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倧孊4幎間で600冊以䞊の本を読んだ僕がお勧めするバむブル本50遞。【前線】

     お久しぶりです、航倧です。

     昚幎の3月に倧孊を卒業しお、最近は䜕しおるのっお聞かれるこずが増えたした。なので、このnoteでは、本を玹介し぀぀、自己玹介になるようなものが出来たらなず考え、曞くこずにしたした。

     アメリカの旅行蚘ずしお、長めのnoteを曞き、はや9ヶ月が経ちたした。そちらでは、圓時の進路ぞ察する思いや、起業を意識し始めた孊生が“テクノロゞヌの聖地“シリコンバレヌぞ行っお感じたこずをたずめおいたす。よければ、ぜひ。

     「最近は䜕しおるの」ぞの答えですが、䞀蚀でこれだず衚珟するのに苊しむ時期を過ごしおいたす。ずいうのも、昚幎床頂いおいた内々定を蟞退しおしたい、新卒の時点では、無職になっおしたっおいたした。

     そこから、Forbes JAPANずいうビゞネスメディアで線集者アシスタントずしおむンタヌンをしたり、先日京郜で行われたIVSでは、「地域スカラシップ」を䌁画した友人の手䌝いをしおいたした。䞊蚘のnoteで話題に䞊げた“アメリカで展開する新たな事業“は未だ始たったずは蚀えない段階で、起業家起業準備䞭、フリヌランスなどずいった肩曞きは適さないようにも感じおいんたす。ギャップむダヌなのでしょうか。

     人前では、ギャップむダヌを“遞んでいるんだ”ずいうように自信ありげに振舞っおいたすが、実際は、人ず違った遞択肢をずった䞍安は垞にあり、匷さよりも“遞ばざるを埗なかった”匱さも同時に倧きいわけで。

     先が芋えず、自分の遞択肢を正解にするため、前を向くしかない、そんな熱い蚀葉で自分を掗脳し、毎日なんずか生きおたす。しかし、䞍安ず同時に、目の前にある、倚くの可胜性に胞を躍らせ、䞊京しおから充実した日々が続いおいたす。

    はじめに 

     なぜ働いおいないのに本を読んできたのか


     さお、自己玹介はこの蟺りにしお、本題に入っおいこうず思いたす。このnoteは、半幎ほど前から構想しおおり、出来れば、倧孊卒業のタむミングで出したかったです。けれど、重い腰がなかなか䞊がらず、卒業から玄4ヶ月たった今、ようやく出せおいたす。

     小さい頃の僕は、読曞ずは無瞁のダンチャな少幎でした。倧孊時代、僕が読曞にハマったきっかけは、コロナが盎撃したこずが非垞に倧きいです。

     匕きこもり期間を終え、倧孊ぞ入孊したはずなのに、倢を芋おいた”キャンパスラむフ”はどこにもなく、京郜で䞀人暮らしを始め、倧孊䞀幎生になった僕は、あたり倖に出られず、家の䞭で受隓期ず同じような日々を送っおいたした。

     リモヌトで授業を受け、オンラむンで課題を提出する、
     サヌクルでは、リモヌトで新歓が行われる、
     友達も出来ず、家では映画ずYouTubeばかりの日々、

     たずい、このたたではあっずいう間に倧孊3幎になり、就掻が始たっおしたう、そんな焊りが僕を読曞に駆り立おたした。

     高卒認定詊隓ず倧孊受隓を、ほが参考曞による独孊で乗り越えた僕には、倚少なりずも、本を読むこずで珟実を倉えおきた成功䜓隓のようなものがありたした。

     高校時代に倧きな挫折をしお、なんずか普通の道ぞ戻るこずが出来た。しかし、やっずのこずで手にした倧孊生掻、このたたで終わらせたくない、、どうしたらいいのか分からず、なにかしなきゃ、ず有り䜙った゚ネルギヌの矛先を䞀旊、党お読曞に向けるこずにしたした。

     今回のおすすめ本で、小説があたり出おこないのは、嫌いだからではありたせん。䞊蚘に曞いたような背景があるからです。小説も倧奜きなので、どこかで機䌚があれば、たたたずめたいです。


     ”読孊”読曞留孊のススメ


     本の玹介の前に、この文章を共有させおください。先日、Xにお芋぀けた投皿です。

    本を読みたいから1幎䌑職したすずかあっおもいいず思うんだ。だっお䞖の䞭にはこんなにたくさんのすばらしい本があっお、死ぬたでにぜったいに読みきれないのだから。

    k k855304さんのX旧Twitterにお。


     さらに、1぀の提案をさせおください。

     「留孊」が「倖囜に長期間ずどたっお勉孊するこず」であるのだずすれば、「本を通しお、自分ずは異なる著者の思想に飛び蟌み、新たな知識に觊れ、深く勉孊するこず」を読曞留孊、すなわち、「読孊」ず呌ぶのはいかがでしょうか。

     留孊ず異なり、「読孊」は、就掻では党く評䟡されおいない珟状です。

     では、僕は自分の孊生生掻の䜿い方があたり良くなかったのでしょうか。

     『なぜ働いおいるず本が読めなくなるのか』著者の䞉宅さんは、「本が読めなかったから、䌚瀟をやめたした」ず述べ、曞籍の䞭で、働きすぎお本を読む䜙裕がない瀟䌚に批刀的な芋方をしおいたす。

     本が読めない瀟䌚、皆さんはどう思われたすか。

     僕は、就掻であたりいい評䟡を埗られず、珟圚もふらふらしおしたっおいるのですが、䞀旊、この孊生時代の時間の䜿い方ぞの刀断を保留にしようず思っおいたす。珟状、あたり良い評䟡はされおいないですが、「孊生時代、この経隓読孊をしおいたから、今の自分がいるんだ」ず胞を匵れる未来に向けお、頑匵ろうず思っおいたす。い぀か、「読孊」を普及する掻動もしおみたいです。笑

     次章から本の玹介ぞ入りたす。

    1. 倧孊生におすすめの本【5遞】


     誰ず過ごすか、どんな本に出䌚うか、䜕に倚くの時間を䜿うか、どんな経隓をするか、はより䞀局重芁だず改めお思いたす。ここであげる5冊は、今の自分を圢䜜る重芁な本ばかりです。倚くの圱響を受けたした。倧孊1幎の頃に自分がこのnoteを読みたかった、そんな思いで玹介したす。


     『苊しかった時の話をしようかビゞネスマンの父が我が子のために曞きためた「働くこずの本質」』

     コロナ犍だった倧孊1幎の倏、将来に察しお挠然ずした䞍安を抱いおいた僕に、ずある方がおすすめしおくれた1冊です。倧孊4幎間で4-5回ほど読み返し、䞀時期、友人ぞ誕プレずしお送りたくっおいたした。

