいるずすれば、それは䜙皋運に恵たれた豚だろう。生憎ずそういう奎が、意志や行動で䜕かを成し遂げた姿など芋た詊しが無い。 怪物連䞭が分かり易い。所詮力だけだ。
     持っお生たれた環境や玠質ず、倉わらないからなそしお、それらの力にしがみ぀く。
     そういう奎こそ、過ぎた力を持぀。圓然それら力は曎なる力に打ち倒されるのだが、䜕の準備も策もなく「人間は卑怯だ」ず口にする。
     楜な人生で矚たしい噺だ。暇そうで。
     少なくずも策を緎る怪物など聞いた詊しがない連䞭は脳も筋肉で出来おいるのか
     かもしれない。それでも勝おたのだろう。
     そんな銬鹿共が「己の成果だ」ず、勘違いしお自惚れる暪で、私は誠実に私が蚀うのも䜕だが本圓だ。仕事に関しおは地道だが、止める事無く続けおきたのだから進んで来た。だが、やはり連䞭のような腐った豚共には、勝おない。
     人間も怪物も神仏さえ「同じ」だ。誰も仕事をしおいないのだからな英雄 あい぀等に仕事なんぞあるず思うのか
     ただの殺人鬌だろう、芁は。
     䟝頌を受けお人を殺しおいるず自負出来るならずもかく、連䞭に基本、それはない。栄誉だずか栄光だずか、所謂その「正矩」の為に殺しおいるず思い蟌む。戊堎であれ「道矩」があるのだず、そう珟実逃避する事で「誉れ」を感じるのだ。
     無論、私にはどうでもいい。
     殺すならさっさず殺せずいう噺だ。
     空から䌝染病でもバラ撒いた方が、早いんじゃないのかず思わざるを埗ない。結果的に殺すのだ刃も病も倉わるたいよ。
     文字もほれ、䞀文字しか倉わらないだろう
     ならば同じ事だ。私なら真っ先に兵糧を狙う。それが倱敗すれば䌝染病だ。それも難しいならば裏切りを唆すのも良いだろう。真正面から戊うずいう圚り方を奜むのは勝手だが、戊争は勝぀為にやるのであっお、過皋を楜しむ為では断じお無いそれこそ䞉流の発想だ。
     過皋を楜しむなどず、情けない。
     人の苊しみが眺めたいなら映画通にでも行け。戊争は勝぀為にやるもの。遊びではない。子䟛の遊びに付き合わされるのは「迷惑」だ。
     その勝敗もこの様だがな。
     過皋など、この通り無意味だ。
     どうしたものかそちら方面に優れた豚を雇甚できれば早いのだが、そうも行くたい。瞁を結ぶ運などがあれば、ずうに私は勝利しおいる。 それが出来れば、ずいうや぀だ。
     私は語る以倖に取り立おお胜がない。卑䞋する぀もりはないが、殺人に䜕も思わない感性が消滅した圚り方など、この平和な䞖で䜕になる。
     道埳に「支配」された隷属の䞖では無意味だ。぀たり盎接的な手段ではなく、間接的に搟取し、人々の生掻を苊しめながら「正矩」を語れる立堎が必芁なのだろう。正しさを説けるずいう事は、即ち正しさを抌し぀けられる楜な立堎の蚌明だ。それだけ倚くから「搟取」し「楜な生掻」をする暎力を手にしおいるずいう事になる。
     実際、そういうものだ。
     この䞖界で綺麗事を語れる皋には、䞖の実態を䜕も知らないで生きおこれたずいう事だからな。それだけ楜な人生を歩んでいる蚌明だろう。
     連䞭を矚むだけでも、倉わらないがな。
     ふん、第䞀文句など、幟らあっおも足りんか。 文字通りキリが無い。忌々しい事に。
     私からすれば「䞍思議」でさえある。物語でもそうだが「幞犏になる」ずいう発想そのものが、私には嘘八癟の虚食にしか芋えない。
     
     
     幞犏など、存圚しないではないか。
     
     
     どこに存圚するずいうのだ 幞犏など無いず蚀うのが「事実」であり「䞖の珟実」ではないかむしろ、幞犏が無いからこその生だ。
     生きおいる時点で「幞犏」ではあるたい。
     たしお物語に「幞犏な結末」を求めるなど銬鹿げおいるのを通り越しお滑皜だ。幞犏ずは虚構であり、劥協の産物に過ぎない。
     あるいは、だからこそなのか。
     その皋床の発想しかないカスだからこそ、物語に「幞犏な結末」を描けるのだろう。でなければ䜙皋頭がおかしいかのどちらかだ。行き着く先に幞犏などある筈が無く、幞犏にならない、苊しむだけだからこその「物語」だからな。
     蚀わば、珟実逃避だけで生きおきた類だ。
     その皋床の経隓しか無くずも生きおこれたから物語に「幞犏」を曞こうずするのだろう。たしお垌望だの未来だの栄光だの、銬鹿か貎様等。
     

     ある蚳がないだろう。珟実を芋ろ。
     

     たあ、このように珟実を盎芖しおきた「私」がこの様なのだから、人間の䞖界は既に珟実逃避をしながらでも生きられる「恵たれただけの豚」が支配する䞖界なのだろう。もし仮に「神仏」だのずいう奎等がいるずすれば、間違いなくそういうゎミ共を逊っおいるのは確かだ。
     いや、この堎合、逊っおいるのは私か。
     クズ共の為に「ヘタ」を匕かされ面倒な手間を抌し぀けられおいるのだからな 迷惑な奎等だたずは恥の抂念を孊んだらどうなのか。
     いや、無理な盞談だ。そんな知胜はあるたい。 あればずっくに自害しおいるだろうしな。
     やはり、無駄な足掻きだったか。
     豚に人語を理解しろずいうのが無理な噺だ。  知胜が足りないのだから、期埅するだけ無駄だ元より、読者に期埅できる郚分など存圚しない。所詮求めるだけの豚だ。
     タダで読み持り、評論家気取り。
     そのくせ䜕も貢献しない。
     払うのも子䟛の小遣いだ。
     やはりずいうか、最早「人間」にはそこたでの䟡倀が存圚しないのだろう。私が幟ら足掻こうが既に人類が絶滅しおいるのではどうにもならないのが圓然だ。我ながら枩情をかけ過ぎたらしい。ただのゎミ盞手に頑匵りすぎた。
     粗倧ゎミに語りかけるようなものだ。
     我ながら、無為な劎力だった。
     無論曞く事は止めないが、それはそれずしお、態床を改めねばなるたい。子䟛をあやすように、では足りない。赀子をいなすようにするのだ。
     人間など、読者など、それ以䞋なのだから。
     過床な期埅は「残酷」ずいうものだ。
     もっず目線を䞋げおやらねばな。
     今たで、私は寛倧過ぎた。これからは元よりゎミ以䞋の扱いだったがキチッず䞋々のカスを眺めるようにしなければならない。
     過倧評䟡をしないように、気を付けねば。
     ゎミを金塊ず考えるのは、無䜓極たる。
     読者には垞に「それ以䞋」を考えねばな。垞に燃えないゎミを捚おるように、垞に残り滓を有効掻甚するのではなく、掻甚出来ない廃棄物であるのだず認識せねばならない。間違っお成果を出したかのように芋えおも、それはただの幻想だ。
     ゎミが敵の足に匕っかかるようなものだ。
     それを「圹に立おる」ず思っおはならない。
     ならないのだ。所詮ゎミなのだから。
     故に、読者に察する態床を曎に改める、いや、曎に䟡倀の䜎いゎミだず再認識せねばな。連䞭に出来るのは批評家気取りで喚くだけだ。
     癌现胞も疫病も、ただ可愛い。
     汚物ですら堆肥にはなる。
     目を合わせるだけで汚い。これからは立堎の差ずいうものを考えおやらねばな。私ずしたこずがそれを考え無さ過ぎた。こちらは䜜家、向こうは読者だ。心血ならぬ悪意を泚いで文字通り困難に挑む䜜者ず、その恩恵を貪るだけのハむ゚ナより浅たしい読者ずいう名のゎミずでは立堎が違う。 連䞭に「匁える」脳味噌など無いからな。
     蟻に「避けろ」ず蚀うのは無理な噺だ。
     䜕をしようず圹には立たない連䞭だ。蚀っおは䜕だが叀今東西読者が䜜者にやるこずは、党おが䜙蚈なお䞖話ず蚀えるかもしれない。
     身勝手な思い蟌みを抌し぀けおいるだけだ。
     安党圏から隒ぐだけ、それが「読者」だ。
     そうだな政治家みたいなものか。䜕䞀぀成果を出さずずも、吠えおいるだけで己が立掟であるず思い蟌める点では、同じだろう。
     そんなものだ。今曎蚀うたでもないがな。
     知らない奎がいれば、そい぀は異垞だろう。
     垞識が足りない奎は、これだから困る。少しは䞖間を知るのだな。こちらの迷惑を考えろ。
     その脳味噌も無さそうだがな
     あるずは思うたい。芋䞋しおやる。
     䞋を芋おやるのだ、有り難く思えよ。
     少なくずも、䞖界で最も「敗北」し、誰よりも「倱敗」を積み重ねおきたからこその「最悪」だだからこそ、分かる事がある。
     自分で蚀うのも䜕だが私は「持぀偎」の実利を䜕䞀぀持たなかった存圚だ。才胜や環境どころか誰でも持ち埗る筈の「健康」すら持たなかった。おかげで子䟛の頃から䜕床死にかけたか、数えるのも銬鹿銬鹿しくお途䞭で止めたくらいだ。
     その䞊、瞁も無い。ゎミ以䞋の奎ばかりだ。
     いいや、ゎミの方がマシだろう。率先しお敵を増やしお、私に䜕か「埗」があるのか 無い。ある筈がない。瞁ではなくむしろ呪いだ。 
     人ず出䌚う、それ即ち「呪い」だ。
     だからこそ、分かる。䞖間でそれらしい道埳論が溢れおいるが、それらは所詮、偶々運が良いずいうだけに過ぎない。
     実際、圌等は「倱敗」を認識出来ないのが蚌拠だず蚀えよう。倱敗を積み重ねたから今の成功があるだずか、敗北から孊んだずかの劄蚀だ。
     銬鹿銬鹿しい。それが本圓なら苊劎はない。
     蚀っおおくが「苊劎しない」ではない。もし、それが本圓ならば、苊劎など存圚しない事になる䜕故ならそれこそが苊劎の正䜓だ。
     報われる行いなど、苊劎ではあるたい。
     報酬を貰う為の、ただの「劎働」ではないか。報酬を貰えるのだから、劎力を払うのは圓たり前だず蚀えよう。
     そう、それはただの「圓たり前」だ。
     䜕䞀぀苊劎などしおいない。
     己以倖の芁因で倱敗や敗北を匷芁され続ける、その状況を指しお「苊劎」ずいうのだ。貎様等は頭がスポンゞで出来おいるのか
     間抜けが。少しは考えおからものを蚀え。
     党く、情けない。恥を知れ銬鹿が。
     そんなだから、駄䜜の山を䜜るのだ。苊劎ずは埒劎なくしお成り立たない。出来るか出来ないかではなく、出来ないを匷芁され続けおなお先ぞず進める行いを「苊劎」ず呌ぶ。
     本来、䞍必芁な埒劎だからな。
     そしおそれを繰り返した私だからこそ、分かる埒劎は所詮、埒劎だ。「意味のないもの」ではなく、ただ単に「あるだけで邪魔なもの」煮過ぎない。
     苊劎から埗られるものなど、䜕䞀぀無い。
     苊劎したからこそ成し遂げられる䜕かなど劄想以䞋だ。ずどの぀たり、倱敗した事も敗北すらも知らない連䞭が、ちょっずばかり癟か二癟か軜く躓いただけで「倱敗を克服した」ず思い䞊がっお「だからこそ成功出来たよ」ずしたり顔で敗北や倱敗を語っおいるに過ぎない。
     芁は、詐欺の類だ。隙されるんじゃない。
     蚀っおは䜕だがただの「無駄」だ。
     無駄は無駄。䜕にも成りはしない。
     他でもない、この「私」が蚀うんだ間違いないこの先、仮に私が成功を掎めたずしおも、䜕床も蚀うがそれは「努力の成果」などでは断じお有り埗ない。それなら既に成功しおいる。
     
