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【Chromebook校の運動会ご担当へ】GeminiがDocs/Sheets/Slidesで仕上げる競技順・時間割・係分担、3つの型

    「うちはChromebookだから、CopilotもClaudeも関係ないんです。Geminiしか入ってないんですよ。」

    ICT支援員として10年、Chromebook導入校を回ると、必ずこの声を聞きます。
    横浜市・福岡県・大阪市・さいたま市・北海道——多くの公立小中学校がChromebookを採用しており、Google Workspace for Education を学校アカウントに統合しています。
    学校での本番運用では、Claude でも Copilot でもなく Gemini が標準 です。

    実は、Gemini には Google Workspace(Docs・Sheets・Slides・Drive・Classroom)と直接連携できる という強みがあります。
    運動会のプログラム作成のように 「最終的に保護者配布・教員配布・職員会議資料にする」業務 では、Gemini なら Classroom 配布まで一気通貫 で進められます。

    この記事では、Chromebook校でGeminiを使って 競技順・時間割・係分担を15分で組み、Google Drive上で配布物を完成させ、Classroomで配布するまでの3つの型 をお伝えします。

    姉妹記事として【Claude版】【Copilot版】も公開していますが、こちらは Gemini × Google Workspace の連携を活かした、Chromebook校に特化した内容です。


    なぜ Chromebook校 では Gemini が強いのか

    300校を回って分かったのは、Chromebook校の運動会担当の先生方は 「結局Driveに手動でアップして、Classroomで個別配布」 という最後の二度手間に悩んでいるということです。

    | 項目 | Claude(個人利用) | Copilot(Windows校) | Gemini(Chromebook校) |
    |------|-----------------|---------------------|---------------------|
    | プロンプト精度 | ◎ | ○ | ○ |
    | ドキュメント直接生成 | × | ◎(Word) | ◎(Docs) |
    | 表計算連携 | × | ◎(Excel) | ◎(Sheets) |
    | プレゼン生成 | × | ◎(PowerPoint) | ◎(Slides) |
    | Drive直接保存 | × | △ | ◎(自動・全自動) |
    | Classroom配布 | × | × | ◎(Geminiから直接) |
    | 学校アカウント | × | Win校 | Chromebook校 |

    特に運動会のプログラム作成では、最終工程が Classroom 経由の児童・保護者配布 になります。
    Gemini なら、Docs/Sheets/Slides で叩き台を作って Drive に自動保存→Classroom から直接配布 が一気通貫です。

    10年前は教務主任が紙とエクセルで一人で抱えていた運動会準備が、いまは Gemini in Workspace で15分で叩き台+配布まで進みます。


    型①:競技順を Gemini in Docs で組む——叩き台がそのまま保護者配布物に

    Chromebook校でよくある困り事

    • 種目順を組んでもDocsに打ち直すのに30分かかる

    • 保護者配布のレイアウトを毎年やり直している

    • 配布のためにPDF化してClassroomにアップする手順が面倒

    これを Gemini in Docs ひとつで完結させます。

    Google Docs で Gemini を呼び出す手順

    1. Google Docsを開く(学校アカウントでサインイン済みなら右側に Gemini パネルが表示されます)

    2. 右上の 「Geminiに依頼」 ボタンをクリック、または `Ctrl + Alt + G` で起動

    3. 「下書きを作成」を選択

    4. 以下のプロンプトを貼り付け

    Gemini に投げるプロンプト

    小学校の運動会プログラムを表形式でDocsに作成してください。
    学年構成は1〜6年生・各2クラスの計12クラスです。
    
    種目リストは以下です。
    - 開会式・準備運動・1年かけっこ・2年かけっこ・3年80m走・4年80m走・5年100m走・6年100m走
    - 1年玉入れ・2年玉入れ・3-4年綱引き・5-6年騎馬戦
    - 1-2年ダンス・3-4年ソーラン・5-6年組体操
    - 全校大玉送り・紅白対抗リレー・応援合戦・閉会式
    