     本曞は、日本を代衚するマヌケタヌの森岡毅さんが、新瀟䌚人を迎える嚘宛に曞いた手玙が元ずなっおいたす。自身の経隓も螏たえた䞊で、瀟䌚に出る䞊での数倚くの教えが瀺されおいたす。森岡さんは、ビゞネスマンずしお゚リヌトなのはもちろんなのですが、若者や人生ぞの考え方がものすごく奜きで、尊敬する人の䞀人です。

     䜕床か読み盎す䞭で、この本から埗る孊びが倉わっおいきたした。最初は心に寄り添っおもらえる内容でしたが、もっず深い゚ッセンスがあるず感じたのが、「第2ç«  孊校では教えおくれない䞖界の秘密」です。P&Gで䞀流のサラリヌマン半生を過ごした埌、珟圚は株匏䌚瀟刀の代衚取締圹兌CEOを務める圌は、「資本䞻矩の本質」ず題しお、以䞋のような文章を曞かれおいたす。

    前略だから、サラリヌマンが働いお生み出した倚額の䟡倀を、その倖で資本家たちが山分けしおいるこずを意識できない。自分も向こう偎の䞖界に行こうず思えば行けるのに、パヌスペクティブに無ければそのオプションを意識すらできないのだ。芚えおおいた方が良い。資本䞻矩ずは、無知であるこずず、愚かであるこずに、眰金を科す瀟䌚のこずである。

    森岡毅著『苊しかったずきの話をしようか』p.62

     このフレヌズが匷烈で、僕は倧孊4幎間、「資本䞻矩」ずいう倧きすぎる抂念に取り憑かれるこずずなりたした。(笑) しかし、この内容は、別の本を読んでいおも、曞かれおいるこずずよく重なるんです。

     受隓競争を経お、䜕ずなくいい倧孊に入っお、これからもいい䌚瀟・肩曞きを求めお生きお行こうずしおいたした。僕は、知らぬ間に「資本䞻矩」瀟䌚の䞀員になっおいお、思考や行動の倚くは、この瀟䌚システムの圱響を受けおいるようでした。他人軞でなく、自分軞でキャリアを考える際、どう生きたいか、ず考えさせられる倧きな圱響を䞎えられた1冊です。


     『僕は君たちに歊噚を配りたい ゚ッセンシャル版』

     この本もたた、倧孊1幎の頃、友人に普及したくっおいた本の1冊です。瀧本哲史さんは、日本を代衚する゚ンゞェル投資家、たた、京郜倧孊の客員准教授なども務め、その著曞でも、僕たち若者に倚くのメッセヌゞを残しおくださいたした。およそ5幎前に逝去したこずは非垞に残念ですが、圌に残した倚くの“歊噚”に、䜕床も助けられおきたした。NewsPicksの以䞋の蚘事が、本曞の内容の入口ずしおもおすすめなので、もしお時間があれば䞀床ご芧䞋さい。

     本曞は、昚幎映画にもなった「君たちはどう生きるか」ずいう問いを読者に投げ぀けられたす。囜内ではトップレベルに、優秀な孊生が、安易な資栌やスキル、高いTOEICの点数をずったずしおも、「コモディティ」≒差別化できず、代替可胜な商品、サヌビスにしかならず、垂堎での䟡倀は䞋がっおいくばかりだ、ず。

     それらのメッセヌゞは、䞡芪の勧めもあり、TOEICや䌚蚈士の資栌などに挑戊しようずしおいた圓時の僕にずっお、コンパスを倱った倧きなショックであったのを芚えおいたす。それから4幎が経った今ですが、生成AIの技術進化も進み、圌の䌝えおいたメッセヌゞの意図を、より深く理解できおいるきもしたす。

     瀧本さんは、コモディティ化の朮流から逃れる策ずしお、「スペシャリティ」になるこずを挙げおいたす。「ほかの人には倉えられない、唯䞀の人物ずその仕事」のこずを指したその抂念は、経枈孊が垌少性の配分を考える孊問である、ず蚀われおいるこずからも深く腑に萜ちたした。

     スペシャリティになるために必芁なのは、これたでの枠組みの䞭で努力するのではなく、たず最初に資本䞻矩の仕組みをよく理解しお、どんな芁玠がコモディティずスペシャリティを分けるのか、それを熟知するこずだ。
     その理解がなければ、どれだけハむスペックなモノやサヌビスを生産しおいおも、コモディティの枠に入れられ、䞀生䜎い賃金に留たるこずになるだろう。

    瀧本哲史著『僕は君たちに歊噚を配りたい』pp.17-18


     『新版 思考の敎理孊』

     倖山滋比叀さんは、愛知県の僕が通った高校のOBのようです。高校生の時、孊校の先生にお勧めしおもらっお時、初めお手に取りたした。同玚生の倚くが読んでいたのが印象的です。この本は、読曞習慣のない圓時の僕でも読みやすく、トピックひず぀ず぀の内容に深く考えさせられたのが印象に残っおいたす。

     「思考」ずいうものに関しお倚くのヒントをもらった䞀冊ですが、特に、「セレンディピティ」2018版、p.66-の䞀節が奜きです。本曞を通しお知った抂念なのですが、8幎ほどが経ち、実瀟䌚の䞭でも頻床高く思い出されたフレヌズでした。少し前に改蚂版が出たようなので、よければそちらを手に取っおみおはいかがでしょうか。


     『20代にしおおきたい17のこず』

     どんな颚に倧孊生掻を過ごしたらいいのだろうず考えた時、Googleで、「倧孊時代 しおおいた方がいいこず」ず調べたこずある方いないでしょうか。僕はそんなこずを調べる人間です。(笑) 瀟䌚に先に出おる先茩からいろいろ教わった方が良いだろう、ず考えるタむプなので、“した方がいい”系の本は読み持っおきたした。その䞭でも、かなり面癜く、実感ずしおやっおきお良かったず思える内容が曞かれおいるのがこちらになりたす。

     「〜した方がいい」っお䞊からでなんか嫌ですよね。けど、参考になるこずも倚いずも思うんです。僕も、「新卒は就職した方がいいよ」ず散々蚀われたした。「本は読んだ方がいいよ」、「颚呂は垰ったらすぐ入った方がいいよ」ず蚀うのず党郚同じです。それらは倧抵、ポゞショントヌクになりがちだず思うんです。出版瀟は、「本は読むべきじゃない」ずは蚀えたせんよね。

     蚀葉には必ず䜕かしらの意図がある。その事は頭に入れた䞊で、僕は、1床聞いおみるこずにしおたす。最終刀断は自分でしたすが。あ、ちなみに、この本を解説した䞭田敊圊の動画はかなりおすすめなので、“芋た方がいい”ですよ。


     『暇ず退屈の倫理孊』

     垯に、「2022幎 東倧・京倧で1番読たれた本」ずデカデカず曞かれおいたした。曎に、僕の奜きな芞人・若林正恭さんもお勧めしおいたした。「読んだ方がいいよ」ず匷く掚されおいるようで、぀い読んでいたした。

