「うちのスタッフに伝えても伝わらない」その理由④
「どう伝えても、なぜだかスタッフに伝わらなくて空回りしている気がする」
院長から、よく聞く言葉です。
同じことを伝えているはずなのに、
できる人と、できない人がいる。
ちゃんと説明しているのに、
なぜか現場でズレていく。
そんな場面、ありませんか?
多くの場合、
「伝え方を変えた方がいいのかもしれない」
「もっとわかりやすく説明しないといけない」
そう考えると思います。
私も、最初はそう思っていました。
でも、現場で関わっていく中で、
少し違うことに気づきました。
それは、
伝え方よりも、
そのときの“状態”の方が影響している、ということです。
スタッフもまた、
「ちゃんとやらなければいけない」
「間違えてはいけない」
そう感じながら、関わっています。
その状態の中では、
言葉は聞こえていても、
体は受け取れる状態にありません。
これは、子どもに起きていることと同じです。
評価されていると感じた瞬間、
体は固まり、呼吸は浅くなり、
本来の動きが出にくくなる。
スタッフも同じように、
“正しくやろうとする状態”の中で、
少し動きにくくなっていることがあります。
だからこそ、
「どう伝えるか」だけではなく、
“どんな状態で伝わっているか”が大切になります。
院長が頑張れば頑張るほど、
スタッフもまた
「ちゃんとしなければ」と力が入る。
その結果、
少しずつ空気が固くなっていく。
誰が悪いわけでもありません。
ただ、その状態の中では、
うまく伝わらなくなる。
私は、そういう場面で、
一度その“がんばっている状態”から離れて、
体に戻る時間を大切にしています。
その状態になると、
人は少しやわらかくなります。
呼吸が戻ってきて、
視野が広がって、
自然と動きやすくなる。
そうすると、
「変えよう」としなくても、
結果として変化が起きていきます。
こうした関わり方は、歯科医院での講座でもお伝えしています。
詳しくはこちらにまとめています。
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