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317話 行きたいな・・・新大陸 I Wish I Could Go… to the New Continent 【イベリア編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~



イサベル1世は、本当に自ら新大陸に行く気だった・・・

が、廷臣たちの猛反対を受ける。

 



「女王陛下は、国の政治をどうされるおつもりか!」

 

まあ・・・それはそうだが・・・

 

旦那のフェルナンド5世(カスティリャ王としては5世)に

全権委任でどうか・・・

 



フェルナンド5世は渋い顔をした・・・

 

 

「まあ・・・そうなんだけどさ・・・」

 

 

 

 

「ああ・・・行きたいな・・・新大陸・・」

 

 

 

イサベルの心は、すでに海の向こうに飛んでいる・・

 

イサベルの横顔を見ていたフェルナンド5世がとりなすように言った、

 

「まあ、今回はコロンブス殿にお願いしよう。」









「そうだ、女王の依頼事項は、ラカルナ殿とルコノフ殿に委任しよう。」




 

 






「う・・・うん・・・まあ、そうしかないかな・・・」





 

 





本当に残念そうな顔をした。





 

 

「まあ・・・一国の女王なのだからな・・・」

 

 










それでも、近海の航海は、必ず乗船するこだわりだった。




 

 








フェルナンド5世もそれは黙認するしかなかった。









 



ルコノフ、ラカルナだけではなく、ザリアル、ゼノビオも


新大陸に行くことになった。


 




タキと一緒に、船の点検と整備をして回った。

 

 


「あ・・・荷物にワイン積んでおいてよ」

 

 

「・・・そうだな、長い航海だからな・・・」



 

 




早くもいくつものタルが食料と一緒に積み込まれた。

 

 

「コロンブス殿は、今日はいないのか?」

 



 


「まあ・・・準備だろうな」

 

 

「コロンブス殿は、ワイン好きかな・・・」

 

 

「聞いたことはないが・・・嫌いなわけがなかろう」

 

 

「それはそうか・・・」

 

 


 

 

コロンブス・・・この有名すぎる人物

 


意外にも、コロンブスの名前はいくつかの表記がある。


本名(出生地イタリアでの名前):Cristoforo Colombo
スペインでの公式名:Cristóbal Colón
英語圏での呼称:Christopher Columbus


・・・つまり、コロンブスというのは英語の場合でしかない。



1451年頃、ジェノヴァ生まれのイタリア人航海者

地理・天文学・航海術に通じていた、ほぼ独学だったらしい。

 

カスティリャのイサベル1世・フェルナンド5世(カトリック両王)から

後援を得て、1492年の航海でヨーロッパとアメリカ大陸の継続的接触を

開始したことは、功績だろう。

 

英雄としての評価がある一方で、先住民への悪影響についてなどの

批判的な評価もある。

 

若き日のコロンブスはリグリア海(イタリア北西部の海)沿岸で育ち、

若い頃から船乗りとして北はイギリス・アイルランド、

南は現在のガーナまで航海したとされる。

この経験が、後の「西回り航路でアジアへ」という

大胆な構想を生む基盤となったらしい。

 

1492年の航海

カスティリャ王室の支援を得て、サンタ・マリア号、ニーニャ号、

ピンタ号の三隻で大西洋へ。


① 旗艦 サンタ・マリア号
特徴:大型船(船種 カラック ナオ船)

大きな横帆に赤い十字(クロス)だっただろうと言われている。
十字は「カトリック両王の紋章」「十字軍的象徴」として一般的


② ニーニャ号
特徴:小型船(船種 カラベル船) 機動性重視の探査船

装飾より機能性が優先されていたため、十字がない帆の描写も多い。
十字の帆があったかは定かではないらしい。


③ ピンタ号
特徴:小型船(船種 カラベル船) 機動性重視の探査船

ピンタ号は三隻の中で最速
新大陸を最初に「陸だ!」と発見したのもピンタ号の見張りである。
そして 1492年10月12日、バハマ諸島のグアナハニ島に到達した。

これが「新大陸発見」である。
世界史を変えた瞬間となったのである。

赤十字の帆が描かれることが多い。


 

コロンブスが、ワイン好きだったのかは資料は残っていないらしい。

 


ただ、間違いなく飲んでいたはずだという。



 



航海中、水は腐敗するため酢を混ぜていたのだという。

飲み物としては、この水とワインしかなかった。

ラム酒などの蒸留酒は、この時代にはまだなかった。

 

おそらく、コロンブスが食べていたのは

塩だけで味付けした豆の煮込みやオリーブ油を使った

料理だっただろうという。

塩漬け肉・塩漬け魚、ナッツ、チーズ、蜂蜜など、



 

ジェノヴァ風の素朴な地中海料理ではなかったか・・・

 

パンはハードタック(乾パン)という腐りにくい固いパン。

イタリア人らしく、ニンニクは好きだったらしい。




新大陸へ with LaLaLaバージョン To the New World

オリジナル曲 新大陸へ with LaLaLaバージョン To the New World




なお・・・この物語の動画で、「新大陸へ行こう・・・ガレオン船で」という歌詞がある。



が、このコロンブスの1回目も2回目も、ガレオン船ではなく、ナオ船だったらしい。



2回目航海は・・・なんと17隻の大船団だったという。

こうしてみると・・・

イサベル1世自身がどれだけ本気だったかということが、

よくわかるのである。



「ああ・・・行きたいな・・・・新大陸・・・」

「ナオ船とカラベル船に乗って・・・」



という歌詞にするべきであろう・・・


が、修正するつもりもないことを、宣言しておこうと思う。





ガレオン船の話は、また別の機会に述べることにしたい。






既に、この稿に書いているが・・・


イサベル1世は本当に新大陸へ行きたがっていたという逸話が複数の伝記で語られている。

ただし史料的には「強い興味を示した」「自ら航海に同行したいと口にした」というレベルで、実際に準備が進んだわけではない、としている。


廷臣たちは猛反対した。



理由は明確で、



王国統治の空白が生まれる
新大陸は未知で危険
航海は病気・嵐・飢餓のリスクが高い
女王に何かあった場合王国が崩壊する
フェルナンド5世も「さすがに無理だ」と渋い顔をした

と伝記は記す。



この物語が、意外にちゃんとしていることをご認識いただけるだろう・・・









コロンブスの、第2回航海は1493年9月25日、カディス港から出発





イサベル1世が・・・


港に姿を現したという記録は残っていないという。








イサベル1世が






どのような思いで







この船団を見送ったのだろうかと思うとき・・・・






文字通り・・・







万感の想いだったに違いなく・・・











イサベル1世がこらえられなかったであろう涙を・・・・
















想わずにはいられない。








夢や希望を持つならば with LaLaLaバージョン If You Hold Dreams and Hope with LaLaLa Version

オリジナル曲 夢や希望を持つならば 
If You Hold Dreams and Hope





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オリジナル曲 イスパニアの夜明けの前に 
Before the Dawn in Hispania


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時の少女セイラ with LaLaLaバージョン ガレオン船の甲板で Seira, the Girl of Time — On the Deck of the Galleon

オリジナル曲 時の少女セイラ ガレオン船の甲板で 
Seira, the Girl of Time — On the Deck of the Galleon


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