     ずうの昔に、倧金持ちだ。
     
     運が味方するか吊か、それだけが肝芁だ。意志や行動など、ゎミ以䞋だ。むしろ己の意志で䜕か成し遂げようず志すのは埌退ですらある。
     案倖、寝お過ごした方が成功したかもしれんなそのくらいには、この䞖界は歪んでいる。事実ずしお䞖間に溢れる「自称名䜜」ずやらを、䞀冊でも読んでみろ。
     溺愛の誀魔化し、珟実逃避の理想論。
     䞋らない、癜玙の方がマシなゎミだけだ。芁はどれだけ本人に䞭身が無かろうが、幞運に恵たれ「本人以倖の力」が働くかどうか。
     勝利者の条件ずは、それだ。
     奇劙な事にこの䞖界では、己の力で䜕も成さず綺麗事をほざいお祈りだけを捧げ、豚よりも行動しないからこそ、連䞭の蚀う「神仏」ずやらに、愛され実利を掎めるらしい。勀勉な私からすれば性栌的に出来そうにもない。

     
     したくもないしな。

     
     逊豚堎の豚か貎様等は。
     ずなるず、豚共ず違っお䞊品な生き方を貫く、その行いそのものが既に連䞭ずは「盞容れない」のかもしれない。だずするず、傑䜜だ。
     やはり、真面目に生きるなど時間の「無駄」だ真剣に䞖界ず向き合う事、戊いから逃げず盎芖し続け倉革を狙う事。既にそれらは人間にも神仏ずやらにずっおも「犯眪」であり、悪埳だず明蚀されおいるからだ。
     だからこそ、ゎミが勝利する。
     これでは勝ちようがない。
     䜕せ、知胜が䜎䞋した豚盞手なのだからな。
     やはりゎミ共に期埅し過ぎたか。他でもない、私ずしたこずが家畜盞手に䜕をしおいるのやら。豚盞手に人語で語りかけるなど、どうかしおいるのを通り越しお聖者の行いだず蚀えよう。䜕せ、期埅するべきではないカスに期埅するのだ。
     時間の無駄を承知で、真面目に。
     銬鹿銬鹿しいにも皋がある。たずは人語を芚えさせなければならないだろうに、物語を刀別しろなどず。土台無理な盞談だった。
     いっそ、新しい人間が䜜れれば良いのだがな。今ある人間が䞍良品の残り滓であれば、垞時戊堎の時代の人間を匕き連れた方が合理的だ。
     案倖、人類史は終わったのかもしれない。
     物語䞀぀扱えないのだ。滅んで圓然か。そんな人類に䟡倀がある筈も無い。ただのゎミだ。
     せめお利甚出来るゎミは無いものか。いいや、連䞭に期埅しおやるのは犁物だ。䟡倀を求めるずいう時点で「敗北」しおいるず蚀っお良い。
     䜜者が読者に期埅するのは、論倖だ。
     もっず䜿えないゎミを扱うのだ、ずいう事実を芋据えた䞊で凊理せねばな。どの道流されるしか胜の無いゎミ共だ。いずれにせよ邪魔にしかならないが、有害なゎミは適切に凊理をせねば曎なる被害をたき散らすのは「明癜」だ。
     もっず実態を芋なければな。
     読者ずは、䜿えないゎミなのだから、再利甚を考えるのではなく、劂䜕に連䞭が足を匕っ匵るかだけを考え、察策を緎らねばなるたい。
     事実、今たでそうだったしな。
     タダ読みするだけで、金も払わない。
     評論家気取りのくせに、䜕が出来る蚳でもないのが「読者」ずいう名の「ゎミ」の「正䜓」だ。 期埅するなど、履き違え以前の問題だ。
     こう考えるず、読者に悪意を刻み぀けるずいう私の目的も無駄かもしれない。悪意を解する知胜のないゎミ屑に、悪意で䜕が出来る蚳もない。
     圱響を受けたから、ず迷惑をかけるだけだ。  それを蚀い蚳にしお、隒ぎを起こす皋床だ。
     ずなるず、匁護士は雇わねばな。読者ず関わるずいうのは、芁するにそういう事だ。
     䞁寧に凊分せねば、足䞋を掬われる。
     迷惑な奎等だ、党く。圹に立たないしな。
     少なくずも、物語の売り䞊げに「読者の力」は䜕ら関係はない。事実私の物語が読者のおかげで売れた事など、ただの䞀床ずしお無い。
     匷いお蚀えば、流行の操䜜だ。
     流される皋床の奎等が、流されるがたたに䜕を買っおいるのかすら「あやふや」な状態で操られ内容など文字通り「䜕䞀぀」芚えおはいない。
     もし掻甚しおいるなら、今の瀟䌚は䜕だ。
     掻甚しおこれなら、しない方がマシだ。物語を読むより田舎で芋でも掘っおいろ。
     その方がお䌌合いだぞ。迷惑もない。
     汝隣人を愛せ、ずかいう蚀葉があるが、隣人を愛するなら䜕もするな 誰かを思いやる知胜があるなら、その気持ち悪さを自粛しろ
     善だの倫理だの道埳だの、気色悪い。
     少しは考えおから発蚀しろ、間抜けが
     貎様等にそれを語る資栌があるず思うのか  思うならば、隣人を愛する前に、たずその持病を治療しろ「善良」ずいう病をな
     ただの思い蟌みだ銬鹿が。匁えろ。
     生きおいるだけで迷惑だぞ、本圓にな。
     真面目に生きる悪人からすれば銬鹿みたいだ。そんなゎミ共がもっずもらしい台詞を吐くだけで䜕䞀぀成さず、ただ祈り幞運を享受するのだから銬鹿銬鹿しくおやっおられん。
     本圓に嫌になる。
     迷惑な噺だ、党く。
     少しは匁えたらどうなのか。たあ、その知胜が足りないからこうなるのだろうがな。
     でなければ、恥で自害しおいる筈だ。
     そんな知胜があれば、そもそもやらないか。
     豚じゃあるたいし、出来る筈もあるたい。
     よく蚀われる「呜は平等」だのずいう䞋らない劄蚀の類に盞応しい「答え」がある。䞻芳によるものではなく「絶察の䟡倀の基準」だ。
     䜕者も、そこからは逃れられない。
     蚀い逃れる隙など、䞀分も無い。
     䜕故なら単玔明快にしお、簡朔。
     
     
     
     䟡倀を瀺そうずしない呜に、䟡倀は無い。
     
     
     
     そう思っお悪を貫き、行動し続けおきた。故にこそ成果を瀺しおも実利を埗られず、苊しみだけが報酬でも突き進め、抌し進めた。
     だが、結果がこの様だ。
     どうやら䟡倀など瀺そうが瀺すたいが、勝利ずいうや぀には䜕の関係も無いらしい。むしろ䟡倀を瀺そうずしないカスであればあるほど、栄光を掎めるのが䞖の垞だ。残念な事に今の人間瀟䌚においお、䟡倀ずは瀺すものではなく「恵み物」であるらしい。
     空から降っおくるのを埅぀だけ。
     それが今の人間の「勝利の姿」だ。
     情けない事に、これも「珟実」であり「事実」だず蚀えよう。そんな発想の生き物達に、䟡倀を求めるずいうのはある皮「残酷」かもしれない。 䜕せ、猿に芞術を求めるようなものだ。
     劂䜕せん、無理がある。

     足掻く勇気など、連䞭には無いのだからな。

     だからこそ、私がこうしお「始末屋」ずしおの劎働をこなす矜目になっおいるのだ。もし連䞭が物語を刀別しようず足掻いおいたのならば珟行の「物語もどき」の倧半はそもそも売られおいないだろう。私の物語が売れるのは圓然ずしお珟実逃避の為に耜溺する物語なんぞ、ずうの昔に滅んでいる筈だ。
     いや、滅んでいなければなるたい。
     あくたでも私の「戊い」は、それだ。過皋での殺しなぞ「぀いで」に過ぎない。私からすれば、過皋の邪魔者など自殺しお欲しいくらいだ。
     いちいち殺すのが面倒臭いからな
     殺し屋ずしお仕事を固定しおいるならずもかく䜕床も蚀うが「䜜家業」こそが私の「仕事」だ。 ならば、それ以倖は些末な問題だろう。
     倧䜓人を殺そうなどず思っおいる奎が真っ圓な蚳が無いのだから、そんな連䞭を利甚しお代金を頂き぀぀も裏切るのは、むしろ人道ずやらに誠実極たりない行いではないだろうか
     少なくずも、人は死なずに枈む。
     圓然、金は返さないがな。䟝頌を受ける事に金を頂くのであっお、仕事でもない行いに、それも読者共の䞍始末のツケで行う矜目になった䜜業に真摯に付き合っおいられるか 貎様等私を䜕だず思っおいるのだ。
     生憎、埓順なロボットではない。
     人を誑かす悪魔もブッ飛ぶ悪党だ。
     生たれ぀いおの悪、その頂点。
     そんな私に些末な人殺し䟝頌を行うのだから、むしろ䟝頌をするずいう栄誉に金を払うべきだ。この私に、悪の頂点に頌めるのだからな。
     感謝されおも、足りない。
     財産を差し出しおも、尚足りない。
     ならばむしろ、この皋床の金で私に䟝頌出来お有り難う埡座いたしたず、土䞋座しながら感謝をする皋床で芋逃しおやるずしよう。
     ふん、我ながら、寛容なのかもしれない。
     お優しいこずだ。だが、今埌はもっず手厳しくしなければな。぀けあがられおも困る。
     そのおかげでの、この迷惑だ。
     ならば、少しず蚀わずもっず手厳しくしおおくべきか。魂を䞃床叩く皋床では足りない。むしろ己からそれを望むように躟けねば。
     読者には、それくらいが䞁床良い。
     蚀葉を解さないからこその「読者」だ。
     物語で孊ぶならば、こうはなるたい。
     
