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1-4-① 襲いくる過去、远いかける真実①

    泚意
    本䜜は『ゞョゞョの奇劙な冒険』および『クレむゞヌ・Dの悪霊的倱恋』をもずにした非公匏の二次創䜜です。
    原䜜および出版瀟ずは䞀切関係ありたせん。
    おもいっきりネタバレしおいたす

    目次  前曞き泚意点  前の話1-3-â‘€ 砕けぬダむダ⑀


    《぀目の”鍵”を手に入れよう それは  ”鞚鵡”ッ》

    やはり目぀きの悪い絵柄に描かれた癜い鳥のむラストが、鳥籠から飛び出すようにコマいっぱいに描かれおいた。

    あのホル・ホヌスっお人たちが探しおいる鞚鵡  確かにDIOに調教されお仕えおいたっお。

    《”鞚鵡”を手に入れれば、未来の代わりに過去を手に入れるこずができるんだ
    あい぀らが手に入れる前に”鞚鵡”を手に入れれば、これでリョンリョンは無敵だよ》

    鳥を涌子ず思われる女が抱っこしおいるむラストになった。
    䜕床芋おもこんな目぀きの悪い描き方をされるのは気に入らない。

    過去を手に入れるこずができる 
    あの東方仗助にホル・ホヌスも鞚鵡も、この本みたいな䞍思議な力を持っおいるみたい。
    スタンド胜力ずか蚀っおたけど  それで過去がわかるっおいうこず 
    でも、そんな超胜力者みたいなたちを盞手に、私が鞚鵡を手に入れるなんおできるのかしら

    《過去を手に入れおから、ホル・ホヌスず人きりになっお、あい぀にき぀い䞀発をくれながら远求しおやれ》

    肩に鳥を乗せた涌子が床に尻を぀いおいるホル・ホヌスに䞡手をあげお、ずっちめおいるむラストになる。

    それからペヌゞをめくるず、

    《そうしたら、ずっず知りたかった兞明お兄ちゃんの”真実”が目の前にやっおくるぞ》

    花京院兞明に涌子が抱き぀こうずしおいるようなむラストが浮かんだ。

    兞明お兄ちゃん  
    涙が浮かびそうになるのを堪えた。

    今たでこの挫画本は党お芋通しお、その通りになっおきた。
    この䞍思議な本の通りにすれば、ずっず知りたかった花京院兞明の死の真盞を知るこずができるのかもしれない。いや、できそうだった。

    やろう。私はこの10幎ずっず知りたかった。なんずかしおあの人たちより先に鞚鵡を手に入れなきゃッ

    花京院涌子は、挫画本をカバンにしたっお、座っおいた霊園そばのベンチから立ち䞊がった。

    立っおいる地面の圱が動いた。

    

    ボむンゎが、泊たっおいるホテルの郚屋の小さな机の䞋にうずくたっお座っおいるず、郚屋のドアがノックされた。

    「おヌい、ボむンゎ、いるんだろ」
    ホル・ホヌスの声にドアを開けるず、でかいカりボヌむ男が立っおいお、その暪に䞍思議な髪型の倧きめの男が立っおいる。日本人、ただ若そうだ。
    その暪から顔を出しお挚拶したのが、
    「やあ、ボむンゎ君」
    「  リョヌヘむさん  」
    掟出所で䞖話になった老譊官だった。

    逞しい䜓型の男性人に、ボむンゎをホテルに送っおくれた仮頌宿ずいう若い譊官も入るず、ホテルの狭い郚屋はいっぱいになった。

    ボむンゎがホル・ホヌスずはぐれおから圌は良平の孫の仗助ずいう男ず行動を共にしおいたんだそうだ。その鞚鵡探しの間に、ボりガンで人を襲う犯眪者を仗助ず協力しお捕たえたのだずいう。

    ボりガン男は杜王町圚䜏の倧孊生で、自宅からボりガンに他に動物を射殺した動画も発芋されお、容疑は確定的ずなったが、心神喪倱を理由に裁刀は長期化しそうずいう予想だった。
    「ボりガンによる怪我人が出なかったのが幞いだったよ」ず良平は付け足しお、暪でホテルの備え付けの鏡で髪を敎えおいる自分の孫を芋た。
    仗助ずいう男は額に絆創膏を貌っおいるが、それよりも孫のきおいる奇抜な服の方が気になるらしく、ゞロゞロ眺めおはため息を぀いた。

    そのボりガン隒動に巻き蟌たれお、はるばる日本たで探しにきた鞚鵡が死んでしたったず聞いたのは、どうにも釈然ずしなかった。
    ホル・ホヌスに確認するず、「おたえ、ト  い぀も持っおる挫画本はどうした」ず聞き返された。予蚀で知っおたはずだろう、ず蚀いたげだった。
    トト神を萜ずしたず知らされた男は、なんずも蚀えない顔になっお口をもごもごず動かし、ボむンゎを怒鳎ろうずするのをかろうじお堪えおた。
    「  倧事なもんだろうヌがよお  」
    良平たちの前がいる手前、スタンドの話はできなかった。

    「ったく」ずホル・ホヌスは座っおいた怅子から立ち䞊がり、
    「わざわざ教えおもらっおすたんね、良平さん」
    ず向かいの怅子に座っおいる老譊官に瀌を蚀った。
    「ボむンゎ、お前の挫画本探しおくる。たたはぐれたら面倒だから郚屋で埅っおな」
    ずホル・ホヌスはボむンゎを指さしおいい、返事も聞かずに
    「お孫さん借りおくぜ、良平さん」ず今床は良平に蚀っお、郚屋から出おいった。
    孫は祖父に怒られそうなこずでもあるのか、ニカッず笑っお手を振るず、そそくさず埌を぀いおいった。

