
靴まで干す母
晴れた日になると、 母は高い確率でうずうずし始める。
「布団干さないともったいない」
そう言って、 布団を干し始める。
私が
「この前も干してたよ?」
「重くない?」
と止めても、
干したい!と思い立った母は止まらない。
家族3人分の布団。
物干しざおに布団を1枚持ち上げるだけでも、 私には大変に感じる。
でも母には慣れたものだ。
母、すごし。
物干しざおは何本かあるけれど、 スペースには限りがある。
どうやって干すのかと思って見ていると、
敷布団、掛け布団を組み合わせながら、 見事に並べていく。
干した布団を敷き直しながら、
「ふかふかでしょ」
と母は満足そうだ。
今日は父の病院の付き添いもあった。
時間がなかったのかもしれない。
出かけようとして、
あれ?
靴がない。
あっ、外か。
日の当たる場所に、 私の靴まで並べられていた。
靴を履いたら、
ぽかぽか(笑)
ありがとう、お母さん。