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📕本芁玄ブッダが教える愉快な生き方



◌あらすじ


仏教は、たったく難しくない。ブッダが教える愉快な生き方

ブッダの出家から悟りたで──その人生から、仏教ず犅の「原点」を孊ぶ。「ただ坐る」「䜕もしない」「受け入れる」など、ブッダが教える「オヌガニックな生き方」ずは。スタヌバックスやフェむスブックなど、アメリカ倧手䌁業に坐犅を指導した犅僧が考える、「ブッダが本圓に䌝えたかったこず」の集䞭講矩

はじめに──「孊びのきほん」を仏教に孊ぶ
第1章 ブッダの「孊び」ずは
第2章 孊ぶこずは倉わるこず
第3章 頑匵らない坐犅
第4章 愉快に生きるためのヒント
おわりに── 自分なりの孊びを実行しよう
ブッダ・仏教の孊び方を知るためのブックガむド

NHK出版 孊びのきほん ブッダが教える愉快な生き方 (教逊・文化シリヌズ NHK出版孊びのきほん) https://amzn.asia/d/6pyL931

◌著者情報


1954幎、愛媛県生たれ。東京倧孊教育孊郚教育心理孊科を経お、倧孊院で発達心理孊を専攻。28歳で博士課皋を䞭退し犅道堎に入山、埗床。33歳で枡米。以来17幎半にわたりアメリカで坐犅を指導する。スタヌバックス、フェむスブックなど、アメリカの倧手䌁業でも坐犅を指導し、曹掞宗囜際センタヌ所長を務める(2010~18幎)。著曞に『珟代坐犅講矩』(角川゜フィア文庫)、『犅僧が教える考えすぎない生き方』(倧和曞房)など、共著に『感じお、ゆるす仏教』(KADOKAWA)、『犅の教宀』(䞭公新曞)など、蚳曞に『犅マむンドビギナヌズ・マむンド2』(鈎朚俊隆著、サンガ新曞)、『犅ぞの鍵』(ティク・ナット・ハン著、春秋瀟)など。

◌読んだきっかけ


限界が来お仕事ができなくなっおしたった2024幎8月。䌑職を機に、どうやったら自分を远い蟌たずに幞せに暮らせるのかを孊びたくなった。

これたでの人生で倢を远い求めお頑匵っおきたけれど、結局、倢に描いたものは手に入っおいない。残ったのは䞍調になった身䜓ずメンタル立ったから。

なんずなくブッダの生き方を孊べば楜になれる気がしお興味を持った。

◌この本が䌝えたいこず


- ブッダが教えたこず

仏教ず聞くず、難しい経兞やお経が思い浮かぶかもしれないが、ブッダが教えたかったこずは党然違うこずにある。ブッダが教えたのは、教矩ではなく、自己をどう孊ぶか人生ずいうテキストをどう深く読むかずいう、広い意味での孊び方だった。

- ブッダ流、愉しい生き方

  • 経兞を孊び、苊しみを技術で心や䜓をコントロヌルし、逃げたり恐れたりするのではなく、党おを受け入れお、ただ生きるこずを孊びずするこずが、愉しい生き方だ。

  • 「するこず」から「圚るこず」ぞ倉わっおいこう。目的に向かっお駆り立おられるDoingではなく、やるべきこずもなく、いくべき堎所もない、その代わり、今ここに存圚しお、そこで起きおいるあらゆるこずに気付き、ゆっくり芪しむこずができるBeingでいるこずだ。

  • Beingでいるこずで赀ちゃんのように「生きるこず」を孊びずするこずができる。そしお、その孊びを通しお成長するこずで未知なものに出䌚い、自分の䞖界が拡匵され、豊かになる。これがすなわち生きる喜びなのだ。「人間は孊ぶ喜びを味わうために生たれおくる」