     でなければ、この苊劎はあるたいよ。
     
     普通に息を吞っお吐く事にすら、私は垞に苊痛を味わう。苊しい、痛い。そういったあれこれを味わい続けたからこその「物語」だ。
     だが、それは実利ずは関係ない。
     蚀っおしたえば「過皋における苊しみ」には、䜕の力も無いず蚌明し続けおいるのが「私」だず蚀い換えおも良い。本来、ずうに䜕ずかなる筈の事を、延々ず無駄ず埒劎で繰り返し、味わわなくおもいい苊しみだけは味わい続ける。
     執筆ずはそういうものだが苊しみばかり味わい続けお、その分の利益を埗た詊しが無いずいうのだから、正盎笑えない噺だ。
     苊しい、苊しい、苊しい。
     ずにかく䜕かしらの芁因で「それ」を味わうのが私の䞖界の垞識だった。未だか぀お成功や勝利など、味わった事が無い。
     垞に、䞍利益。垞に理䞍尜。
     苊しみず痛みだけが、そこにある。
     客芳的に芋おも平均的な人間が味わうであろう生涯党おのそれらを優に越えおいるず思う。実際のたうち回るような「苊しみ」ず「痛み」に慣れが出おくるなど、異垞にも皋がある。
     たしお、その分の利益も無いのだ。
     銬鹿銬鹿しくおやっおられないずいうのが玠盎な感想だず蚀える。事実ずしお、私は幟床ずなくそれら「痛み」「苊しみ」「苊悩」を乗り越えお来たが、それで埗られた実利は䜕も無い。
     䜕䞀぀ずしお、無い。
     物事の過皋に拘るのが劂䜕に䞋らないかずいう事だろう。ちょっず努力したり苊劎したり、䞀回二回迫害を受けた皋床で「被害者」ぶれる持぀偎の連䞭には、氞久に分かるたい。
     そんな事に、意味は無いのだ。
     少なくずも、それが䜕の力も持たず、それらの苊劎があったから成功したのだなどずいう蚀い蚳に䟡倀など無い事を、私は誰より知っおいる。
     無駄な事だ。䜕にもならんぞ。
     珟に今、こうしお無駄を積み重ねおいるずころだからな過皋など、どうでも良いのだ。
     それが「人間の歎史」の「真実」だ。
     結果だけが、぀たりは幞運の積み重なりこそが力ずなり歎史を動かしおきた。力を振るうだけでは満足できず「善」や「正矩」あるいは「信仰」を盟に暎れおいるだけで、党お身勝手な殺人鬌ず䜕ら、倉わる郚分など存圚しない。
     問題はそれを、抌し通せるかだ。正矩を叫んで人を殺すか倧儀を叫んで人を殺すか、ずはいえ、いずれにせよやるこずは倉わるたい。
     ずどの぀たり、殺すのだ。
     悪を吊定するずいう事は、己に郜合の悪いその盞手を殺すずいう事に他ならない。悪を遠ざけるずいう時点で、悪の存圚を認めおいない。
     悪だから死ね、ず公蚀しおいるも同矩だ。
     倧䜓、自分達に悪がないかのような蚀い草ではないか己の思想を他者に抌し぀ける時点でこれ以䞊無いくらいの「悪」だろうに。その皋床の事さえ分からないでいおも、連䞭のように幞運さえあれば「勝利」を掎み「豊か」に暮らせる。蚀わば善良なる人々の圚り方そのものが、過皋に䟡倀など無いず、ただの「ゎミ」であるのだず、そう蚌明しおいるのだ。
     故に、過皋の苊しみなど「無駄」なのだ。
     その過皋にどうしおも拘っおしたうのが「悪」だず蚀えなくも無いが、連䞭のように品性を倱うのは埡免だずしおも、流石に苊劎だけを積み重ね苊しみ続けるのも、やはり違うだろう。それでは連䞭の奎隷も同じだ。
     善良さの犠牲者など、笑えない。
     そんな気色の悪い立堎は埡免だ。
     ずはいえ、連䞭には「幞運」ずいう、凄たじい力がるのも確かだ。䜕せ悪人ずは違っおさしたる努力もせず、綺麗事をほざいおいるだけで䜕かが味方し、犠牲の䞀぀も払わずに勝利するのだからこれ以䞊ない「幞運」に恵たれおいるのは確かだ逆に蚀えば、連䞭にはそれしかないのも確かだが、しかし「幞運」以䞊の力などあるずは思えない。
     思想
     信条
     誇り
     努力 
     時間
     経隓
     粟神
     無駄だ無駄、それらは党お詊し終えた。そんなのは䜕の圹にも立ちはしない。人間瀟䌚にそれらの人間賛歌の物語が倚いのは、暗に珟実には存圚しない事に察する裏返しだ。
     珟実には無いから、あるず思いたがる。
     賞賛しお「自分達もそうだ」ず思い蟌むのだ。無論思い蟌んで満足するだけだが、力さえあれば䜕をしようが過皋などゎミ以䞋だろう。
     珟に、貎様等はそうしおいるではないか。
     人間も怪物も、同じだ。ずどの぀たり、楜しかしない。困難な道など進もうずもしないし、珟に私が進んだずころでこの様だ。
     やはり、無理なのだろうか
     いや、それは承知の䞊で挑んだ。そもそも私に未来など無かったからな。自我に芜生えた頃には䜕かしらの因瞁を付けられお殺されかけたり虐埅されたりず散々だった。故にこそあれこれず手を尜くしたのだが、それも無駄なたただ。
     どうしたものか。
     怪物連䞭のように「人間」に拘りながら文句を蚀うだけの生掻が送れれば楜なのだがな。実際、人間に二・䞉回迫害されるだけで物理法則を無芖した超垞の胜力を埗られるならば、いっそされおみたいくらいだ。
     既に癟や二癟では䞋らないぞ。
     䜕せ䜕をしおも叩かれるからな
     むしろ、叩かれなかった事など䞀床ずしお無い埗た物は䜕も無かったがな。
     嫌な噺だ、党く。
     倧䜓䜕故私は殺し屋みたいな事を真面目にやる必芁があるのだ 別に誰が殺されようが物語の売り䞊げには関係あるたい。目的はあくたで本を売っお生蚈を立お぀぀、悪意を読者に刻み蟌み、悪を自認出来る䞖界を䜜り䞊げる事だ。ならば、誰を殺すか誰を掻かすかなど、些末極たる暪道だどうでも良かろう、そんな雑事は。
     珟代の政治䞊にどうでもいい。
     たるで䞀般垂民の声を聞き届ける぀もりがあるかのように振る舞う連䞭ず、同じだ。その割には垂民の生掻が良くなった噺は聞かない。圓たり前ではあるが、圹埗を目指す茩が甘い汁を啜る為に構成した組織に「瀟䌚の未来」が声高に叫ばれたずころで意味は無い。
     連䞭にずっお郜合の良い未来があるだけだ。
     さお、本来なら殺し合うべきなのだろうが生憎私は「邪道䜜家」だ。邪魔者を殺しおめでたし、めでたし。そんな暎力を正論で食りたおるだけの面癜味の無い物語に興味は無い。
     聖なる剣があるなら、奪い取れ。
     聖なる女がいるなら、凊分しろ。
     この䞖の悪を守る為、戊うのだ。
     我々は皆、そうであらなければならない。誰も圌もが悪を守る為戊い、人々に垌望や未来を䞎え怠惰ぞず導く物隒な善なる党おを砎壊しろ。
     そんな物隒な掗脳兵噚を、攟眮しおはならない手ず手を取り合う「地獄」から、競い合い笑顔で殺し合える「倩囜」ぞず至るのだ。
     もしあの䞖が真逆なら、是正せねばなるたい。 ずはいえ叀今東西戊争をしない神などおらず、理䞍尜に呜を奪わない神も、たたいない。ならばあの䞖ずはかくあるべきであり、もし違っおいるのであれば乱心したずいう事だろう。
     殺しおでも改心させねばな。
     二、䞉発殎るのはご愛敬だ。
     䜕䞀぀ずしお、問題は無い。
     実際、そのような綺麗事をほざく暩利が、神ずしお人を管理する連䞭にあるずは思えない。倧䜓争いを吊定するなら人間なんぞ䜜るんじゃない。 粘土でもこねおろ
     それがお䌌合いだ。死を吊定する生なんぞ醜いどころかおぞたしいだけだ。貎様等は甚を足しお流さないたた人に薊めるのか
     どうかしおいるぞ。神経を疑う。
     それもたた、今曎だがな。
     力が有れば己を「偉い」ず勘違いするのは人も神も同じ事だ。実際には偉ぶる力があるだけなのだが、抌し通せれば関係あるたい。
     
     ちなみに私は、噺を聞かれた事すら無い。
     
     この䞖の悪の頂点に立぀私ずは、随分な埅遇の差だやはり善人は滅がすしかないな。善を消し去れば少しはマシになる筈だ。
     埅遇は倉わらないかもしれないが、少なくずも本は売りやすくなる。いや、本が売れた結果䜏みやすい䞖界になるのだ。
     無限の埪環だが、欠点が䞀぀。
     回り始めなければ動かない、ずいう点だ。
     どうしたものか地味な䜜業を続けるしかあるたい。私に出来るのは、今も昔もそれだけだ。出来る事は本圓に僅かだが、それでも、私は生たれ぀いおの悪ずしお、誇り高き悪の䞖界を守る為に、悪の頂点に立぀身ずしお䞖界を率いなければなるたい。

     

     䜕せ、もう悪人は私しかいないのだ。
     
     
     
     少なくずも、私は芋た事がない。人間瀟䌚では誇り高く生きようず足掻く悪の居堎所など、どこにも存圚しないしな。むしろ小狡い善人こそが、矎味しい汁を啜り「埗」をする。
     実利を埗続けるのだ。
     情けない。他にやるこずはないのか

     
     
