
クレジットカードと暗証番号(PIN)
クレジットカードにObssesぎみの河馬犀です。
今回も引き続きクレジットカードのお話です。
主にアメリカのクレジットカード情報です。
アメリカ発行のクレジットカードは日本で3月から始まるPINバイパスの廃止の影響は受けない
日本では3月からPINBypass廃止となるにあたり「海外発行のクレジットカードが使えなくなるのではないか?」とネット上ざわついていたりしているのですが、どうやらそれは日本国内発行のクレジットカード、特にチップを使った場合と高額でのタッチ決済限定の変更のようです。
海外、主にアメリカ発行のクレジットカードは現行維持で、署名で大丈夫というただのお騒がせに終わった模様。
そもそもアメリカ側の変更ではないので慌ててPINを取得してもそれが日本で使えるようになるとも思えない。
アメリカ発行のクレジットカードにPINがなかったと思っている方も多いですが、存在しました。しかしこの暗証番号と日本の端末が要求している暗証番号が同じではないようで、PINを自身のクレジットカードに設定しておいても聞かれたことは一回もなくそのまま、端末が自動的に署名に変更していました。
この3月からそれが変更になるのかと気になっていましたがどうやらアメリカ発行のクレジットカードには影響がないようで従来のまま。
アメリカでのクレジットカード利用にPINが不必要な理由

アメリカの事情ですが
なぜクレジットカードのchip利用時にPINを必要としなかったか?
確かにChipとPINをセットにした方が安全性は上がるのですが
顧客に暗証番号(PIN)を覚えてもらうという行為を要求することで、暗証番号を利用しないと決めた競合会社に顧客を取られてしまうことの方が不正行為防止対策より損という結論に至ったようです。
クレジットカードのタッチ決済

そもそも最近ではTapまたはTouch, Contactless credit cardが主流になってきていますがこちらを利用すれば署名も暗証番号も少額であれば求められません。
ある金額を超えるとPIN(暗証番号)または署名が必要になる国やカード発行銀行の制限もある。
Cardholder Verification Method(CVM)limit
アメリカは上限なし。
日本は国としては2万円、Visa、MCは15000円設定
イギリスは£100
この額もお店が利用している端末が新しいかどうかでPINが必要になる条件が異なってくるのでこれという決まった金額はない。
しかし流石アメリカ、Touch決済でも上限なしとは・・・
ただし、Apple Pay(CDCVM verification)およびGoogle Payなどを利用する場合、アメリカ以外の国でもその上限が無くなる場合も結構あるようです。
CDCVM-Consumer Device Cardholder Verification Method
クレジットカードは利用することで情報漏れを起こし不正利用される危険性と盗難されたカードを不正利用されてしまう二つの危険性がありますが日本はどちらかというと盗難されたカードの不正利用防止に力を入れているといえるのかな。
三井住友カードなどではスマートフォンに入れたクレジットカード利用をポイント率上げて推奨しています。

それに対してアメリカはシステムに侵入されたりするハッキングやサイバー上での不正行為を阻止する対策に特化しているといえる。盗難による不正は末端で瑣末な損害なのでしょう。
不正損額世界一番ですが、クレジットカード利用から生み出される利益はそれを遥かに凌ぐものです。詳しくは↓の記事を
クレジットカードはVisa, MastercardによるPayment Networkの存在ゆえに利用規約が全て同じだと思われがちですが、実際はクレジットカードを発行した国や金融機関によりその扱われ方が全く違うものです。
日本のクレジットカード利用規約はアメリカのそれとかなり違いがみられます。
基本的にクレジットカードはLoanとcashless取引が結びついたHybrid商品ですから。