
駅のホームに立つと冬の冷たい風がコートの隙間から入り込んできた。仕事帰りの千紗はスマートフォンを取り出して時間を確認する。
19時23分
いつもなら母と夕飯の支度をしている時間だった。
母が亡くなってから半年が経つ。
最初の頃は母がもうこの世にいないことが信じられず、ふとした瞬間に「ただいま」と言えば返事が返ってくるのではないかと思ってしまうこともあった。しかし、家に帰っても静かな部屋が待っている事に最近慣れつつある。
電車がゆっくりとホームに入ってきた。千紗は車両に乗り込みいつもの席に座る。この席は母が元気だった頃、一緒に買い物帰りによく座っていた場所だった。
ふと、LINEを開く。
そこには母が生前に送ってくれたメッセージが残っている。
「寒い日はちゃんと厚着しなさい。風邪ひかないようにね」
千紗は思わず微笑んだ。
母が今もそばにいるような気がして。
窓の外を眺めると遠くの街灯がぼんやりと光っている。
その光を見つめながら千紗は思う。
会えなくても大切な人の言葉や想いは消えないのだ、と。
家に帰ったら母の好きだった紅茶を入れよう。
そう思うとほんの少しだけ心が温かくなった。
終わり
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残業と浮気のバランスを
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールド (@yokohama_BF) February 3, 2025
上手く取っているつもりかな?
全てお見通しだよ!!
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