
「逃げ方」って、実はタダで手に入る地図に、ぜんぶ書いてあるかも
「避難」って言葉、なんか重いよね。。。
準備しなきゃなーとは思ってても、何から手をつければいいか分かんないし、毎日バタバタしてると、つい後回しにしちゃう。分かる。
でもね、ひとつだけ先に言わせてほしいんだ。
「どこに」「どの道で」逃げるか——その答え、実はもう用意されてるんだよ。しかも、タダで。
今日は、お金も知識もいらない「逃げ方の地図」の話。お子さんと一緒に、5分あればできるやつ。
先に言っちゃうね。逃げ方の半分は、もう決まってる
防災っていうと、つい「あれ買わなきゃ」「これ揃えなきゃ」ってモノの話になりがちだよね。
でも「逃げる」に関しては、ちょっと違うんだ。
だって、あなたの街のどこが危なくて、どこに逃げればいいかは——ちゃんと調べられて、地図になって、無料で公開されてるから。
それが「ハザードマップ」。
税金でつくって、タダで配ってくれてる、けっこうスグレモノなんだよ。これ使わないの、もったいないよね。
そもそもハザードマップって、なに?
かんたんに言うと、「どこが危ないか」が色で分かる地図のこと。
大雨で水につかりやすい場所
土砂がくずれやすい場所
津波・高潮が来る場所
こういうのが、色分けで一目でパッと見えるようになってる。
そして——ここ大事なんだけど——「逃げる先(避難場所)」も、ちゃんと載ってるんだよね。
つまり、「危ない場所」と「逃げる場所」が、1枚でぜんぶ分かる。
自分の足で調べたら何日かかるか分かんないやつが、開いた瞬間に手に入る。すごくない!?
見るのは、たった3か所だけでいい
「え、地図ぜんぶ読むの。。。」って身構えなくて大丈夫。
最初に見るのは、この3か所だけでオッケー。
自分の家 → うちは、そもそも危ないの? 安全なの?
子どもの園・学校 → 日中、あの子がいる場所はどう?
逃げる先 → いちばん近い避難場所はどこ?
この3つに色がついてるか、避難場所がどこにあるか。それを見るだけ。
ホントに5分で終わるよ。
「はぐれたら、ここで会おうね」を、1つ決めておく
小さいお子さんと暮らしてる人に、もうひとつだけ。
いざって時、あなたと子どもが別々の場所にいることって、ふつうにあるよね。仕事の最中とか、園にいる時間とか。
そうなると、いちばん困るのが「で、どこで会えばいいの!?」なんだよ。
だから、逃げる先を見るついでに、決めておいてほしいのが——
「はぐれたら、ここに集合ね」の場所を、ひとつだけ。
近所の公園でも、避難場所でもいい。
「ここに行けば、ママ(パパ)がいる」ってあの子が分かってるだけで、子どもが固まらずに済む。これ、地図を見る5分のオマケで決められちゃうからね。
お子さんとは「お散歩ついでに」歩いてみると、遊びになる
地図で決めたら、もう一歩だけ。
時間のある休みの日に、その道を、子どもと歩いてみてほしいんだ。
「今日はたんけんね〜」くらいのノリでいい。
ここの角を曲がって〜
この公園が集合場所ね
あ、この道は大雨のとき水たまるかもね
一回でも足で歩いた道は、体が覚えてる。
いざって時、頭が真っ白でも、足が勝手に動いてくれるんだよね。それが、あの子の安全にまっすぐ効いてくる。
子どもにとっては、ただの楽しいお散歩。でも、あなたにとっては立派な防災。一石二鳥じゃない!?
