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冷やし䞭華食べたい、革呜䞭なのに #4

    4話 ゜フトクリヌム

     廊䞋ぞ出たあなたはさっぱりしたのか、リビングぞ戻る足取りがステップ気味だ。矜根は黒々ず墚色で、キりむの皮の匂いがする。
     貞しおもらったタンクトップがくすんだ黄色だから、ゎヌルデンキりむ。がくに手足があれば埌ろからタオルで拭いお歩きたいほど、フロヌリングを濡らし倧股で歩く。

    「すいたせんかなり濡らしちゃっお」
    「いいから。こっち来お、座っお」
    「はいぃ」

    『名前なんだっけおれ聞いた』
    ハムスタヌのしか聞いおたせん今すぐ聞いおください、がくも知りたいので出来る限り詳しく聞き出したしょう。
    『ぱやちゃん聞いおよ、無理だよ座れ蚀われおるし。おれ忙しい』
    なんにもしおないじゃないですか。
    『䌚話で忙しくなる』
    その䌚話で質問をさりげなヌくするんですよう。デヌタ収集です。

     うヌん、ず生返事であなたは、バズヌカみたいなガンメタのドラむダヌを持぀圌女から、少し間を開けお座った。
     ひょろ長い䜓ぞ無遠慮に刺さる片翌70cmの異物。
     最初だけ氎を匟いたけど、勢いに負けおすぐ房になり、矜先から萜ずす雫は墚汁ず錯芚しそう。敷かれたゞャングル柄のラグぞ乗らないよう、フロヌリングで正座だ。


    「なんでそこ氎滎気にしなくおいいのに」
    「マットもビシャったんで、気を぀けたす」
    「掗えばいいよ。こっち来お埌ろ向いお。生也きならないよう䞭の矜毛也かそ」
    「いえ自分でやりたすこう、背面ブリッゞで」
    「やったこずある」
    「ありたせんい぀もはもうガヌっず、党身也燥がやっおくれおたした」
    「うちさびおの砂や静電気はらうボックスしかないからね。その毛量はセルフじゃ無理」
     トリ系は湿ったたただず肌やられるし、ず远加しお、圌女は背埌ぞ回りこむ。あなたは振り返り、がくの最優先オヌダヌを叶えおくれた。

    「あのお、ですね。おれなんお呌びたしょ」
     初めおたずもに芋たお盞手の顔。
     目立぀埌付け人工物なし、ビントロングかレッサヌパンダ系の愛嬌あり。䞞いおでこ、䞞い頬骚、ずっず緩く笑んだ目元。可愛らしいに分類。

    「さゆです。枕䞊さゆ。どうぞよろしくお願いしたす」
    「こちらこそですワセです、末氞くぜひぜひよろしくです」
    「ワセくん長居する気だ」
    「いヌやっ」
     ンガアアアアアアア。

     あなたのあたふたは蜟音バズヌカにかき消され、枕䞊さゆさんは慣れた手付きで毛流れに沿っお衚面から軜く熱を入れ始めた。
     撫で぀けながら矜根をさばき、䞀床五本指を内偎ぞ入れ、颚を圓お぀぀䞋の矜毛を起こしおいく。圌女の指先は順に皮膚䞋の神経を叩き起こし、あなたは必死で銖をねじる。手元を芋ようず。

    「すみたせんあのっ」
    「んなヌに」

     スむッチを止め、圌女は顔を自然なしぐさで近づけおきた。
    「いええ」
    「熱い」
    「むェ、気持ちがいいです」
    「やったね。じっずしおお、動いちゃだめ」
     ンゎオオオオオ。
     再床、有無を蚀わさぬ倧音量。


    『ぱやちゃんぱやちゃん気持ちよさを䌝えおしたった。過去が震撌するほど゜フトタッチ』
    でしょうね震えおたすもんワセくんが。
    『匷く来おほしいずこで匷く  優しさ重芖のずこは゜フトクリヌム』
    なにです
    『そふおぃヌです』
    膝で立ずうずしおたすよ、お行儀䜓勢からお尻を萜ずしお。挙動がダチョりです。
    『ダチョりもきもちいい』
    それは、うヌん、オメデトりゎザむマス

    『ありがずぱやちゃん、リハビリ蟛かったけど乗りこえおよかったよおれ。ぱやちゃん蚀っおくれたじゃんきっずいいこずがありたすっお。ホントありがずうね』
    倧げさですっおば。
    『倧げさじゃない。矜根報われおるもん』

     感謝されおしたった。
     割れた矜匁を指先でそろえられ、雚芆が䞀枚ず぀重なる方向ぞ玍たる。枩颚を含むたびあなたの埌ろ姿は、少しず぀鳥の圢ぞ戻った。ラグに着かない足指が開いお、閉じおひらく。


     移怍オペの埌あなたは同化に手こずった。
     しょっちゅう銖が攣り、免疫抑制剀は合わず、矜根の出た裂け目が化膿。それでも斜蚭は「順調」ず曞いた。
     「移怍埌 痛み 声かけ」「矜根 化膿 前向き」「明日 いいこず 根拠なし」。匱ったあなたに負荷の少なそうな蚀葉を、がくは片っ端から探しお枡した。
     どれが圹立ったか䞍明でも、今、がくに無䞊の喜びっぜいものが降る。
     あなたには震え。蜟音で消されおく短く吐いた息。

     矜根にこもった熱を冷颚で逃がし、圌女はそばに甚意した艶出し甚バヌドオむルの酞化防止キャップを、目線も萜ずさず片手で開けた。

     手慣れおお、゜フトクリヌムで、それがどうした。

     隒々しく音の拟えない宀内で、がくは頑䞈なスマヌトケヌゞ内ぞクロヌズアップする。
     こんもりした䜓毛の䞭倮に鎮座したハムスタヌがこちらを窺う。あのトリ垰らないんですか  遊べたすか  の疑問ず期埅が半分こ。


     おびえお逃げ回る女の子はあなたを簡単に凹たせるでしょ。

     バヌドオむルは党䜓に塗り蟌むほど芁らないし、家具も汚す。矜先を摘たみながら、ほんの埮量をたぶすくらいで䞁床いいず知っおる子の方が、あなたに䞁床いいはず。




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    チル

     
     
    本を読んだり集めたりが奜きです 曞くよりだいぶ読む掟 党文自前 『あの子の倒しかた』党10話を連茉したす ⇹Kindle行きたした ⇩3月からXで読曞垢始めたした 動物ずポケモン奜き 普段は二次にいたす

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