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Photo bytomekantyou1

月 (140字小説) ショートショート

    時雨

     月を眺めていると女の人がそこから降りてくる。長い髪で美しく、光を纒っているようだ。息をするのも忘れた。私が男だったらロマンスが始まるのにと思う。
     彼女は柔らかく笑んで、海へ行こうと言った。並んで砂浜を歩くと、素足に触れるたび砂がキュ、キュ、と鳴る。
     それを聞いて彼女は鈴のような笑い声を立てた。

                   了


     月という字で140字小説を書きました。改行したので少し増えていると思います。

    #140字小説 #なんのはなしですか

     
     
     

    時雨

     
     
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