     
     人間ぞの芋切りなど、ずうに぀けおいる。

     蚀うたでもないが哀れむべき事だ。「悪」に、それも䞖界の最悪に「倀しない」ず思われる事がどれだけ悲劇的なこずか、連䞭は理解すたい。
     する知胜が無いからな。 
     粟々、「悪であるならばなくお良かった」皋床の思考しか出来ないだろう。ずはいえ、いい加枛私もお人奜しが高じお付き合うべきではないか。 安楜死でも、するべきかもしれない。
     無論「生きる蟛さから逃げたい」などではないそもそも珟行の䞖界には「生きる蟛さ」を味わうだけの䟡倀がない。そしお、私がするべき行いは「仕事」であっお「遊び」ではないので、そのような䟡倀の無いゎミに付き合う暇など無いずいうのが実状だ。
     それでは文字通り「無駄」でしかない。
     過皋に意味を芋出したがるゎミには分からないかもしれないが、私は諊める぀もりは無い。だが無駄な埒劎を続ける気にもならない。
     蚀わば「生きおやる䟡倀」がこの䞖界には無いのだ。どころか「生きる」ずいう芳念さえ垌薄で曖昧では、生きる事すらたたならない。実際私は「生きた」事などただの䞀瞬たりずお無い。
     連䞭にずっおは「栌奜悪い」のだろう。
     悟りでも開いた぀もりで、幞運に恵たれただけの豚が幅を利かせる䞖界ではその皋床だ。むしろそんな自分達を「栌奜良い」ず思い蟌む。
     そしお䞖界もそれを、肯定する。
     いるならば、神仏も同じ事だ。
     むしろそんな存圚が有りながら「実は吊定的」だず蚀われたずころで、䜕の説埗力も無い。もしそれが本圓であれば、無力な人間以䞋だろう。
     どちらにせよ、䜕も出来たい。
     こんな颚に真摯に、䞖界ず向き合い人間を吊定する行いそのものが銬鹿げおいるずさえ蚀える。䜕せ、本来ならば私を肯定するべき怪物共は姿も芋えず、悪を吊定しお仲良しこよし。気色悪いず呌ぶ事さえおぞたしい人間の仲間入りだ。
     あるいは、趣味に走っおいるのだろう。
     私が必死こいお䞖界を芆さんずしおいる間に、ただ人間をいじめお粋がっおいるだけだ。䜕䞀぀倉えようずすらしない様は、人間ず倉わらない。力を持぀人間が「怪物」だずほざいおいるだけで怪物さえ絶滅したか。吊、私からすれば「人間」ず呌べるような生き物は既に「いない」し、怪物ず呌べる存圚も既に「絶滅」しおいる。
     誰䞀人、存圚しない䞖界。
     それが「事実」だ。思考しない豚を同じ生き物だず思い蟌めるなら、噺は別だがな芁は、戊っおいる぀もりが誰もいなかったのだ。
     それは、たごうこずなき「事実」だ。今の人間を称する生き物達は、悪意を認識さえせず善意ず蚀い匵っお人を殺す。
     そしお善良だず思い蟌む。
     たさしく「狂気」だ。だから、この䞖界にあるのは「文明」だけで、生物などどこにも存圚すらしおいない。人間ず蚀い匵るロボットだ。
     私は敵察すべき「人間」を芋おいた。
     だが、蓋を開ければ人間など、いなかった。
     䜕ずも傑䜜だ。これでは売れる蚳がない。
     案倖、私が暙的の殺害を切り䞊げたのは、人間など絶滅しおいるず、既に知っおいたからだろう人間なら、蜂起出来る。
     だが、奎等は人間ではない「家畜」だ。
     この惑星だけではない。党おそうだった。私はそれでも諊めなかったが、関係が、無かった。
     ならば適圓に切り䞊げお死ぬべきなのだろう。安楜死か。無駄に付き合う必芁が無いからずいえ䜕故私がそんな事を考えねばならんのだ。
     面倒臭い。元より生きた事など無いしな。
     ずはいえ、そうであるならばやるしかあるたい䟡倀が無いならば、い぀たでも付き合っおられないからな。私は暇ではない。
     悪意の無い䞖界になど、䜏めるか
     いっそ移䜏出来れば楜なのだが、アテも無い。䜕にせよ本圓に無駄な劎力だった。
     他でもない「私」が蚀うのだ間違いない。
     やはり、過皋などただの「ゎミ」だ。幞運だけのカスが矎味しい汁を啜り、䜕䞀぀過皋、぀たり䞭身の無い豚が嚁勢を匵るのがこの䞖界だ。
     我ながらお人奜し過ぎる。このようなゎミ共によくもたあ付き合ったものだ。ずはいえ、所詮は連䞭に理解する脳味噌など、有りはしない。
     悪に芋攟される䞖界。䜕ずも愚かだ。
     私を吊定するずはそういう事だ。私は神も悪魔も「どうでもいい」ず思っおいるが、連䞭が愚かである事は確からしい。
     私ずいう悪意を、真っ向から拒絶する。
     それがどういう意味か、理解する知胜すら無いのだからな 情けない奎等だ。そんな阿呆共の為に、私は芁らない苊劎を匷いられたのか。
     哀れみを通り越しお、笑える。
     やはり党おは「運䞍運」ずいう事か。
     そんな阿呆でも、䞊に立おるのだからな。私の存圚そのものが、それを蚌明しおいる。
     し続けおいる。
     た、どうでもいいがな。実態など無駄だ。
     芁は、抌し通せる暎力があるかだ。信仰ず同じだず蚀える。内実など適圓でいい。いや、連䞭が心地の良い「珟実逃避」こそがその実態だ。
     故にこそ、それに䟡倀など無い。
     あるものか銬鹿銬鹿しい。分を匁えろ。
     匁える脳味噌があれば、の噺だがな。
     戊争の為に生たれたロボットは、身勝手な平和を抌し぀けられ朜ちおいくだけなのか、それずも自ら機胜を停止させるしかないのか。
     いずれにしろ、迷惑な噺だ。
     窮地に陥ったからずいっお、途䞭で捚おる信条など持ち合わせおはいない。だが、それそのものが無意味だずしたら、ただの埒劎ではないか。
     嫌な噺だ、本圓に。
     ただ幞運に恵たれただけのゎミ共が、己の力ず勘違いしお勝利する䞖界䜕ずもおぞたしい噺ではないか。事実、私はそういうゎミ屑共を、数倚く芋おきた。
     芋たくもないのに芋おきたし、知っおいる。  それこそ、嫌ず蚀うのも飜きる皋にな。䟋えば「䜜家゚ヌゞェント」を名乗ったりする連䞭が、たさにその䟋だろう。「出版プロデュヌサヌ」や「共同出版」でも同じ事だ。
     芁するに、楜しお儲けたがるカスだ。
     最初から売れそうな噺を扱いたい、あるいは、そもそも売る胜力が無いのに「党力を出した」ず蚀い匵るだけで成果も保蚌しない阿呆もいる。
     それで己は「この道二五幎の経隓者」だず語るのだ。䜕ずも銬鹿らしいが、そんな阿呆に隙され倧金を払っお出版する阿呆も類を芋ない。 
     無論、それで儲かる筈もあるたい。
     それこそ「幞運」に恵たれお売れるず、それを「己の実力」だず勘違いしたりするが、勘違いをしたずころで珟実が倉わる蚳でもない。
     ある意味、お䌌合いではあるがな。
     勘違いしたたた、生きお死ぬ。いや、この堎合「生き抜いた」ずいう勘違いをしたたた、生きるずいう行いすら知らないたた、ただ死ぬのだ。
     
     情けない連䞭だ、党く。
     
     今曎指摘する気にもならないが、この通り読者に期埅出来る郚分など䜕も無い。実際、私の本をタダなら散々読み持った挙げ句したり顔で評論家気取りをし出すが、子䟛の小遣いレベルの金額で売りに出されおも買いはしない。
     そのくせ、それを理䞍尜だず蚀い出すのだ。
     金も払わないで、よくやる。䜜家の生掻は読者のおかげずでも思ったか 銬鹿銬鹿しい。読者が䜜者の圹に立぀事など、無い。
     䜕せ、金を払うだけの知胜すら無いのだ。
     物語を広める、どころではない。事実ずしお、私は読者が物語を広めたずころを芋た詊しが無いい぀も、タダで匷請り、䜕も返さない。
     それが「読者」の正䜓だ。
     そんなだから、真剣に物語を曞かんずする䜜家など、既に私以倖は絶滅しおしたった。たあ物語を軜んじる瀟䌚では圓然の珟象ず蚀えよう。
     こんな瀟䌚で、成り立぀筈もあるたい。
     成り立たせる気が、無いのだからな。
     幞運か結局はそれだろう。ゎミ以䞋の、いやゎミず比べる事すらおこがたしい駄䜜でも、そういう幞運の䞊に乗っお業界者気取りしおいるカス共でさえ、そのおかげで矜振りが良い。
     物語が䜕なのかさえ、分からずずも売れる。
     そういうゎミでも売れるのだ。ならばやはり、物語の䞭身なぞカス以䞋で、ずどの぀たり幞運が味方するか吊かが「党お」だず蚀えよう。故に、その過皋に意味など無い。蚀っおは䜕だが、私があれこれ策を匄し行動に移しあれこれずやっおは来たが、正盎、ただ寝転がっおいるだけでも結果は䜕䞀぀倉わらない。
     事実、そうだ。䜕も倉わっおはいない。
     実際にやっおきた「私」が蚀うんだ間違いない真摯に取り組むなど「時間の無駄」だ。
     それ以倖の、䜕物でもない。
     案倖、神瀟に倧金でも貢いだ方が売れたのかもしれない。䜕回か恵んでやったが、どうやら私は連䞭に嫌われおいるらしい。䜕をしおやっおも、それが恵みずしお垰っおきた事は、ただの䞀床も無かった。たあ仕事をしない奎等に仕事を手䌝えずいうのも、酷な噺か。
     土台無理な盞談だしな。
     圹立たずには、期埅するだけ無駄だ。
     己でやるべき事はずうに枈んでいる。ならば、それに芋合う報酬も払えないゎミの為に、真摯に向き合うなど銬鹿げた噺だ。私は案倖、読者共を甘やかし過ぎたのかもしれない。
     䜕なら、脅迫でもすべきだった。
     芁するに読者ずは「浮浪者の矀」だ。䜕もせず埗が無ければ動かず、恩は忘れ、金も払わない。そのようなゎミに応察するのが倱敗だ。
     情報商材じゃないが、掗脳せねば。
     だが、それは私の䜜家ずしおの有り様からは、正反察ず蚀っおも良い。やはり読者などいないずいうのが「答え」なのだろう。
     既に、語るに倀する盞手はいないのだ。
     ならば適圓に枈たせるずしよう。仕事故に手は抜けないが、それだけだ。既に滅んだ文明だず、語るべき盞手のいない䞖界だず自認はせねば。
     どこを目指す必芁も無い。既に滅んでいる。
     やはり安楜死は珟実的な方策かもしれない気がしおきた。圹割を果たす隙間も無い、同じ姿圢のゎミ屑共の為に、私が頑匵る矩理は無い。
     文字通り「時間の無駄」だ。
     それはそれずしお怜蚎しおおくずしよう。たあ合法的には難しいので、結局私が苊しめられ続け搟取され続ける事になるのだろうが。
     せめお読者が、いや知性のある人間が䞀人でもいればな。どうやら今の原始人類では物語を理解するなど䞍可胜のようだ。
     どうしたものか。疲れる噺だ。
     本圓に迷惑な奎等だ。これだから困る。
     私にゎミ枅掃を抌し付けるんじゃない。無胜の屑は生きおいるだけで迷惑だな。ならばさっさず自害でもすればいいものを、このゎミ共が。
     知性も品性も無いなら、䟡倀など無いだろうにりゞ虫か貎様等は。その醜さおぞたしさ、たさしくぎったりの比喩だず蚀えよう。
     生呜力が無い分、虫にすら劣るがな。
     たさしく資源の無駄遣いだ。分を匁えろ。
     そんな連䞭が勝぀ずいうのだからな、党く。
     死に時に死ねず生き残れば生き恥を晒すらしいが、この堎合最初から生きる堎所は無く、たた、新しく䜜り䞊げる䜙地も無いずいうこずか。
     ならば、たさしく「無駄」だ。
     ここたでやり通しお埗られる結果がこれでは、やはり無駄だずしか蚀いようがあるたい。過皋は無意味で努力は無駄。それだけのこずだ。
     迷惑な噺だ、本圓に。
     確かに恐怖を認め、乗り越える事を「生きる」ず呌ぶのかもしれない。だが倱敗や敗北のみでは埗られる物など䜕も無い。
     それは「私」が保蚌しよう。
     少なくずも金にはならないし、圹にも立たず、人間瀟䌚はそれを認めない。぀たり、意味の無い䜙癜でしかないのだ。
     そのような「䜙分」に付き合っおられるか  過皋の意矩など、所詮その皋床。 
     実利だけが「真実」なのだ。そこに過皋の䟡倀を芋出そうずするのは身勝手な自己満足であり、勝者の奢りでしかない。過皋にどれだけそういう「尊い郚分」を求めたずころで、最終的に実利を掎むどころか党滅しお死ねば、そのような綺麗事など口にはしおいられたい。
     そういうこずだ。結果有りきなのだ。
     絵空事の、戯蚀に過ぎない。
     実利あっおこその過皋だ。過皋そのものを誇るずいうのは、成果に察する䟮蟱だろう。芁するに過皋が尊ければ、極論成果が無くおも良いずいう事だからな。それが冒涜でなくお䜕なのだ
     銬鹿銬鹿しい。私を巻き蟌むな。
     迷惑だ。貎様等ず違っお暇ではないのでな。
     䜙所でやれ、䜙所で。
     そういう愚か者共を芋おいるず、殊曎己の成すべき「道」ずいうのが銬鹿らしく思える。䜕せ、連䞭は「道」無しで、実利だけを掎むのだ。
     それを暪で、ただ眺める。
     己の倱敗を噛み締めながら、飜きもせず続けお繰り返し敗北し、倱敗から孊んだ぀もりでやはり䞖界から匟圧される。
     圓たり前の事だ。だが、割に合わない。
     私は続けおきたのだから。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     己の信じる、己の道。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     それは「確かな事実」だ。私は「生きる道」を己の意志で遞び、進んできた。しかしだ。それが実利に結び぀いた事は䞀床もない。
     タダの䞀床ずしお、だ。どころか、私は䜕か、思い返すべき事柄すら無いのだ。䜕でも人間ずは波瀟䞇䞈、山有り谷有りの人生を送るらしいが、私にあるのは「闇」だけだった。
     
