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Photo bynanadays

デイサービス見学ー遠距離介護記録8

    りかを

     ケアマネさんに、9時半お迎え可能な所を紹介してもらった。

     妹と相談して、さらに条件を思いつく。父は小規模の方が向いていそうだ。広いと全体をつかみにくい。
     入浴は現在、家で見守りと浴槽を出る時に軽い介助をしている。将来的にデイで入れてもらう想定をすると、個浴の所。

     2か所に絞られた。近所の小規模な普通(こんな表現どうかと思うが)のデイと、少し遠いが、ケアマネさんおすすめの新しい取り組みをしている小規模デイ。どちらへ見学に行くか。

     送迎時間が短い、近所のデイサービスへの「見学作戦」を計画した。

     その日は、通常どちらかしかいない、私と妹ふたり体制。
     気が進まず「行かない」と言う父に、ケアマネさんに上がってしっかり声をかけてもらう。
    「ほら、来ていただいてるし。お母さんも一緒に皆で行くのだから」
     押し返しにくい、じんわり圧力に屈し、父は私の車に乗った。迎えに来てくれたら断れない、のは当たりだった。

     施設長さんに説明してもらいながら、風呂、トイレ、運動設備をみる。カウンター奥がすぐ厨房で、調理の様子を感じられる。体操している様子をしばらく見た。

     父は出る時、きちんとお礼をして言った。
    「お母さんが来るのにいいな」

     帰り、昼食にはまだ早かったが、外食に出たがらない父が乗っているので、久しぶりの外食。もうデイサービス見学のことは忘れているので、気まずさもない。
     バーミ○で母は、念願のラーメンと小籠包を注文。初めてロボットが運んで来たのを見て、みんなちょっと興奮した。父母ともに、実は私も初体験。一仕事終えた気分も手伝って
    の高揚感だった。


     
     
     
    作業療法士として仕事をしてきました。最後の職場であった訪問看護事業所の非常勤を退職して1年。書き溜めていた実家の介護をもとにした話を、少しづつ載せられたらと思います。

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