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カッコいい男を挔じるのは、もう蟞めだ第8話 プロポヌズ倧䜜戊 明日晎れるかな 埌線

    そしお、私の誕生日䌚は無事に終わり、数日埌、私は君の䜏む䞭野ぞ戻りたした。

    その日は確か、君が仕事で䜿う宣材写真を撮るずのこずで、女性カメラマンず君ず私の3人で、鎌倉ず䞃里ヶ浜ぞ行きたした。

    私はレフ板を持っお撮圱のお手䌝いをしおいたした。

    倩気もずおも良く、写真もずおも良い物が撮れたのですが、私が䞀番驚いたのは、君の衚情の䜜り方でした。

    モデルは「綺麗なら良い」ず思っおいたしたが、実際は党然違いたした。

    ほんの10秒ほどの短い時間の䞭で、䜕皮類もの衚情を䜜り分けおいたのです。

    そんな感じで午前䞭を過ごし、女性カメラマンの方は予定があるずのこずで、そのたた電車で垰っおいきたした。

    その埌、君が「カレヌを食べたい」ず蚀ったので、䞃里ヶ浜にある「珊瑚瀁」ずいうカレヌ屋さんぞ2人で向かいたした。


    珊瑚瀁の駐車堎に車を停め、お店ぞ向かう途䞭のこずです。

    君から、

    「そう蚀えば⚪⚪ちゃん、時蚈買ったの」

    ず蚀われたした。

    私は、

    「そうだよ」

    ず答えたした。

    君は、

    「カッコいいね。高そうだけど」

    ず蚀いたした。

    私は、

    「実はいろいろあっお、110䞇円くらいしたけど買っおしたった」

    ず䌝えたした。

    するず君は、

    「良いじゃん。男性が時蚈぀けおるのっおカッコいいず思う」

    ず蚀いたした。

    私は、

    「本圓に 良かった」

    ず蚀いたした。

    するず君は、

    「私も぀けおみたい」

    ず蚀いたした。

    私はデむトナを倖し、君に貞したした。

    そこたでは良かったのですが、なんず君が぀たずき、デむトナを萜ずしそうになりたした。

    君は慌おお時蚈を守ろうずしたしたが、さらに䜓勢を厩しそうになりたした。

    その瞬間、私は無意識に君の肩ず腕を掎んでいたした。

    君は転ばずに枈みたしたが、デむトナは地面ぞ萜ちおしたいたした。


    君は慌おお時蚈を拟い、

    「本圓にごめんなさい」

    ず蚀いたした。

    そしお、デむトナのガラスに傷が぀いおいるこずに気づき、ずおも萜ち蟌んでいたした。

    私は、

    「党然倧䞈倫だから、カレヌ食べよう」

    ず蚀い、そのたた2人でカレヌを食べ、䞭野ぞ戻りたした。


    い぀も通りスヌパヌぞ行こうずするず、君から、

    「今日は私がご銳走するから、倖で食べない」

    ず蚀われたした。

    私は、

    「どうしたの」

    ず聞きたした。

    するず君は、

    「やっぱり時蚈萜ずしたのが申し蚳ないから、せめおご銳走くらいはしたい」

    ず蚀いたした。

    私は、

    「そしたら奢っおもらおう」

    ず蚀い、2人で居酒屋ぞ行きたした。


    食事䞭、君から、

    「今日は本圓にごめんなさい。⚪⚪ちゃん党然怒らないけど、本圓は怒っおるよね」

    ず蚀われたした。

    私は、

    「怒っおないよ」

    ず蚀いたした。

    するず君は、もう䞀床、

    「本圓にごめん」

    ず蚀いたした。


    私は、その時に思った気持ちをそのたた君に話したした。

    「時蚈を萜ずしたこずは、本圓に怒っおないんだよ」

    「むしろ、嬉しかった」


    君は、

    「どうしお」

    ず聞きたした。

    私は蚀いたした。

    「君が時蚈を萜ずした瞬間、自分が時蚈じゃなくお、君の手を取ったこずが嬉しかった」

    「やっぱり、自分は君のこずが䜕より倧切なんだっお思えたから」


    するず君は、

    「本圓に嬉しい。本圓にありがずう」

    ず蚀っおくれたした。

    その埌は、たた楜しい時間を過ごしたした。


    そしお次の日。

    面癜いこずが起きたした。

    朝、君から、

    「⚪⚪ちゃん、時蚈芋お」

    ず蚀われたした。

    私は、

    「どうしたの」

    ず聞きたした。

    するず君は、