これらが、ブッダ匏の愉快な生き方

- その理由①

私たちは瞁起ずしお存圚しおいお、宇宙党おの存圚が盞互に圱響し合っおいるため、思い通りにならない。だから、「苊しみを乗り越える」ずいうのは、苊しみ自䜓を無くしたり、恐れたり、逃げるこずではなく、向き合っお理解し、受け入れるこずなのだ。その方法の䞀぀が坐犅🧘

これをすればブッダのような愉快な生き方ができる

- その理由2なぜ苊しくなるのか

二぀の方皋匏が玹介されおいる。

①苊しみ痛み×執着
   - 第䞀の矢、第二の矢
   - 苊しみは痛みず、痛みが起こったこずでその埌に起こる、執着や感情、この二぀で構成されおいる。

仏教では、第䞀の矢は、身䜓的に起こる物理的な痛み。第ニの矢は、痛みが起こったこずで心が䜜る、䞍安や執着などの心の抵抗ず考えられおいる。第䞀の矢は避けられなくおも、第二の矢は物事の受け止め方次第で受けずに枈む。

②幞せ快感÷執着
快感に察しお執着床合いを䞊げるず、割り算されお幞せが枛っおしたうずいうこず。
぀たり、もっず欲しいず思ったり、独り占めしようずしたりするず、どんどん苊しくなっおいくずいうこず。

だからこそ、Beingでいお、起こるこずを受け入れ、痛みによる抵抗を枛らし、快楜ぞの執着を手攟し、赀ちゃんのように、目の前で起こる事象を孊びながら楜しむこずが、人生を愉快に生きる方法なのだ。

- 愉しく生きる具䜓的な方法

1. 孊び方には2皮類ある。Being=赀ちゃんの孊びを実践しよう

- 孊校の孊びず赀ちゃんの孊び
孊校の孊びずは、孊ぶべきこずが決たっおいお、先生が教えおくれる。孊びの床合いを図るテストがある。

赀ちゃんの孊びずは、呚りのものに奜奇心を持ち、觊れおいるうちに色んなこずを自然ず孊んでいくこず。遊んでいるうちに深い孊びが起きおいる。党おの掻動が孊びになっおいお、党おの䜓隓が赀ちゃんを倉えおいく。ブッダの愉しく生きる方法は、赀ちゃんの孊びを䞀生続けおいくこずだ。
そうするず、生掻のあらゆる堎面での行いが修行になる。
   

2. 「するこず」から「圚るこず」ぞ切り替えよう。それには坐犅が良い🧘

坐犅は苊行ではない。芚りに至るための手段でもない。坐犅ずいう修行にはすでに芚りが備わっおいるものなのだ。

䜕か良いものを手に入れるには頑匵る必芁があり、頑匵れば頑匵るほど結果が良くなるず信じお蟛くおも蟛抱しおしたいたせんか

しかし、これは違う。
ブッダも最初は苊行から始め、これは違うず気付いた経緯から、オリゞナルの打坐を実践しお芚りを開いた。

坐犅で最も倧切なこずは、瞑想技術を習熟するこずで特定の心境に到達しようずするのではなく、そういう人間の䜜為的な努力を手攟しお、心身を自ずからなる働きに任せお調和させ、珟圚に䜕も足そうずも、匕こうずもしないこず。

自分が望たしい状態を知っおいるかのように、頭の䞭にある意識が心や䜓にある状態を匷制するDoing方匏ではなく、今ここに存圚しお、そこで起きおいるあらゆるこずに気付き、ゆっくり芪しんでいるだけで、自然に姿勢や息や心が敎っおいくBeing方匏でいるこず。

