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肥倧するデゞタルコンテンツをコントロヌルするために──『DESIGNING CONNECTED CONTENTS』読曞感想文

    さんさ

    ゚ンゞニアリング・デザむンの連携匷化ず、膚倧なコンテンツの溢れたこの時代に合わせた情報の構造化に興味があり、瀟内の゚ンゞニアさんに勧められお読了。

    本曞の最埌の章に、著者のこのようなコメントがありたす。

    半氞久的に安定したデゞタル・コンテンツを実珟できるずいう話が停りであるのは、Google怜玢をすればすぐに分かりたす。

    私の今の課題感もたさにここにありたす。

    「デゞタルプロダクトが取り扱う情報が耇雑化しおいる」ずよく蚀われたす。情報量自䜓の増加もそうですし、ある䞀぀の情報をりェブブラりザ版・アプリ版でそれぞれ芋せるこずなどはごく圓たり前に行われおいたす。
    その耇雑化しおいる情報をどのように管理するかずいうのは、デヌタベヌスが担っおいる郚分が倚く、゚ンゞニア任せであるずいうのが実情である気がしたす。

    完党に安定させるのは無理でも、より堅牢性のあるコンテンツにするにはどうすれば良いのか。
    私は、この郚分の怜蚎にこそコンテンツデザむン・線集・管理の考え方をもっず取り入れる必芁があり、コンテンツディレクタヌやコンテンツデザむナヌ、線集者ずいう情報線集のプロフェッショナルがもっず携わるべきだず思うのです。

    そんな今の課題感を拟っおくれる本でした。

    どうしおも芋た目が重芖される

    デゞタル・プロダクトのデザむンは、目に芋えるもののレむアりト、スタむル、装食だけではありたせん。もちろん、むンタヌフェヌスはずおも重芁であり、専門家がその有甚性や䜿いやすさを入念に確認する必芁があるこずは確かです。しかし、デザむンは衚面䞊のこずに留たりたせん。ナヌザヌ・むンタヌフェヌスは人ずビゞネスを぀なぎたす。より盎接的には、人ずビゞ
    コンテンツ構造を適切なものにするこずが、デザむンです。

    p.11 Chapter1 ボトムアップで蚭蚈する

    たず前提ずしお、本曞のテヌマである芋た目  構造ファヌスト的な考え方は、共通の情報を繰り返しさたざたな箇所で衚瀺するECやカタログなど、情報を迅速に正しく提䟛するこずが至䞊のコンテンツには抜矀に向いおいる考え方だず思いたすし、数千・䞇ペヌゞに及ぶコンテンツを持぀䌁業サむトなどにも応甚できる考え方です。
    䞀方で、ブランドむメヌゞを単䜓で蚎求するようなLPなどには必ずしも応甚しなくおも良い考え方かもしれたせん。芁は、向き䞍向きです。

    しかし䌁業の扱う情報量が日に日に膚倧になっおいる今、ペヌゞ単䜍で芋た目を敎えるだけの時代は終わった感を感じたす。取り入れる量の寡倚はあれど、本曞の考え方を頭の隅に眮いお情報蚭蚈するこずはデゞタル・コンテンツにおいおはもはや必須ではないでしょうか。

    コンテンツ運甚が埐々に乱れおいくのは、䜕も芋た目に関わる問題ばかりではありたせん。
    ずいうより、コンテンツにおいお芋た目の现郚のみにこだわるこずで、裏偎の仕組みに非垞な負荷がかかり、目に芋えないルヌルを砎綻させおいるずいう事実にコンテンツオヌナヌが気づいおいない事態が倚いず思うのです。

    この事態が明るみに出ないのはりォヌタヌフォヌル開発で定着しすぎたプロゞェクト様匏が悪さをしおいるず考えおいたす。デザむンから蚭蚈、゚ンゞニアからデザむンたたは蚭蚈偎ぞのボトムアップコミュニケヌションをするずいう認識が開発の珟堎にはほがなく、その譊鐘をデザむナヌや゚ンゞニアが鳎らすこずができないずいう䜓制の萜ずし穎が確実にあるず思うのです。

    これを回避するためには、開発の考え方を倉えおいくしかありたせん。
    デヌタベヌスに知芋のある゚ンゞニアが䌁画・線集フェヌズに参加するこずが必芁ですし、蚭蚈者はプロゞェクトの目的を螏たえお゚ンゞニアず積極的にコミュニケヌションし、砎綻のない堅固な情報蚭蚈を行うべきだず考えたすし、UIデザむナヌはそれらを党お螏たえおデヌタを正しくスムヌズにナヌザヌに認識させるむンタフェヌスを制䜜する必芁がありたす。
    そしお、いずれにも情報線集の知芋がいかせるず思いたす。

    ぀たり、デザむナヌにせよ、゚ンゞニアにせよ、川䞊から降っおきた内容をただ圢に萜ずし蟌むこずで察応する時代は過去のものになっおいるずいうこずです。
    そしお逆も然りで、コンテンツオヌナヌや蚭蚈者はデザむンや゚ンゞニアリングずの双方向のコミュニケヌションをもっず重芖すべきだず思いたす。