    「私が魔法かけたから、時蚈の傷なくなったよ」

    ず蚀いたした。


    私は時蚈を芋たした。

    本圓に傷が消えおいたした。

    私は驚いお、

    「本圓だ。どうやっおやったの」

    ず聞きたした。

    するず君は笑いながら蚀いたした。

    「時蚈が心配でちゃんず芋たら、ガラスの䞊にフィルム貌っおあったの」

    「それ剥がしたら傷぀いおなかった」


    そうなんです。

    新品だったので、私はフィルムを剥がすのを忘れおいたのでした。

    その時は、2人で倧笑いしたした。


    そしお数日埌。

    10月6日になりたした。

    その日は通垞勀務の日でしたが、みんなが準備ず最終チェックをするずのこずで、瀟員党員を午埌䌑にしたした。

    私はYちゃんの奥さんず䞀緒に花屋ぞ行き、花を遞び、そのたた君ず泊たるホテルぞ向かいたした。


    Yちゃんの奥さんからは、

    • 花の遞び方

    • 花を眮く堎所

    • どのタむミングでプロポヌズするか

    など、现かいアドバむスをもらい、ホテルで䜕床も緎習したした。


    そしお、君が新千歳空枯ぞ来る時間になり、私は車で迎えに行きたした。

    時間調敎のため少し遠回りをしながら、札幌駅ぞ向かいたした。


    みんなが来るたで時間があったので、私は、

    「ずりあえず2階のBARで軜く飲もう」

    ず蚀いたした。

    そしお、予定通り倖の景色が芋える垭ぞ座りたした。

    ビヌルを2぀頌み、2人で也杯したした。


    20分ほど経った頃。

    私はそろそろだなず思い、君に蚀いたした。

    「実は、この店入ったの間違いだったかもしれない」


    君は笑いながら、

    「どうしお 良いお店じゃん」

    ず蚀いたした。

    私は真顔で蚀いたした。

    「店は良いんだけど、この目の前の道路でよく抗争が起きるんだよ」


    君は笑いながら、

    「䜕蚀っおるの。そんなこずあるわけないじゃん」

    ず蚀いたした。


    その瞬間。

    抗争が始たりたした。


    私は蚀いたした。

    「ほら、右芋お」


    君が右を芋るず、色々な皮類の怪獣6䜓が、䞀列になっお䞭倮ぞ向かっおきたす。


    私は続けお蚀いたした。

    「今床は巊芋お」


    巊偎からは、戊隊ヒヌロヌ6人が䞊んで䞭倮ぞ向かっおきたす。


    そしお、䞭倮で激突したした。

    倧乱戊です。


    するず今床は、怪獣6䜓が綺麗に䞊び、戊隊ヒヌロヌ6人ぞ同時にコブラツむストを決め始めたした。

    完党にヒヌロヌ偎がピンチです。


    しかし今床は、ヒヌロヌ偎が䞀斉に技を返し、逆に怪獣偎ぞコブラツむストを決め始めたした。

    䞀気に逆転です。


    でも、たた乱戊になりたす。


    その時、ふず君を芋るず、めちゃくちゃ笑っおいたした。


    私は蚀いたした。

    「流石にこのたただず犠牲が出るから、止めに行っおくる」


    するず君はさらに笑いながら、

    「⚪⚪ちゃん頑匵っお」

    ず蚀いたした。


    私が道路ぞ向かうず、怪獣軍団ずヒヌロヌ軍団は、なぜか組䜓操のピラミッドを䜜っおいたした。


    私はBから倧きな巻物を受け取り、ピラミッドの䞀番䞊ぞ立ちたした。

    そしお巻物を開きたした。


    そこには、倧きくこう曞かれおいたした。

    「Hちゃん お誕生日おめでずう」


    みんなのお陰で倧成功でした。

    店ぞ戻るず、君はめちゃくちゃ笑いながら、

    「ありがずう」

    ず蚀っおくれたした。


    その埌、みんなで予玄しおいた店ぞ行き、誕生日䌚をしたした。

    数人で2軒目にも行きたしたが、その日はカラオケには行きたせんでした。

    理由は、プロポヌズをするので、酔いすぎるず良くないからです。


    そしお、コンビニで赀ワむンずゞャむアントコヌンを買い、ホテルぞ戻りたした。


    私は、

    「少し話があるから飲もう」

    ず蚀いたした。

    するず君は、

    「じゃあお颚呂のお湯溜めおくるね」

    ず蚀い、お颚呂ぞ向かいたした。


    しばらくするず君が、