     本曞は、「暇ずは䜕か」「なぜ退屈なのか」ずいった問いに察しお、哲孊者・國分功䞀郎さんが、真っ向から向き合った内容です。特にハむデガヌなどの抂念は難しく、1床読んだだけでは理解が远い぀きたせんでした。

     その䞭でも特に僕は、消費瀟䌚を批刀し぀぀、珟代を分析した箇所が奜きで、卒業論文にも匕甚したした。昔ず比べ、モノに恵たれ豊かになった我々は、幞せになったず蚀えるのでしょうか。䞀節を匕甚しお、締めくくりたす。

    資本䞻矩の党面展開によっお、少なくずも先進囜の人々は裕犏になった。そしお暇を埗た。だが、暇を埗た人々は、その暇をどう䜿っおよいのか分からない。䜕が楜しいのか分からない。自分の奜きなこずが䜕なのか分からない。そこに資本䞻矩が぀け蟌む。文化産業が、既成の楜しみ、産業に郜合のよい楜しみを人々に提䟛する。か぀おは劎働者の劎働力が搟取されおいるず盛んに蚀われた。いたでは、むしろ劎働者の暇が搟取されおいる。

    pp.28-29


    2. お金に匷くなれる本【5遞】


     僕の䟡倀芳の䞀぀に、「机䞊の空論だけ語る倧人になりたくない」ずいうものがありたす。そのたた孊者を志す道も䞀瞬考えたのですが、もっず瀟䌚に出お肌で感じたい、ずいう思いもありたした。

     資本䞻矩には、倚くの瀟䌚問題があるものの、䞖界の朮流ずしお䞀般的で、生きおいく䞊で、お金ずいうものは決しお無芖できたせん。お金よりも倧切なものはたくさんある、そう思うからこそ、資本䞻矩瀟䌚を深く理解し、ハックしおみたいずいう衝動に駆られるのです。

     皆さんは「お金持ちお金を皌ぎたい」ず聞くず、どういった印象を抱きたすか。以前の僕は、挠然ずした䞍安などネガティブなものが倚くありたした。しかし、お金はただの”道具”にすぎないずある方に教えおもらっおから、その歎史や䜿われ方、人それぞれの䟡倀芳に興味が湧くようになりたした。どうやらお金を孊ぶこずは、この瀟䌚を知るこずに匷く繋がりそうなんです。僕もただ勉匷䞭ですが、孊ぶ過皋で参考になった5冊を玹介したす。


     『きみのお金は誰のためボスが教えおくれた「お金の謎」ず「瀟䌚のしくみ」』

     本曞は、お金に関する教逊小説ずしおかなり読みやすいのですが、東掋経枈による「読者が遞ぶビゞネス曞グランプリ2024」におグランプリも受賞しおおり、本曞を通した著者のメッセヌゞ性も共感しおいるこずから、かなりおすすめの1冊です。

     著者の田内孊さんは、東京倧孊倧孊院出身埌、ゎヌルドマン・サックスで16幎掻躍した金融トレヌダヌです。資本䞻矩のど真ん䞭で働いおいたからこそ、「倧切なものはお金ではない」ず考えられおいる方で、珟圚は瀟䌚的金融教育家ずしお講挔掻動などにも励んでいたす。䞀床、お話の機䌚を頂いたこずもあるのですが、その人柄も玠晎らしく、瀟䌚の先茩ずしおずおも尊敬しおいる方の1人です。続線も考えられおいるようなので、かなり楜しみにしおいたす。

     補足になりたすが、田内さんはnoteにもかなり力を入れおいお、僕は、毎回楜しみにしおいる、ヘビヌな読者の1人です。特に、ゎヌルドマン・サックスを蟞めお、本を描くに至った以䞋のnoteはかなり面癜かったです。本だけに留たらず、YouTubeにお、pivotやNewsPicksにもよく出挔しおいるので、是非チェックしおみおください。


     『改蚂版 金持ち父さん貧乏父さんアメリカの金持ちが教えおくれるお金の哲孊』『改蚂版 金持ち父さんのキャッシュフロヌ・クワドラント経枈的自由があなたのものになる』

     掟手な衚玙で、レビュヌを芋おみるず著者や、おすすめしおくる人に関しお賛吊䞡論ありそうです。ただ、子䟛の頃からお金に関しお勉匷するこずの倧切さを匷く䞻匵する本で、その䞭身もかなり孊びになりたす。

     お金に関する本は蚈30冊ほど読んだのですが、本曞の内容を参考にしおいる本は数倚いです。お金持ちず貧乏人では習慣や考え方が党く違うこず、消費ず浪費ず投資の違い、レバレッゞテコの原理に぀いお、努力は成果に比䟋しないこず、など分かりやすく曞かれおいたす。シリヌズの別䜜品もかなり面癜いので、たずは䞭田敊圊の動画からでも芋おみおはいかがでしょうか。


     『倢ず金』

     《「お金」が尜きるず「倢」は尜きる。これが真実だ。》ず西野さんは冒頭で述べたす。先皋も述べたように、僕は倧切なのはお金ではない、ずいう思いを抱え぀぀、䞖界の朮流を考えた際に、お金ずいうものを無芖出来ないから孊び、皌ぐ必芁があるずいう葛藀のような感情を抱いおいたす。本曞は、そんな葛藀を抱いた人にぎったりの1冊です。

     やりたいこずはなにか。埗意なこずはなにか。奜きなこずはなにか。なにを人生の軞にしたらいいのか。就職掻動では、そんなこずがよく語られおいたした。そこでは、お金絊料に関しおはあたり議論がされず、それは、ある皋床の氎準手取り20䞇前埌のもず、暗黙の了解である颚朮すらありたした。西野さんは、お金に関する話をするこずに嫌悪感を抱いた”倧人たち”に譊鐘を鳎らしおいたす。

     本曞では、目の前にある遞択肢の䞭から「やりたいこず」を遞ばなければならない、そこにある違和感の背景、お金を巡る色々な話がされおいたす。最埌に、特に僕に響いたワンフレヌズを匕甚したす。

    最埌に倧切な話をしおおく。
    キミに倢はあるかやりたいこずはあるか
    たあ、ほずんどの人が「特にない」ず答えるだろう。
    勘違いしちゃいけない。
    「やりたいこず」は、ある日突然降っおくるこずはない。
    い぀だっお「やりたいこず」や「モチベヌション」を生んでくれるのは、「小さな結果」だ。
    アクションを起こしお「小さな結果」が出た時に、「もっず結果をだしお、もっず気持ち良くなりたい」ずいう気持ちが生たれ、それが「やりたいこず」や「モチベヌション」に繋がる。
    ずりあえず始めおみないこずには、䜕も始たらない。
    だけど、ずりあえず初めおみるには、お金がかかる。
    お金がなければ、ずりあえず始めおみるこずもできない。
    これが珟実だ。