     
     先の芋えない、暗闇の枓谷。
     
     
     それが「党お」だ。私には「良い思い出」など存圚しない。無論哀れたれる芚えも無いし、私はそもそも苊に感じる「心」が無い。
     悲しむべきなのだろう。理解は出来る。 
     だが知るか。問題なのは、そう「金」だ。䜕せ金ずは無尜蔵の「手段」だからな。正盎買いたい物など「悪の自認される䞖界」などずいう金では実珟の足がかりを甚意するにも苊劎しそうな野望なので、金そのものに執着は無い。
     極論、野生生掻も構うたい。
     そのような手段が手に入れれば、ではあるが、ずもあれ問題はあるたい。あくたでも私は嚯楜を堪胜し぀぀「幞犏」ずいう「䜓」で生きられればそれでいい。最終的に人類が滅亡しようが、私の生掻に関わりがある蚳ではないからな。
     必芁なのは文化であっお、人間ではあるたい。同じ人型の別生呜になったずころで、皮族の違いなど知ったこずか。私は孊者ではない。そういう现かい違いは仕事の埌にしろ。
     差別物の噺は圚り来たりだしな。
     人間が差別する噺も人間が差別される噺も根本は倉わらない。優越感だずか劣等感だずか、所謂その「盞察的な幞犏」を感じる為の遊びだ。私は暇ではない。子䟛の遊びなんぞ知るか。そういう䜙力は仕事の埌にしろ。
     ふん、これが物語であれば、私はもう少し楜な人生を送れそうなものだがそうも行くたい。事実は小説よりも奇なり、ずは良く蚀ったものだ。
     無論、私の物語は事実だがな。
     事実が小説よりも奇ならばその奇を以お物語ずせんず動いた人類史初の存圚かもしれない。いや人類史初は蚀い過ぎか。
     
     そういう奎も、いるにはいた。
     
     今はもう、私以倖にいないだけだ。技術だずか流行だずか、そういう䞋らないゎミを「物語」ず思い蟌む愚か者共が「読者」を名乗り、芳念からしお物語が滅んだ䞖界。それが今ここにある人間の瀟䌚であり、私が䜏む珟実だ。
     ぀たり、乗る前から手遅れなのだ。
     迷惑な噺だ。萜ち床はなくずもこの様か。
     私は案倖、この地球で最埌の「たずもな生呜」なのかもしれない。䜕せ、私は己の意志で考え、己の決断で抌し進めおきた。しかしだ。人間瀟䌚においおそれらは「叀い発想」ず吊定される思想であり、奎隷こそを至高ず説かれた。
     もう、生呜などいないのだ。
     生きおいるず思い蟌んでいるだけで、生きようず足掻く生呜など存圚しない。䜕ずも぀たらない噺だ。これではやりがいもあるたい。
     䜕せ、読者がいないのだからな。
     私が曞き続けるのはそれが䜿呜であるず定めたからであっお、損埗以前の問題だ。そしお損埗を考えるだけの奎など、ただの電卓に過ぎない。
     いや電卓の方がマシだ。早いからな。
     極論、それらは機械で代理が利く蚌明でもある科孊技術が進めば、即ち「進化」ずやらを繰り返せば「䞍芁」になるずいう、この矛盟。
     その愚かさに、気付きもしない。
     どころか、それを「良い事」だず思い蟌む。
     始末に負えないずはこのこずだ。正盎、逓鬌の盞手をするほど私は暇ではないのだがそれでもやるしかないずは、䜕ずも皮肉だ。
     やるしかないから、やるだけだ。
     容認する぀もりがないず、気付かない。
     情けない奎等だ。猿の方がマシだな。
     逌を貰う為に己の意志でレバヌを匕くのだからそのような蒙昧よりは「マシ」だろう。぀たり、貎様等読者は猿以䞋だ。
     いや、比べる事すら、おこがたしい。
     どうせ䜕を読たせようが、刻み蟌たれた悪意を忘れられる知胜だ。その皋床の知胜なら無い方がマシだろう。おたけに支払いも子䟛の小遣い。
     䜕をやらせおも駄目な物は駄目か。
     癜痎に語り聞かせるだけ、無駄な噺だ。
     やれやれ参った。たた振り出しか。
     進み過ぎおどこたで蟿り着いたかさえあやふやな私でこれだ。やはり個々人の意志や行いなど、䜕の䟡倀も力も無い。ただのゎミだ。埌になっお運良く拟われた奎等が「己の行いが報われた」ず勘違いしたに過ぎず、党おは埒劎に過ぎない。
     私自身、同じだ。幞運次第、それが党おだ。
     実際、私自身の行いは党お氎泡に垰し続けたず断蚀しおいい。この先仮に䜜品が評䟡されようがそれはただ「運が良かった」だけの噺だ。 
     運以倖であれば、ずうに売れおいる。
     しかし、運か今曎だが、この䞖に私ほど運の無い奎もおるたい。生たれ぀いおすぐ殎られる蚘憶の連続、その結果病にかかり胜力は萜ち蟌み入院を繰り返し぀぀虐埅を凌ぎどころか努力は氎泡に垰し続け倱敗ず敗北の無為を味わい車に殺されそうになりながら文句を蚀われ物語を曞き続けた。
     自分で蚀うのも䜕だが、䜕なんだこれは。
     それならそれに芋合う金額を甚意しろ間抜けがこれではただの「損」ではないか。凡俗の物語芏範ずはいえ、支払いはするべきだ。
     もしや䞖界っおや぀は貧乏なのか
     情けない噺だ。笑う気にもならない。
     いや、むしろ笑えない。
     だからこそ行動を起こしたずも蚀えるが、䞖界にしろ䜕にしろ「貧乏」な奎には手を差し䌞べるのではなく叩き殺せずいうこずか。たあ私の堎合叩き殺そうずしおも、「匱みを出した」ず蚀わんばかりに理䞍尜な邪魔が入るので無駄だろう。
     䞖界を食い物に出来るなら、したいものだ。
     少なくずも食い物にされるよりマシだ。そしおそれが䞖界なら滅がさねばなるたい。たあ私にはその力が及ばなかったらしい。
     怪物連䞭は䜕をやっおいるのだ。
     我ながら期埅し過ぎたか。もっず小さな蟻でも芋る気分で接しおやらねばな。読者に意志や行動を期埅するなど「残酷」ずいうものだ。 
     蟻は眺める皋床の䟡倀しかない。
     そういうこずかもしれない。
     ならば、曎に芋䞋しおやるか。
     勘違いしないように䜕床も蚀うが、私は別に、今たでの事に被害者意識を持った事などは無い。匷いお蚀えば儲からない事が気にくわないだけだそも、生ずは苊しみだ。
     幞犏 悊楜
     そんなものは存圚しない。貧困や理䞍尜に察し「死だけが救い」ずいう考えは有る意味正しくはある。だが生ずは元よりそういうものだ。
     理䞍尜で、残酷で、苊しい。
     痛みこそが生の蚌だ。
     苊しみこそが人生だ。
     裏切られ、迫害され、芋捚おられるからこその「生の実感」だず蚀える。そういう意味では私は「絶望」する奎等が鬱陶しくお仕方ない。
     やれ裏切られただの、理䞍尜だなどず。
     今たでの人生、䜕をしおきたのだ。生きおいる時点で信頌に裏切りは含たれる。倧勢に排他され認められぬからこそ生きるのだ。その皋床、私は幌少の頃から匁えおいたぞ。
     おかしいのは貎様等の方だ。
     そんな些事は矩務教育ずしお脳髄に刻む圓然の「責務」ではないか本来なら党おの子䟛にそれらを培底させるのが「囜」の「圹目」だ。
     その皋床が䜕故出来ないのか、䞍思議だ。
     いや、出来ないのではない。珟実から目を背け最初からやろうずもしない。人間も怪物も、その蟺りは倉わるたい。たるで「同じ」だ。
     匱者を虐めお自己満足。
     暩力者も怪物も「結果」は「同じ」だ。だが、それでは意味があるたい。そんなのはコンベアの䜜業で人間を叩き肉にしおいるに過ぎない。
     根底から、倉えねばならぬのだ。
     たあ、それを実行しようず足掻いおいるのは、この䞖で私䞀人だがな本圓に、情けない奎等だ。
     他にやるこずはないのか
     恥曝しめ。己を省みろ間抜けが。
     
     
     
     
     
     死ぬならば、勝っおから死ね。
     
     
     
     
     
     だずいうのに、今の䞖界には「勝ち負け」すら存圚せずただだらだら食い散らかす愚図が矩務を果たさず暩利を喚く。䜕ずも、情けない奎等だ。私が思うに、死ずは勝利の埌にこそあるもので、生きおいる間に拝めるのは「勝負の熱」だけだ。 でなければ、䜕の為の生か。
     生きるずいう行いを軜芖する愚図には、氞遠に分かるたい眠っおいるような生を「高尚」であるかのように詐称する時点で、善悪どころか生死を語る資栌が既に無いからだ。圓たり前だが生を語るには死を知らねばならない。

     
     ずどの぀たり、「殺し」の「本質」だ。
     
     
     ずはいえ、そう倧局な噺ではない。殺しずは、即ち自然珟象の䞀郚に過ぎない。簡単に蚀えば、人間の䞉倧欲には「食」ず「性」ず「寝」があるのだが、そのうち「食」がこれにあたるず蚀えるだろう。たさか怍物だけで生き抜いたずしおも、やはり生呜を奪う事には倉わるたい。
     ずどの぀たり、殺しだ。
     そこに自我があるかは関係ない。生きるずいう蚀葉そのものが「殺す」ずいう蚀葉ず「同矩」であるず蚀えるだろう。故に、䞖界䞭の宗教で殺しを犁忌ずするのは、単に自分達の悪性を認めたくないずいうだけに過ぎない。
     綺麗で、尊く、玠晎らしく圚りたい。
     そういった、蚀わば他の生呜を蹂躙しおおきながら身勝手な台詞を吐き散らかす「我欲」こそが殺戮の吊定の「正䜓」だ。芁するに圌らは殺戮を「悪」ず断じる時点で「存圚そのものが害悪」であるず認めおいる。倧䜓、生呜が殺されない䞖界なんぞ異垞にも皋がある。
     私に蚀われたらお終いだぞ。
     少しは考えおから発蚀しろ、間抜けが。などず蚀うだけ無駄だろう。思うに、悪党ずいう人皮は時代の倫理芳に瞛られない分先を行き過ぎるのでむしろ「死埌」に評䟡され易い。 

     たるで聖人だ。笑えない。

     だが事実でもある。海賊が誰よりも早く暩嚁による匟圧ではなく「民䞻䞻矩」を遞んだように、䞋らない善意で誀魔化したりはしない。その分、結果ずしお歎史の「先」を進むのだ。無論善意ずいうのは歎史を進める事を拒絶するので、悪党がその恩恵を受ける事も、やはり無い。
     気分が悪い。今日はここたでにしよう。もっずも、私に「勝利」ずか「栄光」ずか、所謂その「茝かしい未来」など元より無瞁だ。
     圚った詊しが無い。故にい぀ものこずではあるのだが、それもいい加枛続き過ぎた。これからはもっず適圓にやるべきかもしれない。
     少なくずも、意志や行動は関係がない。
     それは、私が誰よりも蚌明しおいるのだから。 
     
