
狐につままれた名曲 Elton John Jimi Hendrix Sweet Courtney Barnett Ylvis
昔からリンダ・ロンシュタットのような狸顔が好みである。しかし、欧米の人たちがそのような話をしているのを聞いたことがない。一方、Foxyという言葉は「色っぽい」のような意味で、洋楽の歌詞でも散見される。
てなことを考えると、欧米では狐顔が好きな人が多いのかもしれない。
というわけで、今回は「狐」に関連する題名の名曲を紹介していきたい。
「Fox On The Run」Sweet
「狐」関連の代表曲と言えばスウィートの「フォックス・オン・ザ・ラン」ということで異論はないだろう。徐々に高まっていく電子音で始まり、それにかぶさっていく煽情的なシンセサイザーのイントロを聴いただけで、心を鷲掴みにされた方も多いと思う。決して、知的には聴こえないが、キャッチーなメロディとノリの良いサウンドで、聴いていてとても気持ちがいい。馬鹿にされがちな音楽かもしれないが、この曲を聴いて馬鹿になれない人を可哀想とも思える、狐につままれたような不思議で、魅力的な曲。
「Foxey Lady」The Jimi Hendrix Experience
決してジミ・ヘン好きとは言えない僕でも、彼のエネルギッシュなギター・サウンドを思いっきり堪能できるのが、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスとして発表された「フォクシー・レディー」だ。60年代のアーティストの楽曲の多くは、ライヴ音源よりレコード音源の方がクォリティーが高いように思えるのだが、ジミ・ヘンに関しては、たとえ音質が悪くてもライヴ音源の方が良く聴こえるのだから、彼のライヴにおける創造性は群を抜いていたのだろう。言っても詮無いことだが、生で観てみてみたかった。それにしても、添付させて頂いたMVでの観客のノリの悪さは悲しくなる。
「The Fox」Elton John
1970年代後半から始まった、休養もはさんだエルトン・ジョンの低迷期である1981年に発売された「ザ・フォックス」は、エルトン・ジョン・ファンを自任する僕でさえも聴いていなかった、数少ないアルバムだ。しかし、いったん解消されていた盟友バニー・トーピンとのコンビは、この頃には徐々に復活していて、アルバムの掉尾を飾るタイトル・トラックの「ザ・フォックス」は全盛期のバラードと遜色ないほどの佳作に仕上がっている。
「Dead Fox」Courtney Barnett
上記の記事でも取り上げている、今僕のイチ押しのアーティスト、コートニー・バーネットの狐曲が「Dead Fox」。狸顔のコートニーが取り上げるだけあって、狐は死んだことになっている。何故か狐関連の曲をやっているのは男性だけで、欧米では、狐は女性にはあまり好かれていないのだろう。この曲で、コートニーが死んだ狐を歌っているのも仕方ないのかもしれない。
「The Fox (What Does the Fox Say?)」Ylvis
大方が予想される通り、この曲については、プロ野球・日本ハムファイターズのチアリーディングチームが踊る「きつねダンス」の曲として知ることになった。ノルウェーのコメディアン2人組が手掛けるこの曲は、世界的にはそれ以前に、大ヒットしていた曲らしい。ちゃんと聴くとポップスとしてもよくできた曲で、世界的に流行ったのもうなずけるところだ。
欧米では狐ばかりがもてはやされていて、狸はあまり人気がないんだと思っていた。しかし、調べてみると狸は日本などアジアにしか生息していない、欧米では結構珍しい動物らしい。狸は英語でraccoon dogとのこと。直訳すると「アライグマ犬」だ。何だか「ウナギ犬」みたいで可愛らしい。