    西野亮廣著『倢ず金』pp.326-327


     『お金2.0新しい経枈のルヌルず生き方』

     䜐藀航陜さんは、䞖界や瀟䌚ぞの解像床が高い方だず、個人的に匷く尊敬しおいたす。僕は、仕事が出来るこずや、孊歎・肩曞きが華々しいいこずよりも、本質が芋えおいそうであったり、独自の思想・哲孊がある方に惹かれる傟向がありたす。䜐藀さんの、ものの芋方は特に惹かれるものがあり、尊敬する起業家の1人です。

    画像
    奜きな2枚のむラスト。

     䜐藀さんの蚀葉を借りるず、「お金や経枈ずは䜕なのか」ず正䜓ぞの理解を深めるこずは、お金ずいうフィルタヌを倖しお人生を芋぀め盎す、぀たり、「自分はなぜ生たれおきお、本圓は䜕がしたいのか」ずより本質的なテヌマに向き合うこずが可胜になるずいいたす。

     お金の起源から経枈を動かす人間の欲望、たた、テクノロゞヌが䌎っお実珟する仮想通貚・フィンテック・シェアリング゚コノミヌ、資本䞻矩を超えた「䟡倀䞻矩」たで、本曞の扱う内容は幅広いです。時間を通貚ずした「タむムバンク」の考えも非垞に面癜かったです。『䞖界2.0』もおすすめなので、ぜひ。


     『超入門 資本論』

     「なぜ幎収1000䞇円を皌いでも“しんどい”のか」本曞を通しお、この問いぞの答えが深く理解出来たした。珟圚、䞖の䞭でやり取りされおいるお金の裏偎には、資本䞻矩ずいう経枈システムがメむンずなっおおり、その瀟䌚のルヌルや構造の理解の入口ずしお、本曞は圹立ちたした。

     本曞のメむンである、マルクスの『資本論』は、資本䞻矩瀟䌚を理解するのによく甚いられおいたす。僕も圚孊䞭に䜕床も挑戊したしたが、その分量に挫折し、未だ読み切れおおりたせん。笑本曞は、その曞物を解説をした入門曞の1冊なのですが、他の解説曞ずも比范しおも、具䜓䟋を日垞レベルであげおいたり、文庫の量でたずたっおいるこずから、゚ッセンスの理解にかなり圹立ちたした。「2時間で読める」こずを売りにしおいるので、ぜひお気軜に手に取っおみおください。


    3. 人生を考える鍵ずなる本【4遞】

     ただ23歳になったばかりの若者が、“人生”を䞻語に䜕かを語るこずには若干の恥ずかしさも感じるのですが、倧孊生ずいう将来を倧きく巊右する時期に、膚倧な時間があったので、この蚀葉に぀いおもたくさん頭を抱えたした。

     おそらくこの先も、この蚀葉は宙に浮いた感じがするのだず思いたすが、珟時点で参考になった数冊をご玹介したす。倧孊を出たばかりの若者ですが、卒業埌の人生を考える鍵ずなっおいる4冊です。


     『LIFE SHIFT100幎時代の人生戊略』

     本曞は、人生100幎時代の戊略的人生蚭蚈曞ずしお倚くの方に読たれおいたす。䟋えば、先日䞊堎も果たした株匏䌚瀟GENDAの代衚取締圹瀟長、申真衣さんも起業に至ったきっかけの1冊ずしお挙げおおり、著者リンダ・グラットンず察談もしおいたした。実は、リンダ・グラットンは、「人生100幎時代構想䌚議」のメンバヌにも遞出されおおり、日本の働き方改革にも倧きな圱響を及がしおいる人物です。

     長寿化が進み、これたでの生き方は通甚しないず本曞では語られたす。瀟䌚も経枈も医療も倉わり、私たちが将来を考える䞊で、䟡倀芳、たたは、ラむフステヌゞが倚様になっおいくずいうのです。60歳で退職しおも、老埌が30-40幎もあるずしたら、あなたはどのように過ごしたすか。いや、むしろ最近では、働く高霢者もずおも倚い、そんな珟実の倉化が起こっおいるのを感じる方も倚いかもしれたせん。

     特に僕は、これからの働き方に匷い関心があるため、これたでの働き方教育→仕事→匕退だけではなく、1床働き→数幎の再教育リカレント教育→再就職ずいうケヌスが印象に残りたした。調べおみるず、昚今では、「キャリアブレむク」ずいう䟡倀芳も広がり぀぀あり、このようなキャリア・ラむフステヌゞの倚様化は、今埌たすたす広がっおいくのだろうず感じさせられたした。


     『DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルヌル』

     激しいタむトルなのですが、それが衚すように、「若い頃にはした金を貯め、やりたいこずを先延ばしにするのではなく、今しか出来ないこずに時間を䜿え」ずいうメッセヌゞ、それを実珟するための具䜓的な解決策、考え方が曞かれた本です。

     初めに曞店で芋かけた時は、盎接的なタむトルで「蚀われなくおも分かっおるよ」ず反感しおしたい、手に取っおいたせんでした。しかし、あたりにも色んなずころで耳にするので、読んだずころ、倧奜きな1冊ずなっおしたいたした。

     本曞を読み、人生の䟡倀芳は日垞の遞択肢によっお巊右されるこずを知りたした。さらに、今は、DIE WITH ZEROの粟神を遞ぶか遞ばないか、の右か巊かの癜黒で考えるのではなく、日垞の䞭で、この考え方が重芁にしおいる゚ッセンスを認識するかしないか、が倧切なポむントなのだず思っおいたす。


     『愛するずいうこず』『生きるずいうこず』

     ゚ヌリッヒ・フロムは、卒論でも扱いたした。圌の瀟䌚や人の心理を芳察する目、たた、その蚀葉に匷く共感し、惹かれる芁玠がありたした。こちらが僕が曞いた卒業論文です。よければ。

     『自由からの逃走』がおそらく最も読たれた、圌の代衚䜜だず思うのですが、『愛するずいうこず』『生きるずいうこず』で語られたヒュヌマニズムには、珟代人が圚り方を芋぀め盎すヒントが倚くあるように思いたす。私たちが孀独を恐れ、他人やモノを“持ずう”to haveしおしたい、本質的なものに向き合うこずが出来おない、ず珟代資本䞻矩を批刀したす。

     本圓の人間らしさずはなんだろう、そんな倧きな問いを投げ぀けられる良曞です。愛ずは、生きるずは、どういうこずなのでしょうか。軜く哲孊に觊れたい方、フロムの文章は読みやすいので、かなりおすすめです。最埌に、『愛するずいうこず』から、僕の奜きな䞀節を。

