
秋分の日と探偵とはんぶんこ
古い型の白い軽バンは昼と夜の境目のように、じっとりとした空気を閉じ込めていた。
フロントガラスの外では秋分の日の夕暮れがゆっくりと沈んでいた。
探偵Aは助手席で退屈そうにゴミ捨て場に残された小さなゴミ袋を見つめている。
探偵A:「なあ、秋分の日ってさ、昼と夜が同じ長さになる日なんだろ?」
探偵B:「まあ正確にはほぼ同じだな。地球の自転やら大気の屈折の影響で完全にピッタリじゃない」後部座席でタバコをくゆらせるが視線を張り込み対象者アパートの玄関から外さずに答えた。
探偵A:「へぇ〜、でも昼と夜が五分五分ってなんか公平だよな。神様が今日は平等デーって決めたみたいで」
探偵B:「単なる天文学的な現象だ」
探偵Aは頬をふくらませて、ジュースをちゅうっと飲んだ。
探偵A:「けど平等っていいよな、浮気するやつも昼は奥さん、夜は愛人で半分こにすりゃ平和なのにな」
探偵B:「……それで平和になると思うか?」
探偵A:「ならないか(笑)」
次の瞬間
アパートの玄関が開き、対象者の男が若い女を連れて出てきた。
探偵A:「お、夜の部始まってたんだな!」カメラを構え、声を潜める。
シャッター音の合間を縫って、探偵Bが冷ややかに言った。
探偵B:「昼も夜も証拠が揃えば奥さんは裁判で勝つ。残るのは半分どころか全部失う男だけだ」
探偵A:「……お前、たまに怖ぇよ」思わず息を呑み、レンズ越しに対象者達を追いながら小声でつぶやいた。
古い型の白い軽バンの中にタバコの煙と乾いた沈黙が漂った。
終わり
探偵A、探偵Bの人物紹介
彼らのその他エピソード
The Two Detectives - Theme
不倫・浮気、独身偽装についての真面目なコラム
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前回の出張帰りも雨で大幅に新幹線が遅れましたが
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールドリサーチ (@yokohama_BF) September 15, 2025
今回も大雨で大幅に遅れております
新大阪でさくらからのぞみに乗り換え予定だったけど到着時には予約していたのぞみが発進してました
家に帰れんのか?
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