cafe運営からお弁当配達に変えたきっかけは行き渋りの長女が教えてくれたpart4

実は、そんなときに長女に
ミニバスを習わせました。

でも、学校の行き渋りがある中でのミニバス。

「ちゃんと続けられるかな」

そんな不安が、私にはありました。

だから最初に、コーチには長女のことを
きちんと伝えました。

学校に行きたがらないこと。
朝になると気持ちが崩れてしまうこと。
その日の状態によって、行けるかどうか分からないこと。

「もしかしたら、続けられないかもしれません」

そんなことも伝えました。

それでも、長女を受け入れてもらえました。

もちろん、最初からすべてが順調だったわけではありません。

男性のコーチに下の名前を呼び捨てで呼ばれただけで泣いたこともありました。

私からしたら、
「そんなことで?」と思ってしまうようなこと。

でも、長女にとっては大きなことだった。

そんな長女を見ながら、
私は少しずつ「この子にとってはどうなんだろう」と考えるようになりました。

そして、私が本当にありがたかったのは、
一緒にミニバスをしていた同級生たちでした。

同級生の子たちは、
長女の学校での様子をなんとなく見てくれていたんだと思います。

今日は声をかけても大丈夫。

今日はそっとしておいたほうがいい。

そんなことを、子どもたちなりに感じ取って、
距離を調整してくれていました。

大人が「こうしてあげよう」と決めたわけじゃない。

子どもたちが、優衣の顔色を見ながら、
自然に対応してくれていたんです。

そして今振り返ると、
その後ろには同級生の保護者の方たちの、
そっとしたアシストがあったんだと思います。

きっと、子どもたちにも
何か伝えてくれていたんだと思う。

でも、前に出て「私たちが助けています」と
言うわけでもない。

ただ、そっと見守ってくれていた。

その「そっと」が、当時の私たち親子には
本当にありがたかったです。

私はずっと、
「長女をどうにかしなきゃ」
と思っていました。

でも、長女を変えることよりも、
長女が安心できる場所や、
長女をそのまま受け入れてくれる人がいることのほうが、
ずっと大切だったのかもしれません。

そして、長女がミニバスを通して
出会った人たちとの関わりは、
私の子育てに対する考え方も少しずつ変えていきました。

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