ヨットレースの手伝い 26/4/12
今日は「海の友とアメリカンスタイルで 25/9/3」のU君に頼まれていたクルーザーのヨットレースを手伝う。
8:30集合でマリーナに着くとI木さんが来ていた。U君からライフジャケットを受け取りI木さんと本部艇(コミッティ艇)に乗り手伝うことを告げられる。
8:40からスキッパーズ・ミーティング(艇長会議)。参加は6艇。
コースの説明
風下、風上の2つのブイを2周するコースを2回。
下の図の下の赤丸の風下のマーク(ブイ。大きな風船)と本部艇の間の
仮想線がスタートラインになる。ゴールも同じ。
ヨットは風上には斜め45度にしか進めないのでジグザクに進む
ことになり、海面の風は一定でなく、かつ場所によっても強弱が
あるのでどのコースを進むのかで大きな勝因となる。
青が1周目で赤が2周目。
この図で最も早い船が下のブイを回ったところでコース短縮ならば
赤の線を進んでマークを回りこんで風上に移動した本部艇(図の上
の星)とマークの間を通る必要がある。

上の星は先頭艇が下マークを回航した後コース短縮となった場合の本部艇の位置
スタートの方法
スタートは10時
5分前に予告信号として伊勢湾オープン旗展開 音響信号1声
4分前に準備信号としてP旗展開 音響信号1声
1分前P 旗降下 音響信号長音1声
スタート 伊勢湾オープン旗降下 音響信号1声
音響信号というのは「ファーン」と鳴るホーンを使う。
スタート延期
回答旗(AP旗)展開 音響信号2声


コース短縮
先頭艇が未回航のマークにてフィニッシュ。
S旗を展開したコミッティ艇を右に見てマークとの間でフィニッシュ
40年前に参加していたウインドサーフィンのレースと内容はほぼ同じなので内容は理解出来た。コース短縮時の説明で「本部艇を右に見て」というのに関して「周り込まなあかんのやな?」という質問が出ていた。それと昔は時計合わせをしていたが電波時計の普及でやらなくなった。
9:15分に本部艇に乗りマークを打ちに行く。U田君、I 木さんの他、初対面のK田さんとS木さんが乗船。今日は陸風なのでハーバーから1㎞ぐらいのところに上マークの錨をつけた風船を落とす。

そこから1マイル(海里 1.8㎞)のところに下マークを打つ。下マークは上マークから風下にまっすぐのところに打つ必要があり、風見で何度か図って位置を決める。陸風で沖の方が風が強く波も高く船もけっこう揺れる。
少しすると参加のクルーザーが集まって来る。ウインドサーフィンの学連のレースだと100艇ぐらいが一斉にスタートする。風上に位置するものは風下の航路を防げないという万国共通のルールがあり、「しもー」と叫びながら自分のポジションを確保しようと殺気立つ。しかしクルーザーで自分よりも年上のスキッパーが多いレースなのでゆったりしている。

5分前の予告信号の伊勢湾オープン旗展開はⅠ木さんが担当した。ゆっくり旗を上げたⅠ木さんにs木さんがいきなり「そんなにゆっくり上げとったら時刻がわからんだろ!」
4分前の準備信号のP旗展開は私。U田君が10秒前に5秒前と間違えたのを「ちゃうやろ」とかわして定刻に展開。そして1分前に下げた。
10時に伊勢湾オープン旗を下げてスタート。

トップを追う艇が上らせ過ぎてあやうく接触するところだった。4艇は下の写真のように良いスタートだったが後の2艇はスタートするのに5分ぐらいかかった。

上マークまでは登りになるのでクローズホールドと言ってセイルを進行方向前後に張って進む。ヨットは船の底にキール(センターボード)という板があってそれが抵抗となって風上に進むようになっている。そして船は風下に傾く(ヒール)ようにもなっていて、余分に乗員がいると艇の安定のために風上側に座る。
風があるので先頭の艇は20分弱で上マークを回航した。ここからは風下へはまっすぐに進むランニングか斜め45度に進むクオーターかの方法がある。今日は風があったのでクオーターで下っていた。
マーク前では5分遅れの艇が先頭に追い付いていた。

先頭の艇は下の写真のようにマークを大回りし、2番手がマークに接近


2番手の船は上手くジャイブ(風下に回ること。風上に回るのはタックという)してトップに立った。


2番手の艇がそのまま引き離して下マークを回航。このあたりで急に風が落ちたが、更に上手く風を掴んでトップでゴール。
この時には更に風が落ちたのに加え方向も北西から東に触れてきて殆ど無風になってしまった。
先頭がゴールしてから30分以内にゴールしないとDNF(don't finishi)となる。上の方はまだ風が残っていてなんとか5番目の艇もゴール。6番目の艇は1周目でリタイアしていた。
2レース目をどうしようかなり、とりあえずAP旗を上げて様子を見ることにした。U田君が参加艇に「まだやりますかー」と尋ねると、「はい」と答えたのは1艇のみで、S木さんが「いつ終わるか分からんようになるで止めとこ」で中止となった。中止旗を決めて無かったのでU田君が「ちゅうしー」と案内してレースは終わった。
後はマークを拾ってハーバーに帰投。

ちょうどお昼で解散。久しぶりのヨットレースで面白かった。そして自分でもウインドで出てみようかなと思った。