    条件:
    - 午前9:00開始・12:00昼休憩・13:00午後開始・15:00閉会
    - 低学年(1-2年)は午前中に出番を2つ入れる
    - 紅白勝敗種目は最低3つ午前・3つ午後に配分
    - 応援合戦は午後最初・紅白対抗リレーは閉会式直前
    
    Docsの表機能で出力してください。
    列:時刻 / 種目 / 所要時間 / 紅白配点
    保護者配布用にデザインを整え、見出しを「令和8年度 〇〇小学校運動会 プログラム」としてください。
    完成後、このDocsをGoogle Driveの「運動会2026」フォルダに保存してください。

    出てくる Docs ドキュメントのイメージ

    Gemini は下のような表を Docs内で直接生成 し、Google Drive の指定フォルダに自動保存 します。

    | 時刻 | 種目 | 所要時間 | 紅白配点 |
    |------|------|---------|---------|
    | 9:00 | 開会式・準備運動 | 20分 | - |
    | 9:20 | 1年かけっこ | 15分 | 紅白 |
    | 9:35 | 2年かけっこ | 15分 | 紅白 |
    | 9:50 | 5年100m走 | 20分 | 紅白 |
    | 10:10 | 1年玉入れ | 15分 | 紅白 |

    ここから「保護者配布用に校章を入れる場所を作って」「フォントをUDフォントに変えて」と追加指示すれば、GeminiがDocs上で 直接書式を変更 してくれます。
    従来120分かかっていた作業+Drive保存が 15分 で完成します。

    現場の事例

    横浜市内の小学校で、運動会担当の先生(30代女性・体育主任)がこの方法を試したそうです。
    これまでは「アイデアを紙でメモ→Docsに手打ち→PDF化→Drive手動アップ→Classroom添付」で2時間かかっていた作業が、Gemini in Docs なら 15分でDrive保存まで完成 したとのこと。
    「最後のClassroom配布だけ自分でやればいい状態になるのが本当に大きい」と話していました。


    型②:時間割を Gemini in Sheets で組む——関数連携で予行演習のズレを自動吸収

    Chromebook校でよくある困り事

    • 種目の所要時間をスプレッドシートに打ち込み直すのが面倒

    • 昨年実績との比較を手作業でやっている

    • 予行演習後の組み直しに2時間かかる

    これを Gemini in Sheets で一発処理します。

    Google Sheets で Gemini を呼び出す手順

    1. Google Sheetsを開き、新規シートを作成

    2. 右側の Gemini パネル をクリック

    3. 「データの分析を依頼」または「数式を作成」を選択

    4. 以下のプロンプトを貼り付け

    Gemini に投げるプロンプト

    昨年度の運動会実績データから、今年の時間割をSheetsで組んでください。
    
    【昨年実績】
    - 1年かけっこ:予定15分→実績18分(入場で3分超過)
    - 2年かけっこ:予定15分→実績17分
    - 1-2年ダンス:予定12分→実績15分(隊形移動で3分超過)
    - 5-6年組体操:予定20分→実績28分(準備片付けで8分超過)
    - 紅白対抗リレー:予定15分→実績13分
    
    【今年の調整方針】
    - 入場時間を一律+2分のバッファ
    - 隊形移動の多い種目は+3分
    - 組体操は準備時間を独立して5分確保
    
    出力:
    - A列:時刻(時刻データ型)
    - B列:種目
    - C列:バッファ込み所要時間(数値)
    - D列:累積終了時刻(A1+C列の合計で自動計算する関数を入れる)
    - E列:昨年比(+/-分)
    - 全体スケジュールは9:00-15:00・昼休憩60分
    
