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342話 オイルマネー・コード 22話 なぜ? Why? LaLaLaさん企画 参加作品 【オイルマネーコード編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~



この赤いフェアレディ・・・


「マリコさん・・・これ、レンタカーなの?」


「ん・・・そんなめんどくさいことしないわよ・・・」


「さっき買った・・・」





「え・・・・駐車場ないでしょ?」




「まあね・・・あなたの家の住所にしたわ」





「ちょっとお・・・」





「それよりさあ・・・」


赤いフェアレディのカーオーディオの音を急に落として


マリコが言った。




「ねえ・・・」


睨むように見た。





「日本に帰る時・・・私を置いていったのはなぜ?」





「え・・・あ・・・」


「だって・・・俺、まだ高校生だし・・・」




「家には・・・マリコさんを泊められる部屋はないし・・・」






「・・・あ・・・それに・・・レイがどんな顔をするか・・・」





ジロリとみてマリコが言った。





「レイ?」





「あ・・・違うんだ・・・・妹だよお」






「ふん・・・妹さんかあ・・・」





「まあ・・・しょうがないわねえ・・・」





口の端だけ笑っているが、目が笑っていない・・・・





「今夜の愉しみが増えたわね」






「え・・・・なんの?」







「ヒ・ミ・ツ・・・」






「あ・・・あのさあ・・・」





慌てたように維吹が話を変えようとした。




「さっきの時間の話なんだけど・・・」






「その、13時32分24秒00で、指示をしているのがファイサルさんなの?」








「うーん・・・・・どうかしらね・・・」






「それは可能性としてはあるけれど・・・・」






「もしそうなら・・・あなたにその発表をさせるかしらね?」








「あ・・うん・・・それは、そうかな・・・」





「わざわざ、明らかにさせないでしょう・・・」





「うん・・・」










「同じ理由で、皇太子殿下の可能性も低くなる・・・」








「ということは・・・・」








「他にいるということ・・・・」










「ねえ・・・マリコさんは・・・」






マリコが、維吹を見た。





「マリコさんは、僕の味方なの?・・・それとも・・・・・?」





じっと見たマリコが言った。






「あなたは、どちらが望みなの?」










「あなたが、味方でいてほしいというならそうするし・・・」








「敵がご希望なら・・・・」










トンネルに入り、そのあとは・・・・






聞こえなかった。












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