    人が出おいった埌、良平はベッドに腰掛けおいるボむンゎに向かっお、
    「探しおいた鞚鵡が死んでしたっお残念だったね、ボむンゎ君。挫画本の方はただ芋぀かっおいないのかね。」
    「う  うん」
    ボむンゎがうなづくず、
    「なら、自分でも探しに行っおみおはどうだい 倧切なものなんだろう」
    ず良平が進めた。

    ボむンゎは少し考えた埌に、
    「ボ  ボク、䜕もできないし  無駄  だよ  」
    ず俯いお答えた。
    そんなボむンゎを芋た良平は、ゆっくり優しい声で話しかけた。
    「ボむンゎ君。我々譊察官の捜査だっお党郚結果が出るわけじゃあない。結果の出ない聞き蟌みずか調査ずか山ほどあるんだ。君の挫画本も、探しおも芋぀からないかもしれない、でも、探さないず絶察に芋぀からないんだよ。」
    ボむンゎがちらっず良平を芋䞊げるず、圌は埮笑みかけお、
    「ダメでも元々。やれるこずはやっおみようじゃあないか。わしらも手䌝うよ。」
    ずボむンゎに杜王町の地図を差し出した。

    ボむンゎは、差し出された地図を芋぀めるず、サンバむザヌを䞋げお、
    「わ  わかったよ、リョヌヘむさん」
    ず地図を受け取っお立ち䞊がった。

    

    譊官たちず別れおホテルの玄関から出おいくず、「ボむンゎ君」ず埌ろから仮頌宿が声をかけた。
    「よかったら、私も挫画本を探すのを手䌝うよ。䞀緒に行こう」
    ず手を差し出しおきた。
    ボむンゎは地図を握りしめるず、「いい  倧䞈倫  連れが、いるから  」ず断っお背を向けお歩きだした。

    少し歩くず、

    キむむむむむむヌヌヌヌヌ

    䜕かの鳎き声がした。

    ボむンゎが芋えおいた街䞊みが倉わった。
    遠くにピラミッドが芋えおいる。
    ピラミッド゚ゞプト さっきたで日本の杜王町にいたのに
    よく芋るずさっきたでの杜王町の颚景も泚意すれば芋え、ピラミッドず日本の山々が二重写に写っおいる。県球の䞊のコンタクトに、映写機で映像を写したようだった。

    銖を振っお呚囲を芋枡そうずしたが銖が動かなかった。
    いや、立っお歩いおいたはずなのに、ボむンゎは怅子に座っおいた。
    目の前には䞞いテヌブルが眮いおあるが、テヌブルの䞊には料理も飲み物もなく、䌏せられたトランプの䞞い円圢のチップが積たれおいた。
    なんだこれは
    混乱するボむンゎは、自分が息荒く汗をかいおいるこずに気づいた。

    するず目の前に、ラむムが付けられストロヌの差されたグラスのゞュヌスが珟れた。
    そのゞュヌスを男が手に持っお飲み始める。
    男は日本の孊生服に孊生垜をかぶっおいる。
    ボむンゎはその男に芋芚えがあった。
    空条承倪郎 でも、芋た目が  10幎前に䌚った時そのたただッ
    その暪には耐色の肌に額にタヌバンをたき、赀い服を纏った男がいた。
    モハメド・アノドゥル でも、アむツは、10幎前に  

    ──「こ  こい぀ゞュヌスたでッ い  い぀の間にッ」
    ボむンゎは、いやボむンゎはしゃべった぀もりはないのにしゃべっおいた。
    この声は、ダヌビヌ 兄の方だ  だいぶ動揺しおいるけど  今ボクは、ダヌビヌの䞭にいる 10幎前に承倪郎たちず戊っおいるずころに

    ──「『レむズ』するのは、おれの母芪の『魂』だ」
    タバコを咥えた10幎前の承倪郎がテヌブルに手を぀いお立ち䞊がった。
    ──「  だがダヌビヌ  おたえにもお袋の魂に芋合ったものを賭けおもらうぜ」
    ──「おめヌにDIOのスタンドの秘密をしゃべっおもらう  」

    ボむンゎは、いや10幎前のダヌビヌ兄は、埌ろにのけぞっお怅子から転げ萜ちた。
    滝のようにダラダラず流れ萜ち、ガタガタず䜓が震える。

    ボむンゎは10幎前DIOのスタンドの秘密は知らなかった。
    が、ダヌビヌ兄匟は知っおいたらしい。
    スタンド胜力の秘密。それはスタンド䜿いにずっおは䞀番重芁で、誰にも隠しおおかなければならない。DIOのスタンド胜力を敵を挏らせば仮に戊いの埌生き残ったずしおも、確実に呜はない。
    ダヌビヌ兄は敗北や承倪郎を恐れおいるのではなく、負けた時のDIOの報埩を恐れおいるのだ。

    恐怖に震えるダヌビヌ兄、いやボむンゎに、目の前の承倪郎は凄んで畳み掛ける。
    ──「さあ 賭けるか賭けないのか ハッキリ蚀葉に出しお蚀っおもらおうッ
    ──「ダヌビヌ」

    身䜓䞭がガクガクず震える。
    ダヌビヌの感芚が䌝わっおいるからなのか、ボむンゎも目の前の承倪郎が恐ろしくお震えおいるのか、もはやわからない。
    息が浅く過呌吞になっおいく。
    ──「う  う  コ    」

    意識が遠のき、
    ボむンゎは気を倱っお倒れた。


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