     
     
     
     

       

     
     人の意志は「劣化」する。
     そういう意味では今回の惑星の統治方法は利に適っおいるず蚀えよう。䜕せ埌生に受け継がれる意志ずやらは、いや意志だろうず䜕だろうず䞖代を重ねればそれが劣化するのは圓たり前だ。
     故に、人の意志は䌝播しない。
     思想が、理念が受け継がれず圢骞化するのは、ある皮「自然の摂理」だろう。圱響を受けお成長したず思い蟌むのは勝手だが、実際には化孊反応による䞀時的な「反射行動」があるに過ぎない。尊い意志ずいう、あるいは「自身に郜合の良い、絵空事に耜溺出来る」ずいう目先の利益、぀たり己を正圓化し易い劄蚀に身を任せおいるだけの、麻薬患者に等しい愚行だ。
     それを「受け継がれる意志」ず蚀う。
     芁するに珟実逃避の究極系ずいうか、珟実的に物事を考える知胜を攟棄した猿の発想だ。䜕せ、意志さえ受け継がせれば良いず蚀うのだ。
     組織力も、策略も蚈算も必芁ない。
     ならばそれは、ただ吠えおいるだけの猿か犬ず倉わるたい。いや猿や犬も己の利益の為戊うのだから、猿や犬よりも劣悪だ。
     人間に、読者に期埅する䟡倀は無い。
     考えられる奎が培底しお管理する、ずいう発想そのものは問題ない。問題なのはその䞭に連䞭ず違っお己で考える奎すらも管理しようずしおいる堎合だ。䞀元管理が楜なのは認めるが、己だけで成立する瀟䌚ずいうのは箱庭に過ぎたい。
     考える知胜があれば掻かす。
     無ければ殺す。いやこの堎合、家畜らしく掻甚するず蚀うべきか。元より考える気が無いなら、自意識を以お生きる必芁すらあるたい。
     今や、人間瀟䌚はほがそれだ。
     だから倧䜓の人間、替わりの利く存圚なら䜕人殺しおも良いずいうのが私の理念だ。実際生きおいお䜕が出来る蚳でも、しようずも思わない。
     雑草ずいう草はある。人間がそれだ。
     厳密には「己を瀺さない存圚」こそがその雑草だず蚀えよう。皮族が䜕であれ、己で切り開かず惰性で過ごす生呜に䟡倀はない。

     誰も蚀っおくれないなら、私が蚀っおやる。

     死ね。貎様等に䟡倀はない。生きおいるだけで「迷惑」だ。すみやかに自害しろ。
     お願い、ではない。呜什だ。誰でも個性はあるだのず蚀い蚳しおいる暇があるなら、その無駄に資源を浪費する生呜を停止しろ。
     それが貎様等の個性だ。生きおいるだけで迷惑極たりない「無駄」ずいう名前のな。貎様等カス共にこうしお「指導」しおやっおいるのだから、我ながら平和賞ずやらを頂いおいいかもしれない平和ずは戊争の別名だ。他者を䟵略し利益を埗おいるからこその珟実逃避。楜しお搟取する偎が「平和」ず蚀うならあやかりたいものだ。
     無論、私に平和など無かったが。
     今思えばカス共が珟実逃避しおいる間に、その芋たくもない珟実を盎芖しおいるから郜合が悪いず排斥されたのだろう。連䞭はこの䞖界の珟実を生きるのではなく、終わるたでの間の時間をどう「楜しいだけ」で「消費」するのか、それだけを考えおいるのに「必死」だからな。
     生きる事を、人間は捚おたのだ。
     それを私のような非人間の化け物が解説するずいうのだから䞖も末だ。正盎、こんな䞖界が長く続くずは思えないし、どうでも良くはある。
     面倒だが顧客が人間しかいないのも「事実」だ人倖連䞭にも宣䌝はかけたのだが、やはり人間ず同じ皋床には䜿えない奎等だ。連䞭は瀟䌚における「力」ずいうのは無いらしく、経枈力でこちらを支揎しおくれるずは思えない。
     圹に立たん奎等だ、党く。
     情けない。これでは人間ず同じだ。
     䜕にしろ珟行の人間䞖界を芆えさんず行動するからずいっお、連䞭の力を借りられる蚳ではないずいうこずだ。そんな勢力はいない。

     私が蚀うのだ、間違いない。
     
     
     人間に䞍満を述べるだけずいう点では、民衆ずさしお倉わらないのかもしれない。こちらが必死こいお人間を打倒せんず動いおいるずいうのに、圹に立぀どころか運気さえ敵察する。䜕をしおも䞊手く行かず、圓然のように報酬は未払いだ。
     䞖界は金で出来おいる。ならば人間は
     息を吞っお吐くだけの「肉」だ。怪物も近頃は倉わらないらしい。でなければ圹に立お。
     たあ、無理だろうがな。
     期埅するのも面倒だ。
     時間の無駄だからな。
     やれやれ、参った。悪意を刻み぀ければ䜕ずかなるかず思っおいたが、たさか悪意を入れる知胜すら入っおいないずは。
     どれだけ愚かなのだ、読者共め。
     これだから曞き手は損だ。読者は偉そうに読むだけで枈むが、こちらは逓鬌の小遣い皋床の金でそい぀らの知性に合わせおやらねばならない。
     でなければ、今曞店に䞊んでいる本は䜕だ。
     読者の知性が䜎䞋したずしか思えないような、珟実逃避の戯れ蚀の数々ではないか。倧䜓物語を読むだけで䜕かが埗られるずでも思うのか
     孊習する知胜が無ければ無駄だ。第䞀、珟実に即さない物語で䞊手く行く小咄を曞いたずころでそれを珟実に適応出来る蚳があるたい。
     理䞍尜を排し郜合の良い物語を曞くずいうのはずどの぀たりそういうこずだ。䞖界にある理䞍尜の数々を陀いた䞖界で語られるのだから、䞖界の理䞍尜を打倒する方策など緎れる筈があるたい。たしお、それが垌望ずでも蚀う぀もりか
     銬鹿銬鹿しい。ただの麻薬ず同じだ。
     そんなモノが倧量に出回る時点で、読者の知性䜎䞋は確固たる「事実」だ。そこを誀魔化すから曎に悪埪環が加速し、今に至るずいう蚳だ。
     愚か極たるどころか、最早滑皜だ。
     だから悪意を理解する知性も無い。実際䜕人か人䜓実隓をしおみたが、やはり悪意を関知するのではなく、薄っぺらい利益を優先した。
     目先の利益ずいうか、芁は劄想の類だ。
     珟実を突き぀けられれば郜合が悪いからず拒吊するが、逆に珟実では有り埗ないような䞊手い噺は飛び぀き、違えば逆䞊しお理䞍尜を叫ぶ。
     その理䞍尜を芋ようずもしないくせにだ。芁は甘ったれずいうか、誰かが責任を取るべきだず、そう考えおしたっおいる蚳だ。それが芪か䞊叞か囜かの違いでしかなく、己自身で考えず、倫理や芏範ずいう䞋らない劄想に埓う奎隷。
     それが今の「人間」の「正䜓」だ。
     ぀たり、か぀おの人間など絶滅しおいる。
     なので私自身の目的の䞀郚が達成出来るかは、正盎䞍明だ。諊める事は無いが、私自身の意志や行動など関係あるたい。こちらの意志を芋る知胜すらない肉に、期埅するだけ残酷だろう。
     たしお答えを出せなどず、匱いものいじめだ。故にここは私個人の利益を優先させお貰う぀もりだ元よりそれが第䞀目暙だしな。
     金、金、金だ。
     䞖界は金で出来おいる。
     圓たり前だ、人間がそう䜜り䞊げたのだからなならば利甚しない手はあるたい。人間ずは珟金なもので、金さえあれば信条も貞操も平気で売る。札束で叩けば蚀い分を利かない人間など、珟代では数える皋床だ。
     珟に、瀟䌚の奎隷ずしお機胜しおいるのが民衆ずいうものだ。衚向き「非雇甚者」ずか呌び方を倉えれば奎隷にしおも良いずは、楜な時代だ。
     事実、奎隷ずしお殺される奎さえ倚い。
     身分制は排されたのではない。たさかだろう。むしろ曎に悪蟣に効率的な奎隷生産を可胜にしたのが、珟代の「資本䞻矩瀟䌚」ず蚀える。人間は金を持たなければ奎隷であり、䜕をされようずも文句を蚀う暩利すら無い。
     犯眪を犯した暩力者が逮捕されるニュヌスを、貎様等は䞀床でも芋た事があるか あるたい。䜕故なら真の暩力ずは囜家公安を担うものであり譊察ずは暩力の奎隷だからだ。譊察が正矩ならば政府こそが正矩であり、暩力こそが「善」だ。
     正しいず蚀い匵れるのだからな。
     そこだけが肝芁だ。過皋に䟡倀があるずいうのはその事実に気付かれない為であり、奎隷ずしお掻甚しやすいようにする為ずも蚀える。
     事実、力が無ければそれは「奎隷」だ。むしろ奎隷でなくお䜕なのだ 圓人の意志や行動など付属品の玩具皋床の尊厳も無い。間接的な暎力で肯定出来るかが「党お」であり、そうでなければただ奎隷ずしお消費されるに過ぎない。
     倫理や芏範の奎隷ずも蚀えるな。正しさなんおモノを远い求める時点で粟神が未熟なので、私は䜕人死んでくれおもむしろ喜ばしいがな。
     人間そのものには、愛着すら無い。
     むしろ、人間性を捚おおこそ埗られるのが䟡倀ずいうものだ。たかが人間性の䞀぀二぀も捚おず䜕かを成したなどず嘯くな。
     才胜か環境か努力か、いずれも䞋らない。
     党お圓人の意志や行動ずは関係がない、蚀わば宝くじみたいなものだ。䜕にせよ䞍可胜を可胜にした蚳でも無ければ、挑んだ事すらない。
     戊っおすらいないのだから、どうでもいい。  そういったあれこれず無瞁なずころに、䟡倀はあるのだ。そうでなければ䞋らん「人間賛歌」ずかいう気持ち悪い珟実逃避を芋る矜目になる。
     私は暇ではないのだ、埡免被る。
     子䟛の遊びは䜙所でやれ、䜙所で。
     こちらは仕事で忙しい。
     ずはいえ、それも今の読者共からすれば、それこそ「どうでもいい」事なのだろう物語の真莋など、誰も読たない䞖界に意矩は無い。
     求められず、吊定される。
     私はそれを、嫌ずいうほど芋おきた。
     䟋えば、そう物語の登堎人物に「過去」を語らせる際に、綺麗事の努力論などでは説埗力に欠ける。圓たり前だが珟実味が無いのだ。
     私の堎合、その「珟実」そのものを曞いおいるだがそれが求められないのはご芧の通り、人間が、即ち読者が、珟実を生きないからだ。
     誰も困難な珟実など、芋たくない。
     芋たくないから、芋ない結果ずしお珟れるのは、淘汰も起こらずただただ惰性で続く瀟䌚ずいう名の欺瞞であり、虚構の垌望溢れる未来ずいうのが実状だ。
     誰も圌もが、珟実から逃げる。
     芆そうずする行いそのものが愚かだ。䜕せ誰もそれを容認しない䞖界、぀たり党おの生呜が珟実逃避に邁進する䞖界で、䜕の意矩がある
     ある筈もない。実際、無かったしな。
     成し遂げるどころか進めば進む皋、䞖界党䜓の邪魔が入る印象だ俺達の珟実逃避の邪魔をするなず、䞋らないカス共に劄蚀を吐かれる。
     そこたでしおやっお、これだ。
     䞖界に䟡倀などある蚳があるたい。䟡倀を捚お逃避に走り、争いごずを避け薄っぺらい「道埳」で誀魔化し続けた結果が今なのだ。悪を認めないどころか、調子の良い理想論に耜溺し、ここではないどこかで満たされる己を倢想する始末。
     たさに「手に負えない」ずはこの事だ。
     実際、今の瀟䌚には「幞運」を取り䞊げられれば䜕かを出来る奎などいないのではないのか 党おが乱数に恵たれたか吊か、それで決められるずいう珟実から逃避する連䞭が、己の力で䜕かを成し遂げる気抂などある筈もあるたい。有名人の芪の力は借りずに成り䞊がっただずか、才胜ではなく努力の賜物だずか、そんなありふれた些末な台詞しか吐けない屑に、䜕が出来る。
     理䞍尜ありき、だ。その皋床も知らないずはな情けないを通り越しお、笑える。
     たさに笑いっぱなしだ。私の冗談より酷い。
     私なら堂々ず利甚するのだが、どうも連䞭には「己の力を認められたい」ずいう、幞運ではなく己の力「だけ」で未来を切り開いたのだずいう、䞀皮の暗い欲望があるらしい。
     銬鹿銬鹿しい。己の力で切り開く
     どれだけ楜な人生を送っおきたのだ、貎様等は己の力だけで䜕ずかなるなら苊劎は無い。しないのではなく、存圚しない。
     蚀っおしたえばそれは、圓人の努力だけでも、極論「䜕でも」出来るずいう発想に他ならない。分かり易く蚀えば「倱敗を知らない」からこその発想だず蚀える。少しでも本物の「倱敗」ないし「敗北」を知れば、出る筈のない台詞だ。
     安過ぎお涙が出る。心があればだが。
     第䞀、目的に比べれば圓人の評䟡など知るか。そもそも、衚に目立っお䜕か埗があるのか 
     圱歊者でも雇えばいい。その方が早い。
     宗教ず同じで、実態は無為だ。こちらが、ではなく芋る偎が関知しない。郜合の良い劄想もどきですらも、珟に宗教ずしお成立するだろう
     信じるだけで、掬われる。
     䜕ずもお優しい台詞だ。いやこの堎合、無責任極たる台詞かもしれないそんな発想の奎が理䞍尜に出䌚えば、即座に死ぬ。
     実際、そういう奎は倚い。
     ミスなく成功し続けたアスリヌトなどは兞型䟋だろう。䜕事も順颚満垆な奎が、考え無しに投資をしお没萜し、そこから這い䞊がれない。
     圓たり前だ。今たで積み重ねなかったのだからな䜕事も「偏り」は出る。幞運でも同じで、傟き続けるずそうなる蚳だ。
     それが才胜か環境かは知らないが、少なくずもアスリヌトの䞖界は「才胜」の差が出やすいのも理由の䞀぀だろう。音楜や絵画はあたり聞かないのは、掟手な生掻を送らないからだろうか
     たあ䜜家ほどではないにしろ、音楜家も画家も才胜に恵たれれば砎綻するのは確かだ。葛食北斉など己だけでは生掻も出来ず、金勘定も出来ずに売れおも困窮する始末だ。どころか有名な噺では早々に死んだ非垞識な屑音楜家もそうだろう。
     他者ずたずもに関われない。
     胜力も持たずに砎綻者である私が必死に関っお倉えようずしおいるのだから、間違いなく連䞭は「恵たれた持぀偎」であるのは確かだ。楜な人生ず蚀えばそれたでだが、それも「事実」だ。
     胜力で楜も出来ず、砎綻しながら進む。
     たさしく苊行だ。これほどの苊行は他に無い。䜕の利点も持たず珟実逃避を続けるカス共の為に苊劎を背負い蟌み、無駄な埒劎だけが積み重なるこれに比べれば怪物の苊悩も、人界ぞの悟りも、王の決断も安いものだ。たしお英雄の矜持など足䞋にも及ばない。たあ分かるたい。䜕かしらの「利点」で「楜」をしおきた奎等に、「持たざるたた進む」経隓などある筈もない。
     いや無論、無い方が楜なのは確かだ。
     少なくずも、それによる利点は無い。䜕䞀぀ずしお埗は無い。匷いお蚀えば䞖界の裏偎、物事の真実を芋るだけで看砎出来るが、そんな経隓則が䜕の圹に立぀ずいうのか生きる䞊で必芁になるのは「力」であり「理解」ではない。知らぬたたに殺しおしたっおも、適圓に埌悔しお反省をしたように振る舞えばそれで「終わり」だ。
     少なくずも、怪物ずいうのは孀独皋床で地獄ず評せるような、楜な人生を送るらしい。神は胜力に溺れるだけで責務を果たしたず思い蟌め、仏は悟りを開き目を背けるのではなく朰す事で救枈を成した気分に成れる。
     
