正しくやっているのに、なぜうまくいかないのか?ー 子どもとスタッフが変わらない本当の理由①(歯科医院Ver.)
マイオブレースやMFTなどの口腔育成に関わる”姿勢”の指導をしていて、
「正しく伝えているのに、なぜか変わらない」
と感じたことはありませんか?
子どもができない。続かない。
スタッフも同じように伝えているはずなのに、結果にばらつきが出る。
多くの歯科医院で、実際に起きていることだと思います。
歯科医院からの依頼は、
「子どもに姿勢をどう伝えたらいいか?」という悩みから始まることが多いです。
そのため、講座では姿勢の基本的な知識や整え方もお伝えしています。
ただ実際の現場では、
「どう伝えるか」だけではなく、
“どうすれば子どもが実際に行動を変えられるのか”
というところに難しさがあります。
さらに言えば、
体の専門家ではないスタッフが、子どもの姿勢を評価し、継続的に見ていくこと自体、
現実的には難しい場面も多いのではないでしょうか。
一方で、MFTやマイオブレースなどの口腔育成を行う上で、
姿勢が重要であることもまた、現場ではよく知られていることです。
姿勢を整える。
トレーニングをする。
繰り返し伝える。
どれも間違っていません。
むしろ、必要なことです。
それでも変わらない現実がある。
私も最初は、“やり方”を伝えていました。
スタッフが子どもにどう関わればいいか、
どこを見て、どう直せばいいか。
でも、うまくいきませんでした。
そこで気づいたのは、
「できるかどうか」ではなく、
「その状態にいられるかどうか」でした。
子どもは、安心できる状態の中でしか変わりません。
そしてそれは、スタッフも同じです。
どれだけ正しいことを伝えても、
その場の空気が緊張していたり、評価や正しさが先に立っていると、
体は固まり、呼吸は浅くなり、うまく機能しなくなります。
歯科医院は、本来「治療の場」です。
けれど同時に、
子どもと継続的に関わる数少ない場所でもあります。
だからこそ、
「ここに来れば大丈夫」と感じられる場、
いわゆる“サードプレイス”のような状態になると、
子どもの体は自然と変わり始めます。
私は、姿勢の見方や整え方といった基本をお伝えするだけでなく、
その内容が現場で“実際に伝わる”ための関わり方や、
歯科医院全体の空気のつくり方も含めてお伝えしています。
子どもが変わるのは、
正しさではなく、「安心できる状態」の中で起きるからです。
こうした関わり方は、歯科医院での講座でもお伝えしています。
詳しくはこちらにまとめています。
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