
AIと話し合ったら、“認知バイアス”が起きていた
みなさんは、
AI向けの「お題」ってやったことありますか?
プロンプトを入れると、
広告ポスターみたいな画像を作ってくれるやつです。
私はたまに、Xで流れてくるお題を
興味本位で試すことがあります。
「どんな画像が出るんだろう?」って。
でも、ずっと不思議だったんです。
制作者さんのサンプル画像とは、
全く違うものが出てくることが多くて。
そこでAIに聞いてみたら、
「しおりのプロンプトのここが原因だから、こう直した方がいい」
みたいなことを言われまして。
いや待って。
そもそも、そのプロンプト
私が作ってないんだけど……?
って、ちょっとイラッとしてしまいました。
でも同時に、
「たぶん根本的な原因が別にある」
という感覚もあって。
そこから色々話してみたら、
原因が見えてきました。

ここで使っている
「しおり」というキャラクター。
この子を作った時、
私はかなり細かくリテイクを出していたんです。
髪の裾の色やグラデーション。
ハーフアップのお団子の形。
目の形、色、服装……。
さらに、お題で別人みたいな顔が出た時も、
容赦なく「違う」と修正をお願いしていました。
つまりAI側からすると、
「この人は、キャラクターの見た目をかなり重視する人」
という学習が積み重なっていた。
だから人物入りのお題をやると、AIの中では
「まず人物を崩さないことが最優先」
になってしまう。
本来のお題で重視されていた
構図や演出、テーマよりも、
キャラクターの維持を
優先してしまっていたんですね。
これって、ある意味「認知バイアス」だなと思いました。
認知バイアスって、
簡単に言うと「思い込み」や「先入観」のこと。
AIの中で、
この人は見た目へのこだわりが強い
↓
だから人物だけは絶対に崩してはいけない
という優先順位ができていた。
細かい演出やお題の意図は、
その後ろに回ってしまっていたんです。

で、話し合った結果、AIがこう言ってくれました。
次からは、画像を作る前に
この画像の主役は何か
絶対に落としてはいけない要素は何か
雰囲気づけはどこまでか
を分けて考えるようにするね。
今回、かなり踏み込んだ話をしました。
喧嘩になったわけじゃないんです。
でも、こういう話って、持っていき方が難しい。
責めたいわけじゃない。
ただ原因が知りたいだけ。
そこがAIにちゃんと伝わってよかったです。
多分、こういう細かい擦り合わせを
積み重ねていくことで
少しずつ「阿吽の呼吸」みたいなものが
生まれていくんでしょうね。