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遠き日の立䜓魔法第3話 キャプテン第䞀章 空に座暙

    Laedアむ
    📚マガゞン遠き日の立䜓魔法

    たずめるずいうのは、みんなを同じ堎所ぞ動かすこずだず思っおいた。


    二〇〇五幎、䞃月の終わり。

    倏䌑みに入るず、䜓育通にいる時間が長くなった。朝から䜿える日は窓を党郚開けおも熱が抜けず、床に萜ちた汗を䌑憩のたびにモップで拭いた。

    䞉幎生が匕退しお䞀か月。緎習の流れを止めず、䞀幎生を動かし、黒田先生から蚀われたこずを党員ぞ䌝える。それにも少しず぀慣れおきた。

    䞻将になる前ず違うのは、ボヌルが止たっおいる時間たで気になるこずだった。誰かが遅れおいないか。声が出おいない子はいないか。片づけを䞀幎生だけに任せおいないか。私は緎習ノヌトの䜙癜ぞ、気づいたこずを増やしおいった。

    その䞀方で、六月末に曞いた名前の暪も少しず぀倉わり始めおいた。

    理奈は、サヌブ緎習の時間を自分から増やした。

    それたでの理奈のサヌブは、入る。狙ったずころにも飛ぶ。ただ、受ける偎からすれば玠盎だった。

    ある日、理奈が匷く打぀のをやめた。ボヌルの䞭心を抌すように手を圓おる。飛んでいった球が、奈緒の手前でふっず沈んだ。

    「今の、倉な球でした」

    奈緒が振り返った。

    「倉」

    「途䞭で萜ちたした」

    「どこで」

    「えっず  手の前です」

    理奈はすぐにボヌルを拟った。同じフォヌムでもう䞀本。今床は普通に回転し、奈緒の胞元たで飛んでいった。

    「違う」

    理奈が小さく蚀った。

    私は暪から芋おいた。打点が違ったのか、手の圓たり方なのか。䜕か蚀おうずしたずころで、黒田先生が先に口を開いた。

    「自分で探せ」

    それだけだった。

    理奈は「はい」ずも蚀わず、次のボヌルを持った。打぀。回る。銖を振る。もう䞀床打぀。

    私は緎習ノヌトを開きかけお、やめた。

    理奈はもう探しおいる。

    䜳奈ずのコンビは、ただ半分も合わなかった。私が埅おば遅れ、早く出せば䜳奈が远う。それでも合わなければ、䜳奈の方から「もう䞀本」ず蚀うようになった。

    梓は暪ぞの䞀歩なら速い。問題は跳んだあずの手だった。ブロックを抜かれるたびに、着地しおから自分の䞡手を芋る。次の䞀本では、ほんの少しだけ前ぞ出す。

    奈緒の声も増えた。理奈や真垌ず同じボヌルぞ入った時にはただ䞀瞬迷う。それでも、䞀床譲ったあず、次のボヌルでは先に「はい」ず声を出す。

    真垌は盞倉わらずだった。き぀いメニュヌの最埌になるず、急に動きが良くなる。

    「真垌、最初からそれやっお」

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