
#301 蹴球論30|北海道コンサドーレ札幌 2023年前半戦を振り返る
前回のnoteでも軽く触れましたが、北海道コンサドーレ札幌の2023年前半戦を振り返りたいと思います。
順位は8位と、まずまずと言ったところでしょうか。
昔は本当に弱くて、J1に昇格しても1年で降格(持って2年)で、圧倒的にJ2の方が定位置のチームでした。
道民の関心も薄く、みんな日本ハムファイターズを応援するという状況だったんですが、2016年にJ2を優勝し、2017年にJ1で11位で残留。
2008年と2012年に昇格したときは、共に1年で降格していたので、2期連続でJ1を戦うのは2001-2002シーズン以来、なんと15年ぶりの偉業でした。
そして2018年、この男がコンサドーレの監督に就任します。
ーミハイロ・ペトロヴィッチー
この男の就任で、コンサドーレは生まれ変わりました。
就任1年目の2018年には、年間4位の好成績を収め、
翌年2019年にはナビスコ杯(今はルヴァン杯でしたね)で準優勝!
主力の移籍や怪我などがあり、2020-2022シーズンはJ1そこまで上位に食い込んだりはしていないですが、東芝がコンサドーレになって、そこからの不遇の時代を知っている人間としては、J1にずっといられるだけで上等です笑
その辺の手記はこちらも是非チェックしてみてください。
同じようなこと言ってますが・・・
さて、それでは本題に入りましょう。
2023年シーズン前半を振り返りですが、まずはその前に・・・
2022-23 移籍情報
IN
GK ク ソンユン|金泉尚武(韓国)
DF 馬場 晴也|東京V
MF 小林 祐希| 神戸
MF 浅野 雄也| 広島
MF スパチョーク|ブリーラム・ユナイテッドFC
FW 大森 真吾|順天堂大学
ク・ソンユン復帰は嬉しかったですね。
菅野とのハイレベルな守護神争いに期待でした。
他には代表経験のある小林、年代別代表経験のある馬場など、戦力を的確に補強できた印象がありました。
浅野雄也はこの頃は特に印象なかったんですが・・・救世主(メシア)になるとは思ってもいなかったですね。
OUT
MF 檀崎 竜孔|マザーウェル(スコットランド)
DF 濱 大耀|BTOPサンクくりやま
FW ドウグラス オリヴェイラ| 岩手★
MF ガブリエルシャビエル|Chapecoense(ブラジル)
FW 藤村 怜|岩手
FW 興梠 慎三|浦和
MF 井川 空|岡山★
FW 岩崎 悠人|鳥栖
GK 中野 小次郎|金沢★
MF 高嶺 朋樹|柏
スタメン張ってた高嶺の移籍が残念で、分かってはいたものの興梠のレッズ復帰も悲しいものでした。
檀崎とか岩崎とか、選手権でブイブイ言わせていたメンバーでも出れないという選手層が熱くなった札幌を見て嬉し良ような、悲しいようなというそんな感じでした。
2023年Jリーグ コンサドーレ戦績
ここからは前半戦を振り返ってみましょう。
第1節 △ 0-0|サンフレッチェ広島(A)

開幕戦はスコアレスドローという今ひとつ盛り上がりに欠けるスタートに笑
まぁ負けなかっただけ良しとしましょうって感じでしたかね。
浅野・馬場・小林がデビュー。
第2節 ● 1-3|ヴィッセル神戸(H)

そしてホーム開幕戦は、ゲンの悪い神戸に1-3で完敗。なんで神戸にこんな勝てないんだろう?謎です。
今シーズン初ゴールは金子のPKでした。
第3節 △ 2-2|アルビレックス新潟(A)
昇格組ながら好調の新潟を相手に、小柏のビューティフル・クロスから去年のチーム得点王・青木のゴールで先制するも、同点・逆転とされて、新加入の浅野のゴールで追いついて2-2のスコアレスドロー(by 田中隼磨)に。
なかなか勝利が遠いです。
第4節 ○ 2-0|横浜Fマリノス(H)

