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🇰🇭 カンボジアの露店で見た“謎の瓶”の正体

    道端にある、小さな露店。
    ここ、カンボジアでは
    このような場所に、決まって小さな露店が並んでいる。

    カラフルなパラソルの下に
    1リットルの瓶が段になって置かれている。

    最初は、水でも売っているのかなと思った。

    でも、よく見ると…
    透明な瓶に入っていたのは“ガソリン”だった。
    しかも、1ℓ=1ドル。
    スタンドで給油するより、うんと安い。

    だからなのか
    次々とバイクが止まり、迷いなく給油を頼んでいる。
    店員は慣れた手つきでジョウゴを使い
    そのままバイクの給油口へと注いでいく。

    初めて見たとき
    頭に浮かんだのは
    “危険”という2文字だった。
    火がついたら一瞬で燃え広がりそうだと、
    直感的に思ったからだ。

    でも、この光景は
    この国では、ごく当たり前の日常らしい。

    なぜ、わざわざ瓶で売るのか。
    理由はとてもシンプルだった。
    スタンドが少ない場所でも、すぐ買えること。
    そして「少しだけ欲しい」という需要があること。
    1リットル単位で売るこの仕組みは、むしろ合理的だった。
    もちろん、日本の感覚で見れば
    安全面が気になるのは“当然”だと思う。

    直射日光の下に置かれた瓶。
    簡易的な設備。

    それでもここでは
    大きな事故が起きている様子もなく
    人々はごく自然に利用している。
    「危険そう」と感じたのは
    自分の“基準”で見ていただけだったのかもしれない。

    場所が変われば
    当たり前も変わる。
    そして、その中には
    その土地なりの理由や工夫がちゃんとあることを知った。

    あの日、ただの違和感だった景色は
    少しだけ意味のある風景に変わっている。
    今では、もう“危険”という思いだけでは見なくなった。



     
     
    あれ?これって普通じゃないのかも。 そんな小さな違和感から始まって、気付けば 🇰🇭カンボジアで10年暮らしています。 日常の中でふと立ち止まった瞬間や、 心がやわらぐような出来事を綴っています。 よかったら、気軽に覗いてみてください。

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