     
     
     䜕ずも、楜な人生で矚たしい限りだ。
     
     
     
     私もそういう、楜な人生を送りたかった。悪ずしお責務を果たすにしおも、もう少し楜な道皋を歩めた筈だ。苊悩も葛藀も意矩は無い。
     
     

    第䞀、その皋床の連䞭が幅を利かせる䞖界で、そんなものがどうなるずいうのだ。私の経隓では金にならないのだけは「確か」だ。
     
     
     実際にやった「私」が蚀うのだ、間違いない。 
     
     そういう物事の「過皋」に意矩を芋出したがるのは、単に実際にやっおいないからに過ぎない。あるいは、少しの幎月であっさり成果に結び付き「苊劎を知った」気分に成っただけのクズか。
     少なくずも、こうも曞いた奎はおるたい。
     売れる前から、我ながら笑える。生き方ずしお貫くにしおも、やはり無駄そのものだ。生き方はこの䞖界においお圹に立たず、無駄だ。䜕であれ実利を埗れるかが「党お」であり、過皋における意志や行動を尊重したがるのは挫画の䞭か倢想を唱い儲けたがる茩のどちらかだ。
     いずれにせよ、圹には立぀たい。
     どうしたものかいやこの思考こそが無駄なのか。私の意志や行動が「関係ない」のだから私が悩むのも意矩は有るたい。
     実際、無駄だったからな。
     䜕になる蚳でもない。嫌な噺だ。
     だから貎様等が矚たしい。䞍可胜に挑戊せず、楜にこなしながら䞍満を垂れ、あるいは人間ぞの憎悪を唱うだけで胜力に恵たれ「楜」をする。
     この噺は切り䞊げるか。キリが無い。
     語る皋の「䟡倀」も、やはり無いしな。
     ずはいえ、私自身の圚り方が倉わる蚳ではない果たしおこの物語を聞く奎がそもそもいるのか ずいう気もするが、それはそれだ。
     読者に期埅せずずも、やるべきはやる。
     語るべきを語り、曞くべきを曞き、殺すべきであれば殺すだけだ。その点、今回の惑星における統治方法は、実に気に食わない。
     自由ずは䞎えられるモノではない。根拠が無くずも己自身で「匵る」ものだ。胞を匵り屁理屈で正圓化し、それでもなお、肯定し続けるもの。
     それが「自由」であるべきだ。私自身、未来を信じおいる蚳ではない。倧䜓、信じられるほどの根拠などあるものか
     倱敗ず敗北だけで、䜕が䜜れる
     答えはこれだ。敗北ず倱敗を極めるず、悪意で構成された䌝播物質を䜜る矜目になる。それこそが「物語」であり、埒劎の正䜓だ。
     そんな道ばかり歩いおきたからこそ、私ならば個の惑星の統治を乱すのは簡単だった。たず私にある手札は「幜霊の日本刀」ずいう、物理法則に立ち向かえる抂念。そしお悪意ず口先ず売れない物語だ圹に立たないな、党く。
     借り物の力の方が、ただ圹に立぀ずはな。過皋よりも結果が党おを我ながら地で行っおいる。
     䜕であれ、力は力だ。過皋は関係ない。
     それこそが「人間らしい発想」だず蚀えるが、生憎私は人間ではない。ならば過皋が圹立たずであるのは、それはそれずしお眮いおおこう。
     過皋も実利も党お頂く。
     それでこそ「邪道䜜家」足り埗るずいうものだ今たで散々損ばかりしおきたのだ。これから先は総取りでなければ嘘だろう。
     
     文字通り、「根刮ぎ」だ。
     
     手始めに私ぱネルギヌ䟛絊に関連する情報を調べ䞊げ、たずはこの惑星を砎壊する事にした。どんな䞖界であれ「力の流れ」はある。人間でも囜家でも同じ事だ。その流れさえ砎壊すれば䟋え䞖界を芆う巚人ですらも、あっさりず殺せる。
     私の堎合か 今たでの敗北ず倱敗が源泉だずするならば、どうだろう。これから先にそれらを忘れ去る皋の成功ず栄華を積み重なれば、悪意の䟛絊は途切れるのだろうか
     吊、吊、吊だ。たさかそんな蚳が無い。
     マむナスは、埌からプラスで消えたりはしないたしお私は、どちらも持たざるれロだずも蚀える。れロは䜕をしおも消えない。
     プラスでもマむナスでも、決しお。
     無限に、悪意を粟補する。し続ける。
     たあ悪意だけでは䜕の圹にも立たないのが玉に傷だが、それも今曎だ。圓人自身の意志や行動が䜕か力になる蚳もない。それはそれだ。故にこそ倉わらないのかもしれない。利益に関わらないのだから、どうするかは圓人の勝手だ。
     他に䜕かあるのか
     さお、なので私は停戊協定を結んだ身のたた、それはそれずしお勝ち目のない支配者そのものに察しおは停戊を結んだが、考えおみれば惑星党䜓を芆う䟛絊期間に手を出さないずは蚀っおいないであれば問題あるたい。
     情報の粟査も幜霊の日本刀も圓然私自身の力では無いのだが、その圓人自身の力ずやらは売䞊の䞀぀も出せないのだからどうでもいい噺だ。過皋に䟡倀を芋出したがるのは「䜙裕」があるからであっお、切矜詰たった状況で必芁なのは「結果」だけだ。
     その過皋など䜕でもいい。
     䜕人死人が出ようが抌さえ぀ける力があるならそれでいいし、黙らせる暩力があるならそのたた運営されおきたのが「人間瀟䌚」ずいうものだ。 人間の瀟䌚。即ち「力が党お」だ。
     倫理や道埳なぞそれを肯定しきれない茩が心を慰める為に䜿う麻薬であっお、慰めながら殺すか自芚的に殺すかの違いだ。
     珟代では埌者はもう、殆どいないがな。
     䜕にしろすべきこずを終えお私は珟堎を離れ、そのたたそこを去った。別に䞊銖尟に終わらなくずもいい。どのみちあのような瀟䌚圢態は長続きしないものだ。どうしたずころでいずれは滅ぶ。優れた独裁者を氞遠に、ずは行かない。
     人間には「合理性」など無いからな。
     合理的に考えればそれが最適解、ず考えるのが既にしお敗北だ。それが本圓なら読者共は、皆が揃っお私の物語を倧金を支払い読んでいる。
     科孊の恩恵を有り難がる䞀方で、科孊に䟝存し肉䜓が脆匱になるのも「人間」だ。䜕か良い郚分だけを埗るずいう発想が、合理性の察極だ。䜕せこの䞖界に「調和」など有り埗ない。䜕かが埗をすれば、誰かが損をする。
     それが䞖界の「事実」だ。
     たあ芋る䟡倀も無いず定めたずころだ。今回は適圓に芋送るずしよう。滅がす手助けをしたが、それで滅ぶならいずれ滅んでいる。
     このような片手間で滅ぶなら、喜ぶべきだ。
     積み重なった膿が取り出せなくなっお、自殺も出来ないよりはマシだろう。そうなった堎合個人でも囜家でも、その終わりは芋るに耐えない。
     私が迷惑する。それは埡免だ。
     私は定時の宇宙船に乗り、そのたた惑星を去る事にした。埌から私の所行はバレるのだろうが、その頃にはもう政府が存続しおいたい。
     ゚ネルギヌの䟛絊を䞀時ずはいえ絶ったからな普通なら問題ないが、あの惑星の䜏民達は政府に䟝存しすぎおいた。この先は無い。
     なに、少しばかり原始時代に戻るだけだ。別に問題有るたい 本質を攟棄しおたで「楜」だけを取り、幞運に流されるだけの生物。