    完成後、Drive の「運動会2026」フォルダに「時間割_v1」というファイル名で保存してください。

    Gemini in Sheets の強み

    Gemini は D列の累積終了時刻を `=A2+TIME(0,C2,0)` 形式の関数で自動入力 します。
    つまり「組体操が28分だったので予定を5分延ばす」とC列だけ変更すれば、D列以降の累積時刻が 全自動で再計算 されます。

    これまで予行演習翌日に教務主任が深夜まで電卓を叩いていた作業が、15分で組み直し完了 します。

    さらに、Sheetsの 共有機能 で運動会担当・体育主任・教務主任の3人がリアルタイムで同じシートを見ながら相談できるのも Chromebook校の強みです。

    現場の事例

    福岡県の小学校で、教務主任の先生(50代男性)がこの方法を試しました。
    予行演習で「組体操が8分オーバー」と分かったとき、Gemini in Sheets で C列の組体操セルだけ修正 したら、D列の累積終了時刻が全自動で再計算され、本番3日前の組み直しが 3時間→15分 で済んだそうです。
    「電卓を叩かなくていいだけで、こんなに違うのか」と感心していました。


    型③:係分担を Gemini in Slides で組む——職員会議スライド+Classroom配布まで一気通貫

    Chromebook校でよくある困り事

    • 係分担表をSheetsで作って、職員会議用にSlidesに貼り直している

    • 「誰がどの係か」を全教員に共有するためにClassroomに別途投稿している

    • 初任の配慮を口頭で説明するだけだと「ちゃんと配慮されている」感が伝わらない

    これを Gemini in Slides で職員会議資料+Classroom配布まで一気通貫で作ります。

    Google Slides で Gemini を呼び出す手順

    1. Google Slidesを開き、新規プレゼンテーションを作成

    2. 右側の Gemini パネル をクリック

    3. 「プレゼンテーションを作成」を選択

    4. 以下のプロンプトを貼り付け

    Gemini に投げるプロンプト

    小学校の運動会の係分担を、職員会議用のSlidesプレゼンテーションとして作成してください。
    
    【職員構成】
    - 教務主任1名・学年主任6名・担任12名(うち初任3名)・養護教諭1名・専科教員3名
    
    【係】
    - 本部係3名・放送係2名・用具係4名・審判係4名・救護係2名・写真係2名・招集係3名
    
    【条件】
    - 初任の先生には1人で判断が必要な係を割り当てない(必ずベテランと組ませる)
    - 養護教諭は救護係を優先配置
    - 体育専科は審判係を優先配置
    - 学年主任は午前と午後で別の係に入る
    - 担任は自クラスの種目時には係から外れる
    
    出力スライド構成:
    1. タイトル:「令和8年度 運動会 係分担案」
    2. 全体配置図(係×担当者の表)
    3. 初任への配慮の明示(誰と組むかの説明)
    4. 学年主任の午前午後配置(時間帯別の動き)
    5. 質疑応答用:想定される懸念点と対応
    
    完成後、Drive の「運動会2026」フォルダに保存し、教員用Classroomクラスに「運動会係分担会議資料」として添付してください。

    Gemini in Slides の強み

    Gemini は 5枚のスライドを自動生成 し、Google スライドのテンプレートで整えてくれます。
    さらに 「教員用Classroomクラスに添付」 まで指示すれば、職員会議の招集メッセージと一緒にClassroomで配布されます。

    この 「会議資料の事前共有→Classroomで全員既読確認」 が、Chromebook校だけが使える紛糾防止の最強パターンです。

    現場の事例

    大阪市の小学校で、初任が3名いた年に運動会担当の先生(40代男性・教務主任)がこの方法を試しました。
    通常なら「初任にこの係はかわいそう」で揉めるところが、Gemini が生成した 「初任への配慮の明示」スライド をClassroomで会議3日前に共有したら、職員会議が 当日30分で終わった とのこと。
    「Classroomで事前に見せておくと、当日の議論が"修正案"の議論になる」と話していました。


