芋出し画像

孊校ずいう教育機関

小孊校4幎生は、奜きな先生だった。
䞊野先生仮。
蛍が奜きな男性の先生。
人のいいずころを芋぀ける倩才だった。

ある日、算数で分からないずころを、隣の垭の男の子が先生に聞いおいた。
先生は授業䞭、その子に個別で教えおいた。
そしお、その子の解き方を芋お、
「はぁ、あなた凄いねそういう颚に考えおるのねこれは逆にすごいじゃない」
ず蚀った。

初めおの経隓だった。
倧人が子䟛を耒めおる。

しかも、授業䞭に。
しかも、教えた方法じゃないのに。

この先生は、よく生埒ず遊んでくれる先生ずしおも有名だった。
昌䌑みは、䞀緒に校庭で遊んでくれる先生だった。
そんな先生だった。
âž»
ある日突然、この先生は、絊食を机の班ごずに食べおいたのに、それを突然やめた。

私はすごく䞍思議だった。
理由を聞きに行った。

誰かクラスの子が、先生に「疫病神」ず蚀ったらしい。

私は、なんでず思った。
そんなこずないし、そんなこずを蚀われた先生は可哀想だずも思った。
だから、同じ班で食べようず先生に蚀った。

そしお思った。

倧人も、そういうこずを蚀われたら悲しむんだ。

âž»
小孊校高孊幎のずき。
孊校で嫌われおいた女性教員が担任になった。
䜓栌がよくお、声も倧きくお怖い。
そういう印象の女性教員だった。
その先生はいかにも䜓育䌚系の人だった。

孊校行事でロヌカルテレビのニュヌスに参加し、実際に倩気だったかなにかのニュヌスを読み、攟送されるずいうものがあった。

絶察にしたくない行事だった。
䌑みたかった。
結局、䌑むこずもできず、サボるこずもできず。
いやいや、参加した。

案の定、元々目立぀こずや、自分が泚目を济びるこずがものすごく苊手だった私は、倱敗した。

噛んだのだ。

そこたではただ良かった。
もう枈んだこずだ。
誰も䜕も蚀わなかった。
䜕か蚀われおも、
「緊匵しちゃっお」
ず蚀えばいいよねっお、自分に蚀い聞かせおいた。
でも、それは朚っ端埮塵に粉砕されたのだ。

あろうこずか、その担任の手によっお。

女性担任は、絊食の時間は各机の班を順番に呚り、䞀緒に食べるスタむルの人だった。
そしお、蚀い攟ったのだ。
正しくは芚えおないけど、
「噛んだんだよね。その埌ゎニョゎニョっおなったんだよね笑」ず。

しかも、笑いながら。

その瞬間、たた音がした。
割れる音だ。
前よりもさらに深く、ヒビが入ったような音だった。

それから、その話は回っおいった。
たたハブられるようになっおいった。
日を远うごずに、たた䞀人、たた䞀人。
話しかけおくれる子も、䞀緒にいおくれる子も、いなくなっおいった。

小孊生時代。

進玚する床に重さを増しおいき、卒業する頃には完党に孀立しおいた。

âž»
地域の䞭孊校の孊区䞊、私孊受隓組や付属䞭受隓組以倖は、同じ䞭孊ぞの進孊だった。
最悪だった。
でも、行かねばならない堎所だった。
春になり、䞭孊生になった。
切り替えようず思った。
だから、静かに、ひっそりず過ごそうず思っおいた。

でも、それは叶わなかった。

䞭孊生ずいえば郚掻だ。
絶察入りたくなかった。
芪の蚀うこずは絶察だった。
私の垌望なんおどこぞやらで、嫌々、陞䞊郚に入った。
理由は簡単だ。
小孊校で出来䞊がっおいた女の子の䞭心グルヌプは、党員バレヌ郚ぞ。
団䜓競技はもっおのほか。
できるだけ個人競技で、人気のない郚掻。
その遞択は、陞䞊郚しかなかった。

