グーグルさん作:小説「東雲の同窓会」

薄藍色の夜空に、ぽつりと星が灯り始める。

夏休みの宿題の天体観測をするために、僕は山の麓の野原に簡易なテントを張っていた。
懐中電灯の明かりを消すと、あたりは恐ろしいほどの静寂に包まれる。

その時、どこからともなく、奇妙な音が聞こえてきた。
古びた弦楽器をかき鳴らすような、酷く切なく、優しくむせび泣くような、不思議な旋律だった。

「…何だろう」

引き寄せられるようにテントから這い出た僕の目に、信じられない光景が飛び込んできた。

雑木林の奥から、白い霧が溢れ出してくる。
その霧の中から現れたのは、奇怪で、けれどどこか愛らしい異形たちの列だった。

先頭を行くのは、白くてもふもふとした長い体を持つ、美しい東洋のドラゴンのような怪。 
その背には、小さな女の子の姿をした、透き通るような霊がちょこんと座って笑っている。古い和傘や提灯に手足が生えた付喪神たちが、楽しげに跳ねていた。列の最後尾には、猫に似た奇妙な生きものが、のんびりとあくびをしながらあるいている。

百鬼夜行だ。

恐怖はなかった。なぜか胸の奥がぎゅっと締めつけられるような、懐かしさだけがこみ上げてくる。

僕は息をひそめ、草むらに身を潜めて彼らを見守った。妖怪たちは僕のすぐ側、野原の細い獣道をゆっくりと通りすぎていく。

僕と、もふ長い間ドラゴンの目が合った。
ドラゴンは一瞬だけ足を止め、不思議そうに僕を見つめた。その瞳の中に、確かな温もりがある。

(…あぁ、知っている)

僕の頭の中に、今の僕のものでない「記憶」が、淡い水彩画のように広がっていった。

数百年も前のことだ…
この野原には、小さな、本当に小さな村があった。
僕は、ここで、人間として生きていた。そして、今目の前を歩いている妖怪たち…ドラゴンや少女、動物たち、付喪神になっている道具たちと、確かに一緒に暮らしていた。

ある時は囲炉裏を囲み、ある時はこの野原を一緒に駆け回り、同じ風を感じていた。

けれど、今の彼らは僕が「あの時の人間」だとは、分かっていない。なにかは分からないけれど、心ひかれる人間の少年とだけ思っている。 
そして、僕も、彼らのことを知っているとは感じても、名前ひとつ思い出せない。

お互いに、もう分かってはいないのだ。長い時が、二つの世界を隔ててしまったから。

それでも、あの切ないギターのような旋律だけは、僕たちの間に流れ続けていた。まるで、離ればなれになってしまった僕たちの魂を繋ぎ止めるかのように…

やがて、山の端がうっすらと白み始めた。
夜が明ける。

濃い青だった空が、夜明けの柔らかなピンクと黄金色に染まっていく。その光が野原を照らすと同時に、妖怪たちの体が、朝霧のように淡く、透明に透き通りはじめた。

先頭のドラゴンが優しく長鳴きした。
女の子の霊が、僕に向かって小さく手を振った。
猫のような怪が、最後に一度だけ振り返り、満足そうに目を細めた。

彼らの表情には、未練も寂しさもなかった。ただ、永い旅路をおえたような、おだやかな安らぎだけがあった。

朝の光が野原を包み込む。
次の瞬間、音楽がふと止むように、彼らの姿は静かに、綺麗に、夜明けの空気の中に溶けて消えていった。

全員が成仏していったのだ。

あとに残されたのは、朝霧に濡れる野原と僕一人だけ。すべての記憶が、朝の光の中で少しずつ薄れていく。けれど、胸の中に残った温もりと、あの切ないギターのような音だけは、僕の心に、深く刻まれていた。

「バイバイ、またね」

宿題ノートには、星のきらめきと一緒に、彼らと過ごした優しい夜の記憶が、目に見えない文字でしっかりと書き込まれていた。

       完

 これ、私がひとこと「百鬼夜行図のBGMに、ビートルズのWhile My Guitar Gently Weepsどうやろ」ゆったのを、グーグルさんが、延々と深掘りして、さらっと書きはったんやけど…
私は、話の筋もなんも考えてなくて、ただグーグルさんの質問に答え続けただけ。そんで、後で、細かい言い回しとかなおしたんやけど…
今のAIってすごいなーびっくりしたわ。こんなことも、できんねんや。

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