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「メルヘン」置かれる傘。

    朔太

    このお話しは
    Keiさんの「龍神様の忘れ傘」から生まれた
    メルヘンです。

    Keiさん、今回もボクに
    このお話しを「作品」として
    ここに出すようにと助言くださり
    ありがとうございます。


    娘は急いでいた。

    道端にそっと置かれた「忘れ傘」を
    一刻も早く龍神様に届けるために。

    その「傘」と「真心」が龍神様に届くとき

    龍神様は
    七色の虹を呼び寄せ
    その笑顔は村を和ませ
    その限りなき優しさは
    村に高らかに幸せを降らせる。

    村はさかえ
    村人たちは活気に満ち
    笑みが絶えない
    平和な日々が続いていく━━━━━━━

    再び置かれる「忘れ傘」

    それは────────
     
    またあの娘に逢いたい
    またあの娘と話したい
    またあの娘の無垢な心と触れあいたい

    そんな龍神さまの一途な想い。
    龍神様の 純な願い。

    そっと置かれる「忘れ傘」


    優しい娘は
    何度でも
    幾日
    幾週
    経とうとも

    幾月
    幾年
    過ぎようとも

    それからも娘は
    何度も
    何度も
    何度でも
    傘を届け続け・・・

    置かれ続ける「忘れ傘」━━━━━━━

    誰もが目を奪われる
    美しい女性になった頃

    そっと置かれる「忘れ傘」

    それは龍神様の
    心を込めたプロポーズ

    美しい娘は
    龍神様の申し出を受け入れる

    もう置かれない「忘れ傘」━━━━━━━

    ますます
    栄える村の幸

    娘と
    龍神様は

    それからも
    ずっと
    ずっと
    末長く

    幸せに暮らしたということです。


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    ★片桐みかん様

    素敵な「お題」を
    ありがとうございます。

    今回もKeiさんの物語りを元に
    楽しく紡ぐことができました。

    今回も
    よろしくお願い致します。



    ★片桐みかん様、マガジンに収録していただき ありがとうございます。


     
     
     

    朔太

     
     
    Word maker -紡ぎ人- 「Spin one's WORD and STORY」 (ことば、メルヘン、恋、愛、生き物、自然を紡ぎます) 「ことば」の楽しさ、素晴らしさ、美しさに魅せられて いつもウキウキの徳島の初老のおじさんです。

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