
子どもの『生きづらさ』Navi⑩ 第10回「『環境調整』『関わり』シート」
※本モデルは、診断を目的としたものではありません。
「『3つの気質軸』と『6つの特性』を手がかりに、子どもの『困りごと』や『生きづらさ』の背景を整理し、
一人ひとりに合った『関わり方』や『環境調整』を考える
ための思考補助ツールです。
※本モデルでいう『特性』とは、
発達障害(神経発達症)の有無を表すものでなく、
「どのように考え、感じ、行動しやすいか」という「傾向」を指します。
【ご利用前にお読みください】
この「『環境調整』『関わり』シート」「『環境調整』『行動指針』シートは、
子どもやご自身を「タイプ分け」したり、「診断」したりするためのものではありません。
本シートは、
『困りごと』や『生きづらさ』の背景を整理し、
「なぜその問題が起きやすいのか」
「どのような『環境』や『関わり方』が合いやすいのか」
を考えるための「思考補助ツール」です。
具体的なエピソードや場面について、
仮説的・便宜的に『3つの気質軸』と『6つの特性』を指標として用い、
その「傾向」や「強さ」から整理した背景を参考にします。
そして、それぞれの背景に合わせて、
・どのような『関わり方』が合いやすいか?
・どのような『環境』で過ごしやすいか?
・どのような工夫で『困りごと』や『生きづらさ』を和らげられそうか?
を考えていきます。
そのため、必ずしも『3気質×6特性』の18種類のいずれかに明確に当てはまるわけではありません。
実際には、
・複数の要素が重なっている
・状況や環境によって変化する
・このモデルだけでは整理しきれない背景がある
ということも少なくありません。
むしろ、そのようなケースの方が自然とも言えます。
大切なのは、「どのタイプか」を決めることではなく、
「今、何に困っているのか」
「その背景には何がありそうか」
「少しでも楽になるために、何を変えられそうか」
を整理し、考えていくことです。
本シートが、『困りごと』や『生きづらさ』を少しでも和らげるきっかけとなれば幸いです。
『環境調整』『関わり』シート
こんにちは。小児科医の福冨崇浩です。
今回は、前回整理した『困りごと』や『生きづらさ』の背景を参考に、
その子や自分自身に合った具体的な『環境調整』『関わり』『行動指針』を考えていきます。
具体的なエピソードについて、すでに評価した
『3気質軸』のうち最も傾向が強かったもの
と、
『6特性』のうち最も傾向が強かったもの
が交わる欄をご参照ください。
その内容が、
「本人や自分自身の特徴や状況に合っていそうか」
「実際に取り入れられそうか」
を考えながらご覧ください。
また、実際には複数の要素が重なっていることも多いため、周辺の欄にも関連する内容が含まれている場合があります。
「完全に一致するかどうか」ではなく、
・どのような「傾向」がありそうか?
・どのような場面で困りやすいのか?
・どのような『環境』や『関わり方』が合いやすいのか
を整理する視点として、ぜひ参考にしてみてください。
『環境調整』『関わり』シート(未就学児・幼児)

『環境調整』『関わり』シート(小学生)

『環境調整』『行動指針』シート(中学生、高校生)

『環境調整』『行動指針』シート(成人・社会人)