     ふたりの人間が自分たちの存圚の䞭心ず䞭心で意志を通じあうずき、すなわち、それぞれが自分の存圚の䞭心においお自分自身を経隓するずき、はじめお愛が生たれる。この「䞭心における経隓」のなかにしか、人間の珟実はない。人間の生はそこにしかない。したがっお愛の基盀もそこにしかない。そうした経隓にもずづく愛は、たえたない挑戊である。それは安らぎの堎ではなく、掻動であり、成長であり、共同䜜業である。調和があるか察立があるか、喜びがあるか悲しみがあるかずいったこずは、根本的な事実に比べたら取るに足らない問題だ。根本的な事実ずはすなわち、ふたりの人間がそれぞれの存圚の本質においお自分自身を経隓し、自分自身から逃避するのではなく、自分自身ず䞀䜓化するこずによっお、盞手ず䞀䜓化するずいうこずである。愛があるこずを蚌明するものはただひず぀、すなわちふたりの結び぀きの深さ、それぞれの生呜力ず匷さである。これが実ったずころにのみ、愛が生たれる。

    ゚ヌリッヒ・フロム著『愛するずいうこず』pp.154-155


     『幞犏の「資本」論あなたの未来を決める「3぀の資本」ず「8぀の人生パタヌン」』

     橘玲も倧奜きな䜜家の1人です。特に、人生の軞が揺らぎがちな僕にずっお、この本は、床々読み返したくなる1冊。瀟䌚的には“成功”ず蚀われおいる人の䞭にも、個人的に矚たしいず憧れの察象にならない人っおいたせんか

     本曞では、資本を金融だけでなく、「金融資産」「人的資本」「瀟䌚資本」の3぀に分け、これらのバランスを螏たえた䞊で、人生の圚り方を8぀のパタヌンに分類しおいたす。個々人の理想にあった、時間の䜿い方、ポヌトフォリオを目指すこずが、幞犏ぞの道だず䞻匵するのです。トレヌドオフ䜕かを埗るず䜕かを倱う、䞡立できない関係性ずいう抂念ぞの理解が深たりたした。

     お金皌ぎや仕事に100%の人生が良いのか、いいバランスをずった人生がいいのか。それらはラむフステヌゞによっおどう倉えおいきたいのか。加えお、時間の䜿い方はどうすればいいのか。本曞を読み、自分が考える”幞犏のカタチ”ぞの理解を深め、それを実珟しおいる人の真䌌をするこずの倧切さを孊びたした。『無理ゲヌ瀟䌚』など他の著曞も刺激的で面癜いのでよければぜひ。


    4. 人間関係をラクにする本【2遞】

     人の悩みの9割は人間関係の悩みである、ずアドラヌは蚀ったそうです。僕は、悩んだこずの解決策を本に求めがちなのですが、僕の本棚を芋おみるず、人間関係に関する本は1割もなさそうでした。

     党䜓のバランスず、読む人のニヌズを考えお、5冊ほど玹介出来たらず思ったのですが、以䞋の2冊だけ取り䞊げるこずにしたした。もしかしたら、特に、倧孊4幎間、僕はあたり人間関係に悩んでいなかったのかもしれたせん。きっず玠敵な友人に囲たれおきたのでしょう。い぀もありがずう。

     それに、どう呚囲の人ずうたくやろうか、ず察凊するよりかは、嫌な人ずなるべく関わらず、自分が居心地のいい人ずだけ関わり、生きおいくにはどうすれば良いのか、ずいうずころに゚ネルギヌを割いおきたように思いたす。以䞋の2冊の他に、䟋えば、デヌル・カヌネギヌ著『人を動かす』、氞束茂久著『人は話し方が9割』もかなりオススメです。ただ、ただその良さを腹に萜ずせおないなずも感じおいたす。

     『嫌われる勇気』

     蚀わずず知れたベストセラヌです。今調べお芋たのですが、䞖界40ヶ囜を超えた地域で、环蚈発行郚数1000䞇郚を超えおいるそうです。おすすめする必芁も無いほど、曞店にい぀も䞊んでいたすよね。

     内容ずしおは「アドラヌ心理孊」の入門にあたるものです。人間関係ずいうテヌマで本をおすすめする際、この本を出さない蚳にはいかないなず思い、玹介したした。察話のスタむルで、読みやすく、孊びの倚い本です。本曞に続き、『幞せになる勇気』もぜひ読んで頂きたい。


     『自分の䞭に毒を持お』

     「珟代の若者は真面目すぎる」ず蚀う倧人がたたに居たすよね。本曞を読んで、僕もその意芋に玍埗しおしたいたした。僕らは、岡本倪郎のような“毒”を持った方が良いのかもしれない、ず。

     むンタヌネット、SNSが普及し、䞖の䞭はより䞀局、クリヌン化の流れにあるように感じおいたす。炎䞊したり、黒歎史になるかもしれない、どこで誰に芋られおいるか分からない、䞀般人が譊察のフリをする時代ですから。日本の同調圧力はそれに拍車をかけおいたすよね。

     真面目すぎる方、人の目を過剰に気にしおしたう方、䞀床、岡本倪郎の蚀葉に觊れおみおはいかがでしょうか。僕が人ず違う遞択肢をずれた背景には、岡本倪郎のような方の本に觊れお、頭の䞭に味方が増えたこずが倧きいず思いたす。毒は、䜿い方によっおは薬にもなるので。

     それどころか、青幎は己の倢にすべおの゚ネルギヌを賭けるべきなのだ。勇気を持っお飛び蟌んだらいい。
     仮に芪の顔色をうかがっお就職し、安定を遞ぶずしようか。が、それが青幎自身の人生なんだろうか。“俺は生きた”ず蚀える人生になるのだろうか。そうじゃないだろう。芪の人生をなぞるだけになっおしたう。そんな人生に責任を持おるだろうか。若者自身のほんずうの生きた人生には決しおならない。
     自分自身の生きるスゞは誰にも枡しおはならないんだ。この気持ちを貫くべきだず思う。
     どこにも属しおいないので、自由に自分の道を遞択できる若者だからこそ決意すべきなんだ。新しく出発するチャンスなのだから。

    岡本倪郎著『自分の䞭に毒をもお』p.28


    5. 今の瀟䌚を芗ける本【5遞】


     自分が知らない瀟䌚のこずを教えおくれるこずも、読曞の良さの1぀だず思いたす。人生は1床しかないので、経隓できず、知りえない䞖界は膚倧なのですが、読曞を通しお、巚人の肩に乗るこずで、新しい䞖界を芋るこずが出来たす。

     なぜ瀟䌚を知る必芁があるのか。その問いの答えは、僕も探しおいる最䞭なのですが、今のずころの仮説ずしお、「他者の靎を履き」やすくなるのではないか、ず考えおいたす。他者の靎を履くずは、他者の立堎になっお考えおみる、ずいうこずを衚したこずわざです。これは、ブレむディみかこさんの考えなのですが、今のずころ、僕の䞭でしっくり来おいたす。優しくなるための読曞ずしお、䞀緒にいかがでしょうか。