この遞択が、ずんでもない間違いだった。
走れず蚀われお走った。
同孊幎より、早く走っおしたった。
ヘタこいた  は、もう手遅れだった。
2幎、3幎の先茩は目を茝かせたが、同孊幎は劬みず嫉劬の目で芋おいた。

完党に蛇に睚たれた蛙だ。

そう思った。

でも、しょうがないから、やるしかないから。
それだけでやっおた。
レベルの䞊がった、いじめず認識できる嫌がらせが始たった。
手始めに、持っおいる郚掻甚品をバカにされた。
次に、先茩から可愛がられるこず。
郚内遞抜なしにリレヌ遞手に遞ばれたこず。
短距離、リレヌ、高跳びず顧問に遞抜されるこず。
そういうこずに察しお、文句を蚀われだした。
先茩達が匕退や卒業し出すず、さらに゚スカレヌトした。

スパむクが無くなった。
ナニフォヌムが消えた。
芪が詊合に来ないこずも文句を蚀われた。

そんな䞭、䜕故か県匷化合宿に行けず蚀われた。
これもたた火に油を泚いだ。
合宿明けの新孊幎登校日。
もはや私は、孊幎䞭からの冷たい芖線を济びおいた。

䞊履きスリッパは切り裂かれた。
党員からの無芖。
静かなるいじめだった。
蟞めたいず蚀ったけど、誰も蚱しおくれなかった。

âž»
そしお受隓生の倏。
氎泳の埌。
髪が長かった私は、タオルを忘れたから、二぀結びにした。
トむレで濡れた髪を絞り、髪を結う。

時は来た。
初めおの集団リンチだ。

圓時は、日替わりランチならぬ、日替わりいじめが流行っおいた。
やんちゃの男の子達は、䞇匕きしたり、孊校近くのお店のトむレで髪を染めたりしおいた。
芋事に、やっおきたのだ。
3、4人の女子がトむレに入っおきた。
そしお扉を閉め、䞭心だった短髪のガタむのいい女子が蚀い攟った。
「なんで二぀結びにしおるんだ、二぀結びにするな、お前には䌌合わない、真䌌するな」
「え  」
私は、声にもならない声で蚀った。
圌女は間髪入れずに、
「わかった」
ず聞いおきた。
状況が把握できなくおオロオロしおいたら、぀いに来た。
雑巟を絞ったであろう氎だ。
そしお、いなくなった。

その埌、私は誰にもこのこずは蚀わなかった。
制服はどうせ郚掻あるしな。
濡れおるず蚀っお䜓操着でも着ればいいや。
髪は氎で掗えばいい。
どうせ氎泳の埌だし、濡れおいおも䞍自然じゃない。

âž»
䜕が理由か分からない。
䌑み時間、い぀も通り顔を隠しお机に䌏せおいたら、突然、倧きな音がした。
びっくりしお顔をあげるず、集団リンチの䞻犯栌の女子が、私の机を䞡手で叩いた埌だった。

びっくりしお、声も出なかった。

クラスも、その堎に居合わせた教員以倖の党員の芖線が、私に泚がれた。

内心は、
え  
え  
䜕事
顔を䌏せおただけなんだけど  
だった。

孊校をちょくちょく䌑み出した。
そしお、死にたかった。
死のうずもした。
死ねなかった。
リストカットもした。
銖もタオルで閉めおみた。
力が足りなかった。
怖じけずいた。
時間は過ぎおいった。

そしお、いよいよ志望校を決めないずいけなくなった。

âž»
行きたい、行ける孊校の前に、誰がどこを志望するかが私にずっおは倧事だった。
芪は、
「どの高校は受隓させない、それ以倖の公立」
の䞀点匵り。
理由は簡単だ。
姉が公立高校だったからだ。
揉めに揉めた。
どんどん成瞟は萜ちた。
受けろこの高校にいけ
ず蚀われた高校は、あろうこずか、孊幎のいじめっ子、䞭心グルヌプ党員がこぞっお受隓する女子校だった。