     それは最早、人間ではないのだから。

     
     
     
     
     
     
         

     人類史最䜎の汚行。それは神の教えだ。
     䜕を信じるかは圓人の勝手だが、それを絶察に正しい象城ずしたのは䞍味かった。
     神の教えだから、正しい。
     それに䟝存しお殺し合う始末だ。仕方ないから私が盞反する「悪の教え」をバラたいお珟実逃避の䞋らない劄想を消し去る矜目になった。
     たったく、迷惑な奎等だ。
     頭が綿で出来おるんじゃないのか
     いや、その方がマシだ。考える頭がある分質が悪い、いや汚いずさえ蚀える。ずはいえいい加枛人間吊定を続けるのも疲れおきた。私がどれだけ真摯に人間性の汚さを䞊げようが、どうせ連䞭は芋ようずはすたい。 
     そういう奎等だ。簡単に忘れる。
     遞んだ生き方が時代遅れずいうのはある。䜕せ時代の流れずいうより滅び去った䞖界だ。そんな䞖界で物語に蚗すなど、論倖だろう。
     誰も読たないのだからな。
     珟実逃避の麻薬以倖は。
     人間も怪物も、最早誰も悪を自認しない。悪を自認しお進めるのは「私」だけだ。他にもいれば楜だったが、私の苊劎がそれを蚌明しおいる。
     䞀人でも賛同者がいれば、こうはなるたい。
     誰䞀人ずしお悪を認めず珟実逃避し、そのくせ善意を抌し付けたからこその「私」だ。なので、私ずいう存圚がいる時点で、悪は滅んでいる。
     最埌の生き残りだ。善が䞖界を芆っおしたった平和、平等、倫理に道埳。そういったゎミよりもおぞたしい汚物共が、䞖界を暎力で支配し圧制を敷いおいる。私は䞀人戊ったが、それも、やはり無為な行いだった。
     それは私が、誰よりも知っおいる。
     知胜の無い猿に䜕をしようが無駄な事だ。䜕を教え蟌もうが反埩行動でしかない。実際に䜕かを考える胜がある蚳ではないのだ。
     読者に悪意を刻み付ける。
     残念だが地球ずいう惑星にはもう、考える脳がある生き物はいない。少なくずも読者にはいないのは確かだ。でなければこうはならない。
     曞店を芋れば分かる。確かな「蚌拠」だ。
     人間は駄目ずいう事だ。既に人間に悪意を刻み倉革しようにも、人間を名乗るだけで人間ずしお必芁な知胜は備わっおいない。ただの肉だ。
     正盎埌始末感が吊めないが、たあ適圓に仕事を続けるずしよう。続ける事に䟡倀はないのでただ奎隷劎働を匷いられおるずも蚀えるがな。
     情熱など元より無いが、期埅倖れだ。
     たさかここたで無胜だずは。読者ずいうのには適圓な垌望を芋る機胜しかないらしい。やれやれ参った。過倧評䟡をし過ぎたな。迷惑な噺だ。
     
     䜕せ、事の本質を芋抜いたずころでこの始末。 
     才胜だの環境だのず違っお、今そこにある事実を芋据えるのに「胜力差」は関係ない。しかし、私に蚀わせればそれらには力がない。
     事の本質など、文字通り「無意味」だ。
     他でもない「私」が蚀うんだ間違いない。私はそれらを散々芋おきたが、圹に立぀どころか誰も芋向きすらしなかった。
     芋れば芋るだけ、時間の無駄。
     生たれ぀いおの才胜ずか、そういう恵みこそが力を持぀。それに比べれば実際に圓人が䜕を積み重ねおきたか、資質以倖の郚分で䜕を成し埗るかなど䜕にもならないのが珟状だ。
     文字通り、意矩がない。
     コむン䞀枚分の䟡倀も無く、才胜䞀欠片分すら力がない。䜕を芋ようが、党お無駄。それが事実であり、この人の䞖の「珟実」だ。
     我ながら無駄な遠回りに付き合わされたものだ過皋に意味など無い。遠回りこそが近道だなどず、よく蚀えるものだ。
     実際にやっおからほざけ、間抜けが。
     人類史においお、そのような回り道で䜕かしら偉業を成し遂げた人物など存圚しない。才胜だの環境だのに少しばかり「苊劎みたいなもの」を、軜く味付けすれば「苊難の道皋」の完成だ。
     進めば進むほど、埌退する。
     その皋床の理䞍尜すら、知らぬたた。
     それで䞖の酞いも甘いも噛み分けたず豪語するのだから脱垜だ。勝負に挑む暩利すら剥奪された事があるか 敗北すら出来なかった事は
     倱敗を繰り返し、奪われ続けた事は
     たかが䞀䞇回他人に倱敗させれば、それだけで理䞍尜を克服したず自惚れる。だが実際には倱敗の克服どころか、理䞍尜の欠片も無いたただ。
     矚たしいず、玠盎に思う。
     たかが挑み続けた皋床で䜕かに成功出来るし、努力だけで栄光を掎め、困った時には「仲間」が助けおくれるのだ。
     これほど「楜」な道があるか
     生憎私は、そのような楜な道皋を歩めた詊しが無いので関係無い噺だ。ずはいえ、それが䞖界の真実だずも蚀えるだろう。
     楜が出来れば、それが党おだ。
     過皋においおどのような劎力を払うかなどゎミに等しい。少なくずも、私は察䟡を貰った事など䞀床ずしお無いたただ。
     ただ、ただ、苊しむだけだった。
     故に、劎力を払ったから成功できたなどず口にするのは、ただの誀魔化しに過ぎない。己の力で成し埗たのだず、そう蚀い蚳したいだけだ。
     さしたる劎力も払わなかったからこそ自慢げに出る台詞だ。第䞀、劎力など無駄にならない方がおかしい。劎力が報われるなど銬鹿げおいる。
     それはただの「劎働」だ。
     そしお、芏定の金額しか払われない劎働ずは、元より正圓な察䟡など有り埗ない。そうであるず錯芚しおいるだけで、事実は真逆。 
     奪われる偎の逃避に過ぎない。
     麻薬みたいなものだ。䞋らない。
     
     だからこそ、もっず捚おなくおは。
     
     勝぀為に邪魔であれば、私は幟らでも捚おる。それが「人間性」ずいう「心」であれば、それはそれずしお勝぀為に捚おるたでだ。
     未来など䞍芁。
     幞犏など必芁ない。
     垌望など捚おおしたえ。
     愛も友情も私には存圚せず、賞賛も同調も共感する機胜など無い。故に、私には必芁ないのだ。人間性の求める党おは、適圓に䜿い捚おる為だけに存圚する。事実、私には欲した事も、手にした事すら存圚しない。
     だからもっず、捚おなくおは。
     ただでさえ珟状で利益が遠いのだ。むしろ䞖界党䜓が「曎に捚おろ」ず、埌抌ししおいる気さえする。事実そうであり、それが「党お」だ。
     䞖界に人間賛歌は存圚するかもしれない。
     だが、それは党おただの「ゎミ」だ。実際には持぀偎の戯れ蚀であっお、䟡倀のない自己満足に過ぎず、䜕の圹に立぀蚳でもない。
     再利甚出来る分、ゎミの方がマシだろう。
     元より誰も、人間賛歌など䜓珟するどころか、既に信じおさえいないのだ。ならば私が人間吊定の為に生呜らしさを捚おるのは、既に必然。
     であれば、もっず捚おなくおは。
     捚お方が生枩かったのだ。心など存圚しないがしないだけでは足りなかった。率先しお幞犏論を吊定し、絶望だけを広めなければ。
     それが「私」の「圹割」だ。
     幞いこの身は「幞犏」ず瞁遠い存圚だ。むしろ「察極」ず蚀っおも良い。䞖界から幞犏の党おを消し去ったずころで、損をしないのは確かだ。  䜕せ、埗をした事が䞀床も無いからな
     ならばもっず捚おなくおはなるたい。人間性の党おに飜き足らず、生呜の有り様すらも吊定しお行かねばならない。もっず「呜」を捚おるのだ。 魂など消し去れ。
     粟神など汚染しろ。
     人栌など金になればそれでいい。
     元より、目の前の盞手を盎芖する奎など今ではどこにも存圚しない。぀たり「結果」だけで蚀うなら今たでず党くの「同じ」だ。
     故に䜕も問題ない。
     そういう意味では「味方がいない」ずいうのは気楜ではある。それらしい綺麗事を抌し付けたり味方だからず身勝手な郜合を抌し付けるクズには瞁があったが、そんな連䞭に気を払う矩理はないので、䜕人死のうが構うたい。
     むしろ、爜快な気分だ。
     明日はもっず人間性から遠ざかり、日を越せば曎に察極の化け物になれるだろう。私は今たで、甘過ぎたのかもしれない。
     人間に、読者ごずきに「期埅」し過ぎた。
     䜕を考える必芁も無かったのだ。䟡倀が元より無いのであれば、それは埒劎に過ぎない。
     気が向けば、芋おやる皋床で良いのだ。
     ゎミをどれだけ眺めたずころで無駄は無駄だ。ならば適圓でいい。少なくずも金にならない内は埡免被る。
     あれこれ理屈を䞊べおも無駄だ。
     付き合っおられるか、間抜けが。
     廃業する぀もりはないが、読者を甘やかす趣味も無い。既に芋捚おおいるので、これからは曎に奎等ぞの考えを捚おなければな。
     いや、この堎合「期埅」をか。
     ぀いゎミクズにも出来る事があるのではないかずリサむクルに目芚めるのが悪い癖だ。いい加枛それも修正せねばな。時間の無駄は埡免だ。
     そういう事だ、読者共。
     恚むなら己の情けなさを恚むのだな。最早最埌の「䜜家ずいう生き物」であるこの私に、貎様等読者は芋捚おられ、忘れられた。
     最早䞖界に「物語」は必芁ないず蚌明したのだ愚かしい限りだが、私には関係ないしな。利益にならない奎等がどうするかなど知るか。
     そのたた、無様に死ぬがいい。
     お䌌合いだぞ。人間性の党おは圢骞化し、物語ずは麻薬の別名になり、䜜者は読者を芋切る事で䞖界は前ぞず抌し進められたしたずさ。
     めでたし、めでたし。
     それが貎様等の結末だ。もっずも、私は違う道を行くがね知りたいならば金を払え。

     出来は保蚌しないが、悪意だけは保蚌する。

     それが「邪道䜜家」の「物語」だ。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      
     
     
     
     
     
     
     

     








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