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Photo bynekonosara

どうしても人生がつまらない

    やっぱり、どう考えても人生がつまらないなと思う。

    いや、恐らく僕の人生は、割と面白いと思う。自分でも、「ほぇ、こんなことが起こりますか」みたいなことを何度も経験しているし、生まれ変わって人生をやり直しても同じような人生を歩めるような気がしない。客観的に見たら、「結構楽しく生きてる奴」みたいに見えるんじゃないかなと思う。

    が、やっぱりどうしたってつまらない。

    で、まあそれもしょうがないんだろうな、と思っている。結局、どんな状況にも慣れてしまうからだ。現状と比べて「面白い」状況になれたとしても、結局その状況に慣れてしまう。で、より「面白さ」を求める。結局、その繰り返しでしかない。

    よく言うのが、「自分のために生きるのは限界がある」みたいな話。まあ、分からんではない。でも、どんな風に想像しても、「他人のために生きる人生」が今より面白くなる感じもあまりしない。子どもには興味はないし、他者に依存したり、他者の行動や価値観を制約したりするのも嫌だ。他人が僕のことを面白く使ってくれる分にはいくらでも大歓迎だが、僕の方から他者を積極的に自分の人生に組み込もうとは、やっぱり思わないなぁ。

    だから結局、「エンタメやアートなどの刺激を自分に与え続ける」か「他人が僕のことを面白がってくれるように振る舞う」みたいなことをやり続けるしか自分の「面白さ」をどうにか現状維持させる方法がない。

    今のところ、メチャクチャ運良く、「興味深い他者」との出会いに恵まれているので、「まだ踏ん張って生きてくかー」と思えているが、そうじゃなくなったらちょっと、どうやって生きていく気力を捻り出せばいいか分からないなぁ。

    という程度には、人生が順調につまらない。困ったもんだ。

     
     
    「文庫X」とか「帯1グランプリ」とかやりました 『書店員X』(中央公論新社) 『このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんて マジ絶望』(秀和システム) フラフラと適当に緩やかに生きていきたい https://note.com/bunko_x/n/n651a50538180

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