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客席でみた!座って演奏する時の姿勢

    先週末はコンサートで音楽を堪能しつつ、
    PTらしく演奏の動きもみて学んできました。

    せっかくプロの奏者の方を生で見れたので、
    今回は「座って演奏するときのポイント」を
    趣味で始めた方向けにまとめました。

    仕事で疲れたときは、座って練習するというのもアリ!
    ということで、ぜひご覧くださいね😉🌷


    では、まず横からみた姿勢です。
    客席からみるコンサートマスターはこんな感じでした。

    足はもう少し後ろへ引いていた気もしますが、
    他の方もみていくと見かけ上は、股ー膝ー足関節が、
    それぞれおよそ90度程かなというところです。

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    姿勢を見る時のポイントになる部分は、
    いろいろたくさんあるのですが、
    これを専門的にすると骨の名称の羅列になって、
    意味不明状態になってしまうため、

    ここでは特に重要になってくる、
    ✔️骨盤の位置
    ✔️背骨のカーブ
    この2つ部分を中心にお伝えしていきますね。


    わたしたちが普段座っている時というのは、
    椅子へ深く腰かけて、背もたれで腰を支えています。

    でも演奏の場合は、アクティブに動きまくるので
    背もたれを使わずに、骨盤をしっかり立てることが、
    必要になります。

    こういうことです。

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    この「骨盤が立つ」というのは、
    「左右の坐骨が座面に着地して固定されている」
    ということでして、このあと説明していく中でも
    とても大切になります。

    坐骨とは、印をつけたところです。
    ※坐骨も座骨も表記が違うだけで同じ部分です。

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    このように座ることで、
    首や肩や背中の筋肉を働かせなくても、
    背骨と土台の安定性によって、
    良い姿勢をキープできます。

    こうして、無駄な力みが抜けていれば、
    弓を動かす腕や上体が自然に動くことができ、

    頭ものせやすくなりますし、
    腰への負担も軽減することができ、
    理想な形です。


    では次に、
    重心のことにも触れていきますが、

    ここでクエスチョンです!


    Q.座っている時の重心とは、どこにあるでしょうか。

    少しだけ予想してから、進んでみてください。

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    🕰️Thinking Time




    正解は、『胸骨の裏の辺り』です。

    胸骨というのは、胸の真ん中にある
    ネクタイみたいな薄めの骨さんです👔⇄🩻

    そして重心の高さは、
    胸椎の9番目くらいと言われており、
    これがだいたい心臓の下のラインと同じくらいですので、覚えやすいですね。

    ちなみに立っている時は骨盤内に重心がきます。

    それでは、イラストで座っている時の
    重心をみてみましょう。

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    重心●から下へ伸びているのが、重心線です。

    この重心線が
    ①お尻 ②太ももの裏 ③足の裏
    これに囲まれた面積の中に落ちていると、
    安定した姿勢になります。

    この面積は、専門的には"支持基底面"と呼び、
    もっと簡単に言ってしまてば、
    バランスキープゾーンのようなかんじに
    思って頂いて大丈夫です。

    なんとなくわかればOKです。

    で、ここからが大事です!
    どんどんいきますので、着いてきてくださいね。


    実際にヴァイオリンやヴィオラを
    演奏する動きの中では、
    ボーイングの動きがありますね。

    プロの弦楽奏者のみなさんは
    良い姿勢を保ったまま、前屈みになったり、
    元に戻っていったりを繰り返していて、

    どのような動きでも抜群に安定していて、
    とてもダイナミックで、しなやかでした。

    これを身体の運動と捉えて
    具体的に説明していくと、

    骨盤が前へ転がり前傾すると、
    体幹が前屈し、重心は前へ移動していきます。
    相対して股関節から屈曲していくため
    結果、安定した前屈みの姿勢がつくられる

    このような表現になります。

    イラストでまとめるとこういうことです。

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    骨盤と腰椎の連携した動きを、
    専門的には「腰椎骨盤リズム」といいます。

    また、骨盤が動く時というのは、
    併せて股関節の動きも関係します。

    どこかの動きが何かの理由で妨げられると、
    リズムの連携ができなくなってしまうので、
    とても大切なポイントです。

    まぁ結構マニアックな部分でもあるので、
    難しい用語はスルーで大丈夫です。🤫


    ここまでで、なんとなく
    良い姿勢や動きが分かったところで、
    さらに不具合が出やすい姿勢も見てみましょう。

    良い前屈みと良くない前屈み

    これを比較していきます。

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    どちらのイラストも
    同じように前への重心移動していますが、
    よく見ると骨盤の動きの矢印や、
    背骨のカーブが反対向きになっており、
    構造が異なっているということにお気づきでしょうか。

    右側の図のように、
    骨盤がうまく前へ転がらない場合、
    腰椎を大幅に曲げることによって、
    前屈みの角度を補っていくため、
    腰を痛めやすいです。

    原因は、腹筋や脊柱起立筋群のアンバランスや
    太ももの裏の筋肉の柔軟性などがも関わっており、
    先ほど話していた、
    「腰椎骨盤リズム」の連携が崩れている可能性があます。

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    なので、腰がイマイチな方や長時間演奏される方は、
    この辺りの動きのアップを図っていくようなケアや
    治療体操などが必要になってきます。
    それはまたの機会に紹介します。


    側面図ばかりをいろいろ書いてきましたが、
    ラストは正面からみた時にもチラッと触れておきます。

    座っている時は、
    胸の前に空間を作るようにして、
    演奏されている方がほとんどです。

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    胸の前に空間

    慣れてない方が座ってヴァイオリンを構えると、
    重心も胸郭全体も一緒に下がりがちになるので、
    意識して胸を高めに保っていく
    イメージでいることがGOODです。

    すると、
    背中の筋肉が効率よく働けるので
    肩甲骨や上腕骨の可動性が良くなり、
    伸びやかに演奏できるという訳です。

    また、ヴァイオリンは左右非対称の動きになるので、
    両側の坐骨に体重を移動させやすいような
    足の位置が良いと思います。

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    そのほか、オーケストラの前の方に座られている方は、
    ピアノで使うような背もたれ付きの椅子に
    座られておりました。
    座面が硬めな材質だと重心移動がしやすいと思われます。
    背もたれも動きすぎないもののほうが良いです。


    ここまで、いかがでしたでしょうか。

    人それぞれ合う姿勢があると思うので、
    これが全て正しいというわけではありませんし、
    自分の感覚でぜひ研究してみてくださいね。

    少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

    わたしももっと力みのない姿勢で演奏できるよう
    がんばっていきます。

    では身体を大切に!
    読んでくださりありがとうございました😉💌

     
     
    理学療法士として働きながら趣味でヴァイオリンを弾いています。 日常、音楽のこと、専門知識を活かし、演奏に関わる身体の仕組みなどをゆるく書いています🌷😉

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