メインコンテンツへスキップ
見出し画像

子どもの『生きづらさ』Navi⑨ 第9回「『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート」

    ※本モデルは、診断を目的としたものではありません。
    「『3つの気質軸』と『6つの特性』を手がかりに、
    子どもの『困りごと』や『生きづらさ』の背景を整理し、
    一人ひとりに合った関わり方や環境調整を考える
    ための思考補助ツールです。

    ※本モデルでいう『特性』とは、
    発達障害(神経発達症)の有無を表すものでなく、
    「どのように考え、感じ、行動しやすいか」という「傾向」を指します。

    【ご利用前にお読みください】

    この「『困りごと』整理シート」は、子どもやご自身を「タイプ分け」したり、「診断」したりするためのものではありません。

    本シートは、

    『困りごと』や『生きづらさ』の背景を整理し、

    「なぜその問題が起きやすいのか」
    「どのような『環境』や『関わり方』が合いやすいのか」

    を考えるための「思考補助ツール」です。

    具体的なエピソードや場面について、
    仮説的・便宜的に『3つの気質軸』と『6つの特性』を指標として用い、
    その「傾向」や「強さ」から背景を整理していきます。

    そのため、
    必ずしも『3気質×6特性』の18種類のいずれかに明確に当てはまるわけではありません。

    実際には、

    ・複数の要素が重なっている
    ・状況や環境によって変化する
    ・このモデルだけでは整理しきれない背景がある

    ということも少なくありません。

    むしろ、そのようなケースの方が自然とも言えます。

    大切なのは、「どのタイプか」を決めることではなく、

    「今、何に困っているのか」
    「その背景には何がありそうか」
    「少しでも楽になるために、何を変えられそうか」

    を整理し、考えていくことです。

    本シートが、『困りごと』や『生きづらさ』を少しでも和らげるきっかけとなれば幸いです。

    『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート

    こんにちは。小児科医の福冨崇浩です。

    今回は、
    実際の『困りごと』や『生きづらさ』の背景
    を整理していきます。

    具体的なエピソードについて、すでに評価した
    『3気質軸』のうち最も傾向が強かったものと、
    『6特性軸』のうち最も傾向が強かったもの

    が交わる欄をご参照ください。

    そして、

    その内容が、実際の『困りごと』や『生きづらさ』の背景として当てはまりそうか?

    を考えてみてください。

    また、実際には複数の要素が重なっていることも多いため、
    周辺の欄にも関連する内容が含まれている場合があります。

    「完全に一致するかどうか」ではなく、

    ・どのような傾向がありそうか

    ・どのような場面で困りやすいのか

    ・どのような『環境』や『関わり方』が合いやすいのか

    を整理する視点として、ぜひ参考にしてみてください。

    『困りごと』『問題行動』の背景整理シート(未就学児・幼児)

    画像
    『困りごと』『問題行動』の背景整理シート(未就学児・幼児)

    『困りごと』『問題行動』の背景整理シート(小学生)

    画像
    『困りごと』『問題行動』の背景整理シート(小学生)

    『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート(中学生、高校生)

    画像
    『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート(中学生、高校生)

    『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート(成人・社会人)

    画像
    『困りごと』『生きづらさ』の背景整理シート(成人・社会人)

    次回は、今回整理した『困りごと』や『生きづらさ』の背景をもとに、
    それらを少しでも和らげるために、どのような『関わり』や『環境調整』が
    できるか?

    を考えていきます。

     
     
    小児科専門医、作家。ふくとみ小児科院長。著書「中学生のための 人生が変わる勉強法(自由国民社)」「人体と病気まるわかり大全(主婦と生活社)」。山梨日日新聞こぴっと「まなびの相談室」連載中。