
少年 —気づき始めた世界の理—
縁側から見える庭の景色は今日も同じだった。
毎月変わる季節の花が咲いている。
小さな音を立てて、木の枝にスズメがとまった。
その音を聞いて俺はぼんやりと目を覚ます。
もう何度目の朝かわからない。
日差しは柔らかく、空気はのんびりと弛緩している。
台所からは魚を焼く匂い。障子の向こうに父親の影。
そして皆から愛される目障りな姉。
誰もが今日という日が昨日と地続きだと思っている。
いや、思い込まされているのかもしれない。
たまに思うんだ。
俺たちはいったい何者なんだろう、と。
同じ服を着て、同じような言葉を繰り返す。
外の世界はほんとうに存在しているのか?
隣の町に行った記憶がない。
駅も知らない。本屋も、病院も、映画館も。
世界はこの家と、その周囲の数軒しかない気がしてきた。
——いや、そんなことを考えるのはやめよう。
どうせ今日も誰かに怒鳴られて、笑われて、最後には風呂に入って一日が終わるのだ。
何も変わらない。
何も変えられない。
そんな生活が昭和44年から続いている。
……だけど。
時々、ほんの一瞬、夢を見ているような気がする。
違う名前、違う暮らし、違う景色。
それがすべて幻だとしても、俺はその感覚を手放したくない。
深夜になると、またカレンダーが逆戻りしていく。
俺はそれを庭の冷たい風で感じ取る。
俺の名は、磯野カツオ。
55年も11歳を繰り返すタイムリーパー
ただの少年さ。
終わり
Xで呟いています フォローやいいねを待っています👍
さて、今年もGWが近づいております
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールド (@yokohama_BF) April 22, 2025
今年の不倫人達の動きはどうでしょうか
連休中は予定がコロコロ変わるのが不倫人の特徴です
まだGW調査の空きあります!
直前にバタつくより余裕を持ってご依頼下さい
Instagramは神奈川、横浜の風景がメイン


リンクまとめ