たた音がなった。
今床は鈍い音だった。
そしお、景色の色が無くなった。
グレヌずかじゃない。
本圓の癜黒に。

そしお芋事、私は䞍合栌だった。
父は、
「働け。公立しか出さない」
ずはっきり蚀った。
ただ、祖父は違った。
母の考えで、私は私立を受隓し、合栌しおいた。
地元でも校則が厳しいず有名で、幎配の人からはお嬢様孊校ず蚀われおいた孊校だった。
祖父は、
「この孊校なら倧䞈倫、安心しお行きなさい、いい孊校だよ」
ず。

そしお、入孊をせざるを埗なくなった。
曞類が届き、連垯保蚌人を祖父にお願いするこずになった。
䞡芪は、
「おじいちゃんに頭䞋げおきなさい」
ず冷たかった。
頭を䞋げるの意味が、あんたり分かっおなかった。
トロトロしおいるず、どっちだったかは芚えおない。
正座しお祖父の前でトロトロ、モゟモゟしおいる私の頭が、勝手に床に぀いた。
頭を抌さえられお、
「お願いしたすでしょ」
ず囁かれたのだ。
そうやっお高校に入孊した。

âž»
高校からはず思った。
でもダメだった。

内郚生、倖郚生の掟閥。
仲良くしたくおも、誰に声をかけおいいやらだった。

それでも、圓時䞀瞬だけよく話す子達がいた。
でも、笑い方が気にくわないず、だんだん離れおいっおしたった。
孊んだ。
笑っおはいけないんだず。
クラス担任も、ハブられおいるこずに気づき、呌び出しお聞いおきた。
私は、それしか知らなかったから、
「それが原因かず思いたす」
ずしか蚀えなかった。
担任は䜕か知っおいるような衚情だったが、蚀わなかった。
私も聞かなかった。聞きたくなかったんだず思う。
だんだん、進んでいった。
教科曞が手始めに盗たれた。
母に、
「䞖界史の教科曞を無くしたから買っお欲しい」
ず蚀った。
高校たで我慢すれば、それ以降は䜕ずでもなる
そう思っお、色んなこずを調べた。

海倖も芖野に入れお、郚掻はバレヌ郚のマネヌゞャヌずしお入った。
通称、匱小バレヌ郚。
せいぜい球拟いず、たたにある緎習詊合のスコア付けだけだず、先茩に教えられた。
それなら、ず入った。

たた間違えたのだ。遞択を。たた。

マネヌゞャヌのくせに、先茩に可愛がられすぎおしたった。
倖郚コヌチから気にかけられおしたった。
他の郚員から圓然向けられる嫉劬、劬み。
そしお、郚掻に入った動機も問いただされた。

圓然、埅っおいるのは集団リンチ。
郚宀に呌び出され、鍵を締められ、そしお党員に囲たれ責め立おられる。

その日に限っお、病院に行く日だった。
圓然、芪は自分で行く予定だったから、病院からの連絡でブチ切れ。
わけを話さない私に、ブチ切れだった。
でも、蚀えばたた前ず同じこずになる。
䜙蚈ややこしくなるず思った。
なら、今ぶちギレられる方がいい。
そう刀断した。
耐えきれず、退郚し、先茩のクラスに頭を䞋げに行った。

âž»
小䞭高校たで、䌑み時間は机に顔を隠しお寝たフリで過ごす。
トむレはなるだけ同孊幎が䜿うトむレにはいかないようにする。
無芖され、孀立し、お匁圓はトむレで食べるか、どこか食べられそうな堎所を芋぀けおは、そこで食べた。
そうやっお、あっずいう間に時間が過ぎおいった。
同じ状態。
幎々、いじめが゚スカレヌトし続けた。
そしお、高二から高3ぞ進玚する春がきた。

いいなず思ったら応揎しよう