で、今日できる一歩。地図を1回、ひらくだけ
はい、じゃあ今日のゴール。
むずかしいことは何もいらない。スマホで地図を1回ひらくだけ。
「ハザードマップ」で検索するか、これ ↓
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
開いたら、「重ねるハザードマップ」に自分の住所を入れてみて。
その場所が、どんな災害に気をつけたらいいか、"文字でも"教えてくれるんだよ(最近この機能がついたの。優しくない?)。
自分の市の細かい地図が見たかったら、「わがまちハザードマップ」の方から、お住まいの市町村をたどれるよ。
正直に言うね。こういう「ちゃんとやろう」系、僕もいちばん後回しにするタイプなんだよね。。。
でもこれは、お金もかからない、5分で終わる、しかもいちばん効くやつ。今日、寝る前にでも1回ひらいてみてほしいな。
地図を見ると、たぶん「逃げなくていい」って分かる人も多い
これ、意外と知られてないんだけどね。
ハザードマップを開いてみたら「うち、色ついてないじゃん」ってなる人、けっこう多いんだよ。
その場合、地震のあと家が無事なら、避難所に行かずに、そのまま家で過ごすことになる。むしろ、そっちの方が多いくらい。
で、そうなると効いてくるのが「家で数日どう過ごすか」なんだよね。
そのへんは、お金をかけずに立ち回るワザを別で書いてるから、まだの人はこっちもどうぞ。
家で困るのはコレがダントツ → https://note.com/preview/n377b5d3a1a46?prev_access_key=7fa43e38644b6554a183e0e9772fbb89
1枚あるだけで手札が増えるやつ → https://note.com/preview/na95b4ab821a1?prev_access_key=33b48992e80aa85f79be119cc57bf099
タダでもらえる防寒具の話 → https://note.com/preview/n697f3921b9f4?prev_access_key=db53c88263826c9e53614230852cd634
今キッチンにある1本が化ける → https://note.com/preview/nc90a2d69d9ac?prev_access_key=5e2d63329c6b49f8726b824bff49450b
で、この4つを読むと、たぶん次に「で、結局どれから? どこに置くの?」ってなると思う。なるよね。僕もなった。
その"順番と置き場所"だけをぜんぶ決めたやつは、うちの実物ごと1本にまとめてあるよ。無料の記事だけでも十分立ち回れるように書いてるから、気が向いたらでいいからね。
→ https://note.com/preview/naad51d4dc62f?prev_access_key=7aad3b3a5938c95de6b31ee3194377b0
逆に、色がついてた人。慌てなくて大丈夫だよ。「うちは早めに動く家なんだな」って分かっただけで、もう一歩先に進んでる。あとは、逃げる先と道を決めておけばいい。
(地震が来た"その瞬間"から1週間、どういう順番で動けばいいか。そこは1本まるごと使って書きたいから、また別の記事でじっくりやるね。)
タダで手に入るのは、地図だけじゃないんだよ
今日いちばん言いたかったのは、ここかもしれない。
知ってるだけで手に入るものって、防災にはけっこうあるんだ。
逃げ方の地図もそう。そして、お金の話もそう。
住んでる街によっては、家具の固定や防災の備えに、お金を出してくれる仕組みがあったりする。そのへんはこっちに書いたよ。
→ https://note.com/preview/n9072b691bae9?prev_access_key=ac3000fead755f751a7d2fa419c5a181
いま暑いから、こっちも季節的に読んでおくと安心かも。
→ https://note.com/preview/n7747a644f43e?prev_access_key=91ac3091ca6340805f35f7e1538d2d01
で、ここからは予告なんだけどね。
こういう「知らないと損する暮らしのお金」の話、実は防災グッズだけじゃないんだよ。もしもの後に使えるものも含めて、けっこうある。
でも、ほとんどの人が「どこに電話すればいいの?」「何を持っていけばいいの?」のところで止まっちゃう。そこ、いちばんめんどくさいもんね。分かる。
だから、その"入り口"だけを地図にした記事を、近いうちに出すね。防災の実務に関わってた立場から、身構えなくていい言葉に噛みくだいて書くつもり。
急がなくていいよ。今日の宿題は、あくまで地図を1回ひらくことだけだから。
忙しい毎日のなかで、子どもを守りたいと思ってるあなたへ
逃げ方を知ってるって、すごく強いことなんだよ。
しかも、この強さはタダで手に入る。お金がなくても、ぜんぜん立ち回れる。
怖がらなくていいからね。ぜんぶ一気にやらなくていい。順番に見ていけば大丈夫。
今日は、地図を1回ひらく。それだけで、あなたはもう大きな一歩を踏み出してる。
僕がこういう記事を書いてるのは、ただひとつ。
僕の言葉を読んでくれたあなたに、いざって時、自分と、大切な子どもを守れる人になってほしいから。知識ひとつあれば、人は立ち回れる。それを、そっと手渡したいんだ。
だって——防災は優しさの技術だからね。
防災たろう