そして待望の初勝利はホームで、昨季王者のマリノス相手からという激アツなシチュエーションでした。
マリノスにはゲンがいい印象がありますね。
素早い突破から金子→小柏ホットラインで先制し、小林の移籍後初ゴールで嬉しい初勝利でした。
第5節 △ 2-2|ガンバ大阪(A)
この試合も小林&小柏のアベック弾で2-0と先制し、ガンバももう弱いんで勝てるっしょとタカを括っていましたが、向こうもホームで伝統チームの意地がありました。
ただ武蔵は札幌戻ってきた方がいいかなと思いますが・・・
第6節 ● 3-4|川崎フロンターレ(H)
敗れはしたものの強豪フロンターレに堂々の撃ち合いをした試合ですね。
前半戦のベストバウトの1つと言っても過言ではないでしょう。
岡村、浅野、キムゴンヒと全員が頭で決めて、セットプレーからの得点も多いというのは非常に◎ですね。
第7節 ○ 3-2|セレッソ大阪(A)
金子の2ゴールと田中のCKからのゴールで3-2で辛勝!
点の取れるチームになりつつありますね。
第8節 ● 1-4|浦和レッズ(A)
リーグ前半戦で一番ボコられたのはこの試合でしたね泣
前半早々に中村が退場し、先制されて、昨年までいた興梠にも追加点をくらい、ガースーの3人抜きゴールで1点を返すも更に2点入れられて完敗。
切り替えましょう。
第9節 △ 2-2|アビスパ福岡(H)
荒野と浅野のゴールで、ガンバ戦同様2-0にしておきながら、2点返されて追いつかれて2-2のスコアレスドロー(by 田中隼磨)に。
奈良も前も試合出てて嬉しいですね。
第10節 ○ 4-1|横浜FC(A)
お得意さんの横浜FC相手に、4-1で快勝!
浅野の2ゴール、小柏、ダメ押しで田中で圧勝。いい感じです。
第11節 ● 0-1|鹿島アントラーズ(H)
試合巧者の鹿島に支配され、今季初の完封負け & 開幕戦以来の無得点。
やはり鹿島は強いです。
第12節 ○ 5-1|FC東京(H)
前節の負けを引きずらず、FC東京にホームで快勝!
浅野の先制点から、ガースー2発&金子2発で、今季最多の5ゴールで大勝!素晴らしいですね!
第13節 ○ 4-2|湘南ベルマーレ(A)
続く湘南戦も快勝し、今季初の連勝!
駒井のゴールで先制し、小柏、絶好調浅野、そしてスパチョークの初ゴールも出て4-2で快勝。
第14節 ○ 2-1|京都サンガ(H)

そして京都も下して、4シーズンぶりの3連勝!
金子&浅野のWエースがしっかり決めてくれました。
第15節 ● 1-2|名古屋グランパス(H)
そして4連勝がかかったこの試合ですが、僕はこの時北海道にいたので民放で放送されていたこの試合を見ていたんですが、開始30秒くらいで失点を泣
その後もリズムに乗れず、金子が一点返すも1-2で敗戦で4連勝ならず。
第16節 ○ 5-4|柏レイソル(A)
個人的には前半戦のベストバウトにあげたい試合です。
5-4なんて、オーディエンスは一生忘れない試合になったでしょう。
荒野、駒井、小柏、金子が決めて4-3で勝てると思っていて、後半ロスタイムで追いつかれ、そしてその後に田中が決めるもオフサイド?疑惑があり、VARでチェックして、ゴールイン!マジで熱いですね!
第17節 △ 1-1|サガン鳥栖(A)
そして先日行われた前半戦最後の試合は中村が決めるも、1-1のドローでした。
まとめ
以上、総合して7勝5分5敗、勝点26で8位です。
まだまだ上を目指せる好位置ですね!

2023年Jリーグ 個人成績
現在、リーグ得点数1位という輝かしい記録を残しております。
点を取れるチームというのはマジでカッコいいですね。
その分失点も多いですが、まぁそれくらいのチームの方が魅力ですよね。ミシャサッカーを体現していて、嬉しいですね。
チーム得点ランキング
8ゴール:金子・浅野
5ゴール:小柏
3ゴール:菅・田中
2ゴール:小林・駒井・荒野
1ゴール:青木・キムゴンヒ・スパチョーク・中村
得点者内訳はこんな感じです。
得点ランキング4位タイ(他2名)の金子と浅野の健闘が光りますが、田中も取ってますね。点の取れるDFは好きです。
チーム出場試合数ランキング
1位 1528分(17試合):金子
2位 1520分(17試合):岡村
3位 1501分(17試合):田中
4位 1378分(17試合):荒野
5位 1352分(16試合):菅
こんな感じでした。
フルタイム出場している選手はなしで、金子の奮闘が光りますね。
怪我などには気をつけて欲しいものです。
ベストゴール
浦和戦の菅の3人抜きシュートか、湘南戦の小柏の後ろからのクロスのダイビングヘッドか、スパチョークのスーパーミドルか迷いますが・・・
ベストゴールはFC東京戦の菅のイーグルショットですかね!
こんなエグい動画も発見したので是非!
個人認定MVP
FW 18 浅野 雄也

元々は移籍してきた認識も然程無く、カタールW杯ドイツ戦の記憶も新しい浅野の弟であることしか知りませんでしが、エースナンバー18番を背負うに相応しい大活躍。文句なしで個人認定MVPは君だ!
おそらく代表も目をつけていると思うから、是非活躍して欲しいですね!
まとめ
首位と勝ち点10差は少し厳しいですが、4位とは勝ち点3しか無い状態なので、下剋上は十分可能です。
今札幌より上の順位のチームの名古屋、神戸、浦和、鹿島には前半戦のリベンジをかまして欲しいですし、2018年以来の好順位に期待!
代表選出も十分起こり得るでしょう。
金子と浅野は選ばれておかしくないと思いますが、是非調子を継続して続けて欲しいですね。
そして個人的に前半戦、ちょっと影が薄かったかなと思った選手の奮闘にも期待!
福森のFKや、青木の去年ばりのゴールラッシュ、そして宮澤のキャプテンシーなどにも期待ですね!!!
そんな感じで頑張れ、コンサドーレ!