公認会計士の卒業試験(修了考査)に合格しました。
お久しぶりです、ぼすとんです。
このたび、公認会計士の修了考査に合格しました。

修了考査に合格するとどうなるの?
公認会計士として登録をすることができ、公認会計士と名乗ることができます。
【今まで】
知らない人「職業は?」
自分「…公認会計士の卵です」
【これから】
知らない人「職業は?」
自分「公認会計士です!」
7月の末か8月には名乗ることができると思います。
公認会計士になるまで
公認会計士をあまり知らない人向けに説明すると、公認会計士試験は3つ試験があります。
①短答式試験(マーク式) 合格率10%くらい
②論文式試験(記述式) 合格率50%くらい
ここまで合格すると、監査法人という会計士の集まっているところで勤務します。下積みですね。3年間やります。
同時に、補習所という予備校のようなものに通って、3年後の修了考査(卒業試験)に向けて勉強します。
一般的に②論文式試験に合格すると、公認会計士試験に合格したと言います。ただし、この段階では「公認会計士」と名乗ることはできず、「公認会計士試験合格者」など何とも言えない名乗りをすることになります。
昔は会計士補という肩書があったそうで、そっちの方がいいのに、と思います。
③修了考査(記述式)合格率70%くらい
今回は受験者数/合格者数が77%くらいと例年比で高いのも幸いしました。
修了考査を合格し、登録が完了すると晴れて「公認会計士」となります。
修了考査の成績について

総点数でB(60%以上)をとれば合格なのですが、お察しの通りギリギリでした。例年よりも合格率が高かったため合格したようなものです。凡人はもう50~100時間くらいやった方が安全ですね。
論文式試験の時も1回目は不合格で2回目で1100人/1300人くらいの成績で合格しているので、まあ、凡人ですな。
あと、今回から本名の稲浪(いななみ)で活動します。公認会計士になると、いろいろと公表されてしまうので、今更かなと思いまして。
引き続きよろしくお願いします。
修了考査の勉強について
知りたい人だけ見てください。
個人的には割と効率よく受かった印象です。
勉強時間は合計で400時間くらいなはず。直前期(1か月)が300時間くらい、それより前が100時間です。大学もマーチクラスですので、特段頭は良くないです。
400時間くらいでぎりぎり受かるというひとつの目安にはなるかと。通常の考査も数回追試を受け、基準より2~3%上回って合格する程度の頭です。
予備校について
予備校はCPA CPAの方が授業がわかりやすいとの評判から。
短答…LEC
論文…TAC
修了…CPA と見事にばらばら
LECは企業法と監査論は割とよかったイメージ。CPAも評判通りでしたが、ITのテキストが1冊で監査と経営にまたがっていて、直前の詰込みの時に困りました。
繁忙期明けに申し込んで、7月か8月くらいにテキストが到着。分量に萎えるところからスタート。
とりあえず、勉強する気はなくても段ボール箱は開けましょう。一緒に受けた人はそれでひどい目にあいました…。
全体
CPAもなんだかんだ答練ベース+テキストA論点くらいでぎりぎり受かるイメージあります。答練だけでは無理ですね。
・答練…オンスケジュールの受験は無理。家に来たのを頑張って回転させた。
・授業…オンライン講義。スポットで2~2.5倍速くらいで聞くスタイル。
会計 150時間? 200時間はやっていないはず
(修了考査開始時のステータス)
→そもそも論文のときに連結や企業結合事業分離はA論点+アルファくらいしかできていない。修了考査もA論点中心で行く予定だった。
なぜか本番では連結がほとんど出なくて命拾いする。
テキストが届いて一番最初にやったのは、タブレットにテキストを入れて、A論点の連結・企業結合と租税法の例題を回すこと。これを夏~10月中旬くらいまでのんびりやっていました。
10月以降、個別論点の例題(A論点)をやり始め、11月中旬くらいから焦ってテキストのIFRSをコピーしてまとめたりしていた。
個別論点の取り落としは悲しいので、A論点やって頑張って思い出しましょう。些末なところは無視でOK。
理論はテキストを軽く1周見て、頭の片隅に残る程度にしておきました。基本的にIFRSの日本基準との差異についてを重視して覚えればいけました。答練も本番もそれなりに出ました。
監査 30時間?
(修了考査開始時のステータス)
→中堅監査法人なので、比較的監査の全体像を理解しやすいメリットがあることは知っていました。あまり勉強しなくて行けるだろうと油断していたら、答練を見て、暗記あるじゃんと思い、焦る。ITが出ることを知り、焦る。
・監査部分のテキストは見ない。講義も聞かない。実務能力を信じる。
・答練を何回も回転させて、頑張って回答文章の半分程度を覚える(要素ベースで点が拾えるように。監査の専門用語ベースでは精度よく8~9割程度は覚える。)
・IT部分は2.5倍速で講義を聞いて、テキストに線を引く。とりあえず5回くらいテキストを読む。ギリギリ頭に残る程度。答練と同じところが出ることを祈る。
税 150時間?
(修了考査開始時のステータス)
→平均くらい 税効果の簡単な調書は作った経験あり。
答練を回答解説を見ながら4回くらい見る→テキストに戻る、というスタイルがうまくいった。答練50時間→テキスト75時間→答練25時間くらい。
答練からやった方が全体像が分かりました。
法人税…がんばる 答練+テキストの例題もやった方がいい。
消費税…頑張って率を出すところまでをやる。点が取りやすいところ重視で他は無視。答練重視で一部テキストを見る。
所得税…答練の点が取りやすいところだけ。答練重視で一部テキストを見る。
相続他…答練→テキスト例題 スポットで講義を聞く。安定して合格したいなら新科目は全部講義見たほうがいい。実際、穴ぼこだらけの知識になっている。
穴をテキストで埋めるイメージ。
相続税とかも例題A論点はきちんとやったほうがいいですね。
経営 30時間?
(修了考査開始時のステータス)
→初見では財務分析は半分くらい忘れている。財務分析は1~2周して思い出す程度。
答練をやった後、必須箇所を頑張って覚えました。答練10時間→他20時間くらい?50時間はやっていないです。
必須箇所…財務分析は完璧に。一点も落とさないつもりで。CAPM、WACC、FCF、企業価値・株主価値あたりも例題やる。
倫理 20~30時間
(修了考査開始時のステータス)
→ほぼ忘れている。考査範囲を聞いたことがある程度のレベル。
精神的独立性とか絶対に丸暗記しないといけないやつは、試験休暇(2週間くらい)入ってから15分~30分ずつ頑張って覚えた。あとはテキストを見る。講義は聞いていない。
試験1週間前にTACの答練を見せてもらって、CPAと全然違うことに気づき焦る。TACはほぼ丸暗記系なんですね。
テキストとCPAの答練を信じることにする。結果的に正解で、選択肢の問題もそれなりにありました。
当日は倫理の試験の前に、受かったわと言ってくるふざけた同期がいたが、無視した。
IT 20~30時間
(修了考査開始時のステータス)
→ITパスポートは昔取りましたが、講義を聞いて少し思い出してきたのは多少アドバンテージ。
講義は2.5倍速で全部見ました。答練<テキストでいい気もしますが、キーワード重視(一言で言えること)で覚えていけば何とかなります。テキスト見ても分からない場合はネットで調べたほうがわかりやすい場合も。
これからの予定
・公認会計士資格を登録後、税理士も登録予定。
・副業が可能な法人なので、会計事務所を開設する予定。
・場所は実家を予定。田舎の方が意外と戦えると聞いて。
今やっていること
・登録に向けて必要書類の準備
・人と会う
・メンターを見つける
・HP作成とか名刺作成とかのアイデア出し。いろいろ調べています。
さいごに
おかげさまで、修了考査を合格することができました。夏ごろには登録が完了するので、その際は改めてよろしくお願いします。
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