愛すべき三国志と仕事の共通点(長文注意⚠︎)
兄者!!
我ら3人、生まれし日は違えども、
死す時は同じ日同じ時を願わん!!
(いきなり桃園の誓いw)
学生時代の歴史の成績はイマイチだったくせに、三国志だけは無駄に詳しいもょもとです。
中学生の頃、自分はコーエーの三国志Ⅱにどハマりしておりました。
たぶん当時の男子なら分かると思うんだけど、
「歴史の勉強」
ではなく、
「ゲームの攻略」
として中国史を学んでいた人は結構いたと思います。(プロデューサー・シブサワコウ先生はマジで偉大)
漫画の横山光輝三国志を読みながら、
小説の吉川英治三国志も読み漁り、
曹操って何でこんな優秀なんだろう?
劉備って人格者だけど実際どうなの?
呂布って強いけどバカなの?
などと、1800年前の中国人について本気で議論しておりました。
今考えるとかなり異常ですねw
普通の中学生はアイドルとか恋愛とかに興味を持つ年頃。
こちらは関羽と張飛の戦闘力について真剣に考えていた。
モテるわけがないww
そんな三国志Ⅱ。
今やると古臭いゲームなのかもしれない。
グラフィックもシンプル。
戦闘も今のゲームほど派手じゃない。
でも、あのゲームには妙な面白さがあった。
兵士が少なくても勝てる。
弱小勢力でも天下統一できる。
戦略次第でひっくり返せる。
だから面白かった。
単純な戦闘力だけじゃない。
限られたお金。
限られた人材。
限られた時間。
それをどう使うか。
そこが勝負だった。
そして大人になった今。
ふと思う。
あれって会社じゃね??
と。
会社も全く同じなのだ。
人が足りない。
予算も足りない。
時間も足りない。
なのに結果だけは求められる。
どこの会社もだいたい慢性的に人手不足だし、
どこの部署もだいたい忙しい。
つまり日本中の会社が毎日劉備軍なのである。
魏みたいな潤沢な戦力を持っている会社なんてほとんど無い。
だいたいみんな、
「あと3人いたら楽なんだけどなぁ」
と言いながら戦っている。
まず三国志Ⅱで学んだのは、
資源配分の大切さだった。
例えば金が1000しかない。
兵士を増やすか。
武将を登用するか。
城を強化するか。
民忠を上げるか。
何に使うのが最も効果的なのかを考える。
これが面白い。
仕事も同じ。
予算100万円。
どこに使う?
設備投資?
人材育成?
採用?
広告?
限られた資源をどこへ投入するか。
その判断で結果が変わる。
むしろ仕事って、その判断の連続なのかもしれない。
そして三国志Ⅱ最大の魅力。
それが武将の能力値である。
武力。
知力。
政治力。
魅力。
それぞれ個性がある。
武力95の関羽。
知力100の諸葛亮。
政治力が高い荀彧。
それぞれ得意分野が違う。
ゲームだから数値化されているけど、
現実社会だって同じだと思う。
営業が得意な人。
数字分析が得意な人。
現場仕事が得意な人。
調整役が得意な人。
教育が得意な人。
人には向き不向きがある。
ところが現実の会社は時々おかしな事をする。
人付き合いが苦手な人を営業へ。
数字が苦手な人を管理職へ。
じっと座るのが苦手な人を事務職へ。
逆にコミュ力の塊みたいな人を一人でパソコン作業へ。
それで成果が出ないと、
「やる気が足りない」
と言い出す。
いやいや。
待ってください。
それ呂布に経理やらせてるようなもんですから。
成果が出るわけない。
逆に諸葛亮を最前線で槍持たせて突撃させてるようなもの。
そりゃ勿体無い。
ゲームなら誰でも分かる。
でも現実になると分からなくなる。
不思議である。
自分は思う。
能力値が低いんじゃない。
配置が悪いだけだ。
三国志Ⅱを何百時間もやった人なら分かると思う。
能力70の武将でも適材適所なら十分活躍する。
逆に能力95の武将でも配置を間違えれば力を発揮できない。
人間も同じだと思う。
学校や会社で評価されなかった人が、
転職した途端に活躍する事もある。
部署移動しただけで急成長する人もいる。
あれは能力が上がったんじゃない。
配置が変わっただけなのだ。
その人のポテンシャルを生かした配置にすれば良いのです。(ここ重要)
そう考えると少し気が楽になる。
自分はダメなんじゃないか。
能力が低いんじゃないか。
そう思う事は誰にでもある。
でも実際には、
単に配属先が悪かっただけかもしれない。
三国志で例えるなら、
馬超を港湾管理責任者にしていたようなものかもしれない。
そりゃ本人も苦しい。
周囲も苦しい。
誰も得しない。
適材適所とはよく言うけれど、
あれは理想論じゃない。
効率論なのである。
そしてもう一つ。
三国志Ⅱで学んだ事がある。
最強の武将がいても勝てないという事だ。
呂布。
三国志最強クラス。
武力は圧倒的。
タイマンならほぼ無敵。
でも天下統一はできない。
なぜか。
組織を作れないから。
仕事も同じ。
エース社員一人で会社は回らない。
売上トップが一人いても、
経理がいなければ会社は回らない。
製造がいなければ商品は作れない。
事務がいなければ管理できない。
現場を支える人。
調整する人。
育成する人。
そういう人達がいて初めて組織になる。
(つねに感謝を持って接しようぜ!)
でも不思議な事に、
会社では派手な人ばかり評価されがちだ。
営業トップ。
売上トップ。
成果を出した人。
改善提案で成り上がる人もいる。
もちろん素晴らしい。
でも本当に凄いのは、
その人が成果を出せる環境を作っている人達だったりする。
三国志でもそう。
関羽や張飛が目立つ。
でも兵糧を運ぶ人がいなければ戦えない。
内政を支える人がいなければ国は回らない。
目立たない仕事ほど重要だったりする。
そして最後。
三国志Ⅱが教えてくれた最大の教訓。
それは、
人生はだいたい計画通りにいかない。
である。
攻めようと思ったら同盟切られる。
引き抜こうと思ったら失敗する。
あと一歩で天下統一という時に反乱が起きる。
なぜ今なんだ。
明日にしてくれ。
仕事も同じ。
完璧な計画を立てても、
客先の都合で変わる。
設備が壊れる。
人が辞める。
材料が来ない。
予算が削られる。
再生産が発生する。
(生産管理的にはこれが1番ヤダw)
だいたい想定外の事が起きる。
だから本当に大事なのは、
完璧な計画ではなく修正力なんだと思う。
状況が変わった時にどう動くか。
失敗した時にどう立て直すか。
それが重要。
結局のところ、
ゲームも仕事も人生も、
勝負を決めるのは対応力なのかもしれない。
中学生の頃の自分は、
ただ面白いゲームだと思っていた。
でも40代になって振り返ると、
あれは戦争ゲームではなく、
人材マネジメントと経営を学ぶシミュレーション講習だった気がする。
人をどう活かすか。
お金をどう使うか。
組織をどう回すか。
変化にどう対応するか。
そんな事を知らないうちに学んでいたのかもしれない。
まあ偉そうな事を言っておりますが、
当時の私は毎回董卓で始めて呂布を酷使し、
裏切られて発狂し、
「なんでだよ!!」
とテレビの前で叫んでおりました。
↑色々学んでいるつもりでも学習能力は低かったようですww
結論
仕事も人生もゲーム化して
楽しんでしまえばなんとかなる。
ではまた。