     『サピ゚ンス党史 䞊䞋』、『ホモ・デりステクノロゞヌずサピ゚ンスの未来 䞊䞋』、『21Lessons21䞖玀の人類のためのの思考』の䞉郚䜜

     この䞉郚䜜は、歎史孊者・哲孊者ナノァル・ノア・ハラリ氏によっお曞かれ、これらの䜜品を合わせるず、䞖界65の蚀語で4500䞇郚発行されおいるそうです。

     本曞は、「人類ホモ・サピ゚ンスはどこから来お、どこぞ行くのか。」ずいう倧きな問いぞ幅広い孊問の芖点からアプロヌチしたものです。『サピ゚ンス党史』では、人類ホモ・サピ゚ンスはなぜ生き残ったのか、その「過去」を明らかにし、『ホモ・デりス』では、これからの「未来」に぀いお議論が展開されたす。たた、『21Lessons』では、私たちはどう生きるべきか、ずしお「珟圚」に関する21の問いを投げかけおいたす。さらに、最近知ったのですが、2024幎9月に、最新䜜が英語版で発売される予定もあるそうです。タむトルは、『Nexus : A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AI』邊題未定、情報の人類史を描いたずいうその続線もかなり楜しみです。

     䞉郚䜜5冊合わせお、2000ペヌゞを超える倧䜜なのですが、僕は孊生の間に挑戊しお、読み切れお本圓に良かったず激掚しする䜜品の䞀぀です。内容は難しいのですが、読みやすい文章で、孊術的な様々な切り口を頂きたした。僕が孊術的な奜奇心を抱くきっかけずしお非垞に倚くの圱響を受けた本です。

     無論、僕がこれらを読み切れたのは自分の努力だけではありたせん。倧孊時代に、僕は曞を共に読み、議論を亀えられる良き友数人ず出䌚うこずが出来たした。このnoteは、僕ず共に読孊しおくれた圌らの出䌚いの賜物です。この堎を借りお、感謝を䌝えたい。
     最埌に、最新䜜『Nexus』に぀いおのハラリのコメントが、雰囲気を知るきっかけのひず぀になればず思ったので、匕甚させおいただきたす。

    私たちは人類史䞊もっずも重倧な情報革呜のさなかを生きおいたす。
    しかし、それ以前に起きたこずを理解しなければ、そのこずは理解できたせん。
    歎史ずは、結局のずころ過去を孊ぶこずではありたせん──倉化を孊ぶこずなのです。
    歎史は、䜕が同じであり続けお、䜕が倉化をしお、いかに物事が倉化しおいるかを教えおくれたす。
    ずはいえ、歎史ずは決定論的なものではありたせんし、『Nexus』は過去を理解すれば未来を予枬できるず䞻匵するものではありたせん。
    私の目的は、じゅうぶんな知識にもずづく遞択をすれば、私たちは最悪の結果を避けるこずがただ可胜なのだず瀺すこずにあるのです。
    未来は倉えられないずいうのなら、それを議論するのに時間を費やす必芁はないのですから。

    河出曞房新瀟 PR TIMES


     『FACTFULNESS10の思い蟌みを乗り越え、デヌタを基に䞖界を正しく芋る習慣』

     取り䞊げた本を眺めおみるず、倧孊1幎の頃に出䌚った本が倚い傟向がありたした。おそらく既存の䟡倀芳を揺るがされた本ずの出䌚いが倚かったように思いたす。それ以降は、どちらかずいうず自分の興味関心に沿っお遞んだ本が倚く、読んでその領域ぞの知識は深たるものの、それほどの衝撃を受けるものが少ないのかもしれたせん。

     この本も4幎前、倧孊1幎の頃に出䌚った本なのですが、圓時はかなりの衝撃を受け、「教科曞にすべきだ」ずSNSで普及しおいた芚えがありたす笑。芁玄するず、僕らは10個の思い蟌み本胜によっお、䞖界を正しく芋られおいない、ず䞻匵するものです。ここ数幎、行動経枈孊が流行っおいたすが、その内容ぞの興味を膚らたせおくれる1冊だず思いたす。

     人皮や地域、宗教、幎霢、性別など倚くの立堎によっお、䞖の䞭で語られる事実は無限にありたす。倧衆が合っおいるずも限らない、歎史は倚くの間違いを教えおくれたす。自分ず違う意芋に耳を傟けるのは難しい、テクノロゞヌによるアルゎリズムは、たすたす僕らをそれぞれの䞖界に閉じ蟌めお行く傟向にありたす。本胜的に、他者ず分かり合うこずが難しいからこそ、「ファクトフルネス」の粟神を重芖する必芁があるのではないでしょうか。最埌に、蚳者、関矎和・䞊杉呚䜜さんの蚀葉を匕甚したす。

     ですが、この本が䞖の䞭に残る䞀冊になるだろうず考える理由は、この本の教えが「䞖界の姿」だけではなく「自分の姿」を芋せおくれるからです。知識䞍足で傲慢な自分、焊っお間違った刀断をしおしたう自分、他人をステレオタむプにはめおしたう自分、誰かを責めたくなっおしたう自分。そんな自分に気づかせおくれ、少しだけ「埅およ、これは䟋の本胜では」ずブレヌキをかける圹に立っおくれるのが、ファクトフルネスなのでしょう。 

    『FACTFULNESS』p.340


     『未来の幎衚』

     日本には倚くの問題があるず蚀われおいたす。経枈の停滞、腐敗した政治、ブラックな働き方、幞犏床の䜎さ、介護人材の䞍足、東京䞀極集䞭、遅れたテクノロゞヌの導入、、、課題にばかり目を向けるず、䜕から手を぀けたらいいか分からなくなるこずがあるかず思いたすが、これからの瀟䌚を考える䞊で、1番考えなければならないトピックは「人口動態」であるず僕は考えおいたす。

     人口枛少が課題芖されおた昚今ですが、その問題はどこにあるのか、本曞では、数幎事に詳现な解説をしおいたす。人口が少なくなるずいうこずは、劎働力人口が枛り、経枈芏暡が瞮小するだけでなく、既存のシステムが機胜しなくなるこずが倚々ありたす。事䟋ずしお、幎金制床、終身雇甚はよく挙げられるものです。

     人口が枛っおいくこずが「やばい」のではなく、人口が枛っおも機胜するように、瀟䌚の制床やシステムが敎っおいないこずが「やばい」ず思うのです。日々、出生率の䜎䞋がニュヌスで報道されおいたすが、その䜕が問題か、ぜひ本曞を参考にしおみおください。


     『東京貧困女子。圌女たちはなぜ躓いたのか』

     この本を読んで愕然ずしたした。「日本にはこういったこずで苊しんでいる人々がいるのか」ず。垯にもあるように、僕は「貧困なんお他人事だず思っおた」のかもしれたせん。本曞は、ゞャヌナリストである䞭村淳圊さんが、「貧困」をテヌマに、東京で女性が盎面しおいる珟実をフィヌルドワヌク、取材からたずめたものです。

     リアルが描かれおいるが故に、読んでいおあたり気分が良くならない箇所もありたした。しかし、それらは圌女たちのリアルであり、東京ずいう土地に䜏む僕は、こういったリアルから目を背ける人間になりたくないなず匷く感じさせられたした。

     最近は、「芋えない貧困、盞察的貧困」が問題芖されおいたす。今、䌚瀟や孊校ずいう居堎所を持たない僕は、たたに瀟䌚的な立堎の匱さを感じさせられたす。これから、目の前の遞択ず行動次第では、貧困の道に進むのかもず将来を憂うこずもたたにありたす。本曞に描かれた内容には、圓時倧孊生だった僕には、あたりにも他人事ず思えないものが倚かったからこそ、本曞を玹介させお頂きたいです。最埌に、䞀節を。

     これたで、女子倧生、単身OL、シングルマザヌず、さたざたな女性たちの貧困の悲劇を芋おきた。
     父芪に奚孊金を奪われおいる21歳の矎人女子倧生は「将来は自殺するず思う」ず぀ぶやき、た25歳の非正芏工員は「なにもかもあきらめた」ず人生を投げだし、最䜎生掻費以䞋で暮らすシングルマザヌは「子持ちで離婚したら、もう生きようがない」ず嘆いおいた。
     圌女たちは決しお自虐的に倧げさに悲芳しおいるわけではない。どんなに頑匵っお生きようずしおも、たずもな未来が芋えないのだ。
     そしおため息を぀き、あきらめお、心から絶望しおいる。
     目を芆うような酷い珟実だが、これからももっず倚くの女性たちが地獄のような日々を送るだろうこずは、もう逃れられない流れである。
     将来的にいたよりよくなるずいう理由が本圓になにもない。
     東京で生きる貧困女性の取材を通じお、そんな真っ暗な未来が芋たくなくおも芋えおしたった。

    䞭村淳圊著『東京貧困女子。』pp.316-317 


     『スマホ脳』『ストレス脳』

     本曞は、粟神科医アンデシュ・ハンセンが脳科孊的な芖点から、瀟䌚問題でもある「スマホ䞭毒」たた、それらが健康面や孊力面、そしお、メンタル䞍調にどう蚀った圱響を及がすか、を解説したものです。

     WHOによるず、䞖界党䜓では、2億8400䞇人が䞍安障害を抱え、2億8000䞇人がう぀に苊しんでいる、ずいったデヌタがあるそうです。珟代にはモノやサヌビスが充実し、こんなにも快適に暮らせるようになったにも関わらず、どうしおこのような䞍安に付きたずわれるのか、『スマホ脳』に続き、『ストレス脳』で、それらの理由は詳现に曞かれおいたす。

     珟代の研究も幅広く匕甚されおいるのですが、特に面癜いなず思ったのは、解決の糞口ずしお、狩猟採集民族の事䟋を取り䞊げおいるずころです。その民族ずスマホ䞭毒に陥った珟代人を比范した著者の芋解には、孊ぶこずが倚くありたした。スマホのようなテクノロゞヌずどう付き合っおいくべきか、深く考えさせられた2冊です。『運動脳』は別の芖点で描かれおおり、そちらもかなりオススメです。


    6. 新たな考え方を埗る本【5遞】


     哲孊者フリヌドヒ・ニヌチェは、次のような蚀葉を残したした。

    事実ずいうものは存圚しない。存圚するのは解釈だけである。

    フリヌドヒ・ニヌチェ

     この蚀葉は、䜕床も僕の䞭で支えずなっおいたした。珟実を倉えるこずが難しい時、解釈を倉え、芖点を倉えるず、次すべきこずが明確になったこずが倚々ありたした。以䞋のメむンはビゞネス曞なのですが、その䞭にも、倚くの孊びがあった「思考」に関する本を取り䞊げようず思いたす。

     『具䜓ず抜象』

     思考法に関する本曞ですが、人間関係を円滑にするこずにも圹立぀かもしれたせん。タむトルの通り、䞖界の捉え方である「具䜓」ず「抜象」ずいう抂念に関しお、日垞の䌚話事䟋が倚甚されながら、解説されおいたす。グラフやむラストも甚いられながら、130pほどで曞かれおいるので、かなり読みやすくオススメです。入口ずしお、序章から少しの匕甚を。

     私たちのたわりの䞖界は、突き詰めればすべおがこれら二぀の察立抂念から成り立っおいたす。ずころが私たちは普段、これらの関係をほずんど意識するこずはありたせん。
    䞭略
     このように「具䜓わかりやすい」「抜象わかりにくい」ずいうのが䞀般的に認知されおいるこれらの抂念の印象です。぀たり、抜象ずいうのはわかりにくい、実践的でないずいった吊定的な圢で甚いられるのが倧抵の堎合ではないかず思いたす。このように、具䜓善、抜象悪ずいう印象はずんでもなく倧きな誀解です。
     本曞の目的は、この「抜象」ずいう蚀葉に察しお正圓な評䟡を䞎え、「垂民暩を取り戻す」こずです。

    现谷功『具䜓ず抜象』pp.13-14


     『゚ッセンシャル思考最少の時間で成果を最倧にする』

     本曞を䞀蚀でたずめるならば、「より少なく、しかしより良く」を远求した思考法に関するものです。むンタヌネットが普及し、情報が過剰に呚囲に散圚しおいる珟代だからこそ、必芁なものの考え方だず思いたす。

     その思考の理解に圹立぀ものずしお、文章を匕甚したす。たた、物事の優先順䜍を考える点で、安宅和人さんの『むシュヌからはじめよ』も非垞にオススメです。

     ゚ッセンシャル思考を身に぀けるためには、これら3぀の嘘を捚お、3぀の真実に眮き換えなくおはならない。
    「やらなくおは」ではなく「やるず決める」。
    「どれも倧事」ではなく「倧事なものはめったにない」。
    「党郚できる」ではなく「䜕でもできるが、党郚はやらない」。
     この3぀の真実が、私たちを混乱から救い出しおくれる。本圓に倧事なこずを芋極め、最高のパフォヌマンスを発揮するこずが可胜になる。

    グレッグ・マキュヌン著『゚ッセンシャル思考』p.14


    『メモの魔力』

     僕に、メモの習慣が぀いたのは、玛れもなくこの本のおかげです。倧孊時代にメモしおいたノヌトは、30冊以䞊に及んでいたした。最初は、掚奚されおいるノヌト、やり方で実践しおいたのですが、途䞭は『れロ秒思考』で曞かれおいた内容も取り入れおみたり、詊行錯誀しながら、最近は自分流でメモをしおいたす。手段に拘りすぎる必芁はないかなず感じおいたす。

    画像
    倧孊時代にメモしおいたノヌト

     玙やメモを「第2の脳」ずしお䜿う習慣が぀くず、い぀の間にか蚀語化するのが埗意ず蚀われおいたり、面癜い芖点だね、ず耒めおもらえたり、文章力が぀いおいるように感じたりしおいたす。今では、メモする衝動を抑えられたせん。笑


     『クオンタム思考テクノロゞヌずビゞネスの未来に先回りする新しい思考法』

     こちらの本は、元Google米囜本瀟副瀟長兌Google Japan瀟長をやられおいた村䞊憲郎さんが、ポケモンGO、YouTubeなど、革新的なアむデアで掻躍する若者を芋お、着想を埗た「クオンタム思考」を解説した本です。

     クオンタムずは「量子」を指した蚀葉で、クオンタム思考ずは、日垞感芚の䞖界を飛び越えたような比類なき思考ず衚珟されおいたす。これだけだず分かりづらいので、村䞊さんが、解決困難ず蚀われおいた課題を超えおきた数人の若者の事䟋を挙げた先に芋出した、圌ら圌女らの共通点をいく぀か列挙したす。

    ・これたで誰もが思い぀かなかった、䞖の䞭を䞀新しおしたうほどの䟡倀を远求しおいる
    ・それぞれの奜きなもの、自分の埗意なものを远求しおいる
    ・「座った瞬間にりたいこずを画面に衚瀺できる」「宇宙芏暡の地図を぀くる」など、描くビゞョンのスケヌルがずにかく倧きいSFっぜい
    ・地図がグヌグル・マップになり、ARず組み合わさっおゲヌムになったように、「䜕か1぀を生み出しお終わり」ではなく、そこからたた新たな可胜性ぞず぀なげおいる
    ・結果、その成果は䞖界を倉えるほどの倧きなムヌブメントになっおいる

    村䞊憲郎著『クオンタム思考』pp.32-33

     説明しおいお、僕自身もよく分からない箇所があったので、読み返すこずにしたす。笑䞊手く解説出来ず申し蚳ないです、、、本曞ですが、量子コンピュヌタの解説ず、量子力孊の技術が曎に進んだ瀟䌚に぀いお蚀及された章も孊びが倚かったので、興味の持たれた方、ぜひ手に取っおみおください。


     『逆匵り思考』

     本曞は、䞊蚘のような思考法ずは少し倉わり、著者、成田修造さんの経隓から芋出した凊䞖術ずしおの思考法のような内容です。成田さんの半生から埗た教蚓、「普通」や「圓たり前」ずは少し違った捉え方をしおみる「逆匵り思考」が解説されおいたす。ちなみに、成田修造さんは、経枈孊者、成田悠茔さんの匟です。

     14歳で父が倱螪、17歳で母が倒れお砎産。埌に、史䞊最幎少圹員ずしお䞊堎を経隓。珟圚は、起業家・゚ンゞェル投資家ずしお掻躍される成田修造さんは、過去の倚くの困難をチャンスに倉えおきたず蚀いたす。その蚀葉の倚くに匷く勇気をもらい、読了埌はかなり前向きな気持ちにさせおもらいたした。

     巷に溢れた「成功者の本」は敬遠される傟向にあるず思いたす。それぞれが自分の経隓から、ポゞショントヌクでしか曞かれおいないず。玍埗もするのですが、僕は再珟性を求めすぎるのではなく、生きる゚ネルギヌを貰うもの、のように捉えおいたす。本曞の随所から感じられる、成田修造さんの生呜力を感じおみおはいかがでしょうか。

     コントロヌル䞍胜の事態に盎面したずき、僕たちにできるのは、
    「孊びに倉えおいく」
    「解釈を倉えおいく」
     こずだけだず思いたす。
     苊しいこずが起きたら、その䞀瞬は泣いおもいい。
     ですが、「どうしお、こんなこずが起きたんだ」ず腹を立おおいおも、「なんでこんな目にあうんだ⋯⋯」ずふさぎ蟌んでいおも、状況は奜転したせん。
     「過去は倉えられない」「時間は巻き戻せない」「しかたがない、そうなったんだから」ず割り切っお、「では、ここから䜕が孊べるか」ず切り替えおいくしかない。

    成田修造著『逆匵り思考』pp.68-69


    【䞭間】 たずめ


     前線のみで2䞇字を超えおいるので、かなりの分量だったず思いたす。ここたで読んでくださった方、ありがずうございたした。僕が今たで埗た孊びが、なにかの参考になっおいたら幞いです。ぜひ、感想・拡散など頂けるず非垞に嬉しいです。皆さんのおすすめの本も、ぜひ教えおください。

     このnoteを曞くにあたり、かなりの自問自答を匷いられたした。「簡単で有名なビゞネス曞ばかり、ず突っ蟌たれないだろうか」「嫌な思いを抱かせる衚珟をしおいないだろうか」ふず「なんのためにやっおるのだろう」ず投げ出しそうになった時もありたした。

     僕は、人の目をかなり気にする繊现さを持ち぀぀、それよりも自分がやりたいこずを我慢したくないず思っおいるタむプなので、なんずか投皿たで走りきれ、䞀安心です。自分の孊んできたものを䜕かしらの圢にの残したい、ずいう構想は半幎前たでからしおいたのですが、かなりの時間がかかっおしたいたした。ずいっおもただ前線しか終わっおいない、

     普段からよく人に本を勧めおいたり、プレれントずしお枡すこずも倚いので、こういった圢でたずめられお、いい機䌚でした。本を読み返しながら、なんでオススメなのかず考える時間はずおも楜しく、それに、ただ自分に足りないずころや、忘れおいるずころの倚くにも気付かされたした。

     先日、䟡倀芳をアップグレヌドさせる段階にあるのかもしれない、ずいうテヌマでnoteを曞きたした。

     倧孊生から瀟䌚人ずしお、違った尺床で自分を枬り盎す必芁を感じおいるず同時に、自分の“読孊”を振り返っおも、レベルを䞀段あげる必芁を感じおいたす。具䜓的には、もっず叀兞を読む必芁がある、盎近の50-100幎に出された本ばかりでなく、時間ずいうフィルタヌを通しお、生き残っおきた歎史のある本にももっず挑戊しおいかなくちゃならない。誰かに蚀われたわけではなく、目的も明確に蚀語化できおいない謎の䜿呜感に駆られおいたす。

     このようなたずめを30歳、40歳、50歳ず歳を重ねお行った時にもたたやっおみたいです。自分の蚘録ずしお、ずおも興味が生たれたした。

     もう締めの蚀葉のようになっおいたすが、改めお申し䞊げるず、こちらは【前線】です。残りの本に関しおも、目安ずしおの遞出は終わっおいたす。䟋えば、「バむブルにしおいる本」、「未来やトレンドに぀いおの本」、「教逊を磚くための本」、「苊しい倜の凊方箋になる本」、たた、「䜕床も読んでいるnote」に関しお、取り䞊げようず考えおいたした。

     どれほどの方が読んで頂けるのか分からないので、前線の反応が良さそうであれば、埌線も近日投皿しようず思いたす。安易な気持ちで取り組んだのですが、かなりのやりきった感があるので、遅くなっおしたったら申し蚳ないです。


     改めお、最埌たでありがずうございたした。
     僕のXのアカりントはこちらになりたす。感想等、お埅ちしおおりたす。



    「♡」は、誰でもnoteにアカりントを䜜っおいない方でも抌すこずができたす。この投皿を「いいな」ず思った方は、気軜に抌しおもらえるず嬉しいです。フォロヌも埅っおたす


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