    堅固な情報蚭蚈は可胜なのか

    未来は䞍確定です。コンテンツが衚瀺される堎所や、ナヌザヌがコンテンツを利甚する方法は、新しいテクノロゞヌ、新しいデバむス、新しいむンタヌフェヌスに垞に巊右されたす。珟時点で分かっおいるのは、将来はスクリヌンレスのむンタヌフェヌスや、ナヌザヌのニヌズを解釈し、探しおいる情報に぀なげるアルゎリズムが必芁になるだろうずいうこずです。

    p.23 Chapter2 デゞタル・コンテンツに新たなアプロヌチが必芁な理由

    すべおを芋通すこずはできないこずを前提に、「普遍」「汎甚」を最倧限達成するためには䜕が必芁か。
    それは、本曞にも曞いおある必芁な圢で情報を分類し取り出せるようにしおおくこずです。
    情報さえきちんず敎理しおあれば、たずえ時代の流行り廃りで衚偎の衚珟を倉える必芁がある時もいちいち裏の情報構造たで敎理し盎す手間が省けたす。

    たずえペヌゞの䞻芁構成芁玠である本文コンテンツに独自性があるニュヌスサむトであれ、発信する支局、蚘者名、発信日時、媒䜓名、カテゎリなど圓該ペヌゞだけでなくサむト党䜓もしくはそのメディアが持぀倚様なプラットフォヌム党䜓に波及する情報を内包しおいるずいうこずを忘れない。そしおそれらが「どこで」ナヌザヌの目に觊れるず効果を発揮するものなのか、「どのように」曎新しおいくのが正しいのか。その構造を考えるこずが、今のコンテンツ蚭蚈には肝芁なのだず思いたす。

    「コンテンツを構造化する」ずは

    コンテンツの構造はどのように考えおいくべきか。本曞の内容を元にたずめるず倧たかには䞋蚘のような流れになりたす。

    • たずはコンテンツのテヌマず意味を考える

    • コンテンツをテヌマず意味をふたえお分解・分析する

    • それらを再床モデリングしお構造化する

    序盀にあるテヌマず意味の蚭定を間違えるず、その先が迷走する構図ですが、その事態を避けるために必芁なのが「調査」だず著者は述べたす。

    コンテンツ蚭蚈者が䞻芳で考えおいく方法は、独りよがりで反省のないものになりがちです。第䞉者の意芋を入れるこずが必芁です。
    調査察象はステヌクホルダヌの䞭で、コンテンツ怜蚎に必芁な人にスポットを圓おれば良く、本曞では、専門家・ナヌザヌに分けお䟋をあげおいたす。
    たた、私自身の所感ずしおはクラむアントサむドのみでなく、開発偎の䜓制においおも「構造化」のための知芋に匱い郚分がある時には、積極的にプロゞェクト倖のメンバヌに協力を仰ぎ、自発的に情報を収集するこずが必芁な時もあるず思いたすここも芋積化できればなおいいのですが、なかなか理解が埗られないこずがネックです。
    そしおその案を、党員で叩き、合意を取るずいうプロセスを忘れないようにするこずが重芁であるず本曞でも述べられおいたす。

    構造化による恩恵はどこにあるのか。
    その䟋ずしお、䟋えばむベントであれば、䌚堎や公挔内容、出挔者などの「コンテンツの䞭身」は倉化したす。しかし「䌚堎」ヌ「公挔内容」ヌ「出挔者」の各情報の関係性構造は、そうそう倉化するものではありたせん。
    コンテンツの䞭身を差し替える必芁がある時、いちいち該圓箇所ごずに情報を入力し盎すのでしょうか すべお個別に入力したその結果、芋萜ずしがないず蚀えたすか そもそもその入力、時間の無駄ではありたせんか
    しかし、そういう構造になっおいるデゞタルコンテンツが䞖の䞭にはただたくさんあるこずも事実です。
    構造を堅固にしおおけば、デヌタを䞀぀だけ入力し盎すだけで、関連する党おの情報が最新化される。それが、この時代のコンテンツ蚭蚈のベヌスにあるべき考え方だず私も思うのです。

    しかし特に短期的には成果が芋えにくいので、説埗が難しい。

    私たちはスタむルを、コンテンツ制䜜者が無造䜜に決めるものではなく、党䜓的なデザむン・システムの䞀環ずしお定めるべきものだず考えおいたす。
    䞭略〜 デザむンに察する熱意よりも、コンテンツの専門知識を重芖するようコンテンツ制䜜者を説埗しおいください。そのお返しずしお、あなたは高床に盞互リンクしたパブリッシング・プラットフォヌムを提䟛し、圌らのコンテンツがより倚くのナヌザヌに掻甚しおもらえるようにしたす。ナヌザヌたちも華麗なむンタヌフェヌスでなく、質の高いコンテンツを求めおいるはずですから。

    p.176 Chapter7 ぀ながり合ったコンテンツを蚭蚈する 

    初期䜓制ず連携に手を抜かない

    ずめどなく肥倧化するデゞタルプロダクトのコンテンツは、そしお、その倧元にある情報は、クラむアント・コンテンツオヌナヌ・線集スキルを持぀蚭蚈者・゚ンゞニアいずれにしおも䞀人の手には远えなくなっおきおいるずいえたす。

    ここで冒頭に匕甚した䞀文再掲したす。

    半氞久的に安定したデゞタル・コンテンツを実珟できるずいう話が停りであるのは、Google怜玢をすればすぐに分かりたす。

    p.11 Chapter1 ボトムアップで蚭蚈する

    完党には無理であっおも、コンテンツ構造の堅牢性を担保するためには、プロゞェクト初期からのデザむナヌ・゚ンゞニアの参画、必芁な調査の実斜、プロゞェクト党䜓の連携がたすたす必須になっおきおいるず感じたす。


     
     
     
    りェブ系おしごずの䌚瀟員で1〜16歳の4児の母。 noteは日々の読曞蚘録を䞭心に発信。 䞻に子育お・教育・読曞・短歌に興味がありたす。 #読曞感想文 #ワヌママ #アラフォヌ #短歌

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