強制休養は、神様からの贈り物
大阪から東京へ帰る途中、突然お腹が痛み始めた。
最初は胃が痛いのだと思っていたけれど、痛みは次第に強くなり、日曜日に大学病院の救急外来へ。
そして、そのまま入院。
実は、緊急入院はこれで4回目。
いつも突然やってくる。
今回の原因は虫垂炎だった。
これまでにも3回、抗生剤で炎症を抑えてきたけれど、今回は痛みが違った。
そして水曜日、ついに手術を受けることに。
人生初の手術。
しかも全身麻酔。
腹腔鏡手術だから比較的負担は少ないと聞いていたけれど、やっぱり手術は手術。
術後の傷は痛むし、尿道に入った管もつらい。
今朝ようやく管が抜けて、ずいぶん楽になった。
でも、こんな時いつも思う。
「これは、強制休養なんだな」と。
普段の私は、いつも何かをしている。
あれもやりたい、これもやらなくちゃ。
気がつけば、予定をいっぱいに詰め込んでしまう。
そんな私に、身体が「ちょっと休みなさい」と教えてくれているのかもしれない。
考えてみれば、こんなに何もしないで、ゆっくり過ごせる時間はなかなかない。
そう思うと、入院も悪いことばかりではない。
痛いけれど、神様からの贈り物なのかもしれない。
そして今回、改めて感じたのが、看護師さんたちの素晴らしさ。
昼も夜も、患者に寄り添い、細やかに気を配ってくださる。
その献身的な姿には、本当に頭が下がる。
アーユルヴェーダでは、健康を保つためには、食事や運動だけでなく、適切な休息も大切だと考える。
頑張ることと同じくらい、休むことも大切。
何もしない時間は、決して無駄な時間ではない。
今は焦らず、自分の身体をいたわってあげよう。
そんなことを、病室のベッドの上で考えている。
── 音でひらき、食で満たす。 ──
音楽が心とからだに響き、内側をそっと目覚めさせる。
そこへ、食からの滋養を届けていく。
長く続けてきた音楽とアーユルヴェーダを通して、五感をひらき、自分自身に戻る時間をお届けしたいと思っています。