    「お颚呂に玠敵なお花あったんだけど」

    ず蚀いながら、倧きな花を持っお戻っおきたした。


    私は、

    「君が喜ぶず思っお眮いおおいたんだよ」

    ず蚀いたした。

    そしお、

    「ちょっず座っお」

    ず䌝えたした。


    赀ワむンで也杯をしお、私は蚀いたした。

    「ちゃんず聞いお欲しい話がある」


    君は、

    「良いよ」

    ず蚀いたした。


    そしお私は、プロポヌズをしたした。


    次の日の朝。

    私は通垞通り朝瀌ぞ向かいたした。

    みんなが誕生日䌚から準備しおくれおいたので、結果報告をしない蚳にはいきたせん。


    札幌駅から事務所ぞ向かう途䞭、私は真剣に考えおいたした。

    「これ、䜕お報告すれば良いんだ  」


    事務所ぞ着き、自分の垭ぞ座りたした。

    5分埌。

    Yちゃんの掛け声で朝瀌が始たりたした。


    党員が目暙を蚀い終わった埌、Yちゃんから蚀われたした。

    「⚪⚪さん、お願いしたす」


    私は芚悟を決めたした。


    「おはようございたす」


    めちゃくちゃ倧きい声で蚀った埌、続けたした。

    「たずは皆さん、昚日の誕生日䌚ありがずうございたした」

    「君もめちゃくちゃ喜んでいお、皆さんにお瀌を蚀っおほしいず蚀っおいたした」


    みんな、良い感じにニダニダしおいたす。


    私は続けたした。

    「そしお、本題です」

    「プロポヌズ倧䜜戊の結果報告をしたす」


    するず、みんなが、

    「おヌヌヌ」

    ず盛り䞊がりたした。

    Yちゃんは、

    「⚪⚪さん、しっかり報告お願いしたす」

    ず蚀っおいたす。


    私は右手を䞊げたした。

    歓声が䞊がりたす。


    次に巊手を暪ぞ䌞ばしたした。


    するず、みんなが少し静かになりたした。


    そしお最埌に、掲げた右手を暪に䞋ろし、

    野球のセヌフポヌズをしたした。


    「皆さん、プロポヌズの結果は  匕き分けです」


    みんな、

    「ん」

    みたいな顔をしおいたす。


    私は慌おお蚀い盎したした。

    「延長戊です」


    でも、みんなさらに困っおいたした。


    そしお、私もめちゃくちゃ困りたした。


    「以䞊、結果報告になりたす」


    そう蚀っお朝瀌を終わらせたした。


    ずいうこずで、少し時間を戻したす。


    赀ワむンで也杯をした埌。

    私がプロポヌズをした時、君から返っおきた蚀葉は、


    ホテルの郚屋は静かだった。

    倖の札幌の倜景だけが、少し光っおいた。

    君はすぐには答えなかった。

    少しだけ困ったように笑っお、
    ワむンを䞀口飲んでから、
    私にこう蚀った。

    「もう1幎付き合っお、それでも⚪⚪ちゃんが私のこず奜きだったら良いよ」


    でした。


    こんな感じで、私の人生初のプロポヌズ倧䜜戊は終わりたした。


    そしお、たたい぀もの毎日に戻りたした。

    その頃は少し肌寒くなっおいたしたが、空が透き通っお芋える季節だったず思いたす。

    そしお、
    私の人生初のプロポヌズ倧䜜戊は、

    「成功」
    でも、

    「倱敗」
    でもなく、

    「延長戊」

    になりたした。

    でも、
    今思えば、

    あの時の私は、
    それが䞀番嬉しかったのかも知れたせん。

    完

    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

    ▌前の話第7話
    「プロポヌズ倧䜜戊 明日晎れるかな 前線」
    https://note.com/caffeine_poem/n/nfadc725f132f

    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

    ▌始たり第1話
    「線銙花火 線」
    https://note.com/caffeine_poem/n/n2692e30d317


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