    3つの型を組み合わせる——Chromebook校だけが使える Classroom配布フロー

    Chromebook校の運動会担当は、3つの型を 「Gemini in Docs→Sheets→Slides→Classroom配布」 の順で組むのがおすすめです。

    1. 競技順を Gemini in Docs で叩き台化(15分)→ Drive 保存

    2. その競技順を入力にして時間割を Gemini in Sheets で計算(15分)→ Drive 保存

    3. 確定した時間割を入力にして係分担を Gemini in Slides で配分(15分)→ Drive 保存+Classroom配布

    合計45分。
    これまで放課後3日かけていた作業+資料化+配布作業が、コーヒー1杯の時間で 児童・保護者・教員すべてへの配布完了 まで進みます。


    Chromebook校での失敗パターンとリカバリー

    失敗例①:個人 Google アカウントの Gemini を使ってしまう

    Gemini for Workspace は、学校アカウント(〇〇市教育委員会のドメイン)でログインしているかどうかで 使える機能が全く違います。
    個人の Google アカウントだと「Docsに直接生成」「Driveに自動保存」「Classroomに添付」のすべてが使えません。
    必ず学校配布のアカウントでサインインしてから 使ってください。

    失敗例②:Gemini パネルが右側に表示されない

    Google Workspace for Education の管理者設定で Gemini が有効化されていない場合 があります。
    パネルが見当たらない時は、自治体の教育委員会または学校のICT担当に「Gemini for Workspace の有効化」を依頼してください。
    2026年から多くの自治体で順次有効化が進んでいます。

    失敗例③:Sheetsで時刻が「文字列」として入る

    Gemini in Sheets は、時刻を 文字列 として出力することがあります。
    プロンプトに 「時刻列は時刻データ型で出力してください」 と明示するか、出力後にセルを選択して 「表示形式」→「時刻」 に変換すると関数が動きます。


    マルチプラットフォーム完結:あなたの学校のAIで使える3記事セット

    この記事は Chromebook校(Google Workspace + Gemini) 向けですが、姉妹記事として以下も公開しています。

    • 【Claude版】: 個人利用・感度の高い先生向け

    • 【Copilot版】: Windows校・Microsoft 365 Copilot 向け

    • 【Gemini版】: 本記事・Chromebook校・Google Workspace 向け

    あなたの学校で使えるAIを選んで、お気に入りの記事をブックマークしてください。
    3つすべて読むと、運動会準備の地獄から どんな端末の学校でも45分以内で抜け出せます。


    まとめ:Chromebook校の運動会準備、Gemini in Workspace で45分+Classroom配布まで完成

    | 型 | ツール | Gemini所要 | 従来比 |
    |----|--------|-----------|--------|
    | ① 競技順 | Gemini in Docs | 15分 | 120分→15分 |
    | ② 時間割 | Gemini in Sheets | 15分 | 180分→15分 |
    | ③ 係分担 | Gemini in Slides + Classroom | 15分 | 60分→15分 |
    | 合計 | - | 45分 | 360分→45分+配布完了 |

    Docs/Sheets/Slides/Drive/Classroom との連携で、児童・保護者・教員すべてへの配布まで一気通貫 で完成するのが Chromebook校の強みです。
    浮いた時間で、子どもたちの個別の練習を見たり、職員室で雑談したり、定時で帰ったり——本来の教員の仕事に時間を戻せます。


    最後に:あなたの学校で、Gemini を使って一番救いたい運動会準備の場面はどこですか?

    3つの型のうち、特に 「これは絶対今年使いたい」と思った型はどれでしたか?
    または、Chromebook校で運動会準備をしていて「ここだけは Gemini で本当に楽になりたい」場面はありますか?

    コメント欄で、あなたの学校の Gemini × Google Workspace 活用事情を教えてください。
    読者の方の現場の声を、次の記事で必ず取り上げます。

     
     
     
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