メインコンテンツへスキップ

帯状疱疹備忘録④

    帯状疱疹後神経痛と何年も付き合ってきた。

    ちょっと冬の冷たい風が吹けば顔が痛すぎる。
    そのせいでコロナ前からマスク必須。

    ちょっとストレスがかかると耳が痛いし、聞き取りも悪くなった。
    長電話は、段々と痛くなるし、途中の音が聞こえるけれど意味が聞き取れない。

    ちょっとストレスが強いとおでこがピリピリ痛む。
    ついでに顔も歯医者の麻酔がほっぺだけうすーく残っているような麻痺が出る。

    そんな戦いを数年続けていました。

    しかし、第2ラウンドがついに終止符を打たれるときがある日来たのです。

    それは、コロナ禍。

    まさかのコロナの影響で痛みが治まったのです。

    どういうことか?その訳を今、振り返ると当時、緊急事態宣言が出るまでは出社オンリーでした。
    しかし、宣言が出てからは慌てて会社もリモートワークを取り入れたシフト制へと変わりました。

    リモートワークだと、電話に出なくていい、割り込み仕事も少ない。そんな日々が続き、人の目も気にせず黙々と仕事ができる環境が功を奏してくれました。
    おそらく、社内にいる時は常に緊張して身構えていたのだろうな。

    いつ、割り込み仕事来るのか。誰かのフォローで残業に急になるのか。
    そんな環境が私には向いていなかったのかもしれません。などと分析しながら過ごしていました。

    すると、ある日、本当にある日、ふと気づいたら痛みが消えていたのです。

    嘘でしょ!本当に!と気づいた時は半信半疑でした。
    怖々と痛み止めのリリカを飲まない日を幾日か過ごしました。何日も飲まずに過ごしても左顔面も耳も痛みや痺れがなく、穏やかな日々でした。

    これは、治まっている。

    確信を得て、私はとても嬉しかったのを覚えています。
    耳が痛くならずに過ごせるのは何年ぶりだろう。

    後にコロナに罹ったけれど、これがなければもっと長い期間悩んでいたんだろうな。
    まさに不幸中の幸いというか、そんなタイミングでした。

    世の中は、コロナ禍になって帯状疱疹が増えたと言うけれど、私は治まった。不思議!と思うのでした。


     
     
    大阪の歴史を書いたり、本のイベントや感想、等身大のエッセイを書いたりしています。 書店員をしているので、関連のことも書くこともあります。 お仕事お待ちしております。

    あなたへのおすすめ