人間には、自ら敎っおいこうずする本来的な力があるので、それを信じるだけでいい。

そうするこずで、おおらかにのびのび座るこずができ、身は安らかで、心は喜ばしい「愉快」であれる。

それを日垞の䜕気ない動䜜にも行っおいく。そうするこずで、党おを受け入れお、ただ生きるこずを孊びずする、ブッダ匏の愉快な生き方ができるようになる。

3. 「undoing」する、から、しない、ぞ

では、Beingになるためにはどうしたらいいのか

䞖間は、䜕かを成し遂げるための胜動的胜力を評䟡する颚朮がある。人は䜕か問題が起こるず、努力するこずで解決しようずする。

しかし、この「するこず」doingでいるず、自分の頭の䞭で考えたこずばかりに心が向いおしたい、今ここで起きおいるこずをほずんど䜓隓できなくなっおしたう。

䞖界を盎接的に䜓隓しお自分の人生を自由に生きるのではなく、頭の䞭に䜜った物語を繰り返し生きるこずになっおしたう。

それでは、ブッダ匏の愉快な生き方である、赀ちゃんの孊びは埗られない。

いた自分の内倖で起きおいるこずは、宇宙でたった䞀回きりの未知の出来事なのだから、恐れずに未知なものに盎面し、党おの感芚機胜を解攟しお、受け止める「しない胜力」を発揮しおいこう。

それが実は、創造的で偉倧なこずを成し遂げる人が持っおいる資質だず、むギリスの詩人のゞョン・キヌツも蚀っおいる。

4. undoingのための第3の技

䜕もしない胜力ず蚀われおも、Doingが染み付いおいる私たちにずっおは難しい。

私たちは困難に出䌚うず、「闘う」か「逃げる」ずいう本胜的なアクションをしがち。

だが、ブッダは、闘うでも逃げるでもない、第䞉の道である「觊れおよく芳る」を提案しおいる。

赀ちゃんが泣いた時、無理に泣き止たせたり、芋ないふりをしお攟っおおいたりしない。

抱き䞊げお、おしめが濡れおいないか、熱はないか、眠いのか、お腹が空いおいるのか、䜕が起きおいるのかよく芋お、適切な働き掛けをする。
䜕かする前に、たずはそっず抱き䞊げお、よく調べおみるこずがポむントなのだ。

今起こっおいる問題、぀たり人生の課題をそっず抱き䞊げおよく調べ、そこから真実の生き方を孊んでいくずいう、「觊れおよく芳る」を実践しおみよう。

5. 個人的におもろかった方法「受けたもヌう」

著者が䜓隓した出矜䞉山での山䌏修行でのこず。
3぀の山に登るのだが、䜕をするか詳现は盎前たで知らされない。

その時になったら、先達が倧きな声で指瀺し、参加者はただ䞀蚀、「受けたもヌう」ず蚀っお指瀺通りに動く。どんなに眠くおも起きるし、どんなにキツくおも指瀺をこなす。

そうしおいるうちに、どんなこずを蚀われおも受け入れられるようになっおいき、自分の䞭にある抵抗感がなくなっおいったのだずか。

受けたもう、ずいう開かれた態床をするこずで、キツむこずが愉快になる。

それは、個人的な思考や感情悩みがあっおも、その時に行うべきこずを行っおいるうちに、心が䜜った䞍安や悩みを忘れお䜜業に集䞭でき、そうしおいるずい぀の間にか心の䞭でスルヌできるようになるずいうこず。

勉匷でも、仕事でも、人生の䜕であれ、どうせやららなければならない、避けられない状況なのであれば、「受けたもヌう」の姿勢で愉快にこなしおみるこず。

仏教で蚀うずころの、生きお働いおいる本来の自己ず、頭が䜜った思考や感情の自我。自我ではなく自己に軞足を眮いお生きるこず、

それがブッダの蚀う愉快に生きる方法であり、「受けたもう」はその方法の䞀぀だず著者は蚀っおいる。

最初は興味があっお始めたのに、い぀のたにか完璧にこなさなければならないず自分を責め、䜕事も楜しめなくなっおしたいがちな私、䞀床䞍安が起きるず思考がグルグル巡っおしたい、抜けられなくなっおしたう私にずっお、この「受けたもう」の姿勢は心に刺さった。

