破天荒で、優しい人に私はなりたい
私が高校生だった時の先生は、軒並み変わっていて面白い先生が多かった。
特に、私が好きだった先生がいる。
その先生は一言で言うと「変人」だ。
その先生は、よく雑談をしてくれた。
衝撃だったエピソードで言うと、運転免許証をレンジでチンしたという話をよく覚えている。
何故そんなことをしたか理由は覚えていない。自由な発想が多くて私は、授業が進むより先生の雑談を楽しみにしていた。
その先生が好きだったのは、破天荒だからだけではない。
いつも生徒の相談や困り事に親身になってくれたのを覚えている。
ブラックバイトで困ってる生徒がいれば、その子のバイト先電話してあげたり、進路指導でもないのに少しでも進路に困ってそうな子の話を聞いたり。
私自身、放課後の教室で友達と揉めた時があった。
この時私は、正直感情が昂っていて凄く未熟だった。
トイレに向かう途中で涙が止まらなかった。
私の顔を見た瞬間、その先生は私の話を聞く為に学年室に入れてくれた。
そして、1時間以上私のどうしようもない弱音や、ぐちゃぐちゃで支離滅裂な言葉を聞いてくれた。
私はそれだけで少し救われた気がした。
先生からしたらただ生徒だからそうしてくれたのかもしれない。
でも、貴重な時間を私にくれたことは絶対に忘れない。
私がこういう人になりたいなと思った瞬間だった。