
「ひそかな?特技」〜なにごともサビる〜
特技というか、私はラッピングが大好きです。
一時期はラッピング講師として、全国を出張しながら講師をしていました。
イベントや専門学校、カルチャースクールなど、いろいろな場所でラッピングを教えていた時期があります。
ところが、コロナをきっかけに、イベントも専門学校もカルチャースクールのお仕事もなくなり、時々、教室で単発レッスンをするくらいになっていました。
そんな昨日のこと。
お友達へのプレゼントで、急遽ラッピングをすることになりました。
「久しぶりだけど、まあ大丈夫でしょう!」
長年やっていたことだし、そんな気持ちで始めたのですが……。
ところが!!
色々と忘れているではありませんか。
基本的なことは覚えていても、たまにしか包まない、ちょっと特殊なラッピングになると、
「あれ?ここ、どうするんだっけ?」
手が止まる。
ガ〜ン💦
これは結構ショックでした。
あれだけ長い間やっていたことなのに。
やっぱり、やらなくなると忘れるんですね。
記憶も、テクニックも、そして手の感覚も。
「感覚がサビるのって、本当に早いんだなあ……」
なにごとも、忘れないようにするには練習あるのみですね。
ところで、実はラッピングって、結構奥が深いんですよ。
私はラッピングをきちんと学校で学ぶ前、
「きれいに包めれば、それでいい」
くらいに思っていました。
ところが、学んでみてびっくり。
ラッピングというのは、ただ「包む」ことが大事なのではなく、
「開けることが大事」だと教わったのです。
これは、本当に目から鱗でした。
どんなに美しく包んであっても、受け取った人がストレスなく、気持ちよく開けられなければならない。
そこまで考えるのが、ラッピングの心遣い。
もちろん例外はありますが、基本的にはハサミを使わなければ開けられないラッピングは不親切。
リボンも、引けばスルリとほどける結び方でなければ、それは贈る側の自己満足になってしまう。
そんなことを教わりました。
そして、日本には祝儀、不祝儀という文化があり、水引や花結びなど、結び方ひとつにも意味があります。
「包む」ということに、これほどたくさんの意味や文化がある国は、日本ならではなのだそうです。
贈る相手のことを考え、見えないところにまで心を配る。
そこには、日本人らしい心遣いや丁寧さが表れているように思います。
改めて考えると、
あー、日本って本当に素晴らしい国。
そして昨日、久しぶりにラッピングをしながら、
「やっぱり私、ラッピングが好きだな」と思いました。
忘れてしまったことにショックを受けながらも、逆に、昔大好きだったものをもう一度思い出させてもらったような気もします。
ということで……
来月あたり、久しぶりにラッピング講座をやろうかな?
なんて、ただいま妄想しております😊
サビてしまった感覚も、また使えば戻ってくるはず。

好きだったことは、やっぱり好き。
そんなことを思った、秋の一日でした。
皆さんは、ラッピングの思い出ってありますか?