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#097 読書論④|私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~(松本 聡香)

    連日メディアを賑わせている「あの宗教団体」に関しての本を読みたかったんですが、やはりそう思う人は多いようで図書館の本棚はSOLD OUT状態だったので、あの団体と双璧を成す(むしろこっちの方があの事件までは悪い意味でメジャーだった)、この宗教団体の本を読んでみました。


    私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~


    結論から言うと、「よくわからない」と言う感想です。

    親父(麻原彰晃)が悪いと断言したいわけでもなく、宗教(オウム)が悪いと断言したいわけでもなく、自分(筆者自身)が可哀想という話でもなく、話の抑揚などを感じさせず終始淡々と綴っているんですけど、まさにそういう複雑な感情であり、その心情を吐露した内容であると考えるとリアルと言えばリアルだったりします。
    ただ、この著者に対してメチャクチャ同情はしますね。

    宗教は側から見る分には「何でハマるのか分からない」とは思ってしまうものの、恐らく教徒たちも昔はそう思っていたでしょうし、信仰するかしないかは薄皮一枚くらいの差でしかないと思ってます。更にはキリスト教やヒンズー教、仏教などの宗教がその国においてどれだけ重要なのかは理解しているつもりなので、宗教自体には否定はしません。

    その点オウムに関しては入り口は宗教団体でしたが、最終的にはテロ組織だったので純粋な宗教団体では無いので否定しますが、この著者は流石に否定できないですね。

    ただ、ちょっとこの本を読んでから色々調べたんですけど、三女で有名なアーチャリーは1983年4月生まれで、俺とかなり生まれた時期が近いという笑
    そしてこの筆者とアーチャリーが揉めてるらしいですね。

    印象に残った内容

    ・オウムが解体しても信者の洗脳が解けているわけではない(まぁそうでしょう)
    ・オウム内は利権・権力争いがかなり激化していた(まぁそうでしょう)
    ・麻原彰晃には100人愛人がいたと言う説(これもまぁそうなんでしょう笑)
    ・麻原彰晃は一時期ファミレスにハマっており、オニオンスープにハマっていた(これはマジでどうでもいい情報笑)
    ・麻原彰晃の家族は得てして「入学拒否」をされているが、この対応は違法であり裁判で戦ったら学校側は負ける(この判例では罰金30万)
    ・カルト宗教の親族は「偏見」で見られて、社会に適合することができない(外敵にも内的にも両方に要因がある)

    まぁ、正直読んでいて楽しい本ではなかったですね。
    改めてカルト宗教の恐怖、そしてその末路を感じて悲しくなりました。

    こうした手記を出すことによって、犯罪者親族の悲しみなどは十分に伝わったので、犯罪をしている人、犯罪をしようとしている人にこそ読んでほしいですね。
    遺族は地獄ということです!

    皆さんもカルト宗教には気をつけましょう!!


     
     
    東京都内のベンチャー企業で働くパンクロックを愛する広報部長です。広報以外に人事・労務・採用の責任者も務めておりますので、その辺の話もしたいと思っています。好きなアーティストはHi-STANDARDとかAIR JAM世代中心、サッカー、漫画なども語ります!押忍!

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