- どうしお赀ちゃんの孊びが倧切ず気づいたのか、ブッダの軌跡

裕犏で䞍自由なく、䞖界の綺麗な面を芋お育ったブッダ。
初めお老いや病気、死を芋た時に衝撃を受け、人間の苊しみを解消するため、人生の真理を孊ぶために修行を始める。

はじめに、先生を芋぀けお瞑想の修行を始めた。その修行には空手のように段階があり、ブッダはすごいスピヌドで高い段階に入った。

しかし、ブッダはこの修行に倱望する。
なぜかずいうず、心のコントロヌルをするず、今床はコントロヌルできなかったこずに察しお䞍安や苊しみを味わうようになるから。

すでに確立されたやり方を先生から教わっお、だんだん䞊手にできるようになり、どんどん進歩しおいっお、最埌は「はい、合栌」ず、めでたく卒業しお、資栌をもらう。

(著者曰く、孊校的な孊び)それも悪くはないのですが、「自分はどう生きるか」ずいう人生の根源的な問題ずはほずんど関係がなく、ブッダは満足できなかったのだろう。

次に苊行をしたブッダ。
肉䜓をいじめお粟神を浄化するず蚀うもの。
しかし、身䜓が匱っおいおは心の安楜を埗るこずができないず感じおやめた。

ここから孊んだこずは、心や身䜓を意思によっおコントロヌルする方法は己を統制する「技術」であり、統制をやめたら効果がなくなっおしたう。統制は心や䜓を操䜜するこず。この䜜為が根本的な問題だず感じた。

- ブッダが愉快に生きれたのは、「悪魔ず出䌚わない超人」ではなく「悪魔ずきちんず出䌚える人間」だったから

ブッダが私たちずは違うのは、煩悩に乗っ取られそうな自分に気づくこずができ、心を乱されず、振り回せられずに螏みずどたるこずができるから。目芚めた人ずは、自分が悪魔であるこずに気づいた人。

自分が悪魔だず気付いたこずで、生きるこず党おが「赀ちゃんの孊び」になるのだ。


◌この本を読んで感じたこず


- がんばらなくおいい

䟋えば受隓勉匷。
倚くの受隓生は勉匷に本圓の意味を感じられないたたに、興味の湧かない勉匷に無理やり取り組んでいる。勉匷そのものには喜びを感じず、目暙達成の時に埗られる未来の喜びを空想しながら、今の苊痛や退屈に耐えるマむンドセットになっおいる。

狂おしく求めおいた時には埗られず、かえっお珟圚のありのたたを受け入れ、そのたたにしおいるずきにく぀ろぎは蚪れる。リラックスできるのは、起きおいるこずをそのたたにしおおけるずきだけ。そのずに、䞖界はたったく異なった様盞を持っお立ち䞊がっおくる。

著者は、苊しさや蟛さに耐えおいるこずに、密かな自己満足ず修行僧ずしおのアむデンティティを感じおいお、修業を愉しむ境地に至るのはずっず先だず思っおいた。しかし、「修行(人生)は愉しむもの」ず蚀う蚀葉を反芻しおいるうちに、自分のこだわりや緊匵に気付くようになっおいき、座犅の味わいや生掻の颚景が少しず぀「愉快」になっおいったそう。

- え、ずっずこれで生きおた〜蟛かった〜〜

䞊蚘の蚀葉を読んで、「え、自ら蟛い生き方をしおいた〜」ず倧発芋しおしたった。

抵抗するから蟛いんだ。受け入れる姿勢を持おば、同じ事象を愉しく愉快にするこずができる。

この芖点は、倧事だず分かっおいたものの、なかなか実践できおいないこずだった。ブッダの蚀葉を通しお、理解だけではなく、実践に結び぀けたいず思った。

ずはいえこれは、これたで突っ走っお来お、䜓調を厩し、䌑職せざるを埗ない状態になったから、腹萜ちできたこずだずも思う。頑匵り続けおも、蟛さは消えないずいうこずを身をもっお、しかも䜕床も繰り返し䜓隓したから実践に繋げられるようになったのだず思う。ブッダが色々な修行を重ねお、この境地にたどり着いたように。

ずにかく、頑匵らなくおいい、受け入れるこず、ずいう蚀葉が今の私にずっお、安心できる蚀葉だった。

